JPH046512Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH046512Y2 JPH046512Y2 JP5144382U JP5144382U JPH046512Y2 JP H046512 Y2 JPH046512 Y2 JP H046512Y2 JP 5144382 U JP5144382 U JP 5144382U JP 5144382 U JP5144382 U JP 5144382U JP H046512 Y2 JPH046512 Y2 JP H046512Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front gate
- case
- mounting structure
- gate
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 2
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 2
- 241000251169 Alopias vulpinus Species 0.000 description 1
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
- Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンバインの先頭部に設けるフロン
トゲートの取付構造に係り、特に引起しケースの
保守点検を能率良く行いうるようになした取付構
造に関するものである。
トゲートの取付構造に係り、特に引起しケースの
保守点検を能率良く行いうるようになした取付構
造に関するものである。
第1図は、従来のコンバインを斜め前方から見
た斜視図であり、かかるコンバインは、クローラ
1によつて圃場を走行しつつ、前側に設けた刈取
部2によつて植立穀稈を刈取り、刈取つた穀稈を
刈取部前面の引起しケース3の下部後方より斜め
上方に配置した搬送チエーンによつて斜め上方へ
搬送し、籾タンク4の後方に設けた扱室へ穂先を
挿入して脱穀するものである。引起しケース3
は、倒れた穀稈を引起すための引起しタインを収
納するものであり、従来その上部には作業灯5等
を有するフロントゲート6が取付けられている。
フロントゲート6の後部には、搬送チエーン等に
脱穀時に生じる塵埃等がかからないようにする防
塵カバー7が取付けられている。
た斜視図であり、かかるコンバインは、クローラ
1によつて圃場を走行しつつ、前側に設けた刈取
部2によつて植立穀稈を刈取り、刈取つた穀稈を
刈取部前面の引起しケース3の下部後方より斜め
上方に配置した搬送チエーンによつて斜め上方へ
搬送し、籾タンク4の後方に設けた扱室へ穂先を
挿入して脱穀するものである。引起しケース3
は、倒れた穀稈を引起すための引起しタインを収
納するものであり、従来その上部には作業灯5等
を有するフロントゲート6が取付けられている。
フロントゲート6の後部には、搬送チエーン等に
脱穀時に生じる塵埃等がかからないようにする防
塵カバー7が取付けられている。
従つてこのようなフロントゲート6が引起しケ
ース3に固設されている従来のコンバインでは、
引起しケース内の保守、点検を行う場合に、その
都度ボルト等を緩めてフロントゲート6を取り外
す煩雑な作業が必要で、能率が悪かつた。
ース3に固設されている従来のコンバインでは、
引起しケース内の保守、点検を行う場合に、その
都度ボルト等を緩めてフロントゲート6を取り外
す煩雑な作業が必要で、能率が悪かつた。
従つて本考案は、かかる点に改良を加えたもの
で、引起しケース内の保守点検作業能率向上を図
つたフロントゲートの取付構造を提供するもので
ある。
で、引起しケース内の保守点検作業能率向上を図
つたフロントゲートの取付構造を提供するもので
ある。
続いて添付した図面を参照して、本考案を具体
化した実施例につき詳しく説明する。
化した実施例につき詳しく説明する。
ここに第2図は、本考案の一実施例であるフロ
ントゲート取付構造全体の概略を示す側面図、第
3図は、同フロントゲートの内部構造を示す側断
面図、第4図は、防塵カバーの補強に用いる骨材
の斜視図、第5図は、フロントゲートを回動させ
た状態を示す斜視図、第6図は他の実施例に係る
取付装置の側面図である。
ントゲート取付構造全体の概略を示す側面図、第
3図は、同フロントゲートの内部構造を示す側断
面図、第4図は、防塵カバーの補強に用いる骨材
の斜視図、第5図は、フロントゲートを回動させ
た状態を示す斜視図、第6図は他の実施例に係る
取付装置の側面図である。
第2図に示したのは、分草体10を有する分草
杆11、引起しケース12、その他たて搬送チエ
ーン等を有する刈取部13が支点14を中心に回
動することによつて、刈取部全体を地表高さに沿
つて昇降する場合の側面図である。ここに15は
脱穀カバー等の機台固定部であり、この機台固定
部15前端上面に設けた支点16を中心として回
動自在の防塵カバー17(フロントゲート支持部
材の一種)は、外部から搬送装置の状態を観察し
うるように透明樹脂製で、第4図に示すように略
四角枠状の骨材18によつて補強されており、そ
の先端に回動可能のフロントゲート19を取付け
ている。従つてこのフロントゲート19は、通常
は図のように引起しケース12の上端に冠せられ
ているが、必要に応じて矢印20方向へ開けて、
引起しケース内の補修等を行うことができる。こ
の場合、防塵カバーがフロントゲート支持部材に
該当し、防塵カバーの開閉に連動してフロントゲ
ートが開閉するので、搬送チエーン部及び引起し
ケース上部のメンテナンスが非常に楽に行いうる
ようになつた。このフロントゲート19の内部に
は、第3図に示すように支点14を中心とする円
弧状のガイド板21を有しており、引起しケース
12の上端に回転自在に取付けたガイドローラ2
2が第2図及び第3図に示した通常の運転状態に
おいてこのガイド板21の内面に当接し、このガ
イドローラ22によつてフロントゲート19及び
防塵カバー17が支承されている。従つて刈取部
13全体と一緒に引起しケース12が支点14を
中心として揺動した場合には、ガイドローラ22
はガイド板21に沿つて回転しつつフロントゲー
ト19を支承するので、刈取部の昇降によつてフ
ロントゲートが上下動しても防塵カバーとフロン
トゲートとの位置関係は、ローラ22とガイド板
21で吸収される。なおガイド板21の曲率を適
宜に設定すれば刈取部を昇降しても防塵カバーは
ほとんど上下動しないようにできる。支点16に
おける防塵カバー17の取付状態は、第4図に示
す如く、前記骨材18の後端23の折曲部を継手
24,24によつて回動自在に機台側(脱穀装置
側)に枢着したものでも、又他の蝶番等を用いる
ことも可能である。
杆11、引起しケース12、その他たて搬送チエ
ーン等を有する刈取部13が支点14を中心に回
動することによつて、刈取部全体を地表高さに沿
つて昇降する場合の側面図である。ここに15は
脱穀カバー等の機台固定部であり、この機台固定
部15前端上面に設けた支点16を中心として回
動自在の防塵カバー17(フロントゲート支持部
材の一種)は、外部から搬送装置の状態を観察し
うるように透明樹脂製で、第4図に示すように略
四角枠状の骨材18によつて補強されており、そ
の先端に回動可能のフロントゲート19を取付け
ている。従つてこのフロントゲート19は、通常
は図のように引起しケース12の上端に冠せられ
ているが、必要に応じて矢印20方向へ開けて、
引起しケース内の補修等を行うことができる。こ
の場合、防塵カバーがフロントゲート支持部材に
該当し、防塵カバーの開閉に連動してフロントゲ
ートが開閉するので、搬送チエーン部及び引起し
ケース上部のメンテナンスが非常に楽に行いうる
ようになつた。このフロントゲート19の内部に
は、第3図に示すように支点14を中心とする円
弧状のガイド板21を有しており、引起しケース
12の上端に回転自在に取付けたガイドローラ2
2が第2図及び第3図に示した通常の運転状態に
おいてこのガイド板21の内面に当接し、このガ
イドローラ22によつてフロントゲート19及び
防塵カバー17が支承されている。従つて刈取部
13全体と一緒に引起しケース12が支点14を
中心として揺動した場合には、ガイドローラ22
はガイド板21に沿つて回転しつつフロントゲー
ト19を支承するので、刈取部の昇降によつてフ
ロントゲートが上下動しても防塵カバーとフロン
トゲートとの位置関係は、ローラ22とガイド板
21で吸収される。なおガイド板21の曲率を適
宜に設定すれば刈取部を昇降しても防塵カバーは
ほとんど上下動しないようにできる。支点16に
おける防塵カバー17の取付状態は、第4図に示
す如く、前記骨材18の後端23の折曲部を継手
24,24によつて回動自在に機台側(脱穀装置
側)に枢着したものでも、又他の蝶番等を用いる
ことも可能である。
フロントゲート19には、第4図示の如く骨材
18の前端25が貫通し、フロントゲートがこの
前端25まわりの回動時に防塵カバー17と干渉
しないように防塵カバー17の前端に切欠部26
が形成されており、骨材18の側端27,27に
溶接されたブラケツト28に設けた孔に挿入した
ボルト29をフロントゲート19の側面30に螺
着することによつてフロントゲート19の前端2
5を中心とするまわり止めが行われている。かか
るまわり止めはボルト29のかわりにピンを差し
込むことによつても、又フロントゲート側面30
に凹凸を形成して、この凹凸と骨材側端27,2
7との干渉による摩擦力によつて行つてもよい。
18の前端25が貫通し、フロントゲートがこの
前端25まわりの回動時に防塵カバー17と干渉
しないように防塵カバー17の前端に切欠部26
が形成されており、骨材18の側端27,27に
溶接されたブラケツト28に設けた孔に挿入した
ボルト29をフロントゲート19の側面30に螺
着することによつてフロントゲート19の前端2
5を中心とするまわり止めが行われている。かか
るまわり止めはボルト29のかわりにピンを差し
込むことによつても、又フロントゲート側面30
に凹凸を形成して、この凹凸と骨材側端27,2
7との干渉による摩擦力によつて行つてもよい。
このようにフロントゲート19は適時回動可能
であるから、フロントゲート19に作業灯が組み
込まれたコンバインでは、第5図に示したよう
に、前面の作業灯31を下方の引起しケース12
の方へ向くように回動して引起しケース上端のガ
イドローラ22にもたせかければ、夜間の修理作
業時等にも便利であり、また適宜の回動位置で保
持できるようにしておけば、夜間作業時に扱口、
引起部、更には搬送部等を照らすことも可能であ
る。従つてフロントゲートの回動位置は多段階に
保持できるようにしておくことが望ましく、また
必要に応じて作業灯のみを回動しうるようにして
もよい。
であるから、フロントゲート19に作業灯が組み
込まれたコンバインでは、第5図に示したよう
に、前面の作業灯31を下方の引起しケース12
の方へ向くように回動して引起しケース上端のガ
イドローラ22にもたせかければ、夜間の修理作
業時等にも便利であり、また適宜の回動位置で保
持できるようにしておけば、夜間作業時に扱口、
引起部、更には搬送部等を照らすことも可能であ
る。従つてフロントゲートの回動位置は多段階に
保持できるようにしておくことが望ましく、また
必要に応じて作業灯のみを回動しうるようにして
もよい。
第6図に示したのは、引起しケース12に一端
を枢支されたフロントゲート支持部材の一種であ
る回動アーム31′の先端にフロントゲート19
を回動自在に取り付けた場合であり、回動アーム
31を矢印32の方向へ回動させた後、フロント
ゲート19を矢印33の方向へ反転させて実線で
示す19′の状態にすれば、作業灯31が後方を
照らすので搬送部や脱穀部の保全作業等に便利で
ある。
を枢支されたフロントゲート支持部材の一種であ
る回動アーム31′の先端にフロントゲート19
を回動自在に取り付けた場合であり、回動アーム
31を矢印32の方向へ回動させた後、フロント
ゲート19を矢印33の方向へ反転させて実線で
示す19′の状態にすれば、作業灯31が後方を
照らすので搬送部や脱穀部の保全作業等に便利で
ある。
本考案は以上述べた如く、操縦部前方に設けた
刈取部に取付けた引起しケースの上部を覆うフロ
ントゲートの取付構造であつて、脱穀カバー又は
引起しケースに一端を枢支連結したフロントゲー
ト支持部材の他端にフロントゲートを回動自在に
取付けたことを特徴とするコンバイン用フロント
ゲートの取付構造であるから、簡単にフロントゲ
ートを開いて引起しケース上部を露出させること
ができるので、引起しケース部の保守作業が容易
に行えるようになつた。
刈取部に取付けた引起しケースの上部を覆うフロ
ントゲートの取付構造であつて、脱穀カバー又は
引起しケースに一端を枢支連結したフロントゲー
ト支持部材の他端にフロントゲートを回動自在に
取付けたことを特徴とするコンバイン用フロント
ゲートの取付構造であるから、簡単にフロントゲ
ートを開いて引起しケース上部を露出させること
ができるので、引起しケース部の保守作業が容易
に行えるようになつた。
第1図は、従来の大型コンバインの斜視図、第
2図は、本考案の一実施例であるフロントゲート
取付構造全体の概略を示す側面図、第3図は、同
フロントゲートの内部構造を示す側断面図、第4
図は、防塵カバーの補強に用いる骨材の斜視図、
第5図は、フロントゲートを回動させた状態を示
す斜視図、第6図は、他の実施例に係る取付構造
の側面図である。 符号の説明、13……刈取部、12……引起し
ケース、19′19……フロントゲート、15…
…機台固定部、17……防塵カバー(支持部材)、
18……骨材、22……ガイドローラ、21……
ガイド板、31……作業灯、31′……回動アー
ム(支持部材)。
2図は、本考案の一実施例であるフロントゲート
取付構造全体の概略を示す側面図、第3図は、同
フロントゲートの内部構造を示す側断面図、第4
図は、防塵カバーの補強に用いる骨材の斜視図、
第5図は、フロントゲートを回動させた状態を示
す斜視図、第6図は、他の実施例に係る取付構造
の側面図である。 符号の説明、13……刈取部、12……引起し
ケース、19′19……フロントゲート、15…
…機台固定部、17……防塵カバー(支持部材)、
18……骨材、22……ガイドローラ、21……
ガイド板、31……作業灯、31′……回動アー
ム(支持部材)。
Claims (1)
- 操縦部前方に設けた刈取部に取付けた引起しケ
ースの上部を覆うフロントゲートの取付構造であ
つて、脱穀カバー又は引起しケースに一端を枢支
連結したフロントゲート支持部材の他端にフロン
トゲートを回動自在に取付けたことを特徴とする
コンバイン用フロントゲートの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5144382U JPS58152845U (ja) | 1982-04-08 | 1982-04-08 | コンバイン用フロントゲ−トの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5144382U JPS58152845U (ja) | 1982-04-08 | 1982-04-08 | コンバイン用フロントゲ−トの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58152845U JPS58152845U (ja) | 1983-10-13 |
JPH046512Y2 true JPH046512Y2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=30062157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5144382U Granted JPS58152845U (ja) | 1982-04-08 | 1982-04-08 | コンバイン用フロントゲ−トの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58152845U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4575715B2 (ja) * | 2004-06-04 | 2010-11-04 | 三菱農機株式会社 | コンバイン |
-
1982
- 1982-04-08 JP JP5144382U patent/JPS58152845U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58152845U (ja) | 1983-10-13 |
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