JPH019380Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019380Y2 JPH019380Y2 JP1981079478U JP7947881U JPH019380Y2 JP H019380 Y2 JPH019380 Y2 JP H019380Y2 JP 1981079478 U JP1981079478 U JP 1981079478U JP 7947881 U JP7947881 U JP 7947881U JP H019380 Y2 JPH019380 Y2 JP H019380Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tine
- cases
- lifting
- raising
- tines
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、刈取装置の搬送，引起しタイン構
造に関するものである。
造に関するものである。
従来、コンバイン等の刈取装置における搬送、
引起しタインは、基部を回動チエーンに連設され
て、左右ケース内の摺動すべく構成されている
が、タイン基端の起立案内部両側面と、左右ケー
ス内側面との間には間隙があるため、タインの摺
動時に騒音を発生し、また塵埃等の侵入があり、
製作上においてもこの間隙を少くすることは、ケ
ースの組立とタインの製作寸法との関係で困難で
あり、騒音発生の原因を除去することができなか
つた。
引起しタインは、基部を回動チエーンに連設され
て、左右ケース内の摺動すべく構成されている
が、タイン基端の起立案内部両側面と、左右ケー
ス内側面との間には間隙があるため、タインの摺
動時に騒音を発生し、また塵埃等の侵入があり、
製作上においてもこの間隙を少くすることは、ケ
ースの組立とタインの製作寸法との関係で困難で
あり、騒音発生の原因を除去することができなか
つた。
この考案では、刈取装置の搬送、引起しタイン
の起立案内両面に突出部を形成して、タインケー
ス内側面に密着してタイン摺動時の騒音発生を可
及的少くすることのできる刈取装置の搬送、引起
しタイン構造を提供せんとするものである。
の起立案内両面に突出部を形成して、タインケー
ス内側面に密着してタイン摺動時の騒音発生を可
及的少くすることのできる刈取装置の搬送、引起
しタイン構造を提供せんとするものである。
この考案の実施例を図面にもとづき詳説すれ
ば、Ａは刈取装置に設けられた搬送，引起しタイ
ンの摺動構造部分であり、上下部に設けたスプロ
ケツトに懸架したチエーン１に、ブラケツト２を
介して搬送、引起しタイン３を回動自在に枢支４
している。
ば、Ａは刈取装置に設けられた搬送，引起しタイ
ンの摺動構造部分であり、上下部に設けたスプロ
ケツトに懸架したチエーン１に、ブラケツト２を
介して搬送、引起しタイン３を回動自在に枢支４
している。
同タイン３は、基部に起立案内部５を設けてお
り、同起立案内部５はチエーン１に沿つて一定個
所に設けたタインガイド６に当接することによつ
て同タイン３をタインガイド６上に起立せしめ、
左右のタインケース７，７′から突出状態とし、
穀稈の搬送，引起し作業を行うものである。
り、同起立案内部５はチエーン１に沿つて一定個
所に設けたタインガイド６に当接することによつ
て同タイン３をタインガイド６上に起立せしめ、
左右のタインケース７，７′から突出状態とし、
穀稈の搬送，引起し作業を行うものである。
タインガイド６は、ボルト９によつてタインケ
ース７，７′の一方に固設されている。
ース７，７′の一方に固設されている。
タインガイド６のない個所では、同タイン３は
枢支部４を中心に下方に傾倒してタインケース
７，７′中に収納状態となるものである。
枢支部４を中心に下方に傾倒してタインケース
７，７′中に収納状態となるものである。
搬送，引起しタイン３の起立案内部５の両側面
５−１，５−２は、同タインの摺動時には、左右
のタインケース７，７′の内側面に沿つてガイド
されていくことになり、同起立案内部の両側面５
−１，５−２には突出部ａをそれぞれ突設してい
る。
５−１，５−２は、同タインの摺動時には、左右
のタインケース７，７′の内側面に沿つてガイド
されていくことになり、同起立案内部の両側面５
−１，５−２には突出部ａをそれぞれ突設してい
る。
同突出部ａの形状としては、第３図〜第６図に
示すように、第３図の突出縁の場合、第４図のピ
ン状突出部の場合、第５図、第６図の傾斜状突出
部の場合等がありうる。
示すように、第３図の突出縁の場合、第４図のピ
ン状突出部の場合、第５図、第６図の傾斜状突出
部の場合等がありうる。
そしてかかる突出部ａの最大肉厚部分は、起立
案内部５の両側面５−１，５−２と左右のタイン
ケース７，７′との間の間隙Ｓよりやゝ大か同一
の厚みとしており、常に突出部ａの一部は左右の
タインケース７，７′の内側面に密着状態で摺動
すべく構成されている。
案内部５の両側面５−１，５−２と左右のタイン
ケース７，７′との間の間隙Ｓよりやゝ大か同一
の厚みとしており、常に突出部ａの一部は左右の
タインケース７，７′の内側面に密着状態で摺動
すべく構成されている。
なお、突出部ａは材質を合成樹脂製としている
ため、左右のタインケース７，７の内側面とはな
じみやすく摺動に支障がない状態とすることがで
き、また突出部ａの一部が間隙Ｓよりやゝ大であ
つても素材特性により同タイン３の摺動には支障
とならないものである。
ため、左右のタインケース７，７の内側面とはな
じみやすく摺動に支障がない状態とすることがで
き、また突出部ａの一部が間隙Ｓよりやゝ大であ
つても素材特性により同タイン３の摺動には支障
とならないものである。
搬送，引起しタイン３は、先細状で中空とし、
底部は開口した形状に構成しており、同中空部分
には、補強リブｂを設け、同リブ下端はタインの
底部開口部に位置しているものであり、とくに下
端先端部分は薄状にして弾性を保持せしめて当接
部b′を形成し、同タイン３がタインガイド６から
離脱して枢支部４を中心に回動して傾倒する場
合、チエーン１に当つても衝激音を緩和するよう
に構成している。
底部は開口した形状に構成しており、同中空部分
には、補強リブｂを設け、同リブ下端はタインの
底部開口部に位置しているものであり、とくに下
端先端部分は薄状にして弾性を保持せしめて当接
部b′を形成し、同タイン３がタインガイド６から
離脱して枢支部４を中心に回動して傾倒する場
合、チエーン１に当つても衝激音を緩和するよう
に構成している。
図中Ｃはコンバインであり、同コンバインの前
部には刈取装置Ｂが設けられ、搬送，引起しタイ
ンの摺動構造部分Ａは、刈取装置Ｂの引起し作動
部分に位置している。
部には刈取装置Ｂが設けられ、搬送，引起しタイ
ンの摺動構造部分Ａは、刈取装置Ｂの引起し作動
部分に位置している。
この考案の実施例は上記のように構成されてい
るものであり、搬送，引起しタイン３をチエーン
１により回動せしめる際、同タイン３の起立案内
部５の両側面５−１，２は、タインケース７，
７′の内側面に当接しながら摺動するが、突出部
ａがその最先端部分でタインケース７，７′内側
面に密着に当接し、起立案内部５とタインケース
７，７′との間にガタ生起のための間隙を形成し
ないことになり、騒音の発生を少くするものであ
る。
るものであり、搬送，引起しタイン３をチエーン
１により回動せしめる際、同タイン３の起立案内
部５の両側面５−１，２は、タインケース７，
７′の内側面に当接しながら摺動するが、突出部
ａがその最先端部分でタインケース７，７′内側
面に密着に当接し、起立案内部５とタインケース
７，７′との間にガタ生起のための間隙を形成し
ないことになり、騒音の発生を少くするものであ
る。
この考案によれば、搬送，引起しタインの基部
に設けた起立案内部両側面に突出部を形成し、タ
インケース内側面と密着して摺動することになる
ため、騒音の発生の原因となるクリアランスがな
くなり、騒音をできるだけ少くすることができる
効果がある。
に設けた起立案内部両側面に突出部を形成し、タ
インケース内側面と密着して摺動することになる
ため、騒音の発生の原因となるクリアランスがな
くなり、騒音をできるだけ少くすることができる
効果がある。
第１図は本案構造の側面図、第２図は第１図
−線の断面図、第３図〜第６図は本案構造の突
出部の他の実施例、第７図は本案構造の要部の断
面図、第８図は本案構造のコンバインの正面図。 ａ……突出部、３……搬送、引起しタイン、５
……起立案内部、７，７′……タインケース。
−線の断面図、第３図〜第６図は本案構造の突
出部の他の実施例、第７図は本案構造の要部の断
面図、第８図は本案構造のコンバインの正面図。 ａ……突出部、３……搬送、引起しタイン、５
……起立案内部、７，７′……タインケース。
Claims (1)
- 刈取装置の左右タインケース７，７′間に配設
したチエーン１に、搬送，引起しタイン３の基部
に設けた起立案内部５を起倒自在に枢支し、同起
立案内部５の左右側面５−１，５−２と左右タイ
ンケース７，７′の内側面との間に、それぞれ間
隙Ｓ，Ｓを形成すると共に、起立案内部５の左右
側面５−１，５−２よりそれぞれ左右タインケー
ス７，７′の内側面に向けて突出部ａ，ａを突出
させ、各突出部ａ，ａの先端を左右タインケース
７，７′の内側面に当接させてなる刈取装置の搬
送，引起しタイン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981079478U JPH019380Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981079478U JPH019380Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57192128U JPS57192128U (ja) | 1982-12-06 |
| JPH019380Y2 true JPH019380Y2 (ja) | 1989-03-15 |
Family
ID=29875074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981079478U Expired JPH019380Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH019380Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4537729B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2010-09-08 | 株式会社クボタ | 収穫機の係止搬送装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5412527U (ja) * | 1977-06-27 | 1979-01-26 |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP1981079478U patent/JPH019380Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5412527U (ja) * | 1977-06-27 | 1979-01-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57192128U (ja) | 1982-12-06 |
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