JPS5926819Y2 - コンバインの搬送チエ−ン装置 - Google Patents
コンバインの搬送チエ−ン装置Info
- Publication number
- JPS5926819Y2 JPS5926819Y2 JP10908777U JP10908777U JPS5926819Y2 JP S5926819 Y2 JPS5926819 Y2 JP S5926819Y2 JP 10908777 U JP10908777 U JP 10908777U JP 10908777 U JP10908777 U JP 10908777U JP S5926819 Y2 JPS5926819 Y2 JP S5926819Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- conveyor chain
- plate
- chain device
- inner plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンバインにおいて刈取られた作物の殻稈を順
次搬送する搬送チェーン装置に係り、特に交互に配置し
て連続的につなげられる内、外のチェーンプレートを改
良したものに関する。
次搬送する搬送チェーン装置に係り、特に交互に配置し
て連続的につなげられる内、外のチェーンプレートを改
良したものに関する。
従来か＼る搬送チェーン装置は第１図のように、中央に
突起１を有する外プレート２と、同じように突起３を有
すると共に板厚、形状が全く同一に形成された内プレー
ト４が交互に配置され且つピン５により連続的につなが
れてエンドレスに構成されている。
突起１を有する外プレート２と、同じように突起３を有
すると共に板厚、形状が全く同一に形成された内プレー
ト４が交互に配置され且つピン５により連続的につなが
れてエンドレスに構成されている。
そのためスプロケット６に引掛けて適宜折曲りながら回
るような箇所においては、それらのプレート２，４が回
転円ａを直線的に横切るようになるのでその部分の突起
１．３の位置すが直線移動する部分の突起１．３の位置
Ｃに対して差ｄだけ低くなることとなる。
るような箇所においては、それらのプレート２，４が回
転円ａを直線的に横切るようになるのでその部分の突起
１．３の位置すが直線移動する部分の突起１．３の位置
Ｃに対して差ｄだけ低くなることとなる。
一方、搬送チェーン装置においてその掻込み性能は種々
の要素により決定されるが、ピン５の移動軌跡とプレー
ト２゜４の突起１，３先端部の移動軌跡との間隔は、い
わば突起１，３の有効高さとして上記掻込み性能に影響
を与える要素の一つであり、上述したような有効高さの
減少は、全体として掻込み性能を低下をもたらす要因と
なる。
の要素により決定されるが、ピン５の移動軌跡とプレー
ト２゜４の突起１，３先端部の移動軌跡との間隔は、い
わば突起１，３の有効高さとして上記掻込み性能に影響
を与える要素の一つであり、上述したような有効高さの
減少は、全体として掻込み性能を低下をもたらす要因と
なる。
また一般にチェーン装置に作用する張力はあまり大きく
ないのにもか瓦わらず内、外のプレート２，４が同一の
強度を有するように形成されているので材料的に無駄が
あり、ピン５に両プレート２．４が共に回動自在に支承
されているので、騒音やガタが生じ易く、且つ摩耗によ
る延びも太き（なる。
ないのにもか瓦わらず内、外のプレート２，４が同一の
強度を有するように形成されているので材料的に無駄が
あり、ピン５に両プレート２．４が共に回動自在に支承
されているので、騒音やガタが生じ易く、且つ摩耗によ
る延びも太き（なる。
本考案はこのような不具合を解消することを目的とし、
大きい張力が作用しない点を考慮して外プレートを内プ
レートより薄くし且つピンに一体的に結合し、更に内プ
レート側のピンに支承される両端の部分にそれぞれ突起
を設けて回転部における突起位置の低下を防ぐようにし
たコンバインの搬送チェーン装置を提供するものである
。
大きい張力が作用しない点を考慮して外プレートを内プ
レートより薄くし且つピンに一体的に結合し、更に内プ
レート側のピンに支承される両端の部分にそれぞれ突起
を設けて回転部における突起位置の低下を防ぐようにし
たコンバインの搬送チェーン装置を提供するものである
。
以下に本考案を図面の実施例により具体的に説明すると
、第２図において本考案が適用されるコンバインは例え
ばゴムクローラの走行装置７を有する機体８の前端に刈
取部９が設けられ、刈取部９の後ろに上部搬送チェーン
１０、横搬送チェーン１１、下部搬送チェーン１２、下
部横搬送チェーン１３、縦搬送チェーン１４等を有する
搬送装置１５が設けられる。
、第２図において本考案が適用されるコンバインは例え
ばゴムクローラの走行装置７を有する機体８の前端に刈
取部９が設けられ、刈取部９の後ろに上部搬送チェーン
１０、横搬送チェーン１１、下部搬送チェーン１２、下
部横搬送チェーン１３、縦搬送チェーン１４等を有する
搬送装置１５が設けられる。
また搬送装置１５の後ろには脱穀部１６が設けられてそ
の側方にフィードチェーン１７が装着され、脱穀部１６
の彼方に図示しない排ワラチェーンを介してカッター装
置１８が設けられている。
の側方にフィードチェーン１７が装着され、脱穀部１６
の彼方に図示しない排ワラチェーンを介してカッター装
置１８が設けられている。
そこで本考案はこのようなチェーン１０ないし１４．１
７等に適用されるもので、第３図と第４図の実施例によ
り説明すると、外プレート１９が板厚を薄くし焼入等の
処理を施すこと無く更に例等突起物のない真直ぐな板状
に形成される。
７等に適用されるもので、第３図と第４図の実施例によ
り説明すると、外プレート１９が板厚を薄くし焼入等の
処理を施すこと無く更に例等突起物のない真直ぐな板状
に形成される。
これに対して内プレート２０は従来と同様に板厚が比較
的厚く機械的強度を増すように焼入等の処理が施され、
更に両端の部分２０ａ 、２０ｂの一方の側にそれぞれ
山形の突起２１ａ 、２１ｂが設けられて成る。
的厚く機械的強度を増すように焼入等の処理が施され、
更に両端の部分２０ａ 、２０ｂの一方の側にそれぞれ
山形の突起２１ａ 、２１ｂが設けられて成る。
そして外プレート１９はピン２２に回動しないように一
体的に結合され、内プレート２０は部分２０ａ 、２０
ｂにおいてピン２２に回動自在に支承され、内プレート
２０の内側にｏ −ラ２３がピン２２に嵌合した状態で
内プレート２０を位置決めすべく接着されている。
体的に結合され、内プレート２０は部分２０ａ 、２０
ｂにおいてピン２２に回動自在に支承され、内プレート
２０の内側にｏ −ラ２３がピン２２に嵌合した状態で
内プレート２０を位置決めすべく接着されている。
かくして殻稈の搬送は堅牢に形成された内プレート２０
の突起２１ａ、２１ｂで行われて、外プレート１９はピ
ン２２と共に内プレート２０どうじを単に連結するにす
ぎなくなる。
の突起２１ａ、２１ｂで行われて、外プレート１９はピ
ン２２と共に内プレート２０どうじを単に連結するにす
ぎなくなる。
またスプロケ７）に引掛って回転するような部分におい
ては、突起２１ａ 、２１ｂを有する内プレート２００
両端の部分２０ａ 、２０ｂが常に回転円上に位置する
ので、その突起２１ａ、２１ｂの位置は低くなることな
く直線移動する部分と同一の高さ位置に保持される。
ては、突起２１ａ 、２１ｂを有する内プレート２００
両端の部分２０ａ 、２０ｂが常に回転円上に位置する
ので、その突起２１ａ、２１ｂの位置は低くなることな
く直線移動する部分と同一の高さ位置に保持される。
このように本考案によるコンバインの搬送チェーン装置
によると、外プレート１９の板厚が薄くされてその分だ
け重量が軽減され、材料の節約にもなる。
によると、外プレート１９の板厚が薄くされてその分だ
け重量が軽減され、材料の節約にもなる。
また突起２１ａ、２１ｂの高さ位置が変わらなくなるの
で掻込み性能が低下することなく、かつ外プレート１９
の方はピン２２に一体的に結合され内プレート２０のみ
がピン２２に回動自在に支承されるので、延びや騒音、
ガタの発生が少なくなる。
で掻込み性能が低下することなく、かつ外プレート１９
の方はピン２２に一体的に結合され内プレート２０のみ
がピン２２に回動自在に支承されるので、延びや騒音、
ガタの発生が少なくなる。
第１図は従来のコンバインの搬送チェーン装置を示す側
面図、第２図は本考案が適用されるコンバインの一例を
示す斜視図、第３図と第４図は本考案によるコンバイン
の搬送チェーン装置の一実施例を示す側面図と断面図で
ある。 １．３．２１ａ 、２１ｂ−−突起、２，１９−・・・
・・外プレート、４，２０・・・・・・内プレート、５
゜２２・・・・・・ピン、６・・・・・・スプロケフト
、７・・・・・・走行装置、８・・・・・・機体、９・
・・・・・刈取部、１０ないし１４．１７・・・・・・
チェーン、１５・・・・・・搬送装置、１６・・・・・
・脱穀部、１８・・・・・・カンタ−装置、２０ａ。 ２０ｂ・・・・・・部分、２３・・・・・・ローラ。
面図、第２図は本考案が適用されるコンバインの一例を
示す斜視図、第３図と第４図は本考案によるコンバイン
の搬送チェーン装置の一実施例を示す側面図と断面図で
ある。 １．３．２１ａ 、２１ｂ−−突起、２，１９−・・・
・・外プレート、４，２０・・・・・・内プレート、５
゜２２・・・・・・ピン、６・・・・・・スプロケフト
、７・・・・・・走行装置、８・・・・・・機体、９・
・・・・・刈取部、１０ないし１４．１７・・・・・・
チェーン、１５・・・・・・搬送装置、１６・・・・・
・脱穀部、１８・・・・・・カンタ−装置、２０ａ。 ２０ｂ・・・・・・部分、２３・・・・・・ローラ。
Claims (1)
- 外プレートと内プレートが交互に配置され且つピンによ
り連続的につなげられるものにおいて、前記外プレート
が前記内プレートより薄くされて前記ピンに一体的に結
合され、前記内プレートの前記ピンに回動自在に支承さ
れる両端の部分にそれぞれ、殻稈を引掛けて搬送させる
突起が設けられて威るコンバインの搬送チェーン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10908777U JPS5926819Y2 (ja) | 1977-08-17 | 1977-08-17 | コンバインの搬送チエ−ン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10908777U JPS5926819Y2 (ja) | 1977-08-17 | 1977-08-17 | コンバインの搬送チエ−ン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5437434U JPS5437434U (ja) | 1979-03-12 |
| JPS5926819Y2 true JPS5926819Y2 (ja) | 1984-08-03 |
Family
ID=29054723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10908777U Expired JPS5926819Y2 (ja) | 1977-08-17 | 1977-08-17 | コンバインの搬送チエ−ン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926819Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-17 JP JP10908777U patent/JPS5926819Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5437434U (ja) | 1979-03-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5926819Y2 (ja) | コンバインの搬送チエ−ン装置 | |
| JPH0372245B2 (ja) | ||
| JPH0335072Y2 (ja) | ||
| JPH10119834A (ja) | 走行クローラガイド | |
| JPH0528987Y2 (ja) | ||
| JPH0312624Y2 (ja) | ||
| JPS602741Y2 (ja) | コンバインの穀稈搬送装置 | |
| JPH0530601Y2 (ja) | ||
| JPH0442223Y2 (ja) | ||
| JPH0350673Y2 (ja) | ||
| JPH0432038Y2 (ja) | ||
| JPS5929455Y2 (ja) | 刈取穀稈の穂先搬送装置 | |
| JP2528413Y2 (ja) | 全稈投入型コンバインの穀稈搬送装置 | |
| JPS6243934Y2 (ja) | ||
| JP2508824Y2 (ja) | 汎用コンバインの扱胴構造 | |
| JPS591004Y2 (ja) | 移動農機における走行装置 | |
| JPS60758Y2 (ja) | 穀稈搬送装置 | |
| JPS6142339Y2 (ja) | ||
| JPS581134Y2 (ja) | 刈取機の引起し装置 | |
| JPS63129917A (ja) | 直流形コンバインにおけるフイ−ダ−ハウス | |
| JPH0142434Y2 (ja) | ||
| JPH038658Y2 (ja) | ||
| JPH0115304Y2 (ja) | ||
| JPS6142340Y2 (ja) | ||
| JPH0135639Y2 (ja) |