JPS5830431Y2 - コンバインの防塵板 - Google Patents
コンバインの防塵板Info
- Publication number
- JPS5830431Y2 JPS5830431Y2 JP3474977U JP3474977U JPS5830431Y2 JP S5830431 Y2 JPS5830431 Y2 JP S5830431Y2 JP 3474977 U JP3474977 U JP 3474977U JP 3474977 U JP3474977 U JP 3474977U JP S5830431 Y2 JPS5830431 Y2 JP S5830431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- dustproof plate
- chain
- free end
- combine harvester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は脱穀部入口の防塵と、手扱きの際の稲置台とに
兼用されるコンバインの防塵板に関する。
兼用されるコンバインの防塵板に関する。
コンバインの脱穀作業は刈取り部で刈取られた殻稈を搬
送装置によって脱穀部へ搬送し、扱き室内で回転する扱
き胴により脱穀を行うものである。
送装置によって脱穀部へ搬送し、扱き室内で回転する扱
き胴により脱穀を行うものである。
そしてこの脱穀作業においては、脱穀により発生したわ
ら屑や塵埃が扱き室内の風圧によって扱き室入口の殻稈
供給口から機外へ飛散することが多い。
ら屑や塵埃が扱き室内の風圧によって扱き室入口の殻稈
供給口から機外へ飛散することが多い。
ところがとの殻稈供給口の近傍には機台の走行装置およ
び作業部に対する操作部が配置されており、また操作部
の側方には運転席が設けられている。
び作業部に対する操作部が配置されており、また操作部
の側方には運転席が設けられている。
このため従来においてはこの塵埃等が操作部や運転者に
掛かるので、操作部の保全上問題があり、また運転者は
快適な作業ができず、衛生上においても有害であった。
掛かるので、操作部の保全上問題があり、また運転者は
快適な作業ができず、衛生上においても有害であった。
さらにまた脱穀作業により脱穀された穀粒が機外へ飛散
するので入口漏斗によって受止めるようになされている
が、この入口漏斗の上方にはカバーがないのでここから
穀粒が飛散してロスとなることが多かった。
するので入口漏斗によって受止めるようになされている
が、この入口漏斗の上方にはカバーがないのでここから
穀粒が飛散してロスとなることが多かった。
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、扱き室の
入口漏斗の上方であって挾扼チェーンカバーと操作部カ
バーとの間の空間部を被覆するごとく着脱自在に設けら
れ、塵埃や穀粒の飛散を防止して運転者の作業環境の向
上ならびに穀粒ロスの減少を計ると共に、これを外し反
転して差し変えることにより手扱きの際の稲置台として
も使用できるコンバインの防塵板を提供するものである
。
入口漏斗の上方であって挾扼チェーンカバーと操作部カ
バーとの間の空間部を被覆するごとく着脱自在に設けら
れ、塵埃や穀粒の飛散を防止して運転者の作業環境の向
上ならびに穀粒ロスの減少を計ると共に、これを外し反
転して差し変えることにより手扱きの際の稲置台として
も使用できるコンバインの防塵板を提供するものである
。
以下その構成等を図に示す実施例により詳細に説明する
。
。
第１図ないし第３図は本考案に係るコンバインの防塵板
を示し、第１図はこれを実施したコンバインの側面図、
第２図は防塵板の平面図および平面図のＡＡ断面図、第
３図は防塵板を装着したところを示す斜視図である。
を示し、第１図はこれを実施したコンバインの側面図、
第２図は防塵板の平面図および平面図のＡＡ断面図、第
３図は防塵板を装着したところを示す斜視図である。
図において引起し装置１により垂直状態に引起された殻
稈は刈り刃２によって刈り取られた後、穂先搬送装置３
および根元搬送装置４により脱穀部５へ搬送される。
稈は刈り刃２によって刈り取られた後、穂先搬送装置３
および根元搬送装置４により脱穀部５へ搬送される。
そして殻稈は脱穀部５においてその根元側を挾扼チェー
ン、６に挾持されて移送され、扱き室７内において回転
する扱き胴８によって脱穀される。
ン、６に挾持されて移送され、扱き室７内において回転
する扱き胴８によって脱穀される。
また挾扼チェーン６はその上方を全長にわたって挾扼チ
ェーンカバー９により被覆されている。
ェーンカバー９により被覆されている。
との挾扼チェーンカバー９に対して扱き室７０入ロ漏斗
上の空間部を隔てて対向して配設された操作部１０は、
機台の走行装置および刈取り脱穀等の作業部の運転を操
作するもので、操作部カバー１１によって被覆されてい
る。
上の空間部を隔てて対向して配設された操作部１０は、
機台の走行装置および刈取り脱穀等の作業部の運転を操
作するもので、操作部カバー１１によって被覆されてい
る。
そして各種の操作レバー１２がカバー１１から突出して
いる。
いる。
またこの操作部１０の側方には運転席１３が設けられて
いる。
いる。
そして前記挟握チェーンカバー９と操作部カバー１１と
の間の空間部を被覆するごとく設けられた防塵板１４は
、方形平板状に形成されてその上面は操作部カバー１１
の上面と概ね同一平面上に位置されている。
の間の空間部を被覆するごとく設けられた防塵板１４は
、方形平板状に形成されてその上面は操作部カバー１１
の上面と概ね同一平面上に位置されている。
そしてその前端は下方に向って概ね直角方向に屈曲され
、その下端の両側部は、挟握チェーンカバー９と操作部
カバー１１との前端部に支軸１５により着脱自在に軸着
されている。
、その下端の両側部は、挟握チェーンカバー９と操作部
カバー１１との前端部に支軸１５により着脱自在に軸着
されている。
またその前面部は殻稈の搬送を妨げないために切欠かれ
ている。
ている。
そして防塵板１４を支軸１５を緩めて離脱し、第２図の
鎖線位置および第３図すのごと（その自由端が前方へ水
平状に突出するごとく反転して取付ければ稲置台として
使用できる。
鎖線位置および第３図すのごと（その自由端が前方へ水
平状に突出するごとく反転して取付ければ稲置台として
使用できる。
すなわち収穫作業において、圃場の周囲等機械刈りので
きない箇所では枕刈りと称して手刈りが行われ、この手
刈りによる殻稈は手扱きによって脱穀されるが、前記稲
置台はこの手扱きの際に殻稈を置く台として使用される
。
きない箇所では枕刈りと称して手刈りが行われ、この手
刈りによる殻稈は手扱きによって脱穀されるが、前記稲
置台はこの手扱きの際に殻稈を置く台として使用される
。
１６はこの際防塵板１４の倒伏を規制するためのチェー
ンで、防塵板１４と扱き室７前端との間に張架されてい
る。
ンで、防塵板１４と扱き室７前端との間に張架されてい
る。
以上の説明により明らかなように本考案においてはコン
バインの扱き室の入口漏斗の上方において挟握チェーン
カバーと操作部カバーとの間の空間部を被覆するところ
の防塵板を設けることにより、脱穀作業によって発生し
て機外へ飛散せんとするわら屑や塵埃等はすべてこの防
塵板によって遮断されて扱き室内へ還元されるので、運
転者は塵埃を被ることなく快適な作業環境に置かれまた
衛生的である。
バインの扱き室の入口漏斗の上方において挟握チェーン
カバーと操作部カバーとの間の空間部を被覆するところ
の防塵板を設けることにより、脱穀作業によって発生し
て機外へ飛散せんとするわら屑や塵埃等はすべてこの防
塵板によって遮断されて扱き室内へ還元されるので、運
転者は塵埃を被ることなく快適な作業環境に置かれまた
衛生的である。
また脱穀された穀粒が機外へ飛散することがないので穀
粒のロスを減少することができる。
粒のロスを減少することができる。
さらにまた防塵板は容易に着脱が可能で、これを離脱反
転するときは手扱き作業における稲置台として使用でき
るのできわめて有効的である。
転するときは手扱き作業における稲置台として使用でき
るのできわめて有効的である。
第１図ないし第３図は本考案に係るコンバインの防塵板
を示し、第１図はこれを実施したコンバインの側面図、
第２図は防塵板の平面図および平面図のＡＡ断面図、第
３図は防塵板を装着したところを示す斜視図で図ａは防
塵板として使用したところを示し、図すは稲置台として
使用したところを示す図である。 ７・・・・・・扱き室、９・・・・・・挟握チェーンカ
バー、１１・・・・・・操作部カバー、１４・・・・・
・防塵板。
を示し、第１図はこれを実施したコンバインの側面図、
第２図は防塵板の平面図および平面図のＡＡ断面図、第
３図は防塵板を装着したところを示す斜視図で図ａは防
塵板として使用したところを示し、図すは稲置台として
使用したところを示す図である。 ７・・・・・・扱き室、９・・・・・・挟握チェーンカ
バー、１１・・・・・・操作部カバー、１４・・・・・
・防塵板。
Claims (1)
- 方形平板状に形成されてその一端の両側部を挾扼チェー
ンカバーの前端部と、との挾扼チェーンに対して入口漏
斗上の空間部を隔てて対向して位置された操作部カバー
の前端部とにそれぞれ着脱自在に軸着され、その自由端
を後方に向けて装着するときは前記空間部を被覆し、自
由端を前方に向けて装着するときは前記挾扼チェーンカ
バーと操作部カバーの前端より前方に向って水平状に突
出するごとく構成したことを特徴とするコンバインの防
塵板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3474977U JPS5830431Y2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | コンバインの防塵板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3474977U JPS5830431Y2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | コンバインの防塵板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53130172U JPS53130172U (ja) | 1978-10-16 |
| JPS5830431Y2 true JPS5830431Y2 (ja) | 1983-07-05 |
Family
ID=28892708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3474977U Expired JPS5830431Y2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | コンバインの防塵板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5830431Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-24 JP JP3474977U patent/JPS5830431Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53130172U (ja) | 1978-10-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11318173A (ja) | コンバインの防塵構成 | |
| JPS5830431Y2 (ja) | コンバインの防塵板 | |
| US3187491A (en) | Dust dispersal means | |
| JPS5942842Y2 (ja) | コンバインの防塵装置 | |
| JPS6033057Y2 (ja) | コンバインに於ける燃料タンクカバ− | |
| JPS5941949Y2 (ja) | コンバインに於ける穀稈搬送装置の防塵カバ− | |
| JPS5840834Y2 (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
| JPS6227084Y2 (ja) | ||
| JP2576702Y2 (ja) | 脱穀装置 | |
| JPS6144576Y2 (ja) | ||
| JPS6224423Y2 (ja) | ||
| JPS6010363Y2 (ja) | コンバインの穀稈搬送装置 | |
| JPH0331133Y2 (ja) | ||
| JPH0232021Y2 (ja) | ||
| JPH0623231Y2 (ja) | コンバインの刈取部前方処理装置 | |
| JPH05268822A (ja) | 脱穀装置 | |
| JP2571363Y2 (ja) | 脱穀部における刺さり粒回収装置 | |
| JPH0115329Y2 (ja) | ||
| JPH0339003Y2 (ja) | ||
| JPS5823219Y2 (ja) | コンバインにおける飛散穀粒戻し装置 | |
| JPH0626118Y2 (ja) | 脱穀装置 | |
| JP3513870B2 (ja) | コンバインの脱穀処理装置 | |
| JPS6030924Y2 (ja) | コンバイン | |
| JPS593699Y2 (ja) | 刈取機における防塵カバ−の支持構造 | |
| JPH0238588Y2 (ja) |