JP2513439Y2 - カバ―の開閉機構 - Google Patents

カバ―の開閉機構

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JP2513439Y2
JP2513439Y2 JP8447790U JP8447790U JP2513439Y2 JP 2513439 Y2 JP2513439 Y2 JP 2513439Y2 JP 8447790 U JP8447790 U JP 8447790U JP 8447790 U JP8447790 U JP 8447790U JP 2513439 Y2 JP2513439 Y2 JP 2513439Y2
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opening
reel
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浩二 森山
邦夫 土井
輝光 大家
博史 川渕
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は大型のエンジンカバー等におけるカバーの開
閉機構に関する。
(ロ)従来技術 コンバイン等の脱穀カバー等のような大型のカバーの
開閉機構において、ガススプリングを介装することによ
り、カバーのロック機構を外しただけで、カバーがガス
スプリングにより押し開けられるように構成した技術は
公知とされている。
例えば実開昭61-204443号公報に記載の技術の如くで
ある。
(ハ)考案が解決すべき課題 しかし該従来の技術においては、固定側フレームとカ
バーとの間に、直接にガススプリングの両端を介装して
いるのであるから、該ガススプリングの伸縮可能幅だけ
しか、カバーを開放することが出来ず、それ以上に大き
く開放する場合にはガススプリングを外してやる必要が
あるのである。
また該カバーを開放状態でロックする場合において
も、ガススプリングがいっぱいに伸長した状態で、該ガ
ススプリングを更に引っ張る方向に負荷を掛け続ける必
要があったのである。
本考案はこのようにガススプリングを使用してカバー
の開閉機構において、ガススプリングに引っ張り荷重を
掛けることの無いように構成し、更に該カバーを大きく
開放回動可能とする為の構成である。
(ニ)課題を解決する手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
枢支軸6を中心にカバー1を開閉可能とすると共に、
該カバー1を開放する側にガススプリング2により付勢
する構成において、ガススプリング2と平行してストッ
パーリンク3を並設し、該ガススプリング2が最大伸長
する前に、該ストッパーリンク3がカバー1と固定側フ
レーム7との間で係合状態とし、更に該ガススプリング
2の上端とカバー1との間には、カバー1を更に大きく
回動する折畳みリンク5を枢支したものである。
(ホ)実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図は本考案のカバーの開閉機構を具備した普通形
コンバインの側面図、第2図は同じく平面図、第3図は
本考案のカバーの開閉機構において、カバーをいっぱい
に開放した状態の側面図、第4図はカバー1を閉鎖した
状態の側面図、第5図・第6図は従来のガススプリング
2を介装したカバーの開閉機構の側面図である。
第1図・第2図において、普通形コンバインの全体構
成を説明する。
クローラ式走行装置21の上部に揺動選別機構とスパイ
ラルロータ機構22により構成した脱穀装置を配置してお
り、該脱穀装置の前部にエンジン載置台27を突出し、該
エンジン載置台27の上にエンジンEと、運転室キャビン
Cを載置している。該エンジンEのラジエータに洗浄空
気を取り入れるロータリスクリーン24がエンジン室のカ
バー1と固定側カバー8の間に突出されている。本考案
は該エンジン室のカバー1の開閉機構に関する。
脱穀装置より前方へ、チェーンコンベアボックス14が
上下回動可能に突出されており、該チェーンコンベアボ
ックス14の先端にプラットフォーム17が支持されてい
る。該プラットフォーム17の上に集稈オーガ18が配置さ
れている。またプラットフォーム17の上方に引起しリー
ル15が配置され、分草板13により分草し、該引起しリー
ル15により引き起こした穀稈を刈取装置19により刈取る
のである。
第5図・第6図の図面においては、従来のエンジン室
のカバー1の開閉機構が開示されている。
チェーンコンベアボックス14の部分は回転可能に支持
しているので、固定側カバー8とエンジン室のカバー1
はこの部分を外すべく、円弧切欠部1a・8aを設けた形状
に構成されている。
そして固定側カバー8とエンジン載置台27に固定され
ており、エンジン室のカバー1はエンジン載置台27の上
の枢支軸6に枢支されて、上方に開放回動可能としてい
る。
固定側カバー8に付設して固定側フレーム7が設けら
れており、従来は該固定側フレーム7とエンジン室のカ
バー1との間にガススプリン2が直接に介装されていた
のである。
故に、エンジン室のカバー1のロック装置を外すと、
エンジン室のカバー1がガススプリング2の付勢力で開
放回動をし、第6図の状態から第5図の状態まで開放さ
れるのである。
そして第5図の状態から更に開放しようとすると、ガ
ススプリング2に引っ張り荷重が掛かることとなり、ガ
ススプリング2の耐久性を低下するのである。
次に第3図・第4図において、本考案のカバーの開閉
機構の構成を説明する。
本考案においては、ロック装置を外してエンジン室の
カバー1を開放する場合には、ガススプリング2の開放
側に付勢力が作用し、またエンジン室のカバー1はガス
スプリング2の伸縮幅以上に大きく開放可能とし、更に
エンジン室のカバー1が大きく開放された状態で、ガス
スプリング2に引っ張り荷重が掛からないように構成し
たのである。
この為に、固定側フレーム7とエンジン室のカバー1
の間に直接にガススプリング2を介装するのではなく
て、ガススプリング2と折畳みリンク5とを枢支部1aに
おいて連結したものを介装しているのである。そして、
該ガススプリング2が延び切った状態で、ガススプリン
グ2に引っ張り荷重が掛かるのことのないように、長孔
3a付きのストッパーリンク3を、固定側フレーム7と折
畳みリンク5の間に平行して配置したのである。
そしてストッパーリンク3の長孔3aには、固定側フレ
ーム7の係止ピン7aが嵌入している。
このようにガススプリング2と平行してストッパーリ
ンク3を設け、該ストッパーリンク3の長孔3aの部分と
係止ピン7aが、ガススプリング2の伸びきる手前で係止
されることにより、ガススプリング2に引っ張り力が掛
かるのを阻止している。
またガススプリング2の先端の枢支部1aより、ガスス
プリング2と折畳みリンク5の間を折り畳む方向に引っ
張り収納バネ4を介装し、エンジン室のカバー1を折り
畳む場合には、正しい方向に折畳みリンク5とガススプ
リング2が付勢されるように構成されている。
第3図に示す如く、ガススプリング2と折畳みリンク
5が直線的に延びることにより、エンジン室のカバー1
は大きく開放可能となったのである。
第7図はプラットフォーム17の部分に設けた傾斜角・
刈高さセンサーを超音波または光センサー等の非接触形
センサーにより構成した斜視図、第8図は同じく前面図
である。
従来の刈高さセンサーは刈取装置19の後部において、
橇状に構成されていたのである。故に、刈取装置19より
も橇状のセンサーが後部にあった為に刈刃が土中に突っ
込んだり、高刈りになるという不具合いが発生していた
のである。
本構成はこのような従来技術の不具合いを解消する為
に、刈取装置19の前部に非接触形の傾斜角・刈高さセン
サーを配置したものである。
そして該傾斜角・刈高さセンサーは発振部11を、左側
の分草板13の上方に3〜4個と複数個配置し、受信側12
を、右側の分草板13の上にそれぞれ複数個配置したもの
である。
そしてそれぞれの発信方向は、半分よりも遠い反対側
の高さを測定する方向に照射しており、3〜4個により
それぞれの位置の高さを検出し、傾斜角・刈高さを検出
するのである。
このように刈取装置19の前において、非接触形の傾斜
角・刈高さセンサーにより傾斜角と刈高さを検出するの
で、刈取装置19が土中に突っ込んだり、または高刈りと
なるという不具合いを解消することが出来たものであ
る。
また刈取装置19の正面をいくつかの区間に区切ってセ
ンシングすることにより、地面に出来た凹凸に対して、
過敏に制御することが無くなったのである。
第9図は引起しリール15の部分を支持するリールディ
スク9の側面図、第10図は従来のリールディスク9の側
面図である。
従来は6角形のリールディスク9の中央に、三角形の
開口部9aが設けられ、この3角形と齟齬するように、引
起しリール軸15aを支持する軸受板26が固定されてお
り、このように支持したリールディスク9にリール支持
アーム16が固設されていたのである。故に、支持力の掛
かるリール支持アーム16が、開口部9aと近付いた部分に
おいて、リールディスク9にヒビ割れが発生し易かった
のである。
このヒビ割れを回避する為に、リール支持アーム16と
軸受板26との間に補強板30を入れていたのである。
このように補強板30を入れる必要が発生するのは、3
角形の軸受板26の頂上部とリール支持アーム16の位置が
合致する為に、取付ボルトの位置が接近する為であっ
た。
この不具合いを解消する為に、第9図においては、軸
受板26と開口部9aは齟齬させるが、軸受板26の位置とリ
ール支持アーム16の取付位置も齟齬させることにより、
取付ボルトの位置が接近しないように構成し、補強板30
を省略したのである。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するのである。
第1に、ガススプリング2を平行してストッパーリン
ク3を配置し、ガススプリング2が伸び切るまえに、長
孔3aと係止ピン7aを係合させたので、ガススプリング2
に引っ張り方向の荷重を掛けることが無くなったのであ
る。
第2に、ガススプリング2と折畳みリンク5を折り畳
み可能に配置したので、ガススプリング2の伸長量だけ
でなく折畳みリンク5が延びた位置まで、エンジン室の
カバー1を大きく開放することが可能となったのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカバーの開閉機構を具備した普通形コ
ンバインの装置、第2図は同じく平面図、第3図は本考
案のカバーの開閉機構において、カバーをいっぱいに開
放した状態の側面図、第4図はカバー1を閉鎖した状態
の側面図、第5図・第6図は従来のガススプリング2を
介装したカバーの開閉機構の側面図、第7図はプラット
フォーム17の部分に設けた傾斜角・刈高さセンサーを超
音波または光センサー等の非接触形センサーにより構成
した斜視図、第8図は同じく前面図、第9図は引起しリ
ール15の部分を支持するリールディスク9の側面図、第
10図は従来のリールディスク9の側面図である。 1……カバー 2……ガススプリング 3……ストッパーリンク 4……引っ張り収納バネ 5……折畳みリンク 7……固定側フレーム
フロントページの続き (72)考案者 川渕 博史 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−145224(JP,A) 実開 昭61−30521(JP,U) 実開 昭52−128219(JP,U) 実開 昭62−120677(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枢支軸6を中心にカバー1を開閉可能とす
    ると共に、該カバー1を開放する側にガススプリング2
    により付勢する構成において、ガススプリング2と平行
    してストッパーリンク3を並設し、該ガススプリング2
    が最大伸長する前に、該ストッパーリンク3がカバー1
    と固定側フレーム7との間で係合状態とし、更に該ガス
    スプリング2の上端とカバー1との間には、カバー1を
    更に大きく回動する折畳みリンク5を枢支したことを特
    徴とするカバーの開閉機構。
JP8447790U 1990-08-08 1990-08-08 カバ―の開閉機構 Expired - Fee Related JP2513439Y2 (ja)

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