JPH0460799B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0460799B2 JPH0460799B2 JP7733087A JP7733087A JPH0460799B2 JP H0460799 B2 JPH0460799 B2 JP H0460799B2 JP 7733087 A JP7733087 A JP 7733087A JP 7733087 A JP7733087 A JP 7733087A JP H0460799 B2 JPH0460799 B2 JP H0460799B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- flange
- cutting
- mouth
- burr
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 239000002991 molded plastic Substances 0.000 claims description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 13
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 5
- 238000001802 infusion Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- WQZGKKKJIJFFOK-GASJEMHNSA-N Glucose Natural products OC[C@H]1OC(O)[C@H](O)[C@@H](O)[C@@H]1O WQZGKKKJIJFFOK-GASJEMHNSA-N 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 239000002504 physiological saline solution Substances 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、食品用ボトル、薬品用ボトル等のブ
ロー成形製プラスチツクボトルのバリ部を切断刃
にて切除する方法に関するものである。
ロー成形製プラスチツクボトルのバリ部を切断刃
にて切除する方法に関するものである。
従来の技術
従来、この種のボトルは口部にプルトツプキヤ
ツプ等の密封手段を有しており、これはブロー成
形により発生するバリ部を内容物の充填前に切除
して口部に密封手段を溶着して形成されているも
のである。
ツプ等の密封手段を有しており、これはブロー成
形により発生するバリ部を内容物の充填前に切除
して口部に密封手段を溶着して形成されているも
のである。
バリ部の切断方法は、ブロー成形により形成し
た口部とバリ部との間にボトルの軸線に直交する
向きに回転する切断刃を押し込んでバリ部を切断
する方法が一般に利用されている。また口部端に
口部の径より大きい膨出部を形成しこの膨出部を
ボトルの軸線に直交する向きに切断してから円形
の押し刃にてボトルの軸線にて沿つて切断するも
の(特公昭52−46265号公報)も提案されている。
た口部とバリ部との間にボトルの軸線に直交する
向きに回転する切断刃を押し込んでバリ部を切断
する方法が一般に利用されている。また口部端に
口部の径より大きい膨出部を形成しこの膨出部を
ボトルの軸線に直交する向きに切断してから円形
の押し刃にてボトルの軸線にて沿つて切断するも
の(特公昭52−46265号公報)も提案されている。
発明が解決しようとする問題点
ところが、前掲前者の切断方法では、切断面を
同一水平面で仕上げることが難しく口部端面が不
揃いとなる。このような口部端面では、プルトツ
プなどの密封手段を溶着すると溶着が不均一とな
り末溶着部分が発生する。そしてこの切断方法は
切断される部分の肉厚が他の口部と同一の肉厚な
ので口部が薄肉でれば切断刃を押し込んだ際に口
部が逃げてしまい切断面が波うつてしまい逆に口
部を厚肉とすると切断刃が入りにくいという欠点
を有している。
同一水平面で仕上げることが難しく口部端面が不
揃いとなる。このような口部端面では、プルトツ
プなどの密封手段を溶着すると溶着が不均一とな
り末溶着部分が発生する。そしてこの切断方法は
切断される部分の肉厚が他の口部と同一の肉厚な
ので口部が薄肉でれば切断刃を押し込んだ際に口
部が逃げてしまい切断面が波うつてしまい逆に口
部を厚肉とすると切断刃が入りにくいという欠点
を有している。
また、前掲後者の切断方法であれば、二度の切
断工程が必要となり、それに伴なう位置決めなど
の工程も増して工程が煩雑となるという欠点を有
するばかりでなくボトルの軸線に沿つて押し刃に
て切断する際の押し刃の位置決めが難しく口部端
の切断された端面の形状が軸線から偏心する場合
が多々発生していた。
断工程が必要となり、それに伴なう位置決めなど
の工程も増して工程が煩雑となるという欠点を有
するばかりでなくボトルの軸線に沿つて押し刃に
て切断する際の押し刃の位置決めが難しく口部端
の切断された端面の形状が軸線から偏心する場合
が多々発生していた。
問題点を解決するための手段
本発明は上記の問題点に鑑み発明されたもの
で、その構成とするのは、 バリ部が一体に連設されたブロー成形製プラス
チツクボトルのバリ部を切断刃にて切除するボト
ルの切断方法において、ボトルの口部端に口部の
肉厚よりも薄肉のフランジを形成するとともにフ
ランジの上端面にバリ部を一体に連設しこの連設
部を薄肉でかつフランジから遠ざかるに従つて拡
径させることにより連設部とフランジにて鉤状凹
溝を外面に形成しこの鉤状凹溝を切断するもので
ある。
で、その構成とするのは、 バリ部が一体に連設されたブロー成形製プラス
チツクボトルのバリ部を切断刃にて切除するボト
ルの切断方法において、ボトルの口部端に口部の
肉厚よりも薄肉のフランジを形成するとともにフ
ランジの上端面にバリ部を一体に連設しこの連設
部を薄肉でかつフランジから遠ざかるに従つて拡
径させることにより連設部とフランジにて鉤状凹
溝を外面に形成しこの鉤状凹溝を切断するもので
ある。
作 用
以上のように構成したので、連設部にて切断が
容易となり、またフランジを切断することがなく
一定して連設部を切断することができる。さらに
切断により連設部の一部が残つたとしても、フラ
ンジの上端面に残るので溶着時の溶着しろとする
ことができる。
容易となり、またフランジを切断することがなく
一定して連設部を切断することができる。さらに
切断により連設部の一部が残つたとしても、フラ
ンジの上端面に残るので溶着時の溶着しろとする
ことができる。
実施例
本発明の実施例を輸液用ボトルの製造に応用し
た例にて説明する。
た例にて説明する。
先ずブロー成形により第1図に示す輸液ボトル
(以下、ボトルという)1を形成する。この輸液
ボトル1は、胴部2とその上部に連設する口部
3、さらにその上部に連設するバリ部4及び胴部
2の下部に連設する吊り具5より構成されてい
る。吊り具5は、第1図では折り曲げて胴部2の
下部内に収容されている。口部3の上方外端には
口部3の肉厚t1より小さい肉厚t2のフランジ6が
ボトル1の軸線Lに対して直交する向きに延設し
ている。フランジ6の上端面6aには、バリ部4
が一体に連設している。バリ部4のなかでフラン
ジ6に連設する連設部7は、フランジ6側の下端
部7aから上端部7bにかけて徐々にその肉厚を
厚肉としかつその径を拡径している。バリ部4の
うち連設部7より上方の部分は密封されている。
連設部7とフランジ6の外面は、鉤状凹溝を形成
している。次いでボトル1を治具にて固定し、切
断刃10をボトルの軸線Lのまわりに回転させ、
鉤状凹溝9に近づけ、連設部7の下端部7aに切
断刃10を食い込ませてフランジ6と連設部7を
分離させる。なおボトル1の位置は、上下の位置
を逆にし、ボトル1を倒立させて切断した方が切
断時の切りくずがボトル1内に侵入しないので好
しい。さらに内部にブドウ糖や生理食塩水などの
輸液を充填してから口部3にプルトツプキヤツプ
11を溶着する。この溶着には、振動溶着、超音
波溶着、熱板溶着などの溶着手段が適宜利用でき
る。
(以下、ボトルという)1を形成する。この輸液
ボトル1は、胴部2とその上部に連設する口部
3、さらにその上部に連設するバリ部4及び胴部
2の下部に連設する吊り具5より構成されてい
る。吊り具5は、第1図では折り曲げて胴部2の
下部内に収容されている。口部3の上方外端には
口部3の肉厚t1より小さい肉厚t2のフランジ6が
ボトル1の軸線Lに対して直交する向きに延設し
ている。フランジ6の上端面6aには、バリ部4
が一体に連設している。バリ部4のなかでフラン
ジ6に連設する連設部7は、フランジ6側の下端
部7aから上端部7bにかけて徐々にその肉厚を
厚肉としかつその径を拡径している。バリ部4の
うち連設部7より上方の部分は密封されている。
連設部7とフランジ6の外面は、鉤状凹溝を形成
している。次いでボトル1を治具にて固定し、切
断刃10をボトルの軸線Lのまわりに回転させ、
鉤状凹溝9に近づけ、連設部7の下端部7aに切
断刃10を食い込ませてフランジ6と連設部7を
分離させる。なおボトル1の位置は、上下の位置
を逆にし、ボトル1を倒立させて切断した方が切
断時の切りくずがボトル1内に侵入しないので好
しい。さらに内部にブドウ糖や生理食塩水などの
輸液を充填してから口部3にプルトツプキヤツプ
11を溶着する。この溶着には、振動溶着、超音
波溶着、熱板溶着などの溶着手段が適宜利用でき
る。
上記実施例において、口部3の肉厚t1は2.0mm
であり、フランジ6の肉厚t2は1.5mm、連設部7
のうち下端部の肉厚t3は0.8mm、上端部7bの肉
厚t4は2.0mmであつた。
であり、フランジ6の肉厚t2は1.5mm、連設部7
のうち下端部の肉厚t3は0.8mm、上端部7bの肉
厚t4は2.0mmであつた。
また、鉤状凹溝9の開き角〓は、切断刃にもよ
るが一般に、20゜〜80゜が好しい。この開き角〓が
20゜未満であれば、切断刃10を正確に下端部7
aに当接させることが難しく、80゜を越えるとブ
ロー成形により連設部の下端部7aを薄肉化する
ことができないので、正確に切断することができ
ない。
るが一般に、20゜〜80゜が好しい。この開き角〓が
20゜未満であれば、切断刃10を正確に下端部7
aに当接させることが難しく、80゜を越えるとブ
ロー成形により連設部の下端部7aを薄肉化する
ことができないので、正確に切断することができ
ない。
上記切断方法を使用すれば、第4図に示すよう
にフランジ6の上端6aには連設部7の切断跡1
2が残る。この切断跡12はフランジ6の上端面
6aの略中央部分に周状突起として残るが、この
切断跡12は、プルトツプキヤツプ11の溶着時
の溶着しろとなり、接合面間でこの溶融したプラ
スチツクが流れ込んで効率良く溶着され、未溶着
部分が残ることなく均一に全面に溶着できる。
にフランジ6の上端6aには連設部7の切断跡1
2が残る。この切断跡12はフランジ6の上端面
6aの略中央部分に周状突起として残るが、この
切断跡12は、プルトツプキヤツプ11の溶着時
の溶着しろとなり、接合面間でこの溶融したプラ
スチツクが流れ込んで効率良く溶着され、未溶着
部分が残ることなく均一に全面に溶着できる。
発明の効果
本発明は、以上のように構成したので、切断が
きわめて容易に行うことができるとともにフラン
ジを美麗に形成することができ、切断時に連設部
が残つたとしてもフランジの上端面の中央部分に
残るので溶着時の溶着しろとして効率良く溶着さ
せることができるのである。
きわめて容易に行うことができるとともにフラン
ジを美麗に形成することができ、切断時に連設部
が残つたとしてもフランジの上端面の中央部分に
残るので溶着時の溶着しろとして効率良く溶着さ
せることができるのである。
第1図から第4図は、本発明の実施例を説明す
るもので、第1図はブロー形成後のボトルの全体
側面図、第2図は第1図のボトルの口部とバリ部
を拡大した断面図、第3図は溶着前の工程を示す
側面図、第4図は第3図の口部を拡大した断面図
である。 1……ボトル、3……口部、4……バリ部、6
……フランジ、7……連設部、9……鉤状凹溝、
10……切断刃。
るもので、第1図はブロー形成後のボトルの全体
側面図、第2図は第1図のボトルの口部とバリ部
を拡大した断面図、第3図は溶着前の工程を示す
側面図、第4図は第3図の口部を拡大した断面図
である。 1……ボトル、3……口部、4……バリ部、6
……フランジ、7……連設部、9……鉤状凹溝、
10……切断刃。
Claims (1)
- 1 バリ部が一体に連設されたブロー成形製プラ
スチツクボトルのバリ部を切断刃にて切除するボ
トルの切断方法において、ボトルの口部端に口部
の肉厚よりも薄肉のフランジを形成するととも
に、フランジの上端面にバリ部を一体に連設しこ
の連設部を薄肉でかつフランジから遠ざかるに従
がつて拡径させることにより連設部とフランジに
て鉤状凹溝を外面に形成しこの鉤状凹溝を切断す
ることを特徴とするボトルの切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7733087A JPS63245392A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | ボトルの切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7733087A JPS63245392A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | ボトルの切断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63245392A JPS63245392A (ja) | 1988-10-12 |
JPH0460799B2 true JPH0460799B2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=13630918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7733087A Granted JPS63245392A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | ボトルの切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63245392A (ja) |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP7733087A patent/JPS63245392A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63245392A (ja) | 1988-10-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |