JP2001240106A - 液体用紙容器の口栓 - Google Patents

液体用紙容器の口栓

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JP2001240106A
JP2001240106A JP2000053701A JP2000053701A JP2001240106A JP 2001240106 A JP2001240106 A JP 2001240106A JP 2000053701 A JP2000053701 A JP 2000053701A JP 2000053701 A JP2000053701 A JP 2000053701A JP 2001240106 A JP2001240106 A JP 2001240106A
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spout
closing plate
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cylinder
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JP2000053701A
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Takehiko Tsuchiyama
土山  武彦
Norikazu Kakigi
典一 柿木
Akitaka Iwasaki
晃孝 岩崎
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】超音波によりスパウトの環状薄肉脆弱線にクラ
ックを発生しにくい液体用紙容器の口栓を提供する。 【解決手段】スパウト100 とキャップ200 とからなる口
栓10において、スパウトが、台座リング110 の上面の内
周縁部に注出筒120 を立設し、注出筒の内側を閉鎖板13
0 で封止し、この閉鎖板に、環状切込み131 を設けて環
状薄肉脆弱線132を形成し、環状薄肉脆弱線の内側近傍
の上面の一側に、先端にプルリング134 をもつ支柱133
を立設し、かつ環状切込みより外側の閉鎖板の外周環状
部に、環状切込みに沿うようにして、環状切込みと注出
筒との間に環状凹溝135 を設けて部分的に薄肉とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器頂部に超音波
シール法で熱融着して突設されるスパウトとそのスパウ
トに螺着するキャップとからなる液体用紙容器の口栓に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食品や非食品の液体内容物に使用
される液体用紙容器には、使用時の使い易さを考慮し
て、例えば、図7に示すように、胴部(23)が四角柱
状で、切り妻屋根形の頂部の傾斜板(22)にスパウト
とキャップとからなる口栓(10)を突設する液体用紙
容器(20)が広く使用されている。この口栓は、容器
の口栓取付孔から突出するスパウトの注出筒にキャップ
を螺着したものであるが、流通・保管時の密封性の完全
さと使用時の易開封性を兼ね備えるため、例えば、図5
又は図6に示すように、スパウト(100)の注出筒
(120)の内側の下方内面に封鎖板(130)を設け
て封止し、使用時に開口するため、この封鎖板の下面の
開口所定位置に断面逆V字状の環状切込み(131)を
設けて環状薄肉脆弱線(132)を形成し、または、封
鎖板の上面の開口所定位置に断面V字状の環状切込み
(131)を設けて環状薄肉脆弱線(132)を形成
し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の一側に、先
端にプルリング(134)をもつ支柱(133)を立設
したものであり、容器を開封するために口栓を開口する
ときには、キャップ(200)を取り外し、注出筒(1
20)の内側に収容されているプルリング(134)を
指先に掛けて引っ張って、封鎖板(130)の環状薄肉
脆弱線(132)を引き裂いて開口していた。なお、開
口したスパウトは、キャップを螺着して再封止するもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の液体用紙容器の口栓は、容器の口栓取付孔にスパ
ウトの注出筒を突出させて、台座リングの下端外周面に
周設する貼着リングの上面と容器の内面とを超音波シー
ル法で熱融着するときに、発生する超音波の振動によ
り、注出筒の内側に設けられた封鎖板の環状薄肉脆弱線
にクラックを生じて密封性が損なわれることがあった。
このため、超音波の周波数を上げてエネルギーを小さく
し、ゆっくり熱融着しているが、生産能率が悪くコスト
の面で問題があった。
【0004】本発明は、上述の従来の問題を解決したも
のであり、口栓を容器に超音波シール法で熱融着すると
きに、小さい周波数の超音波を用いてエネルギーを上げ
て生産能率を向上しても、スパウトの封鎖板の環状薄肉
脆弱線にクラックを発生しない液体用紙容器の口栓を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、液体用紙容器の口栓取付孔に突設するスパウ
トとこのスパウトに螺合して装着するキャップとからな
る口栓において、前記スパウトが、下端外周面に貼着リ
ングを周設する台座リングの上面の内周縁部に、キャッ
プとの螺合部を外周面にもつ注出筒を立設し、この注出
筒の下方内面に閉鎖板を設けて内側を封止し、この閉鎖
板の所定位置に、環状切込みを設けて環状薄肉脆弱線を
形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の一側
に、先端にプルリングをもつ支柱を立設し、かつ前記環
状切込みより外側の閉鎖板の外周環状部に、前記環状切
込みに沿うようにして、前記環状切込みと前記注出筒と
の間に環状凹溝を設けて薄肉としたことを特徴とする液
体用紙容器の口栓である。
【0006】次に、本発明の第2の発明は、液体用紙容
器の口栓取付孔に突設するスパウトとこのスパウトに螺
合して装着するキャップとからなる口栓において、前記
スパウトが、下端外周面に貼着リングを周設する台座リ
ングの上面の内周縁部に、キャップとの螺合部を外周面
にもつ注出筒を立設し、この注出筒の下方内面に閉鎖板
を設けて内側を封止し、この閉鎖板の下面の所定位置
に、断面逆V字状の環状切込みを設けて上面に環状薄肉
脆弱線を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面
の一側に、先端にプルリングをもつ支柱を立設し、かつ
前記環状切込みより外側の閉鎖板の外周環状縁部の下面
に、前記環状切込みに沿うようにして、前記環状切込み
と前記注出筒との間のほぼ中央位置より前記注出筒の内
面に至る環状凹溝を設けて薄肉としたことを特徴とする
液体用紙容器の口栓である。
【0007】次に、本発明の第3の発明は、液体用紙容
器の口栓取付孔に突設するスパウトとこのスパウトに螺
合して装着するキャップとからなる口栓において、前記
スパウトが、下端外周面に貼着リングを周設する台座リ
ングの上面の内周縁部に、キャップとの螺合部を外周面
にもつ注出筒を立設し、この注出筒の下方内面に閉鎖板
を設けて内側を封止し、この閉鎖板の下面の所定位置
に、断面逆V字状の環状切込みを設けて上面に環状薄肉
脆弱線を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面
の一側に、先端にプルリングをもつ支柱を立設し、かつ
前記環状切込みより外側の閉鎖板の外周環状縁部の下面
に、前記環状切込みに沿うようにして、前記環状切込み
と前記注出筒との間に環状凹溝を設けて薄肉としたこと
を特徴とする液体用紙容器の口栓である。
【0008】次に、本発明の第4の発明は、液体用紙容
器の口栓取付孔に突設するスパウトとこのスパウトに螺
合して装着するキャップとからなる口栓において、前記
スパウトが、下端外周面に貼着リングを周設する台座リ
ングの上面の内周縁部に、キャップとの螺合部を外周面
にもつ注出筒を立設し、この注出筒の下方内面に閉鎖板
を設けて内側を封止し、この閉鎖板の上面の所定位置
に、断面V字状の環状切込みを設けて下面に環状薄肉脆
弱線を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の
一側に、先端にプルリングをもつ支柱を立設し、かつ前
記環状切込みより外側の閉鎖板の外周環状縁部の上面
に、前記環状切込みに沿うようにして、前記環状切込み
と前記注出筒との間のほぼ中央位置より前記注出筒の内
面に至る環状凹溝を設けて薄肉としたことを特徴とする
液体用紙容器の口栓である。
【0009】そして、本発明の第5の発明は、液体用紙
容器の口栓取付孔に突設するスパウトとこのスパウトに
螺合して装着するキャップとからなる口栓において、前
記スパウトが、下端外周面に貼着リングを周設する台座
リングの上面の内周縁部に、キャップとの螺合部を外周
面にもつ注出筒を立設し、この注出筒の下方内面に閉鎖
板を設けて内側を封止し、この閉鎖板の上面の所定位置
に、断面V字状の環状切込みを設けて下面に環状薄肉脆
弱線を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の
一側に、先端にプルリングをもつ支柱を立設し、かつ前
記環状切込みより外側の閉鎖板の外周環状縁部の上面
に、前記環状切込みに沿うようにして、前記環状切込み
と前記注出筒との間に環状凹溝を設けて薄肉としたこと
を特徴とする液体用紙容器の口栓である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の液体用紙容器の口栓(1
0)は、図1又は図3に示すように、液体用紙容器(2
0)の口栓取付孔(21)に内付けで突設するスパウト
(100)とこのスパウトに螺合して装着するキャップ
(200)とからなる口栓であり、スパウト(100)
の構造は、下端外周面に貼着リング(111)を周設す
る台座リング(110)の上面の内周縁部に、キャップ
との螺合部(121)を外周面にもつ注出筒(120)
を立設し、この注出筒の下方内面に閉鎖板(130)を
設けて内側を封止し、この閉鎖板の所定位置に、断面逆
V字状又は断面V字状の環状切込み(131)を設けて
対向面側に環状薄肉脆弱線(132)を形成し、この環
状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の一側に、先端に通常で
は円形状又は楕円状のプルリング(134)をもつ支柱
(133)を立設し、そして、図2又は図4に示すよう
に、環状切込み(131)より外側の閉鎖板(130)
の外周環状部に、環状切込みに沿うようにして、環状切
込みと注出筒(120)との間に環状凹溝(135)を
設けてその部分を薄肉に形成するものである。なお、環
状凹溝を設けた閉鎖板の部分の厚み(d)は、図1又は
図3に示すように、他の部分の閉鎖板の厚み(D)より
通常ではほぼ半分程度の薄肉とするものである。また、
環状薄肉脆弱線の形状は、円形、楕円形又は容器の使用
目的に合わせた任意の形状がとれる。そして、キャップ
(200)の構造は、図1又は図3に示すように、一般
的なものでよく、天板(210)下面にコンタクト封止
リング(211)やインナー封止リング(212)を垂
設し、周壁(220)の内周面にスパウトとの螺合部
(221)を設けるものである。また、口栓の容器への
取り付けは、容器の口栓取付孔(21)に、スパウト
(100)の注出筒(120)及び台座リング(11
0)を突出させ、台座リングの下端外周面に周設する貼
着リング(111)の上面と容器(20)の内面とを超
音波シール法により熱融着して接着するものである。そ
して、スパウト及びキャップは、ポリエチレンやポリプ
ロピレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法で作
製されるものである。なお、スパウトは、貼着リング下
面、台座リング下面及び封鎖板下面が同一水平面上にあ
り、スパウトの下面の環状薄肉脆弱線の外側からポリエ
チレン/メタキシレンジアミンナイロン/ポリエチレン
構成、ポリエチレン/酸化ケイ素蒸着フィルム/ポリエ
チレン構成及びポリエチレン/アルミニウム箔/ポリエ
チレン構成などのバリア性フィルムをインサート射出成
形法で貼り合わせた構造のものでもよい。
【0011】本発明の液体用紙容器の口栓は、上述のよ
うに、環状切込みより外側の閉鎖板の外周環状部に、環
状切込みに沿うようにして、環状切込みと注出筒との間
に環状凹溝を設けてその部分を薄肉に形成しているた
め、容器に口栓を超音波シール法で取り付けるときに、
超音波で発生する振動が、スパウトの環状薄肉脆弱線に
大きく伝わることが防げ、また、環状薄肉脆弱線で超音
波による共鳴現象を起こすことが防げ、この結果、超音
波に起因する環状薄肉脆弱線のクラックが防止できる。
【0012】次に、本発明の液体用紙容器の口栓のスパ
ウトの実施の形態について、図を用いて詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施形態の口栓を液体用紙容器
の口栓取付孔に突設したときの要部を示す断面図であ
り、図2は、そのスパウトのA−A’断面図である。ま
た、図3は、本発明の他の一実施形態の口栓を液体用紙
容器の口栓取付孔に突設したときの要部を示す断面図で
あり、図4は、そのスパウトのB−B’断面図である。
【0013】ー実施形態の口栓(10)のスパウト(1
00)の構造は、図1に示すように、下端外周面に貼着
リング(111)を周設する台座リング(110)の上
面の内周縁部に、外周面にキャップ(200)との螺合
部(121)をもつ注出筒(120)を立設し、この注
出筒の下方内面に閉鎖板(130)を設けて内側を封止
し、この閉鎖板の下面の所定位置に、断面逆V字状の環
状切込み(131)を設けて上面に環状薄肉脆弱線(1
32)を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面
の一側に、先端にプルリング(134)をもつ支柱(1
33)を立設し、そして、図1及び図2に示すように、
環状切込み(131)より外側の閉鎖板(130)の外
周環状縁部の下面に、環状切込みに沿うようにして、環
状切込みと注出筒(120)との間のほぼ中央位置より
注出筒の内面に至る環状凹溝(135)を設けて、その
部分の閉鎖板の厚み(d)を、図1に示すように、他の
閉鎖板の厚み(D)より通常ではほぼ半分程度の薄肉と
するものである。
【0014】また、他のー実施形態の口栓のスパウトの
構造は、下端外周面に貼着リングを周設する台座リング
の上面の内周縁部に、外周面にキャップとの螺合部をも
つ注出筒を立設し、この注出筒の下方内面に閉鎖板を設
けて内側を封止し、この閉鎖板の下面の所定位置に、断
面逆V字状の環状切込みを設けて上面に環状薄肉脆弱線
を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の一側
に、先端にプルリングをもつ支柱を立設し、そして、環
状切込みより外側の閉鎖板の外周環状縁部の下面に、環
状切込みに沿うようにして、環状切込みと注出筒との間
に環状凹溝を設けて、その部分の閉鎖板の厚みを他の閉
鎖板の厚みより通常ではほぼ半分程度の薄肉とするもの
である。
【0015】また、他のー実施形態の口栓のスパウトの
構造は、図3に示すように、下端外周面に貼着リング
(111)を周設する台座リング(110)の上面の内
周縁部に、キャップ(200)との螺合部(121)を
外周面にもつ注出筒(120)を立設し、この注出筒の
下方内面に閉鎖板(130)を設けて内側を封止し、こ
の閉鎖板の上面の所定位置に、断面V字状の環状切込み
(131)を設けて下面に環状薄肉脆弱線(132)を
形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の一側
に、先端にプルリング(134)をもつ支柱(133)
を立設し、そして、図3及び図4に示すように、環状切
込み(131)より外側の閉鎖板(130)の外周環状
縁部の上面に、環状切込みに沿うようにして、環状切込
みと注出筒(120)との間のほぼ中央位置より注出筒
の内面に至る環状凹溝(135)を設けて、その部分の
閉鎖板の厚み(d)を、図3に示すように、他の閉鎖板
の厚み(D)より通常ではほぼ半分程度の薄肉とするも
のである。
【0016】また、他のー実施形態の口栓のスパウトの
構造は、下端外周面に貼着リングを周設する台座リング
の上面の内周縁部に、キャップとの螺合部を外周面にも
つ注出筒を立設し、この注出筒の下方内面に閉鎖板を設
けて内側を封止し、この閉鎖板の上面の所定位置に、断
面V字状の環状切込みを設けて下面に環状薄肉脆弱線を
形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の一側
に、先端にプルリングをもつ支柱を立設し、そして、環
状切込みより外側の閉鎖板の外周環状縁部の上面に、環
状切込みに沿うようにして、環状切込みと注出筒との間
に環状凹溝を設けて、その部分の閉鎖板の厚みを他の閉
鎖板の厚みより通常ではほぼ半分程度の薄肉とするもの
である。
【0017】そして、上述した4種類の実施形態の口栓
を、充填ラインに装填し超音波シール機で容器の口栓取
付孔に熱融着して取り付けたが、エネルギーの大きい1
8kHzという小さな周波数の超音波を使用しても、ス
パウトの環状薄肉脆弱線にクラックを生じるこたがな
く、充填ラインのスピードを上げることができ、生産効
率が良好であった。なお、ウェルドタイムは、0.33
秒であった。
【0018】なお、発明者らのテストにおいては、環状
凹溝を設けた部分の閉鎖板の厚みは、他の部分の閉鎖板
の厚みの1/2±30%のものがよく、また、環状凹溝
の幅は、0.4〜0.5mmものが良好であった。
【0019】
【発明の効果】本発明の液体用紙容器の口栓は、環状切
込みより外側の閉鎖板の外周環状縁部に、環状切込みに
沿うようにして、環状切込みと注出筒との間に環状凹溝
を設けて薄肉としており、口栓を容器に超音波シール法
により熱融着するときに、超音波の振動が環状薄肉脆弱
線に伝わりにくく、環状薄肉脆弱線にクラックを生じな
い。
【0020】このため、エネルギーの高い小さい周波数
の超音波を用いても、環状薄肉脆弱線にクラックを生じ
る危惧が極めて少ないため、充填ラインのスピードを上
げることができ、生産能率の向上が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の口栓を液体用紙容器の口
栓取付孔に突設したときの要部を示す断面図である。
【図2】図1のスパウトのA−A’断面図である。
【図3】本発明の他の一実施形態の口栓を液体用紙容器
の口栓取付孔に突設したときの要部を示す断面図であ
る。
【図4】図3のスパウトのB−B’断面図である。
【図5】液体用紙容器の口栓取付孔に突設したときの従
来の一例の口栓の要部を示す断面図である。
【図6】液体用紙容器の口栓取付孔に突設したときの従
来の他の一例の口栓の要部を示す断面図である。
【図7】口栓を頂部傾斜板に突設した一例の液体用紙容
器の斜視図である。
【符号の説明】
10……口栓 20……容器 21……口栓取付孔 22……傾斜板 23……胴部 100……スパウト 110……台座リング 111……貼着リング 120……注出筒 121,221……螺合部 130……閉鎖板 131……環状切込み 132……環状薄肉脆弱線 133……支柱 134……プルリング 135……環状凹溝 200……キャップ 210……天板 211……コンタクト封止リング 212……インナー封止リング 220……周壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA05 BA01 CF06 DA14 DA18 DA30 EA03 3E084 AA05 AA12 AA34 AB02 BA01 CA01 CB01 CB02 CB04 CC04 CC05 DA01 DC04 DC05 FD20 GB12 LA03 LB02 LD01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体用紙容器の口栓取付孔に突設するスパ
    ウトと該スパウトに螺合して装着するキャップとからな
    る口栓において、前記スパウトが、下端外周面に貼着リ
    ングを周設する台座リングの上面の内周縁部に、キャッ
    プとの螺合部を外周面にもつ注出筒を立設し、該注出筒
    の下方内面に閉鎖板を設けて内側を封止し、該閉鎖板の
    所定位置に、環状切込みを設けて環状薄肉脆弱線を形成
    し、該環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の一側に、先端
    にプルリングをもつ支柱を立設し、かつ前記環状切込み
    より外側の閉鎖板の外周環状部に、前記環状切込みに沿
    うようにして、前記環状切込みと前記注出筒との間に環
    状凹溝を設けて薄肉としたことを特徴とする液体用紙容
    器の口栓。
  2. 【請求項2】液体用紙容器の口栓取付孔に突設するスパ
    ウトと該スパウトに螺合して装着するキャップとからな
    る口栓において、前記スパウトが、下端外周面に貼着リ
    ングを周設する台座リングの上面の内周縁部に、キャッ
    プとの螺合部を外周面にもつ注出筒を立設し、該注出筒
    の下方内面に閉鎖板を設けて内側を封止し、該閉鎖板の
    下面の所定位置に、断面逆V字状の環状切込みを設けて
    上面に環状薄肉脆弱線を形成し、該環状薄肉脆弱線の内
    側近傍の上面の一側に、先端にプルリングをもつ支柱を
    立設し、かつ前記環状切込みより外側の閉鎖板の外周環
    状縁部の下面に、前記環状切込みに沿うようにして、前
    記環状切込みと前記注出筒との間のほぼ中央位置より前
    記注出筒の内面に至る環状凹溝を設けて薄肉としたこと
    を特徴とする液体用紙容器の口栓。
  3. 【請求項3】液体用紙容器の口栓取付孔に突設するスパ
    ウトと該スパウトに螺合して装着するキャップとからな
    る口栓において、前記スパウトが、下端外周面に貼着リ
    ングを周設する台座リングの上面の内周縁部に、キャッ
    プとの螺合部を外周面にもつ注出筒を立設し、該注出筒
    の下方内面に閉鎖板を設けて内側を封止し、該閉鎖板の
    下面の所定位置に、断面逆V字状の環状切込みを設けて
    上面に環状薄肉脆弱線を形成し、該環状薄肉脆弱線の内
    側近傍の上面の一側に、先端にプルリングをもつ支柱を
    立設し、かつ前記環状切込みより外側の閉鎖板の外周環
    状縁部の下面に、前記環状切込みに沿うようにして、前
    記環状切込みと前記注出筒との間に環状凹溝を設けて薄
    肉としたことを特徴とする液体用紙容器の口栓。
  4. 【請求項4】液体用紙容器の口栓取付孔に突設するスパ
    ウトと該スパウトに螺合して装着するキャップとからな
    る口栓において、前記スパウトが、下端外周面に貼着リ
    ングを周設する台座リングの上面の内周縁部に、キャッ
    プとの螺合部を外周面にもつ注出筒を立設し、該注出筒
    の下方内面に閉鎖板を設けて内側を封止し、該閉鎖板の
    上面の所定位置に、断面V字状の環状切込みを設けて下
    面に環状薄肉脆弱線を形成し、該環状薄肉脆弱線の内側
    近傍の上面の一側に、先端にプルリングをもつ支柱を立
    設し、かつ前記環状切込みより外側の閉鎖板の外周環状
    縁部の上面に、前記環状切込みに沿うようにして、前記
    環状切込みと前記注出筒との間のほぼ中央位置より前記
    注出筒の内面に至る環状凹溝を設けて薄肉としたことを
    特徴とする液体用紙容器の口栓。
  5. 【請求項5】液体用紙容器の口栓取付孔に突設するスパ
    ウトと該スパウトに螺合して装着するキャップとからな
    る口栓において、前記スパウトが、下端外周面に貼着リ
    ングを周設する台座リングの上面の内周縁部に、キャッ
    プとの螺合部を外周面にもつ注出筒を立設し、該注出筒
    の下方内面に閉鎖板を設けて内側を封止し、該閉鎖板の
    上面の所定位置に、断面V字状の環状切込みを設けて下
    面に環状薄肉脆弱線を形成し、該環状薄肉脆弱線の内側
    近傍の上面の一側に、先端にプルリングをもつ支柱を立
    設し、かつ前記環状切込みより外側の閉鎖板の外周環状
    縁部の上面に、前記環状切込みに沿うようにして、前記
    環状切込みと前記注出筒との間に環状凹溝を設けて薄肉
    としたことを特徴とする液体用紙容器の口栓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117886023A (zh) * 2024-03-14 2024-04-16 乐美包装(昆山)有限公司 在片状包装材料上注塑成型的可封口装置

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