JPH045991B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH045991B2
JPH045991B2 JP57174390A JP17439082A JPH045991B2 JP H045991 B2 JPH045991 B2 JP H045991B2 JP 57174390 A JP57174390 A JP 57174390A JP 17439082 A JP17439082 A JP 17439082A JP H045991 B2 JPH045991 B2 JP H045991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ruled line
ruled
information
lines
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57174390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5962895A (ja
Inventor
Noryuki Sakaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP57174390A priority Critical patent/JPS5962895A/ja
Publication of JPS5962895A publication Critical patent/JPS5962895A/ja
Publication of JPH045991B2 publication Critical patent/JPH045991B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ワードプロセツサやデータプロセ
ツサ等の各種情報処理装置(以下、ワードプロセ
ツサ等という)における罫線処理装置に係り、特
に平行な罫線を複数本設定したい場合に、簡単か
正確に設定できるようにして、ワードプロセツサ
等による作表等の操作性を向上させた罫線処理装
置に関する。
従来の技術 ワードプロセツサ等では、文章の作成や作表等
の入力操作のために、CRT、プラズマその他の
表示装置が使用されており、オペレータは画面上
の表示パターンやガイダンス表示を見ながら操作
して、必要なデータの入出力処理を行つている。
この場合に、特に作表等では、平行な罫線を何
本も設定する必要が生じる。
このような罫線を繰返えし設定するための従来
の第1の方法としては、罫線を設定するに際し
て、予め繰返えし、すなわちリピートの指示を行
い、次にその位置およびピツチと本数とを指示す
る方法が知られている。
しかしながら、ワードプロセツサ等のデータ入
力操作では、オペレータが頭に描いた罫線のレイ
アウトのイメージと、実際に設定された罫線とは
必ずしも一致しない。ところが、この従来の第1
の方法では、一度設定した後に繰返えしを行いた
い場合には、簡単に繰返えしを行うことができ
ず、改めて追加分を設定しなければらならないの
で、操作性が悪いという不都合があつた。
また、従来の第2の方法として、1本の罫線を
設定した後に、繰返えしの指示およびピツチと本
数の指示を行う方法も知られている。この方法で
は、該当する罫線、すなわち繰返えしを行いたい
罫線の指示と、そのピツチを設定する操作とを兼
用している。
第1図1と2は、従来の第2の罫線繰返えし制
御方法を説明する表示例で、図1は罫線の指示と
ピツチの設定状態、図2は2本の繰返えし指示に
よつて設定された罫線の表示状態を示す。図面に
おいて、aは該当する横罫線、bは該当する縦罫
線、cはカーソルを示す。
この第1図1に示すように、従来の第2の方法
では、予め横罫線aと縦罫線bとを設定し、次に
カーソルcでピツチを指示する。そして、本数を
例えば2本と指示する。
すなわち、罫線のピツチをカーソルcで指示す
ると、そのカーソルcより上および左にある罫線
aとbとの間の距離が、ピツチとして指定される
ことになり、それぞれ2本の罫線が繰返えされ
る。
したがつて、第1図2のように、2本の横罫線
と2本の縦罫線とが設定され、画面上に表示され
る。
ところが、この従来の第2の方法の場合、例え
ば横罫線aだけ、あるいは縦罫線bだけを繰返え
したいときでも、第1図1のようにカーソルcを
移動して、その本数を指示すると、第1図2のよ
うに、横罫線と縦罫線とが同時に繰返えされて設
定されてしまう、という不都合があつた。
発明が解決しようとする課題 この発明の情報処理装置の罫線処理装置では、
従来の方法におけるこれらの不都合を解決し、予
め設定表示されている罫線のうちの1本の罫線だ
けを繰返えすことができるようにするとともに、
その操作もカーソル等の1点だけで指示が可能に
して操作性を向上させることを第1の目的とし、
また繰返えしのために指示した該当罫線が一見し
て判別できるようにして、ミス操作を防止するこ
とを第2の目的とする。
これらの目的を達成するために、この発明の罫
線処理装置では、繰返えしたい罫線の指示を1点
で行い、かつそのピツチの指示も1点で行えるよ
うにして、簡単に罫線の繰返えし設定ができるよ
うにしている。さらに、繰返えしたい罫線を指示
したとき、該当罫線が他の罫線表示と明確に区別
できる表示に変更されるようにして、複雑な操作
でもオペレータの負担が軽減されるようにする。
課題を解決するための手段 この発明では、第1に、 少なくともキーボード入力装置と、表示装置
と、該表示装置上の表示位置をカーソルで指示す
る位置指示手段と、始点や終点等の位置情報を格
納する罫線情報格納手段とを有し、罫線処理機能
を備えた情報処理装置において、 前記罫線処理機能の一つとして、前記表示装置
上に表示されている罫線についてその繰返えし処
理を行うリピートモード設定手段と、 リピートモードが設定された状態で、前記位置
指示手段によつて前記表示装置上に表示されてい
る罫線のうち、繰返えしたい罫線が指示されたと
き、前記罫線情報格納手段に格納されている始点
や終点等の位置情報について該指示された罫線の
位置情報を探索する探索手段と、 該探索手段によつて探索された罫線の位置情報
を一時保持しておく罫線情報一時保持手段と、 前記位置指示手段によつて前記表示装置上の前
記指示された罫線位置とは異なる位置が指示され
たとき、該指示された位置と前記罫線情報一時保
持手段に保持されている罫線位置との間隔を算出
する間隔算出手段、 とを備え、 リピートモード設定時に、前記位置指示手段で
指示された罫線を、前記間隔算出手段によつて算
出された間隔で、前記罫線情報格納手段に罫線情
報を繰返えし格納するようにしている。
また、第2に、 リピートモード設定時に、前記位置指示手段に
よつて繰返えしの対象に指定された罫線を、他の
表示と異なる表示に変更させるようにしている。
実施例 理解を容易にするために、最初に、この発明の
情報処理装置の罫線処理装置による罫線操作につ
いて説明する。
第2図1〜9は、この発明の罫線処理装置にお
ける罫線操作時の表示例で、図1は該当罫線aを
指示した表示状態、図2は繰返えしを行いたい罫
線のピツチの指示状態、図3は横罫線が繰返えさ
れた表示状態、図4は該当罫線bを指示した表示
状態、図5は繰返えしを行いたい罫線のピツチの
指示状態、図6は縦罫線が繰返えされた表示状
態、図7は該当罫線aとbとを指示した表示状
態、図8は繰返えしを行いたい横罫線と縦罫線の
ピツチの指示状態、図9は横罫線と縦罫線とが繰
返えされた表示状態を示す。図面における符号
は、第1図と同様である。
まず、第2図1〜3によつて、横罫線aを繰返
えす場合の操作を説明する。
第2図1に示すように、横罫線aと縦罫線bと
が設定表示されている場合に、横罫線aのみを繰
返えしたいときは、カーソルcを横罫線aの線上
へ移動させる。なお、カーソルcは、キヤラクタ
ブロツクの最下部に表示されるものとし、横罫線
aは、その最上部に位置するものとする。
この状態で、繰返えしのために、〔リピート〕
の指示を行う。すると、第2図2に示すように、
指示された横罫線aが、例えば破線のような先の
第2図1と異なる表示に変化し、他の区別しやす
い線で表示される。
オペレータは、この破線aにより、繰返えしを
設定しようとする罫線を認識した上で、カーソル
cを繰返えし罫線のピツチ分だけ移動させる。そ
して、次に、その本数を例えば2本と入力する。
このような操作によつて、第2図3のように、
横罫線aが、第2図2のカーソルcで指示された
ピツチで、2本追加設定されて表示されることに
なる。
また、縦罫線bのみを繰返えしたいときは、第
2図4〜6のように操作する。
第2図4のように、横罫線aと縦罫線bとが設
定されているとき、カーソルcを縦罫線bと一致
させる。なお、縦罫線bは、キヤラクタブロツク
の左側へ表示されるものとする。
そして、〔リピート〕を指示すると、第2図5
のように、指示された縦罫線bが破線の表示に変
化される。そこで、カーソルcを移動させて、そ
のピツチを指示し、さらに、その追加罫線の本数
を例えば2本と入力する。
すると、第2図6のように、縦罫線bのみが、
2本追加設定されて、表示される。
最後に、横罫線aと縦罫線bとを同時に繰返え
したい場合には、第2図7〜9のような操作を行
う。
まず、第2図7のように、横罫線aと縦罫線b
とを設定し、カーソルcを両罫線aとbとの交点
位置へ移動する。
そして、〔リピート〕の指示を行うと、横罫線
aと縦罫線bとが同時に破線表示に変わる。次
に、カーソルcを移動させて、横罫線aからの距
離と、縦罫線bからの距離とで決定されるピツチ
を指示する。さらに、これらの本数を入力する。
このような操作によつて、第2図9に示される
ように、横罫線aと縦罫線bとが、同時に例えば
2本分繰返えされて設定表示される。
第3図は、この発明の情報処理装置の罫線処理
装置について、その一実施例の要部を示す機能ブ
ロツク図である。図面において、1は表示装置、
2はカーソル制御部、3は操作部、4は罫線表示
制御部、5は罫線制御キー入力処理部、6は該当
罫線探索部、7は移動演算部、8はリピート罫線
生成部、9は罫線設定テーブル、10は該当罫線
格納エリアを示す。
各部の機能を簡単に説明すれば、次のとおりで
ある。
表示装置1は、罫線、文字、カーソルその他の
パターンを表示する。
カーソル制御部2は、操作部3からのカーソル
情報に基づいて、表示装置1へカーソルを表示す
るとともに、現カーソル位置を罫線制御キー入力
処理部5へ出力する。
操作部3は、キーボード等で構成され、各種の
データや制御情報を入力し、また罫線の設定やカ
ーソルの移動等の指示を行う。
罫線表示制御部4は、他の各部から与えられる
罫線の始点、終点、線種の情報によつて、表示装
置1へ罫線を表示する。
該当罫線探索部6は、〔リピート〕の指示によ
り、現カーソル位置がどの罫線を指示している
か、罫線設定テーブル9と順次比較し、該当する
罫線を発見したとき、罫線表示制御部4へ該当罫
線を例えば破線表示に変更するよう出力するとと
もに、その罫線情報を該当罫線格納エリア10へ
格納するよう動作する。
移動演算部7は、罫線の〔移動〕が指示された
とき、カーソルで指示された範囲内に含まれる罫
線の始点、終点の位置を演算し、また罫線の状態
に応じて、長さを延長あるいは短縮するような各
種の演算を行う。
リピート罫線生成部8は、罫線の繰返えし本数
nの指示によつて、現カーソル位置からピツチm
と、繰返えしを行うn本の罫線の始点、終点等を
演算して、繰返えしを行うn本分の罫線情報を生
成し、罫線設定テーブル9へ追加設定するととも
に、罫線表示制御部4へも出力して表示要求を行
う。
罫線設定テーブル9は、現在表示中のすべての
罫線の情報が格納されており、要求に応じて罫線
情報を出力する。
該当罫線格納エリア10は、カーソルによつて
繰返えしを指示された既設の罫線の情報を一時格
納する。
次の第4図1〜5は、第3図の回路における罫
線設定等の罫線処理フローで、図1は罫線設定フ
ロー、図2は罫線消去フロー、図3と4は罫線移
動フロー、図5は罫線リピートフローを示し、フ
ローの右側の図A〜Nは、それぞれの段階におけ
る表示装置の表示状態を示す。
操作部3において、罫線キーが選択操作される
と、第4図1のフローがスタートする。
同時に、表示装置1の画面下部には、その右方
の図Aに示されるようなガイダンス表示が行われ
る。すなわち、機能選択キー「1」〜「3」は罫
線の設定で、その線種は、「1」が太線、「2」が
細線、「3」が点線であり、またキー「4」は罫
線の消去、「5」は移動、「6」は罫線の繰返えし
設定を指示することが表示される。
罫線操作の場合には、オペレータはこのガイダ
ンスに従つて、キー「1」〜「6」のいずれかを
選択操作することになる。
しかし、罫線操作では、一般に、罫線設定の場
合の始点指示や、罫線消去等の場合の該当罫線の
選択指示は、カーソルの移動によつて行うように
している。そのため、このフローでは、まず、カ
ーソル移動のキー入力の有無を監視して、キー入
力に応じてカーソルを移動させて表示する。
次に、機能選択キーの入力の有無を監視し、キ
ー「1」〜「6」のいずれかが選択されると、次
のステツプへ移る。
罫線の設定では、始点と終点、および線種の指
示が行われる。このフローでは、キー「1」〜
「3」のいずれか1個を操作することによつて、
まず線種を指示する。
そして、キー「1」〜「3」のいずれかが操作
された時点におけるカーソル位置(x1,y1)が始
点情報とされる。表示装置1のガイダンスは、右
方の図Bの表示例のように、<ケイ線設定>とな
り、カーソルcも表示される。
次に、終点の指示のために、カーソルcの移動
が行われ、その位置(x2,y2)が終点情報とさ
れ、例えばキー「1」の場合には、右方の図Cの
表示例のように、太線による罫線が表示される。
そして、これらの始点情報(x1,y1)と終点情
報(x2,y2)、および線種情報「1」は、罫線設
定テーブル9へ格納されて、罫線の設定操作が終
了し、再び第4図1のへ戻る。
なお、罫線操作の場合、始点と終点の関係は、
いずれが始点でもよいが、ここでは先に指示され
た点を始点として説明している。
また、機能選択キー「4」が選択された罫線消
去の場合には、第4図1のから第4図2のフロ
ーへ入る。
この罫線消去の場合には、既に設定されている
罫線が表示装置1へ表示されるので、カーソル移
動によつて消去したい罫線を指示する。したがつ
て、画面上には、第4図2の右方の図Dのような
パターン表示が行われ、またガイダンス部には、
<ケイ線消去>のように表示される。
第3図の回路では、罫線制御キー入力処理部5
でカーソル位置(x,y)を取込み、消去のため
に該当罫線探索部6へ出力して、該当する罫線を
サーチする。すなわち、罫線設定テーブル9に
は、既に設定された罫線の始点、終点、線種の各
情報がすべて格納されており、該当罫線探索部6
では、テーブル9に格納されている各罫線の始点
情報(x′,y)′と終点情報(x″,y)″を順次呼
出して、カーソル情報(x,y)と比較する。
この探索条件は、縦罫線bの場合には、 x′=x″=x y′≦y≦y″ であり、また横罫線aの場合には、 y′=y″=y x′≦x≦x″ である。
消去を指示された罫線が発見されると、その該
当罫線の情報を罫線設定テーブル9から抹消し、
表示画面は右方の図Eから図Fのように変化し
て、罫線の消去が終了する。そして、第4図1の
へ戻る。
次に、この発明の罫線処理装置における罫線の
繰返えし操作、すなわち、リピートモードの設定
には、第4図1の機能選択キーで「6」が選択さ
れる。そして、から第4図5のフローに入る。
この状態では、第4図5の右方の図Kに示され
るように、表示装置1には、指示された罫線aと
カーソルcとが表示され、ガイダンス部には<ケ
イ線リピート>のような表示が行われる。
すでに、第2図1〜9に関連して説明したよう
に、罫線を繰返えしたい場合には、予め繰返えし
たい罫線が設定表示されているか、第4図1につ
いて説明した罫線の設定操作によつて新しく設定
しておく。この状態で、繰返えしを行いたい罫線
を指示し、次にピツチの指定と、繰返えし本数n
の指示を行う必要がある。
そのために、第4図5の右方の図Kのような表
示が行われた時点で、カーソル位置(x1,y1)が
取込まれ、該当罫線探索部6によつて、繰返えし
を指示された罫線が探索される。この場合の探索
条件は、先の消去の場合と同様である。
繰返えしを行うために指示された罫線の探索が
終了すると、第4図5の右方の図Lのように、指
示された罫線aが破線表示に変化する。すなわ
ち、第3図の回路で、該当罫線探索部6では、カ
ーソル位置と、罫線設定テーブル9からの罫線情
報を順次呼出して比較し、該当罫線をサーチす
る。そして、該当罫線を発見すると、その時点の
罫線情報を罫線表示制御部4へ与えて、破線表示
に変更させ、同時に、該当罫線格納エリア10へ
格納する。
次に、繰返えしのピツチの指定が行われる。す
でに説明したように、ピツチの指定は、カーソル
の移動によつて行われ、移動されたカーソル位置
(x2,y2)が、第3図の罫線制御キー入力処理部
5からリピート罫線生成部8へ入力される。さら
に、リピート本数nも、同様にリピート罫線生成
部8へ与えられる。
リピート罫線生成部8では、該当罫線格納エリ
ア10へ格納された該当罫線の情報{始点(x′,
y′)}{終点(x″,y″)}、およびカーソル情報
(x2,y2)と、リピート本数nとによつて、新た
に繰返えしを行いたい罫線の情報を生成する。
横罫線aの繰返えしの場合には、リピート罫線
情報は、 y=y′(=y″)+(y2−y′)×n x=x′〜x″ によつて、n本分が演算生成される。
同様に、縦罫線bの繰返えしのリピート罫線情
報は、 x=x′(=x″)+(x2−x′)×n y=y′〜y″ により、n本分を生成する。
なお、横罫線aと縦罫線bとを、同時に同一の
本数nだけ繰返えすときは、上記の演算が順次繰
返えされる。また、繰返えし本数がn本とn′本の
ときは、リピート本数の入力をnとn′とについ
て、それぞれ行えばよい。
リピート罫線生成部8で演算生成された繰返え
したい罫線の情報は、すべて罫線設定テーブル9
へ追加格納するとともに、罫線表示制御部4を介
して追加された繰返えし罫線をすべて表示装置1
へ表示させる。なお、破線表示された該当罫線
も、第4図5の図Nに示されるように、追加され
た罫線の表示と同時に、またはその前に元の線種
の罫線表示に戻される。
このような動作が終了すると、繰返えし罫線が
すべて設定され、再び第4図1のへ戻る。
さらに、罫線を上下、左右へシフトさせる移動
操作では、第4図1の機能選択キーで「5」が選
択され、から第4図3のフローに入る。
この罫線の移動操作は、対角指示、すなわち2
個のカーソル位置で指示された範囲内の罫線をす
べて移動させるもので、そのシフト方向は上下、
または左右であり、1回の移動操作で1単位例え
ば1キヤラクタブロツクずつシフトされる。この
場合に、2個のカーソル位置で指示された範囲内
に、その一部が含まれる罫線については、罫線の
伸長または圧縮が行われる。
移動操作の場合にも、第4図3のフローに示す
ように、まず表示装置1のカーソル位置(x1
y1)が取込まれる。このカーソル情報は、第3図
の罫線制御キー入力処理部5から、該当罫線探索
部6へ与えられる。
この場合には、第4図3の右方の図Gに示され
るように、移動対象の罫線が、例えば横罫線a、
a′と縦罫線b、b′のように予め設定表示されてお
り、カーソルcと同時に表示される。
次に、移動対象が含まれるように、カーソル操
作を行う。移動されたカーソル位置(x2,y2
も、カーソル情報として、罫線制御キー入力処理
部5から該当罫線探索部6へ与えられる。また、
表示は、右方の図Hのようになる。この表示例で
は、先に指定したカーソル位置(x1,y1)の表示
は消えているが、点滅や高輝度表示等によつてそ
の位置(x1,y1)を指示しておけば、操作性がさ
らに向上される。
該当罫線探索部6では、これらのカーソル情報
(x1,y1)と(x2,y2)とによつて指定された範
囲内の罫線を罫線設定テーブル9と順次呼出して
比較しながらサーチする。罫線設定テーブル9に
は、既に設定表示された罫線の情報が、始点
(x′,y′)と終点(x″,y″)ですべて格納されて
いる。
移動の場合の罫線の探索条件は、 x1≦x′≦x2 y1≦y′≦y2 および x1≦x″≦x2 y1≦y″≦y2 であり、これらの条件に合致する罫線情報が抽出
される。
罫線設定テーブル9から抽出された罫線情報
は、該当罫線格納エリア10へすべて格納され、
第4図3のから第4図4のフローに入る。
すなわち、カーソル位置(x1,y1)と(x2
y2)とで指示されて範囲内の罫線が、第4図4の
右方の図Iのように、破線表示に変わり、ガイダ
ンス表示は移動方向を示すキーが、「1」は上、
「2」は下、「3」は右、「4」は左、のように指
示される。
オペレータが、この指示に従つて、例えばキー
「3」を入力すると、破線表示の罫線が消え、該
当罫線格納エリア10に格納された移動対象の罫
線情報が、移動演算部7へ与えられて、その始点
(x′,y′)と終点(x″,y″)の変更が行われる。
このフローでは、1回のキー操作により、1キ
ヤラクタブロツク単位でシフトする場合について
示しているが、シフト方向とその移動量とを与え
るようにしてもよい。
移動演算部7では、該当罫線格納エリア10か
ら与えられる罫線情報、 x1≦x′≦x2 y1≦y′≦y2 および x1≦x″≦x2 y1≦y″≦y2 につき、そのシフト方向に応じて、 キー「1」が入力されて上方向へシフトする場
合には、 y′+1→y′,y″+1→y″ キー「2」が入力されて下方向へシフトする場
合には、 y′−1→y′,y″−1→y″ キー「3」が入力されて右方向へシフトする場
合には、 x′+1→x′,x″+1→x″ キー「4」が入力されて左方向へシフトする場
合には、 x′−1→x′,x″−1→x″ の演算を行つて、再び該当罫線格納エリア10へ
入力させる。このような演算は、該当する罫線の
1本ごとに順次行われる。
そして、罫線情報の変更が終了すると、第4図
4のフローでは、再びへ戻り、移動された罫線
が破線で表示される。
このようなシフトが必要な回数だけ繰返えされ
て、罫線が所望の位置まで移動されると、移動の
終了を指示する実行キーを選択操作する。
実行キーからの入力により、該当罫線格納エリ
ア10に格納された移動対象の罫線情報は、罫線
設定テーブル9へ格納されて、移動後の罫線情報
に更新される。
表示装置1の画面上には、第4図4の右方の図
Jのように、移動後の位置へ、移動前と同じ線種
の罫線で表示される。
このような操作が終了すると、フローは、再び
第4図1のへ戻る。
ところで、この移動操作の場合、移動対象とし
て罫線の一部を指示すれば、罫線の圧縮や伸長も
可能である。
第5図1〜4は、罫線の移動による圧縮および
伸長を説明するための表示例である。図面におけ
るcとc′は、対角指示によつて移動範囲を指示す
るためのカーソルを示し、また点線は移動範囲を
示す。
第5図1は、作表のために使用される罫線枠の
一例であり、まず、第1のカーソルcによつて移
動範囲の一方を指定する。
次に、第5図2のように、第2のカーソルc′に
よつて他方を指定すると、2個のカーソルで指定
された点線の範囲内に、その一部でも含まれる罫
線がすべて破線表示に変化する。
罫線を圧縮したいときは、先の第4図3と4の
フローで説明したように、キー「4」を操作する
と、点線内の罫線が順次左方向へシフトされる。
したがつて、第5図3のように、移動が終了す
ると、横罫線が圧縮された罫線枠となる。
また、罫線を伸長したいときは、キー「3」を
操作して右方向へシフトさせる。この場合には、
第5図4のように、横罫線が伸長される。
なお、縦方向の圧縮や伸長は、上下方向へシフ
トさせればよい。
このように、移動対象として、罫線の一部が含
まれている罫線は、すべて圧縮または伸長され、
罫線が2重になつたり途切れたりすることはな
い。
そのため、作表等の作業でしばしば必要とされ
る罫線の長さや間隔の変更が、極めて簡略とな
り、操作性が著しく向上される。
なお、以上の説明では、罫線の指示や、始点・
終点の指示、移動範囲の指定等に、カーソルを用
いたが、これらの指示が行えるライトペンその他
のものを使用することも可能であり、必ずしもカ
ーソルを用いる必要はない。
また、消去やリピートのために指示された罫
線、および移動対象の罫線等が破線表示に変化す
る場合について説明した。しかし、罫線の設定に
ない線種であれば区別できるので、破線以外の表
示を用いてもよいし、さらに、点滅や高輝度、半
輝度、反転表示等の属性を用いてもよい。
以上に詳細に説明したとおり、この発明の罫線
処理装置では、繰返えし設定の指示を行うに際し
て、表示された罫線のうち繰返えしたい罫線の指
示をカーソル等の1点で行い、かつそのピツチの
指示を他の1点で行うようにしており、また指示
された罫線の表示を他の表示と容易に区別できる
ような異なる表示に変更できるようにしている。
発明の効果 この発明の情報処理装置の罫線処理装置によれ
ば、指示された罫線だけの繰返えし設定が可能と
なるので、作表等に便利であり、しかもその指示
も1点で可能であるから、操作性が著しく向上さ
れる。
その上、指示された罫線を他の表示と区別でき
る表示に変更することにより、ミス操作も防止で
きる、等の多くの優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図1と2は、従来の第2の罫線繰返えし制
御方法を説明する表示例、第2図1〜9は、この
発明の罫線処理装置における罫線操作時の表示
例、第3図は、この発明の情報処理装置の罫線処
理装置について、その一実施例の要部を示す機能
ブロツク図、第4図1〜5は、第3図の回路にお
ける罫線設定等の罫線処理フロー、第5図1〜4
は、罫線の移動による圧縮および伸長を説明する
ための表示例。 図面において、1は表示装置、2はカーソル制
御部、3は操作部、4は罫線表示制御部、5は罫
線制御キー入力処理部、6は該当罫線探索部、7
は移動演算部、8はリピート罫線生成部、9は罫
線設定テーブル、10は該当罫線格納エリア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくともキーボード入力装置と、表示装置
    と、該表示装置上の表示位置をカーソルで指示す
    る位置指示手段と、始点や終点等の位置情報を格
    納する罫線情報格納手段とを有し、罫線処理機能
    を備えた情報処理装置において、 前記罫線処理機能の一つとして、前記表示装置
    上に表示されている罫線についてその繰返えし処
    理を行うリピートモード設定手段と、 リピートモードが設定された状態で、前記位置
    指示手段によつて前記表示装置上に表示されてい
    る罫線のうち、繰返えしたい罫線が指示されたと
    き、前記罫線情報格納手段に格納されている始点
    や終点等の位置情報について該指示された罫線の
    位置情報を探索する探索手段と、 該探索手段によつて探索された罫線の位置情報
    を一時保持しておく罫線情報一時保持手段と、 前記位置指示手段によつて前記表示装置上の前
    記指示された罫線位置とは異なる位置が指示され
    たとき、該指示された位置と前記罫線情報一時保
    持手段に保持されている罫線位置との間隔を算出
    する間隔算出手段、 とを備え、 リピートモード設定時に、前記位置指示手段で
    指示された罫線を、前記間隔算出手段によつて算
    出された間隔で、前記罫線情報格納手段に罫線情
    報を繰返えし格納することを特徴とする罫線処理
    装置。 2 リピートモード設定時に、前記位置指示手段
    によつて繰返えしの対象に指定された罫線を、他
    の表示と異なる表示に変更させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項の罫線処理装置。
JP57174390A 1982-10-04 1982-10-04 ワ−ドプロセツサ等の罫線繰返えし制御方式 Granted JPS5962895A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57174390A JPS5962895A (ja) 1982-10-04 1982-10-04 ワ−ドプロセツサ等の罫線繰返えし制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57174390A JPS5962895A (ja) 1982-10-04 1982-10-04 ワ−ドプロセツサ等の罫線繰返えし制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962895A JPS5962895A (ja) 1984-04-10
JPH045991B2 true JPH045991B2 (ja) 1992-02-04

Family

ID=15977762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57174390A Granted JPS5962895A (ja) 1982-10-04 1982-10-04 ワ−ドプロセツサ等の罫線繰返えし制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5962895A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6289990A (ja) * 1985-06-19 1987-04-24 株式会社東芝 作表装置
JPH0490046A (ja) * 1990-08-03 1992-03-24 Casio Comput Co Ltd 線描画処理装置
JPH0628346A (ja) * 1992-11-04 1994-02-04 Casio Comput Co Ltd 罫線処理装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5784050U (ja) * 1980-11-07 1982-05-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5962895A (ja) 1984-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0812663B2 (ja) 画像処理システム及びその方法
JPH0234064B2 (ja)
JPH045991B2 (ja)
JPH0580025B2 (ja)
JP3050281B2 (ja) 地図情報検索装置
JPH07244741A (ja) ナビゲーション表示方法及び装置
JPS5984291A (ja) ワ−ドプロセツサ等の罫線移動方法
JPS6057405A (ja) グラフイツク画面を用いたブロックサーチ装置
JPH02239314A (ja) コマンド入力方式
US4539563A (en) Method and apparatus for drawing lines
JP2560690B2 (ja) 表示制御装置
JPH05233205A (ja) 表示制御装置
JP3000749B2 (ja) 文字編集装置
JPH02186838A (ja) 情報処理装置
JPH0736608A (ja) 画面表示情報の選択システムおよびその選択方法
JPH08180118A (ja) 表処理装置
JP2977360B2 (ja) 罫線選択方法
JPH11212968A (ja) 文書処理装置及び方法
JPH07271994A (ja) 図形選択方法及び方式
JPH05108635A (ja) 文字表示装置
JPH05233738A (ja) Cadシステムにおける寸法記入方法
JPH04156681A (ja) 画像処理装置の表示装置および表示倍率と表示位置指定方法
JPS59142682A (ja) コマンド入力方式
JPH0816357A (ja) カーソル表示制御装置
JPH05143652A (ja) 情報検索方式