JPH0457153B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0457153B2
JPH0457153B2 JP58002112A JP211283A JPH0457153B2 JP H0457153 B2 JPH0457153 B2 JP H0457153B2 JP 58002112 A JP58002112 A JP 58002112A JP 211283 A JP211283 A JP 211283A JP H0457153 B2 JPH0457153 B2 JP H0457153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
supplied
audio signal
heads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58002112A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59127486A (ja
Inventor
Toshihiko Numakura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP58002112A priority Critical patent/JPS59127486A/ja
Publication of JPS59127486A publication Critical patent/JPS59127486A/ja
Publication of JPH0457153B2 publication Critical patent/JPH0457153B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば音声信号を周波数変調(FM
変調)した信号を磁気テープ上にビデオ信号と重
ねて記録し再生する回転ヘツド型のVTR(ビデオ
テープレコーダ)に適用して好適な磁気記録再生
装置に関する。
背景技術とその問題点 回転ヘツド型のVTRにおいて、高域側でFM
変調された輝度信号YFMと低域変換されたクロマ
ト信号CDとが合成され(第1図Aにその周波数
スペクトラムの一例を示す)、互いにアジマス角
の異なる2個の回転磁気ヘツドを用いて磁気テー
プ上の傾斜トラツクにガードバンドを置かずに記
録することが行なわれている。
このようなVTRにおいて、音声信号は、通常
固定ヘツドを用いてテープの走行方向に連続した
トラツクに、いわゆるオーデイオテープレコーダ
と同様の方式で記憶されている。
ところが上述のVTRにおいて、記録の高密度
化を進めた場合には、テープ走行速度は極めて低
速となり、そのため、音声信号の記録において、
固定ヘツドとテープとの相対速度が低くなり、良
好な音声信号の記録が困難となる欠点がある。
そこで従来、第1図Bにその周波数スペクトラ
ムを示すように、音声信号を、FM変調された輝
度信号YFMと低域変換されたクロマ信号CDとの間
の帯域でFM変調し、ビデオ信号と周波数多重化
して傾斜トラツクに記録することが提案されてい
る。第1図BにおいてAFMはFM変調された音声
信号である。
この場合、上述した欠点は解決されるが以下の
ような欠点を有する。
即ち、音声信号が多重信号であること、隣接ト
ラツクからのクロストークを避けなければならな
いことから、搬送周波数がfL1(第1のトラツクに
記録される第1音声信号に対する)、fR1(第1の
トラツクに記録される第2音声信号に対する)、
fL2(第1のトラツク隣接する第2のトラツクに記
録される第1音声信号に対する)、fR2(第2のト
ラツクに記録される第2音声信号に対する)と4
つ選ばれ、夫々の間隔が150KHz程度とされる。
従つて、FM変調された音声信号AFMのために、
600KHz程度の広い帯域を必要とする。そして、
低域変換色信号CD、変調輝度信号YFM、変調音声
信号AFMとの間の相互妨害が生じないような周波
数スペクトラムの配置とされる。例えば第1図B
に示すように、変調輝度信号YFMの搬送周波数が
上昇させられ、変調輝度信号YFM及び低域変換色
CDの帯域が減少させられ、さらに変調音声信号
AFMのレベルが例えば変調輝度信号YFMの1/10〜
1/20に制限される。
従つて、変調輝度信号YFMの搬送周波数が上昇
させられることから、通常の方式(第1図Aにそ
の周波数スペクトラムを示す)とのビデオ信号の
互換性が難しくなる。また、変調音声信号のAFM
のレベルが制限されることから、音声信号のS/
Nが劣化する。
発明の目的 本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、音声
信号のS/Nが良好となると共に、通常の方式と
の互換性が保てるようにしたものである。
発明の概要 本発明は上記目的を達成するため、磁気記録媒
体の同一トラツクを走査して、ビデオ信号並びに
第1及び第2の音声信号を重ねて記録し、又、そ
れら記録信号を再生する互いに異なるアジマス角
のギヤツプを備えるビデオ信号記録再生用の第1
の磁気ヘツド、第1の音声信号記録再生用の第2
の磁気ヘツド及び第2の音声信号記録再生用の第
3の磁気ヘツドを有し、第1、第2及び第3の磁
気ヘツドのギヤツプ幅はこの順序で順次広く設定
され、第3、第2及び第1の磁気ヘツドはこの順
序で順次磁磁記録媒体上の同一トラツクを走査す
るように配されて成ることを特徴とするものであ
る。
本発明はこのように構成され、ビデオ信号、第
1の音声信号及び第2の音声信号は、第1〜第3
の磁気ヘツドで磁気記録媒体の磁性層に異つた記
録アジマスで重ねて記録され、そして再生される
ので、夫々の信号の記録再生は、他の信号の記録
再生にはほとんど影響を及ぼさない。従つて、第
1及び第2の音声信号の帯域及びレベルを制限せ
ずに記録することができ、S/Nを良好とするこ
とができる。また、ビデオ信号は通常の方式のま
ま記録し再生でき、ビデオ信号に関しては通常の
方式と互換性を保つことができる。
実施例 以下、第2図以降を参照しながら、本発明の一
実施例について説明しよう。
本例は第2図に示すように、2個の回転磁気ヘ
ツドHV1及びHV2略180°の角間隔をもつて取り付
けられ、また、このヘツドHV1及びHV2に夫々近
接して2個の回転磁気ヘツドHR1及びHR2が略
180°の角間隔をもつて取り付けられ、さらに、こ
のヘツドHR1及びHR2に夫々近接して2個の回転
磁気ヘツドHL1及びHL2が略180°の角間隔をもつ
て取り付けられる。この場合、ヘツドHR1及び
HR2は、夫々ヘツドHV1及びHV2に先行するよう、
このヘツドHV1及びHV2より回転方向X側に取り
付けられ、ヘツドHL1及びHL2は、夫々ヘツドHR1
及びHR2に先行するよう、このヘツドHR1及びHR2
より回転方向X側に取り付けられる。また、1は
磁気テープを示し、テープ案内ドラム2に略180°
の角範囲に亘つて斜めに沿わせてY方向に走行さ
せられる。
第3図に示すように、ヘツドHV1及びHV2のギ
ヤツプgV1及びgV2のアジマス角(走査方向Xと
直角の方向に対する傾き角)θV1及びθV2は互いに
異なるようにされ、また、ヘツドHR1及びHR2
ギヤツプgR1及びgR2のアジマス角θR1及びθR2は互
いに異なるようにされ、さらに、ヘツドHL1及び
HL2のギヤツプgL1及びgL2のアジマス角θL1及びθL2
は互いに異なるようにされる。また、アジマス角
θV1、θR1及びθL1は互いに異なるようにされると共
に、アジマス角θV2、θR2及びθL2は互いに異なるよ
うにされる。例えば、θV1は0〜+15°内、θV2は0
〜−15°内、θR1は−30°〜−45°内、θR2は+30°〜

45°内、θL1は+30°〜+45°内、θL2は−30°〜−45
°内
に選ばれる。一例として、θV1=+7°、θV2=−7°、
θR1=−30°、θR2=+30°、θL1=+45°、θL2=−
45°
とされる。
また、ヘツドHR1及びHR2のギヤツプgR1及びgR2
の幅はヘツドHV1及びHV2のギヤツプgV1及びgV2
の幅に比べて広くされると共に、ヘツドHL1及び
HL2のギヤツプgL1及びgL2の幅はヘツドHR1及び
HR2のギヤツプgR1及びgR2の幅に比べて広くされ
る。例れば、ギヤツプgV1及びgV2の幅は0.25〜
0.6μmとされ、ギヤツプgR1及びgR2の幅は1〜3μ
mとされ、ギヤツプgL1及びgL2の幅は1.5〜6μmと
される。
ここで通常、磁気記録においては、磁気テープ
の磁性層に、略磁気ヘツドのギヤツプ幅の半分の
深さまで記録することができる。また再生のこと
を考えると、記録波長が長い程磁性層に深く記録
することができる。ギヤツプgR1及びgR2のギヤツ
プgV1及びgV2の幅より広くするのは、ヘツドHR1
及びHR2で記録される信号の方を、磁気テープ1
の磁性層深く記録するためである。また同様に、
ギヤツプgL1及びgL2の幅をギヤツプgR1及びgR2
幅より広くするのは、ヘツドHL1及びHL2で記録
される信号の方を、磁気テープ1の磁性層に深く
記録するためである。
また、ヘツドHV1、HV2、HR1、HR2、HL1、HL2
は、例えば1フレームで1回転させられる。そし
て、ヘツドHL1、HR1、HV1及びHL2、HR2、HV2
は、1フイールド毎に交互に磁気テーブル1上を
走査するようになされる。このとき、ヘツドHR1
及びHR2は、夫夫ヘツドHV1及びHV2に先行して、
ヘツドHL1及びL2は夫々ヘツドHR1及びHR2に先行
して磁気テープ1上を走査する。
また後述するが、記録時には、ヘツドHV1及び
HV2には主たる信号成分の周波数が3.5〜10MHz、
記録波長が0.6〜2μmのビデオ信号SV′が供給さ
れ、ヘツドHR1及びHR2には主たる信号成分の周
波数が1〜3MHz、記録波長が3〜9μmの変調音
声信号ARFMが供給され、ヘツドHL1及びHL2には
主たる信号成分の周波数が0.5〜1.5MHz、記録波
長が6〜18μmの変調音声信号ALFMが供給され
る。
この場合、ヘツドHR1及びHR2の記録電流はヘ
ツドHV1及びHV2記録電流より大とされ、また、
ヘツドHL1及びHL2の記録電流はヘツドHR1及び
HR2の記録電流より大とされる。そして、この場
合、各信号とも例えば飽和記録され、ヘツドHL1
及びHL2、HR1及びHR2には、単独で記録するとき
の飽和記録電流よりさらに大きな記録電流が流さ
れる。
結局磁気テープ1上には、第4図に示すよう
に、1フイールド毎に交互に、ヘツドHL1、HR1
HV1による記録トラツクT1及びヘツドHL2、HR2
HV2による記録トラツクT2が順次形成される。そ
して、記録トラツクT1、T2には、ビデオ信号
SV′、変調音声信号ARHM及びALFMが夫々異なる記
録アジマスで重ねて記録される。即ち、第5図A
はヘツドHL1、HR1及びHV1による記録トラツク
T1を示すものであるが、この断面を観察してみ
ると同図Bに示すように、まずヘツドHL1によつ
て変調音声信号ALFMが磁気テープ1の磁性層1
aの下層部まで記録され、次にヘツドHR1によつ
て変調音声信号ARFMが磁性層1aの中層部まで
記録され、次にヘツドHV1によつてビデオ信号SV
が磁性層1aの上層部に記録される。尚、トラツ
クT2においても同様である。第5図Bにおいて、
1bはベースである。
ここで、第6図は記録電流(1.5MHz)と再生
出力との関係を示したものである。
同図実線aで示すものは、重ねて記録されない
場合の再生出力を示すものである。また、同図実
線b及び破線b′で示すものは、重ねて記録された
場合における中層からの再生出力を示すものであ
り、実線bは上層に記録されるビデオ信号SV′が
変調輝度信号YFMのみの場合であり、破線b′は上
層に記録されるビデオ信号SV′が変調輝度信号
YFM及び低減変換色信号CDの合成信号の場合であ
る。また、同図実線c及び破線c′で示すものは、
重ねて記録された場合における下層からの再生出
力を示すものであり、実線cは上層に記録される
ビデオ信号SV′が変調輝度信号YFMのみの場合で
あり、破線c′は上層に記録されるビデオ信号SV
が変調輝度信号YFM及び低域変換色信号CDの合成
信号の場合である。
また、再生時には、ヘツドHL1,HR1,HV1及び
ヘツドHL2,HR2,HV2が、夫々記録トラツクT1
及びT2を走査するようになされる。従つて、ヘ
ツドHL1及びHL2で、夫々記録トラツクT1及び
T2より変調音声信号ALFMが再生される。また、
ヘツドHR1及びHR2で、夫々記録トラツクT1
びT2より変調音声信号ARFMが再生される。さら
に、ヘツドHV1及びHV2で、夫々記録トラツク
T1及びT2よりビデオ信号SV′が再生される。
第7図に示すものは、本例における記録系及び
再生系の回路である。
同図において、100Vはビデオ信号SVの記録系
の回路であり、端子11にはビデオ信号SVが供
給される。このビデオ信号SVはローパスフイル
タ12に供給されて輝度信号Yが得られ、これが
プリエンフアシス回路13を通じてFM変調器1
4に供給される。FM変調器14においては、例
えばホワイトピークが5.2MHz、シンクチツプが
3.8MHzとなるように輝度信号YがFM変調され、
変調輝度信号YFMが得られる。この変調輝度信号
YFMはハイパスフイルタ15を通じて帯域制限さ
れ、さらに増幅器16で増幅された後、合成器1
7に供給される。
また、端子11に供給されるビデオ信号SV
バンドパスフイルタ18に供給されて色信号Cが
得られ、これが周波数変換器19に供給される。
この周波数変換器19には、発振回路20より変
換用の信号が供給され、搬送周波数が例えば
688KHzの低域変換色信号CDが得られる。この低
域変換色信号CDはローパスフイルタ21を通じ
て帯域制限され、さらに増幅器22で増幅された
後、合成器17に供給される。この場合、第1図
Cにスペクトラムを示すように、低域変換色信号
CDのレベルは、例えば変調輝度信号YFMの4/1倍
とされる。これは、この低域変換色信号CDが磁
性層1aの中層あるいは下層に記録されることを
防止するためである。
合成器17より得られる変調輝度信号YFM及び
低域変換色信号CDの合成信号(以下ビデオ信号
SV′という。このビデオ信号SV′は主たる信号成
分の周波数が3.5〜10MHz、記録波長が0.5〜2μm
である。)は切換スイツチ23及びロータリート
ランス24を通じてヘツドHV1に供給されると共
に、切換スイツチ25及びロータリートランス2
6を通じてヘツトHV2に供給される。切替スイ
ツチ23及び25は、夫々記録時にはR側に接続
され、再生時にはP側に接続される。
また第7図において、100Lは第1音声信号
(ステレオでは左信号、2重音声では主信号)AL
の記録系の回路である。端子31Lには第1音声
信号ALが供給される。この第1音声信号ALは端
子31Lからローパスフイルタ32L及びノイズ
リダクシヨン回路を構成する圧縮回路33Lを通
じて合成器34Lに供給される。また、35はジ
ツター補正用のパイロツト信号SPILOTを得るため
の発振器である。この発振器35からは、可聴周
波数を20KHzとするとき、例えば25〜30KHzの発
振信号が得られ、これがパイロツト信号SPILOT
して合成器34Lに供給される。
この合成器34Lより得られる第1音声信号
AL及びパイロツト信号SPILOTの合成信号はFM変
調器36Lに供給される。そして、このFM変調
器36Lにおいては、この合成信号が、例えば搬
送周波数が1MHz、周波数変移が±150KHzでFM
変調され、変調音声信号ALFM(第1図Cに図示)
が得られる。この変調音声信号ALFMは、主たる
信号成分の周波数が0.5〜1.5MHz、記録波長が6
〜18μmである。この変調音声信号ALFMは高調波
除去用のバンドパスフイルタ37Lを通じて増幅
器38Lに供給される。そして、増幅器38Lで
増幅された変調音声信号ALFMは切換スイツチ3
9L及びロータリートランス40Lを通じてヘツ
ドHL1に供給されると共にこの増幅された変調音
声信号ALFMは切換スイツチ41L及びロータリ
ートランス42Lを通じてヘツドHL2に供給さ
れる。切換スイツチ39L及び41Lは、夫々記
録時にはR側に接続され、再生時にはP側に接続
される。
また第7図において、100Rは第2音声信号
(ステレオでは右信号、2重音声では副信号)AR
の記録系の回路である。端子31Rには第2音声
信号ARが供給される。この第2音声信号ARは端
子31Rからローパスフイルタ32R及びノイズ
リダクシヨン回路を構成する圧縮回路33Rを通
じて合成器34Rに供給される。また、この合成
器34Rには発振器35よりパイロツト信号
SPILOTが供給される。
この合成器34Rより得られる第2音声信号
AR及びパイロツト信号SPILOTの合成信号はFM変
調器36Rに供給される。そして、このFM変調
器36Rにおいては、この合成信号が、例えば搬
送周波数が1.4MHz、周波数偏移が±150KHzで
FM変調され、変調音声信号ARFM(第1図Cに図
示)が得られる。この変調音声信号ARFMは、主
たる信号成分の周波数1〜3MHz、記録波長3〜
9μmである。この変調音声信号ARFMは高調波除
去用のバンドパスフイルタ37Rを通じて増幅器
38Rに供給される。そして、増幅器38Rで増
幅された変調音声信号ARFMは切換スイツチ39
R及びロータリートランス40Rを通じてヘツド
HR1に供給されると共にこの増幅された変調音声
信号RFMは切換スイツチ41R及びロータリート
ランス42Rを通じてヘツドHR2に供給される。
切換スイツチ39R及び41Rは、夫々記録時に
はR側に接続され、再生時にはP側に接続され
る。
記録時には、切換スイツチ23,25,39
L,39R,41L及び41Rは、夫々R側に切
換えられるので、上述したようにヘツドHV1及び
HV2にはビデオ信号SV′が供給され、ヘツドHL1
及びHL2には変調音声信号ALFMが供給され、ヘ
ツドHR1及びHR2には変調音声信号ARFMが供給さ
れる。従つて、第4図に示すように、磁気テープ
1上には、1フイールド毎に交互に、ヘツド
HV1,HL1,HR1による記録トラツクT1及びヘツ
ドHV2,HL2,HR2による記録トラツクT2
順次形成される。
また第7図において、200Vはビデオ信号の
再生系の回路である。上述したように記録トラツ
クT1よりヘツドHV1で再生されたビデオ信号SV
は、増幅器501を通じてスイツチ回路51に供
給される。また上述したように記録トラツクT2
よりヘツドHV2で再生されたビデオ信号SV′は、
増幅器502を通じてスイツチ回路51に供給さ
れる。スイツチ回路51には、端子51aよりヘ
ツドHV1及びHV2の回転位置に応じて得られる
切換制御信号SCが供給され、その切換が制御され
る。そして、このスイツチ回路51からは、ヘツ
ドHV1及びHV2で再生されたビデオ信号SV′が1
フイールド毎に交互に得られる。
このスイツチ回路51より得られるビデオ信号
SV′はハイパスフイルタ52に供給され、このハ
イパスフイルタ52より変調輝度信号YFMが得ら
れる。この変調輝度信号YFMはリミツタ回路53
を通じてFM復調器54に供給され、このFM復
調器54より輝度信号Yが得られる。この輝度信
号Yはデイエンフアシス回路55を通じて合成器
56に供給される。
また、スイツチ回路51より得られるビデオ信
号SV′はローパスフイルタ57に供給され、この
ローパスフイルタ57より低域変換色信号CD
得られる。この低域変換色信号CDは周波数変換
器58に供給される。この周波数変換器58には
AFC及びAPC回路(自動周波数及び位相制御回
路)59より変換用の信号が供給され、低域変換
色信号CDは搬送周波数が例えば3.58MHzの色信号
Cに変換される。この色信号Cはバンドパスフイ
ルタ60を通じて合成器56に供給される。
合成器56においては、輝度信号Y及び色信号
Cが合成され、出力端子61にはビデオ信号SV
が得られる。
また第7図において、200Lは第1音声信号
ALの再生系の回路である。上述したように記録
トラツクT1よりヘツドHL1で再生された変調音声
信号ALFMは増幅器71L1を通じて中心周波数が
略1MHzとされたバンドパスフイルタ72L1に供
給される。そして、このバンドパスフイルタ72
L1からの変調音声信号ALFMはリミツタ回路73
L1を通じてFM復調器74L1に供給される。この
FM復調器74L1からは第1音声信号AL及びパイ
ロツト信号SPILOTの合成信号が得られ、これがス
イツチ回路75LのA側の端子に供給される。
また、上述したように記録トラツクT2よりヘ
ツドHL2で再生された変調音声信号ALFMは増幅
器71L2を通じて中心周波数が略1MHzとされた
バンドパスフイルタ72L2に供給される。そし
て、このバンドパスフイルタ72L2からの変調
音声信号ALFMはリミツタ回路73L2を通じてFM
復調器74L2に供給される。このFM復調器74
L2からは第1音声信号AL及びパイロツト信号
SPILOTの合成信号が得られ、これがスイツチ回路
75LのB側の端子に供給される。
スイツチ回路75Lには、端子75Laからヘ
ツドHL1及びHL2の回転位置に応じて得られる切
換制御信号SCLが供給され、その切換が制御され
る。即ち、ヘツドHL1が記録トラツクT1を走査し
ている1フイールド期間はA側の端子に切換えら
れ、ヘツドHL2が記録トラツクT2を走査してい
る他の1フイールド期間はB側の端子に切換えら
れる。従つて、このスイツチ回路75Lからは、
FM復調器74L1及び74L2より得られる第1音
声信号AL及びパイロツト信号SPILOTの合成信号が
1フイールド毎に交互に得られる。
この合成信号はローパスフイルタ76Lに供給
され、このローパスフイルタ76Lより第1音声
信号ALが得られ、これが合成器77Lに供給さ
れる。また、スイツチ回路75Lより得られる合
成信号は中心周波数がパイロツト信号SPILOTと略
等しくされたバンドパスフイルタ78Lに供給さ
れ、このバンドパスフイルタ78Lよりパイロツ
ト信号SPILOTが得られる。このパイロツト信号
SPILOTは周波数弁別器79Lに供給され、この周
波数弁別器79Lよりジツター検出信号SJILが得
られる。このジツター検出信号SJILはインバータ
80Lで反転された後、レベル調整用の半固定抵
抗器81Lを通じて合成器77Lに供給される。
合成器77Lにおいては、ローパスフイルタ7
6Lより供給される第1音声信号ALよりジツタ
ー検出信号SJILに応じた信号が減算されて、第1
音声信号AL中に含まれるジツター成分が相殺さ
れる。従つて、この合成器77Lよりジツター成
分の除かれた第1音声信号ALが得られ、これが
ノイズリダクシヨン回路を構成する伸張器82L
を通じて出力端子83Lに供給される。
また、第7図において、200Rは第2音声信
号ARの再生系の回路である。上述したように記
録トラツクT1よりヘツドHR1で再生された変調音
声信号ARFMは増幅器71R1を通じて中心周波数
が略1.4MHzとされたバンドパスフイルタ72R1
に供給される。そして、このバンドパスフイルタ
72R1からの変調音声信号ARFMリミツタ回路7
3R1を通じてFM復調器74R1に供給される。こ
のFM復調器74R1からは第2音声信号AR及び
パイロツト信号SPILOTの合成信号が得られ、これ
がスイツチ回路75RのA側の端子に供給され
る。
また、上述したように記録トラツクT2よりヘ
ツドHR2で再生された変調音声信号ARFMは増幅
器71R2を通じて中心周波数が略1.4MHzとされ
たバンドパスフイルタ72R2に供給される。そ
して、このバンドパスフイルタ72R2からの変
調音声信号ARFMはリミツタ回路73R2を通じて
FM復調器72R2に供給される。このFM復調器
72R2からは第2音声信号AR及びパイロツト信
号SPILOTの合成信号が得られ、これがスイツチ回
路75RのB側の端子に供給される。
スイツチ回路75Rには、端子75Raからヘ
ツドHR1及びHR2の回転位置に応じて得られる切
換制御信号SCRが供給され、その切換が制御され
る。即ち、ヘツドHR1が記録トラツクT1を走査し
ている1フイールド期間はA側の端子に切換えら
れ、ヘツドHR2が記録トラツクT2を走査してい
る他の1フイールド期間はB側の端子に切換えら
れる。従つて、このスイツチ回路75Rからは、
FM復調器74R1及び74R2より得られる第2音
声信号AR及びパイロツト信号SPILOTの合成信号が
1フイールド毎に交互に得られる。
この合成信号はローパスフイルタ76Rに供給
され、このローパスフイルタ76Rより第2音声
信号ARが得られ、これが合成器77Rに供給さ
れる。また、スイツチ回路75Rより得られる合
成信号は中心周波数がパイロツト信号SPILOTと略
等しくされたバンドパスフイルタ78Rに供給さ
れ、このバンドパスフイルタ78Rよりパイロツ
ト信号SPILOTが得られる。このパイロツト信号
SPILOTは周波数弁別器79Rに供給され、この周
波数弁別器79Rよりジツター検出信号SJIRが得
られる。このジツター検出信号SJIRはインバータ
80Rで反転された後、レベル調整用の半固定抵
抗器81Rを通じて合成器77Rに供給される。
合成器77Rにおいては、ローパスフイルタ7
6Rより供給される第2音声信号ARよりジツタ
ー検出信号SJIRに応じた信号が減算されて、第2
音声信号AR中に含まれるジツター成分が相殺さ
れる。従つて、この合成器77Rよりジツター成
分の除かれた第2音声信号ARが得られ、これが
ノイズリダクシヨン回路を構成する伸張器82R
を通じて出力端子83Rに供給される。
本例はこのように構成され、端子11,31L
及び31Rに、夫々ビデオ信号SV、第1音声信
号AL及び第2音声信号ARが供給される記録時に
は、ヘツドHV1及びHV2にはビデオ信号SV′が供給
され、ヘツドHL1及びHL2には変調音声信号ALFM
が供給され、ヘツドHR1及びHR2には変調音声信
号ARFMが供給される。従つて、第4図に示すよ
うに、磁気テープ1上には、1フイールド毎に交
互に、ヘツドHL1,HR1,HV1による記録トラツク
T1及びヘツドHL2,HR2,HV2による記録ト
ラツクT2が順次形成される。そして、記録トラ
ツクT1及びT2には、ビデオ信号SV′、変調音声信
号ALFM及びARFMとが夫々異なる記録アジマスで
重ねて記録される。
また、再生時には、ヘツドHL1,HR1,HV1及び
ヘツドHL2,HR2及びHV2が、夫々記録トラツ
クT1及びT2を走査する。そして、ヘツドHL1
びHL2で変調音声信号ALFMが再生され、ヘツド
HR1及びHR2で変調音声信号ARFMが再生され、ヘ
ツドHV1及びHV2でビデオ信号SV′が再生され
る。従つて、出力端子61,83L及び83Rに
は、夫々ビデオ信号SV、第1音声信号AL及び第
2音声信号ARが得られる。
本例によれば、ビデオ信号SV′、変調音声信号
ALFM及びARFMは、夫々別個のヘツドで磁気テー
プ1の磁性層1aに異なつた記録アジマスで重ね
て記録され、そして再生される。従つて、夫々信
号の記録再生は、他の信号の記録再生にはほとん
ど影響を及ぼさない。従つて、変調音声信号
ALFM,ARFMの帯域及びレベルを制限せずに記録
することができ、音声信号AR,ALのS/Nを良
好とすることができる。
尚、上述実施例においては、音声信号は変調音
声信号ALFM,ARFMの形態で記録されるが、他の
信号形態(PCM等)であつてもよい。
尚、上述実施例においては、回転ヘツド型の
VTRに本発明を適用したものであるが、固定ヘ
ツド型のVTRにも同様に適用することができる。
また、磁気記録媒体として磁気テープでなく磁気
デイスク等その他のものを使用するものにも同様
に適用することができる。
発明の効果 以上述べた本発明によれば、ビデオ信号、第1
の音声信号及び第2の音声信号は、第1〜第3の
磁気ヘツドで磁気記録媒体の磁性層に異つた記録
アジマスで重ねて記録され、そして再生されるの
で、夫々の信号の記録再生は、他の信号の記録再
生にはほとんど影響を及ぼさない。従つて、第1
及び第2の音声信号の帯域及びレベルを制限せず
に記録することができ、S/Nを良好とすること
ができる。また、同様の理由でビデオ信号は通常
の方式のまま記録し再生でき(上述実施例では変
調輝度信号YFMの周波数を上げている)、ビデオ
信号に関しては、通常の方式との互換性を保つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は記録信号の周波数スペクトラムを示す
線図、第2図は本発明の一実施例における回転ヘ
ツド装置を示す線図、第3図は回転磁気ヘツドの
ギヤツプの状態を示す線図、第4図は磁気テープ
の記録パターンを示す線図、第5図は磁気テープ
上の記録状態の説明に供する線図、第6図は記録
再生特性を示す線図、第7図は本発明の一実施例
の回路構成図である。 1は磁気テープ、2はテープ案内ドラム、10
0L,100R及び100Vは夫々第1音声信
号、第2音声信号及びビデオ信号の記録系の回
路、200L,200R及び200Vは夫々第1
音声信号、第2音声信号及びビデオ信号の再生系
の回路、HL1,HL2,HR1,HR2,HV1及びHV
は夫々回路磁気ヘツドである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気記録媒体の同一トラツクを走査して、ビ
    デオ信号並びに第1及び第2の音声信号を重ね記
    録し、又、それら記録信号を再生する互いに異な
    るアジマス角のギヤツプを備えるビデオ信号記録
    再生用の第1の磁気ヘツド、第1の音声信号記録
    再生用の第2の磁気ヘツド及び第2の音声信号記
    録再生用の第3の磁気ヘツドを有し、 上記第1、第2及び第3の磁気ヘツドのギヤツ
    プ幅はこの順序で順次広く設定され、 上記第3、第2及び第1の磁気ヘツドはこの順
    序で順次上記磁気記録媒体上の同一トラツクを走
    査するように配されて成ることを特徴とする磁気
    記録再生装置。
JP58002112A 1983-01-10 1983-01-10 磁気記録再生装置 Granted JPS59127486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58002112A JPS59127486A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58002112A JPS59127486A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59127486A JPS59127486A (ja) 1984-07-23
JPH0457153B2 true JPH0457153B2 (ja) 1992-09-10

Family

ID=11520265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58002112A Granted JPS59127486A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59127486A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1311045C (en) * 1985-07-25 1992-12-01 Jiro Fujiwara Apparatus for recording and/or reproducing with a plurality of rotaryheads
KR100218698B1 (ko) * 1990-09-21 1999-09-01 히라이 가쯔히꼬 열가소성폴리에스테르조성물 및 그것으로 구성하는 필름

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59127486A (ja) 1984-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2111740A (en) Video signal recording and/or reproduction apparatus
JPH059990B2 (ja)
JPH0410792B2 (ja)
JPH0457153B2 (ja)
JPS6338610Y2 (ja)
JPH056735B2 (ja)
JPH0345595B2 (ja)
JPH0531717Y2 (ja)
JPH04219613A (ja) 回転ヘッド型磁気記録再生装置
JPH0456364B2 (ja)
JP2580797B2 (ja) 磁気記録/再生装置
JPH0427757B2 (ja)
JP3114772B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JPH0459831B2 (ja)
JP2559564B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JPH0157555B2 (ja)
JP2537216B2 (ja) ビデオ信号記録方法
JPH0426988Y2 (ja)
JPS61289564A (ja) 磁気記録再生装置
JPS61108269A (ja) 記録再生装置
JPH0557641B2 (ja)
JPH0474762B2 (ja)
JPH0732480B2 (ja) 再生装置
JPH0519357B2 (ja)
JPS63191486A (ja) ビデオ信号記録装置