JPS6338610Y2 - - Google Patents

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JPS6338610Y2
JPS6338610Y2 JP7801383U JP7801383U JPS6338610Y2 JP S6338610 Y2 JPS6338610 Y2 JP S6338610Y2 JP 7801383 U JP7801383 U JP 7801383U JP 7801383 U JP7801383 U JP 7801383U JP S6338610 Y2 JPS6338610 Y2 JP S6338610Y2
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signal
recording
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circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はいわゆる音声信号の深層記録が行われ
るようにされた磁気記録装置において、音声信号
のみの記録を行う場合に良好な記録が行われるよ
うにされた装置に関する。
背景技術とその問題点 本願出願人は、先に音声信号の特性を向上させ
た新規なビデオテープレコーダ(VTR)を提案
した。
すなわち第1図に示すように、2個の回転磁気
ヘツドHV1及びHV2が略180゜の角間隔をもつて取
り付けられると共に、このヘツドHV1及びHV2
夫々近接して2個の回転磁気ヘツドHA1及びHA2
が略180゜の角間隔をもつて取り付けられる。ま
た、ヘツドHA1及びHA2は、夫々ヘツドHV1及び
HV2に先行するよう、このヘツドHV1及びHV2
り回転方向X側に取り付けられる。また磁気テー
プTはテープ案内ドラム4に略180゜の角範囲にわ
たつて斜めに沿わせてY方向に走行させられる。
第2図に示すように、ヘツドHV1及びHV2のギヤ
ツプgV1及びgV2のアジマス角(走査方向Xと直角
の方向に対する傾き角)θV1及びθV2は互いに異な
るようにされ、例えばθV1≒+7゜、θV2≒−7゜とさ
れる。また、ヘツドHA1及びHA2のギヤツプgA1
びgA2のアジマス角θA1及びθA2は互いに異なるよ
うにされる。一般にアジマス損失によるクロスト
ーク比は、クロストークをCx、信号をS、記録
波長をλ、トラツク幅をw、相対アジマス角をθ
とすれば、 Cx/S=sin(2πw/λ・tanθ)/2πw/λ・tanθ
……(1) と表わせる。ヘツドHA1及びHA2のギヤツプgA1
びgA2のアジマス角θA1及びθA2は、ヘツドHA1
HA2、HA1とHV1、HA2とHV2との関係において、
例えば上述(1)式におけるtanθが1以上となるよう
に設定され、夫々の間にクロストークがほとんど
生じないようになされている。例えばθA1≒−
45゜、θA2≒+45゜とされる。また、これらヘツド
HA1及びHA2のギヤツプgA1及びgA2の幅はヘツド
HV1及びHV2のギヤツプgV1及びgV2の幅に比べて
広くされる。例えば、ヘツドHV1及びHV2のギヤ
ツプgV1及びgV2の幅が0.3μm程度とされるのに対
し、ヘツドHA1及びHA2のギヤツプgA1及びgA2
幅は1.5〜2.0μmとされる。通常、磁気記録におい
ては、磁気テープの磁性層に、略磁気ヘツドのギ
ヤツプ幅の半分の深さまで記録することができ
る。また、再生のことを考えると記録波長が長い
程磁性層に深く記録することができる。ヘツド
HA1及びHA2のギヤツプgA1及びgA2の幅を、ヘツ
ドHV1及びHV2のギヤツプgV1及びgV2の幅より広
くするのは、ヘツドHV1及びHV2で記録される信
号より、ヘツドHA1及びHA2で記録される信号の
方を、磁気テープの磁性層深く記録するためであ
る。
また、ヘツドHV1,HV2,HA1,HA2は、例えば
1フレームで1回転させられる。そして、ヘツド
HA1,HV1及びヘツドHA2,HV2は、1フイールド
毎に交互に磁気テープT上を走査するようになさ
れる。このときヘツドHA1及びHA2は、夫々ヘツ
ドHV1及びHV2に先行して磁気テープT上を走査
する。
この装置において記録時には、ヘツドHV1及び
HV2に通常方式の低域変換色信号CD及び変調輝度
信号YFMの合成信号が供給される。また、ヘツド
HA1及びHA2には音声信号をそれぞれ所定の帯域
でFM変調した変調音声信号ALFM、ARFMの合成信
号が供給される。従つて、第3図に示すように、
磁気テープT上には、1フイールド毎に交互に、
ヘツドHA1,HV1による記録トラツクT1及びヘツ
ドHA2,HV2による記録トラツクT2が順次形成さ
れる。そして、記録トラツクT1及びT2には、低
域変換色信号CD及び変調輝度信号YFMの合成信号
と、変調音声信号ALFM,ARFMの合成信号とが
夫々異なる記録アジマスで重ねて記録される。即
ち、第4図AはヘツドHA1及びHV1による記録ト
ラツクT1を示すものであるが、この断面を観察
してみると同図Bに示すように、まずヘツドHA1
によつて変調音声信号ALFM,ARFMの合成信号が
磁気テープTの磁性層Taに深くまで記録され、
その後、ヘツドHV1によつて低域変換色信号CD
び変調輝度信号YFMの合成信号が磁性層Taに浅
く記録される。尚トラツクT2においても同様で
ある。第4図Bにおいて、Tbはベースである。
また、再生時には、ヘツドHA1,HV1及びヘツ
ドHA2,HV2が、夫々記録トラツクT1及びT2を走
査するようになされる。従つて、ヘツドHA1及び
HA2で、夫々記録トラツクT1及びT2より変調音
声信号ALFM,ARFMの合成信号が再生される。ま
た、ヘツドHV1及びHV2で、夫々記録トラツクT1
及びT2より低域変換色信号CD及び変調輝度信号
YFMの合成信号が再生される。
このようにして、いわゆる音声信号の深層記録
が行われる。
ところがこの装置において、深層記録される音
声信号は、映像信号の重ね記録によつて信号の大
部分が消去され、重ね記録後の音声信号の搬送波
C/雑音Nは十数dB劣化される。このため重ね
記録後のC/Nが必要規格を満足するように映像
信号の記録電流等が調整されるが、劣化を完全に
避けることはできなかつた。
ところで上述の装置において、音声信号はFM
記録されるために再生信号の特性が極めて良い。
そこで上述の装置を音声信号のみの記録に用いる
ことが考えられる。
考案の目的 本考案はこのような点にかんがみ、音声信号の
みの記録を行う場合にさらに良好な記録が行なえ
るようにするものである。
考案の概要 本考案は、磁気テープ上に映像信号を記録する
ための第1の回転ヘツドと、上記磁気テープ上に
音声信号を記録するための第2の回転ヘツドを有
し、上記第2の回転ヘツドは上記第1の回転ヘツ
ドに先行して上記磁気テープの走行方向に対して
斜めに上記磁気テープ上の同一トラツク位置を走
査するようにされ、上記第2の回転ヘツドよる記
録の後で上記第1の回転ヘツドにて重ね記録が行
われるようにされた磁気記録装置において、上記
第1の回転ヘツド信号供給路にスイツチが設けら
れ、上記音声信号のみの記録を行う場合に上記第
1の回転ヘツドへの信号の供給を停止して、上記
第1の回転ヘツドによる重ね記録が行われないよ
うにした磁気記録装置であつて、これによれば音
声信号のみの記録を行う場合により良好な記録を
行うことができる。
実施例 第5図において、100Vはビデオ信号の記録
系の回路であり、端子11にはビデオ信号SV
供給される。このビデオ信号SVはローパスフイ
ルタ12に供給されて輝度信号Yが得られ、これ
がプリエンフアシス回路13を通じてFM変調器
14に供給される。FM変調器14においては、
例えばホワイトピークが4.8MHz、シンクチツプ
が3.6MHzとなるように輝度信号YがFM変調さ
れ、変調輝度信号YFMが得られる。この変調輝度
信号YFMはハイパスフイルタ15を通じて帯域制
限され、さらに増幅器16で増幅された後、合成
器17に供給される。
また、端子11に供給されるビデオ信号SV
バンドパスフイルタ18に供給されて色信号Cが
得られ、これが周波数変換器19に供給される。
この周波数変換器19には、発振回路20より変
換用の信号が供給され、搬送周波数が例えば
688kHzの低域変換色信号CDが得られる。この低
域変換信号CDはローパスフイルタ21を通じて
帯域制限され、さらに増幅器22で増幅された
後、合成器17に供給される。
合成器17より得られる変調輝度信号YFM及び
低域変換色信号CDの合成信号はスイツチ27に
供給される。このスイツチ27よりの合成信号は
切換スイツチ23及びロータリートランス24を
通じてヘツドHV1に供給されると共に、切換スイ
ツチ25及びロータリートランス26を通じてヘ
ツドHV2に供給される。切換スイツチ23及び2
5は、夫々記録時にはR側に接続され、再生時に
はP側に接続される。
100Aは音声信号の記録系の回路であり、端
子30L及び30Rには第1音声信号(ステレオ
では左信号、2重音声では主信号)ALと、第2
音声信号(ステレオでは右信号、2重音声では副
信号)ARが供給される。
第1音声信号ALは端子30Lからノイズリダ
クシヨン回路を構成する圧縮回路31Lを通じて
FM変調器32Lに供給される。そして、この
FM変調器32Lにおいては、第1音声信号AL
が、例えば搬送周波数が1.35MHz、周波数偏移が
±75kHzでFM変調され、変調音声信号ALFMが得
られる。この変調音声信号ALFMは高調波除去用
のローパスフイルタあるいはバンドパスフイルタ
33L及びアツテネータ回路35Lを通じて合成
器34に供給される。また、第2音声信号AR
端子30Rからノイズリダクシヨン回路を構成す
る圧縮回路31Rを通じてFM変調器32Rに供
給される。そして、このFM変調器32Rにおい
ては、第1音声信号ARが、例えば搬送周波数
1.50MHz、周波数偏移が±75kHzでFM変調され、
変調音声信号ARFMが得られる。この変調音声信
号ARFMは高調波除去用のローパスフイルタある
いはバンドパスフイルタ33R及びアツテネータ
回路35Rを通じて合成器34に供給される。
合成器34においては、変調音声信号ALFM
ARFMが合成される。この合成信号が増幅器36
で増幅され、この増幅器36からの信号が切換ス
イツチ39及びロータリートランス40を通じて
ヘツドHA1に供給されると共にこの信号が切換ス
イツチ41及びロータリートランス42を通じて
ヘツドHA2に供給される。
さらにローパスフイルタ12からの輝度信号Y
は同期分離回路81に供給されて垂直同期信号が
分離され、この垂直同期信号は単安定マルチバイ
ブレータ82に供給されて所定の遅延時間で1/2
に分周される。この分周信号は切換スイツチ83
を通じてサーボ回路84に供給され、例えば基準
信号と比較され、この比較出力によりモータ85
が制御されてキヤプスタン86によるテープTの
移送サーボが行われる。またサーボ回路84から
の基準信号は、増幅器87、切換スイツチ88を
通じてテープTの長手方向のCTLトラツクへの
記録再生用の固定磁気ヘツド89に供給される。
切換スイツチ39,41,83及び88は、夫々
記録時にはR側に接続され、再生時にはP側に接
続される。
また同期分離回路81からの垂直同期信号は、
同期信号の有無の判別回路90に供給され、同期
信号があるときにスイツチ回路27をオンする制
御信号が形成される。
通常の映像信号及び音声信号の記録時には切換
スイツチ23,25,39,41,83及び88
は、夫々R側に切換えられるので、上述したよう
にヘツドHV1及びHV2には低域変換色信号CD及び
変調輝度信号YFMの合成信号が供給される。ま
た、ヘツドHA1及びHA2には変調音声信号ALFM
ARFMの合成信号が供給される。従つて、第3図
に示すように、磁気テープT上には、1フイール
ド毎に交互に、ヘツドHA1,HV1による記録トラ
ツクT1及びヘツドHA2、HV2による記録トラツク
T2が順次形成される。さらにヘツド89にてテ
ープTの長手方向のCTLトラツクに垂直同期信
号を1/2分周したCTL信号が記録される。
200Vはビデオ信号の再生系の回路である。
上述したように記録トラツクT1よりヘツドHV1
再生された低域変換色信号CD及び変調輝度信号
YFMの合成信号は、増幅器501を通じてスイツ
チ回路51に供給される。また上述したように記
録トラツクT2よりヘツドHV2で再生された低域変
換色信号CD及び変調輝度信号YFMの合成信号は、
増幅器502を通じてスイツチ回路51に供給さ
れる。スイツチ回路51には、端子51aよりヘ
ツドHV1及びHV2の回転位置に応じて得られる切
換制御信号Saが供給され、その切換が制御され
る。そして、このスイツチ回路51からは、ヘツ
ドHV1及びHV2で再生された合成信号が1フイー
ルド毎に交互に得られる。
このスイツチ回路51より得られる合成信号は
ハイパスフイルタ52に供給され、このハイパス
フイルタ52より変調輝度信号YFMが得られる。
この変調輝度信号YFMはリミツタ回路53を通じ
てFM復調器54に供給され、このFM復調器5
4より輝度信号Yが得られる。この輝度信号Yは
デイエンフアシス回路55を通じて合成器56に
供給される。
また、スイツチ回路51より得られる合成信号
はローパスフイルタ57に供給され、このローパ
スフイルタ57より低域変換色信号CDが得られ
る。この低域変換色信号CDは周波数変換器58
に供給される。この周波数変換器58にはAFPC
回路(自動周波数及び位相制御回路)59より変
換用の信号が供給され、低域変換色信号CDは搬
送周波数が例えば3.58MHzの色信号Cに変換され
る。この色信号Cはバンドパスフイルタ60を通
じて合成器56に供給される。
合成器56においては、輝度信号Y及び色信号
Cが合成され、ビデオ信号SVが得られる。この
ビデオ信号SVはスイツチ回路61を通じて出力
端子62に取り出される。
またデエンフアシス回路55からの輝度信号Y
は同期分離回路63に供給されて垂直同期信号が
分離され、この垂直同期信号は同期信号の有無の
判別回路64に供給され、同期信号があるときに
スイツチ回路61をオンする制御信号が形成され
る。
200Aは音声信号の再生系の回路である。上
述したように記録トラツクT1よりヘツドHA1で再
生された変調音声信号ALFM,ARFMの合成信号は
増幅器701を通じて、中心周波数が略1.35MHz
とされたバンドパスフイルタ71L1に供給され
ると共に、中心周波数が略1.50MHzとされたバン
ドパスフイルタ71R1に供給される。バンドパ
スフイルタ71L1からは変調音声信号ALFMが得
られ、これがリミツタ回路72L1を通じてFM復
調器73L1に供給される。このFM復調器73L1
からは第1音声信号ALが得られ、これがスイツ
チ回路74Lの一方の端子に供給される。また、
バンドパスフイルタ71R1からは変調音声信号
ARFMが得られ、これがリミツタ回路72R1を通
じてFM復調器73R1に供給される。このFM復
調器73R1からは第2音声信号ARが得られ、こ
れがスイツチ回路74Rの一方の端子に供給され
る。
また、上述したように記録トラツクT2よりヘ
ツドHA2で再生された変調音声信号ALFM,ARFM
合成信号は増幅器702を通じて、中心周波数が
略1.35MHzとされたバンドパスフイルタ71L2
供給されると共に、中心周波数が略1.50MHzとさ
れたバンドパスフイルタ71R2に供給される。
バンドパスフイルタ71L2からは変調音声信号
ALFMが得られ、これがリミツタ回路72L2を通
じてFM復調器73L2に供給される。このFM復
調器73L2からは第1音声信号ALが得られ、こ
れがスイツチ回路74Lの他方の端子に供給され
る。また、バンドパスフイルタ71R2からは変
調音声信号ARFMが得られ、これがリミツタ回路
72R2を通じてFM復調器73R2に供給される。
このFM復調器73R2からは第2音声信号AR
得られ、これがスイツチ回路74Rの他方の端子
に供給される。
スイツチ回路74Lには、端子74aからヘツ
ドHA1及びHA2の回転位置に応じて得られる切換
制御信号Saが供給され、その切換が制御される。
即ち、ヘツドHA1が記録トラツクT1を走査してい
る1フイールド期間は一方の端子に切換えられ、
ヘツドHA2が記録トラツクT2を走査している他の
1フイールド期間は他方の端子に切換えられる。
従つて、このスイツチ回路74Lからは、FM復
調器73L1及び73L2より得られる第1音声信
号ALが1フイールド毎に交互に得られ、これが
ローパスフイルタ77L、ノイズリダクシヨン回
路を構成する伸張器75Lを通じて出力端子回路
76Lに取り出される。
また、スイツチ回路74Rにも端子74aより
切換制御信号Saが供給され、スイツチ回路74
Lと同様にその切換が制御される。従つて、この
スイツチ回路74Rからは、FM復調器73R1
び73R2より得られる第2音声信号ARが1フイ
ールド毎に交互に得られ、これがローパスフイル
タ77R、ノイズリダクシヨン回路を構成する伸
張器75Rを通じて出力端子回路76Rに取り出
される。
さらにヘツド89からの再生信号は切換スイツ
チ88、増幅器91、切換スイツチ83を通じて
サーボ回路84に供給され、再生時の移送サーボ
が行われる。
通常の映像信号及び音声信号の再生時には切換
スイツチ23,25,39,41,83及び88
は、夫々P側に切換えられるので、上述したよう
にヘツドHV1及びHV2から低域変換色信号CD及び
変調輝度信号YFMの合成信号が取出される。ま
た、ヘツドHA1及びHA2から変調音声信号ALFM
ARFMの合成信号が取出される。そしてこれらの
信号が夫々復調され。さらにヘツド89にて
CTL信号が再生され、この再生CTL信号がサー
ボ回路84に供給されてテープTの移送サーボが
行われる。
このようにして通常の映像信号及び音声信号の
記録再生が行われる。
そして音声信号のみの記録時には、切換スイツ
チ23,25,39,41,83及び88は夫々
R側に切換られる。また端子11にはビデオ信号
が供給されないので、同期分離回路81から出力
が得られず、判別回路90の出力でスイツチ回路
27はオフされる。
従つてヘツドHA1,HA2の記録の後にヘツド
HV1,HV2による重ね記録が行われず、変調音声
信号ALFM,ARFMの合成信号は記録後劣化される
ことがない。なおCTLトラツクにはサーボ回路
84の基準信号によるCTL信号が記録されてい
る。
さらにこのような記録されたテープの再生時に
は、切換スイツチ23,25,39,41,83
及び88は夫々P側に切換られる。ここでヘツド
HV1,HV2からは再生信号が得られないので、同
期分離回路63から出力は得られず、判別回路6
4の出力でスイツチ回路61がオフされる。
従つてビデオ信号SVがミユーテイングされ、
音声信号AL,ARのみが出力端子76L,76R
に取り出される。
そしてこの場合に、音声信号が劣化されず、
C/Nは十数dB向上される。これによつて再生
音声信号のS/Nも約10dB向上され、極めて高
品質の再生音声信号を得ることができるようにな
る。
すなわちこの装置において、音声信号のみの記
録時にはビデオ信号系が遮断され、重ね記録が行
われないようにされることにより、極めて良好な
記録が行われるようになる。
ところで、音声信号の記録において、上述のよ
うに2つの音声信号を夫々周波数変調にて周波数
分離で合成して記録する場合に、例えば高域側の
信号が飽和記録されると、低域側の信号がこの高
域側の信号をバイアスとするために、低域側の信
号の再生レベルが極めて高くなる。そこで図中の
アツテネータ回路35L,35Rにて低域側の信
号が約12dB低められて記録されるように調整さ
れている。これによつて再生時の信号レベルが略
等しくされる。
ところがこの値はヘツドHV1,HV2による重ね
記録が行われる場合のものであつて、上述のよう
に重ね記録が行われず、信号のレベルが全体に十
数dB向上した場合には、高域側の信号のレベル
はより大きくなり、再びアンバランスが生じる。
この値は余り大きなものでなく、そのままでも支
障は少ないが、より正確に行う場合には、アツテ
ネータ回路35L,35Rに音声信号のみの記録
時に高域側の信号を多少低める再調整を行うよう
にしてもよい。
なお上述の例でスイツチ27,61は自動切換
としたが、これは手動でもよい。
またビデオ信号SVを別のVTRで記録すると同
時にこのビデオ信号SVを端子11に供給し、さ
らにスイツチ27を手動でオフにして音声信号の
みの記録を行うようにする。これによつてテープ
Tは別のVTRで記録されるビデオ信号SVによつ
て移送サーボされ、再生時2台のVTRを同期駆
動させて映像と高品質の音声を同時に得られるよ
うにすることもできる。
考案の効果 本考案によれば、音声信号のみの記録を行う場
合により良好な記録を行うことができるようにな
つた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本願出願人が先に提案した新
規なVTRの説明のための図、第5図は本考案の
一例の構成図である。 100Aは音声信号の記録系の回路、100V
はビデオ信号の記録系の回路、200Aは音声信
号の再生系の回路、200Vはビデオ信号の再生
系の回路、HA1,HA2,HV1及びHV2は夫々回転磁
気ヘツド、27,61はスイツチ回路、35L,
35Rはアツテネータ回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気テープ上に映像信号を記録するための第1
    の回転ヘツドと、上記磁気テープ上に音声信号を
    記録するための第2の回転ヘツドを有し、上記第
    2の回転ヘツドは上記第1の回転ヘツドに先行し
    て上記磁気テープの走行方向に対して斜めに上記
    磁気テープ上の同一トラツク位置を走査するよう
    にされ、上記第2の回転ヘツドよる記録の後で上
    記第1の回転ヘツドにて重ね記録が行われるよう
    にされた磁気記録装置において、上記第1の回転
    ヘツド信号供給路にスイツチが設けられ、上記音
    声信号のみの記録を行う場合に上記第1の回転ヘ
    ツドへの信号の供給を停止して、上記第1の回転
    ヘツドによる重ね記録が行われないようにした磁
    気記録装置。
JP7801383U 1983-05-24 1983-05-24 磁気記録装置 Granted JPS59183075U (ja)

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JP2541920B2 (ja) * 1985-02-15 1996-10-09 ソニー株式会社 ビデオ音声記録装置
JPH0719330B2 (ja) * 1985-12-18 1995-03-06 松下電器産業株式会社 映像信号記録再生装置

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