JPH056735B2 - - Google Patents

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JPH056735B2
JPH056735B2 JP58004516A JP451683A JPH056735B2 JP H056735 B2 JPH056735 B2 JP H056735B2 JP 58004516 A JP58004516 A JP 58004516A JP 451683 A JP451683 A JP 451683A JP H056735 B2 JPH056735 B2 JP H056735B2
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JP
Japan
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signal
heads
supplied
magnetic
recording
Prior art date
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JP58004516A
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JPS59129936A (ja
Inventor
Toshihiko Numakura
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS59129936A publication Critical patent/JPS59129936A/ja
Publication of JPH056735B2 publication Critical patent/JPH056735B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/68Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
    • G11B5/70Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer

Landscapes

  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば音声信号を周波数変調(FM
変調)した信号を磁気テープ上にビデオ信号と重
ねて記録し再生するVTR(ビデオテープレコー
ダ)における磁気テープに適用して好適な磁気テ
ープに関する。
背景技術とその問題点 本出願人は、先にS/Nのより優れた音声信号
を得ることを目的として、音声信号を周波数変調
した信号(変調音声信号)を磁気テープ上にビデ
オ信号と重ねて記録し再生するVTRを提案した。
これは、例えば磁気テープの同一磁性層の上層部
にビデオ信号を、中層部及び下層部に変調音声信
号を異つたアジマス角を有する磁気ヘツドにより
記録し再生するものである。これによれば、変調
音声信号の記録再生はビデオ信号の記録再生にほ
とんど影響を及びさない。従つて、変調音声信号
の帯域及びレベルをそれ程制限することなく記録
することができ、S/Nのより優れた音声信号を
得ることができる。
しかしながらこの場合、磁性体が同一方向に配
向されている同一磁性層に夫々の信号が異つたア
ジマス角を有する磁性ヘツドで記録されるもので
あるから、磁化効率という観点からするとあまり
芳しいものではなかつた。
発明の目的 本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、磁化
効率をよくするようにしたものである。
発明の概要 第一の本発明は第一および第二の磁性層が層状
とされてなり、各々の磁性層の配向が互いに略直
交するようにされた磁気テープにおいて、上記第
一および上記第二の磁性層に記録される信号の振
幅的に主たる信号成分の記録波長をλ1およびλ2
とし、上記第一および上記第二の磁性層の厚みを
をd1およびd2とするとき、該d1およびd2が、 d1=λ1/2〜λ1/4 d2=1/2(λ2−λ1) 〜1/4(λ2−λ1) に選定されたことを特徴とする磁気テープであ
り、第二の本発明は第一、第二および第三の磁性
層が層状とされてなり、各々の磁性層の配向が互
いに略直交するようにされた磁気テープにおい
て、上記第一、上記第二および上記第三の磁性層
に記録される信号の振幅的に主たる信号成分の記
録波長をλ1、λ2およびλ3とし、上記第一、上記
第二および上記第三の磁性層の厚みをd1、d2お
よびd3とするとき、該d1、d2およびd3が、 d1=λ1/2〜λ1/4 d2=1/2(λ2−λ1) 〜1/4(λ2−λ1) d3≧1/2(λ3−λ2−λ1) 〜1/4(λ3−λ2−λ1) に選定されたことを特徴とする磁気テープであ
る。
本発明はこのように構成されているので、各磁
性層に夫々の信号を磁化効率よく記録することが
できる。
実施例 以下、図面を参照しながら本発明が変調音声信
号を磁気テープ上にビデオ信号と重ねて記録し再
生するVTRの磁気テープに適用された例につき
説明しよう。
第1図はVTRの回転ヘツド装置を示すもので
あり、2個の回転磁気ヘツドHVV1及びHV2が略
180゜の角間隔をもつて取り付けられ、またこのヘ
ツドHV1及びHV2に夫々近接して2個の回転磁気
ヘツドHR1及びHR2が略180°の角間隔をもつて取
り付けられ、さらに、このヘツドHR1及びHR2
夫々近接して2個の回転磁気ヘツドHL1及びHL2
が略80゜の角間隔をもつて取り付けられる。ヘツ
ドHV1及びHV2は、例えばリングヘツドあるいは
単磁極ヘツドとされ、ヘツドHR1、HR2、HL1及び
HL2は、例えばリングヘツドとされる。この場
合、ヘツドHR1及びHR2は、夫々ヘツドHV1及び
HV2に先行するよう、このヘツドHV1及びHV2
り回転方向X側に取り付けられ、ヘツドHL1及び
HL2は、夫々ヘツドHR1及びHR2に先行するよう、
このヘツドHR1及びHR2より回転方向X側に取り
付けられる。また、1は磁気テープを示し、テー
プ案内ドラム2に略180゜の角範囲に亘つて斜めに
沿わせてY方向に走行させられる。
第2図に示すように、ヘツドHV1及びHV2のギ
ヤツプgv1及びgv2のアジマス角(走査方向Xと直
角の方向に対する傾き角)θV1及びθV2は等しくさ
れ、また、ヘツドHR1及びHR2のギヤツプgR1及び
gRR2のアジマス角θR1及びθR2は等しくされ、さら
に、ヘツドHL1及びHL2のギヤツプgL1及びgL2のア
ジマス角θL1及びθL2は等しくされる。また、アジ
マス角θV1(θV2)、θR1(θR2)及びθL1(θL2)は
互いに
大きく異なるようにされ、夫々の間のアジマス損
失が大となるようにされる。本例においては、ア
ジマス角θV1(θV2)は0゜またはそれに近く選ばれ、
アジマス角θR1(θR2)は+45゜、アジマス角θL1(θ
L2
は−45゜に選ばれる。
また、ヘツドHR1及びHR2のギヤツプgR1及gR2
幅はヘツドHV1及びHV2のギヤツプgV1及びgV2
幅に比べて広くされると共に、ヘツドHL1及び
HL2のギヤツプgL1及びgL2の幅はヘツドHR1及び
HR2のギヤツプgR1及びgR2の幅に比べて広くさ
れる。例えば、ギヤツプgV1及びgV2の幅は0.25〜
0.6μmとされ、ギヤツプgR1及びgR2の幅は1〜
3μmとされ、ギヤツプgL1及びgL2の幅は1.5〜6μm
とされる。
通常の磁気記録において、磁気テープの磁性層
に、略磁気ヘツドのギヤツプ幅の半分の深さまで
記録することができる。また、再生のことを考え
ると、記録波長が長い磁性層に深く記録すること
ができる。ギヤツプgR1及びgR2の幅をギヤツプ程
gV1及びgV2の幅より広くするのは、ヘツドHR1
びHR2で記録される信号の方を、磁気テープ1の
深い磁性層に記録するためである。また同様に、
ギヤツプgL1及びgL2の幅をギヤツプgR1及びgR2
幅より広くするのは、ヘツドHL1及びHL2で記録
される信号の方を、磁気テープ1の深い磁性層に
記録するためである。
また、ヘツドHV1,HV2,HR1,HR2,HL1,HL2
は、例えば1フレームで1回転させられる。そし
て、ヘツドHL1,HR1,HV1及びHL2,HR2,HV2
は、1フイールド毎に交互に磁気テープ1上を走
査するようになされる。このとき、ヘツドHR1
びHR2は、夫々ヘツドHV1及びHV2に先行して、
ヘツドHL1及びHL2は夫々ヘツドHR1及びHR2に先
行して磁気テープ1上を走査する。
また後述するが、記録時には、ヘツドHV1及び
HV2にビデオSV′(変調輝度信号YFMと低域変換色
信号CDとの合成信号で、第3図にその周波数ス
ペクトラムを示す)が供給され、ヘツドHR1及び
HR2には変調音声信号ARFM(第3図にその周波数
スペクトラムを示す)が供給され、ヘツドHL1
びHL2には変調音声信号ALFM(第3図にその周波
数スペクトラムを示す)が供給される。
この場合、ヘツドHR1及びHR2の記録電流はヘ
ツドHV1及びHV2の記録電極より大とされ、また、
ヘツドHL1及びHL2の記録電流はヘツドHR1及び
HR2の記録電流より大とされる。そしてこの場
合、各信号とも例えば飽和記録され、ヘツドHL1
及びHL2,HR1及びHR2には、単独で記録するとき
の飽和記録電流よりさらに大きな記録電流が流さ
れる。
また、本例において磁気テープ1は第4図に示
すような構成とされる。即ち、磁性層1aは上層
1a1、中層1a2及び下層1a3の三層状とされる。
そして、下層1a3の磁性体粒子の配向方向は、テ
ープ表面に平行で、かつ上述したヘツドHL1
HL2のギヤツプgL1,gL2の方向と略直角な方向と
される。本例において走査方向Xと直角の方向に
対して+45゜の方向y0とされる。また、中層1a2
の磁性体粒子の配向方向は、テープ表面に平行
で、かつ上述したヘツドHR1,HR2のギヤツプ
gR1,gR2の方向と略直角な方向とされる。本例に
おいては走査方向Xと直角の方向に対して−45゜
の方向X0とされる。さらに、上層1a1の磁性体
粒子の配向方向は、テープ表面に略垂直な方向Z0
とされる。
また、上層1a1、中層1a2及び下層1a3の厚み
d1,d2及びd3は、夫々各層に記録される記録信
号、即ち、夫々ヘツドHV1及びHV2に供給される
ビデオSV′、変調音声信号ARFM及びALFMの振幅的
に主たる信号成分の記録波長がλ1,λ2及びλ3とす
るとき、夫々例えば、 d1=λ1/2〜λ1/4 ……(1) d2=1/2(λ2−λ1)〜1/4(λ2−λ1)……(2
) d3≧1/2(λ3−λ2−λ1)〜1/4(λ3−λ2
λ1) ……(3) に選定される。
またこの磁気テープ1は、例えば第5図に示す
ような工程で製造される。まず、同図Aに示すよ
うに、ポリエステル樹脂等より成るベース1b上
に、例えばコバルトCoが80%、クロムCrが20%
よりなる磁性体を用い蒸着あるいはスパツタリン
グで下層1a3を形成する。この場合、蒸着あるい
はスパツタリングの過程で配向が行なわれるの
で、上述した方向に配向されるようにする。次
に、同図Bに示すように、下層1a3の上に、例え
ば下層1a3を構成すると同じ磁性体を用い蒸着あ
るいはスパツタリングで中層1a2を形成する。こ
の場合も、蒸着あるいはスパツタリングの過程で
配向が行なわれるので、上述した方向に配向され
るようにする。次に、同図Cに示すように、中層
1a2の上に、例えばバリウムフエライトよりなる
磁性体を塗布して上層1a1を形成する。この場
合、塗布後、乾く前にローラ3により圧力をか
け、いわゆる圧力カレンダー処理をし、上述した
方向に配向されるようにする。
尚、磁気テープ1はこの第5図に示すような工
程の他に、下層1a3、中層1a2及び上層1a1の各
層とも塗布、配向処理をして製造することも考え
られる。この場合、上層1a1はバリウムフエライ
ト等よりなる磁性体を使用するを可とする。
また、磁気テープ1は、下層1a3、中層1a2
塗布、配向処理をして形成し、その後蒸着あるい
はスパツタリングで上層1a1として金属膜を形成
して製造することも考えられる。
このように本例においては、記録時にはヘツド
HV1及びHV2にはビデオ信号SV′が供給され、ヘツ
ドHR1及びHR2には変調音声信号ARFMが供給され、
ヘツドHL1及びHL2には変調音声信号ALFMが供給
され、磁気テープ1上には、第6図に示すよう
に、1フイールド毎に交互に、ヘツドHL1,HR1
HV1による記録トラツクT1及びヘツドHL2,HR2
HV2による記録トラツクT2が順次形成される。記
録トラツクT1,T2には、ビデオ信号SV′、変調音
声信号ARFM及びALFMが夫々異なる記録アジマス
で重ねて記録される。即ち、第7図Aはヘツド
HL1,HR2及びHV1による記録トラツクT1を示す
ものであるが、この断面を観察してみると同図B
に示すように、まずヘツドHL1によつて変調音声
信号ALFMが磁気テープ1の磁性層1aの下層1
a3まで記録される。次にヘツドHR1によつて変調
音声信号ARFMが磁性層1aの中層1a2まで記録
される。このとき、下層1a3は変調音声信号
ALFMが記録されたままとされる。次にヘツドHV1
によつてビデオ信号SV′が磁性層1aの上層1a1
に垂直記録される。このとき、下層1a3は変調音
声信号ALFMが記録されたままとされ、中層1a2
は変調音声信号ARFMが記録されたままとされる。
また、再生時には、ヘツドHL1,HR1,HV1及び
HL2,HR2,HV2が夫々記録トラツクT1,T2を走
査するようになされる。従つて、ヘツドHL1及び
HL2で、夫々記録トラツクT1,T2より変調音声
信号ALFMが再生される。また、ヘツドHR1及び
HR2で、夫々記録トラツクT1,T2より変調音声
信号がARFMが再生される。さらに、ヘツドHV1
びHV2で、夫々記録トラツクT1,T2よりビデオ
信号SV′が再生される。
第8図に示すものは、本例における記録系及び
再生系の回路である。
同図において、(100V)はビデオ信号SVの記録
系の回路であり、端子11にはビデオ信号SV
供給される。このビデオSVはローパスフイルタ
12に供給されて輝度信号Yが得られ、これがプ
リエンフアシス回路13を通じてFM変調器14
に供給される。FM変調器14においては、例え
ばホワイトピークが5.2MHz、シンクチツプが
3.8MHzとなるように輝度信号YがFM変調され、
変調輝度信号YFMが得られる。この変調経輝度信
号YFMはハイパスフイルタ15を通じて帯域制限
され、さらに増幅器16で増幅された後、合成器
17に供給される。
また、端子11に供給されるビデオ信号SV
バンドパスフイルタ18に供給されて色信号Cが
得られ、これが周波数変換器19に供給される。
この周波数変換器19には、発振回路20より変
換用の信号が供給され、搬送周波数が例えば
688KHzの低域変換色信号CDが得られる。この低
域変換色信号CDはローパスフイルタ21を通じ
て帯域制限され、さらに増幅器22で増幅された
後、合成器17に供給される。この場合、第3図
に周波数スペクトラムを示すように、低域変換色
信号CDのレベルは、例えば変調輝度信号のYFM
1/4倍とされる。これは、この低域変換色信号CD
が磁性層1aの中層1a2あるいは下層1a3に記録
されることを防止するためである。
合成器17より得られた変調輝度信号YFM及び
低域変換色信号CD合成信号(以下ビデオ信号
SV′という。このビデオSV′は主たる信号成分の周
波数が3.5〜10MHz、記録波長が0.6〜2μmであ
る。)は、切換スイツチ23及びロータリートラ
ンス24を通じてヘツドHV1に供給されると共
に、切換スイツチ25及びロータリートランス2
6を通じてヘツドHV2に供給される。切換スイツ
チ23及び25は夫々記録時にはR側に接続さ
れ、再生時にはP側に接続される。
また、第8図において、(100L)は第1音声信
号(ステレオでは左信号、2重音声では主信号)
ALの記録系の回路である。端子31Lには第1
音声信号ALが供給される。この第1音声信号AL
は端子31Lからローパスフイルタ32L及びノ
イズリダクシヨン回路を構成する圧縮回路33L
を通じて合成器34Lに供給される。また、35
はジツター補正用のパイロツト信号SPILOTを得る
ための発振器である。この発振器35からは、可
聴周波数を20KHzとするとき、例えば25〜30KHz
の発振信号が得られ、これがパイロツト信号が
SPILOTとして合成器34Lに供給される。
この合成器34Lより得られる第1音声信号
AL及びパイロツト信号SPILOTの合成信号はFM変
調器36Lに供給される。そして、このFM変調
器36Lにおいては、この合成信号が、例えば搬
送周波数が1MHz、周波数偏移が±150KHzでFM
変調され、変調音声信号ALFM(第3図に図示)が
得られる。この変調音声信号ALFMは、主たる信
号成分の周波数が0.5〜1.5MHz、記録波長が6〜
18μmである。この変調音声信号ALFMは高調波除
去用のバンドパスフイルタ37Lを通じて増幅器
38Lに供給される。そして、増幅器38Lで増
幅された変調音声信号ALFMは切換スイツチ39
L及びロータリートランス40Lを通じてヘツド
HL1に供給されると共にこの増幅された変調音声
信号ALFMは切換スイツチ41L及びロータリー
トランス42Lを通じてヘツドHL2に供給され
る。切換スイツチ39L及び41Lは、夫々記録
時にはR側に接続され、再生時にはP側に接続さ
れる。
また第8図において、100Rは第2音声信号
(ステレオでは右信号、2重音声では副信号)AR
の記録系の回路である。この回路100Rは、上
述した回路100Lと同様に構成される。従つ
て、対応する部分の符号には“L”の代じに
“R”を付し、その詳細説明は省略する。尚、こ
の回路100Rにおいて、FM変調器36Rにお
いては、第2音声信号AR及びパイロツト信号
SPILOTの合成信号が、例えば搬送周波数が1.4M
Hz、周波数偏移が±150KHzでFM変調され、変調
音声信号ARFM(第3図に図示)が得られる。この
変調音声信号ARFMは、主たる信号成分の周波数
1〜3MHz、信号波長3〜9μmである。
この第8図において、記録時には、切換スイツ
チ23,25,39L,39R,41L及び41
Rは夫々R側に切換えられるので、上述したよう
にヘツドHV1及びHV2にはビデオ信号SV′が供給さ
れ、ヘツドHL1及びHL2には変調音声信号ALFM
供給され、ヘツドHR1及びHR2には変調音声信号
ARFMが供給される。従つて、第6図に示すよう
に、磁気テープ1上には、1フイールド毎に交互
に、ヘツドHV1,HL1,HR1による記録トラツク
T1及びヘツドHV2,HL2,HR2による記録トラツ
クT2が順次形成される。
また第8図において、200Vはビデオ信号の
再生系の回路である。上述したように例えば記録
トラツクT1よりヘツドHV1で再生されたビデオ信
号SV′は、増幅器501を通じてスイツチ回路51
に供給される。また上述したように例えば記録ト
ラツクT2よりヘツドHV2で再生されたビデオ信号
SV′は、増幅器502を通じてスイツチ回路51に
供給される。スイツチ回路51には、端子51a
よりヘツドHV1及びHV2の回転位置に応じて得ら
れる切換制御信号SCが供給され、その切換が制御
される。そして、このスイツチ回路51からは、
ヘツドHV1及びHV2で再生されたビデオ信号SV′が
1フイールド毎に交互に得られる。
このスイツチ回路51より得られるビデオ信号
SV′はハイパスフイルタ52に供給され、このハ
イパスフイルタ52より変調輝度信号YFMが得ら
れる。この変調輝度信号YFMはリミツタ回路53
を通じてFM復調器54に供給され、このFM復
調器54より輝度信号Yが得られる。この輝度信
号Yはデイエンフアシス回路55を通じて合成器
56に供給される。
また、スイツチ回路51より得られるビデオ信
号SV′は、ローパスフイルタ57に供給され、こ
のローパスフイルタ57より低域変換色信号CD
が得られる。この低域変換信号CDは周波数変換
器58に供給される。この周波数変換器58には
AFC及びAPC回路(自動周波数及び自動位相制
御回路)59より変換用の信号が供給され、低域
変換色信号CDは搬送周波数が例えば3.58MHzの色
信号Cに変換される。この色信号Cはバンドパス
フイルタ60を通じて合成器56に供給される。
合成器56においては、輝度信号Y及び色信号
Cが合成され、出力端子61にはビデオ信号SV
が得られる。
また第8図において、200Lは第1音声信号
ALの再生系の回路である。上述したように例え
ば記録トラツクT1よりヘツドHL1で再生された変
調音声信号ALFMは増幅器71L1を通じて中心周
波数が略1MHzとされたバンドパスフイルタ72
L1に供給される。そして、このバンドパスフイ
ルタ72L1からの変調音声信号ALFMはリミツタ
回路73L1を通じてFM復調器74L1に供給され
る。このFM復調器74L1から第1音声信号AL
びパイロツト信号SPILOTの合成信号が得られ、こ
れがスイツチ回路75LのA側の端子に供給され
る。
また、上述したように記録トラツクT2より例
えばヘツドHL2で再生された変調音声信号ALFM
増幅器71L2を通じて中心周波数が略1MHzとさ
れたバンドパスフイルタ72L2に供給される。
そして、このバンドパスフイルタ72L2からの
変調音声信号ALFMはリミツタ回路73L2を通じ
てFM復調器74L2に供給される。このFM復調
器74L2からは第1音声信号AL及びパイロツト
信号SPILOTの合成信号が得られ、これがスイツチ
回路75LのB側の端子に供給される。
スイツチ回路75Lには、端子75Laからヘ
ツドHL1及びHL2の回転位置に応じて得られる切
換制御信号SCLが供給され、その切換が制御され
る。即ち、ヘツドHL1が記録トラツクT1を走査し
ている1フイールド期間はA側の端子に切換えら
れ、ヘツドHL2が記録トラツクT2を走査している
他の1フイールド期間はB側の端子に切換えられ
る。従つて、このスイツチ回路75Lからは、
FM復調器74L1及び74L2より得られる第1音
声信号AL及びパイロツト信号SPILOTの合成信号が
1フイールド毎に交互に得られる。
この合成信号はローパスフイルタ76Lに供給
され、このローパスフイルタ76Lより第1音声
信号ALが得られ、これが合成器77Lに供給さ
れる。また、スイツチ回路75Lより得られる合
成信号は中心周波数がパイロツト信号SPILOTと略
等しくされたバンドパスフイルタ78Lに供給さ
れ、このバンドパスフイルタ78Lよりパイロツ
ト信号SPILOTが得られる。このパイロツト信号
SPILOTは周波数弁別器79Lに供給され、この周
波数弁別器79Lよりジツター検出信号SJILが得
られる。このジツター検出信号SJILはインバータ
80Lで反転された後、レベル調整用の半固定抵
抗器81Lを通じて合成器77Lに供給される。
合成器77Lにおいては、ローパスフイルタ7
6Lより供給される第1音声信号ALよりジツタ
ー検出信号SJILに応じた信号が減算されて、第1
音声信号AL中に含まれるジツター成分が相殺さ
れる。従つて、この合成器77Lよりジツター成
分の除かれた第1音声信号ALが得られ、これが
ノイズリダクシヨン回路を構成する伸張器82L
を通じて出力端子83Lに供給される。
また、第8図において、200Rは第2音声信
号ARの再生系の回路である。この回路200R
は、上述した回路200Lと同様に構成される。
従つて、対応する部分の符号には“L”の代りに
“R”を付し、その詳細説明は省略する。尚、こ
の回路200Rにおいて、バンドパスフイルタ7
2R1及び72R2は、中心周波数が1.4MHzとされ
る。また、スイツチ回路75Rには、端子75
RaからヘツドHR1及びHR2の回転位置に応じて得
られる切換制御信号SCRが供給され、その切換が
制御される。即ち、ヘツドHR1が記録トラツクT1
を走査している1フイールド期間はA側の端子に
切換えられ、ヘツドHR2が記録トラツクT2を走査
している他の1フイールド期間はB側の端子に切
換えられる。
また、合成器77Rにおいては、ローパスフイ
ルタ76Rより供給される第2音声信号ARより
ジツター検出信号SJIRに応じた信号が減算され
て、第2音声信号AR中に含まれるジツター成分
が相殺される。従つて、この合成器77RRより
ジツター成分の除かれた第2音声信号ARが得ら
れ、これがノイズリダクシヨン回路を構成する伸
張器82Rを通じて出力端子83Rに供給され
る。
本例はこのように構成され、端子11,31L
及び31Rに、夫々ビデオ信号SV、第1音声信
号AL及び第2音声信号ARが供給される記録時に
おいては、ヘツドHV1及びHV2にはビデオ信号
SV′が供給され、ヘツドHL1及びHL2には変調音声
信号ALFMが供給され、ヘツドHR1及びHR2には変
調音声信号ARFMが供給される。従つて、第6図
に示すように、記録テープ1上には、1フイール
ド毎に交互に、ヘツドHL1,HR1,HV1による記録
トラツクT1及びヘツドHL2,HR2,HV2による記
録トラツクT2が順次形成される。そして、記録
トラツクT1及びT2にはビデオ信号SV′、変調音声
信号ALFM及びARFMとが異なる記録アジマスで重
ねて記録される。
また再生時には、ヘツドHL1,HR1,HV1及びヘ
ツドHL2,HR2,HV2が、夫々記録トラツクT1
T2を走査する。そして、ヘツドHL1及びHL2で変
調音声信号AFMが再生され、ヘツドHR1及びHR2
変調音声信号ARFMが再生され、ヘツドHV1及び
HV2でビデオ信号SV′が再生される。従つて、出
力端子61,83L及び83Rには、夫々ビデオ
信号SV、第1音声信号AL及び第2音声信号AR
得られる。
本例によれば、ビデオ信号SV′(短波長)、変調
音声信号ARFM(中波長)及びALFM(長波長)は、
夫々ヘツドHV1,HV2、HR1,HR2及びHL1,HL2
磁気テープ1の磁性層1aの上層1a1、中層1a2
及び下層1a3に異つた記録アジマスで重ねて記録
されるが、磁性層1aの上層1a1、中層1a2及び
下層1a3を形成する磁性体の配向方向は、上層1
a1においてはテープ表面に略垂直な方向とされて
垂直磁化が行なわれ、中層1a2及び下層1a3にお
いては、夫々テープ表面に平行で、かつ夫々ヘツ
ドHR1,HR2及びHL1,HL2のギヤツプgR1,gR2
びgL1,gL2の方向と略直角な方向とされて水平磁
化が行なわれるので、夫々磁化効率よく記録を行
なうことができる。
また、本例によれば夫々の信号は夫々別個のヘ
ツドで磁気テープ1の磁性層1aの上層1a1、中
層1a2及び下層1a3に異つた記録アジマスで重ね
て記録され、そして再生される。従つて、変調音
声信号ALFM,ARFMの帯域及びレベルを制限せず
に記録することができ、音声信号AR,ALのS/
Nを良好とすることができる。
尚、上述実施例においては、音声信号は変調音
声信号ALFM,ARFMの形態で記録されるが、他の
信号形態(PCM等)であつてもよい。
発明の効果 以上述べた本発明によれば、夫々の磁性層の配
向方向が、夫々に信号を記録し再生する磁気ヘツ
ドのギヤツプに対応した方向とされるので、各磁
性層に夫々の信号を磁化効率よく記録することが
できる。従つて、本発明は変調音声信号を磁気テ
ープ上にビデオ信号と重ねて記録し再生する
VTRの磁気テープに適用して好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転ヘツド装置を示す線図、第2図は
回転磁気ヘツドのギヤツプ状態を示す線図、第3
図は記録信号の周波数スペクトラムを示す線図、
第4図は本発明の一実施例を示す要部の斜視図、
第5図はその製造工程の説明に供する線図、第6
図は磁気テープの記録パターンを示す線図、第7
図は磁気テープ上の記録状態の説明に供する線
図、第8図は本発明の一実施例を使用する記録再
生装置の回路構成図である。 1は磁気テープ、1aは磁性層、1a1,1a2
び1a3は夫々上層、中層及び下層、100L,1
00R及び100Vは夫々第1音声信号、第2音
声信号及びビデオ信号の記録系の回路、200
L,200R及び200Vは夫々第1音声信号、
第2音声変調及びビデオ信号の再生系の回路、
HL1,HL2,HR1,HR2,HV1及びHV2は夫々回転磁
気ヘツドである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第一および第二の磁性層が層状とされてな
    り、各々の磁性層の配向が互いに略直交するよう
    にされた磁気テープにおいて、 上記第一および上記第二の磁性層に記録される
    信号の振幅的に主たる信号成分の記録波長をλ1
    およびλ2とし、上記第一および上記第二の磁性
    層の厚みをd1およびd2とするとき、該d1および
    d2が、 d1=λ1/2〜λ1/4 d2=1/2(λ2−λ1) 〜1/4(λ2−λ1) に選定されたことを特徴とする磁気テープ。 2 第一、第二および第三の磁性層が層状とされ
    てなり、各々の磁性層の配向が互いに略直交する
    ようにされた磁気テープにおいて、 上記第一、上記第二および上記第三の磁性層に
    記録される信号の振幅的に主たる信号成分の記録
    波長をλ1、λ2およびλ3とし、上記第一、上記第
    二および上記第三の磁性層の厚みをd1、d2およ
    びd3とするとき、該d1、d2およびd3が、 d1=λ1/2〜λ1/4 d2=1/2(λ2−λ1) 〜1/4(λ2−λ1) d3≧1/2(λ3−λ2−λ1) 〜1/4(λ3−λ2−λ1) に選定されたことを特徴とする磁気テープ。
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JPS5321905A (en) * 1976-08-12 1978-02-28 Fuji Photo Film Co Ltd Preparation of magnetic recording material

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