JPH0456226A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0456226A
JPH0456226A JP16716390A JP16716390A JPH0456226A JP H0456226 A JPH0456226 A JP H0456226A JP 16716390 A JP16716390 A JP 16716390A JP 16716390 A JP16716390 A JP 16716390A JP H0456226 A JPH0456226 A JP H0456226A
Authority
JP
Japan
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film
wiring layer
aluminum alloy
wiring
alloy film
Prior art date
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Pending
Application number
JP16716390A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Shishino
宍野 政文
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Publication of JPH0456226A publication Critical patent/JPH0456226A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体装置に関するものである。
従来の技術 配線層として、1%のSiと0.5%のCuを含んだア
ルミ合金膜上に、アルミ合金膜の表面反射率を下げるた
めに30nmのTiN膜を設けた構造を例に取り、第3
図(a)〜(C)を用いて説明する。なお、本発明にお
いては簡略化のために素子領域の形成工程は省略し、配
線を形成する領域の工程に絞って説明する。
まず、第4図(a)に示すように素子の形成が終了した
シリコン基板1上に、電気的に絶縁を保つため、厚さが
800nmの絶縁膜2をCVD法により形成する。その
後絶縁膜2上に、厚さ0.8μmの1%のSiと0.5
%のCuを含んだアルミ合金膜3をスパッタリング法に
より形成する。続いて、厚さ30nmのTiN膜4を反
応性スパッタリング法により、上記アルミ合金膜3上に
形成する。つぎに、フォトリングラフィ工程およびドラ
イエツチング工程を経て、第4図(blに示すように所
定の位置に配線層のパターンを形成する。その後、配線
とシリコン基板1とのコンタクトを安定化させるため、
450℃、30分のシンタリングを行う。最後に、配線
の保護のためプラズマCVD法により厚さ1μmのSi
N膜(第4図で蝶省略しである)を形成し、製造工程を
終了する。
発明が解決しようとする課題 しかしなか、上記方法により配線パターンを形成した場
合、450℃、30分のシンタリングにより突起物が生
じる。この様子を第4図fbl; fclに示す。第4
図fc)は、第4図(blを斜め上から見た時の図であ
る。配線の側壁に奥起物であるラテラルヒロック5が生
じ、配線間をショートさせる。シンタリングの時に生じ
るアルミの上部へのグレイン成長が、アルミ合金膜3上
に形成された硬いTiN膜4により抑制されて側壁から
グレイン成長するからである。特に、動線幅が広い配線
の側面に発生しやすい。そのため幅の広い配線とその隣
の配線間で最もショートする危険性が高い。また配線間
隔が狭い程、ショートする危険性は高くなる。
第5図に、ラテラルヒロック5により発生した配線間の
短絡不良と配線幅の相関を示す。配線間隔は0.6μm
1シンタリング温度は450℃である。配線幅が3μm
以上で、不良率が急激に増加する傾向にある。厚さ1μ
mのアルミ合金膜のグレインサイズは1〜3μmのため
、配線幅が1〜2μmの場合、配線はバンブー構造に近
い構造になる。一方、配線幅が3μm以上の場合、配線
幅がグレインサイズより大きくなるため3つのグレイン
が接するトリプルポイントが形成される。ヒロックは通
常、このトリプルポイントで発生しやすい。しかし、ア
ルミ合金膜3上に硬いTiN膜5を形成した場合、この
ヒロックの縦方向への形成を阻止する。そのため、Ti
N膜4で覆われていないアルミ合金膜3の側壁にラテラ
ルヒロック5が形成される。この問題は微細化および高
集積化を必要とする半導体装置では深刻な問題となる。
課題を解決するための手段 本半導体装置では、半導体素子上に設けた配線層を、ア
ルミ合金膜上に高融点金属あるいは高融点金属の窒化物
からなる少なくとも1種以上の膜を設けた配線構造とし
、上記配線層の幅が3μm以上の時、上記配線層の内側
に配線層に沿ってスリットを設けた。
あるいは、半導体素子上に設けた配線層を、アルミ合金
膜上に高融点金属あるいは高融点金属の窒化物からなる
少なくとも1種以上の膜を設けた配線構造とし、上記配
線層において、幅が3μm以上の配線層上に形成した上
記高融点金属あるいは高融点金属の窒化物からなる少な
くとも1種以上の膜の一部あるいは全部を取り除いた。
作用 本発明の半導体装置では、高融点金属あるいはその化合
物、複合膜を高反射率のアルミ合金膜上に形成し、反射
率を50%以下に低下させ、定在波等あるいはハレーシ
ョン等の影響を防ぎ、フォトリングラフィ工程による配
線パターンの形成マージンを広げるとともに、ラテラル
ヒロックが発生しやすい幅の広い配線の内部に、配線に
沿ってスリッ、トを形成し、ラテラルヒロックを配線内
部のスリット内部に発生させる、あるいは、ラテラルヒ
ロックが発生しやすい幅の広い配線上に形成された高融
点金属膜あるいはその化合物の一部あるいは全部を取り
除くことにより、ラテラルヒロックの発生をなくし配線
間のショートを防ぐ。
実施例 まず、第1の実施例について、配線層として、1%のS
iと0.5%のC−uを含んだアルミ合金膜上に10n
mのTi膜および30nmのTiN膜の2層を設けた構
造を例に取り、第1図(al〜(dlを用い工説明する
。TiN膜はアルミ合金膜の表面反射率を下げるために
、Ti膜はTiN膜がらアルミ合金膜へのNの拡散を防
止するために用いる。なお、本説明においては簡略化の
ために素子領域の形成工程は省略し、配線を形成する領
域の工程に絞って説明する。
まず、第1図(a)に示すように素子の形成が終了した
シリコン基板1上に、電気的に絶縁を保つため、厚さ8
00nmの絶縁膜2をCVD法により形成する。その後
絶縁膜2上に、厚さ0.8μmの1%のSiと0.5%
のCuを含んだアルミ合金膜3をスパッタリング法によ
り形成する。その後、厚さ、10 n mのTi膜6を
スパッタリング法によりアルミ合金膜3上に形成し、続
いて、厚さ30nmのTiN膜7を反応性スパッタリン
グ法によりTi膜膜上上形成する。
つぎに、フォトリソグラフィ工程およびドライエツチン
グ工程を経て、第1図(blに示すように所定の位置に
配線層のパターンを形成する。第2図に第1図(bl、
 fc)で示された素子の斜面図を示す。
幅の広い配線8の内側にスリット9を同時に形成する。
その後、配線とシリコン基板1とのコンタクトを安定化
させるため450℃、30分のシンタリングを行う。ラ
テラルヒロック10は、スリット9の内部に形成される
。最後に、配線の保護のためプラズマCVD法により厚
さ1μmのSiN膜(第2図では省略しである)を形成
し、製造工程を終了する。なお、本実施例では、アルミ
合金膜の反射率を下げるのにTiの窒化膜とTi膜を用
いて説明したが、zrの窒化膜とZr膜あるいはHfの
窒化膜とHf膜を用いても、あるいは、これらの膜を複
合して用いても同様な効果が得られる。
次に、第2の実施例について、配線層として、1%のS
iと0.5%のCuを含んだアルミ合金膜上に、10n
mのTi膜および30nmのTiN膜の2層を設けた構
造の例を、第3図(al〜fclを用いて説明する。T
iN膜はアルミ合金膜の表面反射率を下げるために、T
i膜はTiN膜からアルミ合金膜へのNの拡散を防止す
るために用いる。
なお、本説明においては簡略化のために素子領域の形成
工程は省略し、配線を形成する領域の工程に絞って説明
する。
まず、第3図ta+に示すように素子の形成が終了した
シリコン基板1上に、電気的に絶縁を保つため、厚さ8
00nmの絶縁膜2をCVD法により形成する。その後
上記絶縁膜2上に、厚さ0.8μmの1%のSiと0.
5%のCuを含んだアルミ合金膜3をスパッタリング法
により形成する。
その後、厚さ10nmのTiN膜6をスパッタリング法
によりアルミ合金膜3上に形成し、続いて、厚さ30n
mのTiN膜7を反応性スパッタリング法によりTiN
膜6上に形成する。ここまでは第1の実施例の構成と同
じである。
つぎに、フォトリソグラフィ工程およびドライエツチン
グ工程を経て、第3図(blに示すように所定の位置に
配線層のパターンを形成する。その後、再びフォトリン
グラフィ工程およびドライエツチング工程を経て、第3
図(C1に示すように、幅の広い配線上のTiN膜7お
よびTi膜6の一部を除去する。続いて、配線とシリコ
ン基板1とのコンタクトを安定化させるため450℃、
30分のシンタリングを行う。第3図(C)に示すよう
に、TiN膜7およびTi膜6を除去したアルミ合金膜
3の上部にのみヒロック10が形成される。そのため、
配線層の側壁にラテラルヒロックは発生せず、配線間の
ショートはない。最後に、配線の保護のためプラズマC
VD法により厚さ1μmのSiN膜(第3図では省略し
である)を形成し、製造工程を終了する。なお、本実施
例では、アルミ合金膜の反射率を下げるにTiの窒化膜
とTi膜を用いて説明したが、Zrの窒化膜とZr膜あ
るいはHfの窒化膜とHf膜を用いても、あるいは、こ
れらの膜を複合して用いても同様な効果が得られる。
発明の効果 本発明の半導体装置では、高融点金属膜あるいはその化
合物、複合膜を高反射率のアルミ合金膜上に形成し、反
射率を50%以下に低下させ、定在波等あるいはハレー
ション等の影響を防ぎ、フォトリングラフィ工程による
配線パターンの形成マージンを広げるとともに、ラテラ
ルヒロックが発生しやすい幅の広い配線の内部に形成し
たスリット内にラテラルヒロックを故意に発生させ、配
線間のショートを防ぐ。あるいは、ラテラルヒロックが
発生しやすい幅の広い配線上に形成された膜の一部ある
いは全部を除去し、膜を除去した下層配線の上部にのみ
ヒロックを故意に発生させ、ラテラルヒロックの発生を
なくシ、配線間のショートを防ぐ。そのため、本発明は
配線間距離の狭い微細化および高集積化した半導体集積
回路の加工歩留まりの向上および信頼性の向上に寄与す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を説明する工程順断面図
、第2図は第1の実施例の斜面図、第3図は本発明の第
2の実施例を説明する工程断面図、第5図は従来の技術
を説明するための工程順断面図、第4図は配線間の短絡
不良率と配線幅の相関を示す図である。 1・・・・・・シリコン基板、2・・・・・・絶縁膜、
3・・・・・・アルミ合金膜、6・・・・・・Ti膜、
7・・・・・・TiN膜、8・・・・・・幅の広い配線
、9・・・・・・スリット、10・・・・・・ラテラル
ヒロック。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名・シリコン
遵4瓦 TiN嗅 大で 綜 Lつ 塚 叫會l+櫨昏

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体素子上に設けた配線層が、上層にアルミ合
    金膜と下層に高融点金属または高融点金属の窒化物で形
    成されており、上記配線層の幅が3μm以上の時、少な
    くとも上記配線層にスリットを設けることを特徴とした
    半導体装置。
  2. (2)半導体素子上に設けた配線層が、上層にアルミ合
    金膜と下層に高融点金属または高融点金属の窒化物で形
    成されており、上記配線層の幅が3μm以上の上記配線
    層上に形成した上記高融点金属あるいは高融点金属の窒
    化物の所定領域が除去してあることを特徴とした半導体
    装置。
JP16716390A 1990-06-25 1990-06-25 半導体装置 Pending JPH0456226A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58137231A (ja) * 1982-02-09 1983-08-15 Nec Corp 集積回路装置
JPS6366950A (ja) * 1986-09-08 1988-03-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPS6442839A (en) * 1987-08-11 1989-02-15 Seiko Epson Corp Semiconductor integrated circuit device
JPH0214525A (ja) * 1988-07-01 1990-01-18 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路の製造方法

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