JPH07142476A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH07142476A
JPH07142476A JP28285893A JP28285893A JPH07142476A JP H07142476 A JPH07142476 A JP H07142476A JP 28285893 A JP28285893 A JP 28285893A JP 28285893 A JP28285893 A JP 28285893A JP H07142476 A JPH07142476 A JP H07142476A
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JP
Japan
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film
metal wiring
metal
wiring
insulating film
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JP28285893A
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English (en)
Inventor
Michiichi Matsumoto
道一 松元
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置の多層配線形成プロセスにおい
て、第1層金属配線に存在するAl原子がviaホール
を介して、第2層金属配線に拡散するのを防止する。 【構成】 絶縁膜上にAlを主成分とする第1の金属配
線を形成する工程と、第1の金属配線上に上層の金属配
線と絶縁を行うための層間絶縁膜B6を堆積する工程
と、前記層間絶縁膜B6中にコンタクト孔(viaホー
ル7)を開口する工程と、第2の金属膜堆積工程として
500℃以下の熱処理によってAl原子を拡散させない
200nm以下の導電性の膜8を前記層間絶縁膜B6上
およびコンタクト孔7内に堆積した後、1000nm以
下のAlを含有する金属を堆積する工程と、上記第2の
金属膜をパターンニングし第2の金属配線を形成する工
程と、500℃以下の熱処理を行う工程とを順に含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層配線構成をもつ半
導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】超LSI製造工程においては、素子の微
細化、高密度化が進んでいる。さらに、素子の高密度化
が進むに従い、配線長は長くなり、また配線幅、配線ス
ペースはさらに微細になってきている。特に、トランジ
スタを接続するための金属配線は、多層化が進んでお
り、また配線幅、配線スペースによって、高密度化が決
定されているといっても過言ではない。特に、ロジック
などのLSIの面積は配線手法(配線のレイアウト)に
よって決定されている。したがって、配線のレイアウト
方法および配線幅、配線スペースの微細化が非常に重要
になってくる。
【0003】図2は、従来の半導体装置における多層金
属配線工程の一例を示すものである。特に、配線幅、配
線スペース、コンタクトホールなどは微細化されてい
る。図2において、構成要素として1は能動素子を形成
するシリコン基板、2は層間絶縁膜Aである。通常、ト
ランジスタなどの素子をシリコン基板1上に形成した
後、層間絶縁膜Aを堆積する。層間絶縁膜Aは、たとえ
ばBPSG膜などが使用されている。3,4,5は第1
の金属配線である。第1の金属配線は、3のバリアメタ
ル(本実施例では、TiN/Ti=100/25nm)
と、4のAlSiCu膜(700nm)および、5の反
射防止膜(本実施例ではTiN400nm)で形成され
ている。6は層間絶縁膜Bであり第1の金属配線と上層
の第2の金属配線との間を絶縁するためのものである。
7は第1の金属配線と第2の金属配線間を接続するvi
aホール(以下、金属配線間のコンタクト孔をviaホ
ールと記載する。)である。9,10は、viaホール
7を介して第1の金属配線と接続する第2の金属配線で
ある。第2の金属配線は、AlSiCu膜9(800n
m)と反射防止膜10(TiN)で構成されている。
【0004】図2を用いて、以下従来の半導体装置の製
造工程を説明する。図2(a)に示すように、まずシリ
コン基板1上に能動素子を形成し、その上層に層間絶縁
膜A2を堆積する。この堆積は常圧CVD装置を用い、
800nm厚のBPSG膜としている。つぎに図2
(b)に示すようにその上層に、第1の金属配線である
3のバリアメタル(本実施例では、TiN/Ti=10
0/25nm)と、4のAlSiCu膜(700nm)
および、5の反射防止膜(本実施例ではTiN=40n
m)を連続して堆積し、その後パターンニングする。そ
の後、図2(c)に示すようにプラズマCVD法によ
り、層間絶縁膜B6(シリコン酸化膜)を800nm堆
積する。つぎに図2(d)に示すように層間絶縁膜B6
をドライエッチングしてviaホール7を形成する。通
常viaホール7をドライエッチングする際に、反射防
止膜5(TiN)は同時にエッチングされ、AlSiC
u膜表面が現れている状態となっている。つぎに図2
(e)に示すように、第2の金属配線用の金属としてA
lSiCu膜9を堆積し、図2(f)に示すようにAl
SiCu膜9上に反射防止膜10としてのTiN膜を堆
積して第2の金属配線膜を形成する。つぎに図2(g)
に示すように第2の金属配線膜であるAlSiCu膜9
とTiN膜10をパターンニングする。
【0005】以上のように金属配線を多層に形成した
後、通常は下層に形成された能動素子のダメージ回復、
あるいは、コンタクト抵抗を低減するためにシンタリン
グと呼ばれる500℃以下の熱処理を行い多層配線形成
を終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の製
造方法であると、第2の金属配線パターンニング後のシ
ンタリング(500℃以下の熱処理)によって、Alを
主成分とした第1の金属配線においてAlが膨脹し、v
iaホール7を介してAl原子が第2の金属配線に拡散
する。特に図3に示すように、Alを主成分とした第1
の金属配線が電源ラインなどに使用され、その配線幅が
大きい場合(面積が大きく、主成分であるAlの体積が
大きい場合)で、Alを主成分とした第2の金属配線幅
が小さい場合には、viaホール7を拡散するAl原子
が増加して第2の金属配線に供給される量が多くなる。
したがって、第2の金属配線の体積が膨脹し、過剰なA
lがヒロック11(異物)として現れる。特に、最近の
ように配線間スペースが1μm以下と狭くなり、そし
て、第2金属配線も狭く、微細化加工のための反射防止
膜10(TiN膜)がAlSiCu膜9上に形成されて
いる場合、ヒロック11は横方向に成長し、隣の第2の
金属配線とショートして不良となる。
【0007】本発明は前記従来の問題に留意し、多層配
線形成プロセスにおいて、第1層金属配線に存在するA
l原子がviaホールを介して第2金属配線に拡散しな
い半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の半導体装置の製造方法は、絶縁膜上にA1
を主成分とする第1の金属配線を形成する工程と、第1
金属配線上に上層の金属配線と絶縁を行うための層間絶
縁膜を堆積する工程と、前記絶縁膜中にコンタクト孔を
開口する工程と、第2の金属膜堆積工程として、500
℃以下の熱処理によって、A1原子を拡散させない20
0nm以下の導電性の膜を前記層間絶縁膜上およびコン
タクト孔内に堆積した後、連続して1000nm以下の
A1を含有する金属膜を堆積する工程と、上記第2の金
属膜をパターンニングし第2の金属配線を形成する工程
と、500℃以下の熱処理を行う工程とを順に含むこと
を特徴とする半導体装置の製造方法とする。
【0009】
【作用】本発明は、第2の金属配線パターンニング後の
シンタリング(500℃以下の熱処理)によって、第1
の金属配線から第2の金属配線へのAl原子の移動をv
iaホールにおけるコンタクト面で防止する。すなわ
ち、viaホール開孔後に第2の金属配線として、50
0℃以下の熱処理によってAl原子を拡散させない20
0nm以下の導電性の膜を、絶縁膜上およびコンタクト
孔内に堆積した後、連続して1000nm以下のAlを
含有する金属を堆積することによって達成される。した
がって、500℃以下のシンタリングを行っても、Al
原子の拡散は上記200nm以下の導電性膜によって防
止されるため、第2の金属配線におけるヒロック発生が
防止できることとなる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例の半導体装置の製造方
法を図1を用いて説明する。なお、従来例として示した
ものと同じ構成要素には同符号を用いる。図1におい
て、構成要素として1は能動素子を形成するシリコン基
板、2は層間絶縁膜Aである。通常、トランジスタなど
の素子をシリコン基板1上に形成した後、層間絶縁膜A
2を堆積する。層間絶縁膜A2は、たとえばBPSG膜
などが使用されている。3,4,5は第1の金属配線で
ある。第1の金属配線は、3のバリアメタル(本実施例
では、TiN/Ti=100/25nm)と、4のAl
SiCu膜(700nm)および、5の反射防止膜(本
実施例ではTiN=40nm)で形成されている。6は
層間絶縁膜Bであり第1の金属配線と上層の第2の金属
配線との間を絶縁するためのものである。7は第1の金
属配線と第2の金属配線間を接続するviaホールであ
る。8,9,10はviaホールを介して第1の金属配
線と接続する第2の金属配線である。前記第2の金属配
線における8は、第1の金属配線からのAl原子の拡散
を防止するAl原子拡散防止膜であり、本実施例におい
てはTiN膜(50nm)を使用している。また9はA
lSiCu膜(800nm)であり、10は反射防止膜
(TiN)である。
【0011】以下、本実施例の工程を順に説明する。図
1(a)に示すようにシリコン基板1上に能動素子を形
成し、その上に層間絶縁膜A2を堆積する。前記層間絶
縁膜A2はBPSG膜であり、常圧CVD装置を用いて
800nm厚に堆積する。つぎに図1(b)に示すよう
にその上に、第1の金属配線であるバリアメタル3(本
実施例では、TiN/Ti=100/25nm)と、A
lSiCu膜4(700nm)および、反射防止膜5
(本実施例ではTiN=40nm)を連続して堆積し、
その後パターンニングする。次に図1(c)に示すよう
にその後、プラズマCVD法により、シリコン酸化膜よ
りなる層間絶縁膜B6を800nm堆積する。その後図
1(d)に示すように層間絶縁膜B6をドライエッチン
グしてviaホール7を形成する。通常、viaホール
7をドライエッチングする際に、反射防止膜5(Ti
N)は同時にエッチングされ、AlSiCu膜4の表面
が現れている状態となっている。つぎに図1(e)に示
すように、Al原子の拡散を防止するために使用するA
l原子拡散防止膜8(TiN膜50nm)を堆積する。
つぎに図1(f)に示すように第2の金属配線用の金属
としてAlSiCu膜9を堆積する。つぎに図1(g)
に示すように第2の金属配線膜として、AlSiCu膜
9上に反射防止膜10としてTiN膜を堆積する。さら
に図1(h)に示すように第2の金属配線膜であるTi
N膜8とAlSiCu膜9とTiN膜10をパターンニ
ングする。
【0012】なお、本実施例においては、Al原子拡散
防止膜8としてTiN膜を使用したが、500℃以下の
熱処理によってAl原子を拡散させない200nm以下
の導電性の膜であれば何でもよい。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明かなように、
本発明においては第2の金属配線パターンニング後のシ
ンタリング(500℃以下の熱処理)によって、第1の
金属配線から第2の金属配線へのAl原子の移動をvi
aホールにおけるコンタクト面で防止するために、vi
aホール開孔後に第2の金属配線として、500℃以下
の熱処理によってAl原子を拡散させない200nm以
下の導電性の膜を、絶縁膜上およびコンタクト孔内に堆
積した後、1000nm以下のAlを含有する金属を堆
積する。したがって、500℃以下のシンタリングを行
っても、Al原子の拡散は上記200nm以下の導電性
膜によって防止されるため、第2の金属配線におけるヒ
ロック発生が防止でき、第2金属配線間のショートによ
る不良がなくなるものであり、本発明の効果は非常に大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体装置の製造方法の工
程を示す断面図
【図2】従来の半導体装置の製造方法の工程を示す断面
【図3】本発明が解決しようとする、不良発生状況を示
す模式図
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 層間絶縁膜A(BPSG膜) 3 バリアメタル(TiN/Ti) 4 AlSiCu膜[第1層] 5 反射防止膜(TiN) 6 層間絶縁膜B(p−TEOS膜) 7 viaホール 8 Al原子拡散防止膜(TiN) 9 AlSiCu膜[第2層] 10 反射防止膜(TiN)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁膜上にA1を主成分とする第1の金
    属配線を形成する工程と、第1金属配線上に層間絶縁膜
    を堆積する工程と、前記層間絶縁膜にコンタクト孔を開
    口する工程と、第2の金属膜堆積工程として、500℃
    以下の熱処理によって、A1原子を拡散させない200
    nm以下の導電性膜を前記層間絶縁膜上およびコンタク
    ト孔内に堆積した後、連続してA1を含有する1000
    nm以下の金属を堆積する工程と、上記第2の金属膜を
    パターンニングし第2の金属配線とする工程と、500
    ℃以下の熱処理を行う工程とを順に含むことを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
JP28285893A 1993-11-12 1993-11-12 半導体装置の製造方法 Pending JPH07142476A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4972257B2 (ja) * 1999-06-01 2012-07-11 東京エレクトロン株式会社 半導体装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4972257B2 (ja) * 1999-06-01 2012-07-11 東京エレクトロン株式会社 半導体装置の製造方法

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