JPH045445Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH045445Y2
JPH045445Y2 JP8991287U JP8991287U JPH045445Y2 JP H045445 Y2 JPH045445 Y2 JP H045445Y2 JP 8991287 U JP8991287 U JP 8991287U JP 8991287 U JP8991287 U JP 8991287U JP H045445 Y2 JPH045445 Y2 JP H045445Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
control relay
control
contact
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8991287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63197207U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8991287U priority Critical patent/JPH045445Y2/ja
Publication of JPS63197207U publication Critical patent/JPS63197207U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH045445Y2 publication Critical patent/JPH045445Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuse-Collection Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は塵芥収集車の安全制御装置に関し、
特に積込サイクルの起動用スイツチの異常時にお
ける安全制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
塵芥収容箱の後方開口部にその開口部を塞ぐテ
ールゲートを回動自在に取付け、そのテールゲー
ト内に積込装置を設けた塵芥収集車は従来公知で
ある。
上記の積込装置は、作業者が起動用スイツチを
操作することにより起動される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
積込装置の作動は、積込作業の安全確保の観点
から起動用スイツチの1回の操作により1サイク
ルの積込動作を行なう仕様が採用される場合があ
る。
しかし、このような仕様を採用しても、起動用
スイツチが何らかの異常或いは人為的な細工によ
りオン状態に拘束されることがあると、積込サイ
クルが連続的に行われるため、作業の安全性が損
なわれる問題がある。
そこで、この考案は起動用スイツチがオン状態
に拘束されても、積込動作が1サイクルで停止す
るようにした安全制御装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、この考案は塵芥
収容箱1の後方開口部にその開口部を塞ぐテール
ゲート2を開閉自在に取付け、そのテールゲート
2内に塵芥積込装置5を設け、上記塵芥積込装置
5の制御回路に自己復帰型起動用スイツチPB1に
より励磁される第1制御リレーCR1を設け、第1
制御リレーCR1の自己保持接点を通じて塵芥積込
装置制御用の各ソレノイドを励磁するようにした
塵芥収集車において、上記第1制御リレーCR1の
自己保持接点の閉成により励磁される第2制御リ
レーCR5を設け、第2制御リレーCR5にそれ自身
のa接点23と起動用スイツチPB1又はPB1′を
介在した異常時保持回路24を設け、かつ第2制
御リレーCR5のb接点21を第1制御リレーCR1
の励磁回路22に介在した構成としたものであ
る。
〔作用〕
起動用スイツチPB1,PB1′を一時的に押すこ
とにより第1制御リレーCR1を励磁させる。第1
制御リレーCR1は自己保持し、その自己保持接点
を通じて塵芥積込装置5の制御用各ソレノイドを
励磁し、1サイクルの積込動作を行わせる。
一方、第1制御リレーCR1の上記自己保持接点
を通じて第2制御リレーCR5を励磁する。第2制
御リレーCR5のb接点21の開放により、第1制
御リレーCR1の励磁回路22を開にする。
積込動作の1サイクルが完了すると第1制御リ
レーCR1、第2制御リレーCR5が非励磁となる。
このとき、起動用スイツチPB1,PB1′に異常が
あつて、オン状態に拘束されていると、第2制御
リレーCR5は異常時保持回路24を通じて励磁を
続ける。そのため、第1制御リレーCR1は異常が
除かれない限り、再び励磁されることがない。
〔実施例〕
この考案の制御装置が設けられる塵芥収集車の
一例を第1図及び第2図に示す。この塵芥収集車
は、車体10上に塵芥収容箱1を搭載し、その後
方開口部にテールゲート2を回転軸11によつて
開閉自在に軸支している。テールゲート2は塵芥
収容箱1の後端に取付けた駆動シリンダ12によ
り開閉される。またテールゲート2の内部には回
転板3と押込板4とからなる塵芥積込装置5が設
けられている。回転板3は図示省略の油圧モータ
により回転され、また押込板4はテールゲート2
の回転軸11に取付けた駆動シリンダ13により
前後方向に揺動される。
また、押込板4の回転軸14及び回転板3の回
転軸15のまわりには、これらの各軸14,15
とそれぞれ一体のストライカーにより駆動される
検出スイツチMS1,MS2,MS3及びMS4、が配
置される。またテールゲート2にはテールゲート
操作箱18が取付けられている。また運転席には
操作パネル16と共に制御箱17が設けられてい
る。
前記の検出スイツチMS1〜MS4の機能は次の
とおりである。
MS1−押込板4の押込み完了検出 MS2−押込板4の戻り完了検出 MS3−回転板3の正転完了検出 MS4−押込板4の戻り不可検出 上記の回転板3と押込板4とから成る積込装置
5の1サイクルの工程と、各検出スイツチMS1
〜MS4の作動関係を第3図と第4図に示す。ま
た、これらの動作に関係する部分の制御回路を第
5図に示す。
第5図の制御回路において、SOL5は押込板4
の戻り、SOL7は回転板3の正転、SOL6は押込
板4の押込みをそれぞれ制御するソレノイドであ
る。
また、テールゲート操作箱18に起動用スイツ
チPB1,PB1′が設けられる。このスイツチPB1,
PB1′は、自己復帰型の押ボタンスイツチであり、
両スイツチPB1,PB1′は連動する。
上記の制御回路は、起動用スイツチPB1,
PB1′、タイマリレーTR、第1制御リレーCR1、
第2制御リレーCR5、その他の制御リレーCR2及
び前記の検出スイツチMS1〜MS4の組合せ回路
から成る積込操作制御回路20から構成される。
起動用スイツチPB1,PB1′の投入により、電源
−起動用スイツチPB1,PB1′−第2制御リレー
CR5のb接点21−タイマリレーTRの回路によ
り、タイマリレーTRの励磁が開始され、同時に
制御リレーCR2も励磁される。所定時間経過後、
タイマリレーTRの11−7接点がオンになると、
電源−起動用スイツチPB1,PB1′−第2制御リ
レーCR5のb接点21−タイマリレーTRの11−
7接点により構成される励磁回路22により第1
制御リレーCR1が励磁される。第1制御リレー
CR1は、その10−6接点、CR2の10−6接点によ
り自己保持する。また、第2制御リレーCR5が、
電源−リレーCR1の10−6接点−リレーCR5の回
路で励磁される。また、電源−起動スイツチ
PB1′−リレーCR5のa接点23−リレーCR5の
回路は、この考案でいう異常時保持回路24を構
成する。
一方、リレーCR1の10−6接点を通じて、積込
操作制御回路20へ電源が供給される。即ち、電
源−リレーCR1の10−6接点−検出スイツチ
MS1の8−7接点を通じてソレノイドSOL7が励
磁され、回転板3が正転する(第3図、第4図
)。
回転板3の回転角度が一定以上になると、検出
スイツチMS1、MS4がオフとなり、電源−リレ
ーCR1の10−6接点−スイツチMS1の5−6接
点−スイツチMS3のCOM−NC接点−スイツチ
MS2の4−3接点−スイツチMS4のCOM−NC
接点−ソレノイドSOL5の回路でソレノイド
SOL5が励磁され、押込板4が戻る(同)。な
お、スイツチMS1の5−6接点を通じてリレー
CR1の保持回路が形成される。
押込板4の戻りが完了してスイツチMS2がオ
ンになるとソレノイドSOL5は非励磁となる(同
)。スイツチMS2のオンにより、リレーCR2は
非励磁となる。
回転板3の正転が完了すると、スイツチMS3、
MS4がオンとなり、ソレノイドSOL7が非励磁に
なると共に、ソレノイドSOL6が励磁される(同
)。ソレノイドSOL6の励磁により押込板4が
回転板3上の塵芥を収容箱1内に押込む。
押込みが完了すると、スイツチMS1がオンと
なり、リレーCR1が非励磁となる。このため、リ
レーCR1の10−6接点がオフとなるため、積込操
作制御回路20への電源供給が断たれ、積込サイ
クルが停止される。
積込サイクル中、起動用スイツチPB1、
PB1′が何らかの原因でオン状態に拘束されると、
リレーCR5が異常時保持回路24によつて保持さ
れるので、1回の積込サイクルを完了しても非励
磁とならない。このため、リレーCR5のb接点2
1が開放状態になるので、リレーCR1の励磁回路
22は形成されない。リレーCR1が励磁されない
限り、積込操作制御回路20へ電源が供給されな
いので、積込サイクルが再開されることはない。
制御回路は第6図のように構成してもよい。第
6図の場合はリレーCR5の励磁回路及び異常時保
持回路24に若干の変形を加えたものであるが、
第5図の場合と同様の作用を行なう。
また、第7図の例は、第5図及び第6図のもの
にダイオードD1を1個追加することにより、起
動用スイツチPB1′を省略し、PB1単独としたも
のである。この場合も上記の場合と同様に作用を
行なう。
いずれもの場合も、リレーCR5をリレーCR1の
10−6接点を通じて励磁すること、及びリレー
CR5のb接点21をリレーCR1の励磁回路22に
介在すること及びリレーCR5のa接点23と起動
用スイツチPB1又はPB1′によつて異常時保持回
路24を形成する点において共通している。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は第1制御リレーCR1
の自己保持接点の閉成により励磁される第2制御
リレーCR5を設け、第2制御リレーCR5に起動用
スイツチPB1又はPB1′を介在した異常時保持回
路24を設け、かつ第2制御リレーCR5のb接点
21を第1制御リレーCR1の励磁回路22に介在
したことにより、起動用スイツチPB1又は
PB1′が何らかの異常でオン状態に拘束されるこ
とがあつても、積込動作を1サイクルで停止させ
ることができるので、積込作業の安全性を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の塵芥収集車の側面図、第2図
は同上の一部拡大断面図、第3図〜は積込操
作工程の説明図、第4図は動作図、第5図から第
7図は制御回路の一部の例を示す回路図である。 1……塵芥収容箱、2……テールゲート、3…
…回転板、4……押込板、5……積込装置、20
……積込操作制御回路、21……リレーCR5のb
接点、22……励磁回路、23……リレーCR5の
a接点、24……異常時保持回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塵芥収容箱1の後方開口部にその開口部を塞ぐ
    テールゲート2を開閉自在に取付け、そのテール
    ゲート2内に塵芥積込装置5を設け、上記塵芥積
    込装置5の制御回路に自己復帰型起動用スイツチ
    PB1により励磁される第1制御リレーCR1を設
    け、第1制御リレーCR1の自己保持接点を通じて
    塵芥積込装置制御用の各ソレノイドを励磁するよ
    うにした塵芥収集車において、上記第1制御リレ
    ーCR1の自己保持接点の閉成により励磁される第
    2制御リレーCR5を設け、第2制御リレーCR5に
    それ自身のa接点23と起動用スイツチPB1又は
    PB1′を介在した異常時保持回路24を設け、か
    つ第2制御リレーCR5のb接点21を第1制御リ
    レーCR1の励磁回路22に介在したことを特徴と
    する塵芥収集車の安全制御装置。
JP8991287U 1987-06-11 1987-06-11 Expired JPH045445Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8991287U JPH045445Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8991287U JPH045445Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63197207U JPS63197207U (ja) 1988-12-19
JPH045445Y2 true JPH045445Y2 (ja) 1992-02-17

Family

ID=30949321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8991287U Expired JPH045445Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH045445Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63197207U (ja) 1988-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11500198A (ja) 自動車のリッド用のロック、特にリアトランクリッド用のロック
JP2000027515A (ja) 動力支援式閉鎖装置
JPS5810853Y2 (ja) 自動車扉ロツク用駆動装置
JPH045445Y2 (ja)
JPH0344727Y2 (ja)
JPH0641882Y2 (ja) ドアコーテシランプ
JPH0416365B2 (ja)
JPH043870Y2 (ja)
JPH0530001Y2 (ja)
JP3598551B2 (ja) 自動車の後部開閉構造
JPH0452166Y2 (ja)
JPH0515453Y2 (ja)
JPH0138083Y2 (ja)
JPH0355636B2 (ja)
JPH03108189U (ja)
JP2001129381A (ja) 攪拌機
JP2527560Y2 (ja) 車両用自動ドア開閉装置
JPH0244575Y2 (ja)
JPH11236103A (ja) 塵芥収集車における積込制御装置
JP2769779B2 (ja) 自動車用ドアロックの閉鎖装置
JP2512632Y2 (ja) 自動ドア閉止装置
JPH0110416Y2 (ja)
JPS63133504U (ja)
JP4039888B2 (ja) 作業機のエンジン操作装置
JP2022158300A (ja) 車両用荷箱におけるシート開閉駆動装置