JPH0110416Y2 - - Google Patents

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JPH0110416Y2
JPH0110416Y2 JP1983144409U JP14440983U JPH0110416Y2 JP H0110416 Y2 JPH0110416 Y2 JP H0110416Y2 JP 1983144409 U JP1983144409 U JP 1983144409U JP 14440983 U JP14440983 U JP 14440983U JP H0110416 Y2 JPH0110416 Y2 JP H0110416Y2
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electromagnetic
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JP1983144409U
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  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はスタータモータで補機回転機を駆動
する多機能スタータの改良に関するものである。
〔従来技術〕
従来この種の装置として第1図に示すものがあ
つた。図において、1は多機能スタータとなる直
流電動機であつて、回転軸2の一端にピニオン3
が装着され、他端に減速装置4および電磁クラツ
チ5を介してたとえばキヤブチルト用、テールゲ
ート用等の補機回転機となる油圧ポンプ6が回転
結合されている。7はリレーで、コイル8および
常開接点9で構成され、コイル8は電磁クラツチ
5の励磁コイル10に直列接続されキースイツチ
11の接点11aに接続される。12は電磁スイ
ツチで、吸引コイル(電流コイル)13、保持コ
イル(電圧コイル)14、常開接点15、プラン
ジヤ16およびダイオード17から構成してあ
る。18はコイル19および常開接点20からな
る補助スイツチで、コイル19はキースイツチ1
1のスタータ端子11bと接地間に接続される。
21は車載バツテリである。
次に動作について説明する。キースイツチ11
がスタータ端子11b側に投入されると、補助ス
イツチ18のコイル19が通電されて接点20が
閉じて電磁スイツチ12の吸引および保持コイル
13,14が通電され、プランジヤ16が吸引さ
れてこれにカム係合したピニオン3が移送付勢し
図示しない機関のリングギヤに噛合される。一方
これと同時に常開接点15が閉じて多機能スター
タの直流電動機1が通電されて回転し、この回転
力がピニオン3を介して機関に伝達し始動する。
機関の始動後にスタータ端子11bが解放される
と、通電が解除されて装置が図示の状態に復帰し
停止する。次にキースイツチ11が端子11a側
に投入されると、リレー7のコイル8および電磁
クラツチ5の励磁コイル10が通電されて接点9
が閉じて電磁クラツチ5が連結され、直流電動機
1が通電されて回転し、この回転力が油圧ポンプ
6に伝達し回転する。
上記のような従来の装置では、油圧ポンプ6の
駆動時に電磁スイツチ12のダイオード17に大
電流(大型スタータでは200アンペア程度流れる)
が流れるので、高価な大容量ダイオードが必要と
なる上、電磁クラツチ5の使用で装置全体が高価
となる。また減速装置4を直流電動機1の後端部
に設置されていた。
〔考案の概要〕
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、直流電動機の後端
部に係脱可能な変速装置を装着することにより、
動作の信頼性を向上し、簡単な構成で安価に得ら
れるようにした多機能スタータを提供することを
目的としている。
〔考案の実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第2図において、符号1〜21は第1図のも
のと同一であるので説明は省略する。22は多機
能スタータ、23は第1の電磁シフトスイツチ
で、常開・常閉接点25、プランジヤ26および
コイル27で構成されている。プランジヤ26に
はシフトレバー28がカム係合され、直流電動機
1の後部に突出した回転軸29に結合したピニオ
ン30が軸方向に移動して大歯車31に噛合され
る。そしてこの大歯車31には油圧ポンプ6が設
けてある。32は第2の電磁シフトスイツチ24
のプランジヤ16にカム係合されるシフトレバー
であつて、ピニオン3が移送付勢される。33は
手動レバー34を有するコントロールスイツチ
で、弁35この弁の復帰用スプリング36、同じ
くチエツク弁37、ばね38およびスイツチ39
から構成されている。なお、保持コイル14は常
開・常閉接点25の常閉側接点を介して接地して
ある。
次にこの考案の動作について説明する。キース
イツチ11がスタータ端子11b側に投入された
場合は第1図の説明と同じである。一方、キース
イツチ11が端子11a側に投入されると、コン
トロールスイツチ33が手動レバー34が操作さ
れスイツチ39が閉じ、第1の電磁シフトスイツ
チ23が通電されて常開・常閉接点が切替えら
れ、これにより直流電動機1がバツテリ21に接
続されて回転する。この際、シフトレバー28の
回動によつてピニオン30が大歯車31に噛合
し、直流電動機1の回転速度が減速され油圧ポン
プ6が回転する。かくして手動レバー34が図示
の状態に復帰されると、上述の付勢状態が解除さ
れて常開・常閉接点25およびピニオン30が復
帰し停止する。
上記のようにこの考案では、保持コイル14と
接地との間にポンプ制御スイツチ(常開・常閉接
点25)を設けて電流および電圧コイル13,1
4をON−OFFするようにしたので、直流電動機
1の補助回転が可能でかつ特別な装置を必要とし
ないので大幅なコストダウンが計れ、またコイル
電流も保持コイル14の電流が上記常開・常閉接
点25に流れるのみで10〜20アンペア程度とな
り、接点容量の少ないもので可能となる。なお上
記の説明では補機回転機として油圧ポンプ6を用
いた場合について述べたが、他の回転機械を駆動
するようにしてもよく、またシフトレバー28で
ピニオン3を移送することの他、プランジヤ26
で直接行なつてもよい。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、第1の電磁シ
フトスイツチにより直流電動機に通電して補機回
転機を駆動している時に、ピニオンを移送付勢す
ると共に上記直流電動機を通電するための第2の
電磁シフトスイツチの電流を第1の電磁シフトス
イツチの常閉接点の開動作により遮断するように
構成したので、高価な大容量ダイオードを不要に
し、また、電磁クラツチを必要とすることなく、
動作の信頼性を向上させ、安価な構成のものが得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の構成図、第2図はこの考
案の一実施例を示す構成図である。 1……直流電動機、3……ピニオン、6……油
圧ポンプ、11……キースイツチ、12……電磁
スイツチ、18……補助スイツチ、22……多機
能スタータ、23……第1の電磁シフトスイツ
チ、24……第2の電磁スイツチ、25……常
開・常閉接点、26……プランジヤ、30……ピ
ニオン、33……コントロールスイツチ。なお図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタータ用直流電動機と、該直流電動機の回転
    軸に装着されたピニオン及び減速装置と、該減速
    装置を介して駆動される補機回転機とを有する多
    機能スタータにおいて、常閉接点と上記直流電動
    機を通電するための常開接点を有し、上記減速装
    置を構成する歯車機構の噛合を係脱するように構
    成された第1の電磁シフトスイツチと、上記ピニ
    オンを移送付勢して機関のリングギヤに噛合され
    ると共に上記直流電動機を通電するための接点装
    置を有し、上記補機回転機の回転時に上記第1の
    電磁シフトスイツチの常閉接点の開動作により電
    流を遮断制御される第2の電磁シフトスイツチを
    備えたことを特徴とする多機能スタータ。
JP14440983U 1983-09-17 1983-09-17 多機能スタ−タ Granted JPS6052354U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14440983U JPS6052354U (ja) 1983-09-17 1983-09-17 多機能スタ−タ

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JP14440983U JPS6052354U (ja) 1983-09-17 1983-09-17 多機能スタ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6052354U JPS6052354U (ja) 1985-04-12
JPH0110416Y2 true JPH0110416Y2 (ja) 1989-03-24

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ID=30322041

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JP14440983U Granted JPS6052354U (ja) 1983-09-17 1983-09-17 多機能スタ−タ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57183526A (en) * 1981-05-07 1982-11-11 Nippon Denso Co Ltd Device for starting and for driving auxiliary machinery

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57183526A (en) * 1981-05-07 1982-11-11 Nippon Denso Co Ltd Device for starting and for driving auxiliary machinery

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Publication number Publication date
JPS6052354U (ja) 1985-04-12

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