JPH0453454Y2 - - Google Patents

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JPH0453454Y2
JPH0453454Y2 JP1987132905U JP13290587U JPH0453454Y2 JP H0453454 Y2 JPH0453454 Y2 JP H0453454Y2 JP 1987132905 U JP1987132905 U JP 1987132905U JP 13290587 U JP13290587 U JP 13290587U JP H0453454 Y2 JPH0453454 Y2 JP H0453454Y2
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JP
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clip
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claw
shaft
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JP1987132905U
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JPS6438310U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/045Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はピン等の軸部材の取付に用いられる軸
部材抜止め用のクリツプに関する。
[従来の技術] 自動車等では、ピン等の軸部材の取付にクリツ
プが用いられている。
第6図及び第7図には、それぞれこの種のクリ
ツプの従来構造が示されている。第6図に示され
ているのはクリツプ10がシヤフト12のパネル
14への取付に用いられている例である。この場
合、シヤフト12はパネル14に形成された取付
孔14Aへ挿入されてパネル14に支持されるよ
うになつている。クリツプ10は筒状でパネル1
4の取付孔14Aへのシヤフト12の挿入前にあ
らかじめシヤフト12の小径軸部12Aに嵌合さ
れるようになつている。クリツプ10には弾性変
形可能な片持梁状の爪16が設けられている。爪
16はクリツプ本体からクリツプ軸方向に延出さ
れ、シヤフト12の取付孔14Aへの挿入時に第
6図矢印A方向に一時的に弾性変形されて取付孔
14Aを通過されシヤフト12の挿入状態で取付
孔14Aの周辺部分に当接されてシヤフト12の
第6図矢印C方向の抜けを阻止するようになつて
おり、これによつてシヤフト12がパネル14に
取り付けられるようになつている。
第7図に示されているのはクリツプ18が自動
車のブレーキペダル20とマスタシリンダ22と
の連結用のクレビスピン24の取付に用いられて
いる例である。この場合、クレビスピン24はブ
レーキペダル20に形成された取付孔20A及び
マスタシリンダ22に形成された取付孔22Aに
挿入されてブレーキペダル20とマスタシリンダ
22とを連結するようになつている。クリツプ1
8はクレビスピン24の先端部に成形されてクレ
ビスピン24と一体とされている。クリツプ18
には弾性変形可能な片持梁状の爪26が設けられ
ている。爪26は第6図に示されるクリツプ10
の爪16と同様にしてクリツプ本体からクリツプ
軸方向に延出され、クレビスピン24の取付孔2
0A,22Aへの挿入時に第7図矢印B方向に弾
性変形されて取付孔20A,22Aを通過されク
レビスピン24の挿入状態で第8図に示される如
く取付孔22Aの周辺部に当接されてクレビスピ
ン24の第8図矢印C方向の抜けを阻止するよう
になつており、これによつてクレビスピン24が
取り付けられるようになつている。
しかしながら、上記従来のクリツプ10,18
にあつては爪16,26の延出方向先端部が取付
孔14A,22Aの周辺部への当り部とされるの
で、シヤフト12、クレビスピン24に抜け力
(第6図、第8図矢印C方向への力)が作用した
場合、爪16,26に圧縮力が作用して爪16,
26が座屈し易く、強度が低い。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記事実を考慮し、シヤフト、クレビ
スピン等の軸部材の抜け力に対して強度の高い軸
部材抜止め用クリツプを得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は軸部材を被取付部材開口に係止保持す
る軸部材抜止め用クリツプであつて、該軸部材に
保持される保持部と、前記保持部の外周側面から
拡径する方向へ延出され保持部の軸心方向へ弾性
変形可能な爪とを備え、前記保持部の軸心と直交
する前記爪の端部が被取付部材の開口周辺部への
当り部とされていることを特徴としている。
[作用] 上記構成の本考案では、軸部材の被取付部材開
口への挿入状態で保持部が軸部材に保持されると
ともに、保持部の外周側面から拡径する方向へ延
出され保持部の軸心方向へ変形可能な爪が被取付
部材の開口周辺部に当接されて軸部材の抜けを阻
止する。保持部の軸心と直交する爪の端部が被取
付部材の開口周辺部への当り部とされ、軸部材の
抜け力に対して圧縮力を受けることがない。この
爪の延出方向と直角方向は軸部材の軸方向とする
ことができるので、爪を広幅として大きな抜け力
に対抗することができる。
[実施例] 第1図から第5図には、本考案が適用されたク
リツプ30が示されている。このクリツプ30は
第4図及び第5図に示される如く、自動車用ブレ
ーキペダル32と自動車用マスタシリンダ34と
の連結用のクレビスピン36の取付に用いられる
ようになつている。
ブレーキペダル32は略コ字型断面のアーム3
2Aの下端部に踏板32Bが固着された構成で、
アーム32Aの平行板部上端部に車体への取付孔
38が形成され、この取付孔38に図示しないピ
ンが挿入されて車体へ回動可能に取り付けられる
ようになつている。このブレーキペダル32の取
付孔38の下方にはクレビスピン取付用の開口で
ある取付孔40が形成されクレビスピン36が挿
入されるようになつている。
マスタシリンダ34はシリンダ中間部に車体へ
の取付用のフランジ42が設けられ、図示しない
ボルトを介して車体へ取り付けられるようになつ
ている。このマスタシリンダ34にはプツシユロ
ツド44の先端部に連結板46が固着されブレー
キペダル32との連結用とされている。連結板4
6はプツシユロツド44の先端部延出方向に平行
板部46Aが設けられ、平行板部46A間にアー
ム32Aの一方の平行板部を挟んだ状態でブレー
キペダル32と連結されるようになつている。こ
の連結板46には平行板部46Aにクレビスピン
取付用の取付孔48が形成されブレーキペダル3
2の取付孔40とともにクレビスピン36が挿入
されるようになつている。
クレビスピン36は一端にフランジ50が形成
され、フランジ50と反対側の端部先端から第5
図に示される如く取付孔40,48,40,48
に順次挿入されるようになつている。このクレビ
スピン36の中間部には小径軸部52が形成され
クリツプ30が取り付けられるようになつてい
る。小径軸部52はブレーキペダル32とマスタ
シリンダ34との連結状態で第5図に示される如
く1個の取付孔40のみを通過されてブレーキペ
ダル32のアーム32Aとマスタシリンダ34の
連結板46との間に位置されるようになつてお
り、クリツプ30はクレビスピン36の取付状態
でブレーキペダル32のアーム32Aとマスタシ
リンダ34の連結板46との間に位置されるよう
になつている。
クリツプ30は第1図に詳細に示される如く、
断面略C字型の略3/4円周の筒状で、軸方向全域
に亘つてスリツト54が形成された保持部30A
が形成されている。この保持部30Aには第2図
にも示される如く周方向端部30B付近から周方
向に角度θの範囲で薄肉部60が形成されスリツ
ト54を第2図矢印D方向へ拡幅可能としてい
る。スリツト54はクレビスピン36の小径軸部
52が変形方向から通過可能に拡幅可能とされ、
保持部30Aはスリツト54を一時的に拡幅して
クレビスピン36の小径軸部52へ軸方向に移動
不可能に保持されるようになつている。
この保持部30Aからは薄肉部60の反スリツ
ト側の周方向端部付近から接線方向であつて且つ
保持部30Aの軸心と直交する方向に爪62が延
出されている。この爪62はクレビスピン36へ
の取付状態でクレビスピン36の外周外側に突出
され、クレビスピン30の取付状態で保持部30
Aの軸心と直交する爪62の端部62Aを取付孔
40の周辺部への当り部としてクレビスピン36
の抜けを阻止できるようにされている。爪62は
薄肉で軸心方向(第2図矢印F方向)へ弾性的に
撓み変形可能とされている。爪62は軸心方向
(第2図矢印F方向)へ撓み変形されてブレーキ
ペダル32の取付孔40を通過可能とされてお
り、クリツプ30はクレビスピン36をブレーキ
ペダル32の取付孔40に挿入する前にクレビス
ピン36へ取付可能とされている。この爪62は
クリツプ軸方向略全域に亘つて形成されている
が、クリツプ軸方向中間部を境としてクリツプ軸
方向一端側は突出長さが徐々に短くなつており、
第1図矢印E方向からみると第3図に示される如
くクリツプ軸方向一端側を縮径するテーパ状とな
つている。爪62の突出長さが徐々に短くされた
一端側はクレビスピン36への取付状態でクレビ
スピン36の取付孔40への挿入側(フランジ5
0と反対側の端部側)に配置され、爪62はクレ
ビスピン36の取付孔40への単なる挿入操作で
軸心方向(第2図矢印F方向)へ撓んで取付孔4
0を通過できるようになつている。
なお、保持部30Aの一般部(薄肉部60を除
く部分)は外径がクレビスピン36の一般部(小
径軸部52、フランジ部50を除く部分)の外径
と略同径とされ、クレビスピン36への取付状態
でクレビスピン36の外側へ大きく突出すること
がないようにされている。
次にこのクリツプ30を用いてクレビスピン3
6を取り付ける場合の手順について説明する。
始めにクリツプ30をクレビスピン36に取り
付ける。クリツプ30は保持部30Aのスリツト
54を一般的に拡幅することいよりクレビスピン
36の小径軸部52へ簡単に取り付けられ、クレ
ビスピン36への取付状態では爪62は突出長さ
が徐々に短くされた一端側がフランジ50と反対
側に位置される。
次にブレーキペダル32とマスタシリンダ34
とを位置決めして取付孔40,48,40,48
を一致させ、この状態でクレビスピン36をフラ
ンジ50と反対側の端部先端から取付孔40,4
8,40,48に順次挿入する。この挿入によつ
てクリツプ30の爪62が弾性変形されて取付孔
40を通過され、弾性力で拡径復元すると保持部
30Aの軸心と直交する爪62の端部62Aが取
付孔40の周辺部への当り部としてクレビスピン
36の抜けを阻止する(第5図参照)。したがつ
て、爪62はクレビスピン36の抜け力に対して
従来のように圧縮力を受けて座屈することがな
く、強度が高い。
これによつて、クレビスピン36が確実に取り
付けられてブレーキペダル32とマスタシリンダ
34とが連結される。
なお、クリツプ30は1個の取付孔40を通過
するのみであり、クレビスピン36の取付作業が
容易である。
また、クリツプ30はクレビスピン36の取付
後であつても必要に応じて保持部30Aのスリツ
ト54を拡径させることにより取り外すこともで
きる。
また、クリツプ30は単に一対の割型で成形で
きる形状とされており、安価である。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案に係る軸部材抜止め
用クリツプでは、軸部材を被取付部材開口に係止
保持する軸部材抜止め用クリツプであつて、該軸
部材に保持される保持部と、前記保持部の外周側
面から拡径する方向へ延出され保持部の軸心方向
へ弾性変形可能な爪とを備え、前記保持部の軸心
と直交する前記爪の端部が被取付部材の開口周辺
部への当り部とされているので、軸部材の抜け力
に対して強度が高い優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されたクリツプの斜視
図、第2図は第1図のクリツプを軸方向からみた
正面図、第3図は第1図のクリツプを第1図矢印
E方向からみた側面図、第4図はブレーキペダル
とマスタシリンダとの連結用のクレビスピンの取
付構造を示す斜視図、第5図は第4図のクレビス
ピンの取付状態を第4図−線に沿う断面に対
応して示した断面図、第6図及び第7図はそれぞ
れ従来のクリツプの構造を示し、第6図はシヤフ
ト取付状態を示す断面図、第7図は斜視図、第8
図は第7図のクレビスピン取付状態を示す断面図
である。 30……クリツプ、30A……保持部、32…
…ブレーキペダル、34……マスタシリンダ、3
6……クレビスピン、40,48……取付孔、6
2……爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸部材を被取付部材開口に係止保持する軸部材
    抜止め用クリツプであつて、該軸部材に保持され
    る保持部と、前記保持部の外周側面から拡径する
    方向へ延出され保持部の軸心方向へ弾性変形可能
    な爪とを備え、前記保持部の軸心と直交する前記
    爪の端部が被取付部材の開口周辺部への当り部と
    されていることを特徴とする軸部材抜止め用クリ
    ツプ。
JP1987132905U 1987-08-31 1987-08-31 Expired JPH0453454Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987132905U JPH0453454Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JP1987132905U JPH0453454Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JPS6438310U JPS6438310U (ja) 1989-03-07
JPH0453454Y2 true JPH0453454Y2 (ja) 1992-12-16

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JP1987132905U Expired JPH0453454Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JPS6438310U (ja) 1989-03-07

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