JPS588589Y2 - 自動車用飾り板の係止金具 - Google Patents
自動車用飾り板の係止金具Info
- Publication number
- JPS588589Y2 JPS588589Y2 JP1978145515U JP14551578U JPS588589Y2 JP S588589 Y2 JPS588589 Y2 JP S588589Y2 JP 1978145515 U JP1978145515 U JP 1978145515U JP 14551578 U JP14551578 U JP 14551578U JP S588589 Y2 JPS588589 Y2 JP S588589Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- locking
- bent
- engaging
- instrument panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば自動車用スピーカのグリル等の飾り板を
インスツルメントパネルに係合させるための係止金具に
関するものである。
インスツルメントパネルに係合させるための係止金具に
関するものである。
従来、自動車のスピーカのグリル等の飾り板をインスツ
ルメントパネルに係合させる場合は、第1図に示すよう
にスピーカグリルaの裏面のボスbの板ばねCをビスd
で固定し、この板ばねCの脚部に屈曲形成した係止ばね
部eをインスッルメントバネルfに形成した係止孔gに
係合させて止着したものであるが、ビスdによる止着が
面倒でありまた車の振動が板ばねCを介してビスdに伝
達され長期間にはビスdが弛むという欠点があった。
ルメントパネルに係合させる場合は、第1図に示すよう
にスピーカグリルaの裏面のボスbの板ばねCをビスd
で固定し、この板ばねCの脚部に屈曲形成した係止ばね
部eをインスッルメントバネルfに形成した係止孔gに
係合させて止着したものであるが、ビスdによる止着が
面倒でありまた車の振動が板ばねCを介してビスdに伝
達され長期間にはビスdが弛むという欠点があった。
本考案は上述のような問題に鑑みてビスを用いずに飾り
板の一対の筒軸にばね板よりなる一対の係止金具本体の
一端を鈎型に屈曲した係止部を止着すると共に、他端を
インスツルメントパネルの係合孔の間隔よりも拡開して
この係合孔に弾性的に係合される係合部を形成し、この
係合部に夫々鈎型に屈曲した抜は止め部を形威し係止金
具本体の弾性変形により飾り板をインスツルメントパネ
ルに容易にかつ確実に係合させるようにしたものである
。
板の一対の筒軸にばね板よりなる一対の係止金具本体の
一端を鈎型に屈曲した係止部を止着すると共に、他端を
インスツルメントパネルの係合孔の間隔よりも拡開して
この係合孔に弾性的に係合される係合部を形成し、この
係合部に夫々鈎型に屈曲した抜は止め部を形威し係止金
具本体の弾性変形により飾り板をインスツルメントパネ
ルに容易にかつ確実に係合させるようにしたものである
。
次に本考案の実施例を添附図面第2図、第3図について
説明する。
説明する。
1は細長金属ばね板よりなる係止金具本体で長さ方向の
途中を間隔を介して夫々反対方向に略直角に屈曲して夫
々の屈曲部2,3間に段部11を形成し、=方の屈曲部
2より端部までの自由端を係止部4とし、他方の屈曲部
3より端部までの自由端を係合部5とし、前記係止部4
には長さ方向に切起され途中に鈎型屈曲部6を有する係
止爪片7を屈曲部3側と反対側に屈曲部6が突出するよ
うに形成し、更に他方の屈曲部3より端部までの係合部
5の途中を前記係止爪片Tと同方向に鈎型に屈曲して突
出させ抜は止め部8を形成する。
途中を間隔を介して夫々反対方向に略直角に屈曲して夫
々の屈曲部2,3間に段部11を形成し、=方の屈曲部
2より端部までの自由端を係止部4とし、他方の屈曲部
3より端部までの自由端を係合部5とし、前記係止部4
には長さ方向に切起され途中に鈎型屈曲部6を有する係
止爪片7を屈曲部3側と反対側に屈曲部6が突出するよ
うに形成し、更に他方の屈曲部3より端部までの係合部
5の途中を前記係止爪片Tと同方向に鈎型に屈曲して突
出させ抜は止め部8を形成する。
又自動車のスピーカグリルとなる飾り板9には裏面対称
位置に二対の角型の中空筒軸10を突設し、この中空筒
軸10の内径t1は係止爪片γの屈曲部6の先端縁との
巾t2より小さく形成されている。
位置に二対の角型の中空筒軸10を突設し、この中空筒
軸10の内径t1は係止爪片γの屈曲部6の先端縁との
巾t2より小さく形成されている。
次にこの実施例の作用を説明する。
先ず一対のばね板よりなる係止金具本体1の巾方向を対
向させ鈎型の係止爪片Tと抜げ止め部8が伺れも外方へ
突出されるようにして夫々の係止部4を飾り板9の一対
の中空筒軸10に挿入すると角形の中空筒軸10の一方
の相対する内壁に係止爪片Tの屈曲部6と先端縁が圧着
される。
向させ鈎型の係止爪片Tと抜げ止め部8が伺れも外方へ
突出されるようにして夫々の係止部4を飾り板9の一対
の中空筒軸10に挿入すると角形の中空筒軸10の一方
の相対する内壁に係止爪片Tの屈曲部6と先端縁が圧着
される。
そして、第4図Aに示すように、本体1の係止部4は中
空筒軸10内で傾斜状態で保持される。
空筒軸10内で傾斜状態で保持される。
したがって、本体1全体が傾斜し一対の本体1は一対の
係合部5の間隔が外方へ拡開した状態となっている。
係合部5の間隔が外方へ拡開した状態となっている。
又筒軸10の他方の内壁には係止部4の両側縁が内接さ
れる。
れる。
次に第4図Bに示すように係合部5を垂直状態にしてイ
ンスツルメントパネルfの係合孔gに係合させ飾り板9
の外周縁をインスツルメントパネルfの係合段部りに係
合させると一対の相対する係合部5,5は外方へ拡開し
ようとする弾性力によって係合孔gに弾性的に圧着され
、さらに中空筒軸10内では係止部4が垂直状態になる
ことにより係止爪片7が強く内壁に喰い込む。
ンスツルメントパネルfの係合孔gに係合させ飾り板9
の外周縁をインスツルメントパネルfの係合段部りに係
合させると一対の相対する係合部5,5は外方へ拡開し
ようとする弾性力によって係合孔gに弾性的に圧着され
、さらに中空筒軸10内では係止部4が垂直状態になる
ことにより係止爪片7が強く内壁に喰い込む。
さらに抜げ止め部8は係合孔gに係合して本体1の脱出
が防止される。
が防止される。
又屈曲部2,3で係合部5のばね力は更に大きくなって
いる。
いる。
又係止部4はここから切起した係止爪片7の先端縁と屈
曲部6が中空筒軸10の相対する内壁に係止されている
ので、本体1に加えられる振動や係合部5の着脱に際し
ての外力は第5図に示すようにi点に集中するから係止
爪片7と中空筒軸10の係合がゆるむことはない。
曲部6が中空筒軸10の相対する内壁に係止されている
ので、本体1に加えられる振動や係合部5の着脱に際し
ての外力は第5図に示すようにi点に集中するから係止
爪片7と中空筒軸10の係合がゆるむことはない。
本考案によれば、自動車用飾り板の裏面に突設した一対
の中空筒軸と前記飾り板ば取付けられるインスツルメン
トパネルに形成された一対の係合孔とを夫々係合させる
一対の細長金属ばね板よりなる係止金具本体の途中に前
記筒軸の開口端に当接される屈曲段部と、一端に前記筒
軸内に挿入される係止部と、他端に前記係合孔に係合さ
れる係合部とを形成し、対向した前記係止部に夫々外方
へ切起して途中より内方へ鈎型に屈曲しこの屈曲部と内
端とを前記筒軸の内周に圧着させて前記係止部を前記筒
軸に傾斜状態で係合させるとともに対向した前記一対の
本体の係合部を外方へ拡開する方向に附勢する係止爪片
を形成したから、前記筒軸に係止金具本体の係止部を挿
入すると第4図Aに示すようにこの係止爪片の屈曲部と
内端が筒軸内周に係合され係止部は傾斜状態で筒軸に係
合される。
の中空筒軸と前記飾り板ば取付けられるインスツルメン
トパネルに形成された一対の係合孔とを夫々係合させる
一対の細長金属ばね板よりなる係止金具本体の途中に前
記筒軸の開口端に当接される屈曲段部と、一端に前記筒
軸内に挿入される係止部と、他端に前記係合孔に係合さ
れる係合部とを形成し、対向した前記係止部に夫々外方
へ切起して途中より内方へ鈎型に屈曲しこの屈曲部と内
端とを前記筒軸の内周に圧着させて前記係止部を前記筒
軸に傾斜状態で係合させるとともに対向した前記一対の
本体の係合部を外方へ拡開する方向に附勢する係止爪片
を形成したから、前記筒軸に係止金具本体の係止部を挿
入すると第4図Aに示すようにこの係止爪片の屈曲部と
内端が筒軸内周に係合され係止部は傾斜状態で筒軸に係
合される。
このとき係止金具本体は一方に傾斜して対向した一対の
保合部が前記インスツルメントパネルの係合孔の間隔よ
りも拡開した状態となり、次に一対の係合部を平行状態
としてインスツルメントパネルの係合孔に係合させると
係合部は係合孔に弾性的に係合されるとともに、筒軸内
においても相対する一対の係止部が筒軸と平行状態にな
り、係止爪片の屈曲部と内端とが強く筒軸の内壁に喰い
込み係止部を筒軸に確実に係合させることが出来る。
保合部が前記インスツルメントパネルの係合孔の間隔よ
りも拡開した状態となり、次に一対の係合部を平行状態
としてインスツルメントパネルの係合孔に係合させると
係合部は係合孔に弾性的に係合されるとともに、筒軸内
においても相対する一対の係止部が筒軸と平行状態にな
り、係止爪片の屈曲部と内端とが強く筒軸の内壁に喰い
込み係止部を筒軸に確実に係合させることが出来る。
またインスツルメントパネルの一対の係合孔に夫々弾性
的に係合された一対の相対する係合部はこの先端に形成
された外方に向って鈎型に突出した抜は止め部によりイ
ンスツルメントパネルからの脱出が防止されるとともに
1弾性的に係合した一対の係合部によって車体の振動に
よる飾り板の移動や脱落を防止することが出来る。
的に係合された一対の相対する係合部はこの先端に形成
された外方に向って鈎型に突出した抜は止め部によりイ
ンスツルメントパネルからの脱出が防止されるとともに
1弾性的に係合した一対の係合部によって車体の振動に
よる飾り板の移動や脱落を防止することが出来る。
さらに係合孔と係合部との係脱は係止金具本体の弾性変
形により一対の係合部の間隔を狭めることにより簡単に
行うことが出来る。
形により一対の係合部の間隔を狭めることにより簡単に
行うことが出来る。
また、インスツルメントパネルを介して係止金具本体に
加えられる振動その他の外力は途中を屈曲して形成した
段部に吸収され係止爪片迄及ぶことが少なく飾り板と係
止金具本体との係止力は長期に亘っておとろえることが
ない。
加えられる振動その他の外力は途中を屈曲して形成した
段部に吸収され係止爪片迄及ぶことが少なく飾り板と係
止金具本体との係止力は長期に亘っておとろえることが
ない。
第1図は従来の飾り板(スピーカグリル)取付部の縦断
側面図、第2図は本考案の係止金具の斜視図、第3図は
同上係止金具を用いた飾り板の取付状態を示す縦断側面
図、第4図A、Bは同上取付時の係止金具本体の状態を
示す一部の拡大縦断側面図、第5図は係止爪片係止部の
拡大縦断側面図である。 f・・・・・・インスツルメントパネル、g・・・・・
・係合孔、1・・・・・・係止金具本体、4・・・・・
・係止部、5・・・・・・係合部、6・・・・・・屈曲
部、1・・・・・・係止爪片、8・・・・・抜は止め部
、9・・・・・・飾り板、10・・・・・・中空筒軸、
11・・・・・・段部。
側面図、第2図は本考案の係止金具の斜視図、第3図は
同上係止金具を用いた飾り板の取付状態を示す縦断側面
図、第4図A、Bは同上取付時の係止金具本体の状態を
示す一部の拡大縦断側面図、第5図は係止爪片係止部の
拡大縦断側面図である。 f・・・・・・インスツルメントパネル、g・・・・・
・係合孔、1・・・・・・係止金具本体、4・・・・・
・係止部、5・・・・・・係合部、6・・・・・・屈曲
部、1・・・・・・係止爪片、8・・・・・抜は止め部
、9・・・・・・飾り板、10・・・・・・中空筒軸、
11・・・・・・段部。
Claims (1)
- 自動車用飾り板の裏面に突設した一対の中空筒軸と前記
飾り板が取付ゆられるインスツルメントパネルに形成さ
れた一対の係合孔とを係合させる一対の細長金属ばね板
よりなる係止金具本体を前記飾り板と前記インスツルメ
ントパネル間に対設し、夫々の係止金具本体の途中を屈
曲して前記筒軸の開口端に当接される段部を形成すると
ともに、一端に前記一対の筒軸内に夫々挿入される係止
部、他端に前記一対の係合孔に互に平行に係合される係
合部を形成し、対向した前記係止部に、夫々外方に向っ
て切起し途中より内方へ鈎型に屈曲させ屈曲部と内端と
で前記係止部を前記筒軸に傾斜状態で係合されるととも
に対向した一対の前記係合部を外方へ拡開する方向に附
勢する係止爪片を形成し、前記一対の係合部の先端に夫
々外方に向って屈曲し途中より内方へ鈎型に屈曲させた
抜は止め部を形成したことを特徴とする自動車用飾り板
の係止金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978145515U JPS588589Y2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | 自動車用飾り板の係止金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978145515U JPS588589Y2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | 自動車用飾り板の係止金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5562448U JPS5562448U (ja) | 1980-04-28 |
JPS588589Y2 true JPS588589Y2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=29125142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978145515U Expired JPS588589Y2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | 自動車用飾り板の係止金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588589Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-23 JP JP1978145515U patent/JPS588589Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5562448U (ja) | 1980-04-28 |
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