JP2592553Y2 - エアダクトの取付構造 - Google Patents
エアダクトの取付構造Info
- Publication number
- JP2592553Y2 JP2592553Y2 JP1993020230U JP2023093U JP2592553Y2 JP 2592553 Y2 JP2592553 Y2 JP 2592553Y2 JP 1993020230 U JP1993020230 U JP 1993020230U JP 2023093 U JP2023093 U JP 2023093U JP 2592553 Y2 JP2592553 Y2 JP 2592553Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air duct
- mounting hole
- claw
- claws
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Duct Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、エアダクトの取付構
造の改良に関するものである。
造の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、図３に示すように、
エアダクト５１の端面には対向状に一対の爪５２，５２
が突出形成されており、この各爪５２，５２の後部には
外周側に開口する係合溝５３，５３が形成されており、
パネルＰに形成された取付孔ＰＨにエアダクト５１を取
付ける際には、取付孔ＰＨに爪５２，５２を挿通させ、
爪５２，５２を内側へ弾性により変形させて、さらに押
し込むことにより取付孔ＰＨの内周に係合溝５３，５３
が係合されて、爪５２，５２は外側へ広がってエアダク
ト５１が取付孔ＰＨにロック状態で取付けられていた。
しかしこのような取付構造において、図４に示すよう
に、前記取付孔ＰＨとエアダクト５１との中心がズレや
すく、このような状態ではエアダクト５１をパネルＰに
押し付けても、エアダクト５１を取付孔ＰＨに嵌めるこ
とはできず、取付作業が困難なものになるという問題点
があった。
エアダクト５１の端面には対向状に一対の爪５２，５２
が突出形成されており、この各爪５２，５２の後部には
外周側に開口する係合溝５３，５３が形成されており、
パネルＰに形成された取付孔ＰＨにエアダクト５１を取
付ける際には、取付孔ＰＨに爪５２，５２を挿通させ、
爪５２，５２を内側へ弾性により変形させて、さらに押
し込むことにより取付孔ＰＨの内周に係合溝５３，５３
が係合されて、爪５２，５２は外側へ広がってエアダク
ト５１が取付孔ＰＨにロック状態で取付けられていた。
しかしこのような取付構造において、図４に示すよう
に、前記取付孔ＰＨとエアダクト５１との中心がズレや
すく、このような状態ではエアダクト５１をパネルＰに
押し付けても、エアダクト５１を取付孔ＰＨに嵌めるこ
とはできず、取付作業が困難なものになるという問題点
があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、エアダクトの取付けの
作業性が向上する取付構造を提供せんことを目的とし、
その要旨は、パネルに形成された取付孔に、エアダクト
の端面に対向状に形成された弾力性を有する一対の爪を
挿通させ、各爪の後部に形成された係合溝を前記取付孔
に係合させて取付けるエアダクトの取付構造において、
前記爪の一方側を他方側よりも前方へ長く突出形成させ
たことである。
点に鑑み案出したものであって、エアダクトの取付けの
作業性が向上する取付構造を提供せんことを目的とし、
その要旨は、パネルに形成された取付孔に、エアダクト
の端面に対向状に形成された弾力性を有する一対の爪を
挿通させ、各爪の後部に形成された係合溝を前記取付孔
に係合させて取付けるエアダクトの取付構造において、
前記爪の一方側を他方側よりも前方へ長く突出形成させ
たことである。
【０００４】
【作用】エアダクトの端面に形成される一対の爪の一方
側は、他方側よりも長く突出形成されており、この長い
方の爪を先にパネルの取付孔に掛け、その状態でエアダ
クトを取付孔に押し込むと、長い方の爪にガイドされて
他方側の爪も良好に取付孔内に挿通されることとなり、
位置合わせが楽に行え、エアダクトの取付けの作業性が
良好化する。
側は、他方側よりも長く突出形成されており、この長い
方の爪を先にパネルの取付孔に掛け、その状態でエアダ
クトを取付孔に押し込むと、長い方の爪にガイドされて
他方側の爪も良好に取付孔内に挿通されることとなり、
位置合わせが楽に行え、エアダクトの取付けの作業性が
良好化する。
【０００５】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、エアダクトの端面側の斜視構成図であ
り、図２は、このエアダクトをパネルに取付けた状態の
断面構成図である。エアダクト１の端面には、対向状に
短爪２と長爪３が前方側へ突出状に形成されており、本
例における長爪３は前記短爪２よりも長く前方へ突出さ
れたものとなっており、短爪２および長爪３の後部側に
はそれぞれ外周側が開口した係合溝２ａ，３ａが形成さ
れている。
する。図１は、エアダクトの端面側の斜視構成図であ
り、図２は、このエアダクトをパネルに取付けた状態の
断面構成図である。エアダクト１の端面には、対向状に
短爪２と長爪３が前方側へ突出状に形成されており、本
例における長爪３は前記短爪２よりも長く前方へ突出さ
れたものとなっており、短爪２および長爪３の後部側に
はそれぞれ外周側が開口した係合溝２ａ，３ａが形成さ
れている。
【０００６】このような構造のエアダクト１を、パネル
Ｐに形成された取付孔ＰＨに差し込んで取付ける場合
に、先ず長爪３を取付孔ＰＨに掛け、この状態で長爪３
を取付孔ＰＨに押し込んで挿通させると、短爪２も取付
孔ＰＨに挿通されることとなり、長爪３がガイドとなっ
て取付孔ＰＨへの位置合わせが極めて良好に行え、パネ
ルの取付孔ＰＨに係合溝２ａ，３ａを係合させて、エア
ダクト１をパネルＰに良好に取付けることができ、エア
ダクト１が位置ズレを生じている場合にも、取付作業を
楽に行うことができ、作業性が向上する。
Ｐに形成された取付孔ＰＨに差し込んで取付ける場合
に、先ず長爪３を取付孔ＰＨに掛け、この状態で長爪３
を取付孔ＰＨに押し込んで挿通させると、短爪２も取付
孔ＰＨに挿通されることとなり、長爪３がガイドとなっ
て取付孔ＰＨへの位置合わせが極めて良好に行え、パネ
ルの取付孔ＰＨに係合溝２ａ，３ａを係合させて、エア
ダクト１をパネルＰに良好に取付けることができ、エア
ダクト１が位置ズレを生じている場合にも、取付作業を
楽に行うことができ、作業性が向上する。
【０００７】このように、エアダクト１の中心と取付孔
ＰＨの中心がズレている場合にも、エアダクト１の長爪
３を先に取付孔ＰＨに掛ければ位置合わせが楽にでき
て、長爪３がガイドとなって良好にエアダクトの取付け
を行うことができる。
ＰＨの中心がズレている場合にも、エアダクト１の長爪
３を先に取付孔ＰＨに掛ければ位置合わせが楽にでき
て、長爪３がガイドとなって良好にエアダクトの取付け
を行うことができる。
【０００８】
【考案の効果】本考案は、パネルに形成された取付孔
に、エアダクトの端面に対向状に形成された弾力性を有
する一対の爪を挿通させ、各爪の後部に形成された係合
溝を前記取付孔に係合させて取付けるエアダクトの取付
構造において、前記爪の一方側を他方側よりも前方へ長
く突出形成させたことにより、取付孔とエアダクトの中
心がズレている場合にも、先に長い方の爪を取付孔に掛
けて挿通させれば、長い方の爪がガイドとなって取付孔
への挿通が容易に行われ、位置合わせが楽に行えてエア
ダクトの取付けの作業性が向上する。
に、エアダクトの端面に対向状に形成された弾力性を有
する一対の爪を挿通させ、各爪の後部に形成された係合
溝を前記取付孔に係合させて取付けるエアダクトの取付
構造において、前記爪の一方側を他方側よりも前方へ長
く突出形成させたことにより、取付孔とエアダクトの中
心がズレている場合にも、先に長い方の爪を取付孔に掛
けて挿通させれば、長い方の爪がガイドとなって取付孔
への挿通が容易に行われ、位置合わせが楽に行えてエア
ダクトの取付けの作業性が向上する。
【図１】エアダクトの端面側の斜視構成図である。
【図２】図１のエアダクトをパネルに取付けた状態の断
面構成図である。
面構成図である。
【図３】従来のエアダクトの取付状態の断面構成図であ
る。
る。
【図４】エアダクトと取付孔の中心がズレた場合の説明
図である。
図である。
１ エアダクト ２ 短爪 ２ａ 係合溝 ３ 長爪 ３ａ 係合溝 Ｐ パネル ＰＨ 取付孔
Claims (1)
- 【請求項１】 パネルに形成された取付孔に、エアダク
トの端面に対向状に形成された弾力性を有する一対の爪
を挿通させ、各爪の後部に形成された係合溝を前記取付
孔に係合させて取付けるエアダクトの取付構造におい
て、前記爪の一方側を他方側よりも前方へ長く突出形成
させたことを特徴とするエアダクトの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993020230U JP2592553Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | エアダクトの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993020230U JP2592553Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | エアダクトの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0684244U JPH0684244U (ja) | 1994-12-02 |
| JP2592553Y2 true JP2592553Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=12021378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993020230U Expired - Lifetime JP2592553Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | エアダクトの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592553Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4506505B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2010-07-21 | 日本プラスト株式会社 | 自動車の空調ダクト装置 |
| JP5691620B2 (ja) * | 2011-02-21 | 2015-04-01 | トヨタ自動車株式会社 | インストルメントパネルのアンダーカバー取付構造 |
| JP6853927B2 (ja) * | 2016-10-05 | 2021-04-07 | 株式会社誠和 | ダクト用継手構造及びダクトの接続方法 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP1993020230U patent/JP2592553Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0684244U (ja) | 1994-12-02 |
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