JPH0734763Y2 - 車両用灯具の取付け構造 - Google Patents

車両用灯具の取付け構造

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JPH0734763Y2
JPH0734763Y2 JP12523689U JP12523689U JPH0734763Y2 JP H0734763 Y2 JPH0734763 Y2 JP H0734763Y2 JP 12523689 U JP12523689 U JP 12523689U JP 12523689 U JP12523689 U JP 12523689U JP H0734763 Y2 JPH0734763 Y2 JP H0734763Y2
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JP
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lamp
bracket
pivot
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headlamp
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仁志 中垣
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は車両用灯具の構造に関し、特にヘッドランプに
サブコンビネーションランプなどのサブランプをピボッ
ト支持可能に取付けるための構造に関する。
B.従来の技術 ヘッドランプとサブコンビネーションランプとを一体に
した従来の車両用灯具の取付構造は、例えば第5図のよ
うになっていた(例えば、特開昭57-205246号公報)。
不図示のフェンダパネルの内面に設けられているブラケ
ット1は車両の中央側に向かって突出する略コの字形状
を呈している。ヘッドランプ2は、ブラケット1の車両
中央側の面1aにねじ座2a、2bを当接させてねじ3により
螺着されている。このようにして取り付けられたヘッド
ランプ2の概略車両側方にはサブコンビネーションラン
プ4が取り付けられる。
ここでサブコンビネーションランプ4とは、例えば第6
図に示すように、サイドターンシグナルランプAあるい
は夜間走行中に車長を示すためのサイドマーカーランプ
Bなどの2種類以上の機能を併設したランプであり、そ
の背面上側に上部取付用アーム41が背面下側に下部取付
用ピボット軸42がそれぞれ突設されている。
サブコンビネーションランプ4の取り付けは上下2箇所
で行われ、ヘッドランプ2側に設けられたピボット受け
部2cに対し、サブコンビネーションランプ4の裏面に突
設されたピボット軸42の球部42aが挿入されて一方の取
り付けが行われ、他方はサブコンビネーションランプ4
側に設けられたアーム41を介して、ヘッドランプ2の上
面のねじ座2dにねじ5により螺着されることにより行わ
れる。
C.考案が解決しようとする課題 この従来の車両用灯具にあっては、ブラケット1に対し
ヘッドランプ2を2箇所のねじ3で取り付けた後に、サ
ブコンビネーションランプ4のピボット軸42をヘッドラ
ンプ2のピボット受け部2cに挿入しなければならず、作
業性が悪いものであった。
本考案の目的は、ヘッドランプおよびサブランプの取付
作業性を向上できる車両用灯具の取付け構造を提供する
ことにある。
D.課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図に対応づけて本考案を説明する
と、本考案は、ヘッドランプ60の車両外方側にサブラン
プ4をピボット支持する車両用灯具の取付け構造であっ
て、側面の上下2箇所に設けられた上下取付け部61,62
を介して車体パネルから突出するブラケット20に取付け
られるヘッドランプ60と、上側取付け部41を介してヘッ
ドランプ60の上面に螺着れ、下側はピボット軸42を介し
てヘッドランプ60の下側のピボット受け部62に支承され
るサブランプ4から成る車両用灯具の取付け構造に適用
される。
そして上述の目的は、ヘッドランプ60の上側取付け部61
をブラケット20に螺着し、下側取付け部をピボット受け
部62としてブラケット20に貫設させ、そのブラケット20
から突出するピボット受け部62先端のピボット孔62c
に、ピボット軸42を挿通して支承すると共にピボット受
け部62の広がりによりブラケット20にヘッドランプ60の
下側取付け部62が緊締されるものである。
E.作用 ヘッドランプ60のピボット受け部62をブラケット20に設
けられた孔20bに貫通させて仮止めを行い、その後、上
部取付部61をブラケット20に螺着する。そして、サブコ
ンビネーションランプ4などのサブランプの裏面に突設
されたピボット軸42を、ブラケット20の反対側に露出し
たピボット孔62cに挿入する。この挿入によりピボット
受け部62は拡張され、ヘッドランプ60がブラケット20に
緊締されると共に、サブランプ4が仮止めされる。その
後、サブランプ4の上方をヘッドランプ60に螺着する。
なお、本考案の構成を説明する上記D項およびE項で
は、本考案を分かり易くするために実施例の図を用いた
が、これにより本考案が実施例に限定れるものではな
い。
F.実施例 第1図および第2図により本考案の一実施例について説
明する。第1図はヘッドランプとサブコンビネーション
ランプとの取付作業を示すための斜視図であり、第2図
は第1図の作業の途中を示す要部拡大図である。なお、
第5図と同様の箇所には同一の符号を付して説明する。
従来例と同様に略コの字形状を呈するブラケット20は、
不図示のフェンダーパネルに車両の中央側に突出した状
態で設けられている。
ブラケット20の突面上部にはねじ止め用孔20aが穿設さ
れ、下部には略L字状の開口20bが穿設されている。ヘ
ッドランプ60の側面には、孔20aと対向してねじ座60a
が、開口20bと対向してピボット受け部62がそれぞれ突
設されている。ピボット受け部62の断面形状は、ブラケ
ット20の開口20bに対応した形状とされ、先端が上下2
枚のツメ62a,62bに分割されており、2枚のツメ62a,62b
の間にはサブコンビネーションランプ4の裏面に突出す
るピボット軸42、詳しくはその球部42aが挿入されるピ
ボット孔62cが形成されている。上側のツメ62aの幅は下
側のツメ62bより狭く、これにより段部62dを形成してい
る。また、ピボット受け部62の表裏面には、2枚のツメ
62a,62bを閉じた状態でブラケット20の開口20bを通り抜
けることのできる凸部62eが形成されている。
以下、本実施例における取付作業の手順を説明する。
まず、ピボット受け部62の上下のツメ62a,62bを閉じた
状態でピボット受け部62をその凸部62eが開口20bを通過
するまで開口20bに挿通する。これによりヘッドランプ2
0が仮止めされる。その後、ねじ3を孔20aを通してねじ
座60aに螺合させて、ヘッドランプ20の上側がブラケッ
ト20に締結される。この状態でピボット受け部62は第2
図に示すようにブラケット20の車両外方側に露出してい
る。
次いで、このピボット受け部62のピボット孔62cへサブ
コンビネーションランプ4のピボット軸42の球部42aを
挿入する。この挿入によりピボット受け部62の上下のツ
メ62a,62bは上下方向へ開き、ピボット受け部62が拡開
される。これによりヘッドランプ60の下側がブラケット
20に対し強固に取り付けられると同時に、サブコンビネ
ーションランプ4がブラケット20に仮止めされる。その
後、サブコンビネーションランプ4のアーム41の先端の
孔41aをヘッドランプ60の上面に設けられたねじ座63に
合わせ、上方からねじ5が螺合されてねじ止めされる。
これによりサブコンビネーションランプ4もヘッドラン
プ60を介してブラケット20に強固に取付けられる。
取り外し作業は上記の取付作業の手順と逆の手順による
が、ピボット軸42をピボット受け部62から抜き取る際
は、ピボット受け部62の段部62dで下のツメ62bをドライ
バー40等で押し、ピボット孔62cを広げてピボット軸42
を抜く。しかる後、2枚のツメ62a,62bを閉じ、ピボッ
ト受け部62を開口20bから抜けば、ヘッドランプ60の取
り外しが完了する。
以上の実施例においては、ピボット受け部62の上のツメ
62aを小さくして段部62dを形成し、この段部62dのツメ6
2bを押すようにしたが、例えば第3図に示すように、上
下のツメ62a,62bは同じ大きさとするとともに上のツメ6
2aに開口部62a-1を設け、この開口部62a-1からドライバ
ー40の先端を挿入して下のツメ62bを押して上のツメ62a
から離すようにしてもよい。
また、ヘッドランプ60をブラケット20に仮止めするため
にピボット受け部62の表面の凸部62eを形成したが、例
えば第4図に示すように、凸部62eを設けないピボット
受け部62Aに対しグロメット50を嵌め込んでヘッドラン6
0を仮止めしてもよい。
グロメット50は断面矩形の筒体とされ、その内部にピボ
ット受け部62Aが挿入される。グロメット50の一端には
つば部50aが形成され、つば部50aから他端にかけて上下
面が先細形状に形成されている。つば部50a近傍の上下
面には溝50bが設けられ、この溝50bをブラケット20の開
口20Bの縁部に係合してグロメット50が抜け止めされ
る。またグロメット50の両側面にはつば部50a側から切
り込み50cが形成され、溝50bが開口20Bに容易に係合し
かつ抜けないようになっている。なお、50dは、グロメ
ット50を取り外す際にドライバなどの先端を挿入する切
欠きである。
したがって、開口20Bから突出するピボット受け部62Aに
被せるようにグロメット50を開口20Bに嵌め込み、溝50c
を開口20Bの縁部に係合することにより、ピボット受け
部62Aがブラケット20に緊締される。その後、上下のツ
メ62a,62b間のピボット孔62cにピボット軸42の球部42a
を挿入してサブコンビネーションランプ4の下端がヘッ
ドランプ60に取付けられる。その他は先に示した実施例
と同様である。
さらにまた、ピボット受け部62を上下に2分割せずにピ
ボット軸42の球部42aが挿入されるピボット孔62cを貫通
して穿設し、そのピボット孔62cの内周面から径方向に
切り込みを入れてピボット孔62cが拡開する構造でもよ
い。
さらにブラケット20の形状も実施例に限定されず、ヘッ
ドランプ60の取付け面と反対側に、ねじ3を螺合した
り、ピボット受け部62が突出するだけのスペースがあれ
ば、いかかる形状、構造でもよい。
G.考案の効果 本考案は以上のように、ヘッドランプ側に設けられたピ
ボット受け部をブラケットに設けられた開口に貫通させ
て、この貫通により反対側に露出したピボット受け部へ
サブランプの裏面に突設されたピボット軸を挿入するこ
とによりピボット受け部を拡開させてヘッドランプをブ
ラケットに取り付けると同時に、サブランプを仮止めで
きるので、取付作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す車両用灯具の取付け作
業を示す斜視図、第2図は第1図の作業の途中の状態を
示す要部拡大図、第3図および第4図は他の実施例にお
いて第2図に相当する図、第5図は従来例を示す斜視
図、第6図はサブコンビネーションランプの一例を示す
平面図である。 4:サブコンビネーションランプ 20:ブラケット、20b:開口 41:アーム、42:ピボット軸 42a:球部、60:ヘッドランプ 62:ピボット受け部 62a,62b:ツメ、62c:ピボット孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドランプの車両外方側にサブランプを
    ピボット支持する車両用灯具の取付け構造であって、前
    記ヘッドランプはその側面の上下2箇所に設けられた上
    下取付け部を介して車体パネルから突出するブラケット
    に取付けられ、前記サブランプの上側は上側取付け部を
    介してヘッドランプの上面に螺着され、下側はピボット
    軸を介してヘッドランプ下側のピボット受け部に支承さ
    れる車両用灯具の取付け構造においおて、 ヘッドランプの上側取付け部は前記ブラケットに螺着さ
    れ、下側取付け部はピボット受け部とされて前記ブラケ
    ットに貫設され、そのブラケットから突出するピボット
    受け部先端のピボット孔には前記ピボット軸が挿入され
    てそのピボット軸が支承されると共にピボット受け部の
    広がりにより前記ブラケットにヘッドランプの下側取付
    け部が緊締されることを特徴とする車両用灯具の取付け
    構造。
JP12523689U 1989-10-26 1989-10-26 車両用灯具の取付け構造 Expired - Lifetime JPH0734763Y2 (ja)

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