JPH0725448Y2 - 二部材の連結構造 - Google Patents
二部材の連結構造Info
- Publication number
- JPH0725448Y2 JPH0725448Y2 JP1058491U JP1058491U JPH0725448Y2 JP H0725448 Y2 JPH0725448 Y2 JP H0725448Y2 JP 1058491 U JP1058491 U JP 1058491U JP 1058491 U JP1058491 U JP 1058491U JP H0725448 Y2 JPH0725448 Y2 JP H0725448Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting leg
- fitting hole
- cylindrical
- cylindrical object
- cylindrical case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、円筒状物をこの形状に
対応した円筒状ケースに取り付ける際の連結構造に関す
るものである。
対応した円筒状ケースに取り付ける際の連結構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、円筒状物1を
この形状に応じて大径に設けられたソケットなどの円筒
状ケース2にセットする場合、前記円筒状物1の周面に
複数の取付脚3を設け、また円筒状ケース2には前記取
付脚3に対応して嵌入穴4を周面に設け、円筒状物1を
円筒状ケース2内に挿入するとともに、前記嵌入穴4に
取付脚3を嵌入させ、取付脚3の外側面に突設した爪5
を、前記嵌入穴4の外側壁面に開口した係止孔6に係止
させるようにすることによって、前記円筒状物と円筒状
ケースとの確実な連結がなされていた。
この形状に応じて大径に設けられたソケットなどの円筒
状ケース2にセットする場合、前記円筒状物1の周面に
複数の取付脚3を設け、また円筒状ケース2には前記取
付脚3に対応して嵌入穴4を周面に設け、円筒状物1を
円筒状ケース2内に挿入するとともに、前記嵌入穴4に
取付脚3を嵌入させ、取付脚3の外側面に突設した爪5
を、前記嵌入穴4の外側壁面に開口した係止孔6に係止
させるようにすることによって、前記円筒状物と円筒状
ケースとの確実な連結がなされていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、取付脚
の挿入時には爪によって嵌入穴を変形させながら差し入
れられることから、前記嵌入穴が取付脚を締め付ける形
になってこの取付脚に大きな力が加わり、このため挿入
に多大の力が必要となるとともに、取付脚が折れるとい
う不都合もあった。また嵌入穴を大きくすると前述の取
付脚の折れは防止ぎてるものの、円筒状物がガタ付き易
くなるという問題が発生していた。
の挿入時には爪によって嵌入穴を変形させながら差し入
れられることから、前記嵌入穴が取付脚を締め付ける形
になってこの取付脚に大きな力が加わり、このため挿入
に多大の力が必要となるとともに、取付脚が折れるとい
う不都合もあった。また嵌入穴を大きくすると前述の取
付脚の折れは防止ぎてるものの、円筒状物がガタ付き易
くなるという問題が発生していた。
【0004】そこで本考案は上記した事情に鑑み、ガタ
付きを発生させることなく、また取付脚の折れを生じさ
せないようにすることを課題とし、円筒状物と円筒状ケ
ースとが容易にしてかつ確実に連結できるようにするこ
とを目的とする。
付きを発生させることなく、また取付脚の折れを生じさ
せないようにすることを課題とし、円筒状物と円筒状ケ
ースとが容易にしてかつ確実に連結できるようにするこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記した課題
を考慮してなされたもので、円筒状物をこれより大径の
円筒状ケース内に挿入し、前記円筒状物の周面に設けた
取付脚を前記円筒状ケースの周面に設けた変形可能な嵌
合穴に嵌入して、前記取付脚の外側面に突設した爪を、
前記嵌合穴の外側壁面に開口した係止孔に係止し、前記
円筒状物を円筒状ケースに連結するにあたり、前記取付
脚を断面台形に設けるとともに、前記嵌合穴の形状を断
面矩形に設けたことにより、上記課題を解消するもので
ある。
を考慮してなされたもので、円筒状物をこれより大径の
円筒状ケース内に挿入し、前記円筒状物の周面に設けた
取付脚を前記円筒状ケースの周面に設けた変形可能な嵌
合穴に嵌入して、前記取付脚の外側面に突設した爪を、
前記嵌合穴の外側壁面に開口した係止孔に係止し、前記
円筒状物を円筒状ケースに連結するにあたり、前記取付
脚を断面台形に設けるとともに、前記嵌合穴の形状を断
面矩形に設けたことにより、上記課題を解消するもので
ある。
【0006】
【作用】本考案において、取付脚の嵌入穴への挿入時に
嵌入穴が変形しても、この嵌入穴が前記取付脚を締め付
けないようになる。
嵌入穴が変形しても、この嵌入穴が前記取付脚を締め付
けないようになる。
【0007】
【実施例】つぎに、本考案を図1から図4に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、図5に示す従来例と
構成が重複する部分は同符号を付してその説明を省略す
る。すなわち本考案においては、取付脚3の断面形状を
台形とするとともに、嵌入穴4の断面形状を矩形とした
もので、図2に示すように嵌入穴4の隅部と取付脚3と
の間に空間が形成されるようになる。そして挿入時に嵌
入穴4が変形しても前記空間が狭くなるだけでこの取付
脚3を嵌入穴4が締め付けることがない(図3と図4参
照)。
に基づいて詳細に説明する。なお、図5に示す従来例と
構成が重複する部分は同符号を付してその説明を省略す
る。すなわち本考案においては、取付脚3の断面形状を
台形とするとともに、嵌入穴4の断面形状を矩形とした
もので、図2に示すように嵌入穴4の隅部と取付脚3と
の間に空間が形成されるようになる。そして挿入時に嵌
入穴4が変形しても前記空間が狭くなるだけでこの取付
脚3を嵌入穴4が締め付けることがない(図3と図4参
照)。
【0008】また前記嵌入穴4の横幅は、取付脚3の横
幅より若干大きく設定されているだけであり、円筒状物
の挿入後にガタ付きを生じさせないように設けられてい
る。
幅より若干大きく設定されているだけであり、円筒状物
の挿入後にガタ付きを生じさせないように設けられてい
る。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
円筒状物をこれより大径の円筒状ケース内に挿入し、前
記円筒状物の周面に設けた取付脚を前記円筒状ケースの
周面に設けた変形可能な嵌合穴に嵌入して、前記取付脚
の外側面に突設した爪を、前記嵌合穴の外側壁面に開口
した係止孔に係止し、前記円筒状物を円筒状ケースに連
結するにあたり、前記取付脚を断面台形に設けるととも
に、前記嵌合穴の形状を断面矩形に設けたので、取付脚
の嵌入穴への挿入時でもこの取付脚を締め付けることが
なく僅かな力で差し入れることができ、そして取付脚の
折れも防止することができる。また、嵌入穴の横幅を取
付脚の横幅により僅かに大きくした状態でも取付脚の折
れなどの問題が発生せず、よって遊び量(嵌入穴の横幅
と取付脚の横幅との差)を小さくしてガタ付きを無くす
ことができるなど、実用性に優れた効果を奏するもので
ある。
円筒状物をこれより大径の円筒状ケース内に挿入し、前
記円筒状物の周面に設けた取付脚を前記円筒状ケースの
周面に設けた変形可能な嵌合穴に嵌入して、前記取付脚
の外側面に突設した爪を、前記嵌合穴の外側壁面に開口
した係止孔に係止し、前記円筒状物を円筒状ケースに連
結するにあたり、前記取付脚を断面台形に設けるととも
に、前記嵌合穴の形状を断面矩形に設けたので、取付脚
の嵌入穴への挿入時でもこの取付脚を締め付けることが
なく僅かな力で差し入れることができ、そして取付脚の
折れも防止することができる。また、嵌入穴の横幅を取
付脚の横幅により僅かに大きくした状態でも取付脚の折
れなどの問題が発生せず、よって遊び量(嵌入穴の横幅
と取付脚の横幅との差)を小さくしてガタ付きを無くす
ことができるなど、実用性に優れた効果を奏するもので
ある。
【図1】本考案に係る二物品の連結構造の一実施例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図2】一実施例における円筒状物の取付後の状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】一実施例における取付脚の挿入時を示す説明図
である。
である。
【図4】一実施例における嵌入穴の変形を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】従来例を示す説明図である。
1…円筒状物 2…円筒状ケース 3…取付脚 4…嵌入穴 5…爪 6…係止孔
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状物をこれより大径の円筒状ケース
内に挿入し、前記円筒状物の周面に設けた取付脚を前記
円筒状ケースの周面に設けた変形可能な嵌合穴に嵌入し
て、前記取付脚の外側面に突設した爪を、前記嵌合穴の
外側壁面に開口した係止孔に係止し、前記円筒状物を円
筒状ケースに連結するにあたり、前記取付脚を断面台形
に設けるとともに、前記嵌合穴の形状を断面矩形に設け
たことを特徴とする二部材の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1058491U JPH0725448Y2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 二部材の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1058491U JPH0725448Y2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 二部材の連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101008U JPH04101008U (ja) | 1992-09-01 |
JPH0725448Y2 true JPH0725448Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31743743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1058491U Expired - Lifetime JPH0725448Y2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 二部材の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725448Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011258344A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 防水型ランプソケット及びこの防水型ランプソケットを用いた照明器具 |
-
1991
- 1991-02-04 JP JP1058491U patent/JPH0725448Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04101008U (ja) | 1992-09-01 |
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