JPH0452477B2 - - Google Patents

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JPH0452477B2
JPH0452477B2 JP57226228A JP22622882A JPH0452477B2 JP H0452477 B2 JPH0452477 B2 JP H0452477B2 JP 57226228 A JP57226228 A JP 57226228A JP 22622882 A JP22622882 A JP 22622882A JP H0452477 B2 JPH0452477 B2 JP H0452477B2
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Takeshi Mitarai
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はメモリにプリセツトされた楽音情報
を読出して再生放音する自動演奏装置に関する。
〔従来技術〕
従来からメロデイ等の楽音を自動演奏する自動
演奏装置が実用化されているが、この種の自動演
奏装置は、演奏者がキーボードなどを自分で操作
してメモリにメロデイなどの楽音情報をプリセツ
トし、それを再生放音している。そして一般にこ
のような装置にはテンポボリユームも装備されて
おり、順転方向の再生スピードを変化させうるよ
うにして、自分の好みのテンポで自動演奏をして
いた。そして、更に自動演奏を充実するために再
生途中で任意の楽音データを訂正(編集作業)す
る装置も考案されている。
〔従来技術の問題点〕
従来装置においては、例えば編集作業をするた
めには、その都度イニシヤルセツトして、曲の最
初から自動演奏を行わせ、所望の位置にてストツ
プし、任意の楽音情報を挿入したりあるいは訂正
したりなどしなければならず、操作上不便であつ
た。
〔発明の目的〕
編集作業時における訂正個所の検索を容易と
し、したがつて編集作業がしやすくなり、編集訂
正スピードが大巾にアツプできるようにした自動
演奏装置を提供することである。〔発明の要点〕 楽音情報の再生方向を順転、逆転いずれでもと
り得るようにして、自動演奏が行なえるように
し、特に、編集作業を簡便なものとならしめるこ
とである。
〔第1実施例〕 以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明
する。第1図ないし第6図は第1実施例を示す。
而して第1図は自動演奏機能を備えた電子楽器の
全体構成を示す回路図である。鍵盤スイツチ部1
には複数の鍵と、音色、ビブラート、サステイ
ン、ステレオの音像定位、ノーマルリズム、フイ
ルインリズム、自動伴奏等、各種効果を得るため
の各種スイツチが備えられており、更に自動演奏
のためのスイツチが設けられている。例えばリセ
ツトスイツチ1A、リバーススイツチ1B、レコ
ードスイツチ1C、エンドキー1D等であり、こ
れらの機能については後述する。そしてCPU(中
央処理装置)2は周期的にバスラインB1を介し
てキースキヤン信号を出力して鍵盤スイツチ部1
をスキヤンし、またこれに応じて鍵盤スイツチ部
1からは各鍵やスイツチからの出力信号が出力し
てバスラインB2を介しCPU2に与えられる。
CPU2はこれに対して例えば楽音作成部3に対
しバスラインB3を介し楽音生成指令情報を与
え、メロデイや自動伴奏の楽音信号を作成させ、
それを定位制御部4に供給させる。またCPU2
は後述するRAM(ランダムアクセスメモリ)5
内プリセツトされている音像定位情報にしたがつ
た制御情報をバスラインB4に出力して前記音像
定位制御部4へ与え、前記楽音信号に対する音像
定位を設定させて左右のスピーカ6R,6Lへ対
応する信号を出力させ、楽音を放音される。
RAM5は、CPU2がバスラインB5を介して
アドレスレジスタ7に供給するアドレス制御情報
にしたがつてデータの読出し、書込みの各動作を
制御される。そしてCPU2とRAM5間ではバス
ラインB6を介しデータの授受が行われる。この
場合、RAM5には楽曲の音高、音長、休符を示
す楽音情報(以後、便宜上メロデイ情報と称す
る)と、音色、ビブラート、サステイン、音像定
位、フイルインリズムのオン、オフ等の各種の効
果を得るための演奏情報とが異なるエリアに夫々
記憶される。そしてアドレスレジスタ7には前記
メロデイ情報と演奏情報との各々に対して1づつ
独立したアドレスカウンタが設けられており、こ
れにより自動演奏時には、前記メロデイ情報と演
奏情報とがメロデイ進行にしたがつて並列的に且
つ同時に読出され自動演奏が行えるようになつて
いる。
録音部8はCPU2からバスラインB7を介し
与えられる時間情報(データD7〜D0)および再
生部9からバスラインB11を介し与えられる時
間情報(データTD7〜TD0)から音長を表わす時
間情報(データI7〜I0)を作成し、バスラインB
8を介しCPU2へ供給し、RAM5へ前記メロデ
イ情報または演奏情報として書込ませる。
再生部9はRAM5から再生時に読出される前
記メロデイ情報および演奏情報にしたがつた情報
をCPU2からバスラインB9を介し与えられて
再生処理のためのデータを作成し、それをバスラ
インB10を介しCPU2に与え、また前述した
ように録音時においては録音部8に対し時間情報
を与える。なお、CPU2はこの電子楽器のすべ
ての動作を制御するプロセツサであり、その詳細
については説明省略する。また前記録音部8、再
生部9は共に、前記アドレスカウンタを2つ設け
たことと同一理由により、同一回路が2つ設けら
れ、夫々独立して動作するようになつている。
次に前記録音部8の構成を第2図により説明す
る。pRラツチ11には通常は再生部9内の後述
するUP/downカウンタの計数出力がデータ
TD7〜TD0としてトランスフアゲート群12を
介し入力し、CPU2が信号LATを出力するとき
それをラツチする。また再生時に一時再生動作が
停止されてリバーススイツチ1Bの操作により巻
き戻しが行われ、次いであらたな録音が開始され
たときには、PRラツチ11のラツチデータが
CPU2を介して前記再生部8内の後述するフル
アダーへ送出されると共に、逆にそのときの前記
フルアダーの出力データがCPU2を介しデータ
D7〜D0として、トランスフアーゲート群13を
更に介しPRラツチ11へラツチされる。そして
PRラツチ11へラツチされたデータは減算器1
4のB入力端子(B7〜B0へ印加される。また減
算器14のA入力端子(A7〜A0)には前記デー
タTD7TD0が入力する。而して減算器14はA入
力端子の入力データからB入力端子の入力データ
を減算し、その結果データI7〜I0をCPU2を介し
RAM5へ送出し記憶させる。このデータI7〜I0
はメロデイ情報の場合にはキーオン時間およびキ
ーオフ時間を与える時間データを示し、他方、効
果の前記演奏情報の場合にはその効果の発生期間
を示す時間データである。なお、トランスフアー
ゲート群12はCPU2が出力する信号CHをイン
バータ15を介してそのゲートに印加され、また
トランスフアーゲート群13は信号CHをそのゲ
ートに直接印加されて共にゲート制御される。
次に前記再生部9の構成を第4図を参照して説
明する。UP/downカウンタ17は8ビツト構成
のカウンタであり、CPU2が録音や再生の開始
時にクリア信号CLRを出力してクリアされたの
ちは、テンポ発振器18が出力する信号にもとづ
くクロツクを計数する計数動作を行う。
茲で、前記テンポ発振器18の発振出力の周波
数はテンポボリユーム19によつて可変であり、
そしてテンポ発振器18の出力はアンドゲート2
0に入力する。このアンドゲート20の他端には
テンポストツプスイツチESWの出力が入力して
ゲート制御を行われ、而してアンドゲート20の
出力はT型フリツプフロツプ21およびトランス
フアーゲート23に入力する。またフリツプフロ
ツプ21のセツト出力はT型フリツプフロツプ2
2およびトランスフアーゲート24に入力する。
更にフリツプフロツプ22のセツト出力はトラン
スフアーゲート24に入力する。そしてトランス
フアーゲート23,24,25の各ゲートには
夫々、何れか1個のみがオン状態となる三連ロツ
ク式スイツチからなるテンポ加速スイツチCSW、
ノーマルスイツチFSW、スローテンポスイツチ
DSWの各出力が印加され、ゲート制御される。
そして各トランスフアーゲート23,24,25
の各出力が前記クロツクとしてUP/downカウン
タ17により計数される。而してフリツプフロツ
プ21,22は分周回路を形成し、テンポ発振器
18の出力に対してフリツプフロツプ21,22
の各出力は夫々、その周波数が1/2,1/4となつて
いる。
アツプダウンカウンタ17のアツプカウント動
作およびダウンカウント動作の制御は夫々、フリ
ツプフロツプ26のセツト出力信号UPに
よつて行われる。即ち、フリツプフロツプ26の
セツト入力端子S、リセツト入力端子Rには
夫々、二連ロツク式スイツチから成る順転スイツ
チBSW、逆転スイツチASW(第1図のリバース
イツチ1Bと同一)の各出力が入力している。そ
してUP/dowNカウンタ17の各ビツト出力は
対応する排他的オアゲート277〜270の各一端
に入力するほか、データTD7TD0として録音部8
へ送出される。また排他的オアゲート277〜2
0の各他端には、容量8ビツトのNEラツチ28
の対応する各ビツト出力が入力している。そして
排他的オアゲート277〜270の各出力はノアゲ
ート29に入力し、更にノアゲート29の出力は
一致信号としてCPU2へ供給される。即ち、排
他的オアゲート277〜270およびノアゲート2
9は一致回路を形成している。
前記NEラツチ28はCPU2がラツチクロツク
を出力するときにフルアダー30のS出力端子S7
〜S0からの加算または減算の結果データがラツチ
される。またNEラツチ28は、録音動作および
再生動作の開始時においてはCPU2が出力する
クリア信号CLRを印加されてクリアされる。前
記フルアダー30のA入力端子A7〜A0にはNEラ
ツチ28のラツチデータがトランスフアーゲート
群31を介し帰還し入力する。またB入力端子
B7〜B0には排他的オアゲート327〜320の出
力が入力し、更にキヤリー入力端子CINにはアン
ドゲート33の出力がインバータ34、トランス
フアーゲート35を介し入力している。而して排
他的オアゲート327〜320の各一端には録音部
8内のPRラツチ11からの時間データが再生時
に巻き戻しを行つたのち訂正のためのあらたな録
音動作を行うときの鍵操作に応じて入力する。ま
た各他端には前記アンドゲート33の出力がイン
バータ34、トランスフアーゲート35を介し印
加されている。
アンドゲート33にはフリツプフロツプ26の
セツト出力およびCPUが出力する信号Rが入力
している。この信号Rは通常は“1”として出力
され、而して前記録音訂正時に一時的に“0”と
して出力される。そしてアンドゲート33の出力
はCPU2へ送出される。またトランスフアーゲ
ート群31およびトランスフアーゲート35は
CPU2が出力する信号CHRによつてゲート制御
されるが、この信号CHRは録音時に修正を行う
場合に一時的に“0”としてCPU2から出力さ
れる信号である。更に前記トランスフアーゲート
群31から出力するNEラツチのラツチデータは
再生時のデータ修正時に前記PRラツチ11へ送
出される。
次に第6図に示すメロデイ進行の曲をRAM5
に録音、再生する動作を説明する。先ず、録音の
場合から説明する。この場合、前記曲のメロデイ
情報の録音を鍵盤スイツチ部1の鍵操作によつて
はじめに行う。そして第3図はこのメロデイ情報
の録音動作を説明するフローチヤートである。
録音開始に際して録音開始スイツチ(図示略)
をオン操作する。而してその出力はバスラインB
2を介しCPU2に入力し、CPU2はこれに応じ
て第3図のフローチヤートのステツプRM1の処
理を行う。即ち、クリア信号CLRをバスライン
B7,B9に夫々出力し、PRラツチ11、NEラ
ツチ28、UP/downカウンタ17を夫々クリア
する。次いでCPU2はアドレスレジスタ7内の
メロデイ情報に対するアドレスカウンタに対し、
RAM5のメロデイ情報に対する先頭番地を設定
するためのアドレス制御情報をバスラインB5に
出力して設定する(ステツプRM2)。次にCPU2
はバスラインB6にデータNOPを出力してRAM
5の前記先頭番地(0番地)に書込む。而してこ
のデータNOP(NO OPERATION)は楽音発音
を行わない休符同様なデータである。以上はステ
ツプRM3の処理である。そして次にCPU2はア
ドレスレジスタ7の前記アドレスカウンタ(以下
は単にアドレスレジスタ7で代弁する)を+1す
るステツプRM4のインクリメント処理を行い、
1番地を設定する。次にリセツトスイツチ1Aの
オン操作の有無の判断処理がステツプRM5によ
つて行われる。而してこのリセツトスイツチ1A
は録音訂正を行う際にオン操作するスイツチであ
り、オンするとステツプRM1の処理に戻り、初
期状態に設定される。他方、オンされていないと
きにはステツプRM6に進行し、エンドキー1D
がオン操作されたか否かが判断される。而してこ
のエンドキー1Dはメロデイ情報の入力終了時に
オンしてRAM5に入力した前記メロデイ情報の
最後にエンドコードを書込むためのスイツチであ
り、したがつてエンドキー1Dをオンしたとき
(Y「YES」)にはステツプRM7に進行して上述し
た処理が実行される。然し、いまはエンドキー1
Dはオンされないから(N「N0」)、ステツプ
RM8に進行し、リバーススイツチ1B(逆転スイ
ツチASW)がオンされたか否かの判断処理が実
行される。而してオンしたときにはステツプ
RM9の録音待機状態へ移るための処理が実行さ
れるが、この処理については後に詳細に説明す
る。そしていまは勿論、リバースイツチ1Bはオ
ンされていず、ステツプRM10に進行し、鍵操作
の有無が判断される。そして第6図Aのメロデイ
の第1楽音(例えば音高C3の楽音)の鍵が録音
開始スイツチと同時にオンされてメロデイ演奏が
開始されるまでの間は、ステツプRM10,RM5
RM6,RM8,RM10,……が繰返される。そして
C3の鍵がオンされるとステツプRM11に進行し、
押鍵か離鍵かの判断処理が実行され、押鍵である
からステツプRM12に進行し、CPU2は音高C3
キーコードと押鍵データであることを示すために
前記キーコードのMSB(最上位ビツト)にデータ
「0」を付加する処理を実行して楽音情報を算出
する。そしてそれをバスラインB3を介し楽音作
成部3へ与え、スピーカ6R,6Lから放音させ
る(ステツプRM13)。次にステツプRM16に進行
し、CPU2は信号CHを“0”に設定して以後の
通常時はトランスフアーゲート群12を常時開成
させ、且つトランスフアーゲート群13を常時閉
成させる。これにより再生部9において上述した
ステツプRM1のクリア処理後、設定テンポのク
ロツクを入力して計数動作(なお、いま順転スイ
ツチBSWはオンされてフリツプフロツプ26が
セツトされており、アツプカウント動作が実行中
である)を既に実行中であるUP/downカウンタ
17の計数出力(時間データ)がデータTD7TD0
としてバスラインB11、トランスフアーゲート
群12を介しPRラツチ11および減算器14の
A入力端子へ入力されるようになる。そして、減
算器14は、A入力端への入力データからB入力
端へのPRラツチ11からの入力データを減算し、
この結果を時間データとしてCPU2に出力する。
次いでステツプRM17の処理が実行され、CPU2
はPRラツチ11に信号LATを印加し、そのとき
入力中のデータをPRラツチ11にラツチさせ、
そのラツチデータを以後保持させると共に減算器
14のB入力端へ印加させる。次いでステツプ
RM18に進行し、前記時間データ(減算器14の
両入力端子への入力データは同一値であり、した
がつてそのときの結果データI7〜I0は「0」)を
RAM5の前記1番地に書込まれる。なお、この
結果データ「0」を時間データが「0」という意
味で「T0」と示すことにする。また他の時間デ
ータについても同様とする。次にアドレスレジス
タ7は+1されて2番地を設定され(ステツプ
RM19)、またこのRAM5の2番地に既に算出さ
れている押鍵コード、即ち、前記キーコード
(C3)と押鍵データ(「0」)が書込まれる(ステ
ツプRM20)。そしてアドレスレジスタ7が+1
されて3番地が設定され(ステツプRM21)、ス
テツプRM5に復帰する。
次にステツプRM5、RM6,RM8を介しステツ
プRM10にて前記鍵の離鍵操作が判断されると、
ステツプRM14に進行して前記音高C3のキーコー
ドと離鍵データであることを示すために前記キー
コードのMSBにデータ「1」を付加する処理を
実行し、離鍵コードを作成する。そしてそれを楽
音作成部3へ送出し、これにより前記音高C3
楽音が消音される(ステツプRM15)。次に前記
ステツプRM16を介しステツプRM17に進行する
とPRラツチ11には前記離鍵操作時のUP/
downカウンタ17の時間データがあらたにラツ
チされ、以後保持され、且つ減算器14のB入力
端子へ印加される。そして減算器14は前記離鍵
操作時にA入力端子に入力する計時データからB
入力端子へ入力中であつた前記押鍵時の計時デー
タを減算してその結果データを得、その時間デー
タをRAM5の3番地へ書込む(ステツプ
RM18)。この場合、このときの時間データは前
記音高C3の鍵のキーオン時間を表わしている。
そしてステツプRM19,RM20の各処理により
RAM5の4番地に前記離鍵コードが書込まれ
る。そしてステツプRM21により5番地が指定さ
れ、ステツプRM5に戻る。
次に第2楽音の例えば音高E3の鍵が押鍵され
るとそのことがステツプRM10で判断され、ステ
ツプRM11を介しステツプRM12に進行してその
押鍵コードが前記音高C3の鍵操作時同様に算出
される。そしてステツプRM13の処理により音高
E3の楽音の作成放音が開始される。そしてステ
ツプRM16,RM17,RM18の各処理によりPRラツ
チ11には前記音高E3の押鍵時の計時データが
ラツチされると共に、減算器14ではA入力端子
への前記音高E3の押鍵時の計時データからB入
力端子への前記音高C3の離鍵時の計時データを
減算した結果データが得られ、RAM5の5番地
へ書込まれる。この場合、時間データは前記音高
C3の鍵のキーオフ時間を表わしている。また前
記ステツプRM20の処理後はステツプRM21によ
りRAM5の次の6番地が指定され、ステツプ
RM5に戻る。
以下、前記音高E3の離鍵時の処理は前記音高
C3の鍵の離鍵時と同様であり、また第6図Aに
したがつた第3楽音以下の各処理についても同様
である。
次にリバーススイツチ1Bがオンされた場合の
ステツプRM9の処理につき説明する。このリバ
ースイツチ1B(逆転スイツチASW)は前記メロ
デイ情報の入力時に鍵操作をまちがつたときにオ
ンしてアドレスレジスタ7を所望アドレスまで戻
し、正しいメロデイ情報を録音可能な待機状態に
設定する処理が行われるものであり、例えばい
ま、第6図Aのフア(第15楽音)の入力後、4分
休符相当のキーオフ時間の経過後にメロデイ情報
の入力ミスに気付いたとする。したがつてそのと
き鍵操作を止め、スローテンポスイツチDSWと
逆転スイツチBSWを同時にオンする。すると逆
転スイツチBSWのオンがステツプRM8にて判断
され、前記ステツプRM9内の1番目のステツプ
RM9aに進行する。而してスローテンポスイツチ
DSWのオンにより再生部9ではトランスフアー
ゲート25がそれまで開成していたトランスフア
ーゲート24に替つて開成し、テンポ発振器18
の出力がフリツプフロツプ21,22を介して
UP/downカウンタ17へ印加されはじめる。ま
た逆転スイツチASWのオンによりフリツプフロ
ツプ26がリセツトされ、これに応じてUP/
downカウンタ17にはダウンカウント指令が印
加され、またアンドゲート33が閉成してその出
力が“0”となる。即ち、UP/downカウンタ1
7はそれ以前より低速のクロツクによりダウンカ
ウント動作を開始し、またインバータ34の出力
が“1”となつている。そして前記ステツプ
RM9aの処理によりアドレスレジスタ7の値が−
1され、60番地とされる(なお、前記4分音符入
力処理後には61番地が設定されている)。そして
ステツプRM9bに進行し、CPU2はアンドゲート
33の出力“0”に応じて信号CHRを一時的に
“0”として出力する。そしてその時点で前記PR
ラツチ11にラツチされていた時間データが
CPU2を介し再生部9の排他的オアゲート327
〜320へ送出される(ステツプRM9c。而してい
ま信号CHRが“0”のため、フルアダー30の
B入力端子には前記PRラツチ11からの時間デ
ータがそのまま入力され、またA入力端子にはト
ランスフアーゲート群31が閉成するためにNE
ラツチ28からのデータがカツトされてオール
“0”データが入力される。即ち、これに応じて
NEラツチ28には前記PRラツチ11からの時間
データがそのままラツチされ、而してこの時間デ
ータは前記4分音符F3のキーオフ時までの累計
値となつている(ステツプRM9d)。そしてステ
ツプRM9eに進み、信号CHRが“1”に戻され
る。次いで後述する第5図Aの再生処理フローの
ステツプSM12に進行する。そしてこのステツプ
SM12では一致信号が“1”として出力したか否
か、即ち、UP/downカウンタ17の計数出力が
前記逆転スイツチASWのオン時のアツプカウン
ト中の時間データからNEラツチ28の時間デー
タまでダウンしたか、即ち、巻き戻されたか否か
が判断され、一致するまでの間、ステツプSM14
SM18,SM19,SM20(詳細は何れも後述)、
SM12,……が繰返される。そして一致するとス
テツプSM13に進行し、而していまダウンカウン
ト中であり、後述の第5図BのステツプSM22
進行する。このステツプSM22ではRAM5の前記
60番地から前記4分音符F3の離鍵コードが読
出される。次にステツプSM23に進み、アドレス
レジスタ7が−1されて59番地が設定される。次
にステツプSM24では離鍵コードが判断され、ス
テツプSM26に進行して発音処理が実行され、第
15楽音の「フア」が発音開始されはじめる。次に
ステツプSM27により59番地から前記「F3」の4
分音符の時間データ(キーオン時間)が読出さ
れ、次に58番地が設定される(ステツプSM28)。
そしてステツプSM29により前記時間データ(キ
ーオン時間)が、この場合には信号CHRが“1”
により全ビツト反転データとしてフルアダー30
のB入力端子に印加され、一方、A入力端子には
NEラツチ28のラツチデータが印加され、また
キヤリー入力端子CINへの入力が“1”のためフ
ルアダー30は減算動作を実行してA入力端子へ
の入力データからB入力端子への入力データを減
算し、その結果データをNEラツチ28に出力し
てラツチさせる(ステツプSM30)。
次にステツプSM12に戻り、第14楽音(「D3」)
の4分音符)に対する処理が前記第15楽音同様に
実行され、その楽音が発音され、以下も同様であ
り、例えば第9楽音(「C3」の付点8分音符)ま
での楽音が巻き戻し中に発音される。そしてスロ
ー状態で逆方向にメロデイが放音されるのを聞き
ながら現在の楽音の位置を確認する。そして第6
図Bに示すように、前記第9楽音まで巻き戻され
てその楽音が放音中に訂正入力開始のために順転
スイツチBSWをオンしたとする。これにより再
生部9ではフリツプフロツプ26がリセツトされ
る。したがつてUP/downカウンタ17には最も
低速のクロツクが依然として印加され、またアツ
プカウント指令が入力される。更にアンドゲート
33が再び開成状態になる。
而して前記順転スイツチBSWのオン操作によ
りステツプSM12からステツプSM13に進行したと
きアツプカウント状態が判断され、ステツプSM3
に進行してRAM5の34番地から第9楽音の押鍵
コードが読出され、またステツプSM4にて35番地
が設定される。次にステツプS5により前記押鍵コ
ードが判断され、ステツプSM6に進行して第9楽
音が引き続き発音されてゆく。そしてステツプ
SM8に進み、35番地から第9楽音の時間データ
(キーオン時間)が読出され、またステツプSM9
では36番地が設定される。そしてステツプSM10
SM11ではフルアダー30はB入力端子へ入力す
る第9楽音のキーオン時間と、A入力端子へ入力
する第1楽音のキーオン時間から第8楽音のキー
オフ時間までの累計時間データとを加算し、その
結果データをNEラツチ28へラツチさせる。そ
してステツプSM12に戻り、次に一致信号が出力
するまでの間、前記ステツプSM14,SM18
SM20,SM12……が繰返され、ゆつくりしたテン
ポで第9楽音が発音される。
前記キーオン時間が過ぎて“1”の一致信号が
出力するとステツプSM13,SM3,SM4,SM5
実行され、36番地から第9楽音の離鍵コードが読
出され、また37番地が設定され、更に前記離鍵コ
ードが判断されてステツプSM7に進行し、第9楽
音が消音される。そしてステツプSM8に進み、37
番地から第9楽音のキーオフ時間が読出され、ま
た38番地が設定され(ステツプSM9、次いでステ
ツプSM10,SM11により第9楽音のキーオフ時間
までの累計時間データがNEラツチ28にラツチ
され、ステツプSM12に戻る。そして次に一致信
号(“1”)が出力するまでの間、第9楽音が発音
されず、また前記一致信号が出力すると第10楽音
に対する同様な、ゆつくりしたテンポでの再生処
理が開始される。而して第6図Bに示すように、
第13楽音(「A」の4分音符)の発音中において
ノーマルスイツチFSWをオンし、ノーマルテン
ポに戻すまでの間は、各楽音がゆつくりしたテン
ポで再生放音され、メロデイ情報の修正個所が確
実に確認できる。
そして前記位置でノーマルスイツチFSWをオ
ンするとトランスフアーゲート24が開成し、
UP/downカウンタ17は通常速度によるアツプ
カウント動作を開始する。そして第14楽音
(「D3」の4分音符)から訂正入力操作を開始し
てその鍵をオンすると、そのオン操作がステツプ
SM12,SM14,SM18を介しステツプSM19にて判
断され、再び録音状態へ移行するための処理ステ
ツプSM21のステツプSM21aに先ず進行し、アド
レスレジスタが−1されて53番地が設定される。
次にステツプSM21bにより信号Rが一時的に
“0”とされてアンドゲート33の出力を“0”
とさせ、即ち、フルアダー30が減算器に替えら
れる。次にステツプSM21c,SM21dの各処理によ
りフルアダー30は、A入力端子への前記第14楽
音のキーオフ時間までの累計時間データからB入
力端子への第13楽音のキーオフ時間を減算し、そ
の結果データをNEラツチ28へラツチさせる。
次にステツプSM21e,SM21fにより信号Rが“1”
に戻され、また信号CHが一時的に“1”とされ
る。そのため録音部8ではトランスフアーゲート
群12が閉成し、且つトランスフアーゲート群1
3が開成し、そしてNEラツチ28からの時間デ
ータがPRラツチ11へ送出ラツチされる(ステ
ツプSM21g)。即ち、PRラツチ11へは第13楽音
のキーオフ時間までの累計時間データがラツチさ
れたことになる。そしてステツプSM21hでは信号
CHが再び“0”とされて元の状態にされ、次に
ステツプSM21iでは53番地に減算器14の減算
値、即ち、第14楽音をオンしたときに得られる第
13楽音のキーオフ時間がセツトされる。次にステ
ツプSM21i,SM21kに進み、第14楽音D3のオン情
報が54番地にメモリされる。そして、この第14楽
音D3のキーオン時間をPRラツチ11にラツチし
た後、ステツプSM21nに従つて55番地を指定す
る。そしてステツプRM5に戻り、第15楽音以降
の訂正入力情報が既に述べた通常の動作にしたが
つて録音されてゆく。
以上のようにしてメロデイ情報をRAM5へ書
込んだのちは、各種効果を与える演奏情報を
RAM5の他のエリアに対し、楽譜のメロデイ進
行にしたがつて書込んでゆく。而してこの処理動
作は上述した第3図のフローチヤートによるメロ
デイ情報の場合と同様であり、その詳細は省略す
るが、既に書込んだ前記メロデイ情報が再生放音
され、それを聞きながら行うようになつている。
次に前記メロデイ情報の再生処理について、第
5図A,Bのフローチヤートを参照し、説明す
る。
先ず、再生スタートスイツチをオンするとステ
ツプSM1の処理によりクリア信号が出力し、第4
図のNEラツチ28とUP/downカウンタ17が
共にクリアされる。次にステツプSM2の処理によ
りRAM5に書込まれた前記メロデイ情報に対す
る先頭番地がアドレスレジスタ7に設定される。
そしてRAM5から処理データ「NOP」が読出さ
れ、CPU2へ供給される(ステツプSM3)。そし
てアドレスレジスタ7が+1され、1番地が設定
される(ステツプSM4)。そしてCPU2は前記デ
ータ「NOP」のMSBが“0”か“1”かの判断
処理をステツプSM5にて行うが、この場合、休符
同様なデータ「NOP」であるからステツプSM7
に進行して楽音作成部3に対してはキーオフ信号
に相当する制御信号を出力し、まだ楽音作成の実
行を禁止しておく。またステツプSM8に進むと
RAM5の1番地から時間データ「T0」を読出
し、またアドレスレジスタ7を+1して2番地を
設定する(ステツプSM9)。また1番地からの前
記時間データ「T0」をフルアダー30のB入力
端子へ入力し、次いでその結果データをNEラツ
チ28にラツチさせる(ステツプSM10,SM11)。
而してこの場合、いま順転スイツチBSWがオン
されており、その結果、フリツプフロツプ26が
セツト状態にあつてアンドゲート33は開成さ
れ、またUP/downカウンタ17にはアツプカウ
ント指令が与えられている。そして信号はRは通
常“1”として出力中であり、そのためアンドゲ
ート33の出力は通常“1”であり、その信号が
CPU2へ供給されると共にインバータ34の出
力が通常“0”となつて排他的オアゲート327
〜320の各一端およびフルアダー30のキヤリ
ー入力端子CINへ夫々、トランスフアーゲート3
5を介し供給される。なお、信号CHRは通常
“1”として出力されており、したがつてトラン
スフアーゲート35、またトランスフアーゲート
群31は通常開成している。
したがつて前記ステツプSM10,SM11では、前
記時間データ「T0」が排他的オアゲート327
320により反転されることなくそのままフルア
ダー30のB入力端子へ入力する。一方、A入力
端子へはNEラツチ28の出力データ(8ビツト
オール“0”データ)がトランスフアーゲート群
31を介し入力し、したがつてそのときのフルア
ダーの結果データは「0」となり、NEラツチ2
8へラツチされることになる。
次にステツプSM12の判断処理では、ノアゲー
ト29からの一致信号が“1”レベルで出力した
か否かが判断される。而してこの場合、排他的オ
アゲート277〜270へ夫々、UP/downカウン
タ17の8ビツトオール“0”データと、NEラ
ツチ28の8ビツトオール“0”のラツチデータ
が入力しており、したがつて“1”レベルの一致
信号がCPU2へ供給されることによりステツプ
SM13に進行し、而してアツプカウント動作中で
あることが判断されてステツプSM3に進行するこ
とになる。
次に、ステツプSM3ではRAM5の2番地から
キーコード「C3」と押鍵データ「0」、即ち、第
1楽音のデータ「C3、オン」が読出されてCPU
2へ入力し、またステツプSM4にてRAM5の3
番地が設定される。そしてステツプSM5では、前
記押鍵データ「0」が判断され、ステツプSM6
進行して楽音作成部3に対しキーコード「C3
とキーオン信号が与えられ、その結果、メロデイ
の第1楽音が再生され、スピーカ6R,6Lから
放音開始されることになる。そして次のステツプ
SM8では、RAM5の3番地から時間データ
「T3」が読出され、またステツプSM9ではRAM
5の4番地が設定される。そして前記時間データ
「T3」はそのまま、フルアダー30のB入力端子
へ印加される。一方、フルアダー30のA入力端
子へはNEラツチ28がラツチ中の時間データ
「0」が入力中であり、したがつてフルアダー3
0のそのときの加算結果データは時間データ
「T3」と等しく、それがNEラツチ28にあらた
にラツチされるほかに排他的オアゲート277
270へ印加される(ステツプSM11)。そしてス
テツプSM12に進行し、前記一致信号が“1”レ
ベルで出力したか否かが判断され、而して“1”
レベルで出力するまでの間、ステツプSM14に先
ず進行してUP/down信号の反転の有無、即ち、
いまの場合、逆転スイツチASWがオンされたか
否かが判断され、オンされていす、「N0」である
からステツプSM18に進行し、メロデイ情報の訂
正録音中か否かが判断され、「N0」であるから更
にステツプSM20に進行し、リセツトスイツチ1
Aがオンされたか否かが判断され、これも「N0」
であるからステツプSM12に復帰する各処理が
夫々繰返し実行される。
そして前記キーコード「C3」の第1楽音のオ
ン時間(時間データT3)が経過し、“1”レベル
の一致信号が出力すると、ステツプSM13に進行
し、次いでステツプSM3に進行し、RAM5の4
番地からキーコード「C3」と離鍵データ「1」、
即ち、データ「C3、オフ」が読出される。また
ステツプSM4ではRAM5の5番地が設定され
る。そしてステツプSM5では前記離鍵データ
「1」が判断され、ステツプSM7に進行して楽音
作成部3に対しキーコード「C3」とキーオフ信
号が与えられ、前記第1楽音の放音が停止され
る。次にステツプSM8によりRAM5の5番地か
ら時間データ「T1」が読出され、またステツプ
SM9ではRAM5の6番地が設定される。そして
ステツプSM10,SM11により前記時間データ
「T1」がフルアダー30のB入力端子へそのまま
入力し、而してそのときA入力端子には前回の結
果データの時間データ「T3」が入力しているか
ら、フルアダー30から出力する加算結果データ
は「T4」となり、NEラツチ28にあらたにラツ
チされるほかに排他的オアゲート277〜270
印加される。そしてステツプSM12に進行し、
UP/downカウンタ17の計数値が時間データ
「T4」までアツプして“1”の一致信号が出力す
るまでの間、前述したステツプSM14,SM18
SM20,SM12,……の各処理が繰返され、而して
この間、前記第1楽音は消音していてキーオフ中
となつている。また“1”レベルの一致信号が出
力するとステツプSM13に進行し、更にステツプ
SM3に進行する。
以上で前記第1楽音に対する再生処理が終了
し、また以後は上述同様にして第2楽音に対する
再生処理が開始され、更に第3楽音以下について
も同様である。そして効果を与える他の楽音情報
も、第5図A,B同様なフローチヤートの処理に
よつてメロデイ進行にしたがつて再生される。
〔第2実施例〕 次に第7図および第8図を参照して第2実施例
を説明する。この第2実施例は、第1実施例では
逆転スイツチASW等、6個のスイツチが設けら
れていたことに対し、スイツチの数を4個にして
構成を簡単にしたものであり、発明の目的、機能
については第1実施例と全く同一である。そして
第7図に示すように、再生部9の一部の構成が第
4図のものと異なり、他の部分については同一で
ある。したがつて同一部については同一番号を付
し説明を省略する。
第7図において、逆転スイツチ(REVERSEス
イツチ)ASWの一端にはプラスの電圧VDDが印
加され、またその出力はインバータ41を介しト
ランスフアーゲート42のゲートに印加されてい
る。このトランスフアーゲート42の入力側には
前記電圧VDDが“1”信号として入力され、また
その出力は前記信号UPとしてUP/down
カウンタ17に印加されている。
前記アンドゲート20の出力はフリツプフロツ
プ21、トランスフアーゲート43、44に入力
し、而して該トランスフアーゲート43,44の
出力は高速のクロツクとしてUP/downカウンタ
17に印加される。またフリツプフロツプ21の
セツト出力はフリツプフロツプ22に入力するほ
か、トランスフアーゲート45,46を介し、通
常速度のクロツクとしてUP/downカウンタ17
へ印加される。更にフリツプフロツプ22のセツ
ト出力はトランスフアーゲート47を介し低速の
クロツクとしてUP/downカウンタ17へ印加さ
れる。而して前記高速、通常、低速の各クロツク
の周波数関係は第1実施例と同一である。
一方、順転スイツチBSWの出力および前記逆
転スイツチの出力(信号α)が共にオアゲート4
8に入力し、またその出力はトランスフアーゲー
ト44,46の各ゲートに直接またはインバータ
50を介し印加されるほか、アンドゲート49に
入力する。またあらたに設けられたポーズスイツ
チGSWの出力が前記アンドゲート49,インバ
ータ51に入力し、而してアンドゲート49の出
力はトランスフアーゲート47のゲートに印加さ
れ、またインバータ51の出力はトランスフアー
ゲート43,45の各ゲートに夫々印加されてい
る。
上述したスイツチ構成により、逆転スイツチ
ASWをオンしているときにはインバータ41の
出力“0”によりトランスフアーゲート42が閉
成し、したがつてその出力は“0”の信号UP
DWNとなり、ダウンカウント指令がUP/down
カウンタ17に印加されることになり、逆転、即
ち、巻き戻しが第1実施例同様、実行可能とな
る。他方、逆転スイツチASWをオフすると、イ
ンバータ41の出力“1”によりトランスフアー
ゲート42が開成され、“1”の信号UPと
なり、アツプカウント指令となつて順転が実行可
能となる。
他方、テンポストツプスイツチESWの機能は
第1実施例と同一であり、そのオン時にはクロツ
クがUP/downカウンタに入力し、他方、オフ時
にはクロツクの入力が禁止されて録音、再生の処
理は不能となる。
更にテンポスイツチESWのオン時においてポ
ーズスイツチGSWをオンしていた場合、トラン
スフアーゲート43,45が閉成し、且つアンド
ゲート49が開成する。したがつてこのときには
順転スイツチBSW、逆転スイツチASWを共にオ
フしておくとクロツクの出力がなく、UP/down
カウンタ17の動作が停止し、即ち、ポーズ状態
となる。他方、このとき順転スイツチBSWのみ
をオンするとアンドゲート49の出力“1”によ
りトランスフアーゲート47が開成し、低速のク
ロツクが出力してアツプカウント動作が行われ
る。またこのとき逆転スイツチASWのみをオン
しておくと同様にアンドゲート49の出力が
“1”となり、低速のクロツクによるダウンカウ
ント動作が実行される。
またテンポスイツチESWのオン時においてポ
ーズスイツチGSWをオフしておくと、トランス
フアーゲート43,45が開成し、且つアンドゲ
ート49が閉成する。したがつてこのとき、順転
スイツチBSWをオンするとトランスフアーゲー
ト44が開成し、高速のクロツクが出力して順方
向への早送りが行える。他方、逆転スイツチ
BSWをオンすると同時に高速のクロツクが出力
し、逆方向への早送りが行える。
第8図A,Bは第6図A,Bと同一メロデイ進
行のものを同様に訂正する際のスイツチ操作を示
したものであり、その場合、第1実施例と同一動
作が実行される。まず、第15番目の楽音F3がオ
フされた後、PAUSE スイツチGSWをオンし、
録音を一時停止させる。そして、逆転スイツチ
ASWをオンし、ゆつくりとしたテンポで逆再生
処理が開始される。そして前記第9番目の楽音
C3が放音中に、逆転スイツチASWをオフし、再
び逆再生を停止させる。次に逆転スイツチBSW
をオンし、ゆつくりとしたテンポで再生処理を開
始させる。その後、第13番目の楽音A3が放音中
の時、順転スイツチBSWをオフして再生を停止
させる。そして、PAUSE スイツチGSWをオフ
し、ノーマルなテンポの再生状態を開始させる。
その後の動作は第1実施例と同様である。この第
2実施例ではポーズ機能が更に付加できるため、
再生方向の切換時、再生速度の変化時に一度再生
を停止させ、訂正箇所を確認しながら実行できる
ため更に確実に訂正を伝える効果がある。
なお、前記実施例では、メロデイ情報につい
て、自動演奏の方向を順転、逆転ともに選択出来
るようにしたが、例えば、コード情報にもとづく
自動演奏についても同様の処理を行えることは勿
論である。また、2チヤンネル以上のメモリ領域
を有して、例えばメロデイ情報が2つ以上記憶出
来るようにし、同時に2つ以上のメロデイの自動
演奏が可能なものにおいても、2チヤンネル以上
の自動演奏の方向を同時に順転、逆転させるよう
にしてもよい。また、メロデイとコードの同時の
自動演奏を可能としたものにおいても、同様に、
同時に自動演奏を順転、逆転するようにしても良
い。更に、メロデイ、コードの他の演奏情報即ち
楽音情報の自動演奏の方向を順転、逆転ともに選
択出来るようにすることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、楽音情報の再
生方向を順転、逆転いずれでもとり得るようにし
た自動演奏装置を提供したから、特に、編集作業
時の訂正個所の検索が容易になり、したがつて作
業スピードがアツプできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の電子楽器の全
体の回路構成図、第2図は録音部8の詳細回路
図、第3図はメロデイ情報の録音処理のフローチ
ヤートを示す図、第4図は再生部9の詳細回路
図、第5図A,Bは夫々、前記メロデイ情報の再
生処理のフローチヤートを示す図、第6図A,B
は夫々、メロデイ情報の訂正スイツチ操作を示す
図、第7図は第2実施例の録音部9の詳細回路
図、第8図はメロデイ情報の訂正スイツチ操作を
示す図である。 1……鍵盤スイツチ部、1A(BSW)……リセ
ツトスイツチ、1B……リバーススイツチ(逆転
スイツチ)、10……レコードスイツチ、1D…
…エンドスイツチ、2……CPU,3……楽音作
成部、4……定位制御部、5……RAM、6R,
6L……スピーカ、7……アドレスレジスタ、8
……録音部、9……再生部、11……PRラツチ、
14……減算器、17……UP/downカウンタ、
18……テンポ発振器、19……テンポボリユー
ム、21,22,26……フリツプフロツプ、2
8……NEラツチ、30……フルアダー、BSW…
…順転スイツチ、CSW……テンポ加速スイツチ、
DSW……スローテンポスイツチ、ESW……テン
ポストツプスイツチ、FSW……ノーマルスイツ
チ、G……ポーズスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 楽音情報入力手段から入力される楽音の発音
    の開始を示す発音開始情報と楽音の消音の開始を
    示す消音開始情報とを記憶する記憶手段と、 この記憶手段のアドレスを順次指定するアドレ
    ス指定手段と、 上記記憶手段の上記アドレス指定手段により指
    定されたアドレスから上記発音開始情報又は上記
    消音開始情報を読み出す読出手段と、 上記記憶手段のアドレスを順方向に順次指定す
    るよう上記アドレス指定手段を制御する第1のア
    ドレス制御手段と、 上記記憶手段のアドレスを逆方向に順次指定す
    るよう上記アドレス指定手段を制御する第2のア
    ドレス制御手段と、 上記第1のアドレス制御手段によるアドレス制
    御の下に上記読出手段により上記発音開始情報が
    読み出されたときは該発音開始情報に基づいて楽
    音の発音開始処理を行い、上記消音開始情報が読
    み出されたときは該消音開始情報に基づいて楽音
    の消音開始情報を行い、上記第2のアドレス制御
    手段によるアドレス制御の下に上記読出手段によ
    り上記発音開始情報が読み出されたときは該発音
    開始情報に基づいて楽音の消音開始処理を行い、
    上記消音開始情報が読み出されたときは該消音開
    始情報に基づいて楽音の発音開始処理を行う発音
    開始/消音開始処理手段と を具備したことを特徴とする自動演奏装置。
JP57226228A 1982-12-24 1982-12-24 自動演奏装置 Granted JPS59125787A (ja)

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JPS62175796A (ja) * 1986-01-30 1987-08-01 ヤマハ株式会社 自動演奏装置
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