JPH045194B2 - - Google Patents

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JPH045194B2
JPH045194B2 JP57232845A JP23284582A JPH045194B2 JP H045194 B2 JPH045194 B2 JP H045194B2 JP 57232845 A JP57232845 A JP 57232845A JP 23284582 A JP23284582 A JP 23284582A JP H045194 B2 JPH045194 B2 JP H045194B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はメモリにプリセツトされた楽音情報
を読出して再生放音する自動演奏装置に関する。
〔従来技術〕
従来からメロデイやリズムを自動演奏する自動
演奏装置が実用化されているが、この種の自動演
奏装置のなかには、演奏者がキーボードなどを自
分で操作してRAM(ランダムアクセスメモリ)
あるいは磁気テープなどのメモリにメロデイなど
の楽音情報をプリセツトし、それを再生放音して
愉しめるようにしたメモリ機能を有するものが実
用化されている。そして一旦記憶させた楽音情報
の修正は、一度リセツトして楽曲の頭出しを行
い、次いでそれを再生放音させてその演奏を聞き
ながら、修正個所までくるとそこからキーボード
による修正のための演奏を行い、その楽音情報を
改めてメモリに記憶させるようになつている。
〔従来技術の問題点〕
楽曲を再生させながらキー操作を行うため、テ
ンポの早い曲であると修正のためのキーオンのタ
イミングが正確にとりにくく、一度で修正するこ
とが困難なことがある。
〔発明の目的〕
キーオンのタイミングが容易にとれ、修正編集
作業が容易に行えるようにした自動演奏装置を提
供することである。
〔発明の要点〕
自動演奏を一時停止させ、然る後該一時停止を
解除すると、自動的に該自動演奏装置を楽音情報
の書き込み可能な状態に移行させるようにした点
である。
〔実施例〕
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明
する。第1図は自動演奏機能を備えた電子楽器の
全体構成を示す回路図である。鍵盤スイツチ部1
には複数の鍵と、音色、ビブラート、サステイ
ン、ステレオの音像定位、ノーマルリズム、フイ
ルインリズム、自動伴奏等、各種効果を得るため
の各種スイツチが備えられており、更に自動演奏
のためのスイツチが設けられている。例えばリセ
ツトスイツチ1A、リバーススイツチ1B、レコ
ードスイツチ1C、エンドキー1D、ボーズキー
1E等であり、これら機能については後述する。
そしてCPU(中央処理装置)2は周期的にバスラ
インB1を介しキースキヤン信号を出力して鍵盤
スイツチ部1をスキヤンし、またこれに応じて鍵
盤スイツチ部1からは各鍵やスイツチからの出力
信号が出力してバスラインB2を介しCPU2に
与えられる。CPU2はこれに対して例えば楽音
作成部3に対しバスラインB3を介し楽音生成指
令情報を与え、メロデイや自動伴奏の楽音信号を
作成させ、それを定位制御部4に供給させる。ま
たCPU2は後述するRAM(ランダムアクセスメ
モリ)5内にプリセツトされている音像定位情報
にしたがつた制御情報をバスラインB4に出力し
て前記音像定位制御部4へ与え、前記楽音信号に
対する音像定位を設定させて左右のスピーカ6
R,6Lへ対応する信号を出力させ、楽音を放音
させる。
RAM5は、CPU2がバスラインB5を介して
アドレスレジスタ7に供給するアドレス制御情報
にしたがつてデータの読出し、書込みの各動作を
制御される。そしてCPU2とRAM5間ではバス
ラインB6を介しデータの授受が行われる。この
場合、RAM5には楽曲の音高、音長、休符長を
示す楽音情報(以後、便宜上メロデイ情報とも称
する)と、音色、ビブラート、サステイン、音像
定位、フイルインリズムのオン、オフ等の各種の
効果を得るための他の楽音情報とが異なるエリア
に夫々記憶される。そしてアドレスレジスタ7に
は前記メロデイ情報と演奏情報との各々に対して
1つづ独立したアドレスカウンタが設けられてお
り、これにより自動演奏時には、前記メロデイ情
報と演奏情報とがメロデイ進行にしたがつて並列
的に且つ同時に読出され自動演奏が行えるように
なつている。
録音部8はCPU2からバスラインB7を介し
与えられる時間情報(データD7〜D0)および再
生部9からバスラインB11を介し与えられる時
間情報(データTD7〜TD0)から音長を表わす時
間情報(データI7〜I0)を作成し、バスラインB
8を介しCPU2へ供給し、RAM5へ前記メロデ
イ情報または演奏情報として書込ませる。
再生部9はRAM5から再生時に読出される前
記メロデイ情報および演奏情報にしたがつた情報
をCPU2からバスラインB9を介し与えられて
再生処理のためのデータを作成し、それをバスラ
インB10を介しCPU2に与え、また前述した
ように録音時においては録音部8に対し時間情報
を与える。なお、CPU2はこの電子楽器のすべ
ての動作を制御するプロセツサであり、その詳細
について該説明省略する。また前記録音部8、再
生部9は共に、前記アドレスカウンタを複数設け
たことと同一理由により、同一回路が複数設けら
れ、夫々独立して動作するようになつている。
次に前記録音部8の構成を第2図により説明す
る。PRラツチ11には通常は再生部9内の後述
するUP/downカウンタの計数出力がデータTD7
〜TD0としてトランスフアーゲート群12を介し
入力し、CPU2が信号LATを出力するときそれ
をラツチする。また再生時に一時再生動作が停止
されてリバーススイツチ1Bの操作により巻き戻
しが行われ、次いであらたな録音が開始されたと
きには、PRラツチ11のラツチデータがCPU2
を介して、前記再生部8内の後述するフルアダー
へ送出されると共に、逆にそのときの前記フルア
ダーの出力データがCPU2を介しデータD7〜D0
として、トランスフアーゲート群13を更に介し
PRラツチ11へラツチされる。そしてPRラツチ
11へラツチされたデータは減算器14のB入力
端子(B7〜B0)へ印加される。また減算器14
のA入力端子(A7〜A0)には前記データTD7
TD0が入力する。而して減算器14はA入力端子
の入力データからB入力端子の入力データを減算
し、その結果データI7〜I0をCPU2を介しRAM
5へ送出し記憶させる。このデータI7〜I0はメロ
デイ情報の場合にはキーオン時間およびキーオフ
時間を与える時間データを示し、他方、効果の前
記演奏情報の場合にはその効果の発生期間を示す
時間データである。なお、トランスフアーゲート
群12はCPU2が出力する信号CHをインバータ
15を介してそのゲートに印加され、またトラン
スフアーゲート群13は信号CHをそのゲートに
直接印加されて共にゲート制御される。
次に前記再生部9の構成を第5図を参照して説
明する。UP/downカウンタ17は8ビツト構成
のカウンタであり、CPU2が録音や再生の開始
時にクリア信号CLRを出力してクリアされたの
ちは、テンポ発振器18が出力する信号にもとづ
くクロツクを計数する計数動作を行う。
茲で、前記テンポ発振器18の発振出力の周波
数はテンポボリユーム19によつて可変であり、
そしてテンポ発振器18の出力はアンドゲート2
0に入力する。このアンドゲート20の他端には
テンポスイツチESWの出力が入力してゲート制
御を行われ、而してアンドゲート20の出力はT
型フリツプフロツプ21およびトランスフアーゲ
ート23に入力する。またフリツプフロツプ21
のセツト出力はT型フリツプフロツプ22および
トランスフアーゲート24に入力する。更にフリ
ツプフロツプ22のセツト出力はトランスフアー
ゲート25に入力する。そしてトランスフアーゲ
ート23,24,25の各ゲートには夫々、何れ
か1個のみがオン状態となる三連ロツク式スイツ
チからなるテンポ加速スイツチCSW、ノーマル
スイツチFSW、スローテンポスイツチDSWの各
出力が印加され、ゲート制御される。そして各ト
ランスフアーゲート23,24,25の各出力が
前記クロツクとしてUP/downカウンタ17によ
り計数される。而してフリツプフロツプ21,2
2は分周回路を形成し、テンポ発振器18の出力
に対してフリツプフロツプ21,22の各出力は
夫々、その周波数が1/2、1/4となつている。
アツプダウンカウンタ17のアツプカウント動
作およびダウンカウント動作の制御は夫々、フリ
ツプフロツプ26のセツト出力信号UPに
よつて行われる。即ち、フリツプフロツプ26の
セツト入力端子S、リセツト入力端子Rに夫々、
二連ロツク式スイツチから成る順転スイツチ
BSW、逆転スイツチASW(第1図のリバースス
イツチ1Bと同一)の各出力が入力している。そ
してUP/DOWNカウンタ17の各ビツト出力は
対応する排他的オアゲート277〜270の各一端
に入力するほか、データTD7〜TD0として録音部
8へ送出される。また排他的オアゲート277
270の各他端には、容量8ビツトのNEラツチ2
8の対応する各ビツト出力が入力している。そし
て排他的オアゲート277〜270の各出力はノア
ゲート29に入力し、更にノアゲート29の出力
は一致信号としてCPU2へ供給される。即ち、
排他的オアゲート277〜270およびノアゲート
29は一致回路を形成している。
前記NEラツチ28はCPUがラツチクロツクを
出力するときにフルアダー30のS出力端子S7
S0からの加算または減算の結果データがラツチさ
れる。またNEラツチ28は、録音動作および再
生動作の開始時においてCPU2が出力するクリ
ア信号CLRを印加されてクリアされる。前記フ
ルアダー30のA入力端子A7〜A0にはNEラツチ
28のラツチデータがトランスフアーゲート群3
1を介し帰還して入力する。またB入力端子B7
〜B0には排他的オアゲート327〜320の出力が
入力し、更にキヤリー入力端子CINにはアンドゲ
ート33の出力がインバータ34、トランスフア
ーゲート35を介し入力している。而して排他的
オアゲート327〜320の各一端には録音部8内
のPRラツチ11からの時間データが再生時に巻
き戻しを行つたのち訂正のためのあらたな録音動
作を行うときの鍵操作に応じて入力する。また各
他端には前記アンドゲート33の出力がインバー
タ34、トランスフアーゲート35を介し印加さ
れている。
アンドゲート33にはフリツプフロツプ26の
セツト出力およびCPUが出力する信号Rが入力
している。この信号Rは通常は“1”として出力
され、而して前記録音訂正時に一時的に“0”と
して出力される。そしてアンドゲート33の出力
はCPU2へ送出される。またトランスフアーゲ
ート群31およびトランスフアーゲート35は
CPU2が出力する信号CHRによつてゲート制御
されるが、この信号CHRは録音時に訂正を行う
場合に一時的に“0”としてCPU2から出力さ
れる信号である。更に前記トランスフアーゲート
群31から出力するNEラツチのラツチデータは
再生時のデータ修正時に前記PRラツチ11へ送
出される。
次に第7図の楽譜に示す曲をRAM5に録音、
再生する動作を説明する。先ず、録音の場合から
説明する。この場合、前記曲のメロデイ情報の録
音を鍵盤スイツチ部1の鍵操作によつてはじめに
行う。そして第3図はこのメロデイ情報の録音動
作を説明するフローチヤートである。
録音開始に際してスタートスイツチ(図示略)
およびレコードスイツチ1Cをオンし、録音状態
を開始設定する。而してその出力はバスラインB
2を介しCPU2に入力し、CPU2はこれに応じ
て第3図のフローチヤートのステツプRM1の処
理を行う。即ち、クリア信号CLRをバスライン
B7,B9に夫々出力し、PRラツチ11、NEラ
ツチ28、UP/downカウンタ17を夫々クリア
する。次いでCPU2はアドレスレジスタ7内の
メロデイ情報に対するアドレスカウンタに対し、
RAM5のメロデイ情報に対する先頭番地を設定
するためのアドレス制御情報をバスラインB5に
出力して設定する(ステツプRM2)。次にCPU2
はバスラインB6にデータNOPを出力してRAM
5の前記先頭番地(0番地)に書込む。第4図に
その記憶状態を模式的に示している。而してこの
データNOP(NO OPERATION)は楽音発音を
行わない休符同様なデータである。以上はステツ
プRM3の処理である。そして次にCPU2はアド
レスレジスタ7の前記アドレスカウンタ(以下は
単にアドレスレジスタ7で代弁する)を+1する
ステツプRM4のインクリメント処理を行い、1
番地を設定する。次にリセツトスイツチ1Aのオ
ン操作の有無の判断処理がステツプS5によつて行
われる。而してこのリセツトスイツチ1Aは録音
訂正を行う際にオン操作するスイツチであり、オ
ンするとエンドの処理が行なわれ、初期状態に設
定される。他方、オンされていないときにはステ
ツプRM6に進行し、エンドキー1Dがオン操作
されたか否かが判断される。而してこのエンドキ
ー1Dはメロデイ情報の入力終了時にオンして
RAM5に入力した前記メロデイ情報の最後にエ
ンドコードを書込むためのスイツチであり、した
がつてエンドキー1Dをオンしたとき(Y
「YES」)にはステツプRM7に進行して上述した
処理が実行される。然し、いまはエンドキー1D
はオンされないから(N「NO」)、ステツプRM8
に進行し、ポーズキー1Eがオンされたか否かが
判断される。而してこのポーズキー1Eは録音又
は再生動作を一時的に停止させるために設けられ
たものであり、オンしたときにはステツプRM9
に進行してup/down17のカウント動作が停止
させられる。即ちup/downカウンタへのクロツ
クの入力がCPU2によつて禁止される。そして
ポーズキーがオフされるまでの間はポーズキー1
Eのオフ操作の判断処理(ステツプRM10)が繰
返されてその間、カウント動作は停止したままで
ある。そしてオフ操作が判断されるとカウント動
作の停止状態が解除され(ステツプRM11)、ス
テツプRM12に進行する。而してこのステツプ
RM12では、バーススイツチ1B(逆転スイツチ
ASW)がオンされたか否かの判断処理が実行さ
れる。而してオンしたときにはステツプRM25
下の録音待機状態へ移るための処理が実行される
が、この処理については後に詳細に説明する。そ
していまは勿論、リバーススイツチ1Bはオンさ
れていず、ステツプRM13に進行し、鍵操作の有
無が判断される。そして第7図のメロデイの第1
楽音(高音C3の楽音)の鍵がオンされてメロデ
イ演奏が開始されるまでの間は、ステツプ
RM13、RM5、RM6、RM8、RM12、……が繰返
される。そしてC3の鍵がオンされるとステツプ
RM14に進行し、押鍵か離鍵かの判断処理が実行
され、押鍵であるからステツプRM15に進行し、
CPU2は高音C3のキーコードの押鍵データであ
ることを示すために前記キーコードのMSB(最上
位ビツト)にデータ「0」を付加する処理を実行
して楽音情報を算出する。そしてそれをバスライ
ンB3を介し楽音作成部3へ与え、スピーカ6
R,6Lから放音させる(ステツプRM16)。次
にステツプRM1に進行し、CPU2は信号CHを
“0”に設定して以後の通常時はトランスフアー
ゲート群12を常時開成させ、且つトランスフア
ーゲート群13を常時閉成させる。これにより再
生部9において上述したステツプRM1のクリア
処理後、設定テンポのクロツクを入力して計数動
作(なお、いま順転スイツチBSWはオンされて
フリツプフロツプ26がセツトされており、アツ
プカウント動作が実行中である)を既に実行中で
あるup/downカウンタ17の計数出力がデータ
TD7〜TD0としてバスラインB11、トランスフ
アーゲート群12を介しPRラツチ11および減
算器14のA入力端子へ入力されるようになる。
そして、減算器14は、A入力端への入力データ
からB入力端へのPRラツチ11からの入力デー
タを減算し、この結果データを時間データとして
CPU2に出力する。次いでステツプRM20の処理
が実行され、CPU2はPRラツチ11に信号LAT
を印加し、そのとき入力中のデータをPRラツチ
11にラツチさせ、そのラツチデータを以後保持
させると共に減算器14のB入力端子へ印加させ
る。次いでステツプRM21に進行し、前記時間デ
ータ(減算器14の両入力端子への入力データは
同一値であり、したがつてそのときの結果データ
I7〜I0「0」)を、RAM5の前記1番地に書込ま
れる。第4図にはこの結果データ「0」を時間デ
ータが「0」という意味で「T0」と示すことに
する。次にアドレスレジスタ7は+1されて2番
地を設定され(ステツプRM22)、またこのRAM
5の2番地に既に算出されている押鍵コード、即
ち、前記キーコード(C3)と押鍵データ(「0」)
が書込まれる(ステツプRM23)。そしてアドレ
スレジスタ7が+1されて3番地が設定され(ス
テツプRM24)、ステツプRM5に復帰する。
次にステツプRM5、RM6、RM8、RM12を介し
ステツプRM13、R14にて前記鍵の離鍵操作が判
断されると、ステツプRM17に進行して前記音高
C3のキーコードと離鍵データであることを示す
ために前記キーコードのMSBにデータ「1」を
付加する処理を実行し、離鍵コードを作成する。
そしてそれを楽音作成部3へ送出し、これにより
前記音高C3の楽音が消音される(ステツプ
RM18)。次に前記ステツプRM19を介しステツプ
RM2に進行するとPRラツチ11には前記離鍵操
作時のup/downカウンタ17の時間データがあ
らたにラツチされ、以後保持され、且つ減算器1
4のB入力端子へ印加される。そして減算器14
は前記離鍵操作時にA入力端子に入力する計時デ
ータからB入力端子へ入力中であつた前記押鍵時
の計時データを減算してその結果データを得、そ
の時間データをRAM5の3番地へ書込む(ステ
ツプRM21)。この場合、第4図に示すように、
このときの時間データは「T3」であり、これは
音高C3の鍵の音長4分音符のキーオン時間を表
わしている。そしてステツプRM22、RM23の各
処理により第4図に示すように、RAM5の4番
地に前記離鍵コードが書込まれる。そしてステツ
プRM24により5番地が指定され、ステツプRM5
に戻る。
次に第2楽音の音高E3の鍵が押鍵されるとそ
のことがステツプRM13で判断され、ステツプ
RM14を介しステツプRM15に進行してその押鍵
コードが前記音高C3の鍵操作時同様に算出され
る。そしてステツプRM16の処理により音高E3
楽音の作成放音が開始される。そしてステツプ
RM19、RM20、RM21の各処理によりPRラツチ1
1には前記音高E3の押鍵時の計時データがラツ
チされると共に、減算器14ではA入力端子への
前記音高E3の押鍵時の計時データからB入力端
子への前記音高C3の離鍵時の計時データを減算
した結果データが得られ、RAM5の5番地へ書
込まれる。この場合、第4図に示すように、前記
結果データによる時間データは「T1」であり、
これは音高C3の鍵のキーオフ時間を表わしてい
る。而して前記4分音符のキーオフ時間、キーオ
フ時間の合計時間は「T4」となつている。また
前記ステツプRM23の処理後はステツプRM24
よりRAM5の次の6番地が指定され、ステツプ
RM5に戻る。
以下、前記音高E3の離鍵時の処理は前記音高
C3の鍵の離鍵時と同様であり、また第7図にし
たがつた第3楽音以下の各処理についても同様で
ある。そして最後の音符の処理が終了するとエン
ドキー1Dをオンし、エンドコードをRAM5へ
メロデイ情報の最後のデータとして書込んでお
く。なお、第4図から分かるように、各楽音のキ
ーオフ時間の時間データは「T1」となつており、
したがつて第3楽音の2分音符のキーオン時間と
キーオフ時間の時間データの和は「T8」であり、
4分音符の2倍となつている。したがつて2分音
符のキーオン時間の時間データは「T7」となつ
ている。
次にリバーススイツチ1Bがオンされた場合の
ステツプRM25以下の処理につき説明する。この
リバーススイツチ1B(逆転スイツチASW)は前
記メロデイ情報の入力時に鍵操作をまちがつたと
きにオンしてアドレスレジスタ7を所望アドレス
まで戻し、正しいメロデイ情報を録音可能な待機
状態に設定する処理が行われるものであり、例え
ばいま、第7図の第10楽音(G3)の鍵をオンし
たのち、第8図Aの最下段から3番目の段に示す
ようにRAM5の38番地に前記G3のキーの押鍵コ
ードを示すデータ「G3、オン」が書込まれたの
ちにメロデイ情報の入力ミスに気付き、そのため
リバーススイツチ1Bをオンしたものとする。す
るとこのリバーススイツチ1Bのオン操作がステ
ツプRM12にて判断され、ステツプRM25に進行
する。而してリバーススイツチ1Bのオン操作に
よりフリツプフロツプ26がリセツトし、up/
downカウンタ17へはダウンカウント指令が入
力され、ダウンカウント動作が開始される。また
アンドゲート33が閉成してその出力“0”が
CPU2へ与えられ、またインバータ34の出力
が“1”に反転する。そして前記ステツプRM25
の処理により前記G3の鍵のキーオン時間を示す
時間データ「T3」が減算器14から出力して
CPU2へ入力し、RAM5の39番地に書込まれる
(ステツプRM26)。次にステツプRM27によりア
ドレスレジスタ7が+1されて40番地が設定さ
れ、そしてCPU2はそこへエンドマークを出力
し書込む(ステツプRM28。次いでアドレスレジ
スタ7が−2されて38番地に戻され(ステツプ
RM29)、次いで信号CHRが一時的に“0”とし
て出力される(ステツプRM30)。そしてその時
点で前記PRラツチ11にラツチされていた時間
データがCPU2を介し再生部9の排他的オアゲ
ート327〜320へ送出力される(ステツプ
RM31)。而していま信号CHRが“0”のため、
フルアダー30のB入力端子には前記PRラツチ
11からの時間データがそのまま入力され、また
A入力端子にはトランスフアーゲート群31が閉
成するためにNEラツチ28からのデータがカツ
トされてオール“0”データが入力される。即
ち、これに応じてNEラツチ28には前記PRラツ
チ11からの時間データがそのままラツチされ、
而してこの時間データは前記第10楽音のキーオン
時刻までの累計値となつている(ステツプ
RM32)。そしてステツプRM33に進み、信号CHR
が“1”に戻される。次いで後述する第6図A〜
Cの再生処理フローのステツプSM12に進行する。
そしてこのステツプSM12では一致信号が“1”
として出力したか否か、即ち、up/downカウン
タ17の計数出力が前記リバーススイツチ1Bの
オン時のアツプカウント中の時間データからNE
ラツチ28の時間データまでダウンしたが、即
ち、巻き戻されたか否かが判断され、一致するま
での間、ステツプSM14、SM18、SM23、SM24
SM25、MS12、……が繰返される。即ち、リバー
ススイツチ1Bが再び操作しなおされて現在のダ
ウンカウント状態からアツプカウント状態へ反転
したか否か(ステツプSM14)レコードスイツチ
1Cからオンされて録音状態になつているか否か
(ステツプSM18)、ポーズキー1Eがオンされて
ポーズ状態が設定されたか否か(ステツプ
SM23)、訂正を実行するためのキーがキーオンさ
れたか否か(ステツプSM24)、リセツトスイツチ
1Aがオンされてリセツト状態が設定されたか否
か(ステツプSM25)の各処理である。そして
“1”の一致信号の出力がステツプSM12にて判断
されるとステツプSM13に進行し、而していまダ
ウンカウント中であり、後述の第6図Cのステツ
プSM59に進行する。このステツプSM59では
RAM5の前記38番地から前記鍵G3の押鍵コード
が読出される。次にステツプSM60に進み、アド
レスレジスタ7が−1されて37番地が設定され
る。次にステツプSM61では押鍵コードが判断さ
れ、ステツプSM62に進行して消音処理が実行さ
れ、第10楽音G3が消音開始されはじめる。次に
ステツプSM64により37番地から第9楽音E3のキ
ーオフ時間である時間データ「T1」が読出され、
次に36番地が設定される(ステツプSM65)。そし
てステツプSM66により前記時間データ(キーオ
フ時間)が、この場合には信号CHRが“1”で
且つインバータ34の出力が“1”6より全ビツ
ト反転データとしてフルアダー30のB入力端子
に印加され、一方、A入力端子にはNEラツチ2
8のラツチデータが印加され、またキヤリー入力
端子CINへの入力が“1”のためフルアダー30
は減算動作を実行してA入力端子への入力データ
からB入力端子への入力データを減算し、その結
果データをNEラツチ28に出力してラツチさせ
る(ステツプSM67)。
次にステツプSM12に戻り、前記第9楽音E3
キーオフ時間(「T1」)が経過して“1”の一致
信号が出力するまでの間は、ステツプ
SM12SM14、SM18、SM23、SM24、SM25,S12
…が繰返され、消音している。そして“1”の一
致信号が出力するとステツプSM13に進行し、更
にステツプSM59に進行して、RAM5の36番地か
ら第9楽音E3の離鍵コード「E3、オフ」が読出
される。次にステツプSM60により35番地が設定
され、またステツプSM61では前記離鍵コードが
判断されてステツプSM63に進行し、第9楽音E3
の発音処理が実行され、発音開始する。次にステ
ツプSM64により35番地から第9楽音E3のキーオ
ン時間である時間データ「T3」が読出され、次
いでステツプSM65により34番地が設定される。
次にステツプSM66、SM67によりフルアダー30
は減算動作を実行してその結果データをNEラツ
チ28へラツチさせる。そしてステツプSM12
戻る。
以下、同様にして前記第9楽音E3に対する発
音処理が実行され、またこのように巻戻し中の再
生放音を聞きながら訂正位置を確認する。そし
て、例えば第6楽音G3の離鍵コードが第8図に
示すようにRAM5の24番地から読出されて放音
中の位置まで巻戻されたときにリバーススイツチ
1Bをオフしたものと仮定する。そしてリバース
スイツチ1BのオフはステツプSM12を介しステ
ツプSM14にて判断され、ステツプSM15に進行し
てアツプカウント動作への反転が判断される。即
ち、リバーススイツチ1Bのオフによりフリツプ
フロツプ26はセツト状態に戻つてup/downカ
ウンタ17にはアツプカウント指令が入力し、ま
たアンドゲート33が開成される。そしてステツ
プSM16に進行し、アドレスレジスタが+1され
て23番地が設定される。そしてステツプSM8に進
行し、23番地から時間データ「T3」が読出され、
次にステツプSM9により24番地が設定されたのち
前記時間データ「T3」がフルアダー30にその
まま印加され(ステツプSM10)、而してこのとき
フルアダー30はNEラツチ28からのラツチデ
ータ(即ち、第6楽音G3のキーオン時刻までの
第1楽音C3からの累計時間データと前記時間デ
ータとを加算する。そしてその結果データがNE
ラツチ28にラツチされ(ステツプSM11)、ステ
ツプSM12に戻る。そして一致信号(“1”)が出
力するまでの間、ステツプSM12、SM14、SM18
SM23、SM24、SM25、SM12、……が繰返され、
この間、第6楽音G3は発音している。そして
“1”の一致信号が出力するとステツプSM13に進
行し、アツプカウント中が判断されてステツプ
SM3に進行し、RAM5の24番地から第6楽音G3
の離鍵コード「G3、オフ」(第8図A参照)が読
出される。次にステツプSM4によりアドレスレジ
スタ7は25番地とされ、また次にステツプSM5
は前記押鍵コードが判断されてステツプSM7に進
行し、第6楽音G3の消音が実行される。そして
ステツプSM8に進行し、RAM5の25番地から第
6楽音G3のキーオフ時間データ「T1」が読出さ
れ、次にステツプSM9では次の26番地が設定され
る。そしてステツプSM10、SM11ではフルアダー
30の加算動作によるあらたな累計時間データが
NEラツチ28へラツチされ、ステツプSM12に戻
る。
次に前記第6楽音G3のキーオフ時間が経過す
るまで、即ち、“1”の一致信号が出力するまで
の間、前記ステツプSM12、SM14、SM18
SM23、SM24、SM25、SM12が同様に繰返され、
消音している。そして“1”の一致信号が出力す
るとステツプSM13、SM3、SM4、SM5の各処理
によりRAM5の26番地から第7楽音F3の押鍵コ
ードが読出され、またそれが判別されてステツプ
SM6に進行し、その発音処理が行われる。そして
ステツプSM8〜SM11では27番地からの第7楽音
F3のキーオン時間データ「T3」の読出しによつ
てNEラツチ28には更にそれを加えたあらたな
累計時間データがラツチされ、ステツプSM12
戻る。そして上述したステツプSM12、SM14
SM18、SM23、SM24、SM25、SM12、……の各処
理の繰返しの間、第7楽音F3は発音している。
そしてそのキーオン時間が過ぎるとステツプS13
に進行し、第7楽音E3の消音処理に移行する。
而してこの第7楽音E3に対する消音処理は前記
第6楽音G3と同一である。そして第7図Bに示
すように、この第8楽音E3のキーオフ時間が経
過している時点でポーズキー1Eをオンし、訂正
録音を開始したものとする。
即ち、このポーズキー1Eのオン操作はステツ
プSM23にて判断され、ステツプSM39に進行して
up/downカウンタ17へのクロツクの供給が停
止され、そのカウント動作が停止し、巻戻し
up/downカウンタ17へのクロツクの供給が停
止され、そのカウント動作が停止し、巻戻しも再
生放音も停止する。そしてポーズキー1Eのオン
中に次にキーがオンされない限り、ステツプ
SM40、SM41が繰返され、これによりポーズキー
1Eのオン操作状態が続く。ここで、例えばC3
のキーをオンする。そしてポーズキー1Eをオフ
すると、ステツプSM43にてポーズキー1Eのオ
フが判断され、up/downカウンタ17がアツプ
カウント動作を再開する(ステツプSM44)。次
に、ステツプSM45に進行しアドレスレジスタ7
が−1されて33番地が設定される。そしてステツ
プSM46、SM47、SM48の各処理によりフルアダ
ー30が一時的に減算動作を実行し、NEラツチ
28からの1〜33番地までの累計時間データT48
から、RAM5の33番地からの時間データT4を減
算した結果データT44を得、それをNEラツチ2
8へラツチさせる。そしてステツプSM49では信
号Rが通常の“1”に戻され、フルアダー30は
以後、加算動作を行う。次にステツプSM50
SM51では前記NEラツチ28へのラツチデータ
「T44」がPRラツチ11へ送出され、ラツチされ
る。
そしてステツプSM52では、信号CHは通常状態
の“0”に戻される。そして、RAM5より読出
された処理データ(第8楽音E3のキーオフ)の
MSBが“1”より第3図のステツプRM5に進
む。そして、訂正のための第9楽音G3をキーオ
ンするまで、ステツプRM5、RM6、RM8
RM12、RM13、RM5、……をくり返す。そして、
所定時間後に前記第9楽音G3をキーオンすると、
ステツプRM15に進み更にステツプRM16〜RM24
と進む。したがつて、減算器14の減算結果が
RAM5の33番地に書込まれ、即ち、第8楽音E3
のキーオフ時間「T4」が書きこまれる。そして、
34番地に第9楽音G3の押鍵コードが書込まれ、
また35番地が設定されたのち、再びステツプ
RM5に進行し、以後、前述したと同様の動作に
より第10楽音C4、第11楽音E4、……をキー操作
すればそれらが順次録音されてゆく。
第9図A〜Cは第7図と同一の楽譜において別
の内容の訂正を行つたものを示しており、而して
第10図A,BはRAM5の対応する内容を示し
ている。また第9図Aにみられるように、第10楽
音G3の録音中、リバーススイツチ1Bをオンし
て巻戻しを行い、第6楽音G3にてリバーススイ
ツチ1Bをオフした操作は第7図Aと同一であ
る。そしてリバーススイツチ1Bのオフ後、第6
楽音G3、第5楽音F3の各再生音を聞いたのち第
8楽音E3が2拍分再生された時、第9図Bに示
すようにポーズキー1Eをオンしたとする。する
とそのことが前記ステツプSM23にて判断され、
ステツプSM39の処理が実行され、up/downカウ
ンタ17がストツプする。そして例えばC3のキ
ーをオンした後ポーズキー1Eをオフすると、ス
テツプSM40,SM43を通り、ステツプSM44、…
…SM52を介した後、ステツプSM53にて、RAM
5より読出された処理データ(第8楽音E3のキ
ーオン)のMSBが“0”と判断され、ステツプ
SM54に進む。したがつて、減算器14の減算結
果がRAM5の33番地に書込まれ、即ち、第8楽
音E3のキーオン時間が、T12からT8(付点2分音
符から2分楽符)に訂正される。次に、ステツプ
SM5にて、34番地が指定され、ステツプSM56
てE3のキーオフコードが書き込まれ、消音され
る。次に、PRラツチ11にポーズスイツチ1E
をオフした時刻がラツチされ、35番地が指定され
る(ステツプSM57、SM58)。そして、第3図の
ステツプRM5に進み、以後、前述したと同様の
動作により、4小節目の開始に合わせて第9楽音
E3、第10楽音G3、……と操作することにより、
順次録音されてゆく。
前記第7図A,B,Cに夫々示すように、録音
途中でリバーススイツチ1Bの操作により巻戻し
を行い、次いで再生放音させている途中でポーズ
キー1Eを操作せずに4小節目の開始に合わせて
訂正のためのキー(第9楽音G3)操作を行つて
も直ちに録音状態へ移向できるようになつてい
る。即ち、ステツプSM24にてキーオンが判断さ
れ、ステツプSM26へ進行する。そしてステツプ
SM27〜SM38の処理が実行され、訂正動作が実行
される。即ち、ステツプSM26〜SM33は前記ステ
ツプSM45〜SM52と同一であり、その説明は省略
する。そしてステツプSM34では減算器14の減
算結果がRAM5の33番地に書き込まれ、ステツ
プSM35にて34番地が指定され、ステツプSM36
てG3のキーオンのコードが書き込まれ、又発音
される。そして、ステツプSM37、SM38にて、
PRラツチ11にG3のキーオン時の計時データが
ラツチされ、35番地が指定され、第3図のRM5
に進行する。
一方、第11図には他の実施例が示されてある
が、この第11図では、第6図Bにおけるステツ
プSM40、SM41、SM42を省いた図となつている。
従つて、第7図、第9図にてポーズキー1Eをオ
ンした後、何れかのキーをオンし、次に前記ポー
ズキー1Eをオフすることにより録音状態を設定
したが、何れかのキーをオンせず単にポーズキー
1Eをオフすることにより録音状態に設定される
ものである。
以上のようにしてメロデイ情報をRAM5へ書
込んだのちは、各種効果を与える演奏情報を
RAM5の他のエリアに対し、楽譜のメロデイ進
行にしたがつて書込んでゆく。而してこの処理動
他は上述した第3図のフローチヤートによるメロ
デイ情報の場合と同様であり、その詳細は省略す
るが、既に書込んだ前記メロデイ情報が再生放音
され、それを聞きながら行うようになつている。
次に前記メロデイ情報の再生処理について、第
6図A,Bのフローチヤートを参照し説明する。
先ず、再生スタートスイツチをオンするとステ
ツプSM1の処理によりクリア信号が出力し、第5
図のNEラツチ28とup/downカウンタ17が
共にクリアされる。次にステツプSM2の処理によ
りRAM5に書込まれた前記メロデイ情報に対す
る先頭番地がアドレスレジスタ7に設定される。
そしてRAM5から処理データ「NOP」(第4図
参照)が読出され、CPU2へ供給される(ステ
ツプSM3)。そしてアドレスレジスタ7が+1さ
れ、1番地が設定される(ステツプSM4)。そし
てCPU2は前記データ「NOP」のMSBが“0”
か“1”かの判断処理をステツプSM5にて行う
が、この場合、休符同様なデータ「NOP」であ
るからステツプSM7に進行して楽音作成部3に対
してはキーオフ信号に相当する制御信号を出力
し、まだ楽音作成の実行を禁止しておく。またス
テツプSM8に進むとRAM5の1番地から時間デ
ータ「T0」を読出した、またアドレスレジスタ
7を+1して2番地を設定する(ステツプSM9)。
また1番地からの前記時間データ「T0」をフル
アダー30のB入力端子へ入力し、次いでその結
果データをNEラツチ28にラツチさせる(ステ
ツプSM10、SM11)。而してこの場合、いま順転
スイツチBSWがオンされており、その結果、フ
リツプフロツプ26がセツト状態にあつてアンド
ゲート33は開成され、またup/downカウンタ
17にはアツプカウント指令が与えられている。
そして信号Rは通常“1”として出力中であり、
そのためアンドゲート33の出力は通常“1”で
あり、その信号がCPU2へ供給されると共にイ
ンバータ34の出力が通常“0”となつて排他的
オアゲート327〜320の各一端およびフルアダ
ー30のキヤリー入力端子CINへ夫々、トランス
フアーゲート35を介し供給される。なお、信号
CHRは通常“1”として出力されており、した
がつてトランスフアーゲート35、またトランス
フアーゲート群31は通常開成している。
したがつて前記ステツプSM10、SM11では、前
記時間データ「T0」が排他的オアゲート327
320により反転されることなくそのままフルア
ダー30のB入力端子へ入力する。一方、A入力
端子へはNEラツチ28の出力データ(8ビツト
オール“0”データ)がトランスフアーゲート群
31を介し入力し、したがつてそのときのフルア
ダーの結果データは「0」となり、NEラツチ2
8へラツチされることになる。
次にステツプSM12の判断処理では、ノアゲー
ト29からの一致信号が“1”レベルで出力した
か否かが判断される。而してこの場合、排他的オ
アゲート277〜270へは夫々、up/downカウ
ンタ17の8ビツトオール“0”データと、NE
ラツチ28の8ビツトオール“0”のラツチデー
タが入力しており、したがつて“1”レベルの一
致信号がCPU2へ供給されることによりステツ
プSM13に進行し、而してアツプカウント動作中
であることが判断されてステツプSM3に進行する
ことになる。
次にステツプSM3ではRAM5の2番地からキ
ーコード「C3」と押鍵データ「0」、即ち、第4
図のデータ「C3、オン」が読出されてCPU2へ
入力し、またステツプSM4にてRAM5の3番地
が設定される。そしてステツプSM5では、前記鍵
押データ「0」が判断され、ステツプSM6に進行
して楽音作成部3に対しキーコード「C3」とキ
ーオン信号が与えられ、その結果、第7図の楽譜
に示すメロデイの第1楽音が再生され、スピーカ
6R,6Lから放音開始されることになる。そし
て次のステツプSM8では、RAM5の3番地から
時間データ「T3」が読出され、またステツプ
SM9ではRAM5の4番地が設定される。そして
前記時間データ「T3」はそのまま、フルアダー
30のB入力端子へ印加される。一方、フルアダ
ー30のA入力端子へはNEラツチ28がラツチ
中の時間データ「0」が入力中であり、したがつ
てフルアダー30のそのときの加算結果データは
時間データ「T3」と等しく、それがNEラツチ2
8にあらたにラツチされるほかに排他的オアゲー
ト277〜270へ印加される(ステツプSM11)。
そしてステツプSM12に進行し、前記一致信号が
“1”レベルで出力したか否かが判断され、而し
て“1”レベルで出力するまでの間、ステツプ
SM14に先ず進行してup/down信号の反転の有
無、即ち、いまの場合、リバーススイツチ1Bが
オンされたか否かが判断され、オンされていず、
「NO」であるからステツプSM18に進行し、メロ
デイ情報の修正録音中(録音状態)か否かが判断
され、「NO」であるからステツプSM19に進行し
てポーズキー1Eがオンされているか否かが判断
され、「NO」であるからステツプSM25に進行
し、ステツプSM12に戻つて上述した各処理が以
後、繰返される。
なお、再生中にポーズキー1Eをオンすると前
記ステツプSM19にてそれが判断され、ステツプ
SM20に進行してup/downカウンタ17のカウン
ト動作が停止される。そしてポーズキー1Eが次
にオフされるまでの間、その判断がステツプ
SM21にて行われ、而してポーズキー1Eがオフ
されるとup/downカウンタ17のカウント動作
が再開し、ステツプSM25に進行して再生動作が
復帰する。
次に前記キーコード「C3」の第1楽音のオン
時間(時間データT3)が経過し、“1”レベルに
一致信号が出力すると、ステツプSM13に進行し、
次いでステツプSM3に進行し、RAM5の4番地
からキーコード「C3」と離鍵データ「1」即ち、
第4図のデータ「C3、オフ」が読出される。ま
たステツプSM4ではRAM5の5番地が設定され
る。そしてステツプSM5では前記離鍵データ
「1」が判断され、ステツプSM7に進行して楽音
作成部3に対しキーコード「C3」とキーオフ信
号が与えられ、前記第1楽音の放音が停止され
る。次にステツプSM8によりRAM5の5番地か
ら時間データ「T1」が読出され、またステツプ
SM9ではRAM5の6番地が設定される。そして
ステツプSM10、SM11により前記時間データ
「T1」がフルアダー30のB入力端子へそのまま
入力し、而してそのときA入力端子には前回の結
果データの時間データ「T3」が入力しているか
ら、フルアダー30から出力する加算結果データ
は「T4」となり、NEラツチ28にあらたにラツ
チされるたかに排他的オアゲート277〜270
印加される。そしてステツプSM12に進行し、
up/downカウンタ17の計数値が時間データ
「T4」までアツプして“1”の一致信号が出力す
るまでの間、前述したステツプSM14、SM18
SM20、SM12、……の各処理が繰返され、而して
この間、前記第1楽音は消音していてキーオフ中
となつている。また“1”レベルの一致信号が出
力するとステツプS13に進行し、更にステツプ
SM3に進行する。
以上で前記第1楽音に対する再生処理が終了
し、また以後は上述同様にして第2楽音以下の各
楽音に対する再生動作が実行される。
第6図AのステツプSM12において“1”の一
致信号が出力していないときリバーススイツチ1
Bを操作して、例えばアツプカウントからダウン
カウントへ状態を反転させると、そのことがステ
ツプSM14、SM15にて夫々判断され、次いでステ
ツプSM17に進行してアドレスレジスタ7が−1
されて巻戻し処理が行われ、あとは前記ステツプ
SM64へ進行して上述した巻戻し作業が可能とな
る。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、録音した楽音
情報を修正するときにはその再生を行つて所望位
置、即ち、訂正付近にて再生を一時停止させ、し
かる後にその解除をすると自動的に録音状態が設
定され、直ちに修正作業が行えるようにした自動
演奏装置を提案したから、修正のためのキーオン
タイミングがとり安くなり、編集作業が容易とな
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の電子楽器の全体
の回路構成図、第2図は録音部8の詳細回路図、
第3図はメロデイ情報の録音処理のフローチヤー
トを示す図、第4図はRAM5における第7図A
および第9図Aに示すメロデイ情報の記憶状態
図、第5図は再生部9の詳細回路図、第6図A,
B,Cは夫々、前記メロデイ情報の再生処理のフ
ローチヤートを示す図、第7図A,B,Cは
夫々、録音する楽曲の楽譜と編集作業を示す図、
第8図A,Bは夫々、前記編集作業時のRAM5
の記憶状態図、第9図A,B,Cは夫々、録音す
る楽曲の楽譜と他の編集作業を示す図、第10図
A,Bは前記他の編集作業時のRAM5の記憶状
態図、第11図は他の実施例の再生処理のフロー
チヤートを示す図である。 1……鍵盤スイツチ部、1A……リセツトスイ
ツチ(逆転スイツチ)、1B,ASW……リバース
イツチ、1C……レコードスイツチ、1D……エ
ンドスイツチ、1E……ポーズキー、2……
CPU、3……楽音作成部、4……定位制御部、
5……RAM、6R,6L……スピーカ、7……
アドレスレジスタ、8……録音部、9……再生
部、11……PRラツチ、14……減算器、17
……up/downカウンタ、18……テンポ発振
器、19……テンポボリユーム、21,22,2
6……フリツプフロツプ、28……NEラツチ、
30……フルアダー、BSW……順転スイツチ、
CSW……テンポ加速スイツチ、DSW……スロー
テンポスイツチ、ESW……テンポストツプスイ
ツチ、FSW……ノーマルスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 楽音情報を入力する入力手段と、 この入力手段により入力される上記楽音情報を
    記憶する記憶手段と、 この記憶手段から上記楽音情報を読み出す読出
    手段と、 この読出手段により読み出された上記楽音情報
    に基づいて自動演奏を行う自動演奏手段と、 この自動演奏手段による自動演奏の停止を指示
    する指示手段と、 この指示手段による指示が解除されると上記記
    憶手段を上記入力手段からの上記楽音情報を書き
    込み可能な状態に制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動演奏装置。
JP57232845A 1982-12-30 1982-12-30 自動演奏装置 Granted JPS59125791A (ja)

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DE3346475A DE3346475C2 (de) 1982-12-30 1983-12-22 Vorrichtung zur automatischen Musikerzeugung
US06/746,940 US4655112A (en) 1982-12-30 1985-06-20 Automatic music playing apparatus
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