JPH0468638B2 - - Google Patents

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JPH0468638B2
JPH0468638B2 JP60246336A JP24633685A JPH0468638B2 JP H0468638 B2 JPH0468638 B2 JP H0468638B2 JP 60246336 A JP60246336 A JP 60246336A JP 24633685 A JP24633685 A JP 24633685A JP H0468638 B2 JPH0468638 B2 JP H0468638B2
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JP
Japan
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latch
read
output
data
gate
Prior art date
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JP60246336A
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JPS62106498A (ja
Inventor
Takashi Matsuda
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP60246336A priority Critical patent/JPS62106498A/ja
Publication of JPS62106498A publication Critical patent/JPS62106498A/ja
Publication of JPH0468638B2 publication Critical patent/JPH0468638B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は電子楽器に関する。
[発明の技術背景] 従来の電子楽器は、内部メモリに1つの楽音波
形情報を記憶しておいて、鍵操作するとその音高
に応じた速度で上記楽音波形情報が読出され、そ
の楽音が作成放音されることが一般である。そし
てそのメモリは単に1つの楽音波形情報を記憶す
るためだけに用いられている。
また従来では、演奏した曲を記憶させる等の機
能を実現するには別個にメモリが必要であり、コ
ストアツプにつながつた。
[発明の目的] この発明は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、メモリから楽音波
形情報が読出されて発音中であつても上記メモリ
への楽音情報の書込みが簡単に行えるようにした
電子楽器を提供しようとするものである。
[発明の要点] この発明は上述した目的を達成するために、リ
ード/ライト記憶手段から楽音波形が読み出され
ている際に、読み出しのタイミング以外のタイミ
ングで、上記リード/ライト記憶手段の上記楽音
波形が記憶されているエリア以外の所定エリアに
楽曲を表現する楽音情報を順次入力するようにし
たを要点とする。
[実施例] 以下、図面を参照して一実施例を説明する。
まず第1図により具体的な回路構成を説明す
る。
図中11は、キーボードであり、音階キー及び
各種制御キー(音色選択キー等)から構成され
る。そしてこのキーボード11の各キーの出力は
CPU12(中央処理装置)に入力する。
IF13はCPU12と他の回路とのデータのや
りとりを円滑に行なうための回路、インターフエ
イス回路であり、CPU12から各種ラツチへ、
逆に各種ラツチからCPU12へのようなデータ
伝送方向の制御等を行なう。オペレーシヨンデコ
ーダ14はCPU12からの指令を解読し各種ラ
ツチクロツクCK(ONFラツチ15)、CK(WFラ
ツチ16)、CK(RFラツチ17)、CK(RTADラ
ツチ18)、CK(STADラツチ19)、CK
(ENDADラツチ20)、CK(RWADラツチ2
1)、CK(WDATAラツチ22)、CK(fSETラツ
チ23)やゲート制御信号(RRAM)を出力す
る。CPU12はデータバスDBに各種ラツチ
(RTADラツチ18、STADラツチ19、ONFラ
ツチ15等データバスDBが入力となつているも
の)にセツトしたいデータを乗せた状態で、オペ
レーシヨンデコーダ14に指令を送り、対応する
ラツチクロツクを出力させる。これによりデータ
バスDBが入力となつている任意のラツチに任意
のデータがセツトできる。また、信号RRAMを
出力させてゲートG8を開成させることにより、
RDATAラツチ24のデータをCPU12は読み
とることができる。
ゲートG1〜G9は、3ステイトバツフアーで
ある。コントロール入力Cが「1」の時、入力を
そのまま出力し、「0」の時出力オフする(ハイ
インピーダンス)。
クロツクジエネレータ25はクロツク発生回路
であり、φ1,φ2の2つの交互パルスを出力する。
オペレーシヨンデコーダ14から出力されるCK
はすべてφ2周期である。
上記RAM35は楽音波形データを記憶する。
例として、8bitのデータが8個から構成される楽
音波形データを第2図に示す。第3図はその楽音
波形データを時間tごとに読み出した出力アナロ
グ波形である。tは音程を決定する時間である。
例えばtを2倍にすると1オクターブ低い音、1/
2にすると1オクターブ高い音になる。
この音程を決定する時間tを調節する回路が、
fSETラツチ23、fCNTラツチ26、インクリ
メント回路27等音階クロツクの作成回路であ
る。ONFラツチ15は発音する時「1」、発音し
ない時「0」にセツトするラツチである。音が鳴
つていない時、ONFラツチ15の出力は「0」
である。そしてその出力はインバータ12及びオ
アゲートR1を介しゲートG2に制御信号として
入力するほか、更にインバータI1を介しゲート
G1に制御信号として入力する。またラツチ
ONFラツチ15の出力はアンドゲートA2にア
ンドゲートA1の出力と共に入力する。そしてア
ンドゲートA2の出力はインバータI3を介しア
ンドゲートA3,A4に入力するほか、直接アン
ドゲートA7にクロツクφ1と共に入力する。ま
たアンドゲートA2の出力は直接ゲートG7、の
制御端子C、アンドゲートA5に入力すると共に
インクリメント回路28に+1信号として印加さ
れ、更にインバータI5を介してゲートG6の制
御端子Cに入力する。
この状態でキーボード11のある音階キーが押
されたとすると、CPU12はfSETラツチ23に
その音階に対応したデータをセツトする。この場
合ONFラツチ15の出力が「0」となり、した
がつてインバータI2出力「1」、したがつてオ
アゲートR1出力「1」なのでゲートG2はオ
ン、ゲートG1はオフとなり、fCNTラツチ26
には、fSETラツチ23のデータがロードされる。
例えば、fSETラツチ23のデータが80(H)
(Hは16進コードであることを示す)だとすると、
fCNTラツチ26出力も80(H)となりアンドゲ
ートA1出力は「0」となる。ここで、ONFラ
ツチ15を「1」にセツトすると、オアゲートR
1出力が「0」となりゲートG2がオフ、ゲート
G1がオンとなる。インクリメント回路27,2
8は+1入力が1の時、入力データに対し+1を
行つて出力する回路である。インクリメント回路
27では、+1入力は常に1にしてあるのでいつ
も+1される。ONFラツチ15が1となつた次
のφ1で81(H)がfCNTラツチ26に読み込まれ、
次のφ2で出力される。次のφ1では82(H)が読み
込まれ、次のφ2で出力される。以後これを繰り
返し、FF(H)が出力されるまで続く。FF(H)
が出力されるとアンドゲートA1出力は「1」と
なり再び80(H)がfCNTラツチ26にロードさ
れる。この動作を繰り返すことによりアンドゲー
トA1出力は80(H)〜FF(H)の時間は一発の
「1」信号を出すタイマー出力となる。
上記fCNTラツチ26、アンドゲートA3,A
4各出力が夫々入力する2FF(1)ラツチ29、2FF
(2)ラツチ30のようにCK1,CK2の2つのクロ
ツク端子を持つものは2相フリツプフロツプであ
り、CK1で読み込みCK2で出力する。なお、
2FF(1)ラツチ29、2FF(2)ラツチ30各出力が
WFラツチ16またはRFラツチ17の各リセツ
ト入力端子Rに入力する。
D/A変換器31の出力のアナログ波形は、
ONFラツチ15が「0」の時は、インバータI
2出力が「1」、SOUTラツチ32のR入力が
「1」となり、SOUTラツチ32出力が「0……
0」となつて(SOUTラツチ32、WFラツチ1
6、RFラツチ17等のRはリセツト入力を示
す)、D/A変換器31のMSB入力はインバータ
I6を通るのでこの場合のD/A変換器31の出
力は最大出力の半分の電位となる。なおアンドゲ
ートA4の出力はクロツクφ1と共にアンドゲー
トA6に入力し、またアンドゲートA6,A7の
各出力はまたRDATAラツチ24、SOUTラツチ
32の各クロツクとなる。またこのSOUTラツ
チ32のリセツト信号はインバータI2の出力で
ある。
また波形を読み出す最初のアドレス(スタート
アドレス)とそれ以後のアドレスを読まない最後
尾アドレス(エンドアドレス)と最後尾アドレス
の次に前にもどつて読み始める戻り先アドレス
(リターンアドレス)はそれぞれ順に、STADラ
ツチ19、ENDADラツチ20、RTADラツチ
18にセツトされる。スタートアドレスデータか
ら順にアドレスを+1してエンドアドレスまで読
むと、リターンアドレスにもどり再びアドレス順
にエンドアドレスまで行く。以後これをONFラ
ツチ15が「0」になるまでくり返す。
ONFラツチ15が「0」の時、インバータI
2出力が「1」となり、インバータI2の出力と
アンドゲートA5の出力がインバータI4を介し
入力され、ノアゲートNR1出力及びノアゲート
NR2出力が「0」となるのでゲートG4オン、
ゲートG3,G5オフである。この間に2相フリ
ツプフロツプよりなるSADラツチ33には、
STADラツチ19からのスタートアドレスデー
タがゲートG4を介しロードされる。この時
fCNTラツチ26には前述したようにfSETラツ
チ23からのデータがロードされている。
一致回路34はENDADラツチ20からのエン
ドアドレスデータとSADラツチ33からのスタ
ートアドレスデータ又はリターンアドレスデータ
とが一致した時に「1」を出力する回路であり、
今はSADラツチ33のスタートアドレスデータ
とエンドアドレスデータが一致しないので出力は
「0」である。なお、一致回路34の出力はアン
ドゲートA5に入力する。
ここで、ONFラツチ15の出力を「1」にす
ると、インバータI2出力が「0」によりゲート
G4がオフとなり、一致回路34の出力が「0」、
アンドゲートA5の出力が「0」となつて、ゲー
トG5がオンされるとともに、インバータI4の
出力が「1」となつてゲートG3がオフされる。
これによりSADラツチ33の出力はインクリメ
ント回路28を通つて戻つてくることになる。
ONFラツチ15が「1」になつた直後は、
fCNTラツチ26のデータはインクリメントを始
めたばかりであり、アンドゲートA1出力は
「0」であり、アンドゲートA2出力も「0」と
なつて、インクリメント回路28の+1入力端子
には「0」信号が与えられるのでSADラツチ3
3のデータはインクリメントされない。また
SOUTラツチ32のR入力は、ONFラツチ15
の出力が「1」となると同時に「0」となつては
いるが、アンドゲートA2出力が「0」のためア
ンドゲートA7出力が「0」でSOUTラツチ3
2のCK端子に「1」信号が与えられないので
D/A変換器31の出力は最大出力の半分の電位
のままである。なお、このD/A変換器31には
アンプ36、スピーカ37が直列接続されてい
る。
上記fCNTラツチ26のデータが「11……1」
になると、アンドゲートA1出力が「1」とな
り、アンドゲートA2出力が「1」となつて、イ
ンクリメント回路28の+1入力端子に「1」信
号が与えられる。同時にゲートG7がオンとなり
SADラツチ33のデータがRAM35のアドレス
入力端子ADに送られる。また、アンドゲートA
2の出力が「1」であることにより、インバータ
I3の出力が「0」となり、アンドゲートA3の
出力が「0」となつて、RAM35の端子入
力が「0」となる。よつてRAM35のSTADア
ドレスデータ(すなわちこの時はスタートアドレ
スデータ)がRAM35のI/O端子から出力さ
れる。上記端子は「0」の時にデータをI/
Oから出力させるコントロール信号が入力され
る。ここで、アンドゲートA2出力が「1」とな
ることによりアンドゲートA7出力にクロツクパ
ルス信号φ1が1つ表われRAM35のデータを
SOUTラツチ32に読み込ませる。これがD/
A変換器31によりアナログ信号に変換されアン
プ36を介してスピーカ37を通して出力され
る。
一方、インクリメント回路28を通つて+1さ
れたデータはクロツクパルス信号φ1の印加時に
SADラツチ33に読み込まれる。以後、fCNTラ
ツチ26のデータが「11……1」になるたびに
(すなわち時間t経過ごとに)SADラツチ33の
データがゲートG7を通してRAM35のアドレ
ス入力端子ADに入力され、端子に「0」信
号が与えられることによりRAM35のそのアド
レスのデータがI/Oに出力され、SOUTラツ
チ32のCK端子にパルスが入ることで、そのデ
ータがSOUTラツチ32にラツチされ、D/A
変換器31、アンプ36、スピーカ37を通じ出
力される。なお、データのMSB(最上位ビツト)
には、インバータI7を介しSOUTラツチ32
にラツチされる。そして、この一連の動作の度に
SADラツチ33からのデータは+1されていき、
やがてSADラツチ33のデータがエンドアドレ
スデータと等しくなる。その状態で前述の一連の
動作が行なわれると、一致回路34の出力は
「1」、アンドゲートA2出力は「1」となるた
め、アンドゲートA5出力は「1」で、ノアゲー
トNR2出力は「0」となつてゲートG5がオフ
され、インバータI4出力が「0」、ノアゲート
NR1出力が「1」となりゲートG3がオンされ
る。これにより、次にエンドアドレスデータが
SOUTラツチ32にラツチされる時にはリター
ンアドレスデータがSADラツチ33に読み込ま
れRAM35のアドレスの戻りが実現される。以
後はONFラツチ15に「0」がセツトされるま
でリターンアドレスとエンドアドレスの間のアド
レスデータをくり返し出力する。
次にCPU12がRAM35にデータを書き込む
動作について第4図のタイムチヤートを参照して
説明する。
まず、RWADラツチ21に書き込むアドレス、
WDATAラツチ22に書き込むデータをセツト
する。その後WFラツチ16に「1」をセツトす
ると、CPU12がRAM35のデータを読み込む
と同様に、ONFラツチ15が「0」の時はセツ
ト直後のサイクルで、またONFラツチ15が
「1」の時は、波形データ読み込みサイクル以外
のサイクルでアンドゲートA3の出力が「1」と
なる。この時ゲートG7がオンしRAM35の
OE端子入力が「1」となることでWDATAラツ
チ22のデータがI/Oに入力され、ナンドゲー
トNA1によりφ1周期のowレベルアクテイブ
パルスがRAM35の端子に入力される。ま
た、この時にはゲートG7がオフ、ゲートG6が
オンとなつているので、RWADラツチ21のア
ドレスのデータが書き込まれることになる。この
RAM35へのCPU12の書き込みサイクルは
2FF(1)ラツチ29により1サイクルだけになる。
次にCPU12がRAM35のデータを読み取る
ための回路について第5図のタイムチヤートを参
照して説明する。
まずONFラツチ15が「0」すなわち発音し
ていない場合を述べる。
RFラツチ17に「1」WFラツチ16に「0」
をセツトすると、ONFラツチ15出力が「0」
だからオアゲートR1の出力が「1」となつてゲ
ートG2のオンにより、fCNTラツチ26には
fSETラツチ23の音階データが入つているので、
アンドゲートA1出力は「0」、アンドゲートA
2出力も「0」となり、インバータI3の出力が
「1」となり、アンドゲートA4出力が「1」な
のでアンドゲートA6よりクロツクパルス信号
φ1が出力され、レジスタRDATA24にデータ
がとりこまれる。この時アンドゲートA2は
「0」なのでゲートG7がオフ、ゲートG6がオ
ンとなりRAM35のアドレス入力端子ADには
RWAD21からのデータが与えられ、またWF
ラツチ16の「0」出力によりアンドゲートA3
の出力が「0」となり、入力が「0」なつて、
RWADラツチ21のアドレスデータが出力され
ている。そこでRWADラツチ21にあらかじめ
RAM35の読みたいアドレスをセツトしておき
WFラツチ16に「0」、RFラツチ17に「1」
をセツトするとRAM35のデータをRDATAラ
ツチ24に読み込ませることができる。その後
CPU12はオペレーシヨンデコーダ14に「1」
の信号RRAMを出力させ、ゲートG8をオンす
ることで、RDATAラツチ24のデータをデータ
バスDBを通して読み込む。RFラツチ17にセツ
トされた「1」はRDATAラツチ24への読み込
みクロツクと同じクロツクパルス信号φ1で2FF(2)
ラツチ30に読み込まれ次のクロツクパルス信号
φ2で出力されることによりリセツトされ、
RDATAラツチ24への読み込みクロツクが2発
以上出るのを防ぐ。
一方、ONFラツチ15が「1」すなわち発音
中の場合は上記動作をSOUTラツチ32が波形
のデータを読み込むサイクル(この場合クロツク
パルス信号φ2から次のφ2までをサイクルと呼ぶ
ことにする)以外のサイクルで行なうことにす
る。すなわちアンドゲートA1が「1」となるの
は波形データ読み込みサイクルの時だけであり、
それ以外は「0」なので、アンドゲートA1出力
が「0」となることで上述の動作が行なわれる。
次に上記のようにして、RAMの0〜7番地ま
でに第2図に示した楽音波形データが既に書き込
まれており、而して8番地以降の空エリアに、第
6図の楽譜に示す楽音情報を演奏しながら書き込
み、次いでそれを再生するときの動作を第7図の
タイムチヤートを参照して説明する。
なお、8〜16番地に書き込まれる第6図の楽譜
の楽音情報は、第8図に示す通りである。
波形データは第3図のものがRAM35に入つ
ているものとし、STADラツチ19及びRTAD
ラツチ18に「0」、ENDADラツチ20に「7」
をセツトする。これにより発音波形は第3図イか
らロをくり返す波形となる。第7図の第1音目の
音高G4を弾く前にはキーボード11のどのキー
も押されていない。CPU12はONFラツチ15
を「0」にしてキーを待ち、音高G4が押される
とCPU12は音高G4に対応する音高データを
fSETラツチ23にセツトしONFラツチ15を
「1」にする。これにより音高G4の音が鳴りは
じめる。CPU12はONFラツチ15を「1」に
した後RWADラツチ21に「8」をセツトし、
WDATAラツチ24に音高G4を表わすキーオ
ンコードをセツトする。WFラツチ16を「1」
にすると、SOUTラツチ32にRWM35の波形
を読み込まない最初のサイクルでWDATAラツ
チ22のデータがRAM35の8番地に書きこま
れる。やがて4分音符の時間後音高G4のキーが
離鍵されるとCPU12はONFラツチ15を「0」
にすることで音高G4の発音を停止させ、
RWADラツチ21に「9」、WDATAラツチ2
2に4分音符を表わす音長コードをセツトしWF
ラツチ16を「1」にする。4分音符コードは
RAM35の9番地に書き込まれる。この書き込
みが終了したころにCPU12はRWADラツチ2
1に「10」、WDATAラツチ22に音高G4のキ
ーオフコードをセツトし、WFラツチ16を
「1」にする。実際には、RAM35のアクセス
時間はCPU12の処理時間に比べ充分高速なの
でRAM35の9番地への書き込み終了を持つの
は1回NOP(ノーオペレーシヨン)する程度でよ
い。以後第2音、第3音の音高E4,C5の場合
にも同様の処理が行われ、演奏を終えた時の
RAM35内のデータは第8図のようになつてい
る。
次に記憶した曲を再生する動きを説明する。
再生を始める前はONFラツチ15は「0」で
ある。CPU12は再生開始する時にRWADラツ
チ21に「8」をセツトし、RFラツチ17に
「1」、WFラツチ16に「0」をセツトすること
によりRDATラツチ24にRAM35の8番地の
データ(すなわち音高G4のキーオフコード)が
読み込まれるのを待つて(これもNOP1回で充
分)、信号RRAMを出力させRDATAラツチ24
のデータをCPU12にとりこむ。CPU12はこ
のデータが音高G4キーオンコードであることを
解読し、fSETラツチ23に音高G4の音高デー
タをセツトしONFラツチ15を「1」とする。
次にCPU12はRWADラツチ21に「9」をセ
ツトし、RFラツチ17を「1」にする。SOUT
ラツチ32の読み込みサイクルではない最初のサ
イクルでRDATAラツチ24にRAM35の9番
地のデータ(4分音符コード)が読まれる。
CPU12の読み込み終了を待つて(NOP1回)信
号RRAMを出力させ、RDATAラツチ22のデ
ータをCPU12にとり込む。CPU12はこのデ
ータを解読し、4分音符の時間経過を待つ。4分
音符分の時間がたつとRWADラツチ21に「10」
をセツトしRFラツチ17に「1」をセツト後、
1回NOPして信号RRAMを出力させる。これに
より、RAM35の10番地の音高G4キーオフコ
ードがCPU12に読み込まれる。CPU12はこ
れを解読し、ONFラツチ15を「0」にし音高
G4の発音を止める。
以後同様にして記憶した演奏を再現する。
以上のように楽音の波形を読み出して放音して
いる間にもこの放音楽音には何の影響も与えず
に、同一のRAM35の空エリアを他の用途に使
うことができる。
本実施例では、簡単のため波形にエンベロープ
を乗算する回路を省略した。エンベロープ乗算を
実現するにはデータバスDBからのデータを取り
込むエンベロープラツチを設け、そのデータ取り
込み用のクロツクをオペレーシヨンデコーダ14
に出力させ、エンベロープラツチの出力と
SOUTラツチ32の出力を乗算器に入力してこ
の乗算出力をD/A変換器31に入力すればよ
い。また本実施例では簡単のためモノフオニツク
回路としたが、ポリフオニツクにするには、時分
割回路等を用いればよい。
[発明の効果] この発明は以上詳細に説明したように、リー
ド/ライト記憶手段から楽音波形が読み出されて
いる際に、読み出しのタイミング以外のタイミン
グで、上記リード/ライト記憶手段から上記楽音
波形が記憶されているエリア以外の所定エリアに
楽曲を表現する楽音情報を入力するようにしたこ
とにより、ひとつのリード/ライト記憶手段を使
用して、楽音波形の生成も、楽曲の記録も行える
ことになり、夫々別々の記憶手段を設け、別立に
リード/ライト制御、アドレス制御等を行なう場
合に比べて、構成の簡単さをもたらす効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な回路図、第2図は
RAM35に書込む楽音波形データの一例を示す
図、第3図は第2図のデータの楽音波形を示す
図、第4図はRAM35に波形データを書込むと
きのタイムチヤートの図、第5図はRAM35か
ら波形データを読み出すときのタイムチヤートの
図、第6図は演奏例を示す楽譜の図、第7図は
RAM35内の空エリアに楽音情報を書込む動作
を示すタイムチヤートの図、第8図は上記第6図
の楽譜のRAM35内における記憶状態を示す図
である。 11……キーボード、12……CPU、14…
…オペレーシヨンデコーダ、18……RTADラ
ツチ、19……STADラツチ、20……ENDAD
ラツチ、21……RWADラツチ、22……
WDATAラツチ、23……fSETラツチ、24…
…RDATAラツチ、26……fCNTラツチ、2
7,28……インクリメント回路、31……D/
A変換器、33……SADラツチ、34……一致
回路、35……RAM、36……アンプ、37…
…スピーカ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リード/ライト可能なリード/ライト記憶手
    段と、 このリード/ライト記憶手段に対しデジタルデ
    ータを書込むあるいはデジタルデータを読出す書
    込/読出手段と、 上記リード/ライト記憶手段に対し、上記書
    込/読出手段を制御して楽音波形を上記デジタル
    データとして与えて記憶させる楽音波形供給手段
    と、 上記リード/ライト記憶手段から、上記書込/
    読出手段を制御して楽音波形を上記デジタルデー
    タとして読み出して対応する楽音を発生するよう
    制御する楽音発生制御手段と、 上記楽音発生制御手段によつて上記リード/ラ
    イト記憶手段から上記楽音波形が読み出されてい
    る際に、この読み出しのタイミング以外のタイミ
    ングで、上記リード/ライト記憶手段の上記楽音
    波形が記憶されているエリア以外の所定エリアに
    楽曲を表現する音楽情報を上記書込/読出手段を
    制御することにより順次入力する演奏情報入力制
    御手段と、 を具備することを特徴とする電子楽器。 2 上記演奏情報入力制御手段は、演奏操作子を
    含み、この演奏操作子の操作に従つて、上記楽音
    情報を上記リード/ライト記憶手段の上記所定エ
    リアに入力するようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の電子楽器。 3 上記演奏操作子の操作に従つて、上記楽音発
    生制御手段は、対応する音高の楽音波形を上記リ
    ード/ライト記憶手段から上記デジタルデータと
    して読み出すよう制御するとともに、この演奏操
    作子の操作が上記演奏情報入力制御手段によつて
    上記楽音情報として上記リード/ライト記憶手段
    に記憶されるようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の電子楽器。
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