JPS628078Y2 - - Google Patents

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JPS628078Y2
JPS628078Y2 JP4775286U JP4775286U JPS628078Y2 JP S628078 Y2 JPS628078 Y2 JP S628078Y2 JP 4775286 U JP4775286 U JP 4775286U JP 4775286 U JP4775286 U JP 4775286U JP S628078 Y2 JPS628078 Y2 JP S628078Y2
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JP
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ram
rhythm
cnt
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msw
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JP4775286U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は演奏者が自分で演奏するリズムパター
ンを書込み、次に読出して自動演奏するような自
動リズム演奏装置に関する。
従来の電子楽器特に電子オルガンに組み込まれ
ている自動リズム演奏装置は、読出専用記憶装置
(以下本明細書においてROMと略記する)に書込
まれたリズムパターンを、パルス計数器を使用し
て読出し演奏しているに過ぎない。したがつて大
容量のROMと云つても記憶内容には限度があ
り、演奏者の好みに応じてリズムを演奏させるこ
とは出来ず、却つて記憶されているリズムパター
ンに合致するように自分でメロデイを編曲する程
であつた。
本考案の目的は、演奏者がリズムパターンを自
由にプログラム出来、それを自動的に演奏するよ
うな自動リズム演奏装置を提供することにある。
以下図面に示す本考案の実施例について説明す
る。第1図は本考案の第1実施例お構成を示す図
であつて、CLはクロツクパルス発振器、CNTは
パルス計数器、RAMは計数器CNTの指定する番
地(図の1乃至6の数字を各ビツトとし2進数で
示す番地)において読出・書込みの可能な記憶装
置でW/Rは読出・書込切換信号端子、1/0は
書込・読出信号の入出力端子を示す。この実施例
における形式は、並列4ビツト入出力され、番地
は128まで設けてあるものとする。MSW−1
乃至MSW−4はこれを操作することにより、記
憶装置RAMに書込みを行うメモリ開閉器であつ
て、リズム楽器に対応させておく、例えばMSW
−1をシンバル、MSW−2をハイハツト、MSW
−3をスネアドラム、MSW−4をバスドラムと
対応させる。
独立した開閉器を使用すること以外に、鍵盤開
閉器と兼用し、例えば上鍵盤をMSW−1、下鍵
盤をMSW−2、ペダル鍵盤をMSW−4とするこ
とかできる。TSBはメモリ開閉器と記憶装置
RAMとの間に挿入されたバツフアを示す。フリ
ツプフロツプ回路FFと、D−ラツチ回路とは論
理回路であつてメモリ開閉器とパルス計数器
CNT間に挿入されている。SSWは装置全体のス
タート開閉器で、論理回路のフリツプフロツプ回
路FFと、計数器CNTのリセツト端子とに接続し
ている。タクト音発生器TTは記憶回路RAMへ書
込みを行うときリズムを的確に刻むため使用す
る。またTSは音源回路で記憶回路RAMから読出
したリズムパターンに対応して各楽器に対応した
楽音を発生させる回路、SPはスピーカを示す。
第2図に示すタイムチヤートにより第1図の動
作を説明する。時刻TOにおいてスタート開閉器
SSWを閉じると、フリツプフロツプFFと計数器
CNTとがリセツトされる。したがつてFFの出力
Qは“1”となり、計数器CNTは次のパルス到
来より各桁が“0”“1”を変化し計数して行
く。タクト音2は計数器CNTの端子4より導出
しているから時刻T1,T2,T3…において発
生し、タクト音1は計数器CNTの端子6より導
出しているから時刻T4において始めて発生す
る。時間T0からT4までを1小節として、D−
ラツチ回路へのクロツク端子入力CLを計数器
CNTの端子7より導出しているから、D−ラツ
チ回路の状態変化は未だ起こらない。時刻T0以
後第2小節の終わる時刻T5までの間にメモリ開
閉器MSWを操作すると記憶装置RAMに書込動作
がなされるが、タクト音Y及び2を聞くことなく
書込動作を行うとそのリズムはクロツクパルスと
全く無関係になつて、リズム感が悪くなること、
また時刻T0より書込の当初操作までに時間をお
くと、後述の読出し時にリズム音発生のスタート
が遅くなることの理由で、時刻T5まではメモリ
開閉器MSWの操作準備時間とすることが良い。
そして時刻T5においてメモリ開閉器例えば
MSW−1を閉じると、フリツプフロツプ回路FF
がセツトされ出力Qは“0”となり、MSW−1
からの信号“1”はバツフアTSBを介して記憶
装置RAMの1/0端子に印加される。このとき
記憶装置RAMのW/RはD−ラツチ回路のQ端
子により“1”を続けているから、記憶装置
RAMは書込状態にあることでメモリ開閉器MSW
−1の操作した時刻の計数器CNTの指定した番
地に“1”が書込まれる。ここで計数器CNTの
指定した番地は、計数最大値を記憶装置RAM容
量値と等しく選定すれば、当初(零)番地とな
る。なお、バツフアTSBはその制御端子Cが
“1”のときは、左方の入力端子と右方の出力端
子とが導出状態となり、入力“1”ならば出力
“1”、入力“0”のとき出力“0”となる。また
制御端子Cが“0”のときは入出力間が遮断状態
となる。時刻T5に続くT6,T7,T8におい
てタクト音2を聞きながら順次メモリ開閉器
MSW−1を操作すると、その都度前述のように
記憶装置RAM内に書込がなされる。したがつて
タクト音2を9回聞く間に図では10回の操作が行
われているが、RAMの容量128番地を十分使用す
ると128回の操作まで可能である。
次に時刻T9において計数器CNTからのパル
スによりD−ラツチのクロツク端子CLに微分パ
ルスが印加され、D−ラツチの出力端子Qを
“0”と切換える。したがつて記憶装置RAMは読
出状態となり、またバツフアTSBは遮断状態と
なるから、計数器への次のクロツクパルスの印加
により、指定する番地に書込まれていた情報を順
次出力して行く。このとき計数器CNTを前述の
ように記憶装置RAMの記憶容量と関連させてお
けば、当初番地より読出される。読出出力は時刻
T9乃至T10の間に前述のT5乃至T9の間に
書込んだ内容そのものを得ているから、T10以
後は2小節毎に同一内容を繰り返し出力して行
く。記憶装置RAMの出力は音源TSに印加され、
各楽器音が得られ、増幅の後スピーカSPより発
生される。
記憶装置RAMに書き込まれた内容はスタート
開閉器SSWの再操作により、記憶装置を書込状
態に切換え、メモリ開閉器MSWを操作すれば、
記憶内容に関係なく新しい情報が代わつて書込ま
れる。このとき前述の場合と同様タクト音を聞き
ながら調子を合わせて書込むことが良い。
なお操作誤りがあつた場合も同様にして新たに
書込めば良い。
第3図は本考案の他の実施例主要部を示す図
で、鍵盤開閉器がセカンドタツチを有する種類の
場合、主開閉器をメモリ開閉器とし、セカンドス
イツチをアクセント用に使用することができる。
記憶装置RAMは並列8ビツトとし、各出力は音
源回路の各楽器別端子とアクセント制御用各端子
とに接続する。鍵盤開閉器を強く操作してセカン
ドスイツチを閉じるにより音量を小から大に急激
に変化させることなど、リズム音量にアクセント
を付けることができる。
以上の説明において、タクト音1は各小節の始
まりを示し、タクト音2は1小節を4つに分割し
ている。このような発生音により小節を区別する
外に、ランプ表示するように構成することもでき
る。またスタート開閉器を閉じた後、2小節間は
タクト音を聞きながら拍子をとつて第3小節の始
めから記憶装置に書込むようにしているが、最初
のメモリ開閉器を操作すると同時に、計数器を零
にリセツトするように構成すれば、書込開始時に
2小節間待つ必要なく何時始めても良い。
更に書込時のみクロツクパルス発振器の周波数
を低くすれば、書込操作がゆつくりできるから操
作が極めて楽になる。読出の時通常の発振周波数
とすることは当然である。
従来のROMを用いた自動リズム演奏装置に対
し、クロツクパルス発振器と計数器とを併用して
本考案の演奏装置を動作させると、ROMに内蔵
されているリズムパターンに演奏者の希望するリ
ズムが加わり、より複雑で演奏上効果的なリズム
が得られる。
このようにして本考案によると、鍵盤開閉器な
どを使用するメモリ開閉器を操作するのみで、任
意のリズムが所定小節の間記憶装置に書込まれ、
次いで直ちに読出し状態に切換わるので、書込ん
だリズムについての確認が直ぐ出来る。また書込
んだリズムについて以後何回でも繰り返し再生す
ることができるので、記憶装置の特別な操作知識
や、リズムの譜面の知識がなくても、簡易にリズ
ム音が得られる。またメモリ開閉器として従来の
鍵盤開閉器を使用することができるから、電子オ
ルガンなどの前面パネルが格別複雑化することが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の構成を示す図、
第2図は第1図の動作説明用タイムチヤート、第
3図は本考案の他の実施例の主要構成図である。 CL……クロツクパルス発振器、CNT……パル
ス計数器、RAM……記憶装置、MSW−1〜
MSW−4……メモリ開閉器、TSB……バツフ
ア、FF……フリツプフロツプ回路、SSW……ス
タート開閉器、TS……音源回路、SP……スピー
カ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パルス計数器(CNT)の指定する番地におい
    て、読出・書込が可能で、且つ読出・書込端子
    (I/O)と、読出制御端子・書込制御端子
    (W/R)とを有するランダムアクセス型記憶装
    置(RAM)と、 リズム演奏楽器と対応して設けられ、前記記憶
    装置(RAM)に書込むため操作されるメモリ開
    閉器(MSW)と、該メモリ開閉器(MSW)と前
    記パルス計数器(CNT)との間に挿入した論理
    回路と、 前記記憶装置(RAM)の読出し出力により楽
    器音を発生する音源回路(TS)とを具備し、 前記パルス計数器(CNT)の指定する番地に
    おいて、前記メモリ開閉器(MSW)によつて、
    リズムを前記記憶装置(RAM)に書込み、 該書込み状態において、前記パルス計数器
    (CNT)が所定値まで計数したときの出力を前記
    論理回路に印加し、該論理回路の出力で前記記憶
    装置(RAM)を読出し状態に切換え、 前記パルス計数器(CNT)の指定する番地に
    おいて、前記書込んだリズムを前記記憶装置
    (RAM)から読出し、該読出し出力により前記音
    源回路(TS)から楽器音を発生させることを特
    徴とする自動リズム演奏装置。
JP4775286U 1986-03-31 1986-03-31 Expired JPS628078Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4775286U JPS628078Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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JP4775286U JPS628078Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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JPS61162898U JPS61162898U (ja) 1986-10-08
JPS628078Y2 true JPS628078Y2 (ja) 1987-02-25

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ID=30563367

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JP4775286U Expired JPS628078Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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