JPH045186A - 自動二輪車の吸気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動二輪車の吸気装置に関するものである。

（従来の技術） 自動二輪車の中にはエアクリーナに導入管を取付け、こ
の導入管で走行風をエアクリーナケース内に取入れ、こ
れによりエアクリーナケース内の空気圧を高めてエンジ
ン出力の向上を図ったものがある（例えば特開平１−２
２３０９０号公報）。

（発明が解決しようとする課Ｎ） しかしながらこのような構造の自動二輪車では常時エア
クリーナケース内に走行風が流入するので減速時におい
てもエンジン出力が高くなってしまうという不具合があ
った。

本発明はこのような従来の事情に鑑み成されたものてあ
り、その目的とする処は加速時、定速走行時にはエンジ
ン出力を高くし、減速時にはエンジン出力を抑えるよう
にした自動二輪車の吸気装置を提供するにある。

（課題を解決するための手段） 前記課題を解決するため本発明はエンジンＥの吸気側に
連結する吸入箱８を備え、該吸入箱８に走行風を案内す
る導管１０を設けた自動二輪車において、前記導管１０
の導入口１０ａを前輪２を覆うフロンドフェンダー４の
後方に位置させ、フロンドフェンダー４後部の上下動で
導入口１０ａの開口面積を変えるようにしたことを特徴
とする特 （作用） 導管の導入口をフロンドフェンダーの後方に位置させた
ので加速時、通常走行時に導入口を全開としても減速時
には車体前部が沈み込むのでフロンドフェンダー後部が
導入口を覆い、吸入箱へ流入する走行風の量を減少させ
てエンジン出力を減少させることかできる。

（実施例） 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて説明
する。

第１図は自動二輪車の側面図を示し、図中１は左右の車
体フレーム、２は前輪、３は後輪、４はフロンドフェン
ダーＥはエンジンである。

前記エンジンＥは２サイクルエンジンで、前部に上下の
Ｖ型のシリンダ５．５を備えており、このエンジンＥは
メインフレーム１前部に垂設したエンジンハンガーＨ及
びメインフレーム後部に垂設したブラケットＢにて支持
されいる。

前記エンジンＥのクランクケース１１の上部には左右一
対の吸気管６．６を取付け、この吸気管６の前後には燃
料噴射用のインジェクタ７．７を取付ける。

エンジンＥの上方の左右のメインフレーム１゜１間には
吸入箱８を設け、この吸入箱８内には前記左右の吸気管
６．６の上部を臨ませ、吸気管６の上端開口には全網製
のキャップ９を取付ける。

吸入箱８の前面上部には導管１０の後端を取付け、この
導管１０は前方に延出し、その前端間口１０ａは第１図
、第３図に示すようにフェンダ−４の後方に位置する。

フロンドフェンダー４の後端には起立部４ａを形成し、
この起立部４ａは導管１０の前部開口１０ａよりも大き
い面積とする。

以上において加速時には車体前部が上方へ移動するので
第１図に示すように前記導管１０の前部開口１０ａは前
記起立部４ａよりも上方に位置し、従って走行風が導管
１０を介して吸入箱８内に流入し、吸入箱８内の空気圧
が上昇してエンジンＥの出力が向上する。

一方、減速時には車体前部が沈み込み、第１図に示すよ
うに相対的にフロンドフェンダー４が導管１０に対して
上昇し、第３図に示すように起立部４ａにより導管１０
の前部開口１０ａが塞がれる。従って導管１０から吸入
箱８に走行風が流入しなくなり、エンジン出力が減少し
、効果的に減速が行われる。

（発明の効果） 以上述べたように本発明によれば、導管の導入口をフロ
ンドフェンダーの後方に位置させたので加速時、通常走
行時に導入口を全開としても減速時には車体前部が沈み
込むのでフロンドフェンダー後部が導入口を覆い、吸入
箱へ流入する走行風の量を減少させてエンジン出力を減
少させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車の側面図、第２図、第３図はフロンドフ
ェンダーと導管の位置関係を示す図である。 ２・・・前輪、４・・・フロンドフェンダー１８・・・
吸入箱、１０・・・導管、１０ａ・・・導入口。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 エンジンの吸気側に連結する吸入箱を備え、該吸入箱に
   走行風を案内する導管を設けた自動二輪車において、 前記導管の導入口をフロンドフェンダーの後方に位置さ
   せ、フロントフェンダー後部の上下動で導入口の開口面
   積を変えるようにしたことを特徴とする自動二輪車の吸
   気装置。