JPH0439186A - 自動二輪車のオイルタンク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、自動二輪車のオイルタンクに関し、特にその
配置構造及びラジェータへの導風構造に関するものであ
る。

［従来の技術］ エンジン部分の周囲を覆うカウリングを備えた自動二輪
車において、エンジン前方のラジェータにカウリング前
面の開口部から走行風を取り入れて、ラジェータを冷却
することが行われ、従来はカウリング下部内にオイルタ
ンクを配設するのが一般的てあった。

［発明か解決しようとする課題］ ところて、ラジェータを小型化した場合、カウリング前
面の開口部からラジェータ前面への導風機能を高めて、
小型ラジェータに対する冷却性能を向上させることかて
きれば好都合である。

また併せてオイルタンクに対する冷却性能を向上させる
ことかできれば更に好都合である。

そこで本発明の目的は、エンジン部分の周囲を覆うカウ
リングを備えた自動二輪車において、エンジン前方のラ
ジェータを小型化しても、オイルタンクを利用してラジ
ェータ前面への導風機能か得られ、小型ラジェータに対
する風量を増大して冷却性能か高められるとともに、自
身の冷却性能をも高めたオイルタンクを提供することに
ある。

Ｅ課題を解決するための手段］ 以上の課髭な解決すべく本発明は、エンジンの前方にラ
ジェータ及びオイルタンクを配設し、前面に走行風取入
用の開口部を有するカウリングでエンジン部分の周囲を
覆った自動二輪車において、前記開口部後方の左右に前
記ラジェータ及び前記オイルタンクを並設するとともに
、前記オイルタンクに前方からの走行風を前記ラジェー
タの前面に導く走行風ガイド面を形成したことを特徴と
する。

［作用］ カウリング前面の開口部から取り入れられた走行風は、
ラジェータ前面に直接流れるとともに、その側方のオイ
ルタンクに形成したガイド面に沿ってラジェータ前面に
導かれる。

従って風量増大によりラジェータの冷却性能が高まると
ともに、ガイド面による放熱面積の増大によりオイルタ
ンク自身の冷却性能も高まる。

［実施例］ 以下に添付図面を基に実施例を説明する。

本発明を適用した一例に係る自動二輪車を示す第１図乃
至第３図において、１は車体フレーム。

２はエンジン、３は燃料タンク、４は収納ボックス、５
はシート、６はフロントフォーク、７は前輪、８はスイ
ングアーム、９は後輪、１１はフルカウリング、２１は
ラジェータ、３１はオイルタンクである。

車体フレームｌに支持されたエンジン２の上部に起設し
た気筒部２ａの前方にラジェータ２１とオイルタンク３
１か左右に並設されており、これらラジェータ２１及び
オイルタンク３１は、車体フレーム１前端部のヘッドパ
イプｌａに操向自在に支持したフロントフォーク６上部
の後方に配設されている。またエンジン２を含みその前
方部分を覆うフルカウリング１１か装備されている。

フルカウリング１１は、左右一対のロアーカウル１２．
１２とアッパーカウル１３を合体してなり、このフルカ
ウリング１１の前面部には、そのヘットライト収納部１
４の下方に大きく開口する走行風取入用の開口部１５か
形成されている。この開口部１５の中央部前方に前輪７
か位置している。

以上のフルカウリング１１と収納ボックス４等を取り外
した状態を示す第４図及び第５図のように、ラジェータ
２１は、車体フレーム１の前部下方に上下のブラケット
２２．２２等を介して支持されており、オイルタンク３
１は、車体フレームｌの一例部下方に上下のブラケット
３２．３２等を介して支持されている。図中、２３．２
３はラジェータホース、２４は給水キャップ、３３はオ
イルホース、３４は給油キャップである。

図示例において、ラジェータ２１は、車体右側に寄せて
配設される小型のもので、このラジェータ２１の左側に
並べてオイルタンク３１を配設するとともに、このオイ
ルタンク３１には、前方からの走行風をラジェータ２１
の前面に導く走行風ガイド面３７．３８を形成している
。

即ち第６図にも示すように、オイルタンク３１は、縦長
部３５の下部に右側及び後側への膨出部３６を一体に備
えたタンク形状に形成されており、膨出部３６かラジェ
ータ２１左側に隣接する如く延出されている。縦長部３
５の前面及び右側面に曲面状の走行風ガイド面３７を形
成するとともに、このガイド面３７に連続して、膨出部
３６の前面にも走行風ガイド面３８を形成している。

尚、ラジェータ２１後方には、リザーブタンク３９か配
設されている。

このようなラジェータ２１とオイルタンク３１の配置構
造としたので、フルカウリング１１前面の開口部１５か
ら取り入れられた走行風が、ラジェータ２１前面に直接
当たることに加えて、その左側方のオイルタンク３１の
縦長部３５及び膨出部３６に形成した両ガイド面３７．
３８に沿ってラジェータ２１＃Ｊ面に導かれるため、風
量増大化によってラジェータ２１の冷却性能を高めるこ
とかてき、従って実施例の如き小型ラジェータ２１の採
用の面で有利となっている。

またオイルタンク３１についても、両ガイド面３７．３
８の存在による放熱面積の増大によってオイルタンク３
１自身の冷却性能をも高めることかてきるものとなって
いる。

尚、細部の構造や形状等については適宜に変更可能であ
ること勿論である。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、エンジン部分の周囲を覆
うカウリングを備えた自動二輪車において、カウリング
前面の開口部から取り入れられた走行風を、オイルタン
クに形成したガイド面に沿ってラジェータ前面に導くよ
うにしたため、風量増大によりラジェータの冷却性能を
向上することができるとともに、ガイド面による放熱面
積の増大によりオイルタンク自身の冷却性能も向上する
ことかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した自動二輪車の一例を示す概略
側面図、第２図は同平面図、第３図は同正面図、第４図
はカウリング及び収納ボックス等を取り外した状態の側
面図、第５図は同平面図、第６図はラジェータ及びオイ
ルタンクの正面図である。 尚、図面中、２はエンジン、１１はカウリング、１５は
開口部、２１はラジェータ、３１はオイルタンク、３７
゜ ある。 特許

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンジンの前方にラジエータ及びオイルタンクを配設し
   、前面に走行風取入用の開口部を有するカウリングでエ
   ンジン部分の周囲を覆った自動二輪車において、前記開
   口部後方の左右に前記ラジエータ及び前記オイルタンク
   を並設するとともに、前記オイルタンクに前方からの走
   行風を前記ラジエータの前面に導く走行風ガイド面を形
   成したことを特徴とする自動二輪車のオイルタンク。