JPH045177A - サスペンションフレーム取付用ボルトの支持構造 - Google Patents
サスペンションフレーム取付用ボルトの支持構造Info
- Publication number
- JPH045177A JPH045177A JP10521090A JP10521090A JPH045177A JP H045177 A JPH045177 A JP H045177A JP 10521090 A JP10521090 A JP 10521090A JP 10521090 A JP10521090 A JP 10521090A JP H045177 A JPH045177 A JP H045177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- front side
- side member
- closing plate
- suspension frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims abstract description 31
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明はサスペンションフレーム取付用ボルトの支持
構造に関する。
構造に関する。
〈従来の技術〉
従来のサスペンションフレーム取付用ボルトの支持構造
としては、例えば第4図及び第5図に示されるようなも
のがある(実開昭62−4476号公報参照)。車体に
は、断面ハツト形状をした左右一対のフロントサイドメ
ン八本体1が、それぞれ開口部1aを車体外側(図中A
方向)へ向く状態で配されており、第4図では、そのう
ち左側のフロントサイドメンバ本体1だけを代表して図
示しである。そして、このフロントサイドメンバ本体1
の開口部1aには略垂直なクロージングプレート2が接
合してあり、このフロントサイドメンバ本体1とクロー
ジングプレート2とで閉断面構造とされたフロントサイ
ドメンバ3を構成している。
としては、例えば第4図及び第5図に示されるようなも
のがある(実開昭62−4476号公報参照)。車体に
は、断面ハツト形状をした左右一対のフロントサイドメ
ン八本体1が、それぞれ開口部1aを車体外側(図中A
方向)へ向く状態で配されており、第4図では、そのう
ち左側のフロントサイドメンバ本体1だけを代表して図
示しである。そして、このフロントサイドメンバ本体1
の開口部1aには略垂直なクロージングプレート2が接
合してあり、このフロントサイドメンバ本体1とクロー
ジングプレート2とで閉断面構造とされたフロントサイ
ドメンバ3を構成している。
そして、このフロントサイドメンバ3の下方には、取付
ブラケット4を取付けである。すなわち、この取付ブラ
ケット4は、クロージングプレート2の外側面に接合さ
れる外側部材5と、フロントサイドメンバ本体1の車体
内側(図中B方向)の部分を膨らんだ状態で覆うように
接合される内側部材6と、これら外側・内側部材5.6
の下端部でもって支持される底部材7と、から成ってい
る。
ブラケット4を取付けである。すなわち、この取付ブラ
ケット4は、クロージングプレート2の外側面に接合さ
れる外側部材5と、フロントサイドメンバ本体1の車体
内側(図中B方向)の部分を膨らんだ状態で覆うように
接合される内側部材6と、これら外側・内側部材5.6
の下端部でもって支持される底部材7と、から成ってい
る。
また、前記内側部材6には前面部6aが、また外側部材
5には後面部(図示せず)が、それぞれ−体的に曲折形
成されており、取付ブラケット4を略ボックス化してい
る。前記底部材7の上方には上部補強板8が外側・内側
部材5.6の内面に対して接合した状態で設けられてお
り、この底部材7と上部補強板8との間にはボルトカラ
ー9を介在せしめである。そして、前記底部材7と上部
補強板8の中央部には、それぞれサスペンションフレー
ム取付用ボルト(以下、単に「ボルト」と称す)10に
相応する径の貫通孔11を形成してあり、この貫通孔1
1へ上側からポル)10を挿入しである。そして、この
ボルト10の下側部分にあるネジ部10aを下方へ所定
長さだけ突出させた状態としである。そして、このよう
に支持されたボルト10に対してサスペンション機構の
サスペンションフレームSを下側から挿入し、挿入後の
ネジ部10aに対してナツト12を締付けることにより
、サスペンションフレームSの取付作業が完了する。
5には後面部(図示せず)が、それぞれ−体的に曲折形
成されており、取付ブラケット4を略ボックス化してい
る。前記底部材7の上方には上部補強板8が外側・内側
部材5.6の内面に対して接合した状態で設けられてお
り、この底部材7と上部補強板8との間にはボルトカラ
ー9を介在せしめである。そして、前記底部材7と上部
補強板8の中央部には、それぞれサスペンションフレー
ム取付用ボルト(以下、単に「ボルト」と称す)10に
相応する径の貫通孔11を形成してあり、この貫通孔1
1へ上側からポル)10を挿入しである。そして、この
ボルト10の下側部分にあるネジ部10aを下方へ所定
長さだけ突出させた状態としである。そして、このよう
に支持されたボルト10に対してサスペンション機構の
サスペンションフレームSを下側から挿入し、挿入後の
ネジ部10aに対してナツト12を締付けることにより
、サスペンションフレームSの取付作業が完了する。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、このような従来の技術にあっては、底部
材7から上部補強板8に至るポル)10の取付スパンP
1が小さいため、例えばサスペンションフレームSから
ボルト10のネジ部10aに対して、第5図中→で示す
方向性の外力Fが作用したような場合には、その外力F
は取付ブラケット4の特に外側部材5を介してクロージ
ングプレート2の下部へと伝達される。このため、板部
材であるクロージングプレート2には、その外側部材5
の上端に相当する部分に外力Fに因る応力が集中するた
め、クロージングプレート2がこの部分で容易に座屈変
形を起こし、第5図ウニ点鎖線で示されるような変形モ
ードを呈する。
材7から上部補強板8に至るポル)10の取付スパンP
1が小さいため、例えばサスペンションフレームSから
ボルト10のネジ部10aに対して、第5図中→で示す
方向性の外力Fが作用したような場合には、その外力F
は取付ブラケット4の特に外側部材5を介してクロージ
ングプレート2の下部へと伝達される。このため、板部
材であるクロージングプレート2には、その外側部材5
の上端に相当する部分に外力Fに因る応力が集中するた
め、クロージングプレート2がこの部分で容易に座屈変
形を起こし、第5図ウニ点鎖線で示されるような変形モ
ードを呈する。
このようなクロージングプレート20座屈変形は、その
防止対策として、取付ブラケット4の外側部材5を、内
側部材6と同様に、太き(外側へ膨らませた状態にして
クロージングプレート2へ接合させることにより解決す
ることができるが、クロージングプレート2のすぐ外側
部分には一般的にタイヤが接近状態で位置しているため
に、外側部材5を外側へ膨らませることは実用的には困
難である。
防止対策として、取付ブラケット4の外側部材5を、内
側部材6と同様に、太き(外側へ膨らませた状態にして
クロージングプレート2へ接合させることにより解決す
ることができるが、クロージングプレート2のすぐ外側
部分には一般的にタイヤが接近状態で位置しているため
に、外側部材5を外側へ膨らませることは実用的には困
難である。
この発明は、このような従来の技術に着目してなされた
ものであり、サスペンションフレーム取付用ボルトに対
して大きな外力が作用したとしてもフロントサイドメン
バが部分的に座屈変形を起こすようなことはなく、サス
ペンションフレーム取付用ボルトに作用した外力に対し
、フロントサイドメンバの全体的な剛性でもって対抗し
得る支持剛性の高いサスペンションフレーム取付用ボル
トの支持構造を提供せんとするものである。
ものであり、サスペンションフレーム取付用ボルトに対
して大きな外力が作用したとしてもフロントサイドメン
バが部分的に座屈変形を起こすようなことはなく、サス
ペンションフレーム取付用ボルトに作用した外力に対し
、フロントサイドメンバの全体的な剛性でもって対抗し
得る支持剛性の高いサスペンションフレーム取付用ボル
トの支持構造を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉
この発明に係るフロントサスペンション支持構造は、上
記の目的を達成するために、開口部を外側に向けた状態
で配された断面ハント形状のフロントサイドメンバ本体
に、前記開口部を塞く垂直ナクT:J−シングプレート
を接合することによQ閉断面構造のフロントサイドメン
バを形成し、該フロントサイドメンバに、該フロントサ
イドメンバよりも下方に位置する底部材をクロージング
プレートに重合わ廿状態で接合した外側部材とフロント
サイドメンバ本体に接合した内側部材の各下端部でもっ
て支持した取付ブラケットを取付け、前記フロントサイ
ドメンバの内部空間におけるクロージングプレートの内
側面に対して、サスペンションフレーム取付用ボルトを
、その下側部分がフロントサイドメンバ本体及び取付ブ
ラケットの底部材を各々下方へ向けて貫通した状態で且
つその頭部がクロージングプレートの略半分高さよりも
高い位置でもって、前記クロージングプレートに少なく
とも接合されるボルトカラーにより、取付けたものであ
る。
記の目的を達成するために、開口部を外側に向けた状態
で配された断面ハント形状のフロントサイドメンバ本体
に、前記開口部を塞く垂直ナクT:J−シングプレート
を接合することによQ閉断面構造のフロントサイドメン
バを形成し、該フロントサイドメンバに、該フロントサ
イドメンバよりも下方に位置する底部材をクロージング
プレートに重合わ廿状態で接合した外側部材とフロント
サイドメンバ本体に接合した内側部材の各下端部でもっ
て支持した取付ブラケットを取付け、前記フロントサイ
ドメンバの内部空間におけるクロージングプレートの内
側面に対して、サスペンションフレーム取付用ボルトを
、その下側部分がフロントサイドメンバ本体及び取付ブ
ラケットの底部材を各々下方へ向けて貫通した状態で且
つその頭部がクロージングプレートの略半分高さよりも
高い位置でもって、前記クロージングプレートに少なく
とも接合されるボルトカラーにより、取付けたものであ
る。
〈作 用〉
この発明に係るサスペンションフレーム取付用ボルトの
支持構造によれば、当該ボルトの底部材部分からクロー
ジングプレートの半分よりも高い位置のボルト頭部まで
が「取付スパン」となる。
支持構造によれば、当該ボルトの底部材部分からクロー
ジングプレートの半分よりも高い位置のボルト頭部まで
が「取付スパン」となる。
従って、この大きな取付スパンにより、仮にサスペンシ
ョンフレームから大きな外力が当該ボルトに作用したと
しても、その外力がボルトを介して取付ブラケット及び
クロージングプレートの大部分(ボルト頭部の高さ位置
に対応する半分以上の部分)へ分散させることができる
ので、クロージングプレートが部分的変形(座屈)を起
こすことがない。つまり、取付スパンが大きくなった分
だけ、ボルトとフロントサイドメンバ(及び取付ブラケ
ット)との一体性が大変強くなるため、ボルトが支持さ
れているフロントサイドメンバ自体が全体的に捩じれ変
形を起こす以前に、クロージングプレートだけが部分に
変形(座屈変形)を起こすようなことはない。従って、
フロントサイドメンバの全体的な捩じれ剛性がそのまま
ボルトの支持剛性となるため、クロージングプレートの
部分的な座屈強度に頼っていた従来に比べ、ボルトの支
持剛性が著しく向上することとなる。
ョンフレームから大きな外力が当該ボルトに作用したと
しても、その外力がボルトを介して取付ブラケット及び
クロージングプレートの大部分(ボルト頭部の高さ位置
に対応する半分以上の部分)へ分散させることができる
ので、クロージングプレートが部分的変形(座屈)を起
こすことがない。つまり、取付スパンが大きくなった分
だけ、ボルトとフロントサイドメンバ(及び取付ブラケ
ット)との一体性が大変強くなるため、ボルトが支持さ
れているフロントサイドメンバ自体が全体的に捩じれ変
形を起こす以前に、クロージングプレートだけが部分に
変形(座屈変形)を起こすようなことはない。従って、
フロントサイドメンバの全体的な捩じれ剛性がそのまま
ボルトの支持剛性となるため、クロージングプレートの
部分的な座屈強度に頼っていた従来に比べ、ボルトの支
持剛性が著しく向上することとなる。
〈実 施 例〉
以下この発明の好適な一実施例を第1図〜第3図に基づ
いて説明する。尚、従来と共通する部分には同一の符号
を付し、重複する説明は省略する。
いて説明する。尚、従来と共通する部分には同一の符号
を付し、重複する説明は省略する。
第1図において、断面ハツト形状のフロントサイドメン
バ本体20とクロージングプレート21によって形成さ
れる閉断面構造のフロントサイドメンバ22の下面部2
0aには、サスペンションフレーム取付用ボルト(以下
、ボルト)23の下側部分を貫通させるための切欠部2
4を形成しである。また、この切欠部24の下方には、
前記ボルト23を支持するための取付ブラケット25を
備えである。すなわち、この取付ブラケット25は、上
部カフロージングプレー)21の外側面の下部へ重合わ
せ状態で接合されると共にその後端に湾曲状の後面部2
6aを備え且つ下端に接合フランジ26fを曲折形成し
た外側部材26と、上部がフロントサイドメンバ本体2
0の内側部分の下部に重合わせ状態で接合される共にそ
の前端に湾曲状の接合フランジ付きの前面部27aを備
え且つ後端に前記後面部26aに対応する接合フランジ
27fを曲折形成した内側部材27と、前記前面部27
a、内側部材27、後面部26aの三者へそれぞれ接合
されるフランジ28fならびに前記外側部材26の下端
の接合フランジ26fへ接合される展開片28aを備え
且つ中央にボルト23を貫通させるための貫通孔29を
設けた底部材28と、から構成されている。一方、ボル
ト23はフロントサイドメンバ22の内部空間において
、0部23bがクロージングプレート21の半分高さ位
置よりも若干高く位置した状態で、且つその下側部分で
あるネジ部23aがフロントサイドメンバ22の下面部
20aの切欠部24と底部材28の貫通孔29をそれぞ
れ貫通してから下方へ所定長さだけ突出せしめられた状
態でもって、クロージングプレート21に対して溶接さ
れたボルトカラー30にて取付けられている。つまり、
当該ボルト23は、その底部材28の部分からクロージ
ングプレート21の半分高さよりも高い位置の頭部23
bまでが取付スパンP2となる。また、前記ボルトカラ
ー30は、その上端がボルト23の頭部23bに係合さ
れ、且つ下端が底部材28の貫通孔29周辺に溶接され
ており、前記取付スパンP2に相当する部分のボルト2
3を内包した状態でクロージングプレート21に対して
取付けられている。
バ本体20とクロージングプレート21によって形成さ
れる閉断面構造のフロントサイドメンバ22の下面部2
0aには、サスペンションフレーム取付用ボルト(以下
、ボルト)23の下側部分を貫通させるための切欠部2
4を形成しである。また、この切欠部24の下方には、
前記ボルト23を支持するための取付ブラケット25を
備えである。すなわち、この取付ブラケット25は、上
部カフロージングプレー)21の外側面の下部へ重合わ
せ状態で接合されると共にその後端に湾曲状の後面部2
6aを備え且つ下端に接合フランジ26fを曲折形成し
た外側部材26と、上部がフロントサイドメンバ本体2
0の内側部分の下部に重合わせ状態で接合される共にそ
の前端に湾曲状の接合フランジ付きの前面部27aを備
え且つ後端に前記後面部26aに対応する接合フランジ
27fを曲折形成した内側部材27と、前記前面部27
a、内側部材27、後面部26aの三者へそれぞれ接合
されるフランジ28fならびに前記外側部材26の下端
の接合フランジ26fへ接合される展開片28aを備え
且つ中央にボルト23を貫通させるための貫通孔29を
設けた底部材28と、から構成されている。一方、ボル
ト23はフロントサイドメンバ22の内部空間において
、0部23bがクロージングプレート21の半分高さ位
置よりも若干高く位置した状態で、且つその下側部分で
あるネジ部23aがフロントサイドメンバ22の下面部
20aの切欠部24と底部材28の貫通孔29をそれぞ
れ貫通してから下方へ所定長さだけ突出せしめられた状
態でもって、クロージングプレート21に対して溶接さ
れたボルトカラー30にて取付けられている。つまり、
当該ボルト23は、その底部材28の部分からクロージ
ングプレート21の半分高さよりも高い位置の頭部23
bまでが取付スパンP2となる。また、前記ボルトカラ
ー30は、その上端がボルト23の頭部23bに係合さ
れ、且つ下端が底部材28の貫通孔29周辺に溶接され
ており、前記取付スパンP2に相当する部分のボルト2
3を内包した状態でクロージングプレート21に対して
取付けられている。
従って、仮にサスペンションフレームSからの大きな外
力Fが当該ボルト23乙二作用したとしても、その外力
Fがボルト23を介して取付ブラケット25及びクロー
ジングプレート210大部分(ボルト頭部23bの高さ
位置に対応する半分以上の部分)へ分散されるため、ク
ロージングプレート21が部分的変形(座屈)を起こす
ことがない。従って、ボルト23とフロントサイドメン
バ22(及び取付ブラケット25)との一体性が大変強
くなり、ボルト23が支持されているフロントサイドメ
ンバ22自体が全体的に捩じれ変形を起こす以前に、ク
ロージングプレート21だけが部分に変形(座屈変形)
を起こしてボルトを傾倒させてしまうようなことはない
。すなわち、フロントサイドメンバ22の全体的な捩じ
れ剛性がそのままボルト23の支持剛性となるため、サ
スペンションフレームSからの外力Fに対するボルトの
支持剛性が著しく向上する。また、ボルト23に引抜き
力が作用した場合にも、ボルト23が取付ブラケット2
5のみならずクロージングプレート21にも直接固定さ
れているため、抵抗力が増加している。
力Fが当該ボルト23乙二作用したとしても、その外力
Fがボルト23を介して取付ブラケット25及びクロー
ジングプレート210大部分(ボルト頭部23bの高さ
位置に対応する半分以上の部分)へ分散されるため、ク
ロージングプレート21が部分的変形(座屈)を起こす
ことがない。従って、ボルト23とフロントサイドメン
バ22(及び取付ブラケット25)との一体性が大変強
くなり、ボルト23が支持されているフロントサイドメ
ンバ22自体が全体的に捩じれ変形を起こす以前に、ク
ロージングプレート21だけが部分に変形(座屈変形)
を起こしてボルトを傾倒させてしまうようなことはない
。すなわち、フロントサイドメンバ22の全体的な捩じ
れ剛性がそのままボルト23の支持剛性となるため、サ
スペンションフレームSからの外力Fに対するボルトの
支持剛性が著しく向上する。また、ボルト23に引抜き
力が作用した場合にも、ボルト23が取付ブラケット2
5のみならずクロージングプレート21にも直接固定さ
れているため、抵抗力が増加している。
〈発明の効果〉
この発明に係るサスペンションフレーム取付用ボルトの
支持構造は、以上説明してきた如き内容のものであって
、サスペンションフレーム取付用ボルトの取付スパンが
大きくなるので、サスペンションフレーム取付用ボルト
に対して大きな外力が作用したとしても、フロントサイ
ドメンバのクロージングプレートだけが部分に座屈変形
を起こしてしまうようなことはなく、サスペンションフ
レーム取付用ボルトとフロントサイドメンバとが一体的
に挙動することとなる。従って、フロントサイドメンバ
の全体的な捩じれ剛性がそのままサスペンションフレー
ム取付用ボルトの支持剛性となるため、サスペンション
フレームからの外力に対するボルトの支持剛性が著しく
向上することとなる。
支持構造は、以上説明してきた如き内容のものであって
、サスペンションフレーム取付用ボルトの取付スパンが
大きくなるので、サスペンションフレーム取付用ボルト
に対して大きな外力が作用したとしても、フロントサイ
ドメンバのクロージングプレートだけが部分に座屈変形
を起こしてしまうようなことはなく、サスペンションフ
レーム取付用ボルトとフロントサイドメンバとが一体的
に挙動することとなる。従って、フロントサイドメンバ
の全体的な捩じれ剛性がそのままサスペンションフレー
ム取付用ボルトの支持剛性となるため、サスペンション
フレームからの外力に対するボルトの支持剛性が著しく
向上することとなる。
第1図はこの発明の一実施例に係るサスペンションフレ
ーム取付用ボルトの支持構造を示す一部破断の斜視図、 第2図は第1図に示した支持構造の分解組立図、第3図
は第1図中矢示■−■線に沿う断面図、第4図は従来例
に係るサスペンションフレーム取付用ボルトの支持構造
を示す斜視図、そして第5図は第4図中矢示V−V線に
沿う断面図である。 3b P 1、 P2 −・ フロントサイドメンバ本体 クロージングプレート フロントサイドメンバ サスペンションフレーム取付用 ボルト 頭部 取付ブラケット 外側部材 内側部材 底部材 ボルトカラー サスペンションフレーム 車体外側 車体内側 外力 取付スパン 第1 図 フロントサイドメンバネ4本 クローゾングアレート
サスヤノン3ノフレーム
ーム取付用ボルトの支持構造を示す一部破断の斜視図、 第2図は第1図に示した支持構造の分解組立図、第3図
は第1図中矢示■−■線に沿う断面図、第4図は従来例
に係るサスペンションフレーム取付用ボルトの支持構造
を示す斜視図、そして第5図は第4図中矢示V−V線に
沿う断面図である。 3b P 1、 P2 −・ フロントサイドメンバ本体 クロージングプレート フロントサイドメンバ サスペンションフレーム取付用 ボルト 頭部 取付ブラケット 外側部材 内側部材 底部材 ボルトカラー サスペンションフレーム 車体外側 車体内側 外力 取付スパン 第1 図 フロントサイドメンバネ4本 クローゾングアレート
サスヤノン3ノフレーム
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 開口部を外側に向けた状態で配された断面ハット形状の
フロントサイドメンバ本体に、前記開口部を塞ぐ垂直な
クロージングプレートを接合することにより閉断面構造
のフロントサイドメンバを形成し、 該フロントサイドメンバに、該フロントサイドメンバよ
りも下方に位置する底部材をクロージングプレートに重
合わせ状態で接合した外側部材とフロントサイドメンバ
本体に接合した内側部材の各下端部でもって支持した取
付ブラケットを取付け、 前記フロントサイドメンバの内部空間におけるクロージ
ングプレートの内側面に対して、サスペンションフレー
ム取付用ボルトを、その下側部分がフロントサイドメン
バ本体及び取付ブラケットの底部材を各々下方へ向けて
貫通した状態で且つその頭部がクロージングプレートの
略半分高さよりも高い位置でもって、前記クロージング
プレートに少なくとも接合されるボルトカラーにより、
取付けたことを特徴とするサスペンションフレーム取付
用ボルトの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2105210A JP2561363B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | サスペンションフレーム取付用ボルトの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2105210A JP2561363B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | サスペンションフレーム取付用ボルトの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH045177A true JPH045177A (ja) | 1992-01-09 |
JP2561363B2 JP2561363B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=14401305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2105210A Expired - Lifetime JP2561363B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | サスペンションフレーム取付用ボルトの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561363B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255773A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Honda Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
US7854474B2 (en) | 2008-10-17 | 2010-12-21 | Honda Motor Co., Ltd. | Reinforcing brace |
WO2014119363A1 (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-07 | 本田技研工業株式会社 | 車体前部構造 |
CN113165700A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-07-23 | 宝马股份公司 | 用于汽车的侧槛梁 |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP2105210A patent/JP2561363B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255773A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Honda Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
JP4607985B2 (ja) * | 2008-04-17 | 2011-01-05 | 本田技研工業株式会社 | 車体前部構造 |
US7854474B2 (en) | 2008-10-17 | 2010-12-21 | Honda Motor Co., Ltd. | Reinforcing brace |
US8042862B2 (en) | 2008-10-17 | 2011-10-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Reinforcing brace |
WO2014119363A1 (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-07 | 本田技研工業株式会社 | 車体前部構造 |
CN104968558A (zh) * | 2013-01-30 | 2015-10-07 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部构造 |
JP5887432B2 (ja) * | 2013-01-30 | 2016-03-16 | 本田技研工業株式会社 | 車体前部構造 |
US9505295B2 (en) | 2013-01-30 | 2016-11-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Structure for front section of vehicle body |
CN104968558B (zh) * | 2013-01-30 | 2016-12-14 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部构造 |
CN113165700A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-07-23 | 宝马股份公司 | 用于汽车的侧槛梁 |
US11753079B2 (en) | 2018-12-20 | 2023-09-12 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Side sill for a motor vehicle |
CN113165700B (zh) * | 2018-12-20 | 2023-10-03 | 宝马股份公司 | 用于汽车的侧槛梁、模块化系统和方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561363B2 (ja) | 1996-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0518231Y2 (ja) | ||
JPH045177A (ja) | サスペンションフレーム取付用ボルトの支持構造 | |
JP2538716Y2 (ja) | 自動車のバッテリ収納構造 | |
KR890005478Y1 (ko) | 자동차의 지주 구조 | |
JPH09175180A (ja) | 自動車ドアのインパクトビーム支持構造 | |
JPH063950Y2 (ja) | ドアガラスアツプストツパ取付構造 | |
JPH08207832A (ja) | サスペンションメンバ用支持ブラケットの取付構造 | |
JPS6244853Y2 (ja) | ||
JPH0243168Y2 (ja) | ||
JP2524169Y2 (ja) | アッパフレーム構造 | |
JPH03132410A (ja) | サスペンション構成部品支持用ボルトの取付構造 | |
JP2750261B2 (ja) | 前輪懸架装置支持部の車体構造 | |
JPH0325066A (ja) | 駐車ブレーキケーブルの配索構造 | |
JPH0630609Y2 (ja) | 開閉体用ヒンジ取付構造 | |
JPS6225984Y2 (ja) | ||
JPS6329654Y2 (ja) | ||
JPH0417407Y2 (ja) | ||
JPS644618Y2 (ja) | ||
JPS6346299Y2 (ja) | ||
JPH0121852Y2 (ja) | ||
JPH0219348Y2 (ja) | ||
JPS6242575Y2 (ja) | ||
JPH0490976A (ja) | サスペンション取付部構造 | |
JP2775894B2 (ja) | 自動車のフロントバンパーステイ取付構造 | |
JPH06344774A (ja) | 車両用バックドアのドアヒンジ取付構造 |