JPS6242575Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6242575Y2 JPS6242575Y2 JP7919282U JP7919282U JPS6242575Y2 JP S6242575 Y2 JPS6242575 Y2 JP S6242575Y2 JP 7919282 U JP7919282 U JP 7919282U JP 7919282 U JP7919282 U JP 7919282U JP S6242575 Y2 JPS6242575 Y2 JP S6242575Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back door
- roof panel
- rear rail
- door hinge
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のバツクドアヒンジ取付部構造
に関するものである。
に関するものである。
例えば第１図に示すようにバツクドア１を有す
る自動車においては、リヤレールアツパとリヤレ
ールロアにより箱型断面に構成されるリヤレール
の後面部にルーフパネル２の後端部を接合固定す
ると共に、該リヤレールとルーフパネルの接合固
定部にバツクドア１の上部を回動可能に軸着する
バツクドアヒンジがボルト等にて固着される構成
となつているのが普通である。
る自動車においては、リヤレールアツパとリヤレ
ールロアにより箱型断面に構成されるリヤレール
の後面部にルーフパネル２の後端部を接合固定す
ると共に、該リヤレールとルーフパネルの接合固
定部にバツクドア１の上部を回動可能に軸着する
バツクドアヒンジがボルト等にて固着される構成
となつているのが普通である。
ところが従来は上記リヤレールの上面とルーフ
パネルとは接合されず所定の隙間が形成されてい
るのが普通である（例えば実開昭56−172473号公
報参照）ので、バツクドアヒンジ取付部附近の剛
性が充分でなく、バツクドアの重量が集中的にか
かると、リヤレールのバツクドアヒンジ取付面部
が歪み、それに接合固定されているルーフパネル
の後部附近に変形（ペコ付き）が生じる。
パネルとは接合されず所定の隙間が形成されてい
るのが普通である（例えば実開昭56−172473号公
報参照）ので、バツクドアヒンジ取付部附近の剛
性が充分でなく、バツクドアの重量が集中的にか
かると、リヤレールのバツクドアヒンジ取付面部
が歪み、それに接合固定されているルーフパネル
の後部附近に変形（ペコ付き）が生じる。
本考案は極めて簡単なる施策によつて上記のよ
うな従来の問題を解消するもので、以下第２，３
図の実施例につき説明する。
うな従来の問題を解消するもので、以下第２，３
図の実施例につき説明する。
第２，３図において、３はリヤレールアツパ３
１とリヤレールロア３２により箱型断面に構成さ
れたリヤレールで、該リヤレール３の後面部にル
ーフパネル２の後端部が接合固定され、該リヤレ
ール３とルーフパネル２の接合固定部にバツクド
ア１の上端部を回転可能に支持するバツクドアヒ
ンジ４がボルト５、ナツト６により取付けられて
いる。３３はリヤレールのバツクドアヒンジ取付
部附近に設けられたリンホースメント、７はボル
ト５の挿込穴、８ａ，８ｂはリヤクオータアウタ
及びリヤクオータインナを示す。
１とリヤレールロア３２により箱型断面に構成さ
れたリヤレールで、該リヤレール３の後面部にル
ーフパネル２の後端部が接合固定され、該リヤレ
ール３とルーフパネル２の接合固定部にバツクド
ア１の上端部を回転可能に支持するバツクドアヒ
ンジ４がボルト５、ナツト６により取付けられて
いる。３３はリヤレールのバツクドアヒンジ取付
部附近に設けられたリンホースメント、７はボル
ト５の挿込穴、８ａ，８ｂはリヤクオータアウタ
及びリヤクオータインナを示す。
リヤレール３の上面部とルーフパネル２間には
隙間があるのが普通であることは前述した通りで
あるが、本考案ではリヤレールアツパ３１に上方
に突出する突出部３１ａを部分的に形成し、該突
出部３１ａの上端にルーフパネル２の内側面に近
接対向する座面３１ｂを構成すると共に、該座面
３１ｂとルーフパネル２の内側面との間に接着材
９を充填して両者を結合させた構造としている。
隙間があるのが普通であることは前述した通りで
あるが、本考案ではリヤレールアツパ３１に上方
に突出する突出部３１ａを部分的に形成し、該突
出部３１ａの上端にルーフパネル２の内側面に近
接対向する座面３１ｂを構成すると共に、該座面
３１ｂとルーフパネル２の内側面との間に接着材
９を充填して両者を結合させた構造としている。
上記突出部３１ａは主として第２，３図に示す
ようにバツクドアヒンジ取付部即ちボルト挿込穴
７の前方部に形成され、該バツクドアヒンジ取付
部の前部にルーフパネル２とリヤレールアツパ３
１と突出部３１ａにて囲まれる閉断面部１０が形
成された構造となつている。
ようにバツクドアヒンジ取付部即ちボルト挿込穴
７の前方部に形成され、該バツクドアヒンジ取付
部の前部にルーフパネル２とリヤレールアツパ３
１と突出部３１ａにて囲まれる閉断面部１０が形
成された構造となつている。
上記のように構成した本考案によれば、バツク
ドアヒンジ取付部の前方においてリヤレール上面
とルーフパネルとが接着材にて結合され、それに
よりバツクドアヒンジ取付部の直前部にルーフパ
ネルとリヤレール上面にて閉断面部が形成される
ので、バツクドアヒンジ取付部の剛性は大幅に向
上し、バツクドアの荷重がヒンジ部に集中的にか
かつてもリヤレールが歪んだりルーフパネルが変
形するような不具合は完全に防止され得るもの
で、従来構造のものに比し、新たな部品の追加は
一切なく、又重量増加もなく、更にコスト的にも
ほとんど変わらないこと等と相俟つて実用上多大
の効果をもたらし得るものである。
ドアヒンジ取付部の前方においてリヤレール上面
とルーフパネルとが接着材にて結合され、それに
よりバツクドアヒンジ取付部の直前部にルーフパ
ネルとリヤレール上面にて閉断面部が形成される
ので、バツクドアヒンジ取付部の剛性は大幅に向
上し、バツクドアの荷重がヒンジ部に集中的にか
かつてもリヤレールが歪んだりルーフパネルが変
形するような不具合は完全に防止され得るもの
で、従来構造のものに比し、新たな部品の追加は
一切なく、又重量増加もなく、更にコスト的にも
ほとんど変わらないこと等と相俟つて実用上多大
の効果をもたらし得るものである。
附図は本考案の実施例を示すもので、第１図は
全体側面図、第２図は第１図Ａ部の縦断側面図、
第３図は第２図のＢ−Ｂ断面図である。 １……バツクドア、２……ルーフパネル、３…
…リヤレール、３１……リヤレールアツパ、３１
ａ……突出部、３１ｂ……座面、３２……リヤレ
ールロア、４……バツクドアヒンジ、５……ボル
ト、６……ナツト、７……ボルト挿込穴、９……
接着材、１０……閉断面部。
全体側面図、第２図は第１図Ａ部の縦断側面図、
第３図は第２図のＢ−Ｂ断面図である。 １……バツクドア、２……ルーフパネル、３…
…リヤレール、３１……リヤレールアツパ、３１
ａ……突出部、３１ｂ……座面、３２……リヤレ
ールロア、４……バツクドアヒンジ、５……ボル
ト、６……ナツト、７……ボルト挿込穴、９……
接着材、１０……閉断面部。
Claims (1)
- リヤレール後面部とルーフパネル後部の接合固
定部に、バツクドアの上部を回動可能に軸着する
バツクドアヒンジを取付けた自動車において、該
バツクドアヒンジ取付部の前方のリヤレール上面
部に、部分的に上方に向けて突出する突出部を設
けると共に該突出部の先端部に、ルーフパネル内
側面に近接対向する座面を形成し、該座面とルー
フパネルとの間に接着材を充填してリヤレール上
面部とルーフパネルとを結合したことを特徴とす
る自動車のバツクドアヒンジ取付部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7919282U JPS58180719U (ja) | 1982-05-29 | 1982-05-29 | 自動車のバツクドアヒンジ取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7919282U JPS58180719U (ja) | 1982-05-29 | 1982-05-29 | 自動車のバツクドアヒンジ取付部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58180719U JPS58180719U (ja) | 1983-12-02 |
| JPS6242575Y2 true JPS6242575Y2 (ja) | 1987-10-31 |
Family
ID=30088384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7919282U Granted JPS58180719U (ja) | 1982-05-29 | 1982-05-29 | 自動車のバツクドアヒンジ取付部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58180719U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7810872B1 (en) * | 2009-06-09 | 2010-10-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Sunroof support structure for a vehicle body |
-
1982
- 1982-05-29 JP JP7919282U patent/JPS58180719U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58180719U (ja) | 1983-12-02 |
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