JPH0451061Y2 - - Google Patents

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JPH0451061Y2
JPH0451061Y2 JP9528586U JP9528586U JPH0451061Y2 JP H0451061 Y2 JPH0451061 Y2 JP H0451061Y2 JP 9528586 U JP9528586 U JP 9528586U JP 9528586 U JP9528586 U JP 9528586U JP H0451061 Y2 JPH0451061 Y2 JP H0451061Y2
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clutch
handle
lever
operation lever
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、歩行形移動農機におけるハンドルの
グリツプ近くに装着するクラツチ操作装置に関す
る。
(従来の技術) 一般に歩行形移動農機のクラツチ操作装置は、
操縦ハンドルのグリツプ近くに操作体を揺動可能
に支持し、該操作体と移動農機に設けるクラツチ
との間に操作ワイヤを介装して、前記操作体の揺
動操作により前記クラツチのオン・オフ動作を行
うようにしている。
ところで以上のごときクラツチ操作装置では、
前記操作体によるクラツチのオン・オフ動作時
に、前記ハンドルから片手を離した状態で、前記
操作体を操作する必要があり、従つてこの場合前
記ハンドルが不安定となつて、緊急時などに危険
を伴つたのである。
そこで従来では、例えば実開昭56−25624号公
報に開示されているごとく、前記操作体の近く
に、該操作体に連動するオフ操作レバーを並設
し、このレバーを前記ハンドルを把握した手の指
で操作することにより、前記ハンドルを把握した
ままの状態で、前記クラツチをオフ動作可能とし
たクラツチ操作装置が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで前記従来のクラツチ操作装置では、前
記オフ操作レバーの操作により、前記ハンドルを
把握したままの状態で前記クラツチをオフ動作さ
せることは可能であるが、該クラツチのオン動作
時には、前記ハンドルから片手を離して前記操作
体の操作を行う必要があり、従つてこの場合に前
記ハンドルが不安定となつて、根本的な解決策と
はならなかつたのである。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、前記ハンドルを把握したまま
の状態で、前記操作体に連動する2つの操作レバ
ーにより前記クラツチをオン・オフ動作可能にで
き、前記ハンドルの安定した操作を行うことがで
き、その上、前記操作レバーに外物が当たつたり
引掛つたりすることのないクラツチ操作装置を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のクラツチ操作装置は、図面に示すごと
く構成したもので、歩行形移動農機のハンドル1
に装着するクラツチ操作装置において、前記移動
農機に設けるクラツチ側に一端を係止した操作ワ
イヤ4の他端を保持する操作体3と、この操作体
3を前記クラツチのオン動作側に作動させるオン
操作レバー8と、前記操作体3を前記クラツチの
オフ動作側に作動させるオフ操作レバー9とを備
え、前記オン操作レバー8とオフ操作レバー9と
を前記ハンドル1のグリツプ近くで、該グリツプ
の内側に配設したことを特徴とするものである。
(作用) しかして前記各レバー8,9を前記ハンドル1
を把握した手の指で操作することにより、該ハン
ドル1を把握したままの状態で、前記クラツチの
オン・オフ動作が行われるのであり、従つて前記
クラツチのオン・オフ動作時に、片手を離したり
する必要がなく、前記ハンドル1を安定して操作
できるのである。
(実施例) 以下本考案にかかる歩行形移動農機のクラツチ
操作装置を図面の実施例によつて説明する。
図面に示したクラツチ操作装置は、歩行形移動
農機の機体(図示せず)から延設された操縦ハン
ドル1のグリツプ1a近くに、支持ブラケツト2
を取付け、該ブラケツト2に操作体3を揺動自由
に支持させている。
前記操作体3は、支持筒31と、該支持筒31
に結合された上方に向かう操作アーム32と、前
記支持筒31に結合され、かつ中間部位が側方に
向けて屈曲された概略L形状の作動アーム33と
から成り、前記支持筒31を軸杆34を介して前
記ブラケツト2に支持し、前記操作アーム32の
前記軸杆34を中心とする揺動操作で、前記作動
アーム33を一体に揺動させるごとくなすのであ
り、その作動アーム33の屈曲側方部33aを、
後述するオフ操作レバーの当接部となし、かつ前
記側方部33aの先端に、一端が前記移動農機の
クラツチに係止された操作ワイヤ4の他端側を連
動連結させるのである。
また前記操作ワイヤ4は、インナケーブル41
と該インナケーブル41を案内するアウター筒4
2とから成り、このアウター筒42の後端部を前
記支持ブラケツト2の前方部に係止させると共
に、前記インナケーブル41の後端部を、前記支
持ブラケツト2に設けた案内筒5に摺動可能に挿
通された連結体6の前端に結合させる一方、該連
結体6の他端側を側方に向けて屈曲させ、この屈
曲先端部6aと前記作動アーム33の先端部との
間に、スプリング7を介装させ、該スプリング7
と前記連結体6とを介して前記作動アーム33と
前記操作ワイヤ4のインナケーブル41とを連動
連結させるのである。
斯くして前記操作アーム32を、第1図の二点
鎖線で示したごとく、後上方に起立状態に保持す
ることにより、前記作動アーム33とスプリング
7及び連結体6を介して前記操作ワイヤ4のイン
ナケーブル41が弛緩され、つまり、前記連結体
6の屈曲先端部6aが第1図の実線で示した前記
案内筒5の後端部近くに移動して、前記クラツチ
のオフ動作が行われるのであり、また前記起立状
態から前記操作アーム32を、同図の実線に示し
たごとく、前方側に倒伏状態に揺動操作すること
により、前記作動アーム33とスプリング7及び
連結体6を介して前記インナケーブル41が緊張
され、つまり、前記連結体6の屈曲先端部6aが
一点鎖線で示したごとく前記案内筒5の後端から
後方に離れた位置に移動して前記クラツチのオン
動作が行われるのである。
しかして、前記操作体3の近くに、該操作体3
に連動して前記クラツチをオン動作させるオン操
作レバー8と、前記操作体3に連動して前記クラ
ツチをオフ動作させるオフ操作レバー9とを並設
すると共に、前記オン操作レバー8と前記オフ操
作レバー9とを前記ハンドル1のグリツプ1a近
くで、該グリツプ1aの内側に配設するのであ
る。
前記オン操作レバー8は、前記操作体3の操作
アーム32を中心として前記ハンドル1側に配置
するのであつて、その長さ方向後端に操作部8a
を設け、かつ長さ方向前方部を前記支持ブラケツ
ト2に軸杆10を介して揺動可能に支持すると共
に、前記レバー8における前記軸杆10の先端部
8bに、連結ロツド11を連結させている。
また、前記支持ブラケツト2の前方部に、フツ
ク部12aをもつた作動体12を前記案内筒5の
側面に固定した軸杆13を介して揺動可能に支持
すると共に、前記作動体12の先端部12bに、
前記オン操作レバー8から延びる前記連結ロツド
11の先端部を連結する一方、前記連結体6の屈
曲先端部6aで前記スプリング7の係止箇所近く
に、前記作動体12のフツク部12aに係合する
回転子14を支持して、この回転子14に前記フ
ツク部12aを係合させた状態で、前記操作アー
ム32をオフ動作位置からオン動作位置に揺動操
作することにより、前記スプリング7のみを伸張
させたクラツチのオフ動作状態に予めセツト可能
に構成している。
また、第1図において、17は前記作動体12
における前記連結ロツド11の連結部位と前記支
持ブラケツト2との間に介装させたリターン用ス
プリングであつて、該スプリング17により前記
作動体12のフツク部12aを前記回転子14と
係合する方向に常時付勢させるようにしている。
さらに、前記オン操作レバー8は、前記支持ブラ
ケツト2にロツク可能としており、即ち前記操作
レバー8を前記ブラケツト2に支持する軸杆10
の端部に、蝶ナツトなどの固定体15を設け、該
固定体15で前記軸杆10を締付けることによ
り、前記操作レバー8をロツクして使用不能とな
すのであり、この操作レバー8の不使用時には、
前記作動体12を、そのフツク部12aが前記連
結体6に設けた前記回転子14から離合するごと
く、下方側に揺動させた状態で、前記固定体15
によりロツクすることができるのである。
一方、前記オフ操作レバー9は、前記操作体3
を構成する操作アーム32を中心として前記オン
操作レバー8の反対側で、前記操作体3における
作動アーム33の上部位置に配置するのであつ
て、長さ方向前端側に支持筒91を設け、該支持
筒91を、前記操作体3の操作アーム32に設け
た支持筒31と並列状に前記軸杆34上に支持さ
せるのである。また、前記オフ操作レバー9は、
前記クラツチのオン動作時に、第1図の実線で示
すごとく、該オフ操作レバー9の後端操作部が前
記ハンドル1からやや上方に突出して位置するご
とくなすのである。
図に示した実施例では、前記ハンドル1の側方
部で前記支持ブラケツト2の上部位置に、ガイド
板16を取付け、該ガイド板16に、前記操作体
3の操作アーム32のガイド溝16aを形成し、
これらガイド溝16aに沿つて、前記操作アーム
32を案内させるようにしている。
本考案のクラツチ操作装置は以上のごとく構成
するもので、その使用に際しては、第1図の実線
で示したごとく、予め前記作動体12のフツク部
12aを前記回転子14に係合させた状態で前記
操作アーム32をオン動作位置に位置させて、前
記連結体6の屈曲先端部6aと作動アーム33の
先端部との間に介装したスプリング7のみを伸張
させたクラツチのオフ動作状態にセツトした上で
使用するのである。
そして、斯かるセツト状態から、前記操作レバ
ー8によりクラツチをオン動作する場合には、前
記ハンドル1を把握する手の指により、前記オン
操作レバー8を第1図の実線位置から一点鎖線位
置に揺動操作することにより、前記連結ロツド1
1を介して前記作動体12が一点鎖線で示したご
とく揺動し、該作動体12のフツク部12aと前
記回転子14との係合が解除されるのであり、こ
の解除により前記スプリング7はその弾性復元力
で作動アーム33の先端側に短縮して前記回転子
14が第1図の一点鎖線位置に移動し、前記連結
体6、つまり、前記インナケーブル41が緊張さ
れて、前述した操作体3によるオン動作と同様に
前記クラツチのオン動作が行われるのである。
また、前記オン操作レバー8をオン動作位置に
揺動した後には、前記作動体12がリターン用ス
プリング17により前記フツク部12aが前記回
転子14と係合する方向に付勢されるけれども、
前記フツク部12aの先端が前記案内筒5の後端
から離れる方向に移動した前記回転子14の側面
に当接して、その係合解除状態のまま保持される
のである。
一方、前記クラツチのオン動作からオフ動作に
切換えるときには、第1図の実線状態から前記オ
フ操作レバー9を、前記ハンドル1を把握する手
の指で下方側に揺動操作することにより、前記オ
フ操作レバー9の中間部位で、前記操作体3にお
ける作動アーム33の側方部33aが下方に押圧
され、前述した操作体3によるオフ動作と同様
に、前記作動アーム33とスプリング7及び連結
体6を介して前記操作ワイヤ4のインナケーブル
41が弛緩され、前記クラツチのオフ動作が行わ
れるのである。
また、斯かるオフ操作レバー9によるクラツチ
のオフ動作により前記連結体6の回転子14は第
1図の一点鎖線位置から実線で示した前記案内筒
5の後端近くに移動するのであり、この移動に伴
つて前記回転子14の側面に当接していた前記作
動体12は前記回転子12aとの係合方向に揺動
して、そのフツク部12aが前記回転子14と係
合するのである。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかるクラツチ操
作装置では、歩行形移動農機にクラツチに一端を
係止した操作ワイヤ4の他端を保持する操作体3
と、この操作体3を前記クラツチのオン動作側に
作動させるオン操作レバー8と、前記操作体3を
前記クラツチのオフ動作側に作動させるオフ操作
レバー9とを備え、前記オン操作レバー8とオフ
操作レバー9とを前記ハンドル1のグリツプ近く
で、該グリツプの内側に配設したから、前記クラ
ツチのオン・オフ動作時に、前記ハンドル1から
手を離したりすることなく、該ハンドル1を把握
したままの状態で前記各レバー8,9を操作する
ことができ、これにより前記ハンドル1の安定し
た操作を行うことができ、その上、前記オン操作
レバー8及びオフ操作レバー9に外物が当たつた
り引掛かつたりするのを防止することができるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のクラツチ操作装置を示す一部
切欠側面図、第2図は同操作装置の一部切欠平面
図である。 1……ハンドル、1a……グリツプ、3……操
作体、4……操作ワイヤ、8……オン操作レバ
ー、9……オフ操作レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 歩行形移動農機のハンドル1に装着するクラツ
    チ操作装置であつて、前記移動農機に設けるクラ
    ツチ側に一端を係止した操作ワイヤ4の他端を保
    持する操作体3と、この操作体3を前記クラツチ
    のオン動作側に作動させるオン操作レバー8と、
    前記操作体3を前記クラツチのオフ動作側に作動
    させるオフ操作レバー9とを備え、前記オン操作
    レバー8とオフ操作レバー9とを前記ハンドル1
    のグリツプ近くで、該グリツプの内側に配設した
    ことを特徴とする歩行形移動農機におけるクラツ
    チ操作装置。
JP9528586U 1986-06-20 1986-06-20 Expired JPH0451061Y2 (ja)

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JP9528586U JPH0451061Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JP9528586U JPH0451061Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JPS63929U JPS63929U (ja) 1988-01-06
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JP2556143Y2 (ja) * 1992-05-22 1997-12-03 ヤンマー農機株式会社 歩行形移動農機におけるクラッチ操作装置

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JPS63929U (ja) 1988-01-06

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