JP2543125Y2 - 歩行型作業車の前後進切換え構造 - Google Patents

歩行型作業車の前後進切換え構造

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JP2543125Y2
JP2543125Y2 JP1988119008U JP11900888U JP2543125Y2 JP 2543125 Y2 JP2543125 Y2 JP 2543125Y2 JP 1988119008 U JP1988119008 U JP 1988119008U JP 11900888 U JP11900888 U JP 11900888U JP 2543125 Y2 JP2543125 Y2 JP 2543125Y2
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治男 馬場
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、歩行型作業車の前後進切換え構造に関す
る。
〔従来の技術〕
歩行型作業車において、従来、前後進切換え装置の操
作レバーをミッションケースから延出し、機体の前後進
切換えを前記操作レバーの操作によってするようになっ
ていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来、前後進切換えをするに当たり、レバー操作のた
めに操縦ハンドルから手を離す必要があり、手離しのた
めに機体が不安定になって大きく横揺れする等のトラブ
ルが生じ易かった。殊に、1輪型にあってはトラブル発
生の度合が大になっていた。
本考案の目的は、前後進切換えをトラブルなく操縦の
し易いものに改善することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、操縦ハンドルの
握り部の下方側にレバー類を備えてある歩行型作業車の
前後進切換え構造において、前記握り部の近くに、前後
進切換え装置を前進位置と後進位置とに切換操作可能な
操作レバーを配置し、該操作レバーを上昇側に付勢する
上昇付勢手段を備えるとともに、この操作レバーを、前
記握り部に手を添えた状態での親指操作による下降側へ
の押し下げによって、前記後進位置又は前記前進位置の
何れか一方側に切換え可能な状態で前記操縦ハンドルに
支持し、この操作レバーを前記上昇付勢手段の付勢力に
抗して下降操作したときに、その下降側の前記後進位置
又は前記前進位置で、前記操作レバーの被係合部に自動
的に係合して、該操作レバーを下降側の前記後進位置又
は前記前進位置に保持するロック作用状態と、親指操作
により前記被係合部との係合を外したロック解除状態と
に操作可能なロック手段を設けてあることを特徴とす
る。
〔作用〕
上記構成によれば、操縦ハンドルを持つ手の平や一部
の指をハンドル握り部に沿えたままにしながら、親指を
操作レバーに作用させての指操作が可能になる。つま
り、操作レバーの下げ操作をすると、操作レバーが後進
位置又は前進位置に切換わり、かつ、その位置にロック
手段により保持され、前後進切換え装置を後進状態又は
前進状態に維持することができ、又、ロックを解除する
と、上昇付勢手段の上昇付勢力によって操作レバーが自
動的に前進位置又は後進位置に切換わり、親指による被
操作面が上昇した状態の前進状態又は後進状態に復帰す
るようになる。
要するに、操作レバーに対する親指での押し下げ操作
と、その解除操作との2種の操作によって、前進状態と
後進状態との切換えを行うものであり、2種の操作に機
能を振分けることにより、各操作は往復操作を必要とせ
ず、一方向操作のみで良いようになる。これは、握り部
の下方にレバー部材が存在しているので、そのレバー部
材を操作しながら操作レバーを操作するという同時操作
状況を考慮した場合には、操作レバーを親指で操作でき
るようにしておくことが好都合であるからである。
操作レバーの被操作面は、レバーの操作位置如何に拘
らずに必ず握り部下縁よりも上にあるから、握り部を握
った状態で手の握り換え無しに親指の振り降ろし移動の
みでレバーの押し下げが可能となり、親指操作によって
迅速な前後進切換え操作が行えるようになる。
そして、復帰付勢力に抗して押し下げられたレバー
は、ロック解除操作で元の上昇位置に復帰できるととも
に、その指操作も握り部を手で支持した状態で行えるか
ら、ハンドル支持による安定状態のまま操作レバーの復
帰操作が行え、握り部を手で支持した状態での指操作で
操作レバーを押し上げるという人間工学的に行い難い操
作が不要である。
〔考案の効果〕
その結果、握り部の下方側にレバー類が存在する状態
において、前後進切換え装置の切換え操作を、操縦ハン
ドルに手を添えたままでの親指操作のみで、かつ、いず
れの側への切換も迅速に行えるから、機体が揺れ動かな
いようにハンドルに手を添えたままで素早く前後進切換
えができ、ハンドル支持できないことに起因したトラブ
ルがなく、操縦し易くてより軽快に作業できるように、
しかも、操作レバーとレバー部材の同時操作も可能とな
るものにし得た。
〔実施例〕
次に、本考案による実施例を、歩行型作業車の一例で
あるバインダーの場合について図面に基づいて説明す
る。
第3図に示すように、1つの走行用車輪(1)、エン
ジン(E)、ミッション(M)及び操縦ハンドル(2)
等を有した自走機体の前部に、機体走行に伴い植立茎稈
を引起すと共に刈取り、刈取り茎稈を設定量ずつ結束し
て機体横一側方に放出する作業部(3)を備えて1輪型
バインダーが構成されている。
機体の前後進切換えを可能にする前後進切換え装置
(4)は、ミッションケース(M)に内装されている。
次に、その前後進切換え装置(4)の操作構造について
説明する。
第1図、及び第2図に示すように、操作レバー(6)
を、握り部(2a)に手の平や指を添えて操縦ハンドル
(2)の支持をする状態にある手の親指で操作できるよ
うに、握り部(2a)より機体内側で握り部(2a)に近い
箇所に配置して軸心(P2)の周りで上下に揺動するよう
にレバー支軸(14)、レバー取付具(15)を介して操縦
ハンドル(2)に取付けると共に、操作ケーブル(11)
を介して前後進切換え装置(4)の操作部(4a)に連動
させてある。尚、握り部(2a)の下方にはレバー部材
(符記せず)が配置されており、握り部(2a)に手を添
えた状態でそのレバー部材の握り操作、及び操作レバー
(6)の親指での操作が可能である。
そして、操作レバー(6)を上昇付勢スプリング〔上
昇付勢手段に相当〕(16)の操作力により上昇させ、レ
バー部分(6a)がレバー取付具(15)のストッパー部
(15a)に接当した前進位置(F)に操作させると、操
作ケーブル(11)が緩め操作されて操作部(4a)が前進
付勢スプリング(12)のために前進位置(f)になり、
操作レバー(6)を人為操作力により下降させ、その操
作レバー(6)に形成した切欠き部からなる被係合部
(6b)がロック具〔ロック手段に相当〕(17)の先端作
用部に臨んだ後進位置(R)に操作すると、操作ケーブ
ル(11)が引張り操作されてこの張力のために操作部
(4a)が後進位置(r)になるように構成してある。
又、操作レバー(6)の被操作面(6s)が常に握り部
(2a)の下縁よりも上方に位置するように、操作レバー
(6)の上下揺動領域が設定されている。
ロック具(17)は枢着ピン(18)をしてレバー取付具
(15)に枢着し、先端作用部が切欠き部からなる被係合
部(6b)に入り込んでレバー基部(6c)に係合すること
により操作レバー(6)を後進位置(R)に保持するロ
ック作用状態と、先端作用部がレバー基部(6c)から機
体内側に抜け外れることにより操作レバー(6)の上昇
揺動を許容するロック解除状態とに軸芯(P3)の周りで
揺動変化するように構成すると共に、ロック付勢スプリ
ング(19)によってロック作用状態に付勢されるように
構成してある。
そして、操作レバー(6)が後進位置(R)になるま
ではロック具(17)の先端作用部がロック付勢スプリン
グ(19)のためにレバー基部(6c)に当付け付勢されて
おり、操作レバー(6)が後進位置(R)になるとロッ
ク具(17)の先端作用部がロック付勢スプリング(19)
のために被係合部(6b)に自動的に入り込むことによ
り、操作レバー(6)が下降操作されて後進位置(R)
になるとロック具(17)が自動的にロック作用するよう
に構成してある。
解除レバー(7)はロック具(17)との一体物品に形
成されて握り部(2a)の内側近くに配置してあり、握り
部(2a)を持って操縦ハンドル(2)を支持する状態に
ある手の親指によって軸芯(P3)の周りで揺動操作でき
るようにしてある。又、解除レバー(7)を握り部(2
a)の方に揺動操作することにより、ロック具(17)を
ロック作用状態からロック解除状態に切換え操作できる
ように構成してある。尚、解除レバー(7)に備えてあ
るアーム部(7a)はレバー取付具(15)との接当によ
り、解除レバー(7)の操作限界位置を設定するもので
ある。
要するに、操作レバー(6)を後進位置(R)に下降
操作すると、操作部(4a)が後進位置(r)になって前
後進切換え装置(4)が後進状態になると共に、ロック
付勢スプリング(19)によってロック具(17)が自動的
に作用して操作レバー(6)が後進位置(R)に保持さ
れるのである。
解除レバー(7)を握り部(2a)の方に揺動操作して
ロック具(17)によるレバー保持を解除すると、操作レ
バー(6)が付勢力のために自動的に上昇して前進位置
(F)になり、操作部(4a)が前進位置(f)になって
前後進切換え装置(4a)が前進状態に切換わるのであ
る。そして、操作レバー(6)及び解除レバー(7)の
いずれの操作も、握り部(2a)を握っての操縦ハンドル
(2)の支持操作をしながらの親指操作で行えるのであ
る。
〔別実施例〕
操作レバー(6)を上昇によって後進位置に、かつ、
下降によって前進位置に夫々なるように構成したり、後
進位置に付勢されるように構成して実施してもよい。
解除レバー(7)に替えて摺動式操作具を採用しても
よく、これらを解除操作具(7)と総称する。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る歩行型作業車の前後進切換え構造の
実施例を示し、第1図は前後進切換え操作部の側面図、
第2図は操作レバー配設部の一部切欠き平面図、第3図
は歩行型バインダーの全体の側面図である。 (2)……操縦ハンドル、(2a)……握り部、(4)…
…前後進切換え装置、(6)……操作レバー、(6b)…
…被係合部、(6s)……被操作面、(7)……解除操作
具、(16)……上昇付勢手段、(17)……ロック手段、
(F)……前進位置、(R)……後進位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松藤 秀人 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工 株式会社堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭56−98627(JP,U) 実開 昭59−163320(JP,U) 実開 昭61−72124(JP,U) 実開 昭63−69627(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操縦ハンドル(2)の握り部(2a)の下方
    側にレバー類を備えてある歩行型作業車の前後進切換え
    構造であって、 前記握り部(2a)の近くに、前後進切換え装置(4)を
    前進位置(F)と後進位置(R)とに切換操作可能な操
    作レバー(6)を配置し、該操作レバー(6)を上昇側
    に付勢する上昇付勢手段(16)を備えるとともに、この
    操作レバー(6)を、前記握り部(2a)に手を添えた状
    態での親指操作による下降側への押し下げによって、前
    記後進位置(R)又は前記前進位置(F)の何れか一方
    側に切換え可能な状態で前記操縦ハンドル(2)に支持
    し、 この操作レバー(6)を前記上昇付勢手段(16)の付勢
    力に抗して下降操作したときに、その下降側の前記後進
    位置(R)又は前記前進位置(F)で、前記操作レバー
    (6)の被係合部(6b)に自動的に係合して、該操作レ
    バー(6)を下降側の前記後進位置(R)又は前記前進
    位置(F)に保持するロック作用状態と、親指操作によ
    り前記被係合部(6b)との係合を外したロック解除状態
    とに操作可能なロック手段(17)を設けてある歩行型作
    業車の前後進切換え構造。
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JP5233048B2 (ja) * 2009-12-25 2013-07-10 有限会社河島農具製作所 農業用運搬車

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EP3498064A4 (en) * 2016-08-15 2020-01-01 Yanmar Co., Ltd. FORWARD / BACKWARD MOVEMENT SWITCHING DEVICE OF AN AGRICULTURAL MACHINE

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