JP3040002U - 二輪車のハンドルレバー - Google Patents

二輪車のハンドルレバー

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JP3040002U
JP3040002U JP1997000574U JP57497U JP3040002U JP 3040002 U JP3040002 U JP 3040002U JP 1997000574 U JP1997000574 U JP 1997000574U JP 57497 U JP57497 U JP 57497U JP 3040002 U JP3040002 U JP 3040002U
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JP
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finger
lever
grip
handle
wheeled vehicle
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JP1997000574U
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仁 谷
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仁 谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバーの指掛け部に、各指の第一間接の基部
が略均等に接触するようにしてレバーの操作力を高める
とともに操作時の疲労が軽減するようにする。 【解決手段】 ハンドル11の端部に設けたグリップ1
2の前方に該グリップ12の延長方向に延びるレバー1
3を配置するとともに、該レバー13をその一端側でグ
リップ12に対して接離方向に回動可能に設けてなる二
輪車のハンドルレバーにおいて、前記レバー13の人差
指、中指、薬指及び小指が掛かる指掛け部13aの前面
側を前方に向けて凸状に湾曲させ、該指掛け部13aの
両端部に前方に突出する規制部13b、13cを設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、オートバイ、スクーター、自転車等の二輪車に関し、特にそのハン ドルに設けるブレーキレバー、クラッチレバー等のハンドルレバーに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の二輪車のハンドルレバーは、図2に示すようになっていた。図2におい て、1はバー(棒)状のハンドルであり、該ハンドル1の両端部(図2は右端部 のみ図示)にグリップ2及びレバー3を取付ける。レバー3は、グリップ2の前 方に該グリップ2の延長方向に延長させ、その左端部をブラケット4、支点ピン 5を介してハンドル1に前後方向、つまりグリップ2に対して接離方向に回動可 能に連結する。
【0003】 上記レバー3の右部、即ち、人差指7、中指8、薬指9及び小指10が掛かる 指掛け部3aは、グリップ2側に向けて凹状に湾曲させる。またレバー3の右端 に前方に突出する球状の規制部3bを一体に形成し、レバー3に掛けた指が不用 意に右方、つまりレバー3の開放端側に移動するのを規制する。6はグリップ2 に掛けた親指である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のものは、レバー3の指掛け部3aがグリップ2側に向かって凹状に 湾曲していたので、図2の実線で示すように、レバー3がグリップ2方向に規定 角度回動した際に、指掛け部3aの前面側の長手方向中心部(イ)が長手方向両 端部(ア)、(ウ)に比し、より多くグリップ2側に接近することになる。そし て、レバー3を握る指のうち、グリップ2側に接近する上記長手方向中心部(イ )には指の長い中指8及び薬指9が接し、グリップ2側から遠い上記長手方向両 端部(ア)、(ウ)には指の短い人差指7及び小指10が接することになる。
【0005】 このため、従来のものは各指7〜10の力の出る各第一関節(指の先から第1 番目の関節)の基部側が均等に指掛け部3aに接しなくなり、レバー3の操作力 が低下し、ブレーキを作動させる際にはこれの作動力が低下したり、レバー3を 繰り返して操作する際には疲労が増大したりする欠点があった。本考案は上記欠 点を解消した新規な二輪車のハンドルレバーを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、以下の如く構成したものである。即ち、 ハンドルの端部に設けたグリップの前方に該グリップの延長方向に延びるレバー を配置するとともに、該レバーをその一端側でグリップに対して接離方向に回動 可能に設けてなる二輪車のハンドルレバーにおいて、前記レバーの人差指、中指 、薬指及び小指が掛かる指掛け部の前面側を前方に向けて凸状に湾曲させ、該指 掛け部の両端部に前方に突出する規制部を設ける構成にしたものである。 この場合、前記指掛け部の前面側の前方への湾曲量は、レバーがグリップ方向 に規定角度回動した際に、該レバーを握る人差指、中指、薬指及び小指の各第一 関節の基部側が前記指掛け部の前面側に接する湾曲量にするとよい。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。図1は本考案の実施例を示す要 部平面図である。図1において、11は例えばオードバイ用のハンドル(バーハ ンドル)であり、該ハンドル11の両端部にグリップ12及びレバー13を取付 ける。図1に示す右部のグリップ12はキャブレター(図示省略)の開度を調節 するスロットルグリップからなり、ハンドル11に回転可能に取付け、また、右 部のレバー13は、例えば前輪ブレーキを作動させるブレーキレバーからなり、 グリップ12の前方に該グリップ12の延長方向に延長させ、その左端部をブラ ケット14、支点ピン15を介してハンドル11に前後方向、つまりグリップ1 2に対して接離方向に回動可能に連結する。
【0008】 上記レバー13の右部、即ち、人差指17、中指18、薬指19及び小指20 が掛かる指掛け部13aは、前方に向けて凸状に湾曲させ、該指掛け部13aの 左右両側部に前方に突出する規制部13b,13cを形成する。このレバー13 は、ブレーキが解除する初期時には、前方に回動してその基部13dがブラケッ ト14のストッパー部14aに衝突し、図1の仮想線で示す位置とする。また、 ブレーキが作動する終期時には、上記位置から後方、つまりグリップ12方向に 回動し、図1の実線で示すように、指掛け部13aがグリップ12と略平行にな る位置とする。
【0009】 ここで、上記指掛け部13aの前面側の前方への湾曲量は、レバー13が、図 1の実線で示すように、ブレーキを作動させる位置に回動した際に、該レバー1 3を握る人差指17、中指18、薬指19及び小指20の各第一関節(指の先か ら第1番目の関節)の基部側が上記指掛け部13aの前面側に略均等に接する湾 曲量とする。
【0010】 上記指掛け部13aの右端(外端部)で前方に突出する規制部13cは、球状 に形成し、レバー13に掛けた指が不用意に右方に移動してレバー13から外側 方に離脱するのを防止するとともに、転倒時等にライダー等が負傷するのを防止 する。また、指掛け部13aの左部(基部側)で前方に突出する規制部13dは 、該指掛け部13aの左部から急勾配で前方に屈曲させて基部13dに接続し、 レバー13に掛けた指が不用意にレバー13の基部13d側に移動するのを規制 する。これにより、上記レバー13を握る各指17〜20を指掛け部13aの所 定位置に正確に位置決めする。
【0011】 上記実施例によれば、操作する手の親指16をグリップ12の後面側に掛け、 該手の人差指17、中指18、薬指19及び小指20をレバー13の指掛け部1 3aの前面側に掛け、この状態で、図1の実線で示すように、レバー13をグリ ップ12方向に規定角度回動、つまりブレーキが作動する位置まで回動させると 、指掛け部13aの前面側の長手方向中心部(イ)が長手方向両端部(ア)、( ウ)に比してグリップ12から離間する状態となる。
【0012】 そして、レバー13を握る指のうち、指の長い中指18及び薬指19の各第一 関節の基部が上記長手方向中心部(イ)に接し、指の短い人差指17及び小指2 0の各第一関節の基部が上記長手方向両端部(ア)、(ウ)に接することになる 。これにより、各指17〜20の力の出る各第一関節の基部側で均等にレバー1 3をグリップ12方向に引き寄せることができ、レバー13の操作力が増してブ レーキの作動力を増大させることができる。また、レバー13を頻繁に操作した り、グリップ12方向に長時間引き寄せたりする場合であっても、疲労が軽減す ることになる。なお、上記レバー13は、クラッチをオン・オフさせるクラッチ レバーであってもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、本考案は、人差指、中指、薬指及び小指が掛か るレバーの指掛け部の前面側を前方に向けて凸状に湾曲させるようにしたので、 力のでる各指の第一関節の基部を上記指掛け部の前面側に略均等に接触(当接) させることができ、レバーの操作力が高くなるとともに、この操作による疲労が 軽減する。また、指掛け部の両端部に設けた規制部により、レバーを握る各指が 指掛け部の所定位置に正確に位置決めされる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す要部平面図である。
【図2】従来例を示す要部平面図である。
【符号の説明】
11 ハンドル 12 グリップ 13 レバー 13a 指掛け部 13b,13c 規制部 13d 基部 (ア)、(ウ) 指掛け部の前面側の長手方向両端部 (イ) 指掛け部の前面側の長手方向中心部 (ウ) 14 ブラケット 14a ストッパー部 15 支点ピン 16 親指 17 人差指 18 中指 19 薬指 20 小指

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル(11)の端部に設けたグリップ
    (12)の前方に該グリップ(12)の延長方向に延び
    るレバー(13)を配置するとともに、該レバー(1
    3)をその一端側でグリップ(12)に対して接離方向
    に回動可能に設けてなる二輪車のハンドルレバーにおい
    て、前記レバー(13)の人差指、中指、薬指及び小指
    が掛かる指掛け部(13a)の前面側を前方に向けて凸
    状に湾曲させ、該指掛け部(13a)の両端部に前方に
    突出する規制部(13b,13c)を設けたことを特徴
    とする二輪車のハンドルレバー。
  2. 【請求項2】前記指掛け部(13a)の前面側の前方へ
    の湾曲量は、レバー(13)がグリップ(12)方向に
    規定角度回動した際に、該レバー(13)を握る人差
    指、中指、薬指及び小指の各第一関節の基部側が前記指
    掛け部(13a)の前面側に接する湾曲量としたことを
    特徴とする請求項1記載の二輪車のハンドルレバー。
JP1997000574U 1997-01-27 1997-01-27 二輪車のハンドルレバー Expired - Lifetime JP3040002U (ja)

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ID=43174601

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013177096A (ja) * 2012-02-29 2013-09-09 Bridgestone Cycle Co ブレーキレバー
JP2015226653A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社大一商会 遊技機

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JP2013177096A (ja) * 2012-02-29 2013-09-09 Bridgestone Cycle Co ブレーキレバー
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