JPH0450805B2 - - Google Patents

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JPH0450805B2
JPH0450805B2 JP62023281A JP2328187A JPH0450805B2 JP H0450805 B2 JPH0450805 B2 JP H0450805B2 JP 62023281 A JP62023281 A JP 62023281A JP 2328187 A JP2328187 A JP 2328187A JP H0450805 B2 JPH0450805 B2 JP H0450805B2
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JP
Japan
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slider
slide fastener
gap
ring
handle
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Hiroshi Yoshida
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Yoshida Kogyo KK
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Publication date
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Priority to EP88101446A priority patent/EP0280071B1/en
Priority to PH36451A priority patent/PH24965A/en
Priority to MYPI88000101A priority patent/MY102738A/en
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B65/00Locks or fastenings for special use
    • E05B65/52Other locks for chests, boxes, trunks, baskets, travelling bags, or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B19/00Slide fasteners
    • A44B19/24Details
    • A44B19/26Sliders
    • A44B19/30Sliders with means for locking in position
    • A44B19/301Sliders with means for locking in position at the end of their upward travel with any suitable device, e.g. pull member combined with a press-button, a hook, a key-operated lock
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B19/00Slide fasteners
    • A44B19/24Details
    • A44B19/26Sliders
    • A44B19/262Pull members; Ornamental attachments for sliders
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    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/25Zipper or required component thereof
    • Y10T24/2511Zipper or required component thereof with distinct, stationary means for anchoring slider
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    • Y10T24/2566Slider having specific configuration, construction, adaptation, or material including position locking-means attached thereto
    • Y10T24/2568Protrusion on pull tab directly engaging interlocking surfaces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T24/25Zipper or required component thereof
    • Y10T24/2561Slider having specific configuration, construction, adaptation, or material
    • Y10T24/2586Slider having specific configuration, construction, adaptation, or material including pull tab attaching means

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  • Slide Fasteners (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、鞄、トランクその他の物品収納容器
の開口部を開閉するスライドフアスナーのスライ
ダーに設けられる錠装置に関するものである。
従来の技術 上述のごとき物品収納容器の開口部を開閉する
スライドフアスナーのスライダーに設けられる従
来の錠装置としては、実公昭33−14493号公報に
示されるように、錠機構を内蔵した筐体をスライ
ドフアスナーの被取付体たる物品収納容器側に設
け、スライダーの引手を錠止するようにしたもの
とか、実公昭57−23647号公報に示されるように、
スライダーの引手に雄錠を取り付け、物品収納容
器側に雌錠を固着し、両錠を係合させるようにし
たものとかが知られている。
発明が解決しようとする問題点 上述の実公昭33−14493号公報に示されるもの
では、筐体が鞄、トランク等の物品収納容器内へ
突出することとなり、コーナー部等において物品
収納空間が狭められるのみでなく、筐体と物品と
の接触により収納物品を損傷する恐れもある。
また実公昭57−23647号公報に示されるものは、
スライダーの引手に雄錠が取り付けられているた
め、施錠時以外の時には、雄錠が引手から長くぶ
らさがつた状態となり、体裁が悪いし、ぶらつき
によつて異音を発生する欠点もあつた。
しかも上記両公報に示されるものは、鞄等の外
面に錠機構が露呈され、外観上違和感が著しい欠
点もある。
上述の現状に鑑み、本発明は、引手を着脱でき
るようにしたスライダーと、スライドフアスナー
の被取付体に取り付けた錠用環体と、別体の操作
ピンとの三者のみで錠装置を構成することによ
り、使用上も外観上も錠装置の無いスライドフア
スナーと変るところが殆どなく、しかも確実な施
錠ができ、構造も簡単なスライドフアスナー用錠
装置を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するため、本発明は、スライ
ダーの上翼片に一端で固定された鉤形体の他端が
間隙部を存して上翼片の上面に対峙させられ、該
間隙部には、該間隙の閉鎖位置と開口位置との2
位置間を移動する閉鎖部材が配設されており、ス
ライドフアスナー全閉時のスライダー位置に対応
するスライドフアスナー被取付体には、前記間隙
部を通過して上翼片と鉤形体との間の空間部に環
部を挿入させることのできる錠用環体が取り付け
られているとともに、前記閉鎖部材を押動させる
操作ピンが別体として備えられているという構成
を採用している。
作 用 本発明は、上述の構成であるから、スライダー
を摺動させてスライドフアスナーを全閉させたの
ち、スライダーをその位置に留め、鞄等のスライ
ドフアスナー被取付体に取り付けられている錠用
環体の環部を、スライダーの閉鎖部材に押し当
て、該閉鎖部材を開口位置に押動させ、開口され
たスライダーの間隙部から前記環部をスライダー
の上翼片と鉤形体との間の空間に挿入させ、閉鎖
部材を間隙閉鎖位置に戻すことにより、スライダ
ーは錠用環体に係止され、スライドフアスナーを
開く方向への摺動を阻止され、施錠が完了する。
解錠に際しては、操作ピンを手指に持ち、前記
閉鎖部材を間隙開口位置に押進させ、スライダー
か錠用環体かのいずれかを移動させて、前記上翼
片と鉤形体との間の空間から間隙部を通してスラ
イダー外へ移動させることにより解錠が行なわれ
る。
スライダーの閉鎖部材はスライダーより小型で
あつて外観上目立つことがないし、スライドフア
スナー被取付体には、スライドフアスナー端に臨
んで錠用環体が取り付けられているのみであるか
ら外観をそこねることが少なく、スライドフアス
ナー用錠装置全体としての外観が目立つことのな
い形態となつて違和感を生じさせないし、スライ
ドフアスナー被取付体内へ収納する物品を損傷す
ることもなく、被施錠時のスライダーのぶらつき
による異音の発生もなく、構造も簡単となるもの
である。
実施例 第1図ないし第5図は第1の実施例を示してお
り、スライドフアスナー被取付体たる鞄1の開口
部2がスライドフアスナー3によつて開閉され
る。
スライドフアスナー3のスライダー4は、上翼
片5に一端6で固定された鉤形体7を有し、該鉤
形体7の他端8は、上翼片5の上面9に間隙部1
0を存して対峙させられている。
この間隙部10には、間隙の閉鎖位置と開口位
置との2位置間を移動する閉鎖部材11が配設さ
れている。
上述の閉鎖部材11は、上翼片5の上面9に、
該上面9と直交する断面が略凸形の案内溝12に
摺動自在に挿入される第2図に示される構造のも
のであり、主体部13の両側の案内条14,15
で、案内溝12の両側の凹条部16に嵌入され、
後端17と、案内溝12の奥底に穿設された孔1
8との間に縮設されたスプリング19の弾力で常
時案内溝12から脱出する方向の勢力を与えら
れ、案内溝12の開口端のストツパ20で停止さ
せられている。この停止位置が閉鎖部材11の閉
鎖位置であり、この位置における閉鎖部材11に
は、鉤形体7の他端8と対峙し、間隙部10を閉
鎖する閉止片21が突設され、閉止片21のスラ
イダー外方向きの端面には操作凹溝22が形成さ
れている。
前述の上翼片5の上面9と鉤形体7の内面との
間には空間部23が形成されており、上述の閉鎖
部材11をスプリング19の弾力に抗してスライ
ダー4の内方へ向けて押し込み、間隙部10を開
口させると、空間部23は間隙部10を通して鉤
形体7の外部と連通させられる。
スライドフアスナー3が全閉された際にスライ
ダー4が占める位置に対応するスライドフアスナ
ー被取付体たる鞄1の側面24には、取付バンド
25で錠用環体26が取り付けられている。
この錠用環体26は、スライダー4の前記間隙
部10を通過して空間部23に挿入される太さの
環部27を有している。
また錠用環体26は環部27と対称位置の該環
部27より半径方向厚さの長い扁平環部28で取
付バンド25でぶらつかないように支着されてお
り、取付バンド25は、内層に金属バンド29を
有し、保形性を大とされ錠用環体26のぶらつき
の防止、すなわち取付位置の確保を図つている。
上述の構造であるから、スライダー4を摺動さ
せて来るとともに、錠用環体26の環部27を、
スライダー4の閉鎖部材11に当接させ、更にス
ライダー4を押進させると、環部27は閉鎖部材
11を間隙閉鎖位置から開口位置へ押動させて、
第1図に示されるように空間部23内へ入り、第
1図中矢印Aで示す方向に環部27を変位させる
と、スプリング19の弾力で閉鎖部材11は再び
閉鎖位置へ戻り、スライダー4の施錠が完了す
る。
上述の施錠を解くには、第4図に示されるごと
き操作ピン30を手指で持ち、ピン頭31を閉鎖
部材11の操作凹溝22に当接させ、手指で閉鎖
部材11を開口位置へ押進させ、スライダー4を
後退させつつ錠用環体26の環部27を空間部2
3から、間隙部10を経て抜脱させれば施錠は解
かれる。
上述の操作ピン30はキーホルダー等で保持し
ておけば良い。
なお、図示例ではスライダー4に引手が取り付
けられていないが、空間部23の広さが図示を省
略した引手の取付軸部と錠用環体26の環部27
とを共に収納しうる広さであるときは、引手を取
り付けておいてもよく、引手が邪魔となる場合
や、スライドフアスナー開閉の頻度が著しく少な
い場合等には、勿論引手が省略される。
第5図および第6図は、第1図、第3図に示さ
れるスライダー4に着脱自在に取り付けられる引
手32を示しており、この引手32には操作ピン
33が出没自在に組み込まれている。
引手32は、本体34に穿設された溝穴35内
にフツク状の取付軸部36の基部37が収納さ
れ、基部37のフランジ38を穴縁39で係止す
ることにより、基部37の溝穴35から脱出を防
止し、フランジ38と穴底との間に縮設したコイ
ルスプリング40の弾力で、第6図中鎖線で示さ
れるように、取付軸部36が引手32の本体34
から突出し、端部41が本体34の受穴42外に
符号43で示されるように脱出し、取付軸部36
が矢印Bで示されるよう自由に回動できる位置
と、第6図中実線で示すよう端部41が受穴42
内に位置する回動不能の位置とを占めうるように
構成されている。そして上述の実線で示す位置
は、フランジ38に止爪44が係止することによ
り保持されている。
上述の止爪44は、本体34に、溝穴35と交
叉する方向に穿設された取付孔45,46内に挿
入され、取付孔45の段部47と止爪44の背面
との間に縮設されたコイルスプリング48の弾力
で常時フランジ38との係合位置を保つよう付勢
されている。
止爪44からは本体34の側壁49に開設され
た取付孔45の軸方向に長いガイド窓50を通つ
て本体34外へ突出するピン51が設けられ、こ
のピン51を指頭で矢印C方向に押すことによ
り、止爪44とフランジ38との係合を解くこと
ができる。
止爪44の背面には、既述の操作ピン33が固
定されており、操作ピン33は取付孔45,46
を通過しうる位置に取り付けられ、その長さは、
止爪44がフランジ38と係合している状態で
は、ピン頭52が取付孔46内に没入しているも
のの、ピン51を矢印C方向に押進させたとき
は、該ピン頭52は第5図に示され、第6図中鎖
線で示されるよう引手32の本体外へ突出しうる
長さとされている。
この突出したピン頭52は、第4図に示す操作
ピン30のピン頭31と同様に閉鎖部材11の押
進に使用される。
第7図ないし第11図は第2の実施例を示して
おり、スライダー53が上翼片54と鉤形体55
との間に、間隙部56でスライダー53外と連通
する空間部57を有し、前記間隙部56を開閉す
る閉鎖部材58を有し、またスライダー被取付体
たる鞄1が取付バンド25で錠用環体61を取り
付けられている点は、前記第1の実施例と同一構
造であるが、この錠用環体61は、取付バンド2
5の支持空間部62内に矢印Dで示す円周方向に
回動自在に取り付けられているとともに、該錠用
環体61は、間隙部56を通過しうる大きさの環
部63と、間隙部56を通過できない大きさの環
部64とを形成されている点で前記第1の実施例
と相違している。
図示例の錠用環体61は、環部63が、第8図
および第9図に示されるよう直径Rの円形断面
とされており、環部64は直径Rより長い長径L
を有する長円形断面のものとされている。
そして閉鎖部材58は、第10図に示される
ように、操作ピン651を当接させられ、次いで
開口位置に押進させられ、第10図に示される
よう開口位置最終端に導かれたとき、閉鎖部材5
8の上端661と鉤形体55の先端下面671と
の間に、錠用環体61の直径Rの環部63を通過
させうる間隙部56を開口させうる寸法に設定さ
れている。
上述の間隙部56の寸法は、第11図に示され
るように、閉鎖部材58の長径Lの環部64は通
過させ得ない寸法に選定されている。
従つて、第2の実施例においては、第7図およ
び第10図に示されるようスライダー53と錠
用環体61を係合させたのち、該環体61を矢印
D方向に回動させて環部64が空間部57内に位
置させられると、錠用環体61の環部63を空間
部57内に位置させない限り、閉鎖部材58を操
作しても解錠されない確実な施錠を行ないうるも
のである。
第12図ないし第14図は第3の実施例を示
すもので、この実施例は、スライダー581が停
止爪片59付きのスライダーロツク機構60を有
するものである。
第12図に示されるように、スライダー581
の上翼片610には、対峙する耳片621,63
1に軸641で鉤形体65が固定され、耳片62
1,631間に、前記軸641で停止爪片59が
双矢印E方向に回動自在に支着されている。
停止爪片59の停止爪100は、上翼片610
に穿設された窓孔66から上翼片610の下面側
の務歯通路67に突出し、務歯と係合してスライ
ダー581の摺動を阻止するものであり、後端6
8と上翼片610との間に介装されたバネ69に
より常時、務歯との係合位置を保つよう付勢され
ている。第12図中符号70は鉤形体65の取付
軸孔、符号71は停止爪片59の軸孔、符号7
2,73は、耳片621,631の軸固定孔であ
る。
また停止爪片59には、後述するように、引手
74の取付軸部75が挿入され、停止爪100が
務歯との非係合位置に引き上げられるための空間
部76が開設されている。
上述のスライダーロツク機構60は鉤形体65
と上翼片610との間の空間部分に第13図な
いしに示されるよう配置される。
また上翼片610の上面には、該上面77と鉤
形体65の前端78との間に形成される間隙部7
9を開閉する閉鎖部材80が間隙閉鎖位置と間隙
開口位置との2位置間を移動できるよう配設され
ている。
この閉鎖部材80は、閉鎖位置において、鉤形
体65の前端78と対峙して間隙部79を閉鎖す
る閉鎖部81と、その後方に、引手74の取付軸
部75を没入させうる凹部82を存して突出する
三角山状の突部83とを有し、かつ前述の上翼片
610の窓孔66の周壁のガイド溝84を形成さ
れている。
また閉鎖部材80の両側端面には案内突条85
が形成され、上翼片610の上面の案内凹所86
の両側の案内溝87,88内に挿入されてスライ
ダー581の長さ方向の摺動を案内されるととも
に、案内凹所86の耳片621,631寄りの後
端と閉鎖部材80の後端との間に縮設されるバネ
89の弾力で常時閉鎖位置を保つよう付勢されて
いる。
第12図中符号90,91は上記閉鎖位置で閉
鎖部材80を停止させるストツパーである。
他方鉤形体65は軸641と平行する方向の縦
断面が逆U字形とされ、その側壁92,93に
は、前記閉鎖位置に在る閉鎖部材80の凹部82
に対応する上向き凹部94と、閉鎖部材80の突
部83に対応する下向き突出部95と、突出部9
5の軸641寄りに隣接する引手の取付軸部75
の収納空間たる上向き空所96とが形成されてい
る。
上述のスライダー581と協働する錠用環体は
第2の実施例の錠用環体61と同一構造のものと
され、その直径Rの環部は、引手74の取付軸部
75と等径とされ、間隙部79を通過しうる寸法
とされており、長形Lの長円形断面の環部は、第
2の実施例と同様に、間隙部79を通過できない
寸法とされている。
この第3の実施例のスライダー581は、スラ
イドフアスナーを全閉として位置で引手74を取
り外したうえで、錠用環体により施錠されるもの
であり、第13図ないしに示されるように引
手74あるいは錠用環体との係脱が行なわれる。
第13図ないしでは引手74の取付軸部75
を取り外す工程を示しているが、錠用環体の環部
の取り外しも全く同様であり、逆順に行なうこと
により引手74の取付軸部75あるいは錠用環体
の環部の係合が行なわれるものである。
第13図は引手74がスライダー581に取
り付けられ、停止爪片59の停止爪100が務歯
通路67へ突出して図示を省略した務歯と係合
し、スライダー581の摺動を阻止している状態
であり、引手74の取付軸部75は、鉤形体65
と上翼片610との間の空間部内で停止爪片59
の空間部76内に位置している。
上述の状態から引手74を取り外し、錠用環体
61の環部を係合させるには、第4図に示すごと
き操作ピン30のピン頭31を、閉鎖部材80の
閉鎖部81に開設されているピン孔97に通し、
矢印Fで示す方向に閉鎖部材80を押進させる。
この押進により、取付軸部75は、三角山状の突
部83の斜面98に押されて第13図に示され
るよう上動し、停止爪片59を上向きに回動させ
る。この回動で停止爪100は務歯との係合を外
される。なお、第13図の状態は引手74を上
向きに引いても実現される。
閉鎖部材80を一杯に押し込むと、取付軸部7
5は、突部83によつて空所96内に導かれ、該
突部83を乗り越えうるので、取付軸部75を矢
印Gで示すように間隙部79側へ移動させ、閉鎖
部材80の凹所82へ収める。
この状態で操作ピン30による閉鎖部材80へ
の押圧を解くと、該閉鎖部材80はバネ89の弾
力で第13図に矢印Hで示されるように閉鎖位
置に向つて移動し、第13図に示す状態となり
取付軸部75は、凹部82と鉤形体65の凹部9
4との間に位置する。
この状態となつた時点で、取付軸部75を矢印
Jで示すように凹部94内へ深く変位させ、再び
操作ピン30で、閉鎖部材80を矢印F方向へ押
進させ、間隙開口位置に移動させると、間隙部7
9は、第13図に示されるように開口されるの
で、取付軸部75は、矢印Kに示されるように、
間隙部79を通つて、鉤形体65外へ取り出され
る。
このようにして引手74を取り外したのち、錠
用環体61の、取付軸部75と等径の環部63
を、第13図からに至るよう逆順に操作し、
挿入することにより、スライダー581の施錠が
行なわれる。
解錠は、取付軸部75の取り外しと同一操作に
よつて行なわれるものである。
上述のように施錠したのち、錠用環体61を、
第7図中矢印Dで示されるように回動し、長径L
の環部64を第13図に示される空間部76
へ、第14図に示されるよう移動させると、該
環部64は、第14図に示されるよう、第13
図に矢印Gで示す方向の移動が不可能となり、
爾後、第13図,,の各工程を取り得ず、
錠用環体61によるスライダー581の完全な施
錠が行なわれるものである。
この第3の実施例では、錠用環体61による施
錠と、停止爪片59によるロツクとの二重のスラ
イダー581のロツクが行なわれるものである。
効 果 本発明は、以上説明した構成、作用のものであ
つて、引手を着脱できるよう閉鎖部材を備えたス
ライダーと、鞄等のスライドフアスナー被取付体
に取り付けた錠用環体と、別体の操作ピンとの三
者のみで、スライドフアスナー用錠装置が構成さ
れるので、構造が著しく簡単となり、施錠装置を
備えるにも拘らず、外観的にはスライドフアスナ
ー全閉位置におけるスライダーに対応する鞄等の
スライドフアスナー被取付体に錠用環体が取り付
けられるのみであるから、該被取付体の使用時
に、施錠装置が目立たず、外観を良好に保ちうる
し、施錠装置による異音の発生とか、違和感をい
だかせることも無く、使用感を高めうる効果があ
る。
また施錠は確実であり、操作も簡単であつて、
スライドフアスナーの取り付けられる鞄等の被取
付体の付加価値を向上させうる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は第1の実施例を示すもの
で、第1図は要部拡大縦断面図、第2図は閉鎖部
材の拡大斜面図、第3図は第1図に示すものの斜
面図、第4図は操作ピンの拡大正面図、第5図は
引手の斜面図、第6図は第5図に示すものの一部
を断面とした拡大図、第7図ないし第11図は第
2の実施例を示すもので、第7図は要部の拡大正
面図、第8図は錠用環体の拡大正面図、第9図
は第8図中X−X線断面図、第9図は第8図中
Y−Y線断面図、第10図およびは第7図に
示すものの解錠行程の説明的拡大断面図、第11
図は解錠不能状態を示す説明的拡大断面図、第1
2図は第3の実施例の拡大分解図、第13図な
いしは第3の実施例における引手の取り外し行
程順の説明的拡大断面図、第14図およびは
第3の実施例における解錠不能状態を示す説明的
拡大断面図である。 1……スライドフアスナー被取付体たる鞄、3
……スライドフアスナー、4,53,581……
スライダー、5,54,610……上翼片、6…
…一端、7,55,65……鉤形体、8……他
端、9……上面、10,56,79……間隙部、
11,58,80……閉鎖部材、23,57,7
6……空間部、26,61……錠用環体、27,
63,64……環部、32,74……引手、3
6,75……取付軸部、30,33……操作ピ
ン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スライダー4,53,581の上翼片5,5
    4,610に一端6で固定された鉤形体7,5
    5,65の他端8が間隙部10,56,79を存
    して上翼片5,54,610の上面9に対峙させ
    られ、該間隙部10,56,79には、該間隙の
    閉鎖位置と開口位置との2位置間を移動する閉鎖
    部材11,58,80が配設されており、スライ
    ドフアスナー3全閉時のスライダー位置に対応す
    るスライドフアスナー被取付体1には、前記間隙
    部10,56,79を通過して上翼片5,54,
    610と鉤形体7,55,65との間の空間部に
    環部を挿入させることのできる錠用環体26,6
    1が取り付けられているとともに、前記閉鎖部材
    11,58,80を押動させる操作ピン30,3
    3が別体として備えられているスライドフアスナ
    ー用錠装置。 2 スライダー581の上翼片610と鉤形体6
    5との間の空間部には、引手74の取付軸部75
    によつて操作される停止爪100付きのスライダ
    ーロツク機構60が配置されており、引手74の
    取付軸部75の占める空間部76が、引手取り外
    し後における錠用環体の環部の挿入される空間と
    されている特許請求の範囲第1項記載のスライド
    フアスナー用錠装置。 3 操作ピン33が引手32内に組み込まれてい
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載のスラ
    イドフアスナー用錠装置。 4 錠用環体61が、スライドフアスナー被取付
    体に円周方向に回動できるよう取り付けられてい
    るとともに、該環体61の環部63,64には、
    上翼片の上面と鉤形体55の端部67との間隙部
    56を通過しうる大きさの部分と該間隙を通過で
    きない大きさの部分とが形成されている特許請求
    の範囲第1項,第2項または第3項記載のスライ
    ドフアスナー用錠装置。
JP62023281A 1987-02-03 1987-02-03 スライドフアスナ−用錠装置 Granted JPS63192402A (ja)

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