JPS5820753Y2 - 錠止装置 - Google Patents
錠止装置Info
- Publication number
- JPS5820753Y2 JPS5820753Y2 JP9811980U JP9811980U JPS5820753Y2 JP S5820753 Y2 JPS5820753 Y2 JP S5820753Y2 JP 9811980 U JP9811980 U JP 9811980U JP 9811980 U JP9811980 U JP 9811980U JP S5820753 Y2 JPS5820753 Y2 JP S5820753Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- piece
- locking device
- retaining ring
- protruding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、保管庫等における本体の係合部に対し弾性的
に進出する掛止め体を扉に設けて閉扉体制を安定的に保
ち、必要に応じ扉を引くことにより容易に開扉すること
ができるようにした型式に対して特殊な錠止機構を結合
したものであって、以下添付図面に例示する態様につい
て詳細に説明−＋２ 本考案の錠止装置の適応対象としては、例えば第１図お
よび第２図に示すように、ロンカー、書庫のような保管
庫等の本体１における扉２に先端寄り部の前面および背
面が傾斜状の誘導面に形成された掛止め体３をビン４に
より枢着したままばね５により先端部を本体１における
係合部６の背後に弾性的に進出し易い傾向に保つように
し、以って扉２の開閉時には係合部６に対する誘導面の
滑動作用により掛止め体３をばね５に抗し後退させると
共に、閉扉時においては掛止め体３の先端を本体１にお
ける係合部６に弾性的に掛は止めた状態に安定的に保持
するようにした型式の掛止め機構を採択するのであるが
、掛止め体３の取り付げに当っては、図示のように手指
の差し込みに適応する凹部Ｉと手掛は片８とがある手掛
は部９を扉２に嵌合状態に取り付けると共に、この手掛
は部９の一側に枢着座１０．１０を突設してこれに前記
掛止め体３を枢止するのがよい。
に進出する掛止め体を扉に設けて閉扉体制を安定的に保
ち、必要に応じ扉を引くことにより容易に開扉すること
ができるようにした型式に対して特殊な錠止機構を結合
したものであって、以下添付図面に例示する態様につい
て詳細に説明−＋２ 本考案の錠止装置の適応対象としては、例えば第１図お
よび第２図に示すように、ロンカー、書庫のような保管
庫等の本体１における扉２に先端寄り部の前面および背
面が傾斜状の誘導面に形成された掛止め体３をビン４に
より枢着したままばね５により先端部を本体１における
係合部６の背後に弾性的に進出し易い傾向に保つように
し、以って扉２の開閉時には係合部６に対する誘導面の
滑動作用により掛止め体３をばね５に抗し後退させると
共に、閉扉時においては掛止め体３の先端を本体１にお
ける係合部６に弾性的に掛は止めた状態に安定的に保持
するようにした型式の掛止め機構を採択するのであるが
、掛止め体３の取り付げに当っては、図示のように手指
の差し込みに適応する凹部Ｉと手掛は片８とがある手掛
は部９を扉２に嵌合状態に取り付けると共に、この手掛
は部９の一側に枢着座１０．１０を突設してこれに前記
掛止め体３を枢止するのがよい。
上記型式に対する本考案の特殊構成としては、例えば図
示のように、南京錠Ａにおける錠杆Ｂ等の挿通に適応す
る止環１１がある腕体１２をその基部において軸１３に
より手掛は部９に枢着して止環１１が扉２の内外に出没
することができるようにすると共に、腕体１２には突立
い棒状の出片１４を内向きに設け、かつこれに対し前記
掛止め体３の背部には出片１４の端面に対接する受部１
５を形成し、なお必要に応じ前記手掛げ片８を腕体１２
に同体に形成し、以って通常の開扉に当っては、第２図
のように手指を手掛は片８に引っ掛けて前方へ引き寄せ
ることにより開扉するに反し、錠正に当っては、第３図
のように手掛げ片８を内方へ押し込むことにより出片１
４をその端面が掛止め体３における受部１５に対接する
ようにすると同時に、止環１１を扉２の表部に突出させ
た後、予じめ用意した南京錠Ａの錠杆Ｂを止環１１に挿
通して施錠し、従って止環１１の退没を錠杆Ｂにより阻
止した状態のもとに出片１４により掛止め体３を進出し
たままの後退不能の掛は止め体制に保持するようにして
なり、なお開錠については、南京錠Ａを開錠した後錠杆
Ｂを止環１１から抜き取ればよいのである。
示のように、南京錠Ａにおける錠杆Ｂ等の挿通に適応す
る止環１１がある腕体１２をその基部において軸１３に
より手掛は部９に枢着して止環１１が扉２の内外に出没
することができるようにすると共に、腕体１２には突立
い棒状の出片１４を内向きに設け、かつこれに対し前記
掛止め体３の背部には出片１４の端面に対接する受部１
５を形成し、なお必要に応じ前記手掛げ片８を腕体１２
に同体に形成し、以って通常の開扉に当っては、第２図
のように手指を手掛は片８に引っ掛けて前方へ引き寄せ
ることにより開扉するに反し、錠正に当っては、第３図
のように手掛げ片８を内方へ押し込むことにより出片１
４をその端面が掛止め体３における受部１５に対接する
ようにすると同時に、止環１１を扉２の表部に突出させ
た後、予じめ用意した南京錠Ａの錠杆Ｂを止環１１に挿
通して施錠し、従って止環１１の退没を錠杆Ｂにより阻
止した状態のもとに出片１４により掛止め体３を進出し
たままの後退不能の掛は止め体制に保持するようにして
なり、なお開錠については、南京錠Ａを開錠した後錠杆
Ｂを止環１１から抜き取ればよいのである。
なお第４図のように、手掛げ片８を腕体１２に付設する
ことなく手掛は部９に固定的に設け、かつ腕体１２の先
端には手掛げ爪１６を設げてこれを手指により引き寄せ
ることにより止環１１を引き出すようにしてもよい。
ことなく手掛は部９に固定的に設け、かつ腕体１２の先
端には手掛げ爪１６を設げてこれを手指により引き寄せ
ることにより止環１１を引き出すようにしてもよい。
以上説明したように、本考案によれば、本体の係合部に
対し弾性的に進退する掛止め体を扉に設けた型式の掛止
め機構に対し、その掛止め体の後退阻止用の出片を止環
の突出に連動させると共に、止環には南京錠の錠杆等を
挿通して退没を阻止することができるようにしたことに
より、施錠しない通常の閉扉時においては扉を掛止め体
により弾性的に閉扉体制に保持し、施錠に当っては共通
の掛止め体を使用することができる簡単な構成で足るば
かりでなく、錠止時以外の平常時には表面部に部材を突
出させることなくほぼ平坦状に保たせることができ、ま
た施錠の有無を遠方から容易に視認することができるの
であり、その他錠前が故障した場合における交換が極め
て簡単である等の利点がある。
対し弾性的に進退する掛止め体を扉に設けた型式の掛止
め機構に対し、その掛止め体の後退阻止用の出片を止環
の突出に連動させると共に、止環には南京錠の錠杆等を
挿通して退没を阻止することができるようにしたことに
より、施錠しない通常の閉扉時においては扉を掛止め体
により弾性的に閉扉体制に保持し、施錠に当っては共通
の掛止め体を使用することができる簡単な構成で足るば
かりでなく、錠止時以外の平常時には表面部に部材を突
出させることなくほぼ平坦状に保たせることができ、ま
た施錠の有無を遠方から容易に視認することができるの
であり、その他錠前が故障した場合における交換が極め
て簡単である等の利点がある。
図面において、第１図は一実施態様における本考案の錠
止装置を示す正面図、第２図は第１図中の線■−■にお
ける横断平面図、第３図は錠止体制における横断平面図
、また第４図は他の態様を示す要部だけの横断平面図で
ある。 １・・・・・・本体、２・・・・・・扉、３・・・・・
・掛止め体、６・・・・・・係合部、８・・・・・・手
掛げ片、１１・・・・・・止環、１２・・・・・・腕体
、１４・・・・・・出片、１５・・・・・・受部。
止装置を示す正面図、第２図は第１図中の線■−■にお
ける横断平面図、第３図は錠止体制における横断平面図
、また第４図は他の態様を示す要部だけの横断平面図で
ある。 １・・・・・・本体、２・・・・・・扉、３・・・・・
・掛止め体、６・・・・・・係合部、８・・・・・・手
掛げ片、１１・・・・・・止環、１２・・・・・・腕体
、１４・・・・・・出片、１５・・・・・・受部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■、保管庫等の本体１における係合部６に対し弾性的に
進退して係合する掛止め体３を扉２に設けるほか、南京
錠Ａの錠杆Ｂもしくはその類似物の挿通に適応する止環
１１を扉２に出没することができるように設けると共に
、この止環１１にはこの止環１１が扉２から外方に突出
した体制において掛止め体３を進出状態に拘束するため
の出片１４を設け、かつこれに対し掛止め体３には出片
１４に対応する受部１３を形成してなる錠止装置。 ２、突立い棒状の出片１４を採択してなる実用新案登録
請求の範囲第１項記載の錠止装置。 ３、手掛げ片８を止環１１に同体に形成すると共に、こ
の手掛は片８を押し込むことにより止環１１を突出させ
ることができるようにしてなる実用新案登録請求の範囲
第１項または第２項に記載の錠止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9811980U JPS5820753Y2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | 錠止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9811980U JPS5820753Y2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | 錠止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5721751U JPS5721751U (ja) | 1982-02-04 |
| JPS5820753Y2 true JPS5820753Y2 (ja) | 1983-04-30 |
Family
ID=29459853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9811980U Expired JPS5820753Y2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | 錠止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820753Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0753993Y2 (ja) * | 1989-07-07 | 1995-12-13 | 株式会社パイロット | 筆記体の出没機構 |
-
1980
- 1980-07-14 JP JP9811980U patent/JPS5820753Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5721751U (ja) | 1982-02-04 |
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