JP3297952B2 - 扉体の開閉機構 - Google Patents

扉体の開閉機構

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JP3297952B2
JP3297952B2 JP24754493A JP24754493A JP3297952B2 JP 3297952 B2 JP3297952 B2 JP 3297952B2 JP 24754493 A JP24754493 A JP 24754493A JP 24754493 A JP24754493 A JP 24754493A JP 3297952 B2 JP3297952 B2 JP 3297952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に自動車のセンター
コンソールやインストルメントパネルに組み込む灰皿や
小物入れの扉を開閉する機構として好適に採用される扉
体の開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のセンターコンソール
やインストルメントパネルに扉付きの灰皿や小物入れ等
を組み込むことが行われており、これらの容器の扉体を
開閉する機構としては、図11に示した機構が一般的に
採用されている。
【0003】即ち、図11(A)の開閉機構は、前端面
(図中左端面)が開放した箱型の基体aの開口部(前端
面)に扉体bを回動可能に取り付け、トーションバネc
で扉体bを開方向(図中矢印方向)に付勢し、かつ扉体
bの自由端部内面側に係止突部dを突設すると共に、基
体aの内面開口部近傍にプッシュロック/プッシュオフ
タイプのラッチeを取付け、このラッチeに上記係止突
起dをロックすることにより、扉体bをトーションバネ
cの付勢力に抗して閉状態で保持し、またこの状態から
扉体bをワンプッシュすることにより、ラッチeに係止
されている係止突部dを押圧してラッチeと係止突部d
との係合状態を解除し、トーションバネcの付勢力によ
り扉体bを自動的に開くようになっている。
【0004】また、図11(B)の開閉機構は、(A)
図のトーションバネcに代えて、シリンダー部fとコイ
ルバネ等で突出方向に付勢したピストン部gとからなる
付勢ユニットhを基体aと扉体bとの間に配設し、該付
勢ユニットhのピストン部gで扉体bの自由端側を押圧
することにより扉体bを開放方向に回動させるようにし
たもので、その他ロック機構等は(A)図の機構と同様
のものである。
【0005】なお、特に図示していないが、通常これら
の開閉機構には扉体bの回動運動を減速するダンパーが
設けられ、扉体bの開放動作がゆっくりと行われるよう
に構成されている。この場合、ダンパーとしては、オイ
ルダンパーやエアーダンパーが用いられ、オイルダンパ
ーに取り付けたギアを扉体bに設けたギアと連結した
り、(B)図の機構においては、付勢ユニットh自体を
エアーダンパーとすることなどが行われる。また、ロッ
ク機構としては、上記ラッチe以外にもハートカムやス
イングカム等が用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の扉体の開閉機構は、トーションバネcや付勢ユニ
ットhの付勢手段により扉体bの自由端側を開方向に直
接回動させるように構成されているので、これら付勢手
段c,hを基体aの側部に配設しなければならず(基体
a中央部にこれら付勢手段c,hを配設すると、基体a
内部や開口部が狭くなり、容器としての役割を果たさな
い)、このため扉体bに対する付勢力に偏りが生じ、扉
体bに捩じれが生じたり、扉体bの回動運動がスムーズ
に行われなくなる場合がある。また、ラッチe等のロッ
ク機構も、基体の中央部に設けると基体内に物を出し入
れする際に邪魔になり、一方基体の側部に設けた場合に
は、そのロック機構の配設個所と反対側の扉面を操作し
た際に作動不良を起こしやすいという問題がある。
【0007】更に、このような開閉機構を基体aの側面
に形成するため、扉体bの開放時に部品の一部が露出し
てしまい見栄えが悪く、更にゴミや外力からの保護の点
において欠点があった。また、これら従来の機構では扉
体bの付勢手段、ロック手段、及び減速手段(ダンパ
ー)の3つの手段がそれぞれ別体の部品により構成され
ているため、組立が面倒であった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、扉体に捩じれ等を生じさせることがなく開閉動作を
スムーズに行うことができると共に、容器の開口部や内
部を狭くしたり、見栄えを悪くするようなことがなく、
しかも付勢手段、扉体のロック手段及び減速手段を一つ
の部品としてまとめることができ、組立て作業を簡略化
することができる扉体の開閉機構を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、一面が開放した箱状基体の開口部に扉体を
回動可能に取り付けると共に、該扉体を開方向に回動す
るように付勢し、かつ該付勢力に抗して扉体を閉塞態に
ロックするロック手段を設け、該ロック手段のロック状
態を解除することにより、扉体が自動的に回動して基体
の開口部を開放するように構成した扉体の開閉機構にお
いて、上記基体の外面に略筒状に形成された鞘体の後端
部を回動可能に連結し、該鞘体内に杆状のアーム体を進
退可能に配設すると共に、鞘体内に設けた付勢手段によ
り該アーム体を後方へと付勢し、かつ上記扉体に基体と
の連結部から外方へと延出する作動部を設け、この作動
部に上記アーム体の前端部を回動可能に連結して、上記
付勢手段の付勢力によって上記アーム体が上記作動部を
引込むことにより、扉体が回動して上記基体の開口部が
開放するように構成したことを特徴とする扉体の開閉機
構を提供する。
【0010】また、好適な実施態様として、上記開閉機
構において、アーム体にその長さ方向に沿ってラッチ溝
を形成すると共に、該ラ係止部の後端部に係止部を設
け、かつ先端部がこのラッチ溝に摺動可能に嵌入した係
止突起を鞘体に設け、該係止突起と上記ラッチ溝の係止
部とが係合することにより、アーム体が付勢力に抗して
鞘体の前端から前方に大きく突出した状態でロックさ
れ、これにより扉体が閉じた状態でロックされると共
に、係止突起と係止部との係合状態を解除することによ
り、アーム体が付勢手段の付勢力によって鞘体内に引き
込まれ、これにより扉体が自動的に開くように構成した
扉体の開閉機構、更に、アーム体に長さ方向に沿ってラ
ックギアを形成すると共に、鞘体にピニオンギアを有す
るオイルダンパーを取付け、ラックギアとピニオンギア
とを歯合させて、アーム体が作動部を引き込んで扉体を
回動させる速度を減速するように構成した扉体の開閉機
構を提供する。
【0011】
【作用】本発明の扉体の開閉機構は、基体の外面と、扉
体に基体との連結部から外方へと延出するように設けら
れた作動部との間に取り付けられた鞘体とアーム体とに
より、扉体を回動させて基体の開口部を開放するように
構成したものである。
【0012】即ち、扉体が閉じた状態からロック手段に
よるロック状態を解除すると、鞘体内に配設された付勢
手段がアーム体を後方へと(鞘体内へと)引込み、この
アーム体が扉体に設けられた基体との連結部から外方へ
と延出する作動部を引き込むことにより、その反作用に
よって扉体の反対側、即ち基体開口部を閉塞している部
分が前方へと回動し、開口部が開放されるものである。
【0013】このように、本発明の開閉機構によれば、
従来の機構のように扉体の自由端側(基体の開口部を閉
塞する部分)を付勢して扉体を回動させるのではなく、
扉体の基体との連結部から外方へと延出した作動部、即
ち基体の開口部を閉塞する部分から基体との回動連結部
を挟んで外方へと突出した部分をアーム体で後方へと引
き込むことにより、扉体を回動させるように構成されて
いるので、扉体の捩じれや付勢力の偏りを防止するため
に、扉体を自動的に回動させるこれらアーム体及び鞘体
を扉体の中央部に配設しても、基体の内部を狭くするよ
うなことがない。しかも、作動部を扉体の一部とするこ
とにより、即ち扉体をその辺縁部ではなく中間部で基体
と回動可能に連結し、該連結部から外方へと延出した部
分を作動部とすることにより、扉体の一部である作動部
で閉時も開時もアーム体や鞘体を隠すことができ、外観
を見苦しくすることがない。
【0014】また、上記アーム体にその長さ方向に沿っ
てラッチ溝を形成すると共に、該ラッチ溝の後端部に係
止部を設け、かつ先端部がこのラッチ溝に摺動可能に挿
入された係止突起を鞘体に設け、該係止突起と上記ラッ
チ溝の係止部とが係合することにより、アーム体が付勢
力に抗して鞘体の前端から前方に大きく突出した状態で
ロックされ、これにより扉体が閉じた状態でロックされ
ると共に、係止突起とラッチ溝の係止部との係合状態を
解除することにより、アーム体が付勢手段の付勢力によ
って鞘体内に引き込まれ、これにより扉体が自動的に開
くように構成することにより、ロック機構も基体の外部
に設けることができ、基体内部を狭くしたり基体内に物
を出し入れする際に邪魔になるようなこともない。
【0015】更に、このようなロック機構において、後
述する実施例のように、上記ラッチ溝の係止部と係止突
起との係合及びこれらの係合解除をアーム体の引出し操
作により行うことができるプルロック/プルオフ機構と
し、扉体を開状態から回動させて閉じることによって、
アーム体が付勢力に抗して鞘体から引出され、ラッチ溝
の係止部と係止突起とが係合してロックされることによ
り、扉体が閉状態で保持されると共に、この状態から扉
体の自由端部を押圧して再び扉体を閉方向に回動させて
(扉体が閉じた状態にあっても若干の回動しろを設けて
おく)、再びアーム体を引出すことにより、ラッチ溝の
係止部と係止突起との係合状態が解除され、扉体の押圧
状態を解除することにより自動的に扉体が開くようにし
たプッシュクローズ/プッシュオープンタイプの扉とす
ることもできる。
【0016】この場合、ラッチ溝の係止部と鞘体に設け
られた係止突起との係合及びこれらの係合解除動作は、
ラッチ溝が設けられたアーム体が扉体の回動運動と連動
して動くことにより行われるので、扉体を確実に回動さ
せることができれば扉体のいずれの個所を操作しても確
実にロック/アンロックを行うことができ、図11に示
した従来の機構のように、扉体の操作個所により作動不
良を生じるようなことがない。
【0017】更に、上記アーム体に長さ方向に沿ってラ
ックギアを形成すると共に、鞘体にピニオンギアを有す
るオイルダンパーを取付け、ラックギアとピニオンギア
とを歯合させて、アーム体が作動部を引き込んで扉体を
回動させる速度を減速するようにすることもでき、これ
により、扉体を回動させる付勢手段、扉体を閉じた状態
で保持するロック手段及び扉体の回動運動をゆっくりと
行うための減速手段をすべて上記鞘体内に配設して1つ
のユニットとして構成することができ、従って組立て作
業を極めて簡略化することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て説明する。図1乃至図3は、本発明の一実施例にかか
る扉体の開閉機構により扉体の開閉を行うようにした自
動車用ボックスユニットjを示すもので、このボックス
ユニットjは自動車室内のインストルメントパネルやフ
ロントコンソールパネル等のパネルkに設けた格納凹部
m内に格納され、灰皿や小物入れ等として使用されるも
のである。
【0019】図中1は、前端面が開放した略四角箱状の
基体であり、その前端開口部11の上端縁部から外方
(図では上方)に向けて一体に延出したフランジ部12
の裏面側に幅方向(図1,2中前後方向)に沿って設け
られた嵌合凹部13に、格納凹部mの開口部上端縁に沿
って突設された嵌合凸部nが嵌入した状態で、該格納凹
部m内に格納固定されている。このように、上記嵌合凹
部13と嵌合凸部nが嵌合した状態で基体1が格納凹部
m内に格納されていることにより、基体1が格納凹部m
内の上部に保持され、基体1の下方に空間部qが形成さ
れるようになっている。
【0020】また、この基体1の底壁下面には、その幅
方向中間部に前後方向に沿って鞘体配設凹部14が形成
されていると共に、この鞘体配設凹部14の一側部に基
体1の前後方向中間部から後面に廻り込むように、前後
方向に沿って板状のガード板15が突設されている。更
に、基体1の後面幅方向中央下端部には、後述する鞘体
3が連結される鞘体連結片16が突設されている。
【0021】図中2は、上記基体1の開口部11を開閉
自在に閉塞する扉体であり、開口部11の形状に沿って
湾曲した略板状のもので、該開口部11よりも上下方向
に大きく形成されている。また、この扉体2の両側縁部
及び上端縁部には裏面側(基体1側)に向けてフランジ
21が形成されており、閉状態時にはこのフランジ21
の内側に基体1の開口部11が挿入された状態となり、
該開口部11がこの扉体2により完全に閉塞されるよう
になっている。
【0022】この扉体2は、その両側縁部裏面側の上下
方向中間部やや下方にそれぞれ突設された回動連結片2
2,22が基体1両側壁下端部に開口部11近傍におい
て軸着されて、該基体1の開口部11に回動可能に取り
付けられている。これにより、図1に示されているよう
に、閉状態において扉体2の下部23が基体1の下端縁
から外方(図では下方)に突出した状態となるようにな
っており、この突出下部23(作動部)の幅方向中央部
裏面側に後述するアーム体5が連結されるアーム体連結
片24が突設されている。
【0023】次に、図中3は筒状の鞘体であり、図4〜
6に示されているように、幅広四角筒状の下部31と該
下部31の上面一側部に長さ方向に沿って一体に設けら
れた幅狭四角筒状の上部32とからなり、図6に示され
ているように、これら下部31の内部と上部32の内部
とが一側部において連通していると共に、この連通部3
3がスリット状に長さ方向に沿って鞘体3の前端から後
端にまで連続している。
【0024】また、該鞘体3の一外側面前部には、貫通
穴34が穿設されていると共に、該貫通穴34の前方近
傍に先端部が鉤状に折曲したラッチピン35(係止突
起)の基端部が揺動可能に取り付けられて、該ラッチピ
ン35の折曲先端部36が上記貫通穴34を通って鞘体
3内に突出しており、更に鞘体3の一外側面前端部に基
端部が固定された弾発金属片37(図4参照)の先端部
が該ラッチピン35の外面側に当接して、該ラッチピン
35の先端側を鞘体3内に向けて付勢している。更に、
この鞘体3の下面には、オイルダンパー4が取り付けら
れており、そのダンパー軸に取り付けられたピニオンギ
ア41が鞘体3の下部31内に配設されている。
【0025】そして、この鞘体3の上部3後端部上面に
は連結片38が突設されており、図1〜3に示されてい
るように、この連結片38が上記基体1の鞘体連結片1
6に回動可能に軸着されている。
【0026】上記鞘体3内には、長板状のアーム体5が
前後方向に進退可能に配設されている。このアーム体5
は、図6に示されているように、鞘体3内一側がわに上
記スリット状連通部33を貫通して鞘体3の下部31及
び上部32に跨って配設されており、その上下両端縁部
及び一面側下端部に長さ方向に沿って突設されたガイド
突条51,51,51がそれぞれ鞘体3内に形成された
ガイド溝内に摺動可能に嵌入して、がたつきなく進退し
得るようになっている。
【0027】また、図8に示されているように、このア
ーム体5の後端部一面側上部には、板状のバネ押さえ片
52が突設されており、このバネ押さえ片52がアーム
体5の進退運動と共に鞘体3の上部32内を移動するよ
うになっている。そして、このバネ押さえ片52と鞘体
3上部32の前端壁39との間にコイルバネ6が配設さ
れており、このコイルバネ(付勢手段)6の弾発力によ
ってアーム体5が後方(図4〜8中左側)へと付勢され
ている。なお、このコイルバネ6内には鞘体3上部32
の前端壁39内面に突設された丸棒状の突起61が挿入
されており、これにより圧縮時にコイルバネ6に撓みや
歪みが生じることが防止され、その弾発力が確実にアー
ム体5へと伝わるようになっている。
【0028】更に、このアーム体5の一面側下端縁部に
は、図6,7に示されているように、長さ方向に沿って
ラックギアー53が形成されており、鞘体3の下部31
内で上記ダンパー4のピニオンギア41と歯合してい
る。これにより、上記コイルバネ6の弾発力によるアー
ム体5の移動速度が減速されるようになっている。
【0029】一方、アーム体5の他面側には、図9に示
したように、長さ方向に沿ってラッチ溝7が形成されて
おり、このラッチ溝7内に上記ラッチピン35の折曲先
端部36が摺動可能に挿入されている。そして、アーム
体5の進退運動によってラッチピンの先端部36がこの
ラッチ溝7内を前後方向に摺動するようになっている。
【0030】また、このラッチ溝7の後端部は略ハート
状に形成されて、係止部71となっており、この係止部
71にラッチピン35の折曲先端36(以下、単にピン
先端36という)が解除可能に係止されるようになって
いる。即ち、図10に示したように、係止部71はラッ
チ溝7の直線部からピン先端36が侵入する進入路72
とピン先端36が退出する退出路73とに分岐し、これ
ら進入路72と退出路73とが略V字状の係止溝74で
連結され、更に進入路72と係止溝74との連結部及び
係止溝74と退出路73との連結部からそれぞれ後方へ
と延出させた第1誘導溝75及び第2誘導溝76が形成
されている。
【0031】そして、上記進入路72と退出路73との
分岐部には退出路73側が高くなった第1段差77aが
形成されて、ラッチ溝7の直線部からピン先端36は進
入路72にしか進入できないようになっており、また進
入路72と第1誘導溝75との間には進入路72側が高
くなった第2段差77bが形成されて、第1誘導溝75
側からピン先端36bが進入路72へと進入でないよう
になっており、更に第1誘導溝75と係止溝74との間
には、第1誘導溝75側が高くなった第3段差77cが
形成されて係止溝74側からピン先端36cが第1誘導
溝75へと進入でないようになっており、更にまた係止
溝74と第2誘導溝76との間には、係止溝74側が高
くなった第4段差77dが形成されて第2誘導溝76側
からピン先端36dが係止溝74へと進入でないように
なっている。即ち、ラッチ溝7の直線部から係止部71
へと進入したピン先端36は、進入路72,第1誘導溝
75,係止溝74,第2誘導溝76,退出路73の順で
不可逆的に移動し、逆進するようなことがないようにな
っている。
【0032】このアーム体5は、図9に示したように、
常時はその前端部が鞘体3の前端から突出した状態で、
その大部分が鞘体5内に収容された状態となっている
(A図)。そして、このアーム体5の先端部をコイルバ
ネ6の付勢力に抗して鞘体3から前方(図中左側)へと
引出すことにより、ピン先端36がラッチ溝7内を後方
(図中右側)へと移動し、ラッチ溝7の係止部71に係
止されて、アーム体3の前半部が鞘体3の前端から突出
した状態でロックされ(B図)、更にこの状態からアー
ム体5をコイルバネ6の付勢力に抗して少し引出すこと
により、ピン先端36と係止部71とのロック状態が解
除され、コイルバネ6の付勢力によりアーム体5が鞘体
3内に引き込まれ、(A図)の初期状態に戻るものであ
る。
【0033】この場合のピン先端36と係止部71との
ロック/アンロック機構について図10を参照して説明
すると、まずアーム体5を引出すことにより、ピン先端
36が係止溝7内を後方へと移動して、進入路72から
係止部71内に進入し(図中参照符号36a)、更に第
1誘導溝75内に進入する(図中参照符号36b)。こ
の時、ピン先端36は第1段差部77aにより退出路7
3に進入することなく、確実に進入路72内に進入し、
更に第1誘導溝75内に進入する。そして、この状態で
アーム体5を引出す力を解除すると、コイルバネ6の付
勢力によりアーム体5が後方へと引き込まれ、ピン先端
36bが前方へと移動するが、この時第2段差77bに
より進入路72側へは進入せずに係止溝74側へと移動
し、この係止溝74にピン先端36cが係止され、コイ
ルバネ6の付勢力に抗してアーム体5の前半部が鞘体3
から突出した図9(B)の状態でロックされるようにな
っている。
【0034】次に、この状態から再びアーム体5を引出
すと、ピン先端36cが再び後方へと移動するが、この
時第3段差77cにより第1誘導溝75側へは進入せず
に第2誘導溝76側へと移動し、該第2誘導溝76の最
後部で停止しする(図中参照符号36d)。この状態
で、アーム体5を引出す力を解除すると、コイルバネ6
の付勢力によりアーム体5が後方へと引き込まれ、ピン
先端36dが前方へと移動するが、この時第4段差77
dにより係止溝74側へは進入せずに退出路73側へと
移動し、この退出路73を通ってラッチ溝7の直線部へ
と戻り、アーム体5が鞘体3内に引き込まれるのに従っ
て、該直線部を前方へと移動し、図9(A)の初期状態
に戻るようになっている。
【0035】このアーム体5の先端部は、図1,2に示
されているように、上記扉体2の突出下部23(作動
部)に設けられたアーム体連結片24に回動可能に連結
されている。これにより、基体1に連結された鞘体3内
にこのアーム体5がコイルバネ6の付勢力により引き込
まれることによって、扉体2の突出下部23(作動部)
が後方へと引き込まれ、その反作用で扉体2の上部が回
動して基体1の開口部11が開放し(図2)、またラッ
チ溝7の係止部71にラッチピン35の先端部36が係
合してアーム体5の前半部が突出した状態でロックされ
ることにより、扉体2が閉じた状態で保持される(図
1)。なお、この時鞘体3及びアーム体5は、扉体2の
回動運動に応じて若干上下方向に揺動運動するが、上記
ガード板15にガードされて基体1下方の空間部q内で
ひっかかり等の不都合を生じることなく、確実に揺動運
動し得るようになっている。また、このボックスユニッ
トjを灰皿として使用する場合などには、基体1を格納
凹部mから取り外し、また格納凹部mに取り付ける作業
が頻繁に行われるが、この場合鞘体3、アーム体5、ダ
ンパー4等がガード板15に保護され、これらをぶつけ
て壊すようなことがないようになっている。
【0036】次に、本実施例の扉体の開閉機構の動作に
ついて説明する。上記ボックスユニットjは、常時は図
1に示されているように、アーム体5のラッチ溝7の係
止部71にラッチピン35の先端部36が係合してアー
ム体5のアーム体5が鞘体3から大きく突出した状態で
ロックされており、これにより扉体2が基体1の開口部
11を閉塞した状態で保持されている。なお、この時扉
体2のフランジ21が開口部11を完全に覆った状態と
なり、完全に開口部11が閉塞された状態になっている
が、この状態において、扉体2上端部内面と開口部周面
との間に若干のスペースsが形成される。
【0037】この状態から扉体2を開いて基体1の開口
部11を開放する場合、扉体2の上部を指等でワンプッ
シュ(図1中参照符号p)する。これにより、まず扉体
2上端部内面と開口部周面との間に形成された若干のス
ペースsの間隔分だけ扉体2の上部が閉方向に回動し、
その反作用で突出下部(作動部)23が前方へと回動し
て、アーム体5が鞘体3から若干前方へと引出される。
すると、図10に示したように、ラッチ溝7の係止部7
1の係止溝74に係止されたラッチピン先端36cが、
上述した動作に従って一旦第2誘導部76へと移動し、
アーム体5のロック状態が解除される。この状態で扉体
2の押圧pを解除するとアーム体5がコイルバネ6(付
勢手段)の付勢力により鞘体3内に引き込まれ、この時
第2誘導部76にあったピン先端36dが前方へと移動
して退出路73を通り、ラッチ溝7直線部を前方へと移
動する。
【0038】このように、アーム体5が鞘体3内に引き
込まれることにより、図2に示したように、該アーム体
5が扉体2の突出下部23(作動部)を後方へと引込
み、その反作用によって扉体の上部、即ち基体1開口部
11を閉塞している部分が前方へと自動的に回動して、
開口部11が開放される。なお、このときアーム体5が
鞘体3内に引き込まれる運動は、上記ダンパー4によっ
て減速され、これにより扉体の回動運動もゆっくりと行
われる。また、扉体2の下部23がガード板15の前端
に形成された段部に当接して扉体2の回動運動が停止す
る。
【0039】次に、この状態から扉体2を閉じる場合
は、扉体2の上端部を閉方向に指等で強制的に回動さ
せ、押圧する。これにより、扉体2の突出下部23(作
動部)が前方へと回動して、アーム体5をコイルバネ6
の付勢力に抗して鞘体3から前方へと引出す。この時、
ラッチピン先端部36は、アーム体5のラッチ溝7内を
後方へと移動し、図10に示したように、上述した動作
に従って、係止部71の進入路72を通り、第1誘導路
75に進入して停止する。この時、扉体2の上端内面が
基体1の開口部に当接した状態となり、この状態で扉体
3の押圧を解除することにより、アーム体5がコイルバ
ネ6の付勢力によって鞘体3内に引き込まれ、ラッチピ
ン先端36bが前方へと移動して係止溝74に係止され
る。
【0040】そして、ラッチピン先端36cが係止部7
1の係止溝74に係止されることにより、アーム体5が
鞘体3から大きく突出した状態でロックされ、図1に示
されているように、このアーム体5により扉体2が閉じ
た状態でロックされる。
【0041】このように、この扉体の開閉機構によれ
ば、従来の機構のように扉体の自由端側(基体の開口部
を閉塞する部分)を付勢して扉体を回動させるのではな
く、扉体2の基体1との連結部22から外方(本例では
下方)へと延出した突出下部23(作動部)をその幅方
向中央部で後方へと引き込むことにより、扉体2を回動
させるように構成されているので、扉体2の捩じれや付
勢力の偏りを防止してスムーズな回動運動が確実に達成
される。しかも、扉体2を回動させるアーム体5及び鞘
体3が基体1の外部に設けられているので、基体1の内
部を狭くするようなことがない。その上、扉体2の突出
下部23で閉時も開時もアーム体5や鞘体3を隠すこと
ができ、外観を見苦しくすることもない。
【0042】また、上記アーム体5にその長さ方向に沿
ってラッチ溝7が形成されていると共に、該ラッチ溝7
の後端部に設けられた係止部71と鞘体3に設けられた
ラッチピン先端36(係止突起)とが係合することによ
り、アーム体5がコイルバネ6の付勢力に抗して鞘体3
の前端から前方に大きく突出した状態でロックされ、こ
れにより扉体2が閉じた状態でロックされると共に、ラ
ッチピン先端36とラッチ溝7の係止部71との係合状
態を解除することにより、アーム体5がコイルバネ6の
付勢力によって鞘体3内に引き込まれ、これにより扉体
2が自動的に開くように構成されており、このようにロ
ック機構も基体1の外部に設けられているので、従来の
機構のように、ラッチ等のロック機構部が基体1内部を
狭くしたり基体1内に物を出し入れする際に邪魔になる
ようなこともない。
【0043】更に、扉体2のロック/アンロックは扉体
2を押圧操作することにより行うようになっているが、
この場合上記ラッチ溝7の係止部71とラッチピン先端
36との係合及び係合解除がアーム体5の引出し操作に
より行なわれるプルロック/プルオフ機構となってお
り、扉体2の回動動作に連動してこのロック/アンロッ
クが行われ、しかもこのアーム体5は扉体2の中央部に
連結されているので、扉体2を確実に回動させることが
できれば扉体2のいずれの個所を操作しても確実にロッ
ク/アンロックを行うことができ、図11に示した従来
の機構のように、扉体の操作個所により作動不良を生じ
るようなことがない。
【0044】また更に、上記アーム体3に長さ方向に沿
ってラックギア53を形成すると共に、鞘体3にピニオ
ンギア41を有するオイルダンパー4を取付け、ラック
ギア53とピニオンギア41とを歯合させて、アーム体
3が扉体2の突出下部23(作動部)を引き込んで扉体
2を回動させる速度を減速するようになっており、扉体
2を回動させる付勢手段、扉体2を閉じた状態で保持す
るロック手段及び扉体2の回動運動をゆっくりと行うた
めの減速手段がすべて上記鞘体3内に配設されて1つの
ユニットとして構成されており、従って組立て作業を極
めて簡略化することができる。更に、これらの機構部品
が外部に露出していないため外観を損なうこともなく、
またゴミ等の影響を受けにくいものである。
【0045】なお、本発明の扉体の開閉機構は、上記実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ないかぎり種々変更して差し支えない。例えば、上記実
施例では、扉体2を基体1の開口部11よりも大きく形
成し、該扉体2の中間部を基体1の開口部11に回動可
能に連結して、開口部から外部に突出した突出下部23
をアーム体5と連結する作動部としたが、扉体2を開口
部11とほぼ同じ大きさとし、この扉体2から部分的に
作動部を突出させるようにしてもよい。また、ラッチ等
のロック機構やダンパー等は、鞘体3及びアーム体5と
は別に設けることもできる。、更にこれらロック機構や
ダンパー機構あるいは基体や扉体の形状等は適宜変更す
ることができ、例えばロック機構として通常のプッシュ
ロック/プッシュオフタイプのラッチを用いたり、ダン
パー機構として鞘体3とアーム体5とでエアーダンパー
を構成するようにすることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の扉体の開
閉機構によれば、扉体に捩じれ等を生じさせることがな
く開閉動作をスムーズに行うことができると共に、容器
の開口部や内部を狭くしたり、見栄えを悪くするような
ことがない。しかも、付勢手段、扉体のロック手段及び
減速手段を一つの部品としてまとめることが可能であ
り、組立て作業を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扉体の開閉機構により扉体の開閉を行
うボックスユニットの閉状態を示す断面図である。
【図2】同ボックスユニットの開状態を示す断面図であ
る。
【図3】同ボックスユニットの閉状態を示す背面図であ
る。
【図4】同ボックスユニットの開閉機構部(本発明機
構)を示す平面図である。
【図5】同開閉機構部を示す側面図である。
【図6】同開閉機構部を示す図4の−線に沿った断
面図である。
【図7】同開閉機構部を示す図5の−線に沿った断
面図である。
【図8】同開閉機構部を示す図5の−線に沿った断
面図である。
【図9】同開閉機構部を示す図4の−線に沿った断
面図であり、(A)は非ロック時、(B)はロック時で
ある。
【図10】同開閉機構部のロック/アンロック時の動作
を説明する説明図である。
【図11】従来の扉体の開閉機構を示す概略図である。
【符号の説明】
1 基体 11 開口部 2 扉体 23 突出下部(作動部) 3 鞘体 35 ラッチピン 36 ラッチピンの折曲先端部(係止突起) 4 ダンパー 41 ピニオンギア 5 アーム体 53 ラックギア 6 コイルバネ(付勢手段) 7 ラッチ溝 71 係止部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面が開放した箱状基体の開口部に扉体
    を回動可能に取り付けると共に、該扉体を開方向に回動
    するように付勢し、かつ該付勢力に抗して扉体を閉状態
    にロックするロック手段を設け、該ロック手段のロック
    状態を解除することにより、扉体が自動的に回動して基
    体の開口部を開放するように構成した扉体の開閉機構に
    おいて、上記基体の外面に略筒状に形成された鞘体の後
    端部を回動可能に連結し、該鞘体内に杆状のアーム体を
    進退可能に配設すると共に、鞘体内に設けた付勢手段に
    より該アーム体を後方へと付勢し、かつ上記扉体に基体
    との連結部から外方へと延出する作動部を設け、この作
    動部に上記アーム体の前端部を回動可能に連結して、上
    記付勢手段の付勢力によって上記アーム体が上記作動部
    を引込むことにより、扉体が回動して上記基体の開口部
    が開放するように構成したことを特徴とする扉体の開閉
    機構。
  2. 【請求項2】 アーム体に長さ方向に沿ってラッチ溝を
    形成すると共に、該ラッチ溝の後端部に係止部を設け、
    かつ先端部がこのラッチ溝に摺動可能に嵌入した係止突
    起を鞘体に設け、該係止突起と上記ラッチ溝の係止部と
    が係合することにより、アーム体が付勢力に抗して鞘体
    の前端から前方に大きく突出した状態でロックされ、こ
    れにより扉体が閉じた状態でロックされると共に、係止
    突起と係止部との係合状態を解除することにより、アー
    ム体が付勢手段の付勢力によって鞘体内に引き込まれ、
    これにより扉体が自動的に開くように構成した請求項1
    記載の扉体の開閉機構。
  3. 【請求項3】 アーム体に長さ方向に沿ってラックギア
    を形成すると共に、鞘体にピニオンギアを有するオイル
    ダンパーを取付け、ラックギアとピニオンギアとを歯合
    させて、アーム体が作動部を引き込んで扉体を回動させ
    る速度を減速するように構成した請求項1又は2記載の
    扉体の開閉機構。
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