JP2013204240A - ラックユニットおよび移動体の移動機構 - Google Patents

ラックユニットおよび移動体の移動機構 Download PDF

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Abstract

【課題】小型であり、多用途であるラックユニットおよび移動体の移動機構を提供する。
【解決手段】長手状の一端に膨大部材50が備えられたラック部材40、歯車を備えた回転ダンパ、歯車とラック部材40とが噛み合わさった状態で回転ダンパをラック部材40に沿って案内するハウジング20、膨大部材50およびハウジング20の間でラック部材40を軸に巻き回したスプリング2、からラックユニット10を構成し、インストルメンタルパネル3にハウジング20を、グローブボックス4にラック部材40をそれぞれ取り付け、膨大部材50とハウジング20とが近づくと共にスプリング2が圧縮し、スプリング2の弾性力が回転ダンパの制動力と同じ方向Cに作用し、膨大部材50とハウジング20とが離れると共にスプリング2が復元し、スプリング2の弾性力が回転ダンパの制動力と反対の方向cに作用するように移動体の移動機構15を構成する。
【選択図】図8

Description

本発明は、ラックユニットおよび移動体の移動機構に関し、特に回転ダンパを有するラックユニットおよび移動体の移動機構に関するものである。
従来、電子機器の操作部や自動車のインストルメンタルパネルに備えられたグローブボックスなどは、意匠性や利便性の観点から、開閉可能なフタで覆われている。例えば、テレビに備えられたチャンネル選択スイッチや音量増減スイッチなどを覆うフタには、フタをスムーズに開閉するためにダンパ装置が用いられている(下記特許文献1参照)。
このダンパ装置は、回転式オイルダンパと、この回転式オイルダンパの回転運動を直線運動に変える直動リンク(ラック)とから構成され、箱状の基台の中に収納されている。回転式オイルダンパは基台にねじ止めされ、また、この回転式オイルダンパとかみ合わされた直動リンクは凹部を有し、この凹部内に、基台の後壁に固定された圧縮コイルバネが収納されている。
特開平5−163867号公報
しかし、上記したダンパ装置は、基台の中に収納されているため、全体が大型化し、取付位置が限定される。また、ダンパ装置は、基台に固定された回転式オイルダンパおよび圧縮コイルバネに対して直動リンクが移動してフタの開閉を制動するため、運動が一意的であり、用途が限定される。
本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、小型であり、多用途であるラックユニットおよび移動体の移動機構の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るラックユニットは、長手状の一端に係止部が備えられたラック部材と、粘性流体と共に一部がケースに収容されたロータ部材に支持され、該ロータ部材と共に回転する際に前記ロータ部材を介して前記粘性流体から制動力を受ける歯車が、前記ケースの外側に備えられた回転ダンパと、前記歯車と前記ラック部材とが噛み合わされた状態で、前記回転ダンパを前記ラック部材に沿って案内するハウジングと、前記係止部および前記ハウジングの間で、前記ラック部材に巻き回されたスプリングと、から構成された、ことを特徴としている。
また、前記ハウジングは、該ハウジングを支持する支持体に、回転可能に支持される被支持部が備えられた、ことを特徴としている。
また、前記ラック部材は、前記係止部が着脱可能である、ことを特徴としている。
また、本発明に係る移動体の移動機構は、支持構造が備えられた固定体、および前記支持構造を介して前記固定体に対して移動可能に連結された移動体、から構成された移動体の移動機構において、長手状の一端に係止部が備えられたラック部材と、粘性流体と共に一部がケースに収容されたロータ部材に支持され、該ロータ部材と共に回転する際に前記ロータ部材を介して前記粘性流体から制動力を受ける歯車が、前記ケースの外側に備えられた回転ダンパと、前記歯車と前記ラック部材とが噛み合わされた状態で、前記回転ダンパを前記ラック部材に沿って案内するハウジングと、前記係止部および前記ハウジングの間で、前記ラック部材に巻き回されたスプリングと、からラックユニットが構成され、前記固定体または前記移動体のいずれか一方に前記ラック部材が備えられ、前記固定体または前記移動体のいずれか他方に前記ハウジングが備えられ、前記係止部と前記回転ダンパとが近づくと共に前記スプリングが圧縮し、前記スプリングの弾性力が前記回転ダンパの制動力と同じ方向に作用し、前記係止部と前記回転ダンパとが離れると共に前記スプリングが復元し、前記スプリングの弾性力が前記回転ダンパの制動力と反対の方向に作用する、を特徴としている。
また、上記した移動体の移動機構は、前記固定体に前記ハウジングが取り付けられ、前記移動体に前記ラック部材が取り付けられ、前記移動体が前記固定体から離れる方向に移動すると、前記係止部が前記回転ダンパに近づくと共に前記スプリングが圧縮し、前記スプリングの弾性力が前記回転ダンパの制動力と同じ方向に作用し、前記移動体が前記固定体に近づく方向に移動すると、前記係止部が前記回転ダンパから離れると共に前記スプリングが復元し、前記スプリングの弾性力が前記回転ダンパの制動力と反対の方向に作用する、としてもよい。
また、上記した移動体の移動機構は、前記固定体に前記ラック部材が取り付けられ、前記移動体に前記ハウジングが取り付けられ、前記移動体が前記固定体に近づく方向に移動すると、前記回転ダンパが前記係止部に近づくと共に前記スプリングが圧縮し、前記スプリングの弾性力が前記回転ダンパの制動力と同じ方向に作用し、前記移動体が前記固定体から離れる方向に移動すると、前記回転ダンパが前記係止部から離れると共に前記スプリングが復元し、前記スプリングの弾性力が前記回転ダンパの制動力と反対の方向に作用する、としてもよい。
また、前記ハウジングまたは前記ラック部材の少なくともいずれか一方が、前記固定体または前記移動体に対して回転可能である、ことを特徴としている。
また、上記した移動体の移動機構は、前記ラック部材の他端に、前記固定体または移動体のいずれか一方に回転可能に支持される被支持端部が形成され、前記ハウジングに、前記固定体または移動体のいずれか他方に回転可能に支持される被支持部が備えられる構成であってもよい。
本発明に係るラックユニットは、上記した構成である。この構成により、ラックユニットは、スプリングがラック部材の係止部に係止されてラック部材と一体化すると共に、スプリングが係止部によってハウジングの外側に挟まれている。したがって、ラックユニットは小型化に役立つことができる。また、ラックユニットは、上記した構成により、ラック部材およびハウジングのいずれもが、回転ダンパを介して相対的に移動する。したがって、ラックユニットは、多用途に応用される。
特に、前記ハウジングは、該ハウジングを支持する支持体に、回転可能に支持される被支持部が備えられている。したがって、ラックユニットは、ハウジングが被支持部を軸に回転可能であるため、多用途に応用される。また、ラックユニットは、上記の構成により構成が簡便であり部品数が少ない。したがって、ラックユニットは、作業性、経済性を向上させることができる。
特に、前記ラック部材は、前記係止部が着脱可能である。したがって、ラックユニットは、スプリングを容易に着脱することができる構成である。
本発明に係る移動体の移動機構は、上記した構成である。この構成により、ラックユニットは、ラック部材に、回転ダンパによる制動力とスプリングによる弾性力とが合成した負荷が、ラック部材の移動方向と反対向きに作用する。したがって、ラック部材に作用する負荷が増加してラック部材が減速し、ラックユニットは、移動体が固定体から離れる方向に移動する際、移動体の速さを減速することができる。
さらに、上記した構成により、ラックユニットは、ラック部材に、スプリングによる弾性力(復元力)がラック部材の移動方向に作用し、一方、回転ダンパによる制動力がラック部材の移動方向と反対向きに作用する。したがって、ラック部材に作用する負荷の一部が相殺されてラック部材が加速し、ラックユニットは、移動体が固定体に近づく方向に移動する際、移動体の速さを加速することができる。
特に、ハウジングまたはラック部材の少なくともいずれか一方が、固定体または移動体に対して回転可能である。この構成により、固定体に対する移動体の移動方向や位置関係にかかわらず、ハウジングおよびラック部材の相対的な移動方向や位置関係は常に同一直線上である。したがって、ラックユニットは、さらに多用途に応用される。
本発明の実施形態に係るラックユニットの全体を示す図であり、(a)が上面図、(b)が左面図、(c)が正面図、(d)が右面図、および(e)が下面図である。 本発明の実施形態に係るラックユニットのハウジングを示す図であり、(a)が上面図、(b)が左面図、(c)が正面図、(d)が右面図、および(e)が下面図である。 本発明の実施形態に係るラックユニットのハウジングを示す斜視図であり、(a)が正面斜視図、(b)が背面斜視図、(c)が正面側から視した下面斜視図、および(d)が背面側から視した下面斜視図である。 本発明の実施形態に係るラックユニットのラック部材を示す図であり、(a)が上面図、(b)が左面図、(c)が正面図、(d)が右面図、および(e)が背面図である。 本発明の実施形態に係るラックユニットのラック部材を示す斜視図であり、(a)が背面斜視図、(b)が下面斜視図である。 ラック部材の係止部を示す図であり、(a)が左面図、(b)が正面図、(c)が右面図、(d)が(c)のd−d断面図、および(e)が(c)のe−e断面図である。 ラック部材の係止部を示す斜視図であり、(a)が右面斜視図、(b)が左面斜視図である。 本発明の実施形態に係る移動体の移動機構の動作状態の一例を示す概略説明図であり、(a)が、移動体が固定体から離れる状態を示す図、(b)が、移動体が固定体に近づく状態を示す図である。 本発明の実施形態の変形例に係る移動体の移動機構の動作状態の一例を示す概略説明図であり、(a)が、移動体が固定体から離れる状態を示す図、(b)が、移動体が固定体に近づく状態を示す図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本実施形態に係るラックユニット10は、ハウジング20、ラック部材40、回転ダンパ1、コイルスプリング2、から構成されている。ラック部材40の一端(右面側)には、係止部としての膨大部材50が備えられている。なお、ラックユニット10は、図1(a)が上面、同図(b)が左面、同図(c)が正面、同図(d)が右面、同図(e)が下面である。後述する各構成についてもこの方向を基準とする。
<ハウジング>
図2、図3において、ハウジング20は、略六面体の箱型に形成され、正面部21、上面部22、背面部23、下面部24、右面部25、左面部26、とから構成されている。正面部21は、全面が開放されてハウジング20の内側に連なっている。上面部22は、左右の端部が下面に向かって屋根状に傾斜し、略中央に被支持部27が備えられている。
被支持部27は、略円柱状の軸部と、軸部の周縁から左右方向に延設された鍔部とから構成され、鍔部が軸部を挟んで上面部22と略平行になるように備えられている(図2(c)参照)。被支持部27は、ハウジング20を支持する支持体としての固定体または移動体に支持される。被支持部27が固定体または移動体に支持されたハウジング20は、被支持部27を軸に回転することができる。なお、固定体および移動体は後述する。
背面部23は閉塞されている(図3(b)参照)。下面部24は、略凸形のダンパ挿入口28が形成されている(図2(e)、図3(c)参照)。ダンパ挿入口28は、回転ダンパ1がハウジング20の内側に収められて取り付けられる際に通される。
右面部25および左面部26は、略四角形のラック部材貫通孔29が形成されている。ラック部材貫通孔29は、ラック部材40が右面部25および左面部26を貫通してハウジング20に取り付けられる際に通される。右面部25は、ラック部材貫通孔29の近傍に、右方に突出した突部30が形成されている。突部30は、右面側から視して略弧状に形成されている(図2(d)参照)。
<ラック部材>
図4、図5において、ラック部材40は長手状であり、断面が略L字状に形成されている。すなわち、長手正面部41と、長手下面部44とが縁辺同士で直角に連なり、略L字状のラック部材40が形成されている。長手下面部44の上方面には、略全面に渡って等間隔に同形の歯が刻まれている(図5(a)参照)。ラック部材40は、一端(右面側)に膨大部材50が係止する被係止端部42が形成され、他端(左面側)に被支持端部43が形成されている。
被係止端部42は、長手正面部41と長手下面部44とを延長した一端部分であり(図5(a)参照)、複数の切欠き46が形成されている。被支持端部43は、上面側から視して略円形の板状片であると共に(図4(a)参照)、この板状片が対峙することで二又に形成され、正面側から視して略コ字状である(図4(c)参照)。被支持端部43には、長手下面部44の面と直交する方向(上下方向)に被支持穴が形成されている(図4(a)参照)。被支持端部43は、固定体または移動体に支持される。被支持端部43が固定体または移動体に支持されたラック部材40は、被支持端部43を軸に回転することができる。なお、固定体および移動体は後述する。
被支持端部43と長手下面部44とは、正面から視して被支持端部43が長手下面部44より下方にずれて段違いに連なり、被支持端部43と長手下面部44との境界に段部45が形成されている(図4(c)参照)。
<膨大部材>
図6、図7において、膨大部材50は、略円筒状に形成されている。膨大部材50は、内周面に複数の係止突部51が形成され、外周面の他端(右面側)の周縁から径方向に延設された拡径鍔部52が形成されている。膨大部材50の内周は、ラック部材40の被係止端部42に外接する大きさに形成されている。なお、膨大部材50は、被係止端部42に係止する構成であれば上記した形状に限定されない。
<回転ダンパ>
図1において、回転ダンパ1は、公知のものである。したがって、一部を図示省略するが、概略として、回転ダンパ1は、開口部から粘性流体が充填された略円筒形のケース、このケースと略同径に形成され軸部を有するロータ、このロータの軸部が貫通すると共にケースの開口部を覆うケース蓋、ロータの軸部に備えられた歯車6、から構成されている。ケースは、ロータが収納され、このロータの軸部をケースの外側に露出させつつ、ケース蓋で閉塞されている。軸部には、ロータと同軸上に歯車6が備えられている。
<コイルスプリング>
コイルスプリング2は、公知のものである。すなわち、コイルスプリング2は、コイル状に巻かれて弾性力を蓄えるものである。したがって、コイルスプリング2の代わりに、例えば、引張バネ、ねじりコイルバネなどを用いてもよい。
次に、上記したハウジング20、ラック部材40、膨大部材50、回転ダンパ1、コイルスプリング2から、ラックユニット10を組み立てる手順について説明する。
図2、図3において、ハウジング20の下面部24に形成されたダンパ挿入口28から回転ダンパ1を挿入し、回転ダンパ1をハウジング20の内側に納める。ハウジング20の左面部26に形成されたラック部材貫通孔29から、ラック部材40を被係止端部42側から挿入し、ハウジング20の右面部25に形成されたラック部材貫通孔29を通過させることで、ラック部材40でハウジング20を貫通する。
図1において、ハウジング20を貫通したラック部材40は、長手下面部44の上方面が回転ダンパ1の歯車6と噛み合い、下方面がハウジング20の下面部24に形成されたダンパ挿入口28を塞ぐ。ラック部材40の被支持端部43が、ハウジング20の左面部26に接触する直前で、段部45が左面部26に形成されたラック部材貫通孔29の縁に引っ掛かり、ラック部材40はハウジング20を貫通する方向への移動が規制される。
ハウジング20を貫通したラック部材40に、被係止端部42側からコイルスプリング2を取り付け、コイルスプリング2を、ラック部材40を軸に巻き回した状態にする。
コイルスプリング2を挿入したラック部材40の被係止端部42に、膨大部材50を係止する。膨大部材50の内周は、ラック部材40の被係止端部42に外接し、係止突部51が被係止端部42の切欠き46に係止する。この構成により、膨大部材50がラック部材40から着脱される。
コイルスプリング2は、他端(左面側)がハウジング20の右面部25に形成された突部30に係止し、一端(右面側)が膨大部材50の拡径鍔部52に係止する。
上記のようにラックユニット10は構成され、組み立てられる。
次に、本実施形態に係る移動体の移動機構15について、ラックユニット10の作用と共に、図面に基づいて説明する。
図8は、移動体の移動機構15を示し、ラックユニット10を固定体としての自動車のインストルメンタルパネル3と移動体としてのグローブボックス4とに取り付けた場合の、ラックユニット10の動作状態を示す概略説明図である。(a)は、グローブボックス4が開けられてインストルメンタルパネル3から引き出される状態を示し、一方、(b)は、グローブボックス4が閉じられてインストルメンタルパネル3に納められる状態を示す図である。それぞれの図において、二点鎖線は動作完了時の状態を示す架空の線である。
図8において、移動体の移動機構15は、インストルメンタルパネル3と、インストルメンタルパネル3に収納されたグローブボックス4と、ラックユニット10とから構成されている。インストルメンタルパネル3とグローブボックス4とは、支持構造としてのヒンジ部5を介して開閉可能に連結されている。ラックユニット10は、ハウジング20の被支持部27がインストルメンタルパネル3に支持され、ラック部材40の被支持端部43がグローブボックス4に支持されている。
グローブボックス4が閉じた状態において(図8(a)参照)、ラックユニット10は、ラック部材40に係止した膨大部材50が、ハウジング20(回転ダンパ1)から離れており、膨大部材50とハウジング20(回転ダンパ1)との間に備えられたコイルスプリング2が略自然長に保たれている。
グローブボックス4は、開けられるとヒンジ部5を軸に弧を描いてインストルメンタルパネル3から離れる方向へ移動し、自重によって移動し続ける。
ラックユニット10は、グローブボックス4が開くのに伴い、ハウジング20が被支持部27を軸に徐々に回転し、ラック部材40の被支持端部43が引っ張られてハウジング20(回転ダンパ1)から引き離されると共に、ラック部材40に係止した膨大部材50がハウジング20(回転ダンパ1)側に引き寄せられる。同時に、コイルスプリング2は、ハウジング20(回転ダンパ1)と膨大部材50との間に挟まれて圧縮する(図8(a)の架空の線参照)。
詳細に説明すれば、図8(a)において、ラック部材40は、矢印Aの方向へ移動すると、回転ダンパ1から矢印Bの方向へ制動力を受け、さらに、膨大部材50がハウジング20(回転ダンパ1)との間に挟まれて圧縮されたコイルスプリング2から、矢印Cの方向へ弾性力を受ける。その結果、ラック部材40には、回転ダンパ1による矢印B方向の制動力と、コイルスプリング2による矢印C方向の弾性力とが合成した負荷が、ラック部材40の移動方向(矢印A)と反対向きに作用する。すなわち、ラック部材40は、移動方向(矢印A)と反対向きに作用する負荷が増加し、移動方向(矢印A)の速さが減速する。
一方、グローブボックス4は、閉じられるとヒンジ部5を軸にインストルメンタルパネル3に近づく方向に移動する。
ラックユニット10は、グローブボックス4が閉じられるのに伴い、ハウジング20が被支持部27を軸に徐々に回転し、ラック部材40の被支持端部43が押されてハウジング20(回転ダンパ1)に引き寄せられると共に、ラック部材40に係止した膨大部材50がハウジング20(回転ダンパ1)から引き離される。同時に、ラックユニット10のコイルスプリング2は、ハウジング20(回転ダンパ1)と膨大部材50との間で復元する(図8(b)の架空の線参照)。
詳細に説明すれば、図8(b)において、ラック部材40は、矢印aの方向へ移動すると、回転ダンパ1から矢印bの方向へ制動力を受け、一方、膨大部材50がハウジング20(回転ダンパ1)との間で復元されたコイルスプリング2から、矢印cの方向へ弾性力(復元力)受ける。その結果、ラック部材40には、コイルスプリング2による矢印c方向の弾性力(復元力)が、ラック部材40の移動方向(矢印A)に作用し、一方、回転ダンパ1による矢印b方向の制動力が、ラック部材40の移動方向(矢印a)と反対向きに作用する。すなわち、ラック部材40は、移動方向(矢印a)に作用する負荷の一部が、移動方向(矢印a)と反対向きに作用する負荷によって相殺されて減少し、移動方向(矢印a)の速さが加速する。
また、ラック部材40は、移動方向(矢印a)に作用する、被支持端部43に支持されたグローブボックス4が受ける重力の一部も、コイルスプリング2による弾性力(復元力)により相殺されて減少する。
次に、本実施形態の変形例を説明する。
図9は、本実施形態の変形例に係る移動体の移動機構16を示し、ラックユニット10をグローブボックス4に取り付けた場合の、ラックユニット10の動作状態を示す概略説明図である。図8と同様に、(a)は、グローブボックス4が開けられてインストルメンタルパネル3から引き出される状態を示し、一方、(b)は、グローブボックス4が閉じられてインストルメンタルパネル3に納められる状態を示す図である。
すなわち、図9において、ラックユニット10は、ラック部材40の被支持端部43がインストルメンタルパネル3に支持され、ハウジング20の被支持部27がグローブボックス4に支持されている。この変形例によれば、上記した実施形態と異なり、ラック部材40の位置が一定であり、ハウジング20(回転ダンパ1)の位置が、ラック部材40に対して相対的に変化する。
グローブボックス4が閉じた状態において(図9(a)参照)、ハウジング20(回転ダンパ1)は、ラック部材40に係止した膨大部材50に近接しており、ハウジング20(回転ダンパ1)と膨大部材50との間に備えられたコイルスプリング2が圧縮されている。
グローブボックス4が開けられると、ラックユニット10は、グローブボックス4が開くのに伴い、ハウジング20(回転ダンパ1)が引っ張られてラック部材40に係止した膨大部材50から引き離されると共に、ラック部材40の被支持端部43側に引き寄せられる。同時に、コイルスプリング2は、ハウジング20(回転ダンパ1)と膨大部材50との間で復元する(図9(b)参照)。なお、上記した動作において、移動体の移動機構16はラック部材40が被支持端部43を軸に回転させて構成してもよい。
詳細に説明すれば、図9(a)において、ハウジング20(回転ダンパ1)は、矢印Dの方向へ移動すると、ラック部材40から矢印Eの方向へ制動力を受け、一方、膨大部材50との間で復元されたコイルスプリング2から、矢印Fの方向へ弾性力(復元力)受ける。その結果、ハウジング20(回転ダンパ1)には、コイルスプリング2による矢印F方向の弾性力(復元力)が、ハウジング20(回転ダンパ1)の移動方向(矢印D)に作用し、一方、ラック部材40による矢印E方向の制動力が、ハウジング20(回転ダンパ1)の移動方向(矢印D)と反対向きに作用する。すなわち、ハウジング20(回転ダンパ1)は、移動方向(矢印D)に作用する負荷の一部が、移動方向(矢印D)と反対向きに作用する負荷によって相殺されて減少し、移動方向(矢印D)の速さが加速する。
一方、グローブボックス4が閉じられると、ラックユニット10は、グローブボックス4が閉じられるのに伴い、ハウジング20(回転ダンパ1)が押されてラック部材40に係止した膨大部材50に引き寄せられると共に、ラック部材40の被係止端部43から引き離される。同時に、ラックユニット10のコイルスプリング2は、ハウジング20(回転ダンパ1)と膨大部材50との間に挟まれて圧縮する(図9(a)参照)。なお、上記した動作において、移動体の移動機構16はラック部材40が被支持端部43を軸に回転させて構成してもよい。
詳細に説明すれば、図9(b)において、ハウジング20(回転ダンパ1)は、矢印dの方向へ移動すると、ラック部材40から矢印eの方向へ制動力を受け、さらに、膨大部材50との間に挟まれて圧縮されたコイルスプリング2から、矢印fの方向へ弾性力を受ける。その結果、ハウジング20(回転ダンパ1)には、ラック部材40による矢印e方向の制動力と、コイルスプリング2による矢印f方向の弾性力とが合成した負荷が、ラック部材40の移動方向(矢印d)と反対向きに作用する。すなわち、ハウジング20(回転ダンパ1)は、移動方向(矢印d)と反対向きに作用する負荷が増加し、移動方向(矢印d)の速さが減速する。
なお、コイルスプリング2による弾性力と回転ダンパ1による制動力とによって作用するラック部材40(またはハウジング20)への負荷の増減、およびラック部材40(またはハウジング20)の速さは、コイルスプリングのバネ定数や、回転ダンパ1のトルクなどにより、適宜調整される。
次に、上記した本実施形態および変形例の効果を説明する。
本実施形態によれば、ラックユニット10は、長手状の一端(右面側)に形成された被係止端部42に、膨大部材50が係止されたラック部材40、歯車6が備えられた回転ダンパ1、略六面体に形成され、左面部26および右面部25に形成されたラック部材貫通孔29にラック部材40が貫通され、歯車6とラック部材40とが噛み合わされた状態で回転ダンパ1をラック部材40に沿って案内するハウジング20、膨大部材50およびハウジング20の間で、ラック部材40を軸に巻き回されたコイルスプリング2、とから構成されている。
この構成により、ラックユニット10は、コイルスプリング2がラック部材40の一端である被係止部42(右面側)に係止された膨大部材50に係止されてラック部材40と一体化すると共に、コイルスプリング2がハウジング20の外側の右面部25に膨大部材50とで挟まれている。したがって、ラックユニット10は小型化に役立つことができる。
また、上記した構成により、ラックユニット10は、ラック部材40およびハウジング20のいずれもが、回転ダンパ1を介して相対的に移動する。したがって、ラックユニット10は、多用途に応用される。
本実施形態によれば、ラックユニット10は、被係止端部42に係止した膨大部材50の着脱が可能である。したがって、ラックユニット10は、コイルスプリング2を容易に着脱することができる構成である。
本実施形態によれば、移動体の移動機構15は、インストルメンタルパネル3に、ヒンジ部5を介して開閉可能にグローブボックス4を連結し、上記したラックユニット10のうち、ハウジング20を、被支持部27を介してインストルメンタルパネル3に支持させ、ラック部材40を、被支持端部43を介してグローブボックス4に支持させている。
この構成により、ラック部材40は、矢印Aの方向へ移動すると、回転ダンパ1から矢印Bの方向へ制動力を受け、さらに、膨大部材50がハウジング20(回転ダンパ1)との間に挟まれて圧縮されたコイルスプリング2から、矢印Cの方向へ弾性力を受ける。その結果、ラック部材40には、回転ダンパ1による矢印B方向の制動力と、コイルスプリング2による矢印C方向の弾性力とが合成した負荷が、ラック部材40の移動方向(矢印A)と反対向きに作用する。すなわち、ラック部材40は、移動方向(矢印A)と反対向きに作用する負荷が増加し、移動方向(矢印A)の速さが減速する。
したがって、ラックユニット10は、開き動作時に回転ダンパ1から発生する出力をコイルスプリング2がアシストし、回転ダンパ1の回転追従性では補えない分をコイルスプリング2によって補完することができる。すなわち、移動体の移動機構15により、グローブボックス4が滑らかに開く。
さらに、上記した構成により、ラック部材40は、矢印aの方向へ移動すると、回転ダンパ1から矢印bの方向へ制動力を受け、一方、膨大部材50がハウジング20(回転ダンパ1)との間で復元されたコイルスプリング2から、矢印cの方向へ弾性力(復元力)受ける。その結果、ラック部材40には、コイルスプリング2による矢印c方向の弾性力(復元力)が、ラック部材40の移動方向(矢印A)に作用し、一方、回転ダンパ1による矢印b方向の制動力が、ラック部材40の移動方向(矢印a)と反対向きに作用する。すなわち、ラック部材40は、移動方向(矢印a)に作用する負荷の一部が、移動方向(矢印a)と反対向きに作用する負荷によって相殺されて減少し、移動方向(矢印a)の速さが加速する。
また、上記した構成により、ラック部材40は、移動方向(矢印a)に作用する、被支持端部43に支持されたグローブボックス4が受ける重力の一部も、コイルスプリング2による弾性力(復元力)により相殺されて減少する。
したがって、ラックユニット10は、閉じ動作時に回転ダンパ1から発生される出力をコイルスプリング2の弾性力がキャンセルし、同時に、グローブボックス4の重量も支えるため、ワンウェイ式の回転ダンパでは不可能であった閉じ力の軽減を実現することができる。すなわち、移動体の移動機構15によりグローブボックス4を閉じる際の負荷が減少し、使用者はグローブボックス4を容易に閉じることができる。
変形例によれば、移動体の移動機構16は、上記したラックユニット10のうち、ハウジング20を、被支持部27を介してグローブボックス4に支持させ、ラック部材40を、被支持端部43を介してインストルメンタルパネル3に支持させている。
この構成により、ハウジング20(回転ダンパ1)は、矢印Dの方向へ移動すると、ラック部材40から矢印Eの方向へ制動力を受け、一方、膨大部材50との間で復元されたコイルスプリング2から、矢印Fの方向へ弾性力(復元力)受ける。その結果、ハウジング20(回転ダンパ1)には、コイルスプリング2による矢印F方向の弾性力(復元力)が、ハウジング20(回転ダンパ1)の移動方向(矢印D)に作用し、一方、ラック部材40による矢印E方向の制動力が、ハウジング20(回転ダンパ1)の移動方向(矢印D)と反対向きに作用する。すなわち、ハウジング20(回転ダンパ1)は、移動方向(矢印D)に作用する負荷の一部が、移動方向(矢印D)と反対向きに作用する負荷によって相殺されて減少し、移動方向(矢印D)の速さが加速する。
また、ハウジング20(回転ダンパ1)は、矢印dの方向へ移動すると、ラック部材40から矢印eの方向へ制動力を受け、さらに、膨大部材50との間に挟まれて圧縮されたコイルスプリング2から、矢印fの方向へ弾性力を受ける。その結果、ハウジング20(回転ダンパ1)には、ラック部材40による矢印e方向の制動力と、コイルスプリング2による矢印f方向の弾性力とが合成した負荷が、ラック部材40の移動方向(矢印d)と反対向きに作用する。すなわち、ハウジング20(回転ダンパ1)は、移動方向(矢印d)と反対向きに作用する負荷が増加し、移動方向(矢印d)の速さが減速する。
この構成により、移動体の移動機構16によれば、グローブボックス4の開閉方向と、ラックユニット10における回転ダンパ1の制動力およびコイルスプリング2の弾性力との向きを逆向きにすることができる。したがって、移動体の移動機構16は、多用途に応用される。
本実施形態および変形例によれば、移動体の移動機構15、16は、ラック部材40の他端(左面側)に被支持端部43が形成され、ハウジング20の上面部22の略中央に被支持部27が備えられ、被支持端部43または支持端部27の少なくともいずれかが、インストルメンタルパネル3またはグローブボックス4に回転可能に支持されている。
したがって、ラックユニット10は、構成が簡便であり部品数が少ないため、作業性、経済性を向上させることができる。
また、上記した構成により、ラックユニット10は、インストルメンタルパネル3に対するグローブボックス4の移動方向や位置関係にかかわらず、ハウジング20およびラック部材40の相対的な移動方向や位置関係は常に同一直線上である。したがって、ラックユニット10は、さらに多用途に応用される。
ラックユニット10の用途として、例えば、容器を水平方向に引き出す収納器具、ヒンジを介してフタが上方に開く収納器具など、様々な移動機構がある。この場合、固定体と移動体とを連結する支持構造には、レール部に嵌って移動する軸部などを採用することもできる。
なお、ラックユニットは、コイルスプリングの代わりにワンウェイ化したエアダンパなどを備えてもよい。ただし、上記した実施形態は、エアダンパのようにシリンダやピストンなどの多くの部品を必要とせず、作業性、経済性を向上させることができるため好ましい。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 回転ダンパ
2 コイルスプリング(スプリング)
3 インストルメンタルパネル(支持体、固定体)
4 グローブボックス(支持体、移動体)
5 ヒンジ部(支持構造)
6 歯車
10 ラックユニット
15、16 移動体の移動機構
20 ハウジング
21 正面部
22 上面部
23 背面部
24 下面部
25 右面部
26 左面部
27 被支持部
28 ダンパ挿入口
29 ラック部材貫通孔
30 突部
40 ラック部材
41 長手正面部
42 被係止端部
43 被支持端部
44 長手下面部
45 段部
46 切欠き
50 膨大部材(係止部)
51 係止突部
52 拡径鍔部
A、D ラック部材の移動方向(グローブボックス開放時)
B、E 回転ダンパの制動力(グローブボックス開放時)
C、F スプリングの弾性力(グローブボックス開放時)
a、d ラック部材の移動方向(グローブボックス閉塞時)
b、e 回転ダンパの制動力(グローブボックス閉塞時)
c、f スプリングの弾性力(グローブボックス閉塞時)

Claims (5)

  1. 長手状の一端に係止部が備えられたラック部材と、
    粘性流体から制動力を受ける歯車が備えられた回転ダンパと、
    前記歯車と前記ラック部材とが噛み合わされた状態で、前記回転ダンパを前記ラック部材に沿って案内するハウジングと、
    前記係止部および前記ハウジングの間で、前記ラック部材に巻き回されたスプリングと、から構成された、
    ことを特徴とするラックユニット。
  2. 前記ハウジングは、該ハウジングを支持する支持体に、回転可能に支持される被支持部が備えられた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のラックユニット。
  3. 前記ラック部材は、前記係止部が着脱可能である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラックユニット。
  4. 支持構造が備えられた固定体、および前記支持構造を介して前記固定体に対して移動可能に連結された移動体、から構成された移動体の移動機構において、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のラックユニットが装着され、
    前記固定体または前記移動体のいずれか一方に前記ラック部材が備えられ、
    前記固定体または前記移動体のいずれか他方に前記ハウジングが備えられ、
    前記係止部と前記回転ダンパとが近づくと共に前記スプリングが圧縮し、前記スプリングの弾性力が前記回転ダンパの制動力と同じ方向に作用し、
    前記係止部と前記回転ダンパとが離れると共に前記スプリングが復元し、前記スプリングの弾性力が前記回転ダンパの制動力と反対の方向に作用する、
    ことを特徴とする移動体の移動機構。
  5. 前記ハウジングまたは前記ラック部材の少なくともいずれか一方が、前記固定体または前記移動体に対して回転可能である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の移動体の移動機構。
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