JPH04502446A - ガラス板の迅速な昇降のための多目的装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ガラス板の迅速な昇降のための多目的装置この発明は、複数のガラス板の迅速な 昇降のための装置に関し、この装置は、異なる寸法（多目的）の複数の板に適用 可能である。

複数のガラス板は、実質的に水平位置、例えばコンベヤー上で、しっかりと掴ま れそして、実質的に垂直の位置に置かれる、例えばテーブル上に積まれる。

この様な操作は昇降とよばれている。

現在の昇降装置は、特定の寸法の板の為に設計されている。

例えば、大変早いスピード（一枚の板が２秒毎に昇降される）または、更に一般 的な早いスピード（３〜４秒毎）で動作する、小さな寸法（長さ＝６００から１ ２００ｍｍ、幅＝４００から６００ｍｒｎ）の板のための昇降装置がある。

市場には、更に遅いスピード（６秒以上）で動作する平均的な寸法（長さ＝１． ０００から１．３００ｍｍ、幅＝１．８００から３．５００ｍｍ）の板のために 設計された装置もある。

ヨーロッパ特許出願　０　２４３　２３６　は、小さい寸法の複数の板を昇降す るための装置を開示している。この装置は、それらを回転駆動するシャフトに垂 直に取り付けられた複数のアームと、各アームの端に取り付けられた把持手段（ 吸引カップ）からなり、前記複数のアームは、前記シャフトと垂直に摺動可能に なっている。

コストと設置スペースの節約を可能にさせるために、この発明は、異なる寸法の 板を持ち上げることが可能で、早いスピード（一枚の板が４秒毎またはそれ以上 で昇降される）で動作可能なシンプルでコンパクトな昇降装置を提案している。

更に詳細には、本発明に関する水平のコンベヤ上に運ばれるガラス板を昇降する ための装置は、 少なくともひとつのアームで、その下端に位置する水平軸の回りに、板を把持す るための実質的に垂直の位置およびそれを堆積するための実質的に水平の位置の 間で回動可能であり、前記装置は、更にそのアームを回転させるための手段から なり、 個々の回動アームの上端に取付けられた支持体であって、この支持体は前記アー ムの軸に沿って摺動可能であり板を把持するための吸引カップを有している、即 ち、その−個または複数の回動アーム、−個又は複数の支持体と複数の吸引カッ プはコンベヤの軸に関して対称に位置しており、その数と位置は、昇降される複 数の板の寸法の関数として決定される。

−個または複数の支持体と固定された少なくとも二つの引込み可能な（リトラク タブル）アームであって、このアームは、−個または複数の支剤桐こより支持さ れた水平軸のまわりを実質的に水平の作動位置と実質的に垂直の待機位置との間 で回動可能であり、かつ個々のアームには吸引カップが備えられ、前記複数のア ームと吸引カップは、平衡の状態にある間に大きな寸法の板が把持されるように 、コンベヤ軸に関して対称に位置しており、前記引込み可能な複数のアーム、− 個または複数の支持体および複数の吸引カップを同期して駆動し制御するための 手段から成っている。

本発明は、以下の図面から更に容易に理解される。

第１図は、装置の側面図、 第２図は、本発明に基づく装置の一実施例の平面図、第３図は、窒素アキューム レータを有する実施例を示している。

第１図に示すごとく、本発明に基づく装置は、少なくともひとつのアーム（１） から成り、このアームは、その下端に位置する水平シャフト（３）のスピンドル （２）の回りに回動する。

第１図は、ひとつのアームしか示していないが、他のアームがおなし回動軸上に 設けられても良（、それ等は、断面で図解的に示されていない。

回動は、例えば、シャフト（３）のスピンドル（２）を動作させるジヤツキ（４ ）の手段により得られる。アームを駆動するために他の手段を用いてもよい。

ひとつ又は複数のアームは、板を把持する動作に対応する実質的に垂直の位（５ ）が設けられている。

摺動は、例えば、前記アームの内部に位置するジヤツキ（６）の手段により得ら れ、従って、装置上のスペースを節約している。

第１図に示すごとく、アームに沿って、ひとつ又は複数の支持体（５）の上昇又 は下降を成させるために、ジヤツキ（６）は、支持体（５）の軸受は面（７）と 固定されている。勿論、ジヤツキ（６）を操作するための手段が設けられている 。

個々の支持体の上端は、ガラス板を把持するための複数の吸引カップ（８）又は 、他の手段から成っている。前記吸引カップ又は他の手段は、支持体上に直接、 又は支持体上に固定された複数の指状突起物の上に備えてもよい。

複数の吸引カップから空気を除去し、またその中に空気を戻す手段が設けられ、 そして、一般的には、それは、前記把持手段を駆動するための手段である。

本発明に基づくこの装置は、更に少なくともふたつの引込み可能なアームからな っている。

第１図は、支持体（５）に固定された引込み可能なひとつのアーム（９）を示し ている。前記アームは、支持体（５）内に取付けられたシャフト（１１）の水平 軸（１０）のまわりに回動可能である。板を把持するための複数の吸引カップ（ １２）又は、他の手段が設けられている。

それは、水平作動位置から垂直待機位置へ移動できる。水平位置は、大きな寸法 の板を把持する動作に対応している。

収縮された位置は、小さな寸法の板を把持する動作に対応しており、その位置で は回動するひとつまたは複数のアーム（１）だけが使用される。従って、この場 合、引込み可能なアームの複数の吸引カップ（１２）は関係せず、複数の吸引カ ップ（８）だけが作動している。

複数の引込み可能なアームの回動は、例えば、ひとつまたは複数の回動アーム（ １）とひとつまたは複数の支持体（５）で構成される対応するアセンブリの内部 に位置するジヤツキ（１３）によってもたらされる。

引込み可能なアーム（９）の数は、平衡状態に昇降される板のために二つなけれ ばならない。

その効果のためにも、それらは、コンベヤ軸に関して対称に位置されている。

把持位置に至る板は、コンベヤ上に集中させられへそして、それは板を簡単に昇 降させる予め定められそして知られた位置にある。

吸引カップ（１２）の数と引込み可能な複数のアーム上のそれらの配置は、同様 に、大きな板が平衡状態で昇降されることができる様に選択される。その様な数 と位置は、吸引カップ（８）の数と配置と独立しては決定されない。即ち、それ らは、個々の吸引カップがガラスの実質的に同一の面を支持する様になっている 。

明らかなごとく、引込み可能な複数のアームの配置とそれらの結合構造と、複数 の吸引カップの配置は、板の複数の端縁を支持し、そして複数のアームが後退位 置に保持されることができる様に決定される。

第２図は、図面上に明確にされていないが、ひとつのアーム（１）と、コンベヤ のほぼ全体の幅（コンベヤ軸に垂直の寸法であり、その軸に沿う寸法は、長さで ある）を覆うひとつの支持体（５）を有する本発明に関する装置の平面図を示し ている。

アームは、ジヤツキ（４）により駆動される。ジヤツキ（６）と（１３）は、引 込み可能な複数のアーム（９）を支持するシャフトと支持体を駆動するためのア ームの内部に示されている。

第２図は、コンベヤ軸に関して対称に引込み可能なふたつのアームを示しており 、コンベヤ軸は、単一回動アームの軸でもある。個々のアームは、複数の吸引カ ップ（１２）を支持している。

複数の吸引カップと複数の引込み可能なアームは、把持される大きな板が平衡状 態にある様に位置される。

複数のアーム（９）は、実質的に垂直位置でのそれらの収縮を助けるため好まし くは曲げられる。

大きな板を把持するためのその様な装置の動作が説明される。

説明を簡略化するため、ひとつの回動アームと、ふたつの引込み可能なアームと 、複数の制御ジヤツキから成る実施例がここに選択されているが、他の実施例が 同じ方法で作動する。

板が把持位置にコンベヤ上を運ばれる。

複数の吸引カップの能動面が板に対して平行になるように回動アーム（１）は垂 直になっている。複数の引込み可能なアームは、ジヤツキ（１３）手段により板 に対して平行状態で水平位置即ち、作動位置にもたらされる。

支持体（５）は、吸引状態にある吸引カップ（８）と（１２）が板と接触するよ うにジヤツキ（６）により上昇される。

回動アームは、テーブルまたは他の手段の上に板を堆積するための実質的に水平 な位置にもたらされる。複数の吸引カップは解放され、そして板の堆積を促進さ せるために空気がそれらに吹込まれる。

複数のアーム（９）が収縮している間に支持体（５）は下降さね、昇降装置が、 把持位置に既に位置している次の板の下を通過することを可能にする。

さらに効果的な作動方法によれば、板が一度把持され、回動アームが動作を開始 した時に支持体（５）が下降される。支持体（５）は、テーブル上又は、他の手 段のセンターに板を堆積するため再び前方にもたらされる。空気が複数の吸引カ ップにより一斉に噴出された時に、板は、テーブル上に置かれる。

自動的に制御される。

小さな板を把持するために、複数のアーム（９）は、収縮され、ひとつまたは複 数のアーム（１）と複数の吸引カップ（８）のみが、駆動される。

この特定の装置による場合において、加速および減速が制御されている事実にも かかわらず、速いスピードにより、ショック効果が生ずる。

その動作を弱めるために、油圧ジヤツキ（４）が設けられ、このジヤツキ（４） 上に取付けられた窒素アキュームレータ（１５）により、ひとつまたは複数の回 動アームを制御する。この装置は、第３図に示されている。

この装置は、以下のように動作する。ジヤツキ（４）は、ピストンロッドの動作 に基づいて、オイルがひとつの区画から他の区画に流れることを許容する電通し たピストンから成っている。

このジヤツキは、窒素アキュームレータ（１５）とも接続されており、このアキ ュームレータは、移動可能な壁（１６）を有する容器から構成されており、容器 は、壁（１６）により窒素を収容して閉鎖された部屋（１７）とジヤツキ（４） と接続された他の部屋（１８）とに分離されている。

板を把持位置から堆積位置にもたらすためのジヤツキ（４）のロッドの収縮は、 オイルをアキュームレータの部屋（１８）に向かって押しやる。

これに反して、前記ロッドの解放は、そのオイルの戻りを許容し、従って、回動 アームを堆積位置から把持位置に戻し、上昇させるためのエネルギーを回復する 。

油圧ジヤツキ（６）と（１３）も、それらの上に取付けられた窒素アキュームレ ータと共に用いられることが出来る。

その様な装置の主要な利点は、それの多目的性にある。即ち、簡単な設計と手段 と結び付いた十分なスピード、例えば、小さな板に対して２秒まで、大きな板に 対して４秒以上での異なる寸法の板の昇降である。

好ましくは、この装置は、２ｍＸ１．５ｍまでの板に対して用いられる。

国際調査報告 国際調査報告 ＦＲ８９００５４９ ＳＡ　３２０９８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．下端に位置する水平スピンドル（２）のまわりで、コンベヤ上の板を把持す るための実質的に垂直位置と、前記板を堆積するための実質的に水平位置との間 を回動自在な少なくともひとつのアーム（１）と、このアームを回動させるため に設けられた手段とから成る、コンベヤ上を運ばれてきたガラス板を昇降する装 置において、この装置は更に、 個々の回動アーム（１）上端に取付けられた支持体（５）、この支持体（５）は 、前記アームの軸に沿って摺動可能で、前記ガラス板を把持するための複数の吸 引カップ （８）を有し、前記ひとつ又は複数の回動アーム（１）、ひとつ又は複数の支持 体（５）、複数の吸引カップ（８）が、前記コンベヤの軸に対して対称に位置し ており、その数と配置は、昇降される板の寸法の関数として決定される、ひとつ 又は複数の支持体（５）と固定された少なくともふたつの引込み可能なアーム（ ９）、このアームは、前記ひとつ又は複数の支持体（５）により支えられる水平 軸のまわりで、実質的に水平な動作位置と収縮された待機位置の間を回動可能で あり、個々のアーム（９）には、複数の吸引カップ（１２）が設けられており、 前記複数のアーム（９）と複数の吸引カップ（１２）は、平衡状態にある間に大 きな寸法の板が把持されるようにコンベヤ軸に関して対称に位置している、 前記引込み可能な複数のアーム、複数の支持体、複数の吸引カップを同期して駆 動し、制御するための手段とから成ることを特徴とする。 ２．前記引込み可能な複数のアーム（９）を駆動するための前記手段は、回動ア ーム （１）と支持体（５）から構成される対応するアセンブリの内部に位置するジャ ッキ（１３）にあり、引込み可能な複数のアーム（９）と、このアーム（９）に 運動を伝達する水平軸を駆動する前記ジャッキ（１３）を支持していることを特 徴とする請求の範囲第１項記載の装置。 ３．前記装置は、前記ひとつまたは複数のアーム（１）の下端に取付けられた水 平シャフト（３）を駆動ずる油圧ジャッキ（４）を有しひとつまたは複数のアー ム（１）の回動を許容し、更に、前記ひとつまたは複数の回動アームの連動を弱 めるため前記ジャッキ（４）の高さに窒素アキュームレータ（１５）を有してい ることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載の装置。 ４．複数の油圧ジャッキ（６）（１３）は、引込み可能な複数のアーム（９）と 、ひとつ又は複数の支持体（５）を駆動し、個々のジャッキは、窒素アキューム レータ（１５）と接続されていることを特徴とする請求の範囲第１項、第２項、 又は第３項のいずれかひとつに記載の装置。