JPH04502232A - 不揮発性の電気的に可変なメモリ・セルに側壁接点を形成する方法と装置 - Google Patents

不揮発性の電気的に可変なメモリ・セルに側壁接点を形成する方法と装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の′″″″″ に可゛なメモリ・セルに鉾 占 ノ る と壮 本発明は、一般的に改良された集積回路の2層ポリシリコンによる電気的に消去 可能な不揮発性メモリ・セルに関し、更に詳しくは、上記のセル内の上記の第1 ポリシリコン層の一部と上記の第2ポリシリコン層の一部との間に側壁接点を形 成する方法と装置に関する。
光里■宵景 従来技術では、1fBが印加されていない場合にはデ〜りを無期限に記憶し、記 憶されているデータを選択的に変更またはプログラムする能力を有する集積回路 によるメモリ素子が開発されている。ここで特に興味のあるのは、不揮発性メモ リ・セルであり、これは不揮発性要素としてフローティング・ゲートを使用して いる。例えば、米国特許第4,314,265号を参照すると、これは4つのポ リシリコン層とフローティング・ゲートを使用した一不揮発性メモリ・セルを開 示し、米国特許第4,274,012号は3つのポリシリコン層とフローティン グ・ゲートを使用し、基板結合を有する不揮発性メモリ・セルを開示している。
これらの不揮発性メモリのいずれも、技術上周知のように、不揮発性ランダム・ アクセス・メモリ (NOVRAM)と電気的に消去およびプログラム可能な読 み出し専用メモリ (EEFROM)を形成するように構成することができる。
米国特許第4’、 300.212号を参照すると、これはNOVRAM素子を 開示し、米国特許第4.486,769号はEEFROM素子を開示している。
例えば、米国特許第4,274,012号の場合、開示されている不揮発性メモ リ・セルは3層のポリシリコンを有し、各層は、−g的に基板および相互ム二対 して二酸化シリコン層によって絶縁されている。第1ポリシリコン層はプログラ ム電極である。第2ポリシリコン層はフローティング・ゲートである。フローテ ィング・ゲートは、プログラム電極と容量結合されてプログラム・トンネル要素 を形成し、このプログラム・トンネル要素内では電子がプログラム電極からフロ ーティング・ゲートに突は抜ける(tunnel) aフローティング・ゲート の他方の部分は、p型基板のnインブラント領域に容量結合されている。nイン ブランDJ域はバイアス電極である。消去/記憶電極である第3ポリシリコン層 はフローティング・ゲートの一部と容量結合されて消去トンネル要素を形成し、 ここでは電子がフローティング・ゲートから消去/記憶電極に突は抜ける。消去 /記憶電極の他方の部分は、基板内のバイアス電極に容量結合される。
突きぬけを開始するには、25ボルトのような高い電位が消去/記憶電極に印加 され、一方プログラム電極はアース電位のような低い電位に保持される。を子が それぞれフローティング・ゲートから突き抜けるべきであるか、またはフローテ ィング・ゲートに対して突き抜けるべきであるかによって、基板のバイアス電極 は、プログラム電極の低い電位または消去/記憶電極の高い電位に保持される。
バイアス電極が高い電位に保持されていると、フローティング・ゲートはバイア ス電極と強く容量結合されているため、これは高い電位に上昇される。したがっ て、高い電位がプログラム電極とフローティング・ゲート電極との間でプログラ ム・トンネル要素の両端に存在し、その結果、電子はフローティング・ゲートに 対して付は抜ける。逆に、バイアス電極が低い電位に保持されていると、フロー ティング・ゲートは、バイアス電極と強力に容量結合しているために、また低い 電位にある。したがって、高い電位がフローティング・ゲートと消去/記憶電極 との間で消去トンネル要素の両端に存在する。電子は、そこでフローティング・ ゲートから消去/記憶電極に付は抜ける。電子の突は抜は構造と動作の詳細な説 明は、1982年に出版されたInternationalElectron  Devices (I E D M) Technical DigestのR ,L Eellis他によるrElectroa Tun++eling in  Won−Planar Floating GateMemory 5tru ctures Jという名称の論文(749−756頁)に記載されている。
上述した従来技術による不揮発性メモリの重大な欠陥は、これらが容易に次々と 小さいサイズに縮小することができないことである0個々のチップ上に組み立て ることのできるメモリ・セルの数を増加してウェーハ当たりのメモリの密度およ び(または)チップの歩留りを増加することが要求されている。しかし、不揮発 性メモリ・セルを単純に微細化しても、動作メモリ素子に対して必要な容量値と 相互関係を保持することができない、更に、状態が変化しつつあるセルに近接す るメモリ・セルの状態が混乱するのを防止するために必要な固有の許容誤差に対 する要求と相俟って、書き込み動作のための別の異なったバイアス電極領域と読 み出し動作のためのフローティング・ゲートのチャンネル領域を立体化しhいと いう要求に対応するため、従来の技術によって不揮発性メモリ・セルを非常に高 密度の用途に使用するように十分に縮小することは実用上不可能である。
Gu ter■anに対する米国特許第4,599,706号は、上述した半導 体メモリ・セルを改良する不揮発性メモリを開示している。この前者のメモリ・ セルは、より少ない要素を有しているため、このメモリ・セル内の容量結合の数 を削減し、これによって素子の動作を改良している。これは、このような容量結 合がポリシリコン層の間で電子の突き抜を誘起するのに必要な電圧の相互関係を 得る場合に損失を発生するからである。更に、この改良されたメモリ。
セルでは、その構成部品の数が削減され、書き込み動作に必要なサクル数が少な くなっているため、素子の動作とセルの寸法が最適化されている0例えば、この 改良されたメモリ・セルをEEPI?OMに適用すると、フローティング・ゲー トのプログラムを行う書き込みサイクルは、1サイクルで完了することができる 。従来技術によるEEFROMでは、各書き込みサイクルの前に無条件の消去が 必要であった。
米国特許第4.599,706号で開示された不揮発性メモリ・セルは、一般的 に上述したように、3つの電気的に絶縁されたポリシリコン層を有する。すなわ ち、第1層はプログラム電極を形成し、第2層はフローティング・ゲートを形成 し、第3層は消去/記憶電極を形成する。更に詳しくは、第2層の第1部分は第 1層と容量結合されて、第1トンネル要素をそれらの間に形成し、この第2層の 第2部分は基板に対して逆の導電型を有する基板領域に容量結合される。第3ポ リシリコン層は第2層と容量結合して第2トンネル要素を形成する。動作する場 合、基!!!電位が第1層に印加される。第2層に対する電荷によって記憶され るべきデータ状態を表す電圧が、基板の導電型と逆の導電型の他方の基板の領域 に印加される。第3層は各基板の9MM40間にエンハンスト・モード・トラン ジスタのゲートを形成する。第3層に対して選択された電位を印加すると、トラ ンジスタがオンし、各基板領域の間に導電経路を形成する。もしデータ状態電圧 が第3層に印加された電位と同じであれば、電子は第1層から第2層に突き抜け て第2層を負の実行電荷にする。逆に、もしデータ状態電圧が第3層に印加され た電荷の電圧よりもはるかに小さければ、電子は第2層から第3層に突き抜け、 第2層を正の実行電荷にする。
したがって米国特許第4.599.706号の従来技術の素子に対する利点は、 第3ポリシリコン層、消去/記憶電極、およびバイアス電極の間の容量結合を必 要としないことである。NOVRAM素子の不揮発性セル内のバイアス電極の電 位を制御するために必要なトランジスタの切り替えもまた必要でなくなる。
米国特許第4.599.760号で教示されているような3層のポリシリコンメ モリ・セルを使用する場合にも、なお他の制限が存在する。3層のポリシリコン が必要となる結果、得られたメモリの表面位相(surface topolo gy)は多数の大きな段差(step)を有し、その後の工程においてこれを補 償する問題が発生する。更に、この段差の高さはメモリ・セルを形成するために 使用される装置の焦点深度以上であることはできず、これは段差の高さの程度に 対する制約になる。縮小性は、また形成中のセルの段差が大きい場合に特に発生 するポリシリコンのストリンガ(stringer)現象によって制限される。
ポリ(poly)ストリンガは、オーバ・エツチングを行うことなしに異方性エ ツチング中に容易に除去することのできないポリシリコン層の部分である。これ によって、またセルのサイズに制限が加えられる。
更に、所定のポリシリコン層が形成された後、セル内に別の二酸化シリコン層を 形成する必要性があれば、これはポリシリコンの2つの層Thにトンネル要素を 形成する二酸化シリコン層の領域内に対する酸化物の浸蝕を発生する。新しい二 酸化層が形成される毎に、露出されている二酸化シリコンの再酸化による浸蝕が より激しくなる。この再酸化による浸蝕によって、2つのポリシリコン層の間の ギャップが増大し、これによってこのギャップ両端のトンネル特性が変化する。
ポリシリコン・トンネル要素間の重なりによって、最小のセル・サイズが決まる ため、このセルのサイズはこの現象によって制限される。したがって、3層のポ リシリコンは、より多くの二酸化シリコン層を形成しなければならないため、2 層のセルよりもより多くの隣接する層の重なりを必要とし、したがって、第1お よび第2ポリシリコン層の間の重なり合ったトンネル要素には、再酸化による浸 蝕によってより大きな劣化が発生する。更に、セルの動作はそのセル内で決めら れた特定の結合容量比に基づいて行われるので、これらの容量の大きさもまたこ のセルのサイズに制約を加える。これは、メモリ・セルを動作させるためには、 容量間の比が一定でなければならないためである。すなわち、容量間の相互関係 によってトンネル結合が決定され、このトンネル結合によって今度はメモリ・セ ルのプログラム/消去窓が決定される。プログラム/消去窓は、フローティング ・ゲートが消去された場合のフローティング・ゲートの正の電位と、フローティ ング・ゲートがプログラムされた場合のフローティング・ゲートの負の電位との 差であると定義さる。その結果、フローティング・ゲートの経験するプログラム サイクルの数が増加するのにしたがって劣化する傾向のある耐久性曲線が得られ る。したがって、もし1つの容量の値が増加すれば、他の容量の値もこれにした がって変化しなければならない、ポリシリコン層の重なりがより大きくなる結果 、結合容量の値がより大きくなるため、再酸化によって発生する浸蝕による劣化 を防止するためには、上述したある最低量の層の重なりを保持することが必要で あり、このため、3層のポリシリコンのセルの位相は、またこのセルの容量の相 互依存性により、サイズを縮小するとかより容易でなくなる。
更に、厚さを薄くした場合のトンネル機構の動作の信転性の問題のため、上述し た3層のポリシリコン・セルでは、隣接するポリシリコン層の間の二酸化シリコ ンの厚さの選択については殆ど柔軟性がない、更に、フローティング・ゲート層 の下の酸化層は、3層のポリシリコン・セルの場合には、第1ポリシリコン層と フローティング・ゲート層との間のトンネル酸化層と同時に成長されるので、フ ローティング・ゲートの下の酸化層の二酸化シリコンの厚さは、基板チャンネル からフローティング・ゲートに至る結合を改善するために、任意に薄くすること ができない。これらの酸化物の厚さを薄くすることなくセルの寸法を横方向に薄 くするのにしたがって、プログラム/消去窓もまた順次小さくなる。
容量性結合の制限によって、そうでない場合に必要であるよりもより高い電圧が また必要になる。したがって、セルのサイズが縮小されるにしたがって、結合酸 化物の厚さをトンネル酸化物の厚さに依存させないことがますます有用になる。
すなわち、結合酸化物を薄クシトンネル酸化物を厚くして、最高の容量結合比と したがって可能な最小の動作電圧を得ることが有利である。
メモリ・セルは、アライメントに対して敏感でないことがまた重要である。3層 のポリシリコン・セルの困難は、2層のセルで必要とされるよりもより重要なア ライメン処理の工程があり、フローティング・ゲートのプログラム側と消去側の 二酸化シリコントンネル要素は異なった時点で形成されることである。これらの 領域はマツチングしないため、プログラム/消去窓のサイズは小さくなり、その 結果、セルの寿命が短くなる。
又ユ立!旌 本発明の目的は、周知の不揮発性メモリ・セルよりも小さな不揮発性メモリ・セ ルを提供することである。
本発明の他の目的は、周知のメモリ・セルよりもはるかに少ない数の構成部品ま たは構成要素を使用する不揮発性メモリ・セルを提供することである。
本発明の更に他の目的は、基板上に形成されるポリシリコンの第1層と上記の基 板上に形成される第2ポリシリコン層との間に側壁接点を形成する方法と手段を 提供することである。
本発明の他の目的は、ポリシリコン層を2層のみ使用し、メモリ・セルのフロー ティング・ゲートの部分が第1ポリシリコン層から部分的に形成されると共に第 2ポリシリコン層からも部分的に形成される不揮発性メモリ・セルを提供するこ とである。これらの2つの部分の間の接点は残存するポリ・ストリンガ「ブリッ ジ」によって形成されるかまたはこれら2つの層の間の重なった部分によって形 成される側壁接点である。
本発明の更に他の目的は、プログラム電極とフローティング・ゲートとの間およ びフローティング・ゲートと消去電極との間のトンネル酸化物を1つの処理ステ ップで形成することである。
本発明の更に他の目的は、フローティング・ゲートと基板との間の二酸化シリコ ン層をプログラムおよび消去トンネル要素の形成とは別個に形成することによっ て、フローティング・ゲートとその下に位置する基板との間の容量結合を最小に することである。
本発明の更に他の目的は、セルの表面を横切る段差の高さを最小にし、その結果 、メモリ・セルの密度を最大にするセルの位相を得ることのできる不揮発性メモ リ・セルを提供することである。
本発明の更に他の目的は、フローティング・ゲートの下の基板内に不純物を添加 したSN域すなわちパドルを有し、このパドルをこのフローティング・ゲートと 自己整合させ、これによってメモリ・セルの密度を最大にする不揮発性メモリ・ セルを提供することである。
概略的にいえば、本発明は集積回路素子によって構成され、この集積回路素子は 、第1表面を有する第1導電型の基板、前記の第1表面から間隔を設けた領域を 有する第1導電層であって、上記の領域は上記の基板の表面と実質的に平行な平 坦な底部表面を有すると共に、上記の底部表面に対して実質的に垂直な少なくと も1つの側壁を有する上記の第1導電層、および上記の第1導電層と接触する表 面を有する第2導電層によりて構成され、上記の第2層の上記の表面は上記の第 1層の上記の側壁と接触している。
更に詳しくは、本発明によれば、集積回路の不揮発性フローティング・ゲート・ メモリ素子は、第1表面、第1基板領域および第2基板領域を有する第1導電型 の基板であって、上記の各基板領域は上記の第1表面に配設されると共に上記の 第1導電型と反対の第2導電型である上記の基板;第1データ電位と第2データ 電位の1つを上記の第1基板領域に選択的に印加する手段であって、上記の第1 データ電位は上記の素子内に記憶するべきデータが2進の1の状態を有する場合 に印加され、上記の第2データ電位は上記の素子に記憶するべきデータが他方の 2進状態を有する場合に印加される上記の手段;上記の第1表面から間隔を設け 、上記の第2基板領域に容量結合された第1部分と上記の第1部分から電気的に 絶縁された第2部分を有する電気的に絶縁された第1ポリシリコン層であって、 上記の第1部分は上記の基板から間隔を設けた平坦な底部表面を有すると共に上 記の底部表面に対して実質的に垂直な少なくとも1つの側壁を有する上記の電気 的に絶縁された第1ポリシリコン層;上記の第1基板饅域と上記の第2基板領域 との間に伸び、上記の第1表面から間隔を設け、上記の第1ポリシリコン層の上 記の第1部分に容量結合された第1分部および上記の第2ポリシリコン層の上記 の第1部分から電気的に絶縁された第2部分を存する電気的に絶縁された第2ポ リシリコン層であつて、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分は上記の第 1ポリシリコン層の上記の第2部分に容量結合されると共に上記の側壁と電気的 に接触した少なくとも1つの表面を有する上記の電気的に絶縁された第2ポリシ リコン層;上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部分に第1バイアス電位を選 択的に印加する手段;上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分に第1制御電 位を選択的に印加する手段であって、上記の第1制御電位は上記の各基板領域の 間で上記の基板の導電型を上記の第2導電型に反転させて上記の第1基板領域の 電位を上記の第2基板領域に電気的に導通させるように選択され、上記の第1デ ータ電位を上記の第1基板領域に印加し、上記の制御電位を上記の第2ポリシリ コン層の上記の第1部分に印加した場合に電子が上記の第1ポリシリコン層の上 記の第2部分から上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分に導入されて上記 の1の2進状態を記憶するように、上記の制御電位、上記のデータ電位および上 記のバイアス電位が選択され、上記の第2データ電位を上記の第1基板領域に印 加し、上記の制御電位を上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分に印加した 場合に電子が上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分から除去されて上記の 他方の2進状態を記憶するために、上記の制御電位、上記のデータ電位および上 記のバイアス電位が更に選択される上記の手段;および上記の第1ポリシリコン 層の上記の第1部分の電位を検出する手段によって構成される。
上記の2層のポリシリコン層のメモリ・セルでは、上記の第1層の上記の第2部 分はこのメモリ・セルのプログラム電極によって構成され、上記の第1層の第1 部分と上記の第2層の第2部分は上記のメモリ・セルのフローティング・ゲート によって構成され、上記の第2層の第1部分は上記のメモリ・セルに対する消去 電極によって構成される。
上記のメモリ素子の他の実施例によれば、上記の第2基板領域の境界は上記の第 1ポリシリコン層の上記の第1部分の境界と位置合わせされる。上記のメモリ素 子の更に他の実施例によれば、上記の第2基板領域が省略される。
シリコン基板上に不揮発性フローティング・ゲート・メモリ・セルを形成する本 発明による方法は、上記の基板上に所定の厚さの二酸化シリコンの第1層を形成 するステップ、上記の第1酸化シリコン層の上部に第1ポリシリコン層を形成す るステップ、上記の二酸化シリコン層の下の基板に対するイオン注入を阻止する のに十分な所定の厚さの上記の第1ポリシリコン層の表面に窒化物の第1層を形 成し、次いで二酸化シリコンの第2層を形成するステップ;上記の第1ポリシリ コン層の第1および第2部分が形成される部分を除いて上記の第1窒化物層およ び第二酸化シリコン層の表面を全てマスクするステップ:上記の第1窒化物層お よび第二酸化シリコン層の上記の露出部分を除去するステップ;上記の第1ポリ シリコン層の第2部分が形成される場所に対応する上記の第1ポリシリコン層の 露出部分に対して第1マスクを形成するステップ;上記の第1ポリシリコン層の 第1部分に対応する上記の第1ポリシリコン層の下の露出した基板に不純物を添 加した領域を注入するステップ;上記の第1マスクおよび上記の第二酸化シリコ ン層を除去するステップ;上記の第1ポリシリコン層の露出表面上に第3二酸化 シリコン層を熱的に成長させるステップ;上記の第3二酸化シリコン層によって マスクされていない上記の窒化物層および上記の第1ポリシリコン層の全てを除 去するステップであって、これによって上記の第1ポリシリコン層の上記の第1 部分および第2部分を形成する上記のステップ:第4二酸化シリコン層を形成し て、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1および第2部分の側壁を被覆するス テップ;薄いマスク層を堆積し、次いでその一部を除去して上記の第1および第 2部分の上部を露出させるステップ;上記のマスク層を非感光化して第2マスク 層を付加するステップ:第2マスク層を堆積して上記の第1ポリシリコン層の上 記の第1部分と第2ポリシリコン層との間に形成される側壁接点を餘く全での部 分をマスクするステップi上記の第3および第4二酸化シリコン層の露出部分の 内の所定の部分を除去して上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分の側壁の 一部を露出させるステップ;上記の薄いマスク層と上記の第2マスク層を除去す るステップ:全での表面上に上記の第2ポリシリコン層を形成するステップ;お よび上記の第2ポリシリコン層をマスクして上記の第1ポリシリコン層の上記の 第1部分上に部分的に位置し、上記の第1酸化物層と上記の第1ポリシリコン層 の露出した側壁部で上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分と接触する第2 部分上に部分的に位置し、かつ上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部分上に 部分的に位置する第1部分を形成するステップによって構成される。
上記の方法の第2実施例の場合、上で形成したように上記の第1ポリシリコン層 の第1および第2部分が形成された後、全ての露出された表面に第2窒化物層を 形成するステップ;上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分の1つの側壁上 にマスクを形成するステップ;上記のマスクによって保護されていない全ての側 壁の窒化物を除去するステップ;上記のマスクを除去するステップ:上記の残り の側壁の窒化物を含む露出された側壁の表面を除いて全ての露出された表面に第 4二酸化シリコン層を形成するステップ:および上記の残りの窒化物の側壁を除 去するステップによって、上記の第1ポリシリコン層の第1部分と上記の第2ポ リシリコン層の第2部分との間に側壁接点が形成される。その後、第2ポリシリ コン層がこの方法の第1実施例で説明したように形成される。
上記の方法の第3実施例によれば、基板内の不純物を添加された領域が自己整合 するという特徴は必要でなくなり、これによって本発明による処理が単純化され る。特に、この実施例では、第1窒化物層と二酸化シリコンの第2層の形成の必 要がなくなり、また前に説明した関連する酸化とエツチングのステップが必要で なくなる。不純物を添加した第2基板領域は第1ポリシリコン層の形成の前に注 入される。
更に、上で説明した第2基板領域は本発明の他の実施例によれば全く必要でなく なる。この実施例では、プログラム電極とフローティング・ゲートとの間または フローティング・ゲートと消去電極との間で電子の突き抜けを誘起するために必 要な容量の相互関係は、フローティング・ゲートと基板自身との間の固有の容量 によって決定される。この第2基板領域を無くする(それによってパドルのない メモリ・セルをつくる)ことの利点は、自己整合を行わないパドルの場合よりも 処理ステップが更に簡単になることであるが、その理由は、これによって更に第 2基板領域を形成するためのマスキングと注入のステップがなくなるからである 。
これの欠点は、このセルの容量性の制約によって、第2基板領域を形成する場合 に比べて、このセルの縮小性が小さくなることである。サイズが最小のメモリ・ セルは上記の第2基板領域を使用する必要が有り、上記の領域はこれに続いてこ の領域の上部に形成されるフローティング・ゲートと自己整合をする必要がある 。
本発明のこれらおよびその他の利点は、添付の図面および特許請求の範囲と組み 合わせてこの明細書を読むことによって明らかになる。
皿X区哩 図1は本発明にしたがって作成された不揮発性メモリ・セルの概略断面図である 。
図2は図1のメモリ・セルの平面図である。
図3は図1に示す不揮発性メモリ・セルの等価電気回路図である。
図4は本発明による不揮発性メモリ・セルの他の実施例の概略断面図である。
図5は図4のメモリ・セルの平面図である。
図6Aおよび図6Bは本発明による不揮発性メモリ・セルの第3実施例の他の概 略断面図を示す。
図7Aは、単純化したコンピュータ・モデルを使用して従来技術の3層のポリシ リコン層を使用した不揮発性メモリ・セルの代表的なプログラム/消去窓の耐久 性曲線のグラフである。
図7Bは、同じコンピュータ・モデルに基づく本発明による2層のポリシリコン 層を使用した不揮発性メモリ・セルの代表的なプログラム/消去窓の耐久性曲線 のグラフである。
図8ないし図17は、図1または図4に示す本発明によるメモリ・セルの形成に 使用する好適な処理ステップの断面図を示す。
図18ないし図20は、本発明による側壁を形成するための別の処理ステップの 断面図を示す。
ましい の記 ■、装置 A、自己整合パドルとフローティング・ゲートの重なりを有するメモリ・セル 図1ないし図3は、本発明にしたがって制作された不揮発性メモリ・セル10を 示す、メモリ・セル10は第1J!型の基板12、第1′!IE板領域14、第 2基板碩域16、および表面18を有する。基板領域14と16の各々は表面1 8に配設され、基板12の第1導電型と逆の第2導電型である。
メモリ・セル10は、また表面18から間隔を設け、第1部分20第2部分22 を有する電気的に絶縁された第1ポリシリコン層、および上記の表面18から間 隔を設け、第1部分24と第2部分26を有する電気的に絶縁された第2ポリシ リコン層を有する。上記の第2層の第1部分24は、第」基板領域14と第2基 板領域16との間に延び、上記の第1部分20と容量接合され、上記の第2層の 上記の第2部分26は上記の第1層に見られるように側壁34と電気的に接触し ている。上記の第1層の第」部分20は、表面18に隣接した底部表面32と上 記の底部表面32に対して実質的に垂直な側壁34を有する。上記の第2層の上 記の第2部分26の少なくとも1つの表面は、図1に見られるように、側壁34 と電気的に接触し、第2部分26の一部は第1部分20と重なってその上部表面 と接触しコーナー接点を形成してもよい。第2部分26は、また上記の第1層の 第2部分22と容量結合される。
上記の第1ポリシリコン層の第1部分20は、また第2基板領域16と容量結合 される。第1部分20と第2基板iJ域16との間の容量結合は図3でコンデン サC8として概略的に示す。上記の第1部分20と基板領域16との間の容量結 合を最大にするため、第1部分20と基板領域16は相互に対して自己整合を行 う工程中に形成されることが望ましい。しかし、基板領域16を第1部分20と 自己整合させないものもなお本発明の範囲内であることに留意のこと。
上記の第2層の第1部分24と上記の第1層の第1部分2oとの間の容量結合は 、トンネル要素28として図3で最もよく理解することができる。上記の第1層 の第2部分22と上記の第2層の第2部分26との間の容量結合は、トンネル要 素28として図3で最もよく理解することができる。
基板12は、第2導電型の第3基板領域36を更に有する。上記の第1ポリシリ コン層の第2部分と第3基板領域36は、図2で最もよく理解できるように一般 的に相互に平行に延びる。
図3から最もよく分かるように、上記の第2ポリシリコン層の第1部分24は絶 縁ゲート・エンハンスト・モード・トランジスタ38のゲートを形成し、このト ランジスタ38は第1基板領域14と第2基板領域16との間に配設されたチャ ンネル40を有する。これらの後者の基板fJJ!! 14.16は、それぞれ トランジスタ38のドレインとソースを形成する。上記の第2ポリシリコン層の 第2部分26はここではまたフローティング・ゲート・トランジスタと称する絶 縁ゲート・トランジスタ44のゲートを形成し、チャンネル46の上に位置して いる。トランジスタ44は本実施例ではエンハンスト・モード・トランジスタで あるが、もし性能の調整が必要であれば、またデプリーション(depleti on)モード・トランジスタでもよい、第2基板領域16はトランジスタ44の ドレインを形成する。上記の第1ポリシリコン層の第2部分22は、エンハンス ト・モード・トランジスタ48のゲートを形成する。トランジスタ48は、もし 性能の調整が必要であれば、またデプリーションモード・トランジスタであって もよい。
第3基板領域36はトランジスタ48のソースを形成する。上記の第1ポリシリ コン層の第2部分22は、トランジスタ48のチャンネル49の上に位1してい る。トランジスタ44とトランジスタ48は、2つの隣接するゲートを有する1 つのエンハンスト(または、もしそのように使用されれば、デプリーション)モ ード・トランジスタと等価であり、この場合、上記の第2ポリシリコン層の第2 部分26は1つのゲートを形成し、上記の第1ポリシリコン層の第2部分22は その第1ゲートに隣接した第2ゲートを形成する。
次にこの不揮発性メモリ・セル10の動作に移ると、トンネル要素28と30を 横切って電子突き抜けさせる機構は技術上周知である。例えば、米国特許第4, 274,012号はポリシリコン層を分離している酸化物層を介して行われるこ のような電子の突き抜けを説明している。このケースの場合の図1は不揮発性セ ルを模式的に示していることが勿論理解できる。詳細に図示されていないものは 酸化物またはその他の絶縁層であり、これらはセル10の組み立て中に基板上お よび各ポリシリコン層上に成長または堆積され、このセル10を素子上に堆積さ れる次の面のポリシリコン材料から電気的に絶縁する。本発明の好適な実施例に よれば、トンネル領域に於ける酸化物の厚さは500オングストロームと800 オングストロームとの間である。
図1および図3を参照して、バイアス電位Vえが上記の第1ポリシリコン層の第 2部分22に印加され、基準電位■、が第3基板領域36に印加される。トンネ ル要素28またはトンネル要素30のいずれかを横切って電子が突き抜ける期間 中は電圧が高いことを考慮すれば、トランジスタ48のゲートを形成する上記の 第2部分22のバイアス電位とトランジスタ48のソースを形成する第3基板領 域360基準電位は、フローティング・ゲート・トランジスタ44と第3基板領 域36との間のチャンネル49内でいずれの方向にも電流が流れないように選択 される。従って、Vm Vsで与えられるトランジスタ48のゲート・ソース間 電圧は電子の突き抜けの期間中本発明の好適な実施例では通常負にバイアスされ 、その結果、トランジスタ48は「断」の状態にある。
第1基板領域14に印加されるデータ電位VIILは、このレベルによってフロ ーティング・ゲート50に記憶されるべきデータの状態を表し、このフローティ ング・ゲート50は上記の第1ポリシリコン層の第1部分20と上記の第2ポリ シリコン層の第2部分26によって構成される。例えば、第1の2進状態は低い 電位によって表すことができ、他方の2進状態は高い電位によって表すことがで きる。第1基板領域14にデータ電位■1を印加するのと同時に、制御電位V1 Lを上記の第2ポリシリコン層の第1部分24に印加する。制御電位V。Lを選 択することによって、チャンネル40の導電型を反転させ、オンされたトランジ スタ38を介して第1基板領域14に印加されたフル・データ電位VILを第2 基板領域16に十分導通させる。VILがHのデータ電位状態である場合、制御 電位V。Lとデータ電位VIILを選択することによって、十分な電位の差がト ンネル要素28の両端に存在し、その結果、電子がフローティング・ゲートに突 き抜けることが保証される。制御電位■。Lを今説明したレベルに設定すると、 VmLがLのデータ電位状態である場合、このデータ電位VILは、十分な電位 の差がトンネル要素300両端に存在し、その結果、電子がフローティング・ゲ ート50から上記の第2ポリシリコン層の第1部分24に突き抜けるように選択 される。
例えば、第1基板領域14に印加されたデータ電位VILがHであり、十分高い 制御電位V。Lが上記の第2ポリシリコン層の第1部分24に印加されると、こ のデータ電位VILは第2基板領域16に伝わり、この基板16をまたHの電位 にさせ、その結果、第1部分24と第2基板領域16との間には殆ど電位の差が 存在しない、コンデンサC8の容量結合とトンネル要素30とチャンネル46の 容量効果のため、フローティング・ゲート50もまたHの電位に達する。フロー ティング・ゲート50の電位がHになると、トンネル要素30の両端には殆ど電 位の差が存在せず、トンネル要素28の両端には大きな電位の差が存在する。そ の結果、電子は上記の第1ポリシリコン層の第2部分22からフローティング・ ゲート50に突き抜ける。
逆に、データ電圧VILがLの場合、第2基板領域16の電位もまたしてある。
上記の第2層の第1部分24に制御電位V。Lを印加すると、フローティング・ ゲート50の第1部分と第2基板領域16との間のコンデンサC8およびトンネ ル要素28とチャンネル46の容量効果によってフローティング・ゲート50は 容量的にLに保持される。従って、トンネル要素28の両端の電位の差は小さく 、トンネル要素30の両端の電位の差は大きい、その結果、電子はフローティン グ・ゲー)50から上記の第1部分24に突き抜ける。
本発明による不揮発性メモリ・セル10は、これに一般的に周知の復号およびバ ッファ・システムを追加することによって、電気的に変更可能な読み出し専用メ モリのアレイのようなメモリ・アレイを形成するのに使用することができる。
B、自己整合パドルおよびフローティング・ゲート・ブリフジを有するメモリ・ セル 図4は本発明による不揮発性メモリ・セルの他の実施例の概略断面図であり、図 5はこのメモリ・セルの平面図である。
これらの図のメモリ・セル10’は、上記の第2層の第2部分のいずれおち上記 の第1層の第1部分の上に重ねることなく、この第2部分を形成することができ ることを示している。すなわち、上記の第1層の第1部分の側壁によって形成さ れる垂直面は、第2層の第2部分と交差していない、このことは、第2ポリシリ コン層の露出部分全体がエツチングされてしまう前に、所定の点でエツチングを 停止するための終了点検出を行い、次に別のマスキングとエツチング動作を行っ て望ましくないポリシリコンの「ストリンガ」を除去することによって達成され る。このようなアプローチの利点は、これによって他の場合に可能であるよりも よりコンパクトで平坦化されたセルを作ることができるこである。終了点を検出 する種々の方法を論じている論文は2つある。これらは釦旦虹旦虹しハ佳肚ハ■ 、1981年4月、に掲載されているPaul J、 MarcouxとPan g Dow Fooによる「プラズマ・エツチングのための終了点検出方法」と Journal of the Eelctroches+1calSocie t jolid 5tate 5cience andユ蜘皿−L、1980年 1月、に掲載されているに、ヒロベおよびタカシツチモトによる「光学的エミツ シヨン・スペクトロスコピーによるプラズマ・エツチングにおける終了点の検出 」である。
C,パドルを有しないメモリ・セル 図6Aおよび図6Bは不揮発性メモリ・セルの他の第2実施例を示し、図6Aで はこのメモリ・セル10″で示し、図6Bではこのメモリ・セルを10#で示す 0図1ないし図3を参照して、不揮発性メモリ・セルlOに関連して上で説明し たのと同じ部品を識別するため、図6Aおよび図6Bでも同じ参照番号を使用す る0図6Aは、上記の第2ポリシリコン層の第2部分26と上記の第1ポリシリ コン層の上記の第1部分との間に重なった領域を有する図1のセルを示す0図6 Bは図4に示すようなセルを示す。
不揮発性メモリ・セル10と図6Aのセル10#またはセル10’と図6Bのセ ル10′との組み立て上の差は、パドル、すなわち、第2基板領域16を形成す る処理ステップが含まれていないだけである。この結果、多くの用途にとって望 ましい工程の単純化が得られるが、これによってパドルを有するセルと比較して メモリ・セルのサイズを縮小する能力が低くなる。特に、パドルのないセルの場 合、以下で詳細に説明するようにプログラム・マージンは小さくなり、これによ ってセルの大きさの縮小が限定される。
更に他の実施例10の10″および10〜によれば、第2基板領域16によって トランジスタ38と44との間に導通経路を形成する代わりに、これらの間に仮 想接合部が形成され、これによってトランジスタ38のチャンネル領域40とト ランジスタ44のチャンネル領域46を接続する。従って、トランジスタ38. 44および48はトリプル・ゲート・エンハンスト・モード・トランジスタと等 価である。
D、容量相互関係 図1ないし図4の不揮発性メモリ・セル10の動作特性を詳細に参照すると、ト ンネル要素は電圧動作スイッチとして考えることができ、この電圧動作スイッチ は電圧がvX未満の場合にゼロの導通を有し、電圧がV1以上場合に非常に高い 導通を有する。
フローティング・ゲート50をプログラムする場合、安定状態に達すると、フロ ーティング・ゲートの電位VFGは客下記の等式によって与えられる。
VFG (0) −(CiVwt+CsVmt+C(V(+CrV*+QrG( 0) )/ΣC−Vl+V 菖 (1) ここで、CPはトンネル要素28の容量、CEはトンネル要素30の容量、C8 はフローティング・ゲート50と第2基板領域16との間のステアリング(st eering)コンデンサC6は基板と第2ポリシリコン層の第2部分26によ って形成されたフローティング・ゲートの部分との間のチャンネル容量、V@t はワード線電圧(制御電位)、vILはビット線電圧(1つのデータ電位の高い 電位状り 、V、はアース・デセレクト(deselct)線電圧(基準電位) 、vcはチャンネル表面電位、およびΣC=C1+C3+Cv+Ccである。
フローティング・ゲート50を消去する場合に安定状態に達すると、フローティ ング・ゲートの電位FFG(Lのデータ電位状態が0ボルトであると仮定する) はおよそ下記の等式によって与えられる。
VFG (1) = (CiV+nt+CrVa+Qys (1) ) /ΣC =Vt、1t−Vx (2)従って、プログラムの後Q1゜(0)/?Cとして 定義されるフローティング・ゲートの電位は等式(])から誘導され、その結果 、下記の等式が得られる。
QFG(0)/ΣC=V*+Vx−(CiVwL+CsVwL+CCVc+Cr Vl)ΣC(3)として定義されるフローティング・ゲートの電位は等式(2) から誘導され、その結果、下記の等式が得られる。
QFG(1)/ΣC=VwL−Vx−(CEVe+t+CrV*) /ΣC(4 )上で定義したように、プログラム/消去窓は、フローティング・ゲートが消去 された場合のフローティング・ゲートの正の電位とフローティング・ゲートがプ ログラムされた場合のフローティング・ゲートの負の電位の水準との間の差であ ると定義される。その結果、プログラム/消去窓のサイズは下記の等式によって 定義される。
ΔQFG/ΣC−QFG(1)/ΣC−QFG(0)/ΣC=(Vwt−Vm) −2V* +(CIVIL+CCVC)/ΣC(5)等式(5)を単純化する場 合、項vwt−vmは一般的にv、lの約2倍になるように選択される。従って 、例えば、もしVWが約11ボルトであれば、v、Lは約19ボルトであり、v lは約−3ボルトであり、従って等式V@t−V宵−2Vxは約0ポルトに等し い、従って、プログラム/消去窓のサイズを下記のように表すことができると仮 定することによって十分な近似が行われる。
ΔQrs/ΣC□ (CsVmL+CcVc)ΣC(6)プログラムを行う場合 、■、はVILの間数であるから、このV。
を約0.5VILに選択することができる。これによって等式(6)を下記のよ うに単純化することができる。
ΔQFG/ΣC・(C,÷、5cc)ΣC)VIL (7)等式7は、プログラ ム/消去窓のサイズがメモリ・セルの容量合計に対する式C3+ 0.5 CC O比によって決定されることを示し、この容量合計はCF 、Ct 、Csおよ びC0の合計に等しい。
パドルが自己整合されようと否と、パドル・セルのプログラム/消去窓を大きく するには、容量結合の効率ができるだけ100%に近いことが望ましいことがこ の式から分かる。すなわち、C8十ccはC2とC1よりもはるかに大きくなけ ればならない。
CP (またはCt)は第1ポリシリコン層と第2ポリシリコン層との間の重な っている領域と第1ポリシリコン層の側壁および上部の酸化物の厚さによって決 まる。プログラム/消去窓を最大にするには、下記の事項を実行することが望ま しい。
1、再酸化による浸蝕が問題になる直前の点まで重なりを最小にする。
2、第1ポリシリコン層の厚さを最小にして容量に貢献する側壁の面積を削減す る。
3、第1ポリシリコン層の上部の酸化物の厚さを厚くして容量の貢献を削減する 。
4、トンネル特性を劣化させることなく側壁の酸化物の厚さを厚くする。
等式(7)における容量結合の効率は、C2が婁ctに等しく、かつ同様にCc と署等しいと仮定することによって見積もることができる。下記の等式の場合、 これらの他の容量は、従つて等式(7)で定義したように00と代替される0等 式(7)を更に単純化するため、下記のように仮定する9本発明によれば、コン デンサC8の酸化物の厚さはCPまたはcEの酸化物の厚さの約1/3になるよ うに選択することが可能であり、更にこれはCPまたばC1の面積の約2.5倍 の面積を有するように選択することができるので、Csはこれらの他のコンデン サのいずれがよりも約7.5倍大きい、従って、等式(7)の容量結合効率部分 は下記のように書き替えることができる。
結合効率−(7,5Co+1/2Co)/(7,5Co+3Co)−8Co/1 0.5C。
−0,76(8) 従って、容量結合効率は0.76または76%であると決定されるので、もしこ れに16ボルトのビン)&it圧VILを乗ずれば、プログラム/消去窓のサイ ズは約12ボルトになる。この数字は、従来技術による3層のポリシリコン・メ モリ・セルがより高い電圧で動作していたとしても、このセルから得られる数字 よりもはるかに大きい、比較のため、これと匹敵するセルのサイズを有する3層 のポリシリコン・メモリ・セルで得ることのできる最良の容量結合効率はたかだ か40%と50%の間である。
図7Aは、単純化したコンピュータ・モデルにもとすく3層のポリシリコンの不 揮発性フローティング・ゲート・メモリ・セルの典型的なプログラム/消去窓の 耐久曲線のグラフである。この耐久曲線は、このトリプル・ポリシリコン層のセ ルの寿命を示す。
図から分かるように、このグラフのX軸は、セルが記憶素子として動作すること ができるためにフローティング・ゲートの電荷に十分な差を持つことが最早でき なくなるまでに、フローティング・ゲート・メモリ・セルが通過する(be p ut through)ことのできるサイクルの数を示す、このグラフのY軸は 、フローティング・ゲートの電位を示す0図7Aのグラフの上部の帯域は、消去 状態に於けるフローティング・ゲート要素に対するフローティング・ゲートの電 位の上限および下限を示す0図から分かるように消去フローティング・ゲートの 電位は、最初約3.8ボルトと6ボルトの間で変化する。消去された状態の電位 の帯域が存在する理由は、この特定の耐久曲線についてテストしたフローティン グ・ゲートの全ての統計的なサンプルにミスアライメントとトンネル・パラメー タが分布しているからである。同様に、プログラムされた状態に於けるフローテ ィング・ゲート要素のフローティング・ゲート電位の上限と下限は−0,3ボル トと+1.7ボルトとの間で開始されるものとして示され、ここでも再びフロー ティング・ゲート・メモリ・セルとトンネル・パラメータの分布の種々の要素の ミスアライメントの関数である帯域が存在する。
図7Bは、本発明による2つのポリシリコン・メモリ・セルのプログラム/消去 窓で得られた改善を示す0図から分かるように、図7Bの窓はいずれも大きくて 十分大きなセルの寿命が与えられている。全てのフローティング・ゲート・ゲー ト・メモリの設計の目標は、サイクルの数をできるだけ太き(した場合の所定の メモリ・セルのプログラム/消去窓のサイズを最小にすることである。
図6Aおよび図6Bから分かるように、基板領域16を除去することによって、 図6Aの不揮発性メモリ・セル10′または図6Bの不揮発性メモリ・セル10 ”に示すように、フローティング・ゲート・チャンネル領域は第1ポリシリコン 層24の第1部分の下の領域に延びる。基板領域16を取り除(と、メモリ・セ ルの動作およびフローティング・ゲートの最終プログラム電圧水準は下記のよう に変化する。
高電圧VIL全体をサポートすることのできる基板領域16と違って、不揮発性 メモリ・セル10’または10″のフローティング・ゲート・チャンネル領域4 6は、せいぜいVFG−VTに等しい表面電位をサポートすることができるだけ であり、ここでv丁はフローティング・ゲート・チャンネルのしきい電圧である (第1ポリシリコン層24の第1部分および第2ポリシリコン層26の第2部分 の両方の下部でv7は同じであると仮定する)、この価を超えると、電位VIL の増加はすべてフローティング・ゲート・ゲートの下にある基板領域を更に減少 させることによって消費され、表面電位をごくわずか増加させるだけである。
従って、不揮発性メモリ・セル10′または10′をプログラムする場合に安定 状態が達成されれば、フローティング・ゲートの電位Fys(0)は、前に議論 した通り、等式(1)を変形することによって客下記の式によって与えられる。
VtG(0)露(CtVwL+CrVm+(Cs+Cc)(Vrc(0)−Vt )+Qrs(0)) /ΣC、vm+v* (9) 図1または図6のフローティング・ゲートを消去する場合、すなわち電子がフロ ーティング・ゲート50から第2ポリシリコン層の第1部分24に突き抜ける場 合、不揮発性メモリ・セル10の実施例とメモリ・セル10’の実施例の間には ほとんど機能的な差が存在しない、第1基板領域14がデータ電位VILによっ てゼロ・ボルトに保持される場合、消去が発生する。セル10#では、フル・バ ージラン(full version)に於ける、すなわち、基板の導電型が変 化する場合のチャンネル46の表面電位によって、不揮発性メモリ・セル10の 第2基板領域16の電位と同じ機能が与えられる。
従って、メモリ・セル10’を消去する場合に安定状態が達成されると、フロー ティング・ゲートの電位F2゜(1)は等式(2)で説明したものと同じである 。その結果、プログラム/消去窓のサイズは下記の式によって与えられる。
ΔQFG/ΣC−(V+、lL−Vm)−2v+++ ((C3+Cc)(Fr a (0)−VT〕 /Σにの式は以前と同様に下記の式によって近似すること ができる。
ΔQFG/ΣC==(Cc+Cs)/Σc) x (vys(0)−vt)−( 容量結合効率) ×[Vyc(0) Vア〕以前と同し例を使用して更に下記の 通り仮定する。
VT=2ボルト F、、(0)−νT”シGL+VX−V?= 6 ホ)Lt ト(結合効率)  =8.5Co/10.5CO=0.81従って、ΔQ□/ΣCJ、81X6ボル トである。従って、窓は、不揮発性メモリ・セル10について得られた窓に対し て上で計算した12ポルトではなくてわずか約5ボルトである。
プログラム/消去窓の計算では、電圧値は実際には一定の容量値、すなわち、? C=CP +Cえ+C,+C,によって除したフローティング・ゲートの電荷の 差に基づいていたことに留意しなければならない、フローティング・ゲート・チ ャンネルが消滅している場合には、これは実際の容量の状態を表していない可能 性がある。このよう場合、もし計算が所定の外部端子電位状態に於けるフローテ ィング・ゲートの電位の差に基づいていれば、この窓はもっと幅が広い可能性が ある。フローティング・ゲートの電荷は外部端子電位の関数ではないから、ΔQ rs/ΣCに基づく窓のサイズが、ここでは図示のために使用される。
不揮発性メモリ・セル10または不揮発性メモリ・セル10″のいずれかの場合 、フローティング・ゲート50の状態はチャンネル49の導電型を反転さすのに 十分な電位を第1ポリシリコン層の第2部分22に印加することによって検出さ れ、その結果、第3基板領域36の電位がチャンネル45に結合される。チャン ネル40の導電型を反転させるのにまた十分な他の電位が制御電位線Vwtに沿 って第2ポリシリコン層の第1部分24に印加され、その結果、不揮発性メモリ ・セル10の第2基板領域16または不揮発性メモリ・セル10#の仮想接合部 66のいずれかを第1基板領域14に接続する。第1基板領域14によって表さ れるデータ・ノードに検出電位を印加することによって、この検出電位は各デー タ・ノードに於いてlの2進状態を表すトランジスタ44の導通によって決まる 値の検出電流を発生する。フローティング・ゲート50が十分にプログラムされ ていれば、すなわち、十分な負の電位を有していれば、チャンネル46の導電型 は反転されず、従ってトランジスタ44をオフのままにし、これによって第1基 板領域14と第3基板領域36との間に電流が流れない。
しかし、もしフローティング・ゲート50が消去されれば、すなわち、これが正 の電位を有していれば、チャンネル46の導電型は反転され、従ってトランジス タ44をオンし、これによって第1基板領域14と第3基板領域36との間に電 流が流れる。検出電流の状態は2つの2進状態、すなわち、それぞれプログラム された状態と消去された状態を表す。
メモリ・セル10’および10#の場合、フローティング・ゲート・トランジス タ44の断時性は、フローティング・ゲート50のプログラムされた状態に対し て不揮発性メモリ・セル10のフローティング・ゲート・トランジスタ44の断 特性程には十分に確立されていないため、この状態の検出に信顛性を持たせるた め、多数の戦略を使用することができる。1つのアプローチは、従来の差動検出 と結合された中間の基準電流を使用して消去された状態のより高い導通水準とプ ログラムされた状態のより低い導通状態とを区別することである。第2のアプロ ーチは、フローティング・ゲート・トランジスタ44のしきい値を上方向に調整 し、これによってこのトランジスタのオン特性を遅らせ、その結果、フローティ ング・ゲートが消去された状態と比較してより低い正の電位を有するプログラム 状態にある場合にフローティング・ゲート・トランジスタ44をオフすることで ある。第3のアプローチは、C7に対してC1を十分に減少させ、FFGを一層 負にしてフル・カット・オフを行うことである。メモリ・アレイ内にこのような 検出手段を設けることは通常の技術範囲である。
■、製造方法 A、2層フォトレジストを使用してフローティング・ゲート側壁接点を形成した メモリ・セル 図8ないし11は、図4に示される本発明によるメモリ・セルを形成するときに 使用する処理ステップの断面図である。先ず図8を参照して、基板12が図示さ れ、この上では従来の種々の準備処理ステップが完了している。基板12上に成 長させた薄い酸化物層102が示される。この二酸化シリコン層102は、基板 と第1ポリシリコン層との間を強力に結合するように所定の厚さであることが望 ましい、第1ポリシリコン層104を二酸化シリコン層102の上に堆積させる 。次に、窒化物層106を第1ポリシリコン層104の表面上に堆積させる。酸 化物層108を窒化物層106の上に堆積させる。窒化物層106と酸化物層1 08によって、基板上の所定の領域に不純物を添加することが可能になり、これ によって、以下に説明するように、自己整合パドルが作られる0次に、窒化物層 106と酸化物層108はホトレジスト114の従来の層を使用してマスクし、 上記の第1ポリシリコン層の第1と第2部分を形成するべき部分をは形成し、こ れらの部分はそれぞれ110と112で示される0図8は、マスク114を使用 して従来のエツチング・ステップによってこれらの領域110と112から窒化 物(および酸化物)を取り除いた後の、不揮発性フローティング・ゲート・メモ リ素子100の状態を示す。
図9は、基板12内に不純物を添加した領域116を注入する好ましいステップ を示すが、このステップはオプションである。
領域112がまた不純物を添加されないことを保証するために、元のフォトレジ スト114を素子100の表面からはぎ取り、新しいフォトレジスト118を加 え、上記の第1ポリシリコン層の第2部分が形成されるべき部分に対応する上記 の第1ポリシリコン層112の露出した部分上にマスクを形成する。不純物を添 加する領域は、フォトレジスト中に形成した窓110に対応し、その結果、基板 12内の領域116にはリンのようなn形の不純物が添加される。
本発明のオブシヲンの特徴によれば、酸化物層108の端部120.122、は 、上記の第1ポリシリコン層の第1部分の下で形成中の不純物を添加した領域1 16を自己整合させる方法および手段として41!能する。すなわち、端部12 0と122は、以前に形成したフォトレジスト・エッチ114から残り、端部が 端部120と122によって形成されている窓を除いて基板12にn形の不純物 が添加されるのを阻止する手段を提供する。この厚さの窒化物層だけでは不純物 イオンを阻止するには十分ではなく、従ってこの機能を提供することはできない 。
窒化物層106と酸化物層108は、自己整合されたパドルを形成する目的のた めに機能し、このパドルは所定の設計基準でのセルのサイズを縮小する助けとな る。もしこの自己整合機能を望まないならば、ポリシリコンを堆積する前にマス クを使用してパドル領域を注入することによって工程を簡略化することができる 。
このポリシリコンは、マスク114と反転した明暗を有するマスクを使用し、窒 化物層106と酸化物層108および関連するエツチング並びに酸化ステップを 必要としないで直接パターン化することができる。
次の処理ステップは、従来のエンチングを使用してマスク118とその下にある 酸化物層108を取り除くことである。したがって、この窒化物層106が残り 第1ポリシリコン層の第1と第2部分の領域を形成する。ここで図10を参照し て、この図から分かるように、第2二酸化シリコン層124を第1ポリシリコン 層104の表面が露出した領域の上に従来の方法で熱成長させる。
極僅かの量の酸化物だけを窒化物層1060表面上に形成する。
表面が露出した領域の上に形成した酸化物層124は、次のステップのためのマ スク酸化物によって構成され、次のステップで上記の第1ポリシリコン層104 の第1と第2部分の形成を完了する。
図11は、工程の次のステップを示し、このステップは湿式エツチングによって 選択的に窒化物層106を取り除き、次に酸化物層124をマスクとして使用し 、従来の異方性エツチングを使用してポリシリコン層104のエツチングを行う 、このステップは完了したものとして図11に示され、これによって第1ポリシ リコン層104の第181域126と第281域128を形成する。
このエツチングは、領域126と128との間にポリシリコン104が存在しな (なるまで進む0次に酸化物の層を成長させ第1と第2SJI域126と128 の側部を被覆する。129で示すこの酸化物の層は、後でセル100のトンネル 酸化物の一部となる。
フォトレジスト130の薄い層を従来のスピン・サイクルを使用して形成し、領 域132を約3.000オングストロームの深さに形成すると共に領域134を 約1.000オングストロームの深さに形成する。このステップの鍵となる特徴 は、ポリシリコン層の上部角で薄くなるフォトレジスト層を作ることであり、そ の結果、以下に説明するように、側壁接点用のこれらのポリシリコンの角の1つ を容易に露出させることができる。
図12に示すように、この工程の次のステップはレジスト130の上側部分を取 り除くことであり、その結果、第1と第2i域126と128の上部の酸化物1 24の部分が露出される。これは、従来の湿式化学エツチングによって行われる 。残されたレジス)140は、ベーキングされて感光性を失って光に対して感光 せず、その結果、フォトレジストの第2層を元のレジスト上に加えることができ る0図13に示すように、次に希望する上記の第2ポリシリコン層の第1部分を 形成する部分以外の素子100の部分をマスクするようにフォトレジスト142 の層を加える0図13で分かるように、この領域144は、上記の第1ポリシリ コン層の第1部分126の上に部分的に位置している0代替方法のステップでは 、マスクとしてフォトレジストを使用する代わりに、非怒光材料を使用すること ができ、したがって上述のように第2マスクを加える前にマスクの感光性を失わ せる必要はない。この材料は、本発明にしたがって領域134中を同様に薄くす ることができるように、感光性レジストに対するものと同様の粘度と流動特性を 有する必要がある。
より詳紹な図14から分かるように、酸化物層124の一部は、上述の工程によ って露出され、次にこの露出した酸化物表面は湿式エツチングされ、上記の第1 ポリシリコン層の第1部分126の側壁】46の一部を露出するのに十分な量を 取り除かれる。この酸化物の湿式エツチングが完了し、酸化物層124の部分1 48がこれによって取り除かれた後、図15から分かるように、次にフォトレジ スト140と142の残りは、露出した第1部分126の側壁146の一部を残 して取り除かれる0図16に示すように、次にポリシリコンの第2層150を素 子100の全ての露出した表面上に形成する。
図17Aと図17Bおよび図17Cは、本発明によるポリシリコンの上記の第2 層150内に第1と第2頭域を形成する2つの代替案を示す0図17Aで分かる ように、フォトレジスト層151を加え、第2ポリシリコン層150の第1と第 2領域152と154をそれぞれ形成するためのマスクを設ける。フォトレジス ト層151によって露出された第2ポリシリコン層150の部分15G (影で 示す)は、次にエンチングされ、分離した部分152と154を形成する。
図17Bと17Cは、第2ポリシリコン層150をパターン化して更にメモリ・ セルを小型化する代替方法を示す。これらの図では、図17Aの構造と類領する 構造を′を付けて示す、これには、下記の2つの別のステップが必要である。( 1)マスク151を加える前にマスク酸化物157を形成する必要がある。(2 )終了点を検出して第2ポリシリコン層150をエツチングした後、図17Cに 示すように、160で示す不必要なポリシリコン「ストリンガ」を取り除く間に 、158で示す「ポリシリコン第2層のブリッジ」をマスクするために第2マス ク164を必要とする。
162で示すように、極く少量のポリシリコン第2層のブリッジ158のみがこ のステップの間に取り除かれる。e17Bから分かるように、セル100が小型 である理由は、第1部分126の上に存在する第2ポリシリコン層の第2部分1 54の全てではないにしてもかなりの部分が取り除かれることを示しているから である。
上で説明したように、図17B、17Cの方法ではどれ位の第2ポリシリコン層 がエツチングで取り除かれるかによって、部分159は第1ポリシリコン層の第 1部分126の上部表面に残ることができる。しかし、この工程は、またこのよ うな足を取り除くために部分154の内部をもっと深く切り取ることもできる。
側壁146と接触するために部分154との間に十分な接点が残されている限り 、メモリ・セル100′は依然として動作できる。
この部分159は、図1に示す第2ポリシリコン層の第2部分26によって作ら れる重なりとは同しではないことに留意のこと。
後者の場合、図17Aに示すように、例えばエツチング阻止層にエツチングを戻 す必要がない、またはブリッジを保護するマスクを必要としないことによって、 処理は上述の工程から大きく簡略化される0図1の第2部分26の重なりは、簡 単なマスクとエツチングを戻すステップによって作られる。上述の複雑なブリフ ジを形成する工程の利点は、重なりが形成されるメモリ・セルと比較して小型メ モリ・セルが作られることである。
B、窒化物を使用してフローティング・ゲート側壁を形成したメモリ・セル 図18ないし20に示す断面図は、本発明による上に説明した側壁接点を形成す る一連の代替処理ステップを図示す、先ず図18を参照して、このステップは、 窒化物202の別の層がセル200の上に形成されることを示す、これは、第1 ポリシリコン層104の第1と第2層126と128の両方の周辺に酸化物層1 24を設ける上述した図11に示すステップに代わるものである0次に、第1ポ リシリコン層104の側壁部分204と206を除いて全ての表面領域から異方 性工程によって窒化物層202を取り除く0図19から分かるように、次にマス ク・ステップを実行し、露出した側壁206を残してフォトレジスト207を側 壁204の上に位置させる0次に、酸化物層124を侵さないように十分に選択 的なエツチングを使用する等方性エツチングを使用し、この露出した窒化物20 6を取り除く。
次にフォトレジスト207で取り除き、208で示すように、全ての露出した表 面上にトンネル酸化物を成長させる。酸化物102は所定の薄い厚さであり、第 1ポリシリコン層104の第1部分126と基Fi領領域16との間に存続する ことに留意のこと、第1部分126と窒化物側壁204との間の210と同様に 、若干の再酸化による浸蝕があることにもまた留意のこと。次のステップは、標 準の湿式エツチングを使用して窒化物側壁204を取り除き、上述した図16か ら始まるポリシリコンの第2層を堆積する工程に進む。
本発明は、nチャンネル技術を使用して説明された。しかし、pチャンネル技術 を使用することは通常の技術の範囲内である。
この点に関して、上述の電位は極性が反対になる。ここに説明した発明の概念か ら逸脱することなく、本発明に対する他の変更および変形を行うことができるこ とが理解できる。したがって、本発明は、添付の請求項の範囲によってのみ限定 される。
FIG、 I FIG、 2 FIG、 3 FIG、 4 FIG、 6A フローティングゲート電圧 フローティングゲート電圧 FIG、 8 FIG、 9 FIG、 16 FIG、 18 FIG、 19 FIG、 20 1、特許出願の表示 PCT/US 891031573、特許出願人 請求の範囲 1、第1表面を有する第1導電型の基板;上記の第1表面から間隔を開けて位置 し、第1部分および上記の第1部分から電気的に絶縁された第2部分を有する第 1ポリシリコン層であって、上記の第1部分は上記の基板から間隔を開けて位置 する平坦な底部表面を有すると共に上記の底部表面に対して実質的に垂直な少な くとも1つの側壁を有する上記の第1ポリシリコン層;および 上記の第1表面から間隔を開けて位置する第1部分および上記の第2ポリシリコ ン層の上記の第1部分から電気的に絶縁された第2部分を有する第2ポリシリヨ ン層であって、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分は上記の側壁と電気 的に接触する少なくとも1つの表面を有する上記の第2ポリシリコン層; によって構成されることを特徴とする集積回路素子。
2、上記の基板は第1基板領域と第2基板領域を有し、上記の各領域は上記の第 1導電型と逆の第2導電型であり、上記の各基板領域は上記の第1表面に配設さ れると共に所定の境界を有し、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分の境 界は上記の第2基板領域の境界と位置合わせされることを特徴とする請求項1記 載の集積回路素子。
3、上記の基板は第1基板領域と第2基板領域を有し、上記の各領域は上記の第 1導電型と逆の第2導電型であり、上記の各基板g城は上記の第1表面に配設さ れると共に所定の境界を有し、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分は上 記の第2基板領域と容量結合されることを特徴とする請求項1記載の集積回路素 子。
4、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分は、上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分と部分的に重なってこれと接触することを特徴とする請求項1 記載の集積回路素子。
5、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分は、上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁のみと接触することを特徴とする請求項1記載の 集積回路素子。
6、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分は上記の第1ポリシリコン層の 上記の第1部分の上記の側壁のみと接触することを特徴とする請求項5記載の集 積回路素子。
7、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分のいずれの部分も上記の第1導 電層の側壁によって形成された垂直面と交差しないように形成されることを特徴 とする請求項1記載の集積回路素子。
8、第1導電型の基板層であって、第1表面を有すると共に上記の第1表面に配 設され上記の第1導電型と逆の第2導電型である第1基板領域を有する上記の基 板層;所定の第1厚さを存する上記の第1表面上の第に酸化シリコン層; 上記の第に酸化シリコン層上に形成され、第1部分と第2部分を有する第1ポリ シリコン層であって、上記の第1および第2部分は相互に対して電気的に絶縁さ れると共に上記の第1基板領域から間隔を開けて位置し、上記の第1部分は上記 の第1表面に対して実質的に垂直な少なくとも1つの側壁を有する上記の第1ポ リシリコン層; 上記の側壁の少なくとも1部を除いて上記の第1ポリシリコン層の上記の第1お よび第2部分上に位置し、所定の第2厚さを有する第2二酸化シリコン層;およ び上記の第2二酸化シリコン層上に位置し、上記の第1基板領域と上記の第1ポ リシリコン層の上記の第1部分との間に延びて上記の第1半導体層の上記の第1 部分の所定の部分と重なる第1部分、および上記の側壁と電気的に接触する少な くとも1つの表面を有し上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分と上記の第 2部分との間に延び上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部分と所定量だけ重 なる第2部分を有する第2ポリシリコン層; によって構成されることを特徴とする電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
9、上記の第2二酸化シリコン層は上記の第に酸化シリコン層よりも厚さが厚い ことを特徴とする請求項8記載の電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
10、第1導電型の基板であって、第1表面を有すると共に第1基板領域と第2 基板領域を有し、上記の各基板領域は上記の第1表面に配設され、上記の第】導 電型と逆の第2導電型である上記の基板; 第1データ電位と第2データ電位の1つを上記の第2基板領域に選択的に印加す る手段であって、上記のセルに記憶されるべきデータが1の2進状態を有する場 合に上記の第1データ電位が印加され、上記のセルに記憶されるべきデータが他 方の2の手段; 上記の第1表面から間隔を開けて位置し、上記の第2基板領域に容量結合された 第1部分と上記の第1部分から電気的に絶縁された第2部分を有する電気的に絶 縁された第1ポリシリコン層であって、上記の第1部分は上記の基板の上記の第 1表面と平行で平坦な底部表面を有すると共に上記の底部表面に実質的に垂直な 少なくとも1つの側壁を有する上記の電気的に絶縁された第1ポリシリコン層; 上記の第1基板領域と上記の第2基板領域との間に延び上記の第1表面から間隔 を開けて位置し上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分に容量結合された第 1部分、および上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分から電気的に絶縁さ れた第2部分を有する電気的に絶縁された第2ポリシリコン層であって、上記の 第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層の上記の第2 部分に容量結合され上記の側壁と電気的に接触する少なくとも1つの表面を有す る上記の電気的に絶縁された第2ポリシリコン層; 第1バイアス電位を上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部分に選択的に印加 する手段; 第1制御電位を上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分に選択的に印加する 手段であって、上記の第1制御電位は上記の各基板領域の間の上記の基板の導電 型を上記の第2導電型に反転させて上記の第1基板領域の電位を上記の第2基板 領域に電気的に結合し、上記の第1データ電位を上記の第1基板領域に印加し、 上記の制御電位を上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分に印加して上記の 1の2進状態を記憶する場合、電子が上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部 分から上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分に導入されるように、上記の 制mM位、上記のデータ電位、および上記のバイアス電位が選択され、上記の第 2データ電位を上記の第1基板領域に印加し、上記の制御電位を上記の第2ポリ シリコン層の上記の第1部分に印加して上記の他方の2進状態を記憶する場合、 電子が上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分から除去されるように、上記 の制御電位、上記のデータ電位、および上記のバイアス電位が更に選択される上 記の手段、および;上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分を検出する手段 ;によって構成されることを特徴とする電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
11、上記の第2基板領域の境界が上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分 に境界と位置合わせされることを特徴とする請求項10記載の電気的に可変な不 揮発性メモリ・セル。
12、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分と部分的に重なることを特徴とする請求項10記載の電気的に 可変な不揮発性メモリ・セル。
13、上記の第2基板の境界が上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分の境 界と位置合わせされることを特徴とする請求項12記載の電気的に可変な不揮発 性メモリ・セル。
14、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁のみと接触することを特徴とする請求項10記載 の電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
15、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁のみと接触することを特徴とする請求項14記載 の電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
16.上記の第2基板領域の境界が上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分 の境界と位置合わせされることを特徴とする請求項14記載の電気的に可変な不 揮発性メモリ・セル。
17、上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部分は上記のメモリセルのプログ ラム電極によって構成され、上記の第1ポリシリコン層の第1部分と上記の第2 ポリシリコン層の第2部分は上記のメモリ・セルのフローティング・ゲートによ って構成され、上記の第2ポリシリコン層の第1部分は上記のメモリ・セルに対 する消去電極によって構成されることを特徴とする請求項10記載の電気的に可 変な不揮発性メモリ・セル。
18、第1表面と第1基板領域を有する第1導電型の基板であって、上記の基板 領域は上記の第1表面に配設され上記の第1導電型と逆の第2導電型である上記 の基板; 第1データ電位と第2データ電位の1つを上記の第1基板領域に選択的に印加す る手段であって、上記のセルに記憶されるべきデータが1の2進状態を有する場 合に上記の第1データ電位が印加され、上記のセルに記憶されるべきデータが他 方の2進状態を有する場合に上記の第2データ電位が印加される上記の手段; 上記の第1表面から間隔を開けて位置し、第1部分と第2部分を有する電気的に vP!、録された第1ポリシリコン層であって上記の第1および第2部分は相互 に対して絶縁されると共に上記の第1基板領域から間隔を開けて位置し、上記の 第1部分は上記の基板の上記の第1表面と平行で平坦な底部表面を有すると共に 上記の底部表面に実質的に垂直な少なくとも1つの側壁を有する上記の電気的に 絶縁された第1ポリシリコン層:上記の第1基板領域と上記の第1ポリシリコン 層の上記の第1部分との間に延び、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分 の所定の部分と重なり、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分と容量結合 された第1部分、および上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分から電気的 に絶縁された第2部分を有し、上記の第1表面から間隔を開けて位置する電気的 に絶縁された第2ポリシリコン層であって、上記の第2ポリシリコン層の上記の 第2部分は第1ポリシリコン層の上記の第2部分と容量結合されると共に上記の 側壁と電気的に接触する少なくとも1つの表面を有する上記の電気的に絶縁され た第2ポリシリコン層: 第1411層位を上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分に選択的に印加す る手段であって、上記の第1データ電位を上記の第1基板領域に印加し、上記の 制Wt位を上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分に印加して上記の1の2 進状態を記憶する場合、電子が上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部分から 上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分に導入されるように、上記の制御電 位、上記のデータ電位、および上記のバイアス電位が選択され、上記の第2デー タ電位を上記の第1基板領域に印加し、上記のms電位を上記の第2ポリシリコ ン層の上記の第1部分に印加して上記の他方の2進状態を記憶する場合、電子が 上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分から除去されるようとに、上記の制 御電位、上記のデータ電位、および上記のバイアス電位が更に選択される上記の 手段;および 上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分の電位を検出する手段; によって構成されることを特徴とする電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
19、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分と部分的に接触することを特徴とする請求項18記載の電気的 に可変な不揮発性メモリ・セル。
20、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁のみと接触することを特徴とする請求項18記載 の電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
21、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁の1部のみと接触することを特徴とする請求項2 0記載の電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
22、第1導電層と第2導電層との間に側壁接点を形成する方法であって、上記 の第1導電層は基板の表面上対して形成され、上記の基板と実質的に平行で平坦 な底部表面を有すると共に上記の底部表面に実質的に垂直な少なくとも1つの側 壁を有する上記の方法において、上記の方法は: 絶縁層を形成して上記の第1導電層の全ての露出した面を被覆するステップ; 上記の第1導電層の上部角の周辺で第1マスク層が清くなるように上記の絶縁層 の表面上に上記の第1マスク層を堆積するステップ; 上記のマスク層の一部を取り除き上記の導体の上部角で絶縁層を露出させるステ ップ; 第2マスク層を堆積して上記の第1導電層の1つの側壁上の側壁接点を形成する べき部分を除く全ての部分をマスクするステップ; 上記の絶縁層の露出された部分を取り除き、上記の第1導電層の側壁の少な(と も一部を露出させるステップ;上記の第1と第2マスク層を取り除くステップ; 全ての表面上に上記の第2導電層を形成するステップ;露出した側壁で上記の第 1導電層と接触し、上記の第1ポリシリコン層の上記の部分の上に部分的に位置 している上記の第2導電層の部分をマスクするステップ;および上記の第2導電 層の露出した部分を取り除(ステップ;によって構成されることを特徴とする方 法。
23、上記の基板面内に上記の基板の導電型と逆の導電型を有する基板領域を形 成するステップによってさらに構成され、上記のポリシリコン層の一部が残され る上記のポリシリコン層の表面の一部をマスクする上記のステップは、上記の部 分の境界が上記の基板領域の境界と位置合わせするように上記の部分をマスクす るステップを有することを特徴とする請求項22記載の方法。
24、第1411層を形成する上記のステップと第2導電層を形成する上記のス テップは、ポリシリコンの第4層とポリシリコンの第2層をそれぞれ形成するス テップを有することを特徴とする請求項22記載の方法。
25、第1絶縁層を形成する上記のステップは、二酸化シリコンの層を形成する ステップを有することを特徴とする請求項22記載の方法。
26、上記の第1マスク層は、フォトレジストによって構成され、第1マスク層 を堆積するステップは上記の第2マスク層を加えることができるように上記の第 1マスク層を非感光化するステツブによってさらに構成されることを特徴とする 請求項22記載の方法。
27、シリコン基板上の異なるポリシリコン層の間に側壁接点を形成する方法に おいて、上記の方法は: 上記のシリコン基板上に二酸化シリコンの第1層を形成するステップ; 上記の第に酸化シリコン層の上部にポリシリコンの第1層を形成するステップ; 上記のポリシリコン層の一部が残される上記のポリシリコンの表面の一部をマス クするステップ; 上記のポリシリコン層の上記の露出した部分を取り除くステップ; 上記のマスクを取り除くステップ; 露出した全ての表面上に窒化物層を形成するステップ;上記の第1ポリシリコン 層の側壁部分を除いて全ての領域の上記の窒化物層を取り除くステップ; 上記の第1ポリシリコン層の側壁の1つの上にマスクを形成するステップ; 上記のマスクによって保護されていない側壁窒化物を全て取り除°くステップ: 上記のマスクを取り除くステップ; 上記の残された側壁窒化物の露出した表面を除いて全ての露出した表面上に第2 二酸化シリコン層を形成するステップ;残された側壁窒化物を取り除くステップ ;露出した全ての表面上に上記の第2ポリシリコン層を形成するステップ; 上記の第2ポリシリコン層をマスクし、上記の第1ポリシリコン層の露出した側 壁で上記の第1ポリシリコン層の上記の部分と接触し上記の第1ポリシリコン層 の上記の部分の上に部分的に位置している一部分をマスクするステップ;および 上記の第2ポリシリコン層の露出した部分を取り除くステップ; によって構成されることを特徴とする方法。
28、シリコン基板上に電気的に可変な不揮発性メモリ・セルを形成する方法に おいて、上記の方法は: 上記の基板上に所定の厚さの二酸化シリコンの第1層を形成するステップ; 上記の第に酸化シリコン層の上部に第1ポリシリコン層を形成するステップ: 窒化物の第1層を形成し、次に上記の二酸化シリコン層の下の基板中に注入する イオンを阻止するのに十分な所定の厚さの二酸化シリコンの第2層を上記の第1 ポリシリコン層の表面上に形成するステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第1と第2部分を形成する部分を除く全ての部分の 上記の第1窒化物層と上記の第2二酸化シリコン層の表面をマスクするステップ ;上記の第1窒化物層と上記の第2二酸化シリコン層の露出した部分を取り除く ステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第2部分が形成される部分に対応する上記の第1ポ リシリコン層の露出した部分上に第1マスクを形成するステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第1部分に対応する上記の第1ポリシリコン層の露 出した領域内の上記の第1ポリシリコン層の下の基板中に不純物を添加した領域 を注入するステップ;上記の第1マスクと上記の第2二酸化シリコン層を取り除 くステップ; 上記の第1ポリシリコン層の露出した表面上に第3二酸化シリコン層を熱的に成 長させるステップ;上記の窒化物層と上記の第3二酸化シリコン層によってマス クされていない上記の第1ポリシリコン層の全てを取り除き、これによって上記 の第1ポリシリコン層の上記の第1と第2部分を形成するステップ; 第4二酸化シリコン層を形成し上記の第1ポリシリコン層の上記の第1と第2部 分の側壁を被覆するステップ;上記の第1ポリシリコン層の上部角の周辺で第1 マスク層が薄くなるように上記の第1マスク層を堆積するステップ;上記の第1 マスク層の一部を取り除き、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1と第2部分 の上部角で上記の第3と第4二酸化シリコン層の部分を露出させるステップ;第 2マスク層を堆積して、第2ポリシリコン層の第1と第2部分が形成される部分 を除く全ての部分をマスクするステップ;上記の第4二酸化シリコン層と下部に 位置する第3二酸化シリコン層の露出した部分の所定の部分を取り除き、上記の 第1ポリシリコン層の上記の第1部分の側壁の1つの一部を露出させるステップ ; 上記の第1と第2マスク層を取り除くステップ;露出した全ての表面上に上記の 第2ポリシリコン層を形成するステップ; 上記の第2ポリシリコン層をマスクし、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1 部分の上に部分的に位置すると共に上記の第1酸化物層の上に部分的に位置する 第1部分および上記の第1ポリシリコン層の露出した側壁で上記の第1ポリシリ コン層の上記の第1部分と接触すると共に上記の第1ポリシリコン層の上記の第 2部分の上に部分的に位置する第2部分をマスクするステップ;および 上記の第2ポリシリコン層の露出した部分を取り除くステップ; によって構成されることを特徴とする方法。
29、上記の第1マスク層は、フォトレジストによって構成され、上記の第1マ スク層を堆積するステップは第2マスク層を加えることができるように上記の第 1マスク層を非感光性化するステップによってさらに構成されることを特徴とす る請求項28記載の方法。
30、上記の第2ポリシリコン層をマスクして第1と第2部分を形成するステッ プは、上記のステップは、エツチング阻止層までエツチングを戻すステップを有 することを特徴とする請求項28記載の方法。
31、上記の第2ポリシリコン層の第1と第2部分を形成するステップは: 上記のポリシリコン層の表面上にマスク酸化物を形成するステップ; 上記のマスク酸化物と上記の第2ポリシリコン層をマスクし、上記の第1ポリシ リコン層の上記の第1部分の上に部分的に位置すると共に上記の第1酸化物層の 上に部分的に位置する第1部分および上記の第1ポリシリコン層の露出した側壁 で上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分と接触すると共に上記の第1ポリ シリコン層の上記の第2部分の上に部分的に位置する第2部分をマスクするステ ップ; 上記のマスク酸化物と上記の第2半導体層の露出した部分を終了点の検出を行っ てエツチングし、ポリシリコンのブリッジを形成するステップ; 上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分のポリシリコン・プリフジ部分をマ スクするステップ;および上記の第2半導体層の露出した部分をエツチングし、 上記の第2半導体層内の望ましくないポリシリコンのストリンガを取り除(ステ ップ; によってさらに構成されることを特徴とする請求項28記載の方法。
32、シリコン基板上に電気的に可変な不揮発性メモリ・セルを形成する方法に おいて、上記の方法は: シリコン基板上に電気的に可変な不揮発性メモリ・セルを形成する方法において 、上記の方法は: 上記の基板上に所定の厚さの二酸化シリコンの第1層を形成するステップ; 上記の第に酸化シリコン層の上部に第1ポリシリコン層を形成するステップ; 窒化物の第1層を形成し、次に上記の二酸化シリコン層の下の基板中に注入する イオンを阻止するのに十分な所定の厚さの二酸化シリコンの第2層を上記の第1 ポリシリコン層の表面上に形成するステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第1と第2部分を形成する部分の餘く全ての部分の 上記の第1窒化物層と上記の第2二酸化シリコン層の表面をマスクするステップ ;上記の第1窒化物層と上記の第2二酸化シリコン層の露出した部分を取り除く ステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第2部分が形成される部分に対応する上記の第1ポ リシリコン層の露出した部分上に第1マスクを形成するステップ; 上記の第1ポリシフコン層の第1部分に対応する上記の第1ポリシリコン層の露 出した領域内の上記の第1ポリシリコン層の下の基板中に不純物を添加した領域 を注入するステップ;上記の第1マスクと上記の第2二酸化シリコン層を取り除 くステップ; 上記の第1ポリシリコン層の露出した表面上に第3二酸化シリコン層を熱的に成 長させるステップ;上記の窒化物層と上記の第3二酸化シリコン層によってマス クされていない上記の第1ポリシリコン層の全てを取り除き、これによって上記 の第1ポリシリコン層の上記の第1と第2部分を形成するステップ; 全ての露出した表面上に第2窒化物層を形成するステップ;上記の第1ポリシリ コン層の側壁部分を除く全ての領域の上記の第2窒化物層を取り除くステップ: 上記の第1ポリシリコン層の1つの側壁上にマスクを形成するステップ; 上記のマスクによって保護されていない側壁窒化物の全てを取り除く; 上記のマスクを取り除くステップ; 上記の残された側壁窒化物の露出した表面を除く全ての露出した表面上に第4二 酸化シリコン層を形成するステップニ残された側壁窒化物を取り除くステップ; 上記の第2ポリシリコン層をマスクし、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1 部分の上に部分的に位置すると共に上記の第1酸化物層の上に部分的に位置する 第1部分および上記の第1ポリシリコン層の露出した側壁で上記の第1ポリシリ コン層の上記の第1部分と接触すると共に上記の第1ポリシリコン層の上記の第 2部分の上に部分的に位置する第2部分をマスクするステップ;および 上記の第2ポリシリコン層の露出した部分を取り除くステップ; によって構成されることを特徴とする方法。
r@腔謹査報告 III+−1輪師電^−一電−’LPCT71188910315フ

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1表面を有する第1導電型の基板;上記の第1表面から間隔を設けた領域 を有する第1導電層であって、上記の領域は上記の基板表面に対して実質的に平 行した平坦な底部表面と上記の底部表面に対して実質的に垂直な少なくとも1つ の側壁を有する上記の第1導電層;および上記の第1導電層と接触する表面を有 する第2導電層;によって構成され、上記の第2層の上記の表面が上記の第1層 の上記の側壁と接触していることを特徴とする集積回路素子。
  2. 2.上記の第2層の上記の表面が上記の第1層の上記の側壁のみと接触すること を特徴とする請求の範囲1記載の集積回路素子。
  3. 3.上記の第2層の上記の表面が上記の第1層の上記の側壁の一部のみと接触す ることを特徴とする請求の範囲2記載の集積回路素子。
  4. 4.上記の第2導電層のいずれの部分も上記の第1導電層の側壁によって形成さ れた垂直面と交差しないように形成されていることを特長とする請求の範囲2記 載の集積回路素子。
  5. 5.第1表面を有する第1導電型の基板;上記の第1表面から間隔を開けて位置 し、第1部分および上記の第1部分から電気的に絶縁された第2部分を有する第 1ポリシリコン層であって、上記の第1部分は上記の基板から間隔を開けて位置 する平坦な底部表面を有すると共に上記の底部表面に対して実質的に垂直な少な くとも1つの側壁を有する上記の第1ポリシリコン層;および 上記の第1表面から間隔を開けて位置する第1部分および上記の第2ポリシリコ ン層の上記の第1部分から電気的に絶縁された第2部分を有する第2ポリシリコ ン層であって、上記の第2ポリシリコン層お上記の第2部分は上記の側壁と電気 的に接触する少なくとも1つの表面を有する上記の第2ポリシリコン層; によって構成されることを特徴とする集積回路素子。
  6. 6.上記の基板は第1基板領域と第2基板領域を有し、上記の各領域は上記の第 1導電型と逆の第2導電型であり、上記の各基板領域は上記の第1表面に配設さ れると共に所定の境界を有し、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分の境 界は上記の第2境界領域の境界と位置合わせされることを特徴とする請求の範囲 5記載の集積回路素子。
  7. 7.上記の基板は第1基板領域と第2基板領域を有し、上記の各領域は上記の第 1導電型と逆の第2導電型であり、上記の各基板領域は上記の第1表面に配設さ れると共に所定の境界を有し、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分は上 記の第2基板領域と容量結合されることを特徴とする請求の範囲5記載の集積回 路素子。
  8. 8.上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分は、上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分と部分的に重なってこれと接触することを特徴とするとする請 求の範囲5記載の集積回路素子。
  9. 9.上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分は、上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁のみと接触することを特徴とする請求の範囲5記 載の集積回路素子。
  10. 10.上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分は上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁の一部のみと接触することを特徴とする請求の範 囲9記載の集積回路素子。
  11. 11.上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分のいずれの部分も上記の第1 導電層の側壁によって形成された垂直面と交差しないように形成されることを特 徴とする請求の範囲5記載の集積回路素子。
  12. 12.第1導電型の基板層であって、第1表面を有すると共に上記の第1表面に 配設され上記の第1導電型と逆の第2導電型である第1基板領域を有する上記の 基板層;所定の第1厚さを有する上記の第1表面上の第1二酸化シリコン層; 上記の第1二酸化シリコン層上に形成され、第1部分と第2部分を有する第1ポ リシリコン層であって、上記の第1および第2部分は相互に対して電気的に絶縁 されると共に上記の第1基板領域から間隔を開けて位置し、上記の第1部分は上 記の第1表面に対して実質的に垂直な少なくとも1つの側壁を有する上記の第1 ポリシリコン層; 上記の側壁の少なくとも1部を除いて上記の第1ポリシリコン層の上記の第1お よび第2部分上に位置し、所定の第2厚さを有する第2二酸化シリコン層;およ び上記の第2二酸化シリコン層上に位置し、上記の第1基板領域と上記の第1ポ リシリコン層の上記の第1部分との間に延びて上記の第1半導体層の上記の第1 部分の所定の部分と重なる第1部分、および上記の側壁と電気的に接触する少な くとも1つの表面を有し上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分と上記の第 2部分との間に延び上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部分と所定量だけ重 なる第2部分を有する第2ポリシリコン層; によって構成されることを特徴とする電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
  13. 13.上記の第2二酸化シリコン層は上記の第1二酸化シリコン層よりも厚さが 厚いことを特徴とする請求の範囲12記載の電気的に可変な不揮発性メモリ・セ ル。
  14. 14.第1導電型の基板であって、第1表面を有すると共に第1基板領域と第2 基板領域を有し、上記の各基板領域は上記の第1表面に配設され、上記の第1導 電型と逆の第2導電型である上記の基板; 第1データ電位と第2データ電位の1つを上記の第1基板領域に選択的に印加す る手段であって、上記のセルに記憶されるべきデータが1の2進状態を有する場 合に上記の第1データ電位が印加され、上記のセルに記憶されるべきデータが他 方の2進状態を有する場合に上記の第2データ電位が印加される上記の手段; 上記の第1表面から間隔を開けて位置し、上記の第2基板領域に容量結合された 第1部分と上記の第1部分から電気的に絶縁された第2部分を有する電気的に絶 縁された第1ポリシリコン層であって、上記の第1部分は上記の基板の上記の第 1表面と平行で平坦な底部表面を有すると共に上記の底部表面に実質的に垂直な 少なくとも1つの側壁を有する上記の電気的に絶縁された第1ポリシリコン層; 上記の第1基板領域と上記の第2基板領域との間に延び上記の第1表面から間隔 を開けて位置し上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分に容量結合された第 1部分、および上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分から電気的に絶縁さ れた第2部分を有する電気的に絶縁された第2ポリシリコン層であって、上記の 第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層の上記の第2 部分に容量結合され上記の側壁と電気的に接触する少なくとも1つの表面を有す る上記の電気的に絶縁された第2ポリシリコン層; 第1バイアス電位を上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部分に選択的に印加 する手段; 第1制御電位を上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分に選択的に印加する 手段であって、上記の第1制御電位は上記の各基板領域の間の上記の基板の導電 型を上記の第2導電型に反転させて上記の第1基板領域の電位を上記の第2基板 領域に電気的に結合し、上記の第1データ電位を上記の第1基板領域に印加し、 上記の制御電位を上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分に印加して上記の 1の2進状態を記憶する場合、電子が上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部 分から上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分に導入されるように、上記の 制御電位、上記のデータ電位、および上記のバイアス電位が選択され、上記の第 2データ電位を上記の第1基板領域に印加し、上記の制御電位を上記の第2ポリ シリコン層の上記の第1部分に印加して上記の他方の2進状態を記憶する場合、 電子が上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分から除去されるように、上記 の制御電位、上記のデータ電位、および上記のバイアス電位が更に選択される上 記の手段;および上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分の電位を検出する 手段; によって構成されることを特徴とする電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
  15. 15.上記の第2基板領域の境界が上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分 に境界と位置合わせされることを特徴とする請求の範囲14記載の電気的に可変 な不揮発性メモリ・セル。
  16. 16.上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分と部分的に重なることを特徴とする請求の範囲14記載の電気 的に可変な不揮発性メモリ・セル。
  17. 17.上記の第2基板の境界が上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分の境 界と位置合わせされることを特徴とする請求の範囲16記載の電気的に可変な不 揮発性メモリ・セル。
  18. 18.上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁のみと接触することを特徴とする請求の範囲14 記載の電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
  19. 19.上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁の一部のみと接触することを特徴とする請求の範 囲18記載の電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
  20. 20.上記の第2基板領域の境界が上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分 の境界と位置合わせされることを特徴とする請求の範囲18記載の電気的に可変 な不揮発性メモリ・セル。
  21. 21.上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部分は上記のメモリセルのプログ ラム電極によって構成され、上記の第1ポリシリコン層の第1部分と上記の第2 ポリシリコン層の第2部分は上記のメモリ・セルのフローティング・ゲートによ って構成され、上記の第2ポリシリコン層の第1部分は上記のメモリ・セルに対 する消去電極によって構成されることを特徴とする請求の範囲14記載の電気的 に可変な不揮発性メモリ・セル。
  22. 22.第1表面と第1基板領域を有する第1導電型の基板であって、上記の基板 領域は上記の第1表面に配設され上記の第1導電型と逆の第2導電型である上記 の基板; 第1データ電位と第2データ電位の1つを上記の第1基板領域に選択的に印加す る手段であって、上記のセルに記憶されるべきデータが1の2進状態を有する場 合に上記の第1データ電位が印加され、上記のセルに記憶されるべきデータが他 方の2進状態を有する場合に上記の第2データ電位が印加される上記の手段; 上記の第1表面から間隔を開けて位置し、第1部分と第2部分を有する電気的に 絶縁された第1ポリシリコン層であって上記の第1および第2部分は相互に対し て絶縁されると共に上記の第1基板領域から間隔を開けて位置し、上記の第1部 分は上記の基板の上記の第1表面と平行で平坦な底部表面を有すると共に上記の 底部表面に実質的に垂直な少なくとも1つの側壁を有する上記の電気的に絶縁さ れた第1ポリシリコン層;上記の第1基板領域と上記の第1ポリシリコン層の上 記の第1部分との間に延び、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分の所定 の部分と重なり、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分と容量結合された 第1部分、および上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分から電気的に絶縁 された第2部分を有し、上記の第1表面から間隔を開けて位置する電気的に絶縁 された第2ポリシリコン層であって、上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部 分は第1ポリシリコン層の上記の第2部分と容量結合されると共に上記の側壁と 電気的に接触する少なくとも1つの表面を有する上記の電気的に絶縁された第2 ポリシリコン層; 第1制御電位を上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分に選択的に印加する 手段であって、上記の第1データ電位を上記の第1基板領域に印加し、上記の制 御電位を上記の第2ポリシリコン層の上記の第1部分に印加して上記の1の2進 状態を記憶する場合、電子が上記の第1ポリシリコン層の上記の第2部分から上 記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分に導入されるように、上記の制御電位 、上記のデータ電位、および上記のバイアス電位が選択され、上記の第2データ 電位を上記の第1基板領域に印加し、上記の制御電位を上記の第2ポリシリコン 層の上記の第1部分に印加して上記の他方の2進状態を記憶する場合、電子が上 記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分から除去されるように、上記の制御電 位、上記のデータ電位、および上記のバイアス電位が更に選択される上記の手段 ;および 上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分の電位を検出する手段; によって構成されことを特徴とする電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
  23. 23.上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分と部分的に接触することを特徴とする請求の範囲22記載の電 気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
  24. 24.上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁のみと接触することを特徴とする請求の範囲22 記載の電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
  25. 25.上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分が上記の第1ポリシリコン層 の上記の第1部分の上記の側壁の1部のみと接触することを特徴とする請求の範 囲22記載の電気的に可変な不揮発性メモリ・セル。
  26. 26.第1導電層と第2導電層との間に側壁接点を形成する方法であって、上記 の第1導電層は基板の表面上対して形成され、上記の基板と実質的に平行で平坦 な底部表面を有すると共に上記の底部表面に実質的に垂直な少なくとも1つの側 壁を有する上記の方法において、上記の方法は; 絶縁層を形成して上記の第1導電層の全ての露出した表面を被覆するステップ; 上記の第1導電層の上部角の周辺で第1マスク層が薄くなるように上記の絶縁層 の表面上に上記の第1マスク層を堆積するステップ; 上記のマスク層の一部を取り除き上記の導体の上部角で絶縁層を露出させるステ ップ; 第2マスク層を堆積して上記の第1導電層の1つの側壁上の側壁接点を形成する べき部分を除く全ての部分をマスクするステップ; 上記の絶縁層の露出された部分を取り除き、上記の第1導電層の側壁の少なくと も一部を露出させるステップ;上記の第1と第2マスク層を取り除くステップ; 全ての表面上に上記の第2導電層を形成するステップ;露出した側壁で上記の第 1導電層と接触し、上記の第1ポリシリコン層の上記の部分の上に部分的に位置 している上記の第2導電層の部分をマスクするステップ;および上記の第2導電 層の露出した部分を取り除くステップ;によって構成されることを特徴とする方 法。
  27. 27.上記の基板面内に上記の基板の導電型と逆の導電型を有する基板領域を形 成するステップによってさらに構成させ、上記のポリシリコン層の一部が残され る上記のポリシリコン層の表面の一部をマスクする上記のステップは、上記の部 分の境界が上記の基板領域の境界と位置合わせするように上記の部分をマスクす るステップを有することを特徴とする請求の範囲26記載の方法。
  28. 28.第1導電層を形成する上記のステップと第2導電層を形放する上記のステ ップは、ポリシリコンの第1層とポリシリコンの第2層をそれぞれ形成するステ ップを有することを特徴とする請求の範囲26記載の方法。
  29. 29.第1絶縁層を形成する上記のステップは、二酸化シリコンの層を形成する ステップを有することを特徴とする請求の範囲26記載の方法。
  30. 30.上記の第1マスク層は、フォトレジストによって構成され、第1マスク層 を堆積するステップは上記の第2マスク層を加えることができるように上記の第 1マスク層を非感光化するステップによってさらに構成されることを特徴とする 請求の範囲26記載の方法。
  31. 31.シリコン基板上の異なるポリシリコン層の間に側壁接点を形成する方法に おいて、上記の方法は: 上記のシリコン基板上に二酸化シリコンの第1層を形成するステップ; 上記の第1二酸化シリコン層の上部にポリシリコンの第1層を形成するステップ ; 上記のポリシリコン層の一部が残される上記のポリシリコンの表面の一部をマス クするステップ; 上記のポリシリコン層の上記の露出した部分を取り除くステップ; 上記のマスクを取り除くステップ; 露出した全ての表面上に窒化物層を形成するステップ;上記の第1ポリシリコン 層の側壁部分を除いて全ての領域の上記の窒化物層を取り除くステップ; 上記の第1ポリシリコン層の側壁の1つの上にマスクを形成するステップ; 上記のマスクによって保護されていない側壁窒化物を全て取り除くステップ; 上記のマスクを取り除くステップ; 上記の残された側壁窒化物の露出した表面を除いて全ての露出した表面上に第2 二酸化シリコン層を形成するステップ;残された側壁窒化物を取り除くステップ ;露出した全ての表面上に上記の第2ポリシリコン層を形成するステップ; 上記の第2ポリシリコン層をマスクし、上記の第1ポリシリコン層の露出した側 壁で上記の第1ポリシリコン層の上記の部分と接触し上記の第1ポリシリコン層 の上記の部分の上に部分的に位置している一部分をマスクするステップ;および 上記の第2ポリシリコン層の露出した部分を取り除くステップ; によって構成されることを特徴とする方法。
  32. 32.シリコン基板上に電気的に可変な不揮発性メモリ・セルを形成する方法に おいて、上記の方法は: 上記の基板上に所定の厚さの二酸化シリコンの第1層を形成するステップ; 上記の第1二酸化シリコン層の上部に第1ポリシリコン層を形成するステップ; 窒化物の第1層を形成し、次に上記の二酸化シリコン層の下の基板中に注入する イオンを阻止するのに十分な所定の厚さの二酸化シリコンの第2層を上記の第1 ポリシリコン層の表面上に形成するステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第1と第2部分を形成する部分の除く全ての部分の 上記の第1窒化物層と上記の第2二酸化シリコン層の表面をマスクするステップ ;上記の第1窒化物層と上記の第2二酸化シリコン層の露出した部分を取り除く ステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第2部分が形成される部分に対応する上記の第1ポ リシリコン層の露出した部分上に第1マスクを形成するステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第1部分に対応する上記の第1ポリシリコン層の露 出した領域内の上記の第1ポリシリコン層の下の基板中に不純物を添加した領域 を注入するステップ;上記の第1マスクと上記の第2二酸化シリコン層を取り除 くステップ; 上記の第1ポリシリコン層の露出した表面上に第3二酸化シリコン層を熱的に成 長させるステップ;上記の窒化物層と上記の第3二酸化シリコン層によってマス クされていない上記の第1ポリシリコン層の全てを取り除き、これによって上記 の第1ポリシリコン層の上記の第1と第2部分を形成するステップ; 第4二酸化シリコン層を形成し上記の第1ポリシリコン層の上記の第1と第2部 分の側壁を被覆するステップ;上記の第1ポリシリコン層の上部角の周辺で第1 マスク層が薄くなるように上記の第1マスク層を堆積するステップ;上記の第1 マスク層の一部を取り除き、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1と第2部分 の上部角で上記の第3と第4二酸化シリコン層の部分を露出させるステップ;第 2マスク層を堆積して、第2ポリシリコン層の第1と第2部分が形成される部分 を除く全ての部分をマスクするステップ;上記の第4二酸化シリコン層と下部に 位置する第3二酸化シリコン層の露出した部分の所定の部分を取り除き、上記の 第1ポリシリコン層の上記の第1部分の側壁の1つの一部を露出させるステップ ; 上記の第1と第2マスク層を取り除くステップ;露出した全ての表面上に上記の 第2ポリシリコン層を形成するステップ; 上記の第2ポリシリコン層をマスクし、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1 部分の上に部分的に位置すると共に上記の第1酸化物層の上に部分的に位置する 第1部分および上記の第1ポリシリコン層の露出した側壁で上記の第1ポリシリ コン層の上記の第1部分と接触すると共に上記の第1ポリシリコン層の上記の第 2部分の上に部分的に位置する第2部分をマスクするステップ;および 上記の第2ポリシリコン層の露出した部分を取り除くステップ; によって構成されることを特徴とする方法。
  33. 33.上記の第1マスク層は、フォトレジストによって構成され、上記の第1マ スク層を堆積するステップは第2マスク層を加えることができるように上記の第 1マスク層を非感光性化するステップによってさらに構成されることを特徴とす る請求の範囲32記載の方法。
  34. 34.上記の第2ポリシリコン層をマスクして第1と第2部分を形成するステッ プは、上記のステップは、エッチング阻止層までエッチングを戻すステップを有 することを特徴とする請求の範囲32記載の方法。
  35. 35.上記の第2ポリシリコン層の第1と第2部分を形成するステップは: 上記のポリシリコン層の表面上にマスク酸化物を形成するステップ; 上記のマスク酸化物と上記の第2ポリシリコン層をマスクし、上記の第1ポリシ リコン層の上記の第1部分の上に部分的に位置すると共に上記の第1酸化物層の 上に部分的に位置する第1部分および上記の第1ポリシリコン層の露出した側壁 で上記の第1ポリシリコン層の上記の第1部分と接触すると共に上記の第1ポリ シリコン層の上記の第2部分の上に部分的に位置する第2部分をマスクするステ ップ; 上記のマスク酸化物と上記の第2半導体層の露出した部分を終了点の検出を行っ てエッチングし、ポリシリコンのブリッジを形成するステップ; 上記の第2ポリシリコン層の上記の第2部分のポリシリコン・ブリッジ部分をマ スクするステップ;および上記の第2半導体層の露出した部分をエッチングし、 上記の第2半導体層内の望ましくないポリシリコンのストリンガを取り除くステ ップ; によってさらに構成されることを特徴とする請求の範囲32記載の方法。
  36. 36.シリコン基板上に電気的に可変な不揮発性メモリ・セルを形成する方法に おいて、上記の方法は: シリコン基板上に電気的に可変な不揮発性メモリ・セルを形成する方法において 、上記の方法は: 上記の基板上に所定の厚さの二酸化シリコンの第1層を形成するステップ; 上記の第1二酸化シリコン層の上部に第1ポリシリコン層を形成するステップ; 窒化物の第1層を形成し、次に上記の二酸化シリコン層の下の基板中に注入する イオンを阻止するのに十分な所定の厚さの二酸化シリコンの第2層を上記の第1 ポリシリコン層の表面上に形成するステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第1と第2部分を形成する部分を除く全ての部分の 上記の第1窒化物層と上記の第2二酸化シリコン層の表面をマスクするステップ ;上記の第1窒化物層と上記の第2二酸化シリコン層の露出した部分を取り除く ステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第2部分が形成される部分に対応する上記の第1ポ リシリコン層の露出した部分上に第1マスクを形成するステップ; 上記の第1ポリシリコン層の第1部分に対応する上記の第1ポリシリコン層の露 出した領域内の上記の第1ポリシリコン層の下の基板中に不純物を添加した領域 を注入するステップ;上記の第1マスクと上記の第2二酸化シリコン層を取り除 くステップ; 上記の第1ポリシリコン層の露出した表面上に第3二酸化シリコン層を熱的に成 長させるステップ;上記の窒化物層と上記の第3二酸化シリコン層によってマス クされていない上記の第1ポリシリコン層の全てを取り除き、これによって上記 の第1ポリシリコン層の上記の第1と第2部分を形成するステップ; 全ての露出した表面上に第2窒化物層を形成するステップ;上記の第1ポリシリ コン層の側壁部分を除く全ての領域の上記の第2窒化物層を取り除くステップ; 上記の第1ポリシリコン層の1つの側壁上にマスクを形成するステップ; 上記のマスクによって保護されていない側壁窒化物の全てを取り除くステップ; 上記のマスクを取り除くステップ; 上記の残された側壁窒化物の露出した表面を除く全ての露出した表面上に第4二 酸化シリコン層を形成するステップ;残された側壁窒化物を取り除くステップ; 上記の第2ポリシリコン層をマスクし、上記の第1ポリシリコン層の上記の第1 部分の上に部分的に位置すると共に上記の第1酸化物層の上に部分的に位置する 第1部分および上記の第1ポリシリコン層の露出した側壁で上記の第1ポリシリ コン層の上記の第1部分と接触すると共に上記の第1ポリシリコン層の上記の第 2部分の上に部分的に位置する第2部分をマスクするステップ;および 上記の第2ポリシリコン層の露出した部分を取り除くステップ; によって構成されることを特徴とする方法。
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