JPH04501936A - 点火コイル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 点火コイル 従来の技術 本発明は、線巻線を有するコイル体を備えた点火コイルに制する。

このような点火コイルは、特に自動車分野のエンジン電子回路においてよく知ら れている。エンジン空間自体における一次端子を後で簡略化するために、特に線 巻線の始端と終端の接続が段々問題になっている。

発明の利点 本発明の利点は、点火コイルの一次端子を自動的に取り付けかつ接続できること である。既に点火コイルの製造時に請求の範囲第１項に記載の接続装置がコイル 体に結合される。その場合、接続装置自体が線巻線の始端並びに終端用の接続部 材を有している。後で点火コイルを接続装置とともにエンジンに岨み込む場合、 コネクタを介して簡単に接続を行なうことができる。

好ましくは、接続部材は、線巻線の始端並びに終端用のクランプ部材を有する接 点ばねから構成される。通常、接点ばねは電流を流す通常の材質から構成される 。巻線を製造後巻線の始端と終端並びに場合によってアース線が挿入され、クラ ンプされ、溶接される。これにより巻線の始端並びに終端が固定されるので、巻 線は移動できなくなる。さらにこれにより低オームの電気的な接触が行なわれる 。接点ばねは接続装置を通過しコネクタ開口部のコネクタ端子として終端する。

本発明の好ましい実施例では、接続装置は簡単な方法でコイル体に結合される。

接続装置を固定するためにコイル体には係止ばねが形成キ葛。係止ばねは図示の 実施例では、Ｔ状に形成される。係止ばねはコイル体から下方に延び、それによ り使用位置で接続装置の下部と係合する屈曲部が形成される。

固定は、最終位置で接続装置の係止エツジと背後で係合するＴの横部により行な われる。

更に、コイル体には使用位置で接続装置の対応した係止爪と後部で係合する係止 カムが形成される。係止カムを案内するために２つの案内片で制限された案内溝 が設けられる。

更に接続装置は、コイル体の突片と下面間をコイル体に沿って案内される。その 場合、突片と下面は接続装置のレールと緊密に結合される。この結合を向上させ るために、レールと下面はくさび状に形成され、その場合くさびは逆の傾斜面を 有する。点火コイルと接続装置のこのような構成により、点火コイルの一次端子 を自動的に組み込み接続させることが可能になる。

図面 本発明の更に他の利点、特徴並びに詳細は、以下の好ましい実施例の説明並びに 図面に基づき明らかになる。

第１図は、接続装置を備え本発明による一次端子と一次巻線の接続を行なう点火 コイルの縦断面図である。

第２図は、第１図の点火コイルの正面図である。

第３図は、第１図の接続装置を備えた点火コイル並びに接続を示す一部底面図で ある。

第４図は、本発明による点火コイルの筐体の縦断面図である。

第５図は、第４図に対応する点火コイルの筐体の底面図である。

第６図は、本発明による接続装置の側面図である。

第７図は、第６図の接続装置の上面図である。

第８図は、接続装置の他の実施例の上面図である。

第９図は、第８図に対応する接続装置を備えた点火コイルの縦断面図である。

第１図において、点火コイルｌは接続装置２と結合される。

点火コイル１は、巻線４が巻かれたコイル体３を有する。

コイル体の実施例が第４図と第５図に更に詳細に図示されている。特に第４図か ら明らかなように、接続装置２を保持する働きをする係止ばね５がコイル体３か ら下方に伸長する。係止ばね５はＴ状に形成され、Ｔの幹はコイル体３と結合さ れているが、更に折り曲げられているので、Ｔの横部６は再びコイル体３の下方 部に平行に延びる。

更に係止ばね５の脚部８には、第１図の使用位置で接続装置２のくさび状レール １０にのる突片９が当接する。この突片９に関連してコイル体３にくさび状下面 １１が設けられており、この下面は突片９とともにレール１０を緊密に保持する 。接続装置２ないしレール１０を突片９と下面１１間に挿入すると、接続装置２ は係止ばね５に案内され、最終位置では、係止エツジ１２（特に第３図を参照） と横部６が後部で係合する。このようにして、接続装置２がコイル体３に固定さ れる。

接続装置２の両側には接点ばね１３．１４が設けられる。これらの接点ばね１３ ．１４の終端部には、それぞれ第１図から第３図の接続装置２の使用位置で巻線 の始端１６ないし終端１７が挿入されるクランプ部材１５が設けられる。本実施 例では、接点ばね１４のクランプ部１５には更にアース線１８が挿入される。

線１６．１７及び１８が挿入された後クランプ部材は溶接される。

第６図及び第７図には接続装置２が更に詳細に図示されている。接続装置２の対 応した筺体１９は、側部に係合突片２０を有する。更に、接点ばね１３．１４が 筺体１９内で互いに隣接して配置されている（点線で図示されている）ことがわ かる。接点ばねはコネクタ開口部２１（第２図を参照）のコネクタ端子第８図及 び第９図に示した接続装置２ａの他の実施例でも、くさび状のレール１０が同様 に対応する突片と下面（この実施例では個々に図示されている）間に挿入される 。更にコイル体３ａには、接続装置２ａが挿入されたとき案内溝２４を通りその 後係止爪２５と後部で係合する係止カム２３が形成されている。案内溝２４の側 部は、２つの案内片２６．２７により制限されている。

更にこの実施例では、中央にアース線用の別個のクランプ設けられている。

特表平４−５０１９３６　（３ン Ｆｉｇ、　２ ■ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）線巻線を有するコイル体を備えた点火コイルにおいて、前記コイル体（３） に線巻線の始端（１６）及び／あるいは終端（１７）用の接続部材（１３、１４ ）を有する接続装置（２）が結合されることを特徴とする点火コイル。 ２）前記接続部材は、線巻線の始端（１６）並びに終端（１７）用のクランプ部 材（１５）並びに場合によりアース線用のクランプ部材（１５ａ）を有する接点 はね（１３、１４）から構成されることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の 点火コイル。 ３）前記接点はね（１３、１４）は接続装置を通過しコネクタ開口部（１２）の コネクタ端子で終端することを特徴とする請求の範囲第２項に記載の点火コイル 。 ４）コイル体（３）には接続装置（２）を結合するため係止ばね（５）が形成さ れていることを特徴とする請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項に記 載の点火コイル。 ５）前記係止ばね（５）がＴ状に形成され、その横部（６）は使用位置において 接続装置の下部と係合しまた接続装置（２）の係止エッジと背後で係合すること を特徴とする請求の範囲第４項に記載の点火コイル。 ６）コイル体（３ａ）には接続装置（２ａ）を結合するため係止カム（２３）が 形成されることを特徴とする請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項に 記載の点火コイル。 ７）係止カム（２３）が案内片（２６、２７）間の案内溝（２４）において係止 位置に案内されそこで係止爪（２５）と後部で係合することを特徴とする請求の 範囲第６項に記載の点火コイル。 ８）接続装置（２）には、接続装置（２）をコイル体（３）の突片（９）と下面 （１１）間に案内するレール（１０）が設けられることを特徴とする請求の範囲 第１項から第７項までのいずれか１項に記載の点コイル。 ９）レール（１０）と下面（１１）は逆方向にくさび状に形成されていることを 特徴とする請求の範囲第８項に記載の点火コイル。