JPH045000B2 - - Google Patents

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JPH045000B2
JPH045000B2 JP60055217A JP5521785A JPH045000B2 JP H045000 B2 JPH045000 B2 JP H045000B2 JP 60055217 A JP60055217 A JP 60055217A JP 5521785 A JP5521785 A JP 5521785A JP H045000 B2 JPH045000 B2 JP H045000B2
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JP
Japan
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substrate
recess
susceptor
vapor phase
phase growth
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JP60055217A
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JPS61215289A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エピタキシヤル成長およびCVDの
ための気相成長装置に係り、特に気相成長を施さ
れる基板の均一加熱に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に気相成長装置は、抵抗ヒータ、RFコイ
ルあるいは赤外線ランプなどの加熱源によつて加
熱され発熱するサセプタ上に基板を載置して該基
板を加熱し、この基板の表面に反応ガスを接触さ
せて該表面に気相成長層を形成するようになつて
いる。ところで、均一な厚さの気相成長層を得る
ため、また基板が単結晶の場合にスリツプの発生
を押えるため、基板全体をより均一に加熱・昇温
させる必要がある。基板の裏面全体がサセプタに
接触するように載置すると、サセプタの面の状態
や異物の介在さらには加熱に伴なう基板のそりな
どにより基板全体が一様に加熱されない場合が多
い。そこで、従来、第4図や第5図に示すよう
に、サセプタ1の基板2を載置する部分に中心部
を深くした浅い曲面状の凹部3や平らな凹部4を
設け、サセプタ1と基板2の裏面との間に空間
5,6を形成することが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第4図や第5図に示したような
従来の凹部3,4は基板2のそりを考慮したもの
であり、ほとんどが基板2の裏面とサセプタ1と
の間のすき間が最も大きなところでも0.1mm程度
であり、基本的には基板2とサセプタ1との接触
による熱伝導により基板2を加熱しようとするも
のであつた。ところが、約125mmとか150mmの直径
の基板2に対し、0.1mm程度の凹部5,6をその
底面の形状も含めて正確に形成することは非常に
困難であり、実際には十分な均一加熱ができず、
第6図に示すようなスリツプ7を生じてしまうこ
とが多かつた。
そこで、凹部3,4の深さを、特に中央部で深
くしてサセプタ1と基板2の外周部を除く中央の
大部分との接触を完全に絶つて均一加熱する方法
も提案されているが、サセプタ1に接触する基板
2の外周部の温度の均一化を十分に達成すること
ができない。
本発明は、前述したような問題を解決し、基板
の中央から外周までの全体にわたつてより均一に
加熱することのできる気相成長装置を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明は、加熱され
るサセプタに基板を設置して該基板を加熱する気
相成長装置において、サセプタの基板設置部分に
凹部を形成すると共に、該凹部に熱不良導体から
なるリング状の支持体を嵌入して前記基板の外周
部を前記支持体により支持するように構成し、か
つ前記凹部の底面が少なくとも基板の外周近くの
裏面を除く基板裏面に対し1〜15mmの間隔を有
し、さらに該間隔が基板の中心部で大きく外周側
は小さくなるように形成したものである。
〔作用〕
本発明の気相成長装置は、基板の外周部を熱不
良導体を介してサセプタで支持すると共に、凹部
の底面と基板の裏面とを基板の外周近くを除いて
十分に離しているため、サセプタから基板への熱
伝達は、主としてサセプタ凹部底面からの輻射光
によつて行なわれる。この輻射光は前記底面の全
域からほぼ一様に発せられるが、凹部内にはH2
ガスや反応ガスなどが侵入しているため、凹部底
面と基板裏面との間の間隔が小さいほど加熱され
易い。他方、基板は全体を一様に加熱した場合、
中心部より外周部の方が昇温が遅く、温度が低く
なる傾向にある。しかるに、サセプタの凹部を前
記のように形成し、かつ基板の外周部を熱不良導
体で支持することにより、基板全体がより均一に
加熱され、さらに基板のそりや凹部の形状の誤差
などによる影響がほとんどなく、基板間のバラツ
キも小さく押えられる。
〔実施例〕
以下本発明を第1図ないし第3図により詳細に
説明する。第1図は本発明の一実施例を示すもの
で、10Aはサセプタ、2は基板である。サセプ
タ10Aには、11a,11b,11cで示す3
段のザグリからなる凹部11Aが設けられてい
る。第1のザグリ11aは、基板の形状より大き
く形成され、熱不良導体である石英やSi3N4など
のセラミツクスのリングからなる支持体12が嵌
入されている。基板2は、その裏面外周部を支持
体12のザグリ12aで支持され、該基板2の表
面をサセプタ10Aの表面に略一致させるように
なつている。第2のザグリ11bは、第1のザグ
リ11aと同心円状に設けられ、第1のザグリ1
1aに対して1ないし数mmの深さになつている。
また第3のザグリ11cは、前記第1、第2のザ
グリ11a,11bと同心円状に設けられ、第2
のザグリ11bに対して1ないし数mmの深さにな
されている。
前記第2、第3のザグリ11b,11cの深さ
と、第3のザグリ11cの直径は次のようにして
定められる。すなわち、実験によれば、凹部11
Aの底面と基板2の裏面との間隔が大きくなる
と、基板2の温度は第2図に示すように次第に低
下する傾向を示す。他方、基板2は、全体を均一
に加熱した場合、中心部より外周側の放熱の方が
大きいため、外周側の方をより強く加熱する必要
がある。しかして、第2、第3のザグリ11b,
11cの深さと、第3のザグリ11cの直径は、
予めこれらを適宜に定めて基板2の表面温度の分
布を実測することにより、最適値を定めればよ
く、また、ザグリの段数は必要に応じて増加すれ
ばよい。なお、基板のそりや凹部11Aの形状誤
差による影響を防止するため、凹部11Aの最も
深い部分の底面と基板2の裏面との間隔は1mm以
上にすることが好ましい。ただし、この間隔を大
きくし過ぎると、基板2の温度低下が大きくエネ
ルギー損失につながるため、15mm程度に止めるこ
とが好ましい。
また基板2の外周部は、直接サセプタ10Aに
接触させずに、熱不良導体の支持体12を介在さ
せているため、基板2の外周部とサセプタ10A
との間の熱の授受が押えられ、過度の加熱や放熱
により温度低下が押えられる。さらに、この支持
体12を石英のような輻射光を透過する部材で形
成すれば、基板2の外周部からの放熱を押えると
共に、全体をより等しい条件で加熱することがで
きる。
なお、凹部は、第3図に示すように、深さが連
続的に変化する曲面状の凹部11Bとしてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、基板のそり
やサセプタの表面状態などによる影響を押えて基
板全体をより均一に加熱でき、さらに基板の加熱
を主としてサセプタからの輻射光で行なうため、
基板がシリコンのように輻射光の一部を透過する
材質である場合には、裏面のみならず、内部およ
び表面側も透過してくる輻射光によつて加熱さ
れ、厚さ方向の温度の均一化もはかることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部断面図、
第2図はサセプタの凹部底面と基板裏面との間隔
と基板温度との関係を示す曲線図、第3図は本発
明の他の実施例を示す要部断面図、第4図および
第5図は従来装置のそれぞれ異なる例を示す要部
断面図、第6図は従来装置による場合のスリツプ
発生状態を示す基板の平面図である。 2……基板、10A,10B……サセプタ、1
1A,11B……凹部、12……支持体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱されるサセプタに基板を設置して該基板
    を加熱する気相成長装置において、サセプタの基
    板設置部分に凹部を形成すると共に、該凹部に熱
    不良導体からなるリング状の支持体を嵌入して前
    記基板の外周部を前記支持体により支持するよう
    に構成し、かつ前記凹部の底面が少なくとも基板
    の外周近くの裏面を除く基板裏面に対し1〜15mm
    の間隔を有し、さらに該間隔が基板の中心部で大
    きく外周側は小さくなるように形成されているこ
    とを特徴とする気相成長装置。 2 凹部が同心円状の複数段のザグリによつて形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の気相成長装置。 3 凹部が曲面になつていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の気相成長装置。
JP5521785A 1985-03-19 1985-03-19 気相成長装置 Granted JPS61215289A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5521785A JPS61215289A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 気相成長装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5521785A JPS61215289A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 気相成長装置

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Publication Number Publication Date
JPS61215289A JPS61215289A (ja) 1986-09-25
JPH045000B2 true JPH045000B2 (ja) 1992-01-30

Family

ID=12992447

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JP5521785A Granted JPS61215289A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 気相成長装置

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JPS61215289A (ja) 1986-09-25

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