JPH0448193Y2 - - Google Patents

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JPH0448193Y2
JPH0448193Y2 JP2884088U JP2884088U JPH0448193Y2 JP H0448193 Y2 JPH0448193 Y2 JP H0448193Y2 JP 2884088 U JP2884088 U JP 2884088U JP 2884088 U JP2884088 U JP 2884088U JP H0448193 Y2 JPH0448193 Y2 JP H0448193Y2
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bottle
flat part
self
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synthetic resin
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Priority to DE3816954A priority patent/DE3816954C2/de
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自立性合成樹脂製輸液ボトル、特にそ
の底部構造に関する。
従来の技術とその問題点 従来、自立性合成樹脂製輸液ボトルとして、ダ
イレクトブロー方式により成型された種々の構造
のものが提供されているが、従来構造のものは、
ボトル底部が成型時の熱収縮や、輸液収容後に行
なわれる加熱減菌処理時の内圧上昇などにより変
型され、自立性が悪くなる難点があつた。
本考案はこのような従来の問題点を一掃するこ
とを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、ボトル本体底部の両側部に接地部
を、また上記接地部間に平担部を、また上記平担
部の中央ライン上に起伏自在な板状吊り具を、そ
れぞれ有する自立性合成樹脂製輸液ボトルに於
て、上記平担部の中央部を囲繞するように凸段部
を設け、凸段部の上端に連成する中央部の上段平
担部と、凸段部の下端に連成する外郭部の下段平
担部を形成すると共に、下段平担部にボトル底部
の中心に向かう斜上向の緩い傾斜を与えたことを
特徴とする自立性合成樹脂製輸液ボトルに係る。
実施例 以下に本考案の一実施例を添附図面にもとづき
説明すると、次の通りである。
図に於て、1はポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、エチレンビニルアルコー
ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの可撓性
合成樹脂を用い、ダイレクトブロー成型法を適用
して成型されたボトル本体であり、該本体1の底
部には、両側部に接地部2,2が、また上記接地
部2,2間に平担部3が、また平担部3の中央ラ
イン4(パーテイングライン)上に板状吊り具5
が、また上端部には口部8が上記本体1と同時に
一体成型されている。
ボトル本体1底部両側部の接地部2は、底部の
中央ライン4を境として前部2aと後部2bに分
かれ、前後部2a,2b間の隆起部2c(第7図
参照)の頂部は、平担部3と略々同じ高さに位置
している。
板状吊り具5は基端ヒンジ部5a(第1図参照)
を支点として起立、伏倒自在であり、ボトル本体
1の倒立使用時には、起立して吊り具となり、正
立使用時には平担部3に向けて伏倒し、ボトル本
体1の自立性を損うことのないような構造になつ
ている。この場合ボトル本体1の自立安定性のみ
についていえば、ヒンジ部5aはできるだけ薄い
ことが好ましいが、あまり薄くすると、成型時に
本体1から切り離れて脱落したり或は熱収縮によ
り変形するなどの好ましくない結果を招く虞があ
る。このような問題を解消するために、ヒンジ部
5aは両側部5a1,5a1(第6図参照)が比較的
厚肉(例えば0.25〜0.45mm)、中央部5a2が比較的
薄肉(例えば0.2mm前後)となるような構成にな
つている。吊り具5の両端側の外側に形成された
空間6,6(第1図参照)は、バリ取り作業用の
ものであり、バリ打抜きのための打抜刃が侵入で
きるだけの開口巾を持つている。
本考案はこのような輸液ボトルの底部構造にお
いて、上記平担部3の中央部を囲繞するように凸
段部7を設け、凸段部7の上端に連成する中央部
の上段平担部3aと、凸段部7の下端に連成する
外郭部の下段平担部3bを形成すると共に、下段
平担部3bにボトル底部の中心に向う斜上向の緩
い傾斜を与えたことを特徴としている。
凸段部7の平面形状として、図には4角形状の
ものが示され、その段差及び角度は、金型の開動
に支障のない範囲とし、例えば100〜200ml容器に
於て、段差は1〜5mm程度、角度は金型の開動側
の辺7a,7aを緩く、例えば10〜50°程度とな
し、非開動側の辺7b,7bをきつく、例えば30
〜80°程度が適当である。
凸段部7で囲まれた、中央部の上段平担部3a
は、加熱減菌時に生ずる圧力上昇を吸収分散する
ためのものであり、ボトル底部の全面積の少なく
とも10%以上の面積を占めていることが好まし
く、通常は10〜50%の範囲から適宜選択される。
凸段部7ひいては上段平担部3aの平面形状と
しては図示の4角形の他に、円(だ円、長円形を
含む)、多角形など任意であり、とりわけ、ボト
ル底部の平面形状に近い形状のものが適当であ
る。
外郭部の下段平担部3bに与える上向き傾斜
は、成型時の熱収縮により生ずる変形防止と、加
熱減菌時に生ずる内圧上昇に対する抵抗性を高め
るためのものであり、傾斜はできるだけ大きい方
がよいが、あまり傾斜を大きくすると、金型の開
動に支障を来すことになるので、最大で15°程度
が適当である。図には、長径側を約3°、短径側を
約5°にした場合が示されている。
本考案による底部構造によれば、中央部の上段
平担部3aは、加熱減菌時にボトル内の圧力が上
昇すると、第6図に一点鎖線で示されるように下
方へ膨脹してこれを吸収分散し、外郭部の下段平
担部3bに負荷される内圧を軽減し、従来ボトル
にみられるような底部全体の下方膨出傾向を抑制
する。更に上記下段平担部3bに与えた上向き傾
斜は、成型時の熱収縮により生ずる下端方への膨
出変形傾向を抑制すると共に、内圧に対する抵抗
性を向上させる。更に凸段部7は平担部の強度を
強化し、この凸段部7もまた平担部3a,3bの
下端下方への膨出傾向を抑制する働きをする。よ
つて本考案によれば成型時に生ずる熱収縮や、加
熱減菌時に生ずる内圧上昇に拘らず、底部の下端
下方への膨出傾向がなくなり、自立性のよい製品
を提供できる。
ボトル本体1上端の口部8には第8図に示され
るように口栓9が施される。口栓9として図示の
ようなプルリング10付のものを用いると、開封
操作がワンタツチとなり便利である。プルリング
10付口栓9の好ましい一例を第8図にもとづき
説明すると、次の通りである。
第8図に示された口栓9は、プルリング10付
のプラスチツク製帽型キヤツプ本体11と、該本
体11との間で断面H型空隙12を形成するよう
に、該本体11の下端を閉栓するプラスチツク製
帽型プラグ13と、上記空隙12内に緊密充填さ
れた断面H型ゴム栓14から構成されている。
キヤツプ本体11は、プラグ13との間で、断
面H型空隙部12を形成するために、天面部の外
周部に沿つて上向きの環状膨出部11aを有し、
この環状膨出部11aで囲まれた、平坦な天面中
央部11bに、該中央部11bを切離部(図示せ
ず)に沿つて適宜切離除去し、ゴム栓14天面を
露出させるためのプルリング10が備えられてい
る。
キヤツプ本体1の下端を閉栓するプラグ13
は、キヤツプ本体11との間で断面H型空間12
を形成するために、上部の外径が下部の外径より
小さくなつている。
キヤツプ本体11とプラグ13の下端面は面一
で、ボトル本体1の口部8の外向フランジ部8a
に対する溶着面を構成している。溶着面は例えば
図示のようにキヤツプ本体11の下部を厚肉とす
ることにより拡大できる。
キヤツプ本体11及びプラグ13の材質として
は、輸液容器に溶着し得る限り特に限定されない
が、一般には輸液容器と同材質のもの例えばポリ
エチレン、ポリプロピレンなどのような可撓性の
プラスチツク製のものが用いられる。
キヤツプ本体11とプラグ13間の空隙12内
に緊密充填されたゴム栓14は、その断面H型形
状により、キヤツプ本体11及びプラグ13とし
つかり結合され、開封使用時に於ける、キヤツプ
本体11よりの抜脱が防止される。ゴム栓14と
しては、従来から輸液ボトル用に使用されている
ものと同材質のものが用いられる。
口栓9をキヤツプ本体11及びプラグ13の下
端面を溶着面として、ボトル本体1上端の口部8
に溶着するに際し、第8図に示されるように、溶
着面とプラグ13の上端膜部13aとの間隔Dが
小さいと、溶着作業時に受ける熱により、上記膜
部13aが軟化変形する虞れがある。通常、上端
膜部13aの肉厚は、使用時にゴム栓14を貫通
して刺入される液抜き針や混注針の挿入性を考慮
し、比較的薄く形成されるので熱変形を受ける
と、ピンホールや亀裂を発生する虞れがある。こ
のようなピンホールや亀裂発生の危険性は、上記
間隔Dを10mm前後の大きさに設定しておくことに
より一掃でき、不良品発生を防止できる。また従
来では上端膜部13aへの熱的影響をなくするた
めに、遮蔽板を用いて口栓ひいては上端膜部13
aをヒータから遮断しているが、10mm前後の間隔
Dをとつておくことにより、遮蔽板の適用は必要
でなくなり、溶着作業を迅速に、従つて能率よく
行うことができ、生産性を向上できる。
効 果 本考案による自立性合成樹脂輸液ボトルによれ
ば、成型時の熱収縮や加熱滅菌時の内圧上昇に拘
らず、ボトル底部の膨出傾向がなくなり、この種
輸液ボトルの自立時の安定性向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すボトル本体の
正面図、第2図は第1図の側面図、第3図は同平
面図、第4図は同下面図、第5図は同A〜A線に
沿う断面図、第6図は第2図のB〜B線に沿う断
面図、第7図は第6図のC〜C線に沿う断面図、
第8図はボトル本体に口栓を施した状況を示す縦
断面図である。 図に於て、1はボトル本体、2は接地部、3は
平担部、3aはその上段平担部、3bは下段平担
部、4は中央ライン、5は板状吊り具、6は作業
空間、7は凸段部、8は口部、9は口栓である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボトル本体底部の両側部に接地部を、また上
    記接地部間に平担部を、また上記平担部の中央
    ライン上に起伏自在な板状吊り具を、それぞれ
    有する自立性合成樹脂製輸液ボトルに於て、上
    記平担部の中央部を囲繞するように凸段部を設
    け、凸段部の上端に連成する中央部の上段平担
    部と、凸段部の下端に連成する外郭部の下段平
    担部を形成すると共に、下段平担部にボトル底
    部の中心に向かう斜上向の緩い傾斜を与えたこ
    とを特徴とする自立性合成樹脂製輸液ボトル。 ボトル本体の上端口部に、プルリング付口栓
    が施され、該口栓は、帽型であつて天面部にプ
    ルリングが備えられたプラスチツク製キヤツプ
    本体と、該キヤツプ本体との間で断面H型空隙
    を形成するようにキヤツプ本体の下端を閉栓す
    る帽型のプラスチツク製プラグと、上記空隙に
    緊密充填された断面H型のゴムせんから、構成
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の自立性合成樹脂製輸液ボト
    ル。
JP2884088U 1987-05-18 1988-03-03 Expired JPH0448193Y2 (ja)

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SE8801747A SE508757C2 (sv) 1987-05-18 1988-05-09 Flaska för parenteral administrering
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JP2196888 1988-02-22
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JP2565158Y2 (ja) * 1992-02-27 1998-03-11 キョーラク株式会社 薬液用プラスチック容器
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