JPH0447739B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0447739B2
JPH0447739B2 JP20966484A JP20966484A JPH0447739B2 JP H0447739 B2 JPH0447739 B2 JP H0447739B2 JP 20966484 A JP20966484 A JP 20966484A JP 20966484 A JP20966484 A JP 20966484A JP H0447739 B2 JPH0447739 B2 JP H0447739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
level adjustment
adjustment bolt
column main
main reinforcement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20966484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6192238A (ja
Inventor
Kazuo Saida
Katsuyuki Ichinose
Keiichi Iikawa
Heizaburo Shimizu
Masahiro Yoshimura
Masaru Amano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP20966484A priority Critical patent/JPS6192238A/ja
Publication of JPS6192238A publication Critical patent/JPS6192238A/ja
Publication of JPH0447739B2 publication Critical patent/JPH0447739B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はPC柱の据付方法に関する。
(従来の技術) 従来のPC柱の据付方法について第3図を参照
して説明する。柱主筋12aの上端に取り付けた
スリーブSを予め下端の柱11a内に埋め込んで
おいてから、PC柱11を吊り込み、PC柱下端部
から突出している柱主筋12の下端部を上記スリ
ーブ内に挿入し、挿入後斜支柱の保持手段H,
Haによつて建て入れ直しを行い、斜支柱の下部
を固定し、固定後にスリーブ内にモルタルを注入
して、対向する柱主筋12,12a間を緊結す
る。
(発明が解決しようとする問題点) 従来例によると、スリーブ内に注入したモルタ
ルが硬化するまでの長い間、保持手段によつて
PC柱の下部を保持しなければならないために施
工が長期化し、しかもこの間に少しでもPC柱の
下端部が動くと精度を損うからその保持が大変で
あり、さらにPC柱の主筋を吊り下ろしつつ径の
小さいスリーブごとに挿入する必要があるので、
建て入れ及び建て入れ直しが面倒である。
本発明の目的は、PC柱の建て入れ及び建て入
れ直しが容易であり、精度の良い建て方ができ、
工期短縮に寄与することにある。
本発明の他の目的は、PC柱のレベル調整作業
の単純化を図ることである。
(問題点を解決する手段) 本発明に係るPC柱の据付方法は、下端部から
下方に柱主筋2を突出しているPC柱1を、PC柱
の中心位置の床面上に高さ調整できるレベル調整
用ボルト5を突設し、かつこのレベル調整用ボル
トを囲む位置に上記柱主筋と対向する柱主筋12
aを突出している床4に据え付けるものであり、
予めPC柱の下方において突出している柱主筋2
にフープ3を先付けし、上記レベル調整用ボルト
5の天端の高さを調整しておいてから、まずPC
柱1を吊り下ろし、このPC柱の凸形状の下端部
1aを上記レベル調整用ボルト5上に載せてPC
柱の下部側を一時的に保持し、そして柱主筋下端
部を床面上に突出している柱主筋2aの上端部に
突き合わせ、ついで対向する柱主筋端部間を把持
具6で把持してPC柱の下端部側を確実に保持し、
その後対向する柱主筋端部の突き合わせ部分を接
合7して柱主筋相互を上下において結合し、その
後フープをこの柱主筋の端部に掛回すものであ
る。レベル調整用ボルト5は、床面4に対して上
下動可能に設けられているので高さ調整ができ、
そしてPC柱の下端部1aを載せ、これを支持で
きる強度を備えている。結合7の手段としては、
圧接、スリーブ等による圧着、溶接等を用いる。
(実施例) 以下本発明の実施例を、第1A〜1C図及び第2
図に基づいて説明する。
PC柱1を据え付ける作業に入る前に、予め下
記の作業を行つておく。すなわち、第1A図に示
すように、PC柱1の凸形状の下端部1aを囲む
ように下方に突出している柱主筋2にスパイラル
フープ3を圧縮状態にして取り付けておく。そし
て、PC柱中心位置の床面4上にPC柱の下端部1
aを載せ、これを支持できる強度を備えた高さ調
整可能のレベル調整用ボルト5を突設し、PC柱
の下端部の設定レベルに合わせてレベル調整用ボ
ルト天端の高さ調整をしておく。さらにレベル調
整用ボルト5を囲むように、床面上に柱主筋2a
を突出しておく。
そこでまず、PC柱1の柱主筋2と床面4上の
柱主筋2aとを位置合わせしてから、PC柱を矢
印方向に吊り下ろし、鎖線図示のように下端部1
aをレベル調整用ボルト5上に載せる。この時、
柱主筋2と柱主筋2aとの対向端部は突き合わせ
状態になる。
ついで、第1B図に示すように、柱主筋2,2
aの対向端部間を把持具6で把持してPC柱1と
床を連結する。その後、第1C図に示すように、
柱主筋2と柱主筋2aとの対向端部の突き合わせ
部分を圧接7して、対向端部間を結合する。
結合後は、第1D図に示すように、スパイラル
フープ3を下方に伸ばし、スパイラルワープを柱
主筋2,2aに固定し、そしてPC柱の継手部分
の回りに型枠8を組み立ててから型枠内にコンク
リートまたはモルタルを注入充填し、さらに養生
後は型枠を解体する。
PC柱1の下端部の凸形状は上例のものに限ら
れず、例えば第2図に示すように外周にテーパを
付けて下方に向けて径が小さくなる下端部1alで
あつてもよい。また、フープ3は、スパイラル状
のものを用い、しかもこれを柱主筋2に先付けし
ておけば、配筋作業等が迅速に行える利点がある
が、必ずしもスパイラル状のものに限るものでは
なく、また後付であつてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、PC柱の
下端部をレベル調整用ボルト上に載せて、PC柱
の柱主筋と床面から突出している柱主筋との対向
端部を把持具で把持するでけでPC柱の下端部を
床に連結できるので、PC柱の建て入れ及び建て
入れ直しが容易であり、PC柱の下端側を簡単な
保持手段で確実に保持でき、柱主筋の位置ずれを
防止できて精度の良い建て方ができ、工期短縮に
寄与する。そしてPC柱の高さをレベル調整用ボ
ルトにより設定でき、従来のようにPC柱の建て
入れ後のレベル調整作業が不要となり、作業の単
純化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図乃至第1D図は本発明における据付工
程を段階的に示す正面図、第2図は本発明におけ
るPC柱の下端部の形状の他の実施例を示す正面
図、第3図は従来例の据え付け状態を示す正面図
である。 1……PC柱、1a,1al……PC柱の下端部、
2,2a……柱主筋、4……床面、5……レベル
調整用ボルト、6……把持部、7……接合。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下端部から下方に柱主筋を突出しているPC
    柱を、PC柱の中心位置の床面上に高さ調整でき
    るレベル調整用ボルトを突設しておりこのレベル
    調整用ボルトを囲む位置に上記柱主筋と対向する
    柱主筋を突出している床に据え付ける方法であつ
    て、 予め上記レベル調整用ボルトの天端の高さを調
    整しておいてから、まず上記PC柱の下端部を上
    記レベル調整用ボルト上に載せ、下方に突出して
    いる柱主筋端部を上記床面上に突出している柱主
    筋の上端部と突き合わせ、ついで柱主筋の対向端
    部間を把持具により把持し、その後柱主筋の対向
    端部の突き合わせ部分を結合する。 ことを特徴とするPC柱の据付方法。
JP20966484A 1984-10-08 1984-10-08 Pc柱の据付方法 Granted JPS6192238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20966484A JPS6192238A (ja) 1984-10-08 1984-10-08 Pc柱の据付方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP20966484A JPS6192238A (ja) 1984-10-08 1984-10-08 Pc柱の据付方法

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Publication Number Publication Date
JPS6192238A JPS6192238A (ja) 1986-05-10
JPH0447739B2 true JPH0447739B2 (ja) 1992-08-04

Family

ID=16576557

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JP20966484A Granted JPS6192238A (ja) 1984-10-08 1984-10-08 Pc柱の据付方法

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JP (1) JPS6192238A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106812213A (zh) * 2017-03-07 2017-06-09 南通华新建工集团有限公司 Pc结构梁柱节点处柱筋快速就位施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106812213A (zh) * 2017-03-07 2017-06-09 南通华新建工集团有限公司 Pc结构梁柱节点处柱筋快速就位施工方法

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JPS6192238A (ja) 1986-05-10

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