JPH0445185A - 紙工用接着剤 - Google Patents

紙工用接着剤

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JPH0445185A
JPH0445185A JP15418190A JP15418190A JPH0445185A JP H0445185 A JPH0445185 A JP H0445185A JP 15418190 A JP15418190 A JP 15418190A JP 15418190 A JP15418190 A JP 15418190A JP H0445185 A JPH0445185 A JP H0445185A
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JP
Japan
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adhesive
salt
boric acid
paper processing
bookbinding
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Takeo Hirabayashi
平林 猛男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製本等の紙工用に適した接着剤に関し、特に
ジアゾ複写物の製本用に適した接着剤である。
〔従来の技術〕
複写物を製本する作業はコピー業者の間で広く行われて
いるが、その方法はコピ一端面に糊付けし、コピー紙同
士を接着させて製本していくやり方が一般的である。
ところで、ジアゾ感光紙、サーマル紙、インクジェット
記録紙、熱転写型記録紙、オフセット印刷紙の如く、コ
ピー画像が染料で形成される場合にも、上記製本作業で
糊付けした時、糊が付着した部分のコピー画像がコント
ラストを失ったり、にじんだり、画像色調が変化する現
象があり、商品価値を低下させている場合があった。特
にジアゾコピーの場合、製本作業時に糊付は部の画像色
調が変化(一般に青色画像が赤紫画像に糊の付着した部
分が変化する)する欠点を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記従来技術にみられる欠点が解消された接
着剤、特にジアゾ複写物の製本に適した接着剤を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果
、添加剤としてl、Cu、Cr塩の少なくとも一種、こ
のものとホウ酸を組合わせたもの、あるいはベンゾトリ
アゾールもしくはベンズイミダゾール類の少なくとも1
種とホウ酸を併用したものを含む接着剤が上記目的に適
合することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明によれば、接着剤中にAl、 Cu。
Cr塩の少なくとも1種を含有することを特徴とする紙
工用接着剤が提供され、また接着剤中にAl、Cu、 
Cr塩の少なくとも一種を含み、かつホウ酸を含有する
ことを特徴とする紙工用接着剤が提供され、更には接着
剤中にベンズトリアゾールもしくはベンズイミダゾール
類の少なくとも一種を含み、かつホウ酸を含有すること
を特徴とする紙工用接着剤が提供される。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明に用いる紙工用の接着剤としては、ポリ酢酸ビニ
ル系、ポリアクリル酸エステル系、酢ビアクリル共重合
系、変性酢ビ系、エチレン−酢ビ系等のエマルジョン型
樹脂や、ポリビニルアルコール、でんぷん系、アラビア
ゴム、カゼイン、ゼラチン、セルロース類、変性ゼラチ
ン等の水溶性型接着剤が用いられる。
上記接着剤に含有させるAl、Cu及びCr塩としては
、これら金属のハロゲン化物、硫酸塩、硝酸塩のような
水溶塩が好ましく使用される。このような水溶性塩とし
ては、たとえば、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム
、硫酸銅、塩化クロムあるいはこれらの水和物が挙げら
れる。
これらの金属塩の使用量は接着剤1重量部に対して0.
01〜1重量部好ましくは0.05重量部である。
ベンズトリアゾールもしくはその誘導体としては、ベン
ズトリアゾール、1−ヒドロキシベンズトリアゾール(
アジミドール)、5−クロルベンズトリアゾール、メチ
ルベンズトリアゾール、2−(5−クロル−2−ベンズ
トリアゾール)−6−tert−ブチル−p−クレゾー
ル等が挙げられる。
ベンズイミダゾールもしくはその誘導体どしては、ベン
ズイミダゾール、6−ニドロペンズイミダゾール、2−
クロロベンズイミダゾール、2−メチルベンズイミダゾ
ール、2−ヒドロキシメチルベンズイミダゾール、2−
シアノメチルベンズイミダゾール、2−アミノベンズイ
ミダゾール、2−フェニルベンズイミダゾール、2−メ
チル−5,6−メチルベンズイミダゾール等が挙げられ
る。
ベンズトリアゾールもしくはその誘導体およびベンズイ
ミダゾールもしくはその誘導体の添加量は、接着剤1重
量部に対して0.01〜1重量部より好ましくは0.0
5〜0.5重量部の範囲が良い。
本発明の接着剤は添加剤として前記したAD、、 Cu
又はCr塩の少なくとも1種、このものとホウ酸あるい
はベンズトリアゾールもしくはその誘導体又はベンズイ
ミダゾールもしくはその誘導体にホウ酸を併用したこと
を特徴とする。この場合、ホウ酸はジアゾ複写物のアゾ
染料の安定化剤として機能する。すなわち前記金属塩あ
るいはベンゾトリアゾール類とアゾ染料とのキレート化
反応を好領域に保持し、キレート化反応生成物の安定化
を図ることができるため、ジアゾ複写物のノリ付製本時
のノリ付部のアゾ染料の色調変化を抑制する効果を有す
るものである。
ホウ酸としては、市販の任意のものが使用でき、その使
用量は接着剤1重量部に対して0.01〜1重量部とす
るのが良い。
〔実施例〕
以下、 実施例により本発明を更に詳細に説明する。
部はいずれも重量部を示す。
実施例1 下記組成の製本用接着剤を調整した。
硫酸銅(CuS04・5H20) 5部 水 55部 実施例2 下記組成の製本用接着剤を調整した。
塩化銅(CuCQ2) 3部 水 57部 実施例3 下記の組成の製本用接着剤を調製した。
接着剤(エマルジョン型:商品名 コニシボンドCl418、■コニシ製)50部 硫酸アルミニウム ホウ酸 水 実施例4 下記組成の製本用接着剤を調製した。
5部 2部 43部 ■−ヒドロキシベンズトリアゾール   3部ホウ酸 
                2部水      
                   55部以上の
実施例の接着剤を用いて、ジアゾ複写物の製本を行った
。ジアゾ複写物はジアゾ感光紙(商品名90R,ill
リコー製)を用い、乾式ジアゾ複写機(商品名PL−5
000、■リコー製)によって複写したものである。
製本したものについて製本前後の色調の変化について比
較テストをした結果を下記に示す。
〔効果〕
本発明の接着剤は複写物特にジアゾ複写物の製本等の紙
工時に用いた場合、糊付は部の画像色調の変化を有効に
防止し得る作用を得する。したがって、複写物に対して
商品価値を低下せしめることなく、製本等の加工をする
ことができる。
特許出願人 株式会社 リ  コ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接着剤中にAl、Cu、Cr塩の少なくとも1種
    を含有することを特徴とする紙工用接着剤。
  2. (2)接着剤中にAl、Cu、Cr塩の少なくとも一種
    を含み、かつホウ酸を含有することを特徴とする紙工用
    接着剤。
  3. (3)接着剤中にベンズトリアゾールもしくはベンズイ
    ミダゾール類の少なくとも一種を含み、かつホウ酸を含
    有することを特徴とする紙工用接着剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103725252A (zh) * 2014-01-08 2014-04-16 四川省纺织科学研究院 一种无甲醛胶黏剂及其制备方法和应用
CN113980483A (zh) * 2021-12-07 2022-01-28 天津市银博印刷集团有限公司 纸絮泥的制作工艺

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CN103725252B (zh) * 2014-01-08 2016-04-20 四川省纺织科学研究院 一种无甲醛胶黏剂及其制备方法和应用
CN113980483A (zh) * 2021-12-07 2022-01-28 天津市银博印刷集团有限公司 纸絮泥的制作工艺

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