JPH0445003B2 - - Google Patents

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JPH0445003B2
JPH0445003B2 JP61230140A JP23014086A JPH0445003B2 JP H0445003 B2 JPH0445003 B2 JP H0445003B2 JP 61230140 A JP61230140 A JP 61230140A JP 23014086 A JP23014086 A JP 23014086A JP H0445003 B2 JPH0445003 B2 JP H0445003B2
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3089Control of digital or coded signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/001Digital control of analog signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • H03G5/165Equalizers; Volume or gain control in limited frequency bands

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力ソース信号をデイジタル信号
処理する回路においてメインボリウム等の操作に
基づき利得調整を行なうための利得調整回路に関
し、デイジタル信号処理で発生する誤差ノイズ、
量子化ノイズ等の影響を低減させるとともに、入
力ソースごとに異なる信号レベルを合わせるため
の入力レベル調整を行なう場合にもこのノイズ低
減効果が得られるようにしたものである。 〔従来の技術〕 従来のオーデイオ用コントロールアンプ等の利
得調整回路は、入力信号をアナログ信号処理して
出力するものが一般的であつた。しかし、信号処
理をデイジタル化して行なえばコントロール特性
の付与等が自由自在に行なうことができて便利で
ある。入力信号をデイジタル化して信号処理する
ための利得調整回路構成としては、例えば第18
図や第19図に示すものが考えられる。 第18図のものは、アナログ入力をデイジタル
信号処理回路31でデイジタル信号処理した後ア
ナログ信号に戻して可変利得回路37で利得を調
整するようにしたものである。デイジタル信号処
理回路31は、アナログ入力をA/D変換回路3
3でデイジタル信号に変換し、デイジタル処理部
39でトーンコントロール等のデイジタル信号処
理を行ない、D/A変換回路35でアナログ信号
に変換する。また、可変利得回路37は、アナロ
グアンプ37aとアナログアツテネータ37bを
具備する。アナログアンプ37aは、この利得調
整回路全体の定格利得Gを与えるもので、オーデ
イオ用コントロールアンプの場合、一般的には+
20dBの利得に設定されている。また、アナログ
アツテネータ37bは利得調整を行なうもので、
一般的には0〜−∞dBの範囲で減衰量を可変し
て、利得調整回路全体の総合利得をG〜−∞dB
の範囲で調整する。 第19図のものは、第18図のものとは逆にア
ナログ入力を可変利得回路37で利得調整した後
デイジタル信号処理回路31でデイジタル信号処
理を行なうようにしたものである。 〔発明が解決しようとする課題〕 前記デイジタル信号処理回路31では誤差ノイ
ズや量子化ノイズが発生し、ノイズレベルは処理
のビツト数で決まる値で一定化する。 第18図の構成では、総合利得が0dB以上のと
きデイジタル信号処理回路31で発生するノイズ
をアナログアンプ37aが増幅するため、出力に
おけるノイズレベルが増大する欠点がある。 また、第19図の構成では、総合利得を小さく
すると、デイジタル信号処理回路31に入力され
る信号レベルが絞られて小さくなるのに対し、デ
イジタル信号処理回路31で発生するノイズレベ
ルは変化しないので、出力中のノイズの割合が大
きくなりS/N比が悪化する。 この発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、オーデイオ信号をデイジタル信号処理し、か
つ利得調整して出力する利得調整回路において、
ノイズレベルの増加、S/N比の悪化を防止する
とともらに、入力ソースごとに異なる信号レベル
を合わせるための入力レベル調整を行なう場合に
もこのノイズ低減効果が得られるようにすること
を目的とするものである。 〔課題を解決するための手段〕 この発明は、複数種類のソース信号を入力する
複数のソース入力手段と、これらソース信号入力
手段に入力された複数種類のソース信号のうちの
いずれかを選択する操作をするソース信号選択操
作手段と、前記ソース信号入力手段に入力された
複数種類のソース信号の中から前記ソース信号選
択操作手段で選択操作されたソース信号を選択出
力するソース信号選択手段と、このソース信号選
択手段から選択出力されるソース信号を入力して
レベル調整を行なう第1のレベル制御手段と、こ
の第1のレベル制御手段から出力されるソース信
号に対しデイジタル信号処理を施すデイジタル信
号処理回路と、このデイジタル信号処理回路から
出力されるソース信号を入力してレベル調整を行
なう第2のレベル制御手段と、前記ソース信号ご
との入力レベル調整量設定値を記憶する入力レベ
ル記憶手段と、前記第1のレベル制御手段の入力
と前記第2のレベル制御手段の出力との間の信号
レベル伝達における総合利得を、利得1より大き
い定格利得と利得1より極めて小さい最大減衰利
得との間の任意の値に指示操作する利得調整操作
子と、前記ソース信号選択操作手段によるソース
信号選択操作により前記入力レベル記憶手段から
対応する入力レベル調整量設定値を読み出し、該
設定値と前記利得調整操作子の指示値とを組み合
わせた総合利得を演算する演算手段と、この演算
手段で演算された総合利得が前記定格利得と利得
1の間にある場合には、前記第2のレベル制御手
段の利得をほぼ1に設定するとともに、前記第1
のレベル制御手段の入力と前記第2のレベル制御
手段の出力との間の信号レベル伝達における総合
利得が当該演算手段で演算された総合利得と一致
するように前記第1のレベル制御手段の利得を設
定する利得配分を行ない、前記演算された総合利
得が利得1より小さい場合には、前記第1のレベ
ル制御手段の利得をほぼ利得1に設定するととも
に、前記第1のレベル制御手段の入力と前記第2
のレベル制御手段の出力との間の信号レベル伝達
における総合利得が当該演算手段で演算された総
合利得と一致するように前記第2のレベル制御手
段の利得を設定する利得配分を行なう利得調整制
御手段とを具えることを特徴とするものである。 〔作用〕 この発明によれば、利得調整操作子の指示に基
づく総合利得の調整をデイジタル信号処理の前と
後に分けて行なつている。すなわち、デイジタル
信号処理の前段の第1のレベル制御手段では総合
利得がほぼ利得1(0dB)よりも大きい範囲の利
得調整を行ない、後段の第2のレベル制御手段で
は総合利得がほぼ利得1よりも小さい範囲の利得
調整を行なつている。 これによれば、総合利得を利得1よりも大きい
値に設定する場合はデイジタル信号処理の前段で
利得がかせがれ、後段はほぼ利得1となり、総合
利得を利得1よりも小さい値に設定する場合はデ
イジタル信号処理の前段の利得はほぼ利得1とな
つて、後段で減衰が行なわれる。 したがつて、総合利得を小さくしても、デイジ
タル信号処理の前段では信号レベルは落ちないた
め、デイジタル処理回路はほぼフルビツトに近い
状態で動作し、ここでのS/Nの悪化はほとんど
無視できる。また、デイジタル処理回路でのノイ
ズはその後段で絞り込まれるため、ノイズレベル
自体小さくなる。 また、総合利得を大きくした場合にもデイジタ
ル処理回路の前段での利得増加となり、やはりこ
こでのS/Nの悪化は最小限にとどめられ、さら
にはデイジタル処理回路の後段はほぼ利得1なの
でデイジタル処理回路で発生したノイズば増幅さ
れない。 ところで、オーデイオソース機器においては、
機器ごとに出力信号レベルにばらつきがあり、コ
ントロールアンプ等でソース切換を行なう場合、
従来においてはそのつどマスタボリウムを調整し
なおさなければならなかつた。そこで、これを改
善するため、コントロールアンプ等でソースごと
に入力レベル調整量を予め設定し、ソースを切換
えても音量が変化しないようにしていた。 従来における入力レベル調整は、第17図に示
すように、ソース入力端子1a〜1dごとにレベ
ル調整ボリウム2a〜2dを設け、このレベル調
整ボリウム2a〜2dで音量調整したソース信号
をインプツトセレクタ3で選択して出力するもの
があつた。また、個々にボリウム2a〜2dを設
ける代わりに、インプツトセレクタ3の後に
VCA等の可変ボリウムを設けるとともに、各ソ
ース入力ごとの入力レベル調整量をメモリに記憶
しておき、ソース切換に連動して対応する入力レ
ベル調整量をメモリから読み出して、可変ボリウ
ムの利得を制御することにより入力レベル調整を
するようにしたものがあつた。 このような入力レベル調整機能を有する場合、
入力レベル調整後の信号をこの発明の第1のレベ
ル制御手段に入力すると、入力レベル調整による
減衰量が大きな値に設定されている場合には、メ
インボリウム等を絞ることによつて第1のレベル
制御手段の利得と入力レベル調整による利得との
和が0dB以下になると(入力レベル調整による減
衰量を−LdBとすると、第1のレベル制御手段の
利得が基準値(例えば0dB)〜+LdBの間にある
時は、これらの和は0dB以下となる。)、デイジタ
ル信号処理の前段側で入力信号の減衰が行なわれ
るため、デイジタル信号処理でのS/Nが劣化す
ることになり、デイジタル信号処理の前段側、後
段側にレベル制御を配分した効果が得られなくな
る。 そこで、この発明では、入力レベル調整量やメ
インボリウム等の利得調整操作子の指示値を合わ
せた総合利得を演算し、その演算値に応じて前段
側、後段側の利得配分を行なうようにしている。
これによれば、レベル調整量による減衰量が大き
な値に設定されている場合にメインボリウムを絞
つた場合でもデイジタル信号処理の前段側での信
号レベルの低下が抑えられるため、デイジタル信
号処理でのS/Nの劣化が防止される。 〔実施例〕 以下この発明の実施例を説明する。 第1図において、ソース入力端子4(ソース信
号入力手段)からは、各入力ソースが導かれ、イ
ンプツトセレクタ5(ソース信号選択手段)に入
力される。マイクロコンピユータ6は、ソース選
択キー25(ソース信号選択操作手段)によるソ
ース選択データに基づきインプツトセレクタ5か
ら対応するソース信号を選択出力する。選択され
たソース信号はVCA(アナログ入力の場合)やデ
イジタルボリウム(デイジタル入力の場合)等の
レベル制御手段7(第1のレベル制御手段)を介
してデイジタル信号処理回路23にてデイジタル
信号処理が施され、レベル制御手段8(第2のレ
ベル制御手段)を介して出力される。このとき、
マイクロコンピユータ6において演算手段6aは
プリセツトレベルメモリ9(入力レベル記憶手
段)に記憶された各入力ソースごとの入力レベル
調整量設定値の中から選択されたソースに関する
データを読み出し、この値とメインボリウム等2
7(利得調整操作子)の操作量とを演算してレベ
ル調整量(総合利得)を求め、これを指令値とし
て利得調整制御手段6bに入力する。利得制御調
整手段6bはこの指令値に対応した出力レベルと
なるようにレベル制御手段7,8のゲインを適宜
の配分で調整する(レベル制御手段7,8が
VCAの場合は、利得調整制御手段6bから出力
される指令値をD/A変換器13でD/A変換し
て制御電圧としてVCA7,8に与える。)これに
より、プリセツトレベルメモリ9に入力ソースご
との信号レベルのアンバランスを補正する値が記
憶されていれば、入力ソースを切換えても常に等
しい出力レベルとなり、マスタボリウムを調整す
る必要がなくなる。 なお、プリセツトレベルメモリ9に入力レベル
調整量設定値を記憶する方法としては、例えば次
の方法が考えられる。 各ソース共通の設定用のボリウムを別に設
け、メインボリウムを一定にした状態で入力ソ
ースを切換えてそのつど他の入力ソースと同じ
レベルとなるように設定用ボリウムを調整し、
その調整量をそのソースについての設定値とし
てメモリキー等を押して(あるいはメモリキー
は用いずに、設定用ボリウムの調整終了から所
定時間経過後に自動的に記憶されるようにし
て)記憶する方法など。 設定用のボリウムを設けず、メインボリウム
で各入力ソース相互に同じレベルとなる操作量
を求め、そのつどメモリキー等を押して、ある
入力ソースを基準としたその操作量の差を記憶
する方法。 なお、入力レベル調整量設定値は任意に更新す
ることができる。 次に、この発明をコントロールアンプに適用し
た一実施例について説明する。このコントロール
アンプでは、後述するように、前面パネルのイン
プツトレベル設定キー88(第4図参照)で入力
レベル調整が行なわれ、その設定値は内部回路の
RAM402(第8C図参照)に記憶される。ま
た、レベル制御は、入力レベル調整量やメインボ
リウム調整量等を総合判断してVCA26,32、
デイジタルボリウム49、D/A変換回路56,
58内デイジタルボリウム(第2図参照)で行な
われる。 はじめに、このコントロールアンプの概要を第
2図に示す。このコントロールアンプでは、第9
図にリスニングルームの平面図を示すように、左
右2チヤンネルのメインスピーカa,bにメイン
信号を供給するための経路(アナログストレート
経路12、デイジタルループ14、デイジタルス
トレート経路18の3経路)と、前後左右4チヤ
ンネルの音場効果用スピーカc,d,e,f(c,
dはメインスピーカa,bを代用可)に音場効果
信号を供給するための音場効果経路22と、メイ
ンスピーカa,bの中央に配置されたテレビモニ
タgに映像信号を供給するための映像信号経路2
4を有している。各経路について説明する。 アナログストレート経路12 アナログソース10の信号を増幅してそのまま
出力する経路である(左右2チヤンネル)。これ
は、アナログソース10の信号についてトーンコ
ントロール等を行なわない場合に利用される。 アナログソース10の信号は、入力端子11か
ら入力され、VCA26、出力選択回路28(ア
ナログストレート経路12から出力するかデイジ
タル経路15(デイジタルループ14またはデイ
ジタルストレート経路18)から出力するかを選
択)、モード選択回路(ステレオ出力かモノラル
出力かを選択)30、VCA32、バツフアアン
プ34を介してメイン信号出力端子36に導かれ
る。メイン信号出力端子36(左右2チヤンネ
ル)は、パワーアンプのメイン信号左右入力端子
に接続される。 なお、アナログソース10は、録音ソース信号
として、アナログ録音出力端子38に導かれる。 デイジタルループ14 アナログソース10の信号をデイジタル信号に
一旦変換して、トーンコントロール等のデイジタ
ル信号処理をした後アナログ信号に戻して出力す
る経路である。これは、アナログソース10の信
号についてトーンコントロール等を行なう場合に
用いられる。 アナログソース10の信号は、VCA26を介
してデイザ回路内蔵のA/D変換回路40でデイ
ジタル信号に変換された後、デイジタルイコライ
ザ42に入力される。デイジタルイコライザ42
はデイジタルイコライザ用プロセツサで、バンド
バパス特性を有する3バンドパラメトリツクイコ
ライザで構成され、分割したバンドごとに中心周
波数、Q、レベルを任意に設定することができ
る。また、ローカツト、ハイカツトの各カツトオ
フ周波数およびそれらのスロープの勾配(減衰
率)を任意に設定することができる。 デイジタルイコライザ42でトーンコントロー
ルされた出力は4倍オーバサンプリングデイジタ
ルフイルタ44、D/A変換回路46、出力選択
回路28、モード選択回路30、VCA32およ
びバツフアアンプ34を介してメイン信号出力端
子36に出力される。 デイジタルストレート経路18 デイジタルソース16の信号を入力端子17か
ら入力し、デイジタル信号処理した後アナログ信
号に変換して出力する経路である。 デイジタルソース16の信号は、デイジタル
I/Oレシーバ48に入力される。デイジタル
I/Oレシーバ48は、入力されたデイジタルソ
ース16の信号と後段回路をインターフエイスす
る回路である。このデイジタルI/Oレシーバ4
8は、内部にPLL回路を持ち、デイジタルソー
ス16のサンプリング周波数(例えばCD(コンパ
クトデイスク)の場合44、1kHz、DAT(デイ
ジタルオーデイオテープレコーダ)の場合48k
Hz)に自動的に追従し、デイジタルソース信号1
6の有無、エラーの有無検出(パリテイチエツ
ク)、サブコードの出力等を行なう。 なお、同一の入力ソースからアナログとデイジ
タルの両方で信号が入力された場合(例えば、
CDやDAT,VDPの場合)は、デイジタルI/
Oレシーバ48は高品位であるデイジタルソース
16を自動的に選択してデイジタルイコライザ4
2に出力し、アナログソース10のデイジタルル
ープ14は遮断する。これにより、入力ソースの
CDやDAT内のデイジタル処理回路(D/A変換
器等)の特性が悪くてもそれを用いずにこのコン
トロールアンプ内の高精度のデイジタル処理回路
を用いることができ、高品質のアナログ最終出力
を得ることができる。 デイジタルI/Oレシーバ48で受け入れられ
たデイジタル信号はデイジタルボリウム49、デ
イジタルイコライザ42、4倍オーバサンプリン
グデイジタルフイルタ44、D/A変換回路4
6、出力選択回路28、モード選択回路30、
VCA32およびバツフアアンプ34を介してメ
イン信号出力端子36に導かれる。 なお、デイジタルソース16の信号は、録音ソ
ース信号としてデイジタル録音出力端子50に導
かれる。 以上まとめると、3種類のメイン信号用経路1
2,14,18は次のように使い分けられる。
【表】 音場効果経路22 デイジタル化されたソースをサウンドフイール
ドプロセツサ20に入力して音場効果音を創生
し、これをアナログ信号に変換して出力する経路
である。 この音場効果は、前記第3図のように、実際の
ホールや教会、スタジオなどの舞台でインパルス
信号を出し、リスニング・ポイントに四方から到
来するたくさんの初期反射波群をリスナー席に置
かれた4点(すなわち4チヤンネル)マイクでと
らえ、そのデータからデイジタル処理によつて仮
想音源分布を到来方向ごとに記憶しておき、再生
時これを呼び出し、これにソース信号を乗せ、測
定時と相似の音場を再現させるようにしたもので
ある(詳しくは特願昭60−99244号明細書参照)。 この方式の特徴は、反射音の方向を一般のプロ
セツサのようにスピーカの配置方向だけで出すの
ではなく、4個のスピーカ(第9図c,d,e,
f)を使つて数多くの反射音の方向、遅延量、レ
ベルを空間立体としてシミユレーシヨンする方式
であることで、そのため4個のスピーカc,d,
e,fは部屋の四隅に置くというパターンをとつ
ている。 したがつて、サウンドフイールドプロセツサ2
0は、ソースに含まれた成分を利用して録音時の
音場パターンを作り出すというよりは、前もつて
記憶させた完成ずみの数々の音場パターンの中か
ら目的に近いものを選んで引き当てようというも
ので、例えば初期反射波群として88本(スピーカ
1本あたり22本)程度の上方を記憶しておけば、
種々のホールと相似の音場がリスニングルームで
忠実に再現される。 サウンドフイールドプロセツサ20は、音場効
果用に初期反射音情報として予め設定されメモリ
に記憶された16個のフアクトリプログラムとユー
ザがフアクリプログラムのパラメータを変更して
作成した16個のユーザプログラムのうちユーザが
選択した1つのプログラムに基づいてデイジタル
イコライザ42の出力との畳み込み演算等を行な
つて音場効果音を創成し、フロント側の信号とリ
ア側の信号ごとに(それぞれ左右チヤンネルは時
分割処理)4倍オーバーサンプリングデイジタル
フイルタ52,54、デイジタルボリウム付き
D/A変換回路56,58を介して、音場効果出
力端子60,62に出力する。音場効果音出力端
子60,62はパワーアンプの音場効果用入力端
子(4チヤンネル)に接続される。この音場効果
経路22は、デイジタルイコライザ42がオフし
ても生かされている(フラツトな特性の信号を入
力して音場効果信号創生)。 映像信号経路24 映像ソース60の信号を入力端子61から入力
し、そのまま映像録画出力62やモニタ出力64
に導く経路である。 ここで、第2図のコントロールアンプにおける
音量調節の利得配分を第10図に示す。各経路に
ついて説明する。 (1) アナログストレート経路12、デイジタルル
ープ14 VCA26+VCA32が入出力間の総合利得と
なる。VCA26はこれらの経路12,14の定
格利得Gとして、最大利得+20dBの利得を有し、
+20〜0dBの範囲でアツテネートされる。 VCA32は最大ゲイン0dBで、0〜−∞dBの
範囲でアツテネートされる。 VCA26,32は、第11図に示すように、
総合利得が+20dB(最大音量)から0dB(入出力
間の利得1)の範囲では、VCA26が働き、
VCA32はスルー(利得1)となる。また、総
合利得が0dB〜−∞dBの範囲では、VCA26は
スルー(利得1)となり、VCA32が働く。し
たがつて、デイジタルループ14においては、第
12図に示すように、音量を大きく設定した場合
(総合利得が+20〜0dB)は、A/D変換回路4
0やD/A変換回路46の後段にゲインがない
(利得1)ので、それらの残留ノイズ(A/Dの
量子化ノイズやD/Aの誤差ノイズ)は増大しな
い。 また、音量を小さく設定した場合(総合利得0
〜−∞dB)は、デイジタル処理回路(A/D変
換回路40、デイジタルイコライザ42、D/A
変換回路46)には利得1で信号が入力されるの
で、このデイジタル処理回路で残留ノイズが発生
してもS/Nは悪化しない。また、デイジタル処
理回路の後段で減衰が行なわれるので、その残留
ノイズレベル自体減衰されて出力される。 (2) デイジタルストレート経路18 デイジタルボリウム49+VCA32が入出力
間の総合利得となる。デイジタルボリウム49は
この経路18の定格利得Gとして、最大利得+
20dBの利得を有し、+20〜0dBの範囲でアツテネ
ートされる。 VCA32は前述のように、最大利得0dBで、
0〜−∞dBの範囲でアツテネートされる。 デイジタルボリウム49、VCA32は、第1
1図に示すように、総合利得が+20dB(最大音
量)から0dB(入出力間利得1)の範囲では、デ
イジタルボリウム49が働き、VCA32はスル
ー(利得1)となる。また、総合利得が0dBから
−∞dBの範囲では、デイジタルボリウム49は
利得1となり、VCA32が働く。 したがつて、デイジタルストレート経路18に
おいては、第12図に示すように、音量を大きく
設定した場合(総合利得+20〜0dB)は、デイジ
タルイコライザ42やD/A変換回路46の後段
にゲインがない(利得1)ので、それらの残留ノ
イズ(D/Aの誤差ノイズ)は増大しない。 また、音量を小さく設定した場合(総合利得0
〜−∞dB)は、デイジタルイコライザ42や
D/A変換回路46には0dBで信号が入力れるの
で、これらの回路42,46で残留ノイズが発生
しても、S/Nは悪化しない。また、これらの回
路42,46の後段で減衰が行なわれるので、そ
れらの残留ノイズレベル自体減衰されて出力され
る。 (3) 音場効果経路22 アナログソース10の場合には、VCA26+
D/A56,58内のデイジタルボリウムが、ま
たデイジタルソース16の場合にはデイジタルボ
リウム49+D/A56,58内のデイジタルボ
リウムがそれぞれ入出力間の総合利得となる。
VCA26またはデイジタルボリウム49はこの
経路22の定格利得Gとして、それぞれ最大利得
+20dBの利得を有し、+20〜0dBの範囲でアツテ
ネートされる。 D/A変換回路56,58内のデイジタルボリウ
ムは最大利得0dBで、0〜−∞dBの範囲でアツ
テネートされる。 VCA26またはデイジタルボリウム49と
D/A56,58内のデイジタルボリウムとは、
第11図に示すように、総合利得が+20dB(最大
音量)から0dB(入出力間の利得1)の範囲では、
VCA26またはデイジタルボリウム49が働き、
D/A変換回路56,58内のデイジタルボリウ
ムはスルー(利得1)となる。また、総合利得が
0dBから−∞dBの範囲では、VCA26またはデ
イジタルボリウム49はスルーとなり、D/A変
換回路56,58内のデイジタルボリウムが働
く。 なお、各経路の総合利得は、メインボリウム、
左右バランスボリウム、オーデイオミユーテイン
グ、インプツトレベル調整(以上メイン、音場効
果の両信号に作用)、メイン信号ミユーテイング
(メイン信号のみに作用)、音場効果信号ミユーテ
イング、音場効果前後バランス、音場効果信号レ
ベル(以上音場効果信号のみに作用)等の音量調
整操作手段(各々の内容については後述する。)
の調整量を総合判断してマイクロコンピユータで
求められる。そして、マイクロコンピユータはそ
の総合利得が得られるように前記各音量調整手段
(VCA26,32、デイジタルボリウム49、
D/A変換回路56,58)の利得配分を定め
て、各々の利得を制御する。 次に、以上説明した第2図のコントロールアン
プの詳細について説明する。 第4図は、第2図のコントロールアンプの前面
パネルを示したものである。各部について説明す
る。 (1) パワースイツチ70 このコントロールアンプの電源スイツチで、オ
ンするとLED(発光ダイオード)インジケータ7
2が点灯する。パワースイツチ70をオンする
と、このコントロールアンプの各部はパワーオフ
前の設定状態に戻る。 (2) オペレーシヨンロツクオン/オフキー73 前面パネルキーによるデイジタルイコライザや
サウンドフイールドプロセツサのパラメータ設定
操作を可能としあるいは不能とするためのキーで
ある。オンするとオペレーシヨンロツクとなつ
て、パラメータの設定操作が不能になる(ただ
し、リモコンによるパラメータ設定操作は受付け
る。)。これによりユーザがリモコン操作で利用し
ているときに子供等にいたずらにパネル上のキー
を操作されて設定値が変更されるのを防止でき
る。また、オフするとロツクが解除されて、前面
パネルによるパラメータの設定操作が可能(リモ
コンによる操作も可能)となる。 (3) インプツトセレクタ74 このコントロールアンプに接続された入力ソー
スを選択するもので、タクトスイツチで構成され
るセレクタキー74−1乃至74−11を具えて
いる。各セレクタキー74−1乃至74−11を
押すことにより、次の入力ソースがそれぞれに選
択される。 74−1:コンパクトデイスクプレーヤ(CD) 74−2:デイジタルオーデイオテープレコー
ダ1(DAT1) 74−3:デイジタルオーデイオテープレコー
ダ2(DAT2) 74−4:レコードプレーヤ(PHONO
AMP) 74−5:チユーナ(TUNER) 74−6:アナログオーデイオテープレコーダ
1(TAPE1) 74−7:アナログオーデイオテープレコーダ
2(TAPE2) 74−8:ビデオデイスクプレーヤ1(VDP1) 74−9:ビデオデイスクプレーヤ2(VDP2) 74−10:ビデオテープレコーダ1(VTR1) 74−11:ビデオテープレコーダ2(VTR2) 各インプツトセレクタキー74−1乃至74−
11にはLEDインジケータ76−1乃至74−
11が隣接して設けられ、選択された入力ソース
のものは緑色に点灯する。またここで、選択され
た入力ソースの信号がデイジタルの場合は、
LEDインジケータ78が点灯し、デイジタル入
力が選択されていることが示される。 (4) レコードアウトキー80 入力ソースの信号をこのコントロールアンプに
接続された各録音機器(DAT1,DAT2,
TAPE1,TAPE2,VCR1,VCR2)に録音ソー
ス信号として出力するキーである。このキー80
をオンすると、LEDインジケータ82が5秒間
点滅する。そして、この5秒間における操作によ
つて、下記の各動作モードが設定される。 (a) LEDインジケータ82が点滅している間に
インプツトセレクタ74を操作すると、押され
たキーに対応する入力ソースの信号が上記各録
音機器に供給される(ただし、選択された入力
ソース自身へは供給されない。)。したがつて、
録音機器側で録音操作を行なえば、この入力ソ
ースの信号が録音される。なお、このとき
LEDインジケータ76−1乃至76−11の
うちインプツトセレクタ74で選択された入力
ソースものが赤色に点灯し(LEDインジケー
タ76−1乃至76−11は、緑色と赤色の2
色LEDで構成されている。)その入力ソースか
らの信号が録音ソース信号として出力されてい
ることが示される。 なお、通常のスピーカ等再生用に用いる入力
ソースと、録音用信号として用いる入力ソース
とは独立に選択でき、ある入力ソースからの音
楽を楽しみながら、その間に他の入力ソースか
らの信号を録音機器に録音することができる。 (b) インプツトセレクタキー74を操作せずに、
レコードアウトキー80を再度押すと、録音ソ
ース信号の出力が停止され、いずれの録音機器
にも供給されなくなる。LEDインジケータ7
6−1乃至76−11の赤色も消灯する。 (c) レコードアウトLEDインジケータ82が点
滅している5秒以内にインプツトセレクタ7
4、レコードアウトキー80のいずれも操作し
なければ、それ以前に最後に録音ソース信号と
て選択されていた入力ソースが再度各録音機器
に供給され、LEDインジケータ76−1乃至
76−11のうちの対応するものが赤色に点灯
する。これは、前回と同じ入力ソースからの信
号を録音する場合に、いちいちインプツトセレ
クタ74を操作しなくてもその信号を選択でき
るようにして、録音ソース信号の選択操作を簡
略化したものである。 (5) モードキー84 メイン信号をステレオで出力するかモノラルで
出力するかを選択するものである。モノラル選択
時は、LEDインジケータ86が点灯する。 (6) インプツトレベル設定キー88 この発明における入力レベル調整を行なうもの
で、シーソー式のスイツチで構成される。 インプツトセレクタ74で入力ソースを選択し
た状態でインプツトレベル設定キー88の左側を
押すと、音量はアツプし、右側を押すとダウンす
る。音量は0.2dBステツプで0dBを初期値として
0〜−6dBの範囲で変化する。このとき、16行2
ラインLCD(液晶表示器)90に第5図のよう
に、インプツトレベル設定操作が行なわれている
こと、設定操作をしている入力ソース名、レベル
設定値がそれぞれ表示され、設定した値がリアル
タイムにメモリに記憶される。この設定値の記憶
はパワースイツチ70をオフしても保持される。
インプツトレベル設定キー88を離すと5秒後に
インプツトレベル設定モードが解除される。 インプツトセレクタ74で入力ソースを選択し
た状態でインプツトレベル設定キー88の左側を
押すと、音量はアツプし、右側を押すとダウンす
る。音量は0.2dBステツプで0dBを初期値として
0〜−6dBの範囲で変化する。このとき、16行2
ラインLCD(液晶表示器)90に第5図のよう
に、インプツトレベル設定操作が行なわれている
こと、設定操作をしている入力ソース名、レベル
設定値がそれぞれ表示され、設定した値がリアル
タイムにメモリに記憶される。この設定値の記憶
はパワースイツチ70をオフしても保持される。
インプツトレベル設定キー88を離すと5秒後に
インプツトレベル設定モードが解除される。 インプツトセレクタ74で入力ソースを選択す
ると、その入力ソースについて設定されたインプ
ツトレベルが読み出されて、各音量調整手段(第
2図のVCA26,32、デイジタルボリウム4
9、D/A変換回路56,58内のデイジタルボ
リウム)が制御されて、メインボリウム94のオ
フセツトを設定し、入力ソースごとにソース信号
レベルのばらつきを補正する。 これにより、インプツトセレクタ74で入力ソ
ースを切換えても、メインボリウム94を調整す
ることなく、各入力ソースとも同じ音量にするこ
とができる。 (7) ミユーテイングキー92 音量を−20dB減衰させるオーデイオミユーテ
イングキーである。 ミユーテイングオンで、LEDインジケータ9
3が赤に点灯する。ミユーテイングオンとなる
と、各音量調整手段が制御されて、オーデイオミ
ユーテイングが行なわれる。 インプツトセレクタ74の選択を切換えた場合
にも、0.2秒間このオーデイオミユーテイングが
自動的に働いて、切換前の入力ソースに対してフ
エードアウト、切換後の入力ソースに対してフエ
ードインがかかり、切換時に雑音が出力されるの
を防止している。 (8) メインボリウム94(利得調整操作子) 直流定電圧を分圧する可変抵抗器が連結されて
おり、回動量に応じてこの可変抵抗器から出力さ
れる直流電圧値が変化する。この電圧値をA/D
変換してマイクロコンピユータ(利得調整制御手
段)にて回動量→dBに変換後、他の音量調整操
作手段(利得調整操作子)の設定量(バランス調
整ボリウム96、ミユーテイングキー92、イン
プツトレベル設定キー88によるインプツトレベ
ル設定量)と演算を行ない、総合利得を求めこの
総合利得から各音量調整手段(VCA26,32、
デイジタルボリウム49、D/A変換回路56,
58内のデイジタルボリウム)の利得配分を求
め、dB→Vc(VCAの制御電圧)、dB→ステツプ
信号(デイジタルボリウムの制御信号)に変換
し、それぞれ利得制御して、音量調整を行なう。 メインボリウム94にはモータが連結され、リ
モコン操作による音量調節も可能となつている。 (9) バランス調整ボリウム96 メイン信号および音場効果信号の左右のバラン
ス調整用ボリウムである。その調整量はA/D変
換後マイクロコンピユータによつて処理され、前
記各音量調整手段を調整して左右バランスが調整
される。 (10) デイジタルイコライザパラメータ設定部10
0 デイジタルイコライザ42(第2図)のパラメ
ータの設定を行なう部分である。ここでは、第6
図に示すように、帯域を低、中、高の3バンドに
分けて、各帯域について中心周波数LMH
レベル、Qを設定できる。また、ローカツトおよ
びハイカツトのカツトオフ周波数Cおよびスロー
プを設定できるようになつている。 各帯域の中心周波数LMHは、1/6octステ
ツプでそれぞれ次の範囲で設定できる。L :20〜500HzM :100〜5kHzH は:1k〜20kHz ただし、LMHの条件で設定される。 レベルは各帯域とも0.1dBステツプで−6〜+
6dBの範囲で設定される。 Qは、各帯域とも0.7,1.0,1.4,2.0,3.0のい
ずれかに設定される。 ローカツトおよびハイカツトの周波数Cはそれ
ぞれ20〜200Hz、5k〜18kの範囲で設定され、ま
たそのスロープの勾配は12,18,24dB/octのい
ずれかに設定される。 第7図はデイジタルイコライザパラメータ設定
部100を拡大して示したものである。このパラ
メータ設定部100は下部に操作部101、上部
に表示部102が配置されている。 表示部102は、上記各パラメータの設定値を
表示するもので、バツクライト付LCDで構成さ
れる。この表示器102は、3分割された帯域の
パラメータのうち、各中心周波数LMHはス
ケール上のグラフイツク表示とし、レベルとQは
数値表示としている。総合周波数特性を完全にグ
ラフイツク表示するには膨大な量の演算を行なう
必要があるので、これを簡便に表示するようにし
たもので、次の〜を考慮して上記の構成とし
ている。 中心周波数は、3バンドに帯域分割している
ため、相互の位置関係を知る上で、スケール上
のグラフイツク表示が好ましい。 レベルは、数値表示でも従来からなじみがあ
り、認識理解が容易である。 Qは一般には理解されにくく、認識できれば
特性再現の目的には充分である。 このような表示部102の構成により、簡便
に、使いやすくわかりやすい周波数コントロール
特性を表示することができる。 表示部102において、上部の周波数スケール
104は、各バンドにおける中心周波数LM
Hの設定値を表示するもので、周波数スケール1
04の上方に一列に配列された▼印104aのう
ち、設定された周波数LMHの位置が3箇所
表示される。 数値表示のうち、左部105には、上段にロー
カツト周波数、下段にそのスロープ(12,18,
24dB/octのいずれか)がそれぞれ表示される。
中央部106には、上段にレベル、下段にQが左
から低域、中域、高域についてそれぞれ表示され
る。右部108には、上段にハイカツト周波数、
下段にスロープ(12,18,24dB/octのいずれ
か)がそれぞれ表示される。 操作部101は、パラメータの設定を行なうた
めのタクトスイツチで構成された次の各種キーを
具えている。 イコライザオン/オフキー110 デイジタルイコライザ42の機能をオン/オフ
するためのキーである。このキー110がオフさ
れると、デイジタルイコライザ42は特性がフラ
ツトになる。また、アナログソース10が入力さ
れている場合は、メイン信号の経路としてアナロ
グストレート経路12が生かされる(第2図)。
なお、オフされてもオフされる前のパラメータ値
はメモリに保持される。また、このキー110が
オフされるとサウンドフイールドプロセツサ20
がオフされているとき(音場効果オン/オフキー
135(第4図)による。)は、表示部102の
表示は消え、バツクライトも消える。このときの
状態を第16図に示す。また、サウンドフイール
ドプロセツサ20がオフされているとき、周波数
スケール104のみが表示される(上部の▼印1
04aはいずれも表示されないので特性がフラツ
トであることが示される。)。 イコライザオン/オフキー110がオンされる
と(他のイコライザ関連キー112,114等の
操作によつてもオンする。)、各パラメータがオフ
する前の状態に復帰する。 周波数キー112、Q/スロープキー114 設定モードを選択するキーで、それぞれ中心周
波数の設定、Qまたはスロープの設定を行なうと
きに押す。いずれも押さなければレベル設定モー
ドとなる。 アツプ/ダウンキー116 各設定値のアツプ/ダウンを行なうキーで、右
側を押せばアツプし、左側を押せばダウンする。 ローカツトキー118 ローカツトの特性を設定するキーで、このキー
118を押した後周波数キー112を押してアツ
プ/ダウンキー116を操作すれば、ローカツト
周波数が設定される。また、ローカツトキー11
8を押した後Q/スロープキー114を押してア
ツプ/ダウンキー116を操作すれば、ローカツ
トのスロープが設定される。 ローカツトキー118はトグル式である。すな
わち押圧ごとにオン/オフとなる。オフのときは
ローカツトのスロープはフラツトになり、表示部
105の表示も消える。また、アツプ/ダウンキ
ー116の操作も受け付けなくなる。オフからオ
ンにすると前の設定値が表示される。 ローキー120、ミツドキー122、ハイキ
ー124 3分割された帯域の特性を設定するときに用い
るキーで、それぞれ低域、中域、高域に対応して
いる。ローキー120を押してアツプ/ダウンキ
ー116を操作すれば、低域のレベルが設定され
る。ローキー120を押した後周波数キー112
を押してアツプ/ダウンキー116を操作すれば
低域の中心周波数Lが設定される。また、ローキ
ー120を押した後Q/スロープキー114を押
してアツプ/ダウンキー116を操作すれば低域
のQが設定される。 中域、高域についても、ミツドキー122,1
24をそれぞれ押して同様の操作をすれば各パラ
メータの設定が行なえる。 ハイカツトキー126 ハイカツトの特性を設定するキーで、ローカツ
トキー118と同様の操作により、ハイカツト周
波数とスロープが設定される。また、オフすれば
ハイカツトのスロープはフラツトになり、アツ
プ/ダウンキー116の操作を受け入れなくな
り、表示部108の表示も消える。(オフ前の設
定値はメモリに保持される)。 (11) 音場効果操作部130 音場効果プログラムの呼び出し、パラメータの
変更等を行なう部分で、2つの表示部132,9
0と各種操作キーを具えている。 表示部132は、サウンドフイールドプロセツ
サ20(第2図)に記憶されているフアクトリプ
ログラム、ユーザプログラムそれぞれ16種の音場
効果プログラムナンバ(1〜16)およびそのプロ
グラムがフアクトリプログラムかユーザプログラ
ムかの区別を表示するもので、LEDで構成され
ている。 表示部90は、呼び出されたプログラム名、パ
ラメータの設定値等を表示するもので、LCDで
構成されている。 音場効果操作部130の各種キー(すべてタク
トスイツチ)について説明する。 メインミユートキー132 メイン信号の出力をオン/オフするキーで、ト
グル式である。ミユート時はLEDインジケータ
134が点灯する。 エフエクトミユートキー136 音場効果信号の出力をオン/オフするキーで、
トグル式である。ミユート時はLEDインジケー
タ138が点灯する。 音場効果オン/オフキー135 音場効果音の創生処理をオン/オフするキーで
ある。オンすれば音場効果音が創生され、オフす
れば音場効果音が創生されなくなる(オフする前
の状態は保持する。)。オフ状態からオンすれば
(他の音場効果関連キー140,144,146
等によつてもオンすることができる。)、オフする
前の状態に復帰する。 オフのとき、前記デイジタルイコライザ42も
オフ(イコライザオン/オフキー110で操作)
していれば、表示部90は何も表示されなくな
り、デイジタルイコライザ42がオンしていれ
ば、表示部90に「DSP OFF」(「DSP」はサウ
ンドフイールドプロセツサ20を意味する。)と
表示される。 パラメータ選択キー140 音場効果のパラメータを変更する場合にパラメ
ータの種類を選択するキーで、キーを押すごとに
パラメータの種類が順送りで選択される。音場効
果のパラメータとしては、例えば次のものが用意
されている。 ○イ ルームサイズ 部屋の寸法に相当するパラメータで、大きい値
ほど大きな空間になる。初期反射音の時間軸を引
き伸ばしたり、縮めたりする。 ○ロ ライブネス 初期反射音の減衰特性の値で大きな値ほど減衰
時間が長くなつてライブになる。 ○ハ イニシヤルデイレイ 直接音と反射音が始まるまでの時間差を変化さ
せる。これは直接音と音場内の聴取点の位置関係
を決める重要なパラメータである。この値を小さ
くすれば再現する音場(例えば教会内)の壁側に
感じられ、大きくすれば、壁との距離間が出る。
最適値はソース、初期反射音データ、メインスピ
ーカと音場効果用スピーカとの位置関係の3つに
よつて異なるが、微妙な調整によりステージ上音
像から周囲音場へのつながり具合をコントロール
できる。 ○ニ ハイパスフイルタ 低い周波数を6dB/octでカツトする。スルー
から1kHzまで32ステツプの周波数に設定する。 ○ホ ローパスフイルタ 高い周波数を6dB/octでカツトする。スルー
から1kHzまで36ステツプの周波数に設定する。 エフエクトレベル設定モードキー142 音場効果音レベルの設定を行なうためのキーで
ある。メイン信号とのバランスを調整するのに用
いられる。 エフエクト前後バランス設定モードキー14
4 音場効果音の前後の音量バランスの設定を行な
うためのキーである。 アツプ/ダウンキー146 パラメータ選択キー140、エフエクトレベル
設定モードキー142、エフエクト前後バランス
設定モードキー144でモードを選択し、パラメ
ータの設定、音場効果音のレベル設定、音場効果
音の前後バランスの設定を行なうものである。左
側を押せば設定値はダウンし、右側を押せば設定
値はアツプする。 例えば、パラメータ選択キー140を操作すれ
ばパラメータ選択モードとなり、このキー140
でさらに順送りでパラメータを選択してアツプ/
ダウンキー146を操作することにより、それぞ
れのパラメータの値が設定される。また、エフエ
クトレベル設定モードキー142を操作すれば、
エフエクトレベル設定モードとなり、アツプ/ダ
ウンキー146を操作することにより、音場効果
音レベルが設定される。また、エフエクト前後バ
ランス設定モードキー144を押せばエフエクト
前後バランス設定モードとなり、アツプ/ダウン
キー146を操作することにより、音場効果音の
前後音量バランスが設定される。 これらの設定の際、表示部90は設定モード名
と設定値を表示する。前後バランスの表示はバー
グラフで表示され、他の設定値は数値で表示され
る。 タイトルエデイツトキー148 ユーザプログラムの名称を設定するためのキー
である。このキー148をオンすると表示部90
にカーソルが現われ、さらにこのキー148を押
すごとにカーソルが移動する。そして、アツプ/
ダウンキー146によりカーソル上のキヤラクタ
が変化し、この操作をやめて所定時間経過後ある
いは、他のキーを操作すると、設定されたプログ
ラム名が記憶され、このモードは解除される。 プログラムキー150 16種のフアクトリプログラムと16種のユーザプ
ログラムのうちの1つを選択するキーである。16
個のキーを有し、それぞれフアクトリプログラム
とユーザプログラムが1種類ずつ割り当てられて
いる。選択されたプログラムナンバが表示部13
2に表示される。 プリセツトキー152 フアクトリプログラムを呼び出すためのキー
で、これを押すとプログラムキー150はフアク
トリプログラムの選択キーとなる。呼び出された
プログラム名は表示部9に表示される。 ユーザプログラムキー154 ユーザプログラムを記憶する場合にプログラム
ナンバを設定し、あるいは記憶されたユーザプロ
グラムを呼び出すためのキーで、これを押すとプ
ログラムキー150はユーザプログラムの選択キ
ーとなる。すなわち、ユーザプログラムの記憶を
行なうときは、プログラムキー150で押された
ナンバにそのユーザプログラムが記憶され、ユー
ザプログラムの呼び出しを行なうときは、プログ
ラムキー150で押されたナンバに記憶されたユ
ーザプログラムが呼び出される。記憶されあるい
は呼び出されたプログラム名は表示部90に表示
される。 なお、フアクトリプログラムが選択された状態
からユーザプログラムキー154が押されると、
その以前最後に選択されていたユーザプログラム
が読み出される。 また、ユーザプログラムが選択された状態から
プリセツトキー152が押されると、それ以前最
後に選択されていたフアクトリプログラムが読み
出される。 ユーザプログラムメモリキー156 ユーザが作つたユーザプログラム(フアクトリ
プログラムを呼び出しておいて、そのパラメータ
を変更して作られる。)を記憶するためのキーで
ある。これをオンすると、表示部132の
「PROG.NO.」の表示が点滅し、続いてプログラ
ムキー150のいずれかを押すことにより、その
プログラムナンバにユーザプログラム音場効果の
レベルや前後バランス、プログラム名等も組合わ
せて記憶される(そのナンバにおける前のユーザ
プログラムは消去される。)フアクトリプログラ
ムは音場効果のみに関するプログラムであるが、
ユーザプログラムは音場効果に関するプログラム
とそのときのデイジタルイコライザ42の設定内
容がセツトで記憶される。すなわち、フアクトリ
プログラムを呼び出してもデイジタルイコライザ
42の設定内容は変化しないが、ユーザプログラ
ムを呼び出した場合は、これを記憶した際のデイ
ジタルイコライザ42の設定内容も同時に呼び出
される。 次に、第2図中「第8A図示」、「第8B図示」、
「第8C図示」と示した各部の詳細例をそれぞれ
対応する図面に示す。 〔1〕 第8A図示 入力端子、出力端子および入力ソースと録音ソ
ース出力の選択回路等を具えた部分である。 入力端子は、デイジタル信号用17(左右チヤ
ンネル時分割入力)の5個と、アナログ信号用1
1a(右チヤンネル用)、11b(右チヤンネル用)
の各11個と、映像信号用61の4個を具えてい
る。また、録音(録画)ソース出力端子は、デイ
ジタル信号用50(左右チヤンネル時分割出力)
の2個と、アナログ信号用38a(左チヤンネル
用)、38b(右チヤンネル用)の各6個と、映像
信号用62の2個を具えている。 これら入力端子および録音(録画)ソース出力
端子に対して、各入力ソースは次表のように接続
がされる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、利得
調整をデイジタル信号処理の前段側と後段側に分
けて行ない、総合利得に応じて利得配分を変化さ
せるようにしたので、総合利得大きい値に設定す
る場合はデイジタル信号処理の前段で利得がかせ
がれ、後段はほぼ利得1となり、総合利得を小さ
い値に設定する場合はデイジタル信号処理の前段
の利得はほぼ基準値となつて、後段で減衰が行な
われる。 したがつて、総合利得を小さくしても、デイジ
タル信号処理の前段では信号レベルは落ちないた
め、デイジタル処理回路はほぼフルビツトに近い
状態で動作し、ここでのS/Nの悪化はほとんど
無視できる。また、デイジタル処理回路でのノイ
ズはその後段で絞り込まれるため、ノイズレベル
自体小さくなる。 また、総合利得を大きくした場合にもデイジタ
ル処理回路の前段での利得増加となり、やはりこ
こでのS/Nの悪化は最小限にとどめられ、さら
にはデイジタル処理回路の後段はほぼ利得1なの
でデイジタル処理回路で発生したノイズは増幅さ
れない。 また、この発明によれば、入力レベル調整量や
メインボリウム等の利得調整操作子の指示値を合
わせた総合利得を演算し、その演算値に応じて前
段側、後段側の利得配分を行なうようにしたの
で、レベル調整量による減衰量が大きな値に設定
されている場合にメインボリウムを絞つた場合で
もデイジタル信号処理の前段側での信号レベルの
低下が抑えられるため、デイジタル信号処理での
S/Nの劣化が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の基本的な実施例を示すブ
ロツク図である。第2図は、この発明を適用した
コントロールアンプの一実施例を示すブロツク図
で、第8A図、第8B図、第8C図に示す具体回
路の概要を示すものである。第3図は、実施例に
示すコントロールアンプ中に組み込まれている音
場効果方式の原理図である。第4図は、実施例に
湿すコントロールアンプの前面パネルの構成を示
す正面図である。第5図は、第4図の前面パネル
における表示部90の表示例を示す正面図で、イ
ンプツトレベル設定時のものである。第6図は、
第4図の前面パネルにおけるデイジタルイコライ
ザパラメータ設定部100で設定されるデイジタ
ルイコライザ42のフイルタ特性の一例を示すも
のである。第7図は、第4図の前面パネルにおけ
るデイジタルイコライザパラメータ設定部100
の拡大図である。第8A図、第8B図、第8C図
は、第2図に同図番で示す各部の詳細図である。
第9図は、この実施例に示すコントロールアンプ
が適用されるリスニングルームのスピーカ等の配
置例を示す平面図である。第10図は、実施例で
示すコントロールアンプ内のゲイン配分を示すブ
ロツク図である。第11図は、第10図のゲイン
配分を説明する線図である。第12図は、第10
図のゲイン配分によるノイズレベルを示す線図で
ある。第13図は、第8C図におけるデイザ付
A/D変換回路266の構成例を示すブロツク図
である。第14図は、第8C図におけるD/A変
換回路56の構成例を示すブロツク図である。第
15図は、第8C図におけるD/A変換回路46
の動作説明図である。第16図は、実施例で示す
コントロールアンプにおいてイコライザオン/オ
フキー110をオフしたときのデイジタルイコラ
イザパラメータ設定部100における表示の状態
を示す図である。第17図は、従来回路を示す回
路図である。第18図、第19図は、それぞれ従
来の利得調整回路を示すブロツク図である。 4……入力端子(ソース信号入力手段)、5…
…インプツトセレクタ(ソース信号選択手段)、
6a……演算手段、6b……利得調整制御手段、
7……レベル制御手段(第1のレベル制御手段)、
8……レベル制御手段(第2のレベル制御手段)、
9……プリセツトレベルメモリ(入力レベル記憶
手段)、23……デイジタル信号処理回路、25
……ソース選択キー(ソース信号選択操作手段)、
27……メインボリウム等(利得調整操作子)、
41……利得調整制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数種類のソース信号を入力する複数のソー
    ス入力手段と、 これらソース信号入力手段に入力された複数種
    類のソース信号のうちのいずれかを選択する操作
    をするソース信号選択操作手段と、 前記ソース信号入力手段に入力された複数種類
    のソース信号の中から前記ソース信号選択操作手
    段で選択操作されたソース信号を選択出力するソ
    ース信号選択手段と、 このソース信号選択手段から選択出力されるソ
    ース信号を入力してレベル調整を行なう第1のレ
    ベル制御手段と、 この第1のレベル制御手段から出力されるソー
    ス信号に対しデイジタル信号処理を施すデイジタ
    ル信号処理回路と、 このデイジタル信号処理回路から出力されるソ
    ース信号を入力してレベル調整を行なう第2のレ
    ベル制御手段と、 前記ソース信号ごとの入力レベル調整量設定値
    を記憶する入力レベル記憶手段と、 前記第1のレベル制御手段の入力と前記第2の
    レベル制御手段の出力との間の信号レベル伝達に
    おける総合利得を、利得1より大きい定格利得と
    利得1より極めて小さい最大減衰利得との間の任
    意の値に指示操作する利得調整操作子と、 前記ソース信号選択操作手段によるソース信号
    選択操作により前記入力レベル記憶手段から対応
    する入力レベル調整量設定値を読み出し、該設定
    値と前記利得調整操作子の指示値とを組み合わせ
    た総合利得を演算する演算手段と、 この演算手段で演算された総合利得が前記定格
    利得と利得1の間にある場合には、前記第2のレ
    ベル制御手段の利得をほぼ利得1に設定するとと
    もに、前記第1のレベル制御手段の入力と前記第
    2のレベル制御手段の出力との間の信号レベル伝
    達における総合利得が当該演算手段で演算された
    総合利得と一致するように前記第1のレベル制御
    手段の利得を設定する利得配分を行ない、前記演
    算された総合利得が利得1より小さい場合には、
    前記第1のレベル制御手段の利得をほぼ利得1に
    設定するとともに、前記第1のレベル制御手段の
    入力と前記第2のレベル制御手段の出力との間の
    信号レベル伝達における総合利得が当該演算手段
    で演算された総合利得と一致するように前記第2
    のレベル制御手段の利得を設定する利得配分を行
    なう利得調整制御手段と を具えることを特徴とする利得調整回路。
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