JPH0443893Y2 - - Google Patents

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JPH0443893Y2
JPH0443893Y2 JP1985044775U JP4477585U JPH0443893Y2 JP H0443893 Y2 JPH0443893 Y2 JP H0443893Y2 JP 1985044775 U JP1985044775 U JP 1985044775U JP 4477585 U JP4477585 U JP 4477585U JP H0443893 Y2 JPH0443893 Y2 JP H0443893Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、原稿を一定経路に沿つて循環しなが
ら露光走査を行なう原稿走査装置を有する複写機
のジヨブリカバリ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
複写機の機能の多様化に伴い、コピー枚数、コ
ピー用紙のサイズ、コピー濃度、縮率等のコピー
モードの設定は複雑化の傾向にあり、その設定に
も時間がかかり能率が悪い。そのため、先に搬入
された原稿の露光後、コピー用紙が排出される前
に、すなわち、その原稿を複写したコピー用紙が
用紙搬送路を走行中に、つぎの原稿に対するコピ
ーモードを変更可能とし、能率を上げることが考
えられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述の従来例では、つぎの原稿に対す
るコピーモードに変更した後で、先に搬入された
原稿に対するコピー用紙が排出される前に、紙づ
まりが発生すると、つぎの原稿に対するコピーモ
ード変更を取り消し、前記の原稿に対するコピー
モード設定、残りコピー枚数設定等を行わなけれ
ばならず、紙づまり発生時にはかえつて能率が低
下するだけでなく、誤認、誤操作を招く等の問題
があつた。
本考案は、上述の従来例の問題点を解決し、紙
づまりが発生した場合でも、容易に作業を続行す
ることができる複写機のジヨブリカバリ制御装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の複写機のジヨブリカバリ制御装置は、
原稿搬送装置により循環搬送される原稿の画像を
コピー用紙上に複写する複写機において使用され
る複写機のジヨブリカバリ管理装置であつて、少
なくとも各原稿に対するコピー枚数及び使用する
給紙トレイを含む複数の項目からなるコピーモー
ド情報を設定するコピーモード設定手段と、該コ
ピーモード設定手段により設定されたコピーモー
ド情報をコピーモード設定毎にメモリエリア内を
基準位置から順次転送させながら複数組記憶する
第1の記憶手段と、該第1の記憶手段の上記基準
位置に記憶されたコピーモード情報に従つて上記
複写機の複写動作を制御する手段と、上記複写機
のコピー用紙搬送経路に設けられ上記複写機に何
枚目のコピー用紙が給紙されているかを検出する
用紙センサと、該用紙センサから得られた用紙番
号を示すコピー用紙搬送情報を記憶する第2の記
憶手段と、上記給紙されたコピー用紙に対応する
上記コピーモード情報が記憶された第1の記憶手
段内の場所のデータを記憶する第3の記憶手段
と、上記コピー用紙搬送経路に設けられ紙づまり
を検出する手段と、該紙づまりを検出する手段に
より紙づまりが検出されたときに、上記第3の記
憶手段に記憶された場所のデータで示される紙づ
まりが発生したコピー用紙に対するコピーモード
情報を上記第1の記憶手段の上記基準位置に再設
定するとともに、上記第2の記憶手段に記憶され
ている上記コピー用紙搬送情報に基づいて複写済
みのコピー用紙の枚数を設定する手段と、再設定
されたコピーモード情報及び複写済みのコピー用
紙の枚数を表示する手段とを備えたことを特徴と
する。
〔作用〕
本考案においては、各原稿毎に設定されるコピ
ーモード情報がコピーモード設定毎にメモリエリ
ア内の基準位置から順次転送されながら第1の記
憶手段に複数組記憶される。複写機の複写動作は
この第1の記憶手段の基準位置に記憶されている
コピーモード情報に基づいて制御される。後から
別の原稿に対するコピーモード情報が設定される
と、この後のコピーモード情報は第1の記憶手段
の基準位置に記憶され、先のコピーモード情報は
隣のメモリエリアに転送される。
複写動作が行われてコピー用紙が給紙されると
何番目のコピー用紙が給紙されているのかが検出
され、コピー用紙の用紙番号を示すコピー用紙搬
送情報が第2の記憶手段に記憶される。また、現
在給紙しているコピー用紙に対応するコピーモー
ド情報が第1の記憶手段のどこに記憶されている
のかを示すデータが第2の記憶手段に記憶され
る。
後のコピーモード情報を設定した後に紙づまり
の発生が検出されたときには、先に設定されたコ
ピーモード情報が第1の記憶手段の基準位置に再
設定されるとともにこのコピーモード情報が表示
され、更に、このコピーモードにより複写された
コピー用紙の枚数が表示される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は、本考案によるジヨブリカバリ制御装
置のブロツク図を示す。図において、1はCPU
(central processing unit)、2はCPU1を制御
するためのプログラムが書き込まれたROM
(read only memory)、3は第4図および第5図
に示されるようなメモリエリアMA(1),MA
(2),MA(3),……,CTRCPY(0)〜(6),
RDCCTR(0)〜(6)および作業用の領域を有
するRAM(random access memory),4,5お
よび6はインターフエース、7はCPU1と各周
辺回路を接続するバスである。インターフエース
4には原稿検出センサS1,S2,S3および用
紙排出センサS4からの信号が供給され、インタ
ーフエース5からは、クラツチ8およびモータ9
に制御信号が供給され、インターフエース6にキ
ー入力装置10からの信号が供給されるととも
に、インターフエース6から表示装置11に信号
が供給される。
第2図はジヨブリカバリ制御装置の搬送系の概
略側面図を示す。図において12は前述のクラツ
チ8がオンしたときに、原稿を搬入する搬入ロー
ルを示し、この搬入ロール12の前後に原稿検出
センサS1およびS2が配置される。13は複数
のロールよりなる原稿搬送装置を示し、搬入ロー
ル12により搬入された原稿を露光部14まで搬
送し、露光サイクル時は原稿を原稿搬送装置13
の搬送経路aに沿つて所定回数循環させ、露光終
了時は、図示しない切り換え手段により、原稿を
搬送経路bに切り換え、原稿を原稿排出部15に
排出する。露光部14の原稿搬入側には原稿検出
センサS3が配置される。16は露光部14まで
搬送された原稿を露光する光源を示し、原稿から
の反射光は、ミラー17、レンズ18、ミラー1
9を介して感光体20に照射される。なお、感光
体20の周囲には周知のように、帯電装置21、
現像装置22、転写剥離装置23が配置される。
24,25はそれぞれ異なつたサイズのコピー用
紙が収納された第1および第2給紙トレイを示
し、図示しない切り換え手段により、設定された
コピーモードに応じて、所定の給紙トレイ24ま
たは25が選択され、所望のサイズのコピー用紙
が感光体20方向に搬送される。26は複数の搬
送ベルトよりなる用紙搬送装置を示し、転写定着
後のコピー用紙が用紙排出部27に排出される。
用紙搬送装置26の用紙排出部27側の端部には
用紙排出センサS4が配置される。
第3図は複写機のコントロールパネル28を示
し、その操作面には枚数セツトボタン10a、枚
数セツトボタン10aにより設定した枚数を取り
消すためのクリアボタン10b、給紙トレイ選択
ボタン10c,コピー濃度選択ボタン10dおよ
び縮率選択ボタン10eが設けられるともに、コ
ピーカウント表示部11a、セツトカウント表示
部11b,トレイ表示ランプ11c,濃度表示ラ
ンプ11dおよび縮率表示ランプ11eが設けら
れる。なおこれらのボタン10a,10b,10
c,10dおよび10eならびに表示部11a,
11b、ランプ11c,11dおよび11eは第
1図に示すキー入力装置10および表示装置11
に対応している。
第4図および第5図は、第1図に示すRAM3
内のメモリエリア割当図であり、コピーモード情
報、すなわち、各原稿に対応するセツト枚数、給
紙トレイ、コピー濃度および縮率等が第4図に示
すメモリエリアMA(1),MA(2)およびMA
(3)に記憶され、用紙の搬送情報は第5図に示
すメモリエリアCTRCPY(0)〜(6)および
RDCCTR(0)〜(6)に記憶される。なおメモ
リエリアCTRCPY(0)〜(6)には給紙された
用紙番号が記憶され、RDCCTR(0)〜(6)に
は給紙された用紙に対するコピーモード情報が記
憶されているメモリエリア番号が記憶される。な
おRAM3内には図示しないが複写した枚数(コ
ピーカウント)を記憶するメモリエリア
CPYCNTおよびセツト枚数(セツトカウント)
を記憶するメモリエリアSETCNTが設けられる。
以下、第1図及び第2図に示す複写機のジヨブ
リカバリ管理装置の動作についてROM2内に記
憶されているプログラムを、第6図〜第10図に
示すフローチヤートを参照して説明する。
なお第6図は原稿挿入制御サブルーチン、第7
図はサイクル制御サブルーチン、第8図は給紙制
御サブルーチン、第9図は排出処理サブルーチン
および第10図はジヨブリカバリ処理サブルーチ
ンを示し、これらのサブルーチンは、例えばメイ
ンルーチンから順次コールされることにより所定
の順序で実行される。なお図示を省略するが、こ
の他にキー入力サブルーチンも設けられている。
まず第6図に示す原稿挿入制御サブルーチン1
00について説明する。ステツプ101で複写機が
動作可能か否か判別し、複写機が動作可能なとき
はステツプ102に進み、複写機が動作不可能のと
きはステツプ116にジヤンプする。ステツプ102で
は原稿検出センサS1およびS2がオフになつて
いるか否か判別し、原稿検出センサS1およびS
2がオフになつているときは、ステツプ103でク
ラツチ8をオフとするとともに原稿挿入可フラグ
F1をオンとした後、ステツプ104に進み、原稿
検出センサS1およびS2のいずれかがオフでな
いときはステツプ104にジヤンプする。ステツプ
104では原稿検出センサS1がオンか否か判別し、
原稿検出センサS1がオンのときはステツプ105
に進み、オフのときはステツプ116にジヤンプす
る。ステツプ105では原稿挿入可フラグF1がオ
ンか否かを判別し、オンのときはステツプ106で
クラツチ8をオンにした後ステツプ107に進む。
原稿挿入可フラグF1がオフのときはステツプ
107にジヤンプする。ステツプ107では原稿検出セ
ンサS2がオンか否か判別し、原稿検出センサS
2がオンのときはステツプ108に進み、オフのと
きはステツプ116にジヤンプする。ステツプ108で
は前の原稿に対する露光が終了したか否か判別
し、前の原稿に対する露光がすでに終了している
ときは、ステツプ109でクラツチ8をオンとし、
ステツプ110で、メモリエリアMA(N)のコピー
モード情報をメモリエリアMA(N+1)へ順次
転送する。ただしNは1以上の整数である。つぎ
に、ステツプ111で挿入された原稿が最初の原稿
か否か判別し、最初の原稿であれば、ステツプ
112で CTRCPY(0)=1 とし、ステツプ113で RDCCTR(0)=1 とした後ステツプ116に進む。最初の原稿でない
ときはステツプ114でメモリエリアRDCCTR(0)
〜RDCCTR(6)のデータが“0”でないところ
すべてに“1”を加算した後ステツプ116に進む。
またステツプ108で前の原稿に対する露光がまだ
終了していないと判断されたときはステツプ115
でクラツチ8をオフとしたのちステツプ116にジ
ヤンプする。ステツプ116からはメインルーチン
にリターンする。
第7図は原稿に対して所定枚数の複写を行なう
サイクル制御サブルーチン200を示し、ステツ
プ201で原稿検出デンサS3がオンか否か判別し、
原稿検出センサS3がオンのときはステツプ202
で給紙フラグF2をオンとし、ステツプ203で CPYCNT=CPYCNT+1 の演算を行い、コピーカウントに“1”を加算し
た後、ステツプ204に進む。ステツプ201で原稿検
出センサS3がオフと判別されたときは、ステツ
プ206に進む。ステツプ204では複写された枚数
CPYCNT(コピーカウント)が設定した枚数
SETCNT(セツトカウント)に達したか否か判別
し、設定した枚数分の複写が行われたときはステ
ツプ205で原稿排出サイクルの動作を行つたのち、
ステツプ206に進み、複写した枚数が設定した枚
数に満たないときはステツプ206にジヤンプする。
ステツプ206からはメインルーチンにリターンす
る。
第8図は給紙制御サブルーチン300を示し、
ステツプ301で給紙フラグF2がオンか否かを判
別し、給紙フラグF2がオンのときは、ステツプ
302で給紙フラグF2をオフとし、ステツプ303
で、Nが0から6の範囲で、CTRCPY(N)のデ
ータが“0”でないところで CTRCPY(N)= CTRCPY(N−1)+1 の演算を繰り返し行い、ステツプ304で、Nが6
から1の範囲で RDCCTR(N)=RDCCTR(N−1) の演算を繰り返し行い、ステツプ305ではメモリ
エリアMA(2)で示される給紙トレイからコピ
ー用紙を1枚送り出したのちステツプ306に進む。
なおステツプ301で給紙フラグF2がオフと判別
されたときはステツプ306にジヤンプする。ステ
ツプ306からはメインルーチンにリターンする。
第9図は排出処理サブルーチン400を示し、
ステツプ401で用紙排出センサS4がオンか否か
判別し、オンのときはステツプ402以降に進み、
オフのときはステツプ407にジヤンプする。ステ
ツプ402〜406では、Nが0から6の範囲で、 CTRCPY(N)=CTRCPY(N+1) および RDCCTR(N)=RDCCTR(N+1) の演算を行つた後ステツプ407に進む。ステツプ
407からはメインルーチンにリターンする。
第10図はジヨブリカバリ処理サブルーチン5
00を示し、ステツプ501で紙づまりが発生した
か否か判別し、紙づまりが発生したときはステツ
プ502に進み、紙づまりが発生していないときは、
ステツプ505にジヤンプする。なお、紙づまりが
発生したか否かは、周知のように給紙が開始され
てから一定時間内にコピー用紙が排出された否か
で検出することができる。たとえば、給紙トレイ
24または25からの給紙が開始されてから、コ
ピー用紙の後端が用紙排出センサS4を通過する
までの時間が予想される所定時間よりも長い時に
は紙づまりが発生したと見做すことができる。ス
テツプ502では複写機の動作が停止したか否か判
別し、複写機の動作が停止したときはステツプ
503以降に進み、停止しないときはステツプ505に
ジヤンプする。ステツプ503では CPYCNT=CTRCPY(0)−1 の演算を行い、ステツプ504でRDCCTR(0)で
示されるメモリエリアのコピーモード情報をメモ
リエリアMA(1)に転送したのちステツプ505に
進む。ステツプ505からはメインルーチンにリタ
ーンする。
つぎに複写機の動作に従つて第1図及び第2図
に示す複写機のジヨブリカバリ管理装置のジヨブ
リカバリ動作を説明する。
まず操作者により、原稿挿入前に、その原稿に
対するコピー枚数、給紙トレイ、コピー濃度、縮
率等のコピーモードを設定する。今、第3図に示
すコントロールパネル28上の枚数セツトボタン
10a、給紙トレイ選択ボタン10c、コピー濃
度選択ボタン10dおよび縮率選択ボタン10e
を操作して、コピー枚数を3枚、給紙トレイを第
1トレイ、コピー濃度を標準(N)、縮率を100%
に設定したとすると、これらのコピーモード情報
は第11図Aに示すようにRAM3内のメモリエ
リアMA(1)に記憶される。
ここで、原稿が挿入され原稿検出センサS1が
オンするとクラツチ8がオンとなり(ステツプ
104〜106)、搬入ロール12により原稿が搬送さ
れ始め、原稿検出センサS2がオンしたときに、
前の原稿の露光が終了していなければ、クラツチ
8がオフとなり、原稿は原稿検出センサS2の位
置で停止状態となる(ステツプ107,108,115)。
露光が終了していれば、クラツチ8がオンとな
り、搬入ロール12により原稿はそのまま原稿搬
送装置13に送られる(ステツプ108,109)。こ
のとき、メモリエリアMA(1)のコピーモード
情報は第11図Bに示すように、メモリエリア
MA(2)に転送される(ステツプ110)。なおク
ラツチ8は原稿検出センサS1およびS2がオフ
するとオフとなる(ステツプ102,103)。また挿
入された原稿が最初の原稿である場合は、第12
図Aに示すように、CTRCPY(0),RDCCTR
(0)に“1”が記憶される。
つぎに原稿が原稿搬送装置13を進み、原稿検
出センサS3がオンすると、給紙フラグF2がオ
ンされ、コピーカウントが1だけ加算される(ス
テツプ201〜203)。
給紙フラグF2がオンすると、CTRCPY(0)
〜(6),RDCCTR(0)〜(6)に所定のデー
タが記憶され(ステツプ303,304)、メモリエリ
アMA(2)で示される給紙トレイ、すなわち第
1給紙トレイ24からのコピー用紙が1枚送り出
される(ステツプ305)。
原稿が露光サイクルに入ると、原稿はコピー枚
数分原稿搬送装置13を循環し、原稿検出センサ
S3がオンする毎に、給紙フラグF2がオンし、
メモリエリアCTRCPY(0)〜(6),RDCCTR
(0)〜(6)の内容は、2枚目のコピー用紙が
送り出されたときは第12図Bに示すようにな
り、3枚のコピー用紙が送り出された時点で、第
12図Cに示すようになる(ステツプ201〜205,
301〜305)。また複写毎にコピーカウントを1だ
け増加させる(ステツプ203)。
原稿が原稿検出センサS3を通過して原稿検出
センサS3がオフし、最終露光が終了するとコピ
ーカウント表示が0となり、つぎの原稿に対する
コピーモードの設定が可能となる。なおコピーカ
ウントCPYCNTを0にする処理はステツプ205
に含まれているものとする。
操作者がつぎの原稿に対するコピーモードを、
コピー枚数を2枚、給紙トレイを第2トレイ、コ
ピー濃度をうすい(L)、縮率を70%に設定した
とすると、これらのコピーモード情報は第11図
Cに示すようにRAM3内のメモリエリアMA
(1)に記憶される。
この期間、コピー用紙は用紙搬送装置26で搬
送され、用紙排出センサS4をオンとして排出さ
れる。コピー用紙の後端が用紙排出センサS4を
通過するとメモリエリアCTRCPY(0)〜(6),
RDCCTR(0)〜(6)の内容は、第12図Dに
示すようにデータが上方に一段シフトされた状態
となり、1枚目のコピー用紙のデータは消滅する
(ステツプ401〜407)。コピー用紙の排出毎にメモ
リエリアCTRCPY(0)〜(6),RDCCTR(0)
〜(6)の内容は第12図E、第12図Fに示す
ように変化し、すべてのコピー用紙が正常に排出
されると、すべて消滅する。
ここで、2枚目のコピー用紙が排出されたとき
に、2枚目の原稿が挿入されたとすると、2枚目
の原稿により原稿検出センサS1およびS2がオ
ンしたときに第11図Dに示すようにメモリエリ
アMA(1)の内容がメモリエリアMA(2)に転
送され、メモリエリア(2)の内容がメモリエリ
アMA(3)に転送される。またメモリエリア
RDCCTR(0)〜(6)のデータが“0”でない
ところ、すなわちRDCCTR(0)に対して“1”
が加算され、この場合第12図Gに示すように
RDCCTR(0)の内容が“2”になる。
この後、最初の原稿に対する3枚目のコピー用
紙が紙づまりにより、用紙排出センサS4まで達
しなかつたとすると、用紙搬送装置26の3枚目
のコピー用紙を搬送している部分は直ちに動作が
停止し、2枚目までのコピー用紙を搬送している
部分は2枚目までのコピー用紙を排出後停止し、
原稿搬送装置13は2枚目の原稿を完全に排出後
停止する。
すべての搬送装置が停止すると、第12図Gに
示すメモリエリアCTRCPY(0)に記憶された情
報(この場合“3”)から“1”を引いた数、す
なわち“2”がすでに排出されたコピー用紙の枚
数であるから、この枚数をコピーカウントを記憶
するメモリエリアCPYCNTにセツトすることに
より、コピーカウント表示部11aに最初の原稿
に対して複写が行われた枚数“2”が表示され
る。また、メモリエリアRDCCTR(0)に記憶さ
れた情報(この場合“2”)に“1”を加えた数”
3”によりその場所が示されるメモリエリア、す
なわちメモリエリア(3)の情報が、コントロー
ルパネル28の各表示部に表示されるとともに、
第11図Eに示すように、その内容がメモリエリ
アMA(1)に転送され、コピーモードが再設定
される。
従つて、紙づまりを起こしたコピー用紙に対す
るコピーモードがコントロールパネルに表示され
るとともに、コピーモードが再設定されるので、
この表示された内容に対応する原稿を再度挿入す
るだけで残り枚数の複写が可能となる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、上述のようにRAM内の情報
を処理することにより、紙づまりが発生した場合
でも、紙づまりを起こしたコピー用紙に対するコ
ピーモードがコントロールパネルに表示されると
ともに、コピーモードが再設定されるので、この
表示された内容に対応する原稿を再度挿入するだ
けで残り枚数の複写が可能となる。従つて前の原
稿に対するコピー用紙の走行中に、つぎの原稿に
対するコピーモードに変更した後、前の原稿に対
するコピー用紙に紙づまりが発生した場合でも、
確実に作業回復(ジヨブリカバリ)が可能であ
り、複写能率を高くすることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるジヨブリカバリ制御装
置のブロツク図、第2図は複写機の搬送系の概略
側面図、第3図は複写機のコントロールパネルの
平面図、第4図および第5図はRAMのメモリエ
リア割当図、第6図ないし第10図はROM内に
記憶されているプログラムを示すフローチヤー
ト、第11図および第12図は各メモリエリアの
状態の変化を示す図である。 1……CPU、2……ROM、3……RAM、4,
5,6……インターフエース、7……バス、8…
…クラツチ、9……モータ、10……キー入力装
置、11……表示装置、12……搬入ロール、1
3……原稿搬送装置、14……露光部、15……
原稿排出部、16……光源、17,19……ミラ
ー、18……レンズ、20……感光体、21……
帯電装置、22……現像装置、23……転写剥離
装置、24,25……給紙トレイ、26……用紙
搬送装置、27……用紙排出部、28……コント
ロールパネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 原稿搬送装置により循環搬送される原稿の画像
    をコピー用紙上に複写する複写機において使用さ
    れる複写機のジヨブリカバリ管理装置であつて、 少なくとも各原稿に対するコピー枚数及び使用
    する給紙トレイを含む複数の項目からなるコピー
    モード情報を設定するコピーモード設定手段と、 該コピーモード設定手段により設定されたコピ
    ーモード情報をコピーモード設定毎にメモリエリ
    ア内を基準位置から順次転送させながら複数組記
    憶する第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段の上記基準位置に記憶された
    コピーモード情報に従つて上記複写機の複写動作
    を制御する手段と、 上記複写機のコピー用紙搬送経路に設けられ上
    記複写機に何枚目のコピー用紙が給紙されている
    かを検出する用紙センサと、 該用紙センサから得られた用紙番号を示すコピ
    ー用紙搬送情報を記憶する第2の記憶手段と、 上記給紙されたコピー用紙に対応する上記コピ
    ーモード情報が記憶された第1の記憶手段内の場
    所のデータを記憶する第3の記憶手段と、 上記コピー用紙搬送経路に設けられ紙づまりを
    検出する手段と、 該紙づまりを検出する手段により紙づまりが検
    出されたときに、上記第3の記憶手段に記憶され
    た場所のデータで示される紙づまりが発生したコ
    ピー用紙に対するコピーモード情報を上記第1の
    記憶手段の上記基準位置に再設定するとともに、
    上記第2の記憶手段に記憶されている上記コピー
    用紙搬送情報に基づいて複写済みのコピー用紙の
    枚数を設定する手段と、 再設定されたコピーモード情報及び複写済みの
    コピー用紙の枚数を表示する手段とを備えたこと
    を特徴とする複写機のジヨブリカバリ制御装置。
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