JP2587832B2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JP2587832B2
JP2587832B2 JP62184395A JP18439587A JP2587832B2 JP 2587832 B2 JP2587832 B2 JP 2587832B2 JP 62184395 A JP62184395 A JP 62184395A JP 18439587 A JP18439587 A JP 18439587A JP 2587832 B2 JP2587832 B2 JP 2587832B2
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義則 牧浦
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Mita Industrial Co Ltd
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動原稿送り装置及びソータを具備した複
写機で、グループモードのソーティング処理を行う場合
に、ソータのビン数を越えて複写作業が行われることに
よる不都合の解消を図った複写機に関するものである。
〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕
従来、この種の複写機としては、グループモードで且
つ自動原稿送りモード(以下ADFモード)が指定された
場合、自動原稿送り装置で自動送りされる原稿の枚数を
カウントし、このカウント数に基づいて原稿の自動送り
に先立って現在使用中のソータビンの段数が最終段か否
かを判断し、最終段である場合には、そのグループのコ
ピーセット枚数分のコピー処理が終了した時点で自動原
稿送りを停止するように構成されたものが知られている
(特開昭62−69258号公報参照)。
ところが、上記従来の複写機においては、当初非ADF
モードによりコピー処理を行い、途中からADFモードに
切り換えてコピー処理を続行した場合、現在使用中のソ
ータビンの段数とADFモードにおいて判断されるソータ
ビンの段数とに食い違いが生じ、ソータビンの最終段に
対応すべき原稿に関するグループのコピーセット枚数分
のコピー処理が終了した時点で上記自動原稿送り装置を
停止させることができないという問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みて創案されたもの
であり、グループモード時に、ソータビンの最終段に対
応するグループのコピーセット枚数分を越えてコピー処
理されるミスを未然に防止し得る複写機の提供を目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる
手段は、その要旨とするところが、自動原稿送り装置
と、コピー用紙のソータとを有し、グループモードの時
にコピー枚数がプリセットされた1グループ分のコピー
セット枚数に等しくなると原稿の自動送りを行うと共に
引き続いて次の原稿に対するコピー処理を続行し、コピ
ー用紙がプリセットされたコピーセット枚数分排出され
るとソータを1ビン分移動させて次のビンへ別グループ
のコピー用紙を供給するようになした複写機において、
上記グループモードの時のコピー枚数の計数を、自動原
稿送りモード時と非自動原稿送りモード時とで共通して
行う共通係数手段と、グループモードが続いている限
り、自動原稿送りモードであるか非自動原稿送りモード
であるかにかかわらず上記計数手段による計数を続行し
て該計数手段の計数値に基づいて現在使用中のソータビ
ンの段数が最終段か否かを判断する最終段判定手段と、
上記最終段判定手段により、最終段であると判断された
場合にはそのグループのコピーセット枚数分のコピー処
理が終了した時点で該コピー処理を停止するコピー処理
停止手段とを具備してなる点に係る複写機である。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例
に付き説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下の実施例は、本発明を具体化した一例であっ
て、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。
ここに、第1図は本発明の一実施例に係る複写機の処
理手順を表すフローチャート、第2図は本発明の一実施
例に係る複写機の構造を表す概略側面図である。
以下、この実施例に係る複写機を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
まず、第2図に示すように、複写機本体aにはカセッ
トbが差し込まれており、このカセットbから給紙ロー
ラcにより取り出されたコピー用紙には、送り装置dを
経て感光体eの近傍を通過する際に、感光体e表面に形
成されたトナー像が転写される。続いて、上記コピー用
紙は搬送ベルトfによって定着ローラgに送られる。こ
の定着ローラgからの排出部には、排出されるコピー用
紙を検出する排紙検出センサhが設けられている。
こうして、定着ローラgから排出されたコピー用紙
は、複写機本体aの後部に配備されたソータ本体iに設
けられたソータビンj1,j2,…,jnに順番に収納される。
上記複写機本体aの上部には、原稿トレイk,原稿搬送
ベルトl等を有する自動原稿送り装置mが配備され、AD
Fモード時には、原稿トレイkから送り出された原稿p
が上記原稿搬送ベルトlに供給されると、この原稿搬送
ベルトlにより原稿台上を移動して所定の複写位置まで
きた時に、原稿位置検出センサrに検出され、その時点
で原稿搬送ベルトlが停止されて位置決めされる。
こうして、原稿pが所定の複写位置で停止した状態に
おいて、前記した給紙ローラc,送り装置d,感光体e,搬送
ベルトf,定着ローラgが、断続的に所定のプリセットさ
れたコピーセット枚数分だけ駆使され、そのコピーセッ
ト枚数分(1グループ分)のコピー用紙が所定のソータ
ビンjiへ送り込まれる。この時送り込まれるコピー用紙
の枚数は、前記した排紙検出センサhにより検出され
る。また、プリセットされたコピーセット枚数分の複写
処理が1枚の原稿pについて終了すると、次の原稿pの
送り出し及び原稿搬送ベルトlの駆動が開始され、コピ
ー処理を終了した原稿pが排出されると供に、次の原稿
pが原稿搬送ベルトlによって前記した所定の複写位置
まで搬送される。
一方、前記排紙検出センサhによって、一つのソータ
ビンに対して排紙されるコピー用紙の枚数がプリセット
されたコピーセット枚数に達すると、ソータ本体iが駆
動されて、ソータビンが1ピッチ分だけ移動され、次に
送られてくる複写済のコピー用紙が、隣のソータビンへ
収納されていく。このようにして、複写処理されたコピ
ー用紙は、プリセットされたコピーセット枚数分を1グ
ルップとして各グループ毎に順次隣合うソータビンへ収
納されていく。
上記ソータビンには、コピー用紙の排紙に応じて順次
上方へ1ピッチ分だけ移動していくもの、順次下方へ1
ピッチ分だけ移動していくもの、更には、順次上方へ1
ピッチ分だけ移動して行った後引き続き下方へ移動して
いくもの等がある。
尚、非ADFモード時には、前記原稿台上の所定の複写
位置への原稿pの載置は、自動原稿送り装置mに代わっ
てオペレータがその都度行う。
そして、上記原稿pの枚数に対応するグループの数の
計数は、ADFモード時と非ADFモード時とで共通の計数手
段で行われ、本実施例に係る複写機においては、この複
写機の制御に用いられるマイクロコンピュータ内に設け
られたカウンタによって行われる。上記カウンタは、コ
ピー用紙のプリセートされたコピーセット枚数と各ソー
タビンに排出される1グループ毎の複写済のコピー用紙
の排紙枚数とが一致した時に出力される信号によって駆
動される。
そして、上記カウンタの計数値に基づいて現在使用中
のソータビンの段数が最終段か否かを判断し、最終段で
ある場合には、そのグループのコピーセット枚数分のコ
ピー処理が終了した時点でこのコピー処理が停止され
る。
上記ADFモード時及び非ADFモード時における複写処理
の手順を、第1図に示したフローチャートにより更に説
明する。尚、以下の説明中S1,S2,…は処理手順(ステッ
プ)の番号を示す。
第1図に示す如く、ステップS1においてグループモー
ドが選択された後、S2においてADFモードが選択されな
い場合、オペレータによって複写機本体aの原稿台上面
の所定の複写位置に原稿pが載置された後、コピースタ
ート信号の出力(S3)を待って、S4において複写機本体
aにおけるコピー動作(1回分のコピー動作)が行われ
る。このコピー動作は、例えば送り装置d,感光体e,搬送
ベルトf,定着ローラg等を駆動して、コピー用紙1枚分
の複写処理を行うと共に、カセットb内にある次のコピ
ー用紙を、給紙ローラcを用いて送り装置dへ供給する
という一連の動作を含むものである。この時のコピー動
作の回数、即ち複写されたコピー用紙の枚数は、例えば
感光体eの回転数や原稿を操作するための光学系の移動
回数及び排紙検出センサhからの出力をカウントするこ
により可能であるが、ここでは排紙検出センサhからの
出力により、コピー枚数を検出するものとする。
そして、上記S4において、コピー枚数がプリセットさ
れた1グループ分のコピーセット枚数に等しくなるまで
コピー動作が繰り返し行われ、このコピー枚数とプリセ
ットされた1グループ分のコピー枚数とが等しくなった
時、S5においてファイナル信号が出力される。
上記ファイナル信号は、原稿pの枚数に対応するグル
ープの数の計数に用いられるものであって、S6におい
て、前記マイクロコンピュータ内のカウンタによってカ
ウントされる。
引き続き、上記S5におけるファイナル信号に基づい
て、S7でソータビンを1ピッチ分移動させるためのソー
タビン移動処理が行われる。
S8において、上記S6でカウントされたファイナル信号
とソータビンの数Nとが一致していない場合、更に他の
ソータビンに他のグループの複写済のコピー用紙を排出
されることが可能であるため、S1のステップに戻る。こ
の時、グループモードが続行されているとS1において判
断される限り、ファイナル信号のカウンタは上記非ADF
モードの場合も、ADFモードの場合も同じように続行さ
れる(S6,S11)。尚、この時、上記ファイナル信号とソ
ータビンの数Nとが一致した場合、他のグループのコピ
ー用紙をソータビンに送り込むことができないため、S1
9において上記ファイナル信号のカウントがリセットさ
れた後、S20においてソータビンを初期位置に戻すソー
タ初期設定を行い、且つ全てのソータビンにプリセット
されたコピーセット枚数分のコピー用紙の収納が完了し
たことを知らせるために、例えばブザー等のサインを発
生させる。そして、S21においてコピー停止処理が行わ
れる。
他方、前記S2において、ADFモードが指定された場
合、このADFモードが指定された時点では未だコピー動
作が開始されていないため(S9)、前記したステップS3
乃至S8においてまず1枚目の原稿に関する1グループ分
の複写処理が行われる。そして、2枚目以降の原稿pに
関しては、ステップS9において前記S4と同様のコピー動
作が行われ、コピー枚数がプリセットされた1グループ
分のコピーセット枚数に等しくなった時、S10において
ファイナル信号が出力される。
上記ファイナル信号は、前記S5におけるファイナル信
号と同様、前記マイクロコンピュータ内の共通のカウン
タでカウントされる(S11)。
S12において、ADFモードにおける自動原稿送り装置m
が停止させるためのADFクリア信号の出力がされていな
いことが確認された場合、S13において前記S7と同様の
ソータビン移動処理が行われ、S14において、前記ファ
イナル信号のカウント数とソータビンの数Nから1引い
た数とが一致するか否か判断される。そして、一致した
場合、S15においてADFクリア信号が出力され、S16にお
いて、原稿トレイk上に更に他の原稿pが載置されてい
るか否かの判断が行われる。この原稿pの有無の判断
は、原稿検出センサqからの出力の有無によって判断さ
れる。そしてこのS16において原稿pの存在が確認され
た場合、S17において自動原稿送り装置mによる原稿チ
ェンジ処理が行われ、S1のステップに戻り、他方、原稿
pの存在が確認されない場合、S21のステップに至りコ
ピー停止処理が行われる。
前記S12においては、上記S15でADFクリア信号が出力
されて最終段のソータビンにコピー用紙を排紙すべくS9
においてコピー動作が行われた後、上記ADFクリア信号
の出力が確認される。
S18において、自動原稿送り装置mを停止させるため
の処理が行われ、S19において前記マイクロコンピュー
タ内のカウンタにおけるファイナル信号のカウントがリ
セットされる。その後、S20において、ソータビンを初
期位置に戻すソータ初期設定を行い、且つ全てのソータ
ビンにプリセットされたコピーセット枚数分のコピー用
紙の収納が完了したことを知らせるために、ブザー等の
サインを発生させ、引き続きS21においてコピー動作を
停止させるための処理が行われる。
上記したように本実施例に係る複写機では、グループ
モードが続行される限り、ADFモード時であるか、非ADF
モード時であるかを問わず、共通のカウンタを用いて原
稿pの枚数に対応するグループの数を継続的に計数し、
この計数値に基づいて現在使用中のソータビンの段数が
最終段か否かが判断されるため、当初非ADFモードでコ
ピー処理を行い、その後途中でADFモードに変更した場
合でも、ソータビンの最終段に対応するグループのコピ
ーセット枚数を越えてコピー処理が行われるという不都
合はなくなる。
〔発明の効果〕
本発明は、上記したように、自動原稿送り装置と、コ
ピー用紙のソータとを有し、グループモードの時にコピ
ー枚数がプリセットされた1グループ分のコピーセット
枚数に等しくなると原稿の自動送りを行うと共に引き続
いて次の原稿に対するコピー処理を続行し、コピー用紙
がプリセットされたコピーセット枚数分排出されるとソ
ータを1ビン分移動させて次のビンへ別グループのコピ
ー用紙を供給するようになした複写機において、上記グ
ループモードの時のコピー枚数の計数を、自動原稿送り
モード時と非自動原稿送りモード時とで共通して行う共
通係数手段と、グループモードが続いている限り、自動
原稿送りモードであるか非自動原稿送りモードであるか
にかかわらず上記計数手段による計数を続行して該計数
手段の計数値に基づいて現在使用中のソータビンの段数
が最終段か否かを判断する最終段判定手段と、上記最終
段判定手段により、最終段であると判断された場合には
そのグループのコピーセット枚数分のコピー処理が終了
した時点で該コピー処理を停止するコピー処理停止手段
とを具備してなることを特徴とする複写機であるから、
グループモードが続行される限り、自動原稿送りモード
時であるか、非自動原稿送りモード時であるかを問わ
ず、共通のカウンタを用いて原稿pの枚数に対応するグ
ループの数を継続的に計数し、この計数値に基づいて現
在使用中のソータビンの段数が最終段か否かが判断され
るため、当初非自動原稿送りモードでコピー処理を行
い、その後途中で自動原稿送りモードに変更した場合で
も、ソータビンの最終段に対応するグループのコピーセ
ット枚数を越えてコピー処理が行われるという不都合は
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る複写機の処理手順を表
すフローチャート、第2図は本発明の一実施例に係る複
写機の構造を表す概略側面図である。 〔符号の説明〕 a……複写機本体、h……排紙検出センサ i……ソータ本体 j1,j2,…,jn……ソータビン m……自動原稿送り装置 q……原稿検出センサ r……原稿位置検出センサ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−69258(JP,A) 特開 昭59−88756(JP,A) 特開 昭62−191368(JP,A) 特開 昭53−8141(JP,A) 特開 昭56−1068(JP,A) 特開 昭61−2666(JP,A) 特開 昭56−144447(JP,A) 実開 昭58−54636(JP,U) 特公 平7−110738(JP,B2) 特公 平7−120090(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動原稿送り装置と、コピー用紙のソータ
    とを有し、グループモードの時にコピー枚数がプリセッ
    トされた1グループ分のコピーセット枚数に等しくなる
    と原稿の自動送りを行うと共に引き続いて次の原稿に対
    するコピー処理を続行し、コピー用紙がプリセットされ
    たコピーセット枚数分排出されるとソータを1ビン分移
    動させて次のビンへ別グループのコピー用紙を供給する
    ようになした複写機において、 上記グループモードの時のコピー枚数の計数を、自動原
    稿送りモード時と非自動原稿送りモード時とで共通して
    行う共通係数手段と、 グループモードが続いている限り、自動原稿送りモード
    であるか非自動原稿送りモードであるかにかかわらず上
    記計数手段による計数を続行して該計数手段の計数値に
    基づいて現在使用中のソータビンの段数が最終段か否か
    を判断する最終段判定手段と、 上記最終段判定手段により、最終段であると判断された
    場合にはそのグループのコピーセット枚数分のコピー処
    理が終了した時点で該コピー処理を停止するコピー処理
    停止手段とを具備してなることを特徴とする複写機。
JP62184395A 1987-07-22 1987-07-22 複写機 Expired - Lifetime JP2587832B2 (ja)

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JPS6426864A JPS6426864A (en) 1989-01-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5988756A (ja) * 1982-11-12 1984-05-22 Ricoh Co Ltd 複写装置
JPH07120090B2 (ja) * 1985-09-20 1995-12-20 三田工業株式会社 複写機

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