JPH0940196A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0940196A
JPH0940196A JP7193200A JP19320095A JPH0940196A JP H0940196 A JPH0940196 A JP H0940196A JP 7193200 A JP7193200 A JP 7193200A JP 19320095 A JP19320095 A JP 19320095A JP H0940196 A JPH0940196 A JP H0940196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
paper feed
sheet
feeding
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7193200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3444699B2 (ja
Inventor
Katsumi Kurihara
克己 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP19320095A priority Critical patent/JP3444699B2/ja
Publication of JPH0940196A publication Critical patent/JPH0940196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3444699B2 publication Critical patent/JP3444699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデム給紙方式の自動給紙部で給紙トレイ
内の給紙位置に用紙がなくなって、非給紙位置から用紙
の束が移送されている間も画像形成動作が継続されるよ
うにして、効率的な画像形成ができるようにする。 【解決手段】 給紙段11で給紙しているときに、給紙
位置となる第1の用紙収納部25に用紙Pがなくなる
と、第2の用紙収納部26の用紙Pがバックフェンス4
7の移動により給紙位置に移送される。その際、給紙し
ていた用紙と同一サイズの用紙が収納されている給紙ト
レイが他の給紙段12〜14にあると、給紙段11で用
紙の移送が完了して給紙が再開されるまでの間、その同
一サイズの用紙が収納されている給紙トレイから優先し
て給紙を制御装置50が行なわせる。したがって、給紙
段11で用紙の移送中であっても給紙動作が停止されな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、給紙トレイ内の
給紙位置セットされた用紙の束がなくなると、同じ給紙
トレイ内の非給紙位置にセットされた用紙の束を自動的
に給紙位置に移動させて給紙を継続して行なうタンデム
給紙方式の自動給紙部を備えた複写機,プリンタ等の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このように1つの給紙トレイ内の
給紙位置と非給紙位置にそれぞれセットされた用紙の給
紙位置側のものが全て給紙されてなくなると、非給紙位
置にセットされた用紙の束を自動的に給紙位置に移動さ
せて給紙を継続して行なうタンデム給紙方式の自動給紙
部を備えた画像形成装置としては、例えば特開平6−1
44600号公報に記載されているものがある。
【0003】この画像形成装置は、給紙位置となる第1
の用紙収容部と、非給紙位置となる第2用紙収容部とを
水平に並べて配設すると共に、その第2の用紙収納部の
用紙を第1の用紙収納部へ一括して移送する用紙移送手
段を設け、画像形成中に第1の用紙収納部内の用紙が全
て給紙されてしまうと、第2の用紙収納部に用紙の束が
収納されているときには用紙移送手段がその用紙の束を
第1の用紙収納部へ一括して移送する。したがって、そ
の移送された用紙により給紙が自動的に再開され、画像
形成動作が続行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなタンデム給紙方式の自動給紙部を備えていても、1
つの給紙トレイ内で給紙位置と非給紙位置にそれぞれセ
ットされた用紙の給紙位置側のものが全てなくなってか
ら、非給紙位置にセットされた用紙の束が給紙位置に移
送されて再び給紙が再開されるまでには、例えば10秒
程度かかる。そして、その用紙の束が移送されている間
は、給紙が停止されると共に画像形成動作も停止される
ので、その間の時間が無駄であり、単位時間当たりに処
理できる画像形成処理枚数が、その画像形成動作を停止
している間の分だけ少なくなってしまい効率的でないと
いう問題点があった。
【0005】また、その給紙トレイが装置本体に対して
引き出し可能なタイプである場合には、その給紙トレイ
内で上記の用紙移送が行なわれているときにユーザが誤
ってその給紙トレイを引き出してしまった場合には、ジ
ャムになったり用紙にセットずれが生じてしまったりす
る恐れがあった。
【0006】そこで、このようなタンデム給紙方式の自
動給紙部を有する画像形成装置では、例えば給紙トレイ
内で用紙の束が移送されている間は「用紙が移動中」で
あることを操作パネルに表示するようにしたりしてい
る。しかしながら、ユーザがこの警告表示を見落とした
り、急いでいるときはその警告表示をよく見ないで勝手
に画像形成動作が停止してしまったものと判断して、給
紙トレイを装置本体から引き出してしまったりする恐れ
があった。
【0007】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、1つの給紙トレイ内に給紙位置と非給紙
位置にそれぞれセットされた用紙の束の給紙位置側のも
のが全てなくなって、非給紙位置にセットされた用紙の
束が給紙位置に移送されている間も画像形成動作が継続
されることによって効率的な画像形成ができるようにす
ることを目的とする。また、その給紙トレイ内で用紙が
移送されている間にジャムが起きたり、用紙のセットず
れが起きたりしないようにすることも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、1つの給紙トレイの給紙位置と非給紙
位置にそれぞれ同一サイズの用紙の束をセットすること
ができ、給紙動作中に給紙位置にセットされた用紙がな
くなると非給紙位置にセットされた用紙の束を自動的に
給紙位置に移動させて給紙を継続して行なうタンデム給
紙方式の自動給紙部を備えた画像形成装置において、給
紙位置にセットされた用紙がなくなってから非給紙位置
にセットされた用紙の束が給紙位置に移動して給紙が再
開されるまでの間、給紙していた用紙と同一サイズの用
紙が収納されている給紙トレイが他の給紙段にあれば、
その給紙段の給紙トレイから優先して給紙を行なわせる
手段を設けたものである。
【0009】そうすれば、タンデム給紙方式の自動給紙
部を使用して給紙をしているときに、その給紙位置にセ
ットされた用紙が全てなくなると非給紙位置にセットさ
れた用紙の束が自動的に給紙位置に移送されるが、その
際に給紙していた用紙と同一サイズの用紙が収納されて
いる給紙トレイが他の給紙段にあると、上記自動給紙部
で用紙の束の移送が完了して給紙が再開されるまでの
間、その同一サイズの用紙が収納されている給紙トレイ
から優先して給紙が行なわれるので、上記用紙の移送中
であっても給紙動作が停止されない。
【0010】また、上記画像形成装置において、上記タ
ンデム給紙方式の自動給紙部を、最上位の給紙段に配設
するとよい。そうすれば、自動給紙部の下側の各給紙段
に自動給紙部と同一サイズの用紙が収納されている給紙
トレイがあった場合でも、その給紙トレイからは自動給
紙部で用紙が非給紙位置から給紙位置に移送される僅か
の間だけ給紙が行なわれ、大量に用紙が給紙されるのは
最上位の自動給紙部になるので、最上位の高い位置にあ
る自動給紙部の給紙トレイに用紙を補充すればよいの
で、用紙補給時に腰を大きく曲げずに用紙補給ができる
ので操作性がよくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態を
説明するための画像形成装置を制御系と共に示す概略
図、図2は同じくその画像形成装置に設けられているタ
ンデム給紙方式の自動給紙部を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置である複写機は、装置本体1の
下部に、上下方向に4段の給紙段11〜14を有する機
台10を設けている。
【0012】そして、その最上位の給紙段11は、1つ
の給紙トレイ21の給紙位置である第1の用紙収納部2
5と非給紙位置である第2の用紙収納部26にそれぞれ
同一サイズの用紙の束を給紙方向に沿って並べてセット
することができ、給紙動作中に給紙位置側にセットされ
た用紙Pがなくなると自動的に非給紙位置にセットされ
た用紙Pの束を図1で右方の給紙位置に移動(移送)さ
せて給紙を継続して行なうタンデム給紙方式の自動給紙
部になっている。
【0013】その給紙段11の下側の各給紙段12〜1
4は、各給紙トレイ(給紙カセット)22〜24に用紙
Pを1束ずつセットする普通の給紙部であり、その各給
紙トレイ22〜24は、給紙方向の長さが略同一であ
り、それらは個別に機台10に対して給紙方向に直交す
る図1で手前側にそれぞれ引き出せるようになってい
る。
【0014】そして、その各給紙段12〜14には、図
2に示すピックアップローラ37と分離ローラ38,3
9と同様なピックアップローラ及び分離ローラがそれぞ
れ配設されている。その図1に示す2段目以下の各給紙
段12〜14の各給紙トレイ22〜24には、その中に
収納する用紙Pのサイズに対応させて形状を異ならせた
サイズ検知板17〜19(実際には各給紙トレイの背面
に取り付けられるが、図1では図示の都合上各トレイの
左面に図示している)がそれぞれ取り付けられていて、
そのサイズ検知板17〜19に対応して用紙サイズ検知
センサ27〜29が、機台10側にそれぞれ配設されて
いる。
【0015】したがって、各給紙トレイ22〜24を機
台10の所定の位置に挿着すると、用紙サイズ検知セン
サ27〜29がサイズ検知板17〜19をそれぞれ検知
することによって、各給紙段の給紙トレイ22〜24に
それぞれ収納されている用紙Pのサイズがわかるように
なっている。
【0016】この給紙トレイ22〜24あるいは給紙段
11の第1の用紙収納部25のいずれかの選択された給
紙段から用紙Pが1枚ずつ給紙されると、その用紙Pは
共通する縦搬送路30を上方へ搬送されて装置本体1内
に搬送され、感光体2,帯電器3,現像装置4,転写・
分離装置5,クリーニング装置8等が設けられている作
像部へ送り込まれる。
【0017】感光体2は、その表面が帯電器3によって
一様に帯電され、そこに光学系6によりコンタクトガラ
ス7上にセットされた原稿からの反射光が入射して帯電
面が露光され、そこに静電潜像が形成される。その静電
潜像は、現像装置4の現像スリーブによって供給される
トナーにより現像されてトナー像(可視像)となる。
【0018】そのトナー像は、レジストローラ対9で一
旦停止されてタイミング調整されて給紙される用紙P
に、転写・分離装置5によって図1で上面側に転写され
る。その用紙Pは、感光体2から分離されて定着装置3
1へ搬送され、そこでトナーが定着された後に装置外部
の排紙口15から図示しない排紙トレイ等へ排出され
る。
【0019】そして、その転写終了後に感光体2上に残
った残留トナー及び紙粉等の異物は、クリーニング装置
8に設けられたクリーニングブレードにより取り除か
れ、その感光体2上に残った残留電位は図示しない除電
ランプにより取り除かれて、次の帯電器3による帯電に
備える。なお、図1で16は、用紙の表裏両面に画像を
形成する際に使用する両面装置である。また、20は、
原稿を自動的にコンタクトガラス7上に1枚ずつ給送す
る自動原稿給送装置である。
【0020】次に、給紙段11に設けられているタンデ
ム給紙方式の自動給紙部について詳しく説明する。図2
に示すように、最上位の給紙段11は、第1の用紙収納
部25と第2の用紙収納部26とによって構成されてお
り、その各々が独立した給紙トレイになっている。第1
の用紙収納部25は、スライドレール33,34によっ
て支持されており、用紙Pの給紙方向に直交する図2で
手前側に引き出し自在になっている。また、第2の用紙
収納部26は、スライドレール35,36によって支持
されており、第1の用紙収納部25と同様に用紙Pの給
紙方向に直交する図2で手前側に引き出し自在になって
いる。
【0021】第1の用紙収納部25には、第1底板40
が図2に実線で示す位置から仮想線で示す位置に回動可
能に設けられており、その第1底板40は加圧アーム4
3により押し上げられる。その加圧アーム43は、一端
に固定された加圧軸44がモータ等を使用した底板上昇
装置により所定角度回転されることにより、図2に実線
で示す位置から仮想線で示す位置に回動される。
【0022】また、第1の用紙収納部25の用紙送出部
には、矢示A方向に回転可能なピックアップローラ37
と、互いに上下方向に圧接しながら回転可能な分離ロー
ラ38,39とからなる給紙手段が設けられている。し
たがって、第1底板40上に用紙Pを載置した状態で加
圧軸44を図2で反時計回り方向に回転させると、加圧
アーム43が第1底板40を下から持ち上げるようにな
り、その上に載置されている用紙Pの最上位のものがピ
ックアップローラ37に圧接する。
【0023】そのため、ピックアップローラ37の矢示
A方向の回転により、最上位の用紙Pが第1の用紙収納
部25から送り出され、それが分離ローラ38,39に
よって1枚に分離されて給紙される。この第1の用紙収
納部25には、第1底板40上に載置した用紙Pの両側
縁及び後端縁の位置を共に規制する一対の互いに接近・
離間する方向に開閉可能な可動エンドフェンス52,5
3を設けている。
【0024】この第1の用紙収納部25の用紙送出部に
は、その第1の用紙収納部25内の用紙の有無を検知す
るためのペーパーエンド検出センサ41が配設されてい
て、それによって第1の用紙収納部25内の用紙Pの有
無を検出する。第2の用紙収納部26は、第2底板48
上にセットした用紙Pの両側縁の位置を規制する固定式
の一対のサイドフェンス58,59(図2では図示を省
略しているため図3を参照)と、用紙の後端の位置を規
制するバックフェンス47とを備えている。
【0025】そのバックフェンス47は、第2底板48
上にセットした用紙Pの用紙幅方向の略中央部を押圧し
て、それを第1の用紙収納部25に一括して移送するた
めのものであり、その下部にはスライダ49が取り付け
られていて、そのスライダ49が第2底板48の下方に
給紙方向(図2で左右方向)に沿って固定されたフェン
スガイド45に案内されて移動するようになっている。
【0026】そして、そのスライダ49は、複数のプー
リ間に張装されてDCモータ32により正逆両方向に回
動されるタイミングベルト51に固定されており、その
タイミングベルト51の回動により、図2で左右方向に
移動する。スライダ49には突出片49aを形成し、そ
の突出片49aを検知可能な位置に、例えば透過型のフ
ォトセンサである検知センサ54を配設し、その検知セ
ンサ54が突出片49aを検知する位置を、バックフェ
ンス47のホーム位置(図2に示す位置)としている。
【0027】そのバックフェンス47は、突出片49a
が検知センサ54により検知されるホーム位置から図2
で右方に移動して、その突出片49aが押し付け検知セ
ンサ55によって検知される用紙移送完了位置で移動が
停止され、その後は直ぐに後退して再び突出片49aが
検知センサ54により検知されるホーム位置まで戻る。
なお、この第2の用紙収納部26には、第2底板48上
の用紙Pの有無を検知するための用紙検知センサ61が
配設されている。
【0028】図3に示すように、第2の用紙収納部26
の一対のサイドフェンス58,59には、第1の用紙収
納部25側の端部に用紙先端を位置決めするための可撓
性を有する弾性部材56,57をそれぞれ固定してい
る。その弾性部材56,57は、用紙Pの束が図3に示
す位置からバックフェンス47が矢示B方向に移動する
ことにより押し出されると、図4に示すように、それぞ
れ弾性変形することによってその用紙Pの束の矢示B方
向への移動を許容する。
【0029】ところで、図1に示すように、この複写機
は、第1の用紙収納部25にセットされた用紙Pが全て
なくなってから第2の用紙収納部26にセットされた用
紙Pの束がピックアップローラ37のある給紙位置に移
動して給紙が再開されるまでの間、給紙していた用紙と
同一サイズの用紙が収納されている給紙トレイが他の給
紙段12〜14にあれば、その給紙段の給紙トレイから
優先して給紙を行なわせる制御装置50を有している。
【0030】その制御装置50は、各種判断及び処理機
能を有する中央処理装置(CPU)と、各処理プログラ
ム及び固定データを格納したROMと、処理データを格
納するデータメモリであるRAMと、入出力回路(I/
O)とからなるマイクロコンピュータを有している。そ
の制御装置50は、各給紙段12〜14にそれぞれ対応
して機台10側に配設されている用紙サイズ検知センサ
27〜29から、各給紙トレイ22〜24にそれぞれ収
納されている用紙Pのサイズに対応した用紙サイズ信号
をそれぞれ入力すると共に、ペーパーエンド検出センサ
41から第1の用紙収納部25の用紙Pが全てなくなっ
たときに出力される紙無し信号(オン信号)を入力す
る。
【0031】また、その他のセンサ類、例えば図2で説
明した用紙検知センサ61からは第2の用紙収納部26
の用紙の有無を検知するための用紙検知信号(オン・オ
フ信号)を、さらに検知センサ54及び押し付け検知セ
ンサ55からはバックフェンス47の位置を検知する信
号(オン・オフ信号)をそれぞれ所定のタイミングで入
力する。
【0032】そして、バックフェンス47を移動させる
DCモータ32に対してそれを回転させる駆動信号を、
各給紙段11〜14の給紙系に対して給紙動作を制御す
る給紙信号をそれぞれ所定のタイミングで出力すると共
に、その他の画像形成各部等の各種負荷類に対し、それ
らを所定のタイミングで駆動させるための各種の駆動信
号を出力する。
【0033】図5は制御装置50のマイクロコンピュー
タが行なうタンデム給紙処理に関するルーチンを示すフ
ロー図である。この制御装置50のマイクロコンピュー
タは、所定のタイミングで図5に示すタンデム給紙処理
のルーチンをスタートさせる。まず、ステップ1で、ペ
ーパエンド検出センサ41がオンになっているか否かを
判断することによりタンデム給紙方式の自動給紙部が設
けられている給紙段11の第1の用紙収納部25の用紙
が全て給紙されたか否かを判断する。そして、ペーパエ
ンド検出センサ41がオンでなくてまだ用紙が残ってい
れば、タンデム給紙をする必要がないのでメインルーチ
ンへリターンする。
【0034】また、ペーパエンド検出センサ41がオン
になっていて全ての用紙が給紙されていれば、ステップ
2ヘ進んで用紙検知センサ61がオンになっているか否
かにより、第2の用紙収納部26に用紙がセットされて
いるか否かを判断する。その用紙検知センサ61がオン
でなくて、用紙がセットされていなければタンデム給紙
をすることができないので、ステップ3で紙切れ表示を
操作パネル上の表示部に表示させた後メインルーチンへ
リターンする。
【0035】また、ステップ2の判断で用紙検知センサ
61がオンになっていてステップ4ヘ進んたときは、図
2に示したDCモータ32を正回転させて、第2の用紙
収納部26のバックフェンス47を同図で右方へ移動さ
せる。さらに、それとほとんど同時に、次のステップ5
で、他の給紙段12〜14に第1の用紙収納部25で給
紙していた用紙と同一サイズの用紙を収納している給紙
段があるか否かを判断する。
【0036】それがなければ、ステップ6へ進んで、図
2の押し付け検知センサ55がオンになったか否かを判
断し、まだオンになっていなければバックフェンス47
が第2の用紙収納部26にセットされている用紙Pの束
を第1の用紙収納部25に移送している途中であるため
そのまま待って、押し付け検知センサ55がオンになる
とステップ7へ進んで、タンデム給紙方式の自動給紙部
の第1の用紙収納部25からの給紙を再開し、その後メ
インルーチンへリターンする。
【0037】一方、ステップ5の判断で、他の給紙段1
2〜14に第1の用紙収納部25で給紙していた用紙と
同一サイズの用紙を収納している給紙段があるときはス
テップ8へ進んで、その給紙段からの給紙動作を開始さ
せる。次に、ステップ9で、ステップ6と同様に押し付
け検知センサ55がオンになったか否かを判断し、オン
になっていなければそのままオンになるまで待って、オ
ンになると第2の用紙収納部26にセットされている用
紙の束の第1の用紙収納部25への移送が完了したので
ステップ10へ進む。
【0038】そこで、DCモータ32を図2で説明した
バックフェンス47がホーム位置に戻るまで逆回転さ
せ、次のステップ11で、第2の用紙収納部26から第
1の用紙収納部25へ用紙を移送している間に給紙して
いた他の給紙段からの給紙動作を停止させる。そして、
次のステップ7で、タンデム給紙方式の自動給紙部の第
1の用紙収納部25からの給紙を再開し、その後メイン
ルーチンへリターンする。なお、上記タンデム給紙によ
り、第2の用紙収納部26にセットされている用紙の束
を第1の用紙収納部25へ移送する際には、ペーパエン
ド検出センサ41が紙なしを検知すると、図6の(a)
に示すようにまず第1底板40が下がり、可動エンドフ
ェンス52,53(図2参照)が開く。
【0039】次に、図6の(b)に示すように、第2の
用紙収納部26内の用紙Pの束が第1の用紙収納部25
へ向けて移送を開始する。そして、図6の(c)に示す
ように、その用紙Pの移送が完了すると、バックフェン
ス47は速やかに図6の(a)に示したホーム位置に戻
り、可動エンドフェンス52,53(図2)が閉まる。
そして、第1底板40が上昇し、再度給紙動作に移る。
この間、この給紙段11では給紙が停止され、その時間
は約10秒程度である。
【0040】なお、この実施の形態では、図1から明ら
かなように、タンデム給紙方式の自動給紙部を有する給
紙段11を、最上位の給紙段に配設するようにしている
ので、その下側の各給紙段12〜14に給紙段11と同
一サイズの用紙が収納されている給紙トレイがある場合
でも、その給紙トレイからの給紙枚数は、給紙段11で
用紙Pの第1の用紙収納部25への移送が行なわれる僅
かの間だけであり、例えば1分間に50枚コピーする複
写機では10枚弱である。したがって、大量に用紙が消
費されるのは最上位の給紙段11になるので、高い位置
にある第1の用紙収納部25及び第2の用紙収納部26
に用紙を補充すればよいので、用紙補給時に腰を大きく
曲げなくて済むので楽な用紙補給ができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、タンデム給紙方式の自動給紙部で給紙動作中に給紙
位置にセットされた用紙がなくなって非給紙位置にセッ
トされた用紙の束が給紙位置に移動されている間も、そ
の給紙していた用紙と同一サイズの用紙が収納されてい
る給紙トレイが他の給紙段にあれば、その給紙段の給紙
トレイから給紙が行なわれることによって給紙動作が中
断されずに継続されるので、画像形成の生産性が高ま
る。また、そのタンデム給紙方式の自動給紙部内で用紙
が移送されている間も給紙が停止されずに他の給紙段か
ら給紙が行なわれるため、ユーサが誤ってその給紙中に
給紙トレイを引き出したりするようなこともなくなるの
で、給紙中に給紙トレイを操作した際に生じるジャムや
用紙のセットずれを防止できる。
【0042】さらに、上記タンデム給紙方式の自動給紙
部を、最上位の給紙段に配設するようにすれば、自動給
紙部の下側の各給紙段に自動給紙部と同一サイズの用紙
が収納されている給紙トレイがあった場合でも、その給
紙トレイからは自動給紙部で用紙が非給紙位置から給紙
位置に移送される僅かの間だけ給紙が行なわれるだけで
あり、大量に用紙が給紙されるのは最上位の自動給紙部
になるので、高い位置にある自動給紙部の給紙トレイに
用紙を補充すればよいので、用紙補給時に腰を大きく曲
げずに用紙補給ができるので操作性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を説明するための画像形
成装置を制御系と共に示す概略図である。
【図2】同じくその画像形成装置に設けられているタン
デム給紙方式の自動給紙部を示す概略構成図である。
【図3】同じくその自動給紙部の第2の用紙収納部に設
けられている一対のサイドフェンスとそこに一端部がそ
れぞれ固定されている一対の弾性部材を示す斜視図であ
る。
【図4】同じくその弾性部材が弾性変形することによっ
て押し出される用紙Pの束の移動を許容する様子を示す
平面図である。
【図5】図1の制御装置50のマイクロコンピュータが
行なうタンデム給紙処理に関するルーチンを示すフロー
図である。
【図6】図1の画像形成装置の給紙段11で行なわれる
タンデム給紙の用紙の移送過程を段階的に示す概略図で
ある。
【符号の説明】
11〜14:給紙段 21〜24:給紙トレイ 25:第1の用紙収納部(給紙位置) 26:第2の用紙収納部(非給紙位置) 32:DCモータ 47:バックフェンス 50:制御装置 51:タイミングベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの給紙トレイの給紙位置と非給紙位
    置にそれぞれ同一サイズの用紙の束をセットすることが
    でき、給紙動作中に前記給紙位置にセットされた用紙が
    なくなると前記非給紙位置にセットされた用紙の束を自
    動的に前記給紙位置に移動させて給紙を継続して行なう
    タンデム給紙方式の自動給紙部を備えた画像形成装置に
    おいて、 前記給紙位置にセットされた用紙がなくなってから前記
    非給紙位置にセットされた用紙の束が前記給紙位置に移
    動して給紙が再開されるまでの間、給紙していた用紙と
    同一サイズの用紙が収納されている給紙トレイが他の給
    紙段にあれば、その給紙段の給紙トレイから優先して給
    紙を行なわせる手段を設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記タンデム給紙方式の自動給紙部を、最上位の給紙段
    に配設したことを特徴とする画像形成装置。
JP19320095A 1995-07-28 1995-07-28 画像形成装置 Expired - Lifetime JP3444699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19320095A JP3444699B2 (ja) 1995-07-28 1995-07-28 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19320095A JP3444699B2 (ja) 1995-07-28 1995-07-28 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0940196A true JPH0940196A (ja) 1997-02-10
JP3444699B2 JP3444699B2 (ja) 2003-09-08

Family

ID=16303975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19320095A Expired - Lifetime JP3444699B2 (ja) 1995-07-28 1995-07-28 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3444699B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067597A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Toshiba Corp 画像形成装置、画像形成装置の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067597A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Toshiba Corp 画像形成装置、画像形成装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3444699B2 (ja) 2003-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4721381A (en) Duplex copying apparatus
US4905053A (en) Sheet re-feeding apparatus provided for image forming apparatus
JP3344405B2 (ja) 給紙装置と画像形成装置
JPS602942A (ja) 原稿送り装置
JPH08245047A (ja) タブ紙挿入可能な画像形成装置
US7420718B2 (en) Sheet conveying apparatus, image reading apparatus and cam member driving device
JP3208674B2 (ja) 画像記録装置
JP3444699B2 (ja) 画像形成装置
JP3184732B2 (ja) 原稿搬送装置を備えた画像形成装置
JPS63185772A (ja) シ−ト収容装置
JP3184734B2 (ja) 画像形成装置
JPH0238262A (ja) シート後処理制御装置
JP3251819B2 (ja) 原稿搬送装置
JP2585097B2 (ja) 画像形成装置
JP3703912B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPS61178339A (ja) 給紙装置
US5430535A (en) Bimodal sheet transport system for a copier
JP3625300B2 (ja) 画像形成装置
JP2925645B2 (ja) 複写装置
JPH03211122A (ja) 給紙装置
JP2760523B2 (ja) 自動原稿給紙装置
JPH0262369A (ja) フィニッシャ付きソータ装置
JPH11292328A (ja) タブ紙並び替え機能付複写装置
JPH04358633A (ja) 画像形成装置の記録シート供給装置
JPS62208062A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term