JPH0442650B2 - - Google Patents

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JPH0442650B2
JPH0442650B2 JP55152158A JP15215880A JPH0442650B2 JP H0442650 B2 JPH0442650 B2 JP H0442650B2 JP 55152158 A JP55152158 A JP 55152158A JP 15215880 A JP15215880 A JP 15215880A JP H0442650 B2 JPH0442650 B2 JP H0442650B2
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JP
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lens
aspherical
coefficient
condition
aberrations
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Norikazu Arai
Shozo Ishama
Tadashi Kojima
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/24Optical objectives specially designed for the purposes specified below for reproducing or copying at short object distances

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、錯乱円の形がほぼ光の回折限界で
決定される程度に収差が補正されたアプラナテイ
ツク単レンズ、特に、両面が正の屈折力を持つ非
球面からなる光デイスク用対物レンズに関する。
この種のレンズは、各種の集光レンズとして広
い用途を持つが、最近は特に光学式のビデオデイ
スク再生用対物レンズとして注目されている。ビ
デオデイスクに使用される場合、解像力として
1000本/mm程度が必要とされるため、N,A、は
0.4〜0.5で軸上の残存収差も回折限界内に収まる
程度に収差補正がなされている必要がある。
このようなレンズ系を球面ガラスレンズで構成
しようとすれば、顕微鏡対物レンズのように、多
数枚の組合せレンズとなり、レンズ全長も大とな
つて、小型・軽量のレンズとすることは困難であ
る。また、多数のレンズの偏心等の調整が複雑と
なり、鏡筒も高精度加工が不可欠となる。これら
の原因によつてレンズのコストを切り下げること
が出来なくなる。また、構成レンズ枚数が増加す
るため、内面反射や吸収による光量のロスが大き
く、またフレアのため再生出力のS,N比に悪影
響を与える等の問題があつた。
最近では、ビデオデイスクのトラツキング方法
として、ガルバノメータ様の鏡を振ることによる
のでなく、対物レンズを直接に駆動する方法がと
られ、このためにはレンズを小型・軽量に構成す
る必要がある。しかし、この場合は常に光学系の
軸上の結像点を利用することになり、軸外収差は
それ程考慮しなくてもよいこととなる。このよう
な要求に応えるものとして、非球面単レンズを用
いることが提案されている。(例えば特開昭50−
156945号公報)このような単レンズは、プラスチ
ツク材料で製作することによつて極めて軽量なも
のとすることが出来る。しかし、この公知のもの
は、焦点距離を7.5mm程度として設計されており、
小型化のため焦点距離を4〜5mm程度とすると十
分な作動距離が得られなくなる。特に第2面が像
面に向つて凹面となつているため、焦点距離に比
してこの面の側での作動距離が短くなるという欠
点を生じる。
この発明は、両面とも正の屈折力を有する非球
面単レンズとすることによつて上述の欠点を有せ
ず、しかも、像点表面の1.2mm程度の保護層によ
るものまでを含めて軸上像点の収差補正を行い、
その上、取りつけ誤差による偏心等の影響を考慮
し、必要な範囲で正弦条件までを補正したもので
ある。以下図面を参照して詳細に説明する。
この発明の非球面単レンズは第1図に示す断面
形状を有し、両屈折面とも正の屈折力を有する。
非球面形状は一般に x:光軸からの高さがhの非球面上の点の非球
面頂点の接平面からの距離 h:光軸からの高さ c:非球面頂点の曲率(=1/R) k:円錐定数 A2i:第2i次(iは2以上の整数)の非球面係
数 としたとき、 で表わされるが、この発明の単レンズの回転非球
面は次の条件を満すことを特徴とする。
R1:第1面の曲率半径(=1/C1) R2:第2面の曲率半径(=1/C2) K1K2:第1面、第2面の円錐係数 f:レンズの焦点距離 n:レンズの屈折率 としたとき 1<R1/(n−1)f<1.7 …(1) −3<k1<0 …(2) 条件(1)の下限を超えると屈折力配分が第1面に
偏りバツクフオーカスが短くなり、所望の作動距
離が得られない。逆に上限を超えると、第2面で
発生する大きな球面収差を補正しようとしても、
軸上附近の球面収差を補正すると輪帯収差が大き
くなり、最大輪帯部分で許容出来ないアンダーな
球面収差が残留する。この最大輪帯での球面収差
を補正しようとすれば、中間輪帯で許容出来ない
大きさの球面収差が残り、これらの残留収差を高
次の係数を使つて補正しようとしても効果は薄
く、その上、高次の係数の絶対値が大きくなり、
作りづらいレンズとなつてしまう。
条件(2)は高次球面収差を良好に補正するための
条件で、下限を超えるとオーバーな高次球面収差
が発生し、軸上付近の球面収差を補正すると、最
大輪帯収差が許容出来ない大きさのオーバーな球
面収差となる。またこれを高次の非球面係数を使
つて補正しようとしてもあまり効果はなく、高次
の係数の絶対値が大きくない作りづらりレンズと
なつてしまう。逆に上限を超えるとアンダーな高
次収差が発生し、下限を超えた場合と逆の理由で
収差を補正し切れなくなる。
実用上は更に以下の条件を満すことが望まし
い。
k2<−1 …(3) これはコマ収差を補正する条件で、限界を超え
て大となれば高次のコマ収差が発生し、最大輪帯
もしくは中間輪帯で正弦条件と球面収差の離れが
大きくなる。その結果、球面収差を補正したとき
コマ収差が残留し、取付け誤差の影響が強く出て
実用に適しないレンズとなる。
研磨、面形状の測定の容易さ、取付けの芯出し
の容易さの点から、第2面を2次曲面とすること
が望ましく、k2<−1の条件から、この2次曲面
は双曲面となる。この場合は上記の条件の他に更
に以下の条件を満すことが必要となる。
R1/(n−1)f<1.5 …(1′) 0.5<k2{f(n−1)/R23<1.5 (4) 条件(1′)は条件(1)と同じであるが、第2面を
双曲面としたことに伴い、上限が更に厳しくなつ
たものである。
条件(4)はコマ収差補正の条件で、下限以下では
アンダーのコマ収差が残留し、上限以上ではオー
バーのコマ収差が残留するため、取付け誤差の影
響の大きいレンズとなる。
さらに、レンズの厚さをdとしたとき 1.45<d/(n−1)f<1.65 …(5) を満すことによつてアプラナチツクな条件に加え
て非点収差も補正することが出来る。下限を超え
ると非点収差はアンダーとなり、上限を超えると
オーバーとなる。ガルバノミラーを振ることでビ
デオデイスクのトラツキングを行う場合は、レン
ズを直接振る場合に比べて広い画角で限界解像力
を得る必要があるが、条件(6)を満すことによつて
この要求に応えることが出来る。
これらの条件を満す実施例を以下に示す。表中 R1R2:それぞれ第1面、第2面の曲率半径 d:レンズの厚み K1.K2:それぞれ第1面、第2面の円錐定数 A(1)2i:第1面の2i次の非球面係数 A(2)2i:第2面の2i次の非球面係数 :カバーガラス又は保護層の厚み 波長0.78μmに対する屈折率1.51072とした W.D:作動距離 を示し、波長0.78μmに対しf=4.3mmのもとして
ある。
実施例 1 R1=2.724904 d=3.18473 n=1.58 R2=−16.80452 =1.2 W.D=1.66083 (R1/(n−1)f≒ 1.093) 以下(非球面係数) 第1面 K1=−0.249555 第2
面 A4(1)=−0.94191×10-3 K2=−28.7292 A6(1)=−0.56808×10-5 A4(2)=0.89328
×10-2 A8(1)=−0.25926×10-5 実施例 2 R1=3.192124 d=3.8795 n=1.486012 R2=−3.646483 =1.2 W.D=1.79649 (R1/(n−1)f= 1.527) 以下(非球面係数) 第1面 K1 −1.13264 第2
面 A4(1) 0.40055×10-3 K2 −7.29327 A6(1) 0.11040×10-4 A4(2) −0.61172
×10-2 A8(1) −0.82616×10-4 A10(1) −0.15760×10-5 実施例 3 R1=2.646254 d=3.2 n=1.486012 R2=−6.008379 =1.2 W.D=1.80504 (R1/(n−1)f= 1.266) 以下(非球面係数) 第1面 K1=−1.12282 第2面 K2=−
21.4983 A4(1)=0.38773×10-2 (双曲線) A6(1)=0.71444×10-4 A8(1)=−0.71505×10-4 実施例 4 R1=3.371032 d=4.0 n=1.70214 R2=−14.76876 =1.2 W.D=1.40096 (R1/(n−1)f= 1.117) 以下(非球面係数) 第1面 K1=−2.41688 第2面 K2=−
149.999 A4(1)=0.62875×10-2 (双曲線) A6(1)=−0.21838×10-3 A8(1)=0.67164×10-5 この発明の大口径レンズによつて得られる効果
は次のようである。
1 単レンズ構成であるにも拘らず、回折限界の
アプラナートが得られ、特定の条件を満せば非
点収差の補正もある程度可能である。
2 焦点距離に比べて比較的長いバツクフオーカ
ス、作動距離が得られ、鏡筒を含めてレンズ全
長を短くすることが出来る。
3 単レンズ構成であり、重量を小に出来る。レ
ンズ材料にプラスチツクを使用すれば、重量は
さらに小となる。
4 単レンズであるので、レンズ間の偏心を考慮
する必要がない。特に第2面を双曲線とした場
合には芯取りも容易となる。
5 鏡筒構造が簡単になり、高精度加工を行う個
所が少なく、鏡筒を含めた重量・容積を小に出
来る。
6 プラスチツクレンズを用いれば材料費が安く
なるのみならず、射出成形法等を利用すれば、
大量生産により極めて低コストとなる。
7 内面反射、吸収等による光量損失が少なく、
フレアの発生も少い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の光学系の実施例4の形状配
置を示す断面図、第2図ないし第5図はこの発明
の大口径レンズの実施例1ないし4のそれぞれの
収差曲線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1面、第2面が共に正の屈折力を有する非
    球面によつて構成される単レンズで、非球面が x:光軸からの高さがhの非球面上の点の非球面
    頂点の接平面からの距離 h:光軸からの高さ c:非球面頂点の曲率(=1/R) k:円錐定数 A2i:第2i次(iは2以上の整数)の非球面係数 として で表わされるとき、 R1:第1面の曲率半径(=1/c1) K1:第1面の円錐係数 K2:第2面の円錐係数 f:レンズの焦点距離 n:レンズの屈折率 としたとき 1<R1/(n−1)f<1.7 −3<k1<0 k2<−1 を満足することを特徴とする光デイスク用対物レ
    ンズ。
JP55152158A 1980-10-31 1980-10-31 Large-aperture aspheric single lens Granted JPS5776512A (en)

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