JPH0440333Y2 - - Google Patents

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JPH0440333Y2
JPH0440333Y2 JP1985089219U JP8921985U JPH0440333Y2 JP H0440333 Y2 JPH0440333 Y2 JP H0440333Y2 JP 1985089219 U JP1985089219 U JP 1985089219U JP 8921985 U JP8921985 U JP 8921985U JP H0440333 Y2 JPH0440333 Y2 JP H0440333Y2
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JP
Japan
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tile
base material
roofing
drawn
shoulder
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JP1985089219U
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JPS61206020U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、屋根下地材として使用される瓦葺用
下地材に関し、詳しくは旋工性を向上させようと
する技術に関する。
[背景技術] 従来、瓦葺に当たつて、例えば5〜10段毎に瓦
の割り付け位置を割り出すために、ルーフイング
のようなシート状の屋根下地材に墨入れ作業を行
うのであり、このような作業が面倒であるうえ、
墨入れ位置のずれや誤りにより、瓦の割り付け位
置がずれたり、特に直線出しが歪むことがあり、
このような場合には一定範囲において瓦葺作業を
やり直さなければならないという問題があつた。
このような問題を解消するのに、シート状の下地
材本体に瓦の外形形状を描いておくことも考えら
れるが、このように瓦の外形形状を描いておく場
合には、シート状でコイルのように巻取られた下
地材本体の敷設が一方向にしか行うことができ
ず、旋工性が悪くなるという問題があつた。
[考案の目的] 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、墨入れ作業を
省くことができながらシート状の瓦葺用下地材を
往復旋工できるようにすることにある。
[考案の開示] 本考案の瓦葺用下地材は、軒長さ方向に長くか
つ軒棟方向において複数枚の瓦aを葺設すること
ができる巾Wを有するシート状の下地材本体1の
軒棟方向両側に重ね代10を全長にわたつて形成
し、下地材本体1の全長にわたつて瓦aの外形形
状2を上下対象に描いて成ることを特徴とするも
のであり、このように構成することによつて、上
記目的を達成したものである。つまり、下地材本
体1の軒棟方向の両側に重ね代10を全長に形成
するとともに、葺設する瓦aの肩の位置を表示す
る葺設線が描かれ、この葺設線に対して軒棟方向
に対称に瓦aの肩よりも棟方向の瓦aの外形形状
を描くことによつて、瓦葺に当たつては、描かれ
た形状に沿つて瓦aを葺設するだけでよく、瓦a
の割り付けを直線性を出して正確に行うことがで
き、屋根上において行う面倒な墨入れ作業を省く
ことができるものでありながら、瓦葺用下地材の
往復旋工ができるようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
下地材本体1は防水処理を施したシート体でコ
イル状に巻取られている。下地材本体1の軒棟方
向における巾Wは複数枚の瓦a、実施例では4枚
の瓦aを葺設することができる巾に設定してあ
る。この巾Wは変更できるものである。下地材本
体1の軒棟方向軒側の最下端表面にこれの上に葺
設される瓦aの外形形状2を略全長にわたつて描
いてある。下地材本体1には2段目の瓦aの肩b
の軒棟方向の位置を表示した葺設線としての2段
目線3〓下地材本体1の全長に描いてあり、この
2段目線3には瓦aの肩bの軒長さ方向における
位置を表示して肩線4を所定間隔を隔てて描いて
ある。しかして第2図に示すように、下地材本体
1を軒先水切板5が施工された軒側端面にその下
縁を合わせて敷き、下地材本体1の最下段におい
て描かれた外形形状2に倣つて瓦aを並べて最下
段の瓦葺を釘打ち等にて行う。つまり、スタータ
となる瓦aの葺設を行う。次に2段目の葺設に当
たつては、2段目の瓦aの肩bを2段目線3に合
わせるとともにその肩線4に合わせて2段目の瓦
aの割り出しを行い、このように2段目の瓦aを
直線性を出しながら正確な位置に瓦葺を行うので
ある。そして下地材本体1には3段目線6及びそ
の肩線7,4段目線8及びその肩線9を描いてあ
り、2段目の瓦aの上に3段目の瓦aを葺設し、
3段目の瓦aの上に4段目の瓦aを直線性を出し
ながら正確な位置に葺設することができるように
してある。そして瓦aの外形形状2は下地材本体
1の巾方向の中心となる2段目線3を中心として
上下対称に描いてある。つまり、下地材本体1の
全長にわたつて葺設する瓦aの肩の位置を表示す
る葺設線が描かれ、この葺設線に対して軒棟方向
に対称に瓦aの肩よりも棟方向の瓦aの外形形状
を描いてある。
下地材本体1の上下縁部には第1図において斜
線で示すように全長にわたつて重ね代10を表示
してあり、この重ね代10を目安にして第2図に
示すように上段の下地材本体1を重ねることによ
つて、その最下段において描かれた外形形状2に
おいて5段目の瓦aの葺設位置を表示することが
できるようにしてある。
このような構成によれば、下地材本体1の表面
にこれの上に葺設される瓦aの外形形状2を略全
長にわたつて描いてあるので、瓦葺に当たつて
は、描かれた外形形状2に沿つて瓦aを葺設する
だけでよく、瓦aの割り付けを直線性を出して正
確に行うことができ、屋根上において行う面倒な
墨入れ作業を省くことができ、しかも重ね代10
を上下縁に形成するとともに葺設する瓦aの肩の
位置を表示する葺設線が描かれ、この葺設線に対
して軒棟方向に対称に瓦aの肩よりも棟方向の瓦
aの外形形状を描いてあるので、シート状の下地
材本体1を往復方向から旋工できるものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、下地材本体の軒棟方向
の両側に重ね代を全長に形成するとともに、葺設
する瓦の肩の位置を表示する葺設線が描かれ、こ
の葺設線に対して軒棟方向に対称に瓦の肩よりも
棟方向の瓦の外形形状を描くことによつて、瓦葺
に当たつては、描かれた形状に沿つて瓦を葺設す
るだけでよく、瓦の割り付けを直線性を出して正
確に行うことができ、屋根上において行う面倒な
墨入れ作業を省くことができるものでありなが
ら、瓦葺用下地材の往復旋工ができるという利点
ある。すなわち、上記往復方向の旋工について詳
しく述べると、本考案においては、シート状の下
地材本体の軒棟方向両側に重ね代を全長にわたつ
て形成し、下地材本体の全長にわたつて葺設する
瓦の肩の位置を表示する葺設線が描かれ、この葺
設線に対して軒棟方向に対称に瓦の肩よりも棟方
向の瓦の外形形状を描いたので、シートを一方方
向から展延する場合も、他方向から展延する場合
もいずれも旋工できるものであり(つまり、シー
トを右に置いて左側に展延する場合と、シートを
左に置いて右側に展延する場合とではシートは上
下逆になつてシートに描いた瓦の外形形状が上下
逆になるが、葺設する瓦の肩の位置を表示する葺
設線が描かれ、この葺設線に対して軒棟方向に対
称に瓦の肩よりも棟方向の瓦の外形形状を描いて
あることでいずれの場合も瓦の外形形状が同じ状
態であらわれるので同じように旋できるものであ
り)、この結果、本考案にあつては、瓦の外形形
状を描いたシートであるにもかかわらず、シート
を展延して旋工する際の展延方向の制約がなく、
瓦葺用下地材の往復方向の旋工ができて旋工性を
高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の瓦葺用下地材の平
面図、第2図は同上の瓦葺用下地材の敷設を示す
断面図、第3図は同上の瓦葺作用を示す平面図で
あり、1は下地材本体、2は外形形状、10は重
ね代、aは瓦、Wは巾である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒長さ方向に長くかつ軒棟方向において複数枚
    の瓦を葺設することができる巾を有するシート状
    の下地材本体の軒棟方向両側に重ね代を全長にわ
    たつて形成し、下地材本体の全長にわたつて葺設
    する瓦の肩の位置を表示する葺設線が描かれ、こ
    の葺設線に対して軒棟方向に対称に瓦の肩よりも
    棟方向の瓦の外形形状を描いて成る瓦葺用下地
    材。
JP1985089219U 1985-06-13 1985-06-13 Expired JPH0440333Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985089219U JPH0440333Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985089219U JPH0440333Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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Publication Number Publication Date
JPS61206020U JPS61206020U (ja) 1986-12-26
JPH0440333Y2 true JPH0440333Y2 (ja) 1992-09-22

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ID=30643085

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985089219U Expired JPH0440333Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49142927U (ja) * 1973-04-06 1974-12-10

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Publication number Publication date
JPS61206020U (ja) 1986-12-26

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