JP2550338Y2 - 屋根瓦下葺材 - Google Patents

屋根瓦下葺材

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JP2550338Y2
JP2550338Y2 JP3095391U JP3095391U JP2550338Y2 JP 2550338 Y2 JP2550338 Y2 JP 2550338Y2 JP 3095391 U JP3095391 U JP 3095391U JP 3095391 U JP3095391 U JP 3095391U JP 2550338 Y2 JP2550338 Y2 JP 2550338Y2
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tile
roof
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roof tile
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勇 川上
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有限会社川上窯業所
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、瓦葺の屋根を施工する
際に用いる屋根瓦下葺材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、瓦葺の屋根は通常、母屋の上にた
る木を母屋と直角に一定間隔で渡して取付けたのち野地
板を打付け、ついでその上に屋根瓦下葺材を取付けてか
ら瓦桟木を軒より棟まで一定間隔で取付け、その後に瓦
を軒から順に棟に向って取付けることにより施工してお
り、瓦桟木を取付けるときには一般に、取付けの目安と
して屋根瓦下葺材上に軒より棟に向って使用される瓦の
サイズに応じて出した割り寸法で印となる線を平行に引
いていた。
【0003】実開平3−18319号には、上述するよ
うな線引き作業を省き、瓦桟木の取付けを早く、かつ正
確に行えるようにするために図1に示すように、ルーフ
ィングのような屋根瓦下葺材1上に一側から巾方向に瓦
のサイズに対応した間隔で瓦桟木取付用の線2を複数、
平行に引き、他側に重ね代3を設けたものが開示されて
いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述の屋根瓦下葺材を
施工するときには通常、野地板上において軒の左端から
軒に沿い軒の右端まで引伸ばして仮止めし、屋根の隅の
形状に合わせて切り揃えたのち(図2では、切妻造りの
屋根のため縦に真直ぐに切断されているが、寄せ棟造り
や入母屋造りの屋根では隅棟の形状に応じて斜めに切断
される)、その上に重なり代分重ねて屋根の左隅から右
隅まで同様にして引き伸ばし、仮止めして切断する作業
を棟に達するまで繰返している。
【0005】上述の屋根瓦下葺材は、図示するように表
示される線が上下対称形でないため屋根の右隅まで持っ
て行ってそのまゝ折返し、上下逆にして使用することが
できない。そのために屋根の右隅まで持って行き、隅の
形状に合わせて切断したのちその都度屋根の左隅まで持
って行って下葺材の敷設作業を行わねばならない。本考
案は、かゝる点に鑑みてなされたもので、折り返して逆
向きに敷設することができるような屋根瓦下葺材を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題の解決手段】本考案の屋根瓦下葺材はそのため、
一側から巾方向に瓦のサイズに対応した間隔で瓦桟木取
付用の線を複数平行に表示し、他側に重ね代を設けた屋
根瓦下葺材において、例えば、点線、一点鎖線、二点鎖
線など上記線とは形状を異にした線或いは色彩、太さ等
を異にする線など上記線とは見分けが可能な瓦桟木取付
用の線を他側から巾方向に瓦のサイズに対応して複数平
行に表示し、一側に重ね代を設けたものである。
【0007】
【作用】本考案の屋根瓦下葺材をそのまゝ折り返して敷
設したときは、上下に隣接する下葺材では種類の異なる
線を目安にして瓦桟木の取付けを行う。すなわち上下に
連設される下葺材の一つ置きに同じ種類の線を目安にし
て瓦桟木の取付けを行う。
【0008】本考案の屋根瓦下葺材は、屋根の右隅まで
敷設したのち左隅まで持って行って再び敷設する作業を
繰返すこともできる。この場合には、同じ種類の線を目
安にして瓦桟木の取付けを行う。本考案に係る屋根瓦下
葺材は、特定のサイズの瓦にのみ使用できるようにして
もよいし、間隔を異にした線を複数種表示し、サイズの
異なった瓦に使用できるようにしてもよい。前者のもの
では、サイズの異なる瓦ごとに線の間隔が異なる屋根瓦
下葺材が使用されるが、後者のものでは共通の屋根瓦下
葺材で、サイズの異なる複数の瓦に使用することができ
る。この場合には間隔を異にした線は、例えば色、形、
太さ、点線、直線など瓦のサイズに応じて種類を変え、
見分けが容易にできるようにしておくのが望ましい。
【0009】
【実施例】図3は、本考案に係る屋根瓦下葺材を示すも
ので、一側から瓦のサイズに対応した間隔で瓦桟木取付
用の白線5(図では実線で示す)を複数平行に引き、他
側の余った部分を重ね代6とするとともに他側から瓦桟
木取付用の赤線7(図では点線で示す)を瓦のサイズに
対応した間隔で引き、他側の余った部分を重ね代8とし
たものである。
【0010】施工時において逆向きに折返して敷設する
ときには、図4に示すように、上側に葺く下葺材9bを
下側の下葺材9aの重ね代8上に重ねる。上記実施例の
屋根瓦下葺材は、特定のサイズの瓦にのみ使用される
が、別の実施例では間隔を異にした線が上記とは更に色
を変えて表示され、瓦のサイズに応じてそれに対応する
色彩の線を選び、瓦桟木を取付ける。
【0011】
【考案の効果】本考案の屋根瓦下葺材によれば、従来行
われてきた線引き作業、すなわち瓦桟木の取付間隔を割
り出して野地板上に取付けた屋根瓦下葺材上に、軒から
順に線を引く作業を省くことができるとともに瓦桟木の
取付けを早く、かつ正確に行うことができ、しかも上下
逆向きにして用い、屋根の右隅まで持って行ったのち折
返して逆向きに敷設することもできる。
【0012】線を瓦のサイズに対応して複数種表示した
ものにおいては、同じ屋根瓦下葺材を用いてサイズの異
なる複数の瓦に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の屋根瓦下葺材の斜視図。
【図2】屋根瓦下葺材の施工時の要部拡大図。
【図3】本考案に係る屋根瓦下葺材の平面図。
【図4】同下葺材を施工したときの要部拡大図。
【符号の説明】
5 白線 6、8 重ね代 7 赤線 9a、9b 下葺材

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側から巾方向に瓦のサイズに対応した
    間隔で瓦桟木取付用の線を複数平行に表示し、他側の余
    った部分を重ね代とした屋根瓦下葺材において、上記線
    とは見分けが可能な種類の異なる線を他側から巾方向に
    瓦のサイズに対応して複数平行に表示し、一側の余った
    部分を重ね代とした屋根瓦下葺材。
  2. 【請求項2】 瓦のサイズに対応して間隔の異なる線が
    複数種表示される請求項1記載の屋根瓦下葺材。
JP3095391U 1991-05-07 1991-05-07 屋根瓦下葺材 Expired - Lifetime JP2550338Y2 (ja)

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JPH0562616U JPH0562616U (ja) 1993-08-20
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