JPH043691B2 - - Google Patents

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JPH043691B2
JPH043691B2 JP58021443A JP2144383A JPH043691B2 JP H043691 B2 JPH043691 B2 JP H043691B2 JP 58021443 A JP58021443 A JP 58021443A JP 2144383 A JP2144383 A JP 2144383A JP H043691 B2 JPH043691 B2 JP H043691B2
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Publication of JPH043691B2 publication Critical patent/JPH043691B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/18Controlling the angular speed together with angular position or phase
    • H02P23/186Controlling the angular speed together with angular position or phase of one shaft by controlling the prime mover

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、サーボ制御システムにおける位相あ
るいは周波数の検波回路に関する。
一般に、モータの回転速度を一定に制御する場
合には、第1図に示すように、モータ3に取付け
られた周波数発生器5からのモータ回転数に応じ
た周波数の信号Aを検波回路1で周波数弁別し
て、モータ3の回転速度に応じた誤差信号Eを
得、この誤差信号Eをモータ駆動増幅器2を介し
てモータ3に負帰還して制御するサーボ制御方法
が用いられる。
このようなサーボ制御系において、モータ3を
例えば、ある規定の回転数で回転させるモードの
他に、その規定回転数の1/2あるいは1/3の回転数
で回転させるといつたように複数のモードで回転
させるような機能が必要となる場合が多々あり、
例えば、テープ速度を切換えて記録時間を変える
ようにした家庭用VTRなどにその例を見ること
ができる。
このように回転数の異なる複数のモードでモー
タ3を回転させる場合、その各モードで検波回路
1に入力される周波数発生器5からの信号Aの周
波数は当然のことながら変わるが、この検波回路
1の周波数弁別感度Kは、その入力信号Aの周波
数をfsとすると、一般に、fsの自乗に逆比例(K
∞1/f2s)するため、周波数fsの異なる各モー
ドで検波回路1の感度が変わり、このため制御系
のループゲインが変化して、各モードで制御特性
が一定に保たれず、あるモードで安定な制御性が
得られても他のモードでは不安定な制御系になつ
てしまうなど装置の性能、信頼性が劣化する問題
があつた。
また、その解決策として、図示しないが回路1
と2の間に増幅度の切換えられる直流増幅回路を
設け、各モードごとにループゲインが一定になる
ようにその増幅度を切換えることによつて、各モ
ードで均一の制御生能を確保する方法などが従来
から用いられているが、こうした従来方法では、
制御回路系が煩雑化して、周辺回路規模が増大
し、調整箇所も増えて、装置の小型化、低コスト
化を困難にする問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を改善し
た検波回路と、この検波回路を用い格別な回路調
整等が不要で各モードで均一かつ安定な制御特性
が得られるサーボ制御装置等の装置とを提供する
ことにある。
〔発明の概要〕
本発明は、被弁別信号の位相あるいは周波数の
所定値に対する変化代がパルス幅に対応するよう
なパルス幅変調信号として検波出力するようにな
し、被弁別信号の周波数の異なるモードに応じ
て、そのパルス幅変調信号の変調度を切換えるよ
うにして、そのモードごとに検波感度が均一にな
るようにするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明に係る検波回路を前記第1図のサ
ーボ制御装置に適用した場合につき、その実施例
により詳細に説明する。
第2図は、本発明による検波回路の一実施例を
示す図である。
第3図、第4図はその動作を説明するためのタ
イミング図である。
第2図において、100は第1図の周波数発生
器5からの信号Aの入力される端子、200は誤
差信号Eの出力端子で、この出力Eは第1図のモ
ータ駆動増幅器2に供給される。300はモード
指定信号Mの入力端子であり、ここでは、モータ
3を回転数Nで回転させる第1のモード(M1と
略記)、N/2で回転させる第2のモード(M2
と略記)、及び、N/3で回転させる第3のモー
ド(M3と略記)のいずれか一つのモードが、こ
のモード指定信号Mにより指定される。
400はクロツクパルスCPの入力端子である。
10はパルス整形回路、11はクロツクラツチ
回路、12は遅延回路、13はORゲード、14
はクロツクの分周回路、15はmビツトのカウン
タ、16,17はデコーダ、18はANDゲート、
19はnビツトのデータラツチ回路、21はnビ
ツトのカウンタ、22はパルス生成回路、31は
データ一致回路、32はパルス幅変調回路、20
は低域通過フイルタである。
端子100からの入力信号Aはパルス整形回路
10にて矩形パルス整形されその出力B(第3図
のaはクロツクラツチ回路11に入力される。端
子400からのクロツクパルスCPは分周回路1
4にて、端子300からのモード指定信号Mに応
じて、モードM1では1/1に、モードM2では1/2
に、モードM3では1/3にそれぞれ分周され、そ
の出力クロツクパルスCPXは、クロツクラツチ
回路11、遅延回路12に入力され、またAND
ゲート18を介してカウンタ15のクロツク入力
Cに入力される。
パルス整形回路10からの出力パルスBは、ク
ロツクラツチ回路11にて分周回路14からのク
ロツクCPXに同期化され、パルスBの立上りエ
ツジよりパルス整形された出力SP1(第3図の
b)はサンプリングパルスとしてデータラツチ回
路のクロツク入力Cに供給され、mビツトのカウ
ンタ15の下位nビツト(m≧n)の計数データ
D1が、このサンプリングパルスSP1によつてn
ビツトのデータラツチ回路19にラツチされる。
クロツクラツチ回路11からの出力SP1は、遅
延回路12において分周回路14からのクロツク
CPXに同期してCPXの一周期(τCPX)だけ遅延
され、その出力であるリセツトパルスSP2(第
3図のc)はゲート13を介してカウンタ15の
リセツト入力Rに入力されてカウンタ15はリセ
ツトされる。
16,17はカウンタ15の計数値をデコード
するデコーダであり、カウンタ15の計数値がN
1になつたときに、デコーダ16から“H”が出
力され、カウンタ15がリセツトされたときは
“L”が出力される。また、カウンタ15がN1
計数してのち更にN2計数した場合にのみデコー
ダ17から“L”が出力され、カウンタ15が遅
延回路12からの出力SP2によつてリセツトさ
れたときは“H”が出力される。
第3図のdはカウンタ15の計数動作の様子を
示し、縦軸はその計数値を示す。
まず、遅延回路12からのリセツトパルスSP
2によつてORゲート13を介してカウンタ15
がリセツトされると、デコーダ17からの“H”
出力によつて、ANDゲート18が開いて分周回
路14からのクロツクCPXがカウンタ15に入
力され、カウンタ15は計数開始する。その計数
値がN1(第3図dのN1)になつたときにデコー
ダ16からの“H”出力によりカウンタ15は、
ORゲート13を介してリセツトされて計数値零
から再び計数動作する。クロツクラツチ回路11
からのサンプリングパルスSP1によつて、カウ
ンタ15の計数データD1(第3図の計数値NX
に対応)はデータラツチ回路19にラツチされ、
しかるのちこのサンプリングパルスSP1を遅延
した次のリセツトパルスSP2が入力されるカウ
ンタ15は再びリセツトされる。
また、リセツトパルスSP2によつてカウンタ
15がリセツトされてから次のリセツトパルス
SP2が入力されるまでに、カウンタ15の計数
値が(N1+N2)を超えるような場合には、デコ
ーダ17から、カウンタ15が(N1+N2)計数
したときに出力される“L”出力によつて、
ANDゲート18が閉じられ、それ以後次のリセ
ツトパルスSP2が入力されるまでの間、カウン
タ15の計数動作は停止される。
次に、データラツチ回路19からの出力データ
D2は一致回路31の一方に入力される。データ
一致回路31の他方には、nビツトのカウンタ2
1のクロツク入力Cに入力される端子400から
のクロツクCPを計数して得られるnビツトの計
数データD3が入力される。
データ一致回路31にて、これらnビツトのデ
ータD2とD3が各ビツトごとに比較されて、両
方のデータの値が一致したときにデータ一致回路
31より一致パルスPOが出力される。
この一致パルスPOは、変調信号としてパルス
幅変調回路32に入力される。
パルス生成回路22は、カウンタ21のnビツ
ト目の最上位の計数出力PXOより、端子300
からのモード指定信号Mにもとづいて、パルス幅
変調のキヤリア信号PCを生成する。
パルス幅変調回路32において、データ一致回
路31からの一致パルス(変調信号)POに応じ
て、パルス生成回路22からの出力(キヤリア信
号)PCがパルス幅変調され、その出力であるパ
ルス幅変調信号PWは低域フイルタ20にて復調
され、そのパルス幅に応じた誤差信号Eが端子2
00に出力される。
ここで、入力信号Aの検波中心周波数をs、ク
ロツクCPXの周波数をCPXとすれば、デコーダ1
6,17のN1,N2、及びデータラツチ回路1
9、カウンタ21のビツト数nは、次のように定
められる。
CPX/s=N1+2n-1 ……(1) N2=2n ……(2) また、データラツチ回路19からの出力データ
D2の値NXは、入力信号Aの周波数の変化に応
じた値であり、次式の範囲で与えられる。
O≦NX<2n ……(3) 特に、(1)式で定まる入力信号Aの中心周波数に
おいて NX=2n-1 ……(4) である。
この第2図の検波回路のデータラツチ回路19
のデータD2の出力までの検波感度(入力信号A
の周波数変化に対するデータD2の変化)K0
次式で与えられる。
K0=1/2π・2S×CPX/2o ……(5) ところで、データラツチ回路19までのプロセ
スのほとんどを共通にして周波数の異なる種々の
入力信号を検波できるようにするためには、(1)式
よりCPX/sが一定になるようにすれば良く、分
周回路14はその役割を果す。
即わち、前述したように、セータ3を回転数N
で回転させるモードM1におけるクロツクCPX
の周波数は、クロツクCPの周波数CPに等しく、
これに対し、モータ3をN/2で回転させるモー
ドM2では入力信号Aの周波数は1/2になるが、
クロツクCPXも分周回路14にて1/2に分周され
CP/2となり、同様に、N/3で回転させる
モードM3では入力信号Aの周波数は1/3となる
が、クロツクCPXは1/3に分周されてCP/3とな
るため、これら各モードでCPX/sは一定とな
り、データラツチ回路19までのプロセスをモー
ドに応じて切換える必要もなくすべて共通に使用
することができ、回路系を簡易化することができ
る。
しかし、その反面、(5)式から明らかなように、
CPX/sを一定にしても、検波感度K0は一定にな
らず、モードM1における検波感度に対し、モー
ドM2では2倍に、モードM3では3倍に変化し
てしまうことが明らかである。
本発明は、上記の不具合をなくすために、デー
タラツチ回路19からの出力データD2に応じて
パルス幅変調して出力するに際し、その変調度を
上記の各モードで変えて検波感度を一定にするも
のであり、第4図の波形図を用いてその動作を説
明する。
第4図は、各モードにおいて、生成ないし入出
力される第2図の各部波形を示す図である。カウ
ンタ21からの最上位の計数出力PXO(第4図の
PXO)の周波数0、周期T0は、クロツクCPの周
波数をCPとすれば、次式で与えられる。
0=1/T0CP/2n ……(6) 一致パルスPOは、カウンタ21の計数値がデ
ータラツチ回路19からの出力データD2の値
NXと一致したときに出力されるため、カウンタ
21の計数値が零に対応する出力PXOの立下り
エツジより、一致パルスPOが出力されるまでの
時間TX(第4図のTX)は、 TX=NXCP ……(7) で与えられ、(3)、(6)、(7)式よりTXの変化範囲は、 O≦TX<T0 ……(8) で与えられる。特に入力信号Aの中心周波数にお
けるTXは、(4)式より次式で与えられる。
TX=T0/2 ……(9) まず、モードM1では、第4図aに示すよう
に、キヤリア信号PCは、カウンタ21からの出
力PXOの立下りエツジより生成されて出力され
る。
パルス副変調回路32において、第4図aの
PWに示すように、パルス生成回路22からのキ
ヤリア信号PCによつてセツトされてその出力
PWは“H”となり、データ一致回路31からの
一致パルスPOによつてリセツトされその出力
PWは“L”となる。即わち、キヤリア信号PC
はそのパルス幅がTXに等しくなるようにパルス
幅変調され、そのパルス幅の変化代は、前記(8)式
よりT0であり、キヤリア信号PCの周期T0に等し
いことから、その変調度は100%(W=1)であ
る。しかも(9)式より入力信号Aの中心周波数にお
いて出力PWのデユーテイ比1/2になる。
次に、モードM2では、第4図bに示すよう
に、カウンタ21からの出力PXOと、それを1/2
に分周した信号PX1とから、周波数が0/2(周
期TC2=2T0)であつて、デユーテイ比1/4の
キヤリア信号PCが生成されて出力される。パル
ス幅変調回路32において、このキヤリア信号
PCが“H”の期間では優先的にセツトされ(PC
が“H”の期間では、データ一致回路31からの
一致パルスPOによるリセツト動作はインヒビツ
トされ)、出力PWは“H”となり、PCが“L”
の期間に入力される一致パルスPOによりリセツ
トされ出力PWは“L”となる。この出力PWの
パルス幅の最小値はT0/2、最大値は3T0/2
で、変化代はT0であり、その周期が2T0であるこ
とから、その変調度は50%(W=1/2)であ
る。しかも(9)式より入力信号Aの中心周波数にお
いて、PWのパルス幅はT0でデユーテイ比1/2
となる。
更に、モードM3では、第4図cに示すよう
に、PXOを1/3に分周することによつて、周波数
0/3(周期TC3=3T0)であつて、デユーテイ
比1/3のキヤリア信号PCが生成出力される。
前記同様に、パルス幅変調回路32において、キ
ヤリア信号PCの“H”の期間で優先的にセツト
されて出力PWは“H”となり、PCが“L”の
期間で一致パルスPOによりリセツトされ出力
PWは“L”となる。出力PWのパルス幅の最小
値はT0、最大値は2T0、変化代はT0であり、そ
の周期が3T0であることから、変調度は33%(W
=1/3)であり、しかも入力信号Aの中心周波
数において、パルス幅3T0/2でデユーテイ比は
1/2となる。
出力端子200までの検波感度K(入力信号A
の周波数変化に対する誤差信号Eの変化)は、パ
ルス幅変調信号PWの振幅値をV0、変調度をWと
すると、次式で与えられる。
K=1/2π・2S×CPX/2n×V0×W =K0×V0×W ……(10) 上述したように、モードM1では変調度100%
でW=1であり、これに対し、モードM2では
K0は2倍になるが変調度50%でW=1/2のた
め、検波感度はモードM1のそれと同じになり、
また、モードM3ではK0は3倍になるが変調度
33%でW=1/3のため、検波感度はやはりモー
ドM1の場合と同じになる。
また、これら各モードにおいて、入力信号の中
心周波数においてその出力PWが常にデユーテイ
比1/2になるように自動的に設定されるため、
モードが変つても不要のDCオフセツトが発生す
ることもなく、各モードにおいて格別な調整を必
要とせずに、常に最良の状態で安定したサーボ制
御を行なわせることができる。
以上第4図は、変調度Wを1/1、1/2、1/3に変
えた場合の実施例であるが、同様にして変調度W
を1/4、1/5にする場合の実施例を第5図に示す。
第5図のAは、変調度Wを1/4にする場合であ
り、PXOと、それを1/2に分周した信号PX1と、
それを更に1/2に分周した信号PX2とから、周波
数が0/4(周期TC4=4T0)で、デユーテイ比
3/8のキヤリア信号PCが生成出力され、前記
同様に、パルス幅変調回路32からの出力PWの
パルス幅の最小値は3T0/2、最大値は5T0/2
である。
第5図のBは、変調度Wを1/5にする場合で、
PXOを1/5に分周することによつて、周波数が
0/5(周期TC5=5T0)であつて、デユーテイ比
2/5のキヤリア信号PCが生成出力され、パル
ス幅変調回路32からの出力PWのパルス幅の最
小値は2T0、最大値は3T0である。
以上第4図、第5図の実施例から明らかなよう
に、一般に、W=1/k(kは整数)の変調度を
得るには、周波数が0/k(周期がk・T0)であ
つて、デユーテイ比(k−1)/2kのキヤリア
信号PCを生成すれば良く、その結果、パルス幅
変調回路32からは、パルス幅の最小値がT0
(k−1)/2であり、パルス幅の最大値がT0
(k+1)/2で、周期k・T0のパルス幅変調信
号PWを得ることができ、しかも入力信号の中心
周波数において、常にデユーテイ比は1/2とな
る。
次に、本発明に係わる第2図のパルス生成回路
22の一実施例を第6図に示す。この第6図の各
部波形は第4図に示されている。
第6図において、40はカウンタ21からの出
力PXOの入力端子、50はキヤリア信号PCの出
力端子、41,42はフリツプフロツプ、43,
44はANDゲート、45,46はORゲート、4
7はセレクタである。
まずモードM1においては、端子48,49に
それぞれ“L”、“B”が入力され、セレクタ47
は端子S1側に切換られフリツプフロツプ41の
Q1出力がキヤリア信号PCとして端子50に出
力される。端子40からのPXOの立下りでフリ
ツプフロツプ41がトリガされて、Q1出力が
“L”から“H”になると、そのQ1出力がゲー
ト45,43を介してフリツプフロツプ41のリ
セツト入力Rに入力されてリセツトされ、Q1出
力は“H”から“L”になる。従つて、第4図a
のPCに示すように、PXOの立下りよりパルス幅
の細いキヤリア信号PCが生成される。
次に、モードM2においては、端子48,49
にそれぞれ“H”、“H”(“H”、“L”でも良い。

が入力され、セレクタ47は端子S2側に切換ら
れ、ゲート44から出力が端子50に出力され
る。端子40からのPXOはフリツプフロツプ4
1で1/2分周され、その出力Q1(第4図bのPX
1)とPXOがANDゲート44に入される。従つ
て、ゲート44からは第4図bのPCに示すよう
に、デユーテイ比1/4のキヤリア信号PCが出
力される。
次に、モードM3においては、端子48,49
にそれぞれ“L”、“L”が入力され、セレクタ4
7は端子S3側に切換られ、フリツプフロツプ4
2のQ2出力がキヤリア信号PCとして端子50
に出力される。フリツプフロツプ42はフリツプ
フロツプ41からのQ1出力の立下りでトリガさ
れ、Q1出力とQ2出力が共に“H”になるとゲ
ート43からの出力が“H”になり、フリツプフ
リツプ41,42がリセツトされる。これによ
り、端子40からのPXOが1/3分周され、フリツ
プフロツプ42のQ2出力は、第4図cのPCに
示すように、デユーテイ比が1/3となる。
なお、以上の如くパルス幅変調回路32からパ
ルス幅変調信号PWが出力されるのは、カウンタ
15がN1を計算してからN2を計算するまでの期
間(第3図の斜線で示すT1からT2の期間)に
サンプリングパルスSP1が到来するときに限り、
それ以外でカウンタ15がN1を計算するまでの
期間(第3図のT1の期間)にサンプリングパル
スSP1が到来した場合(即わち、入力信号Aの
周波数が検波中心より高くなつた場合)には、パ
ルス幅変調回路32に入力されるクロツクラツチ
回路11からのサンプリングパルスSP1とデコ
ーダ16,17からの出力によつて、それが識別
され、パルス幅変調回路32からは“L”が出力
され、また、カウンタ15が(N1+N2)を計数
したあとの期間(第3図のT2以後の期間)にサ
ンプリングパルスSP1が到来した場合(即わち、
入力信号Aの周波数が検波中心より低くなつた場
合)には、パルス幅変調回路32からは“H”が
出力される。
以上のような周波数弁別により、この検波回路
の周波数特性は単調(減少)特性となり、過渡特
性の良好な制御系を構成できる。
以上第2図は、周波数を弁別する検波回路の実
施例を示したものであるが、本発明はこれに限定
されるものではなく、この第2図のデータラツチ
回路19は、いわゆる位相比較動作するサンプ・
ホールド回路であつてそのクロツク入力Cに入力
信号Aとは異なる他の信号Xより生成したサンプ
リングパルスを供給するようにすれば、信号Aと
Xの位相差を弁別するいわゆる位相比較回路を構
成することができ、この場合にも、本発明の主旨
とする検波感度の切換えが容易に達成できること
はいうまでもなく、その切換えに伴なつてDCオ
フセツト、従つて、位相偏差が生ずることもない
ので、制御系のループゲインを変えて応答特性の
みを変化させるような場合に好適である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、被弁別信
号の位相あるいは周波数の検波感度をDCオフセ
ツトを生ずることなく容易に変えることができ、
異なる制御態様において、格別な調整を必要とせ
ずに、常に安定した均一な制御性を確保でき、あ
るいは、系の応答特性を目的に応じて変化させる
ことのできるサーボ制御装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はサーボ制御装置の例を示すブロツク
図、第2図は本発明による検波回路の一実施例を
示すブロツク図、第3図、第4図、第5図はその
動作説明のための各部波形図、第6図は本発明に
係わるパルス生成回路の一実施例を示すブロツク
図である。 14……クロツク分周回路、15,21……カ
ウンタ、19……データラツチ回路、22……パ
ルス生成回路、31……データ一致回路、32…
…パルス幅変調回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モード毎に周波数あるいは位相の基準値が異
    なる少なくとも2つのモードを有し、該基準値に
    対する入力信号の周波数誤差あるいは位相誤差を
    検出する装置において、 入力信号の上記周波数誤差あるいは位相誤差を
    検出する検出手段と; 該検出手段の出力信号から上記周波数誤差ある
    いは位相誤差の大きさに応じて位相が変化するパ
    ルスを形成するパルス形成手段と; 上記各モード間で互いに周波数の異なるパルス
    を生成するパルス生成手段と; 該パルス生成手段からの出力パルスをキヤリア
    信号とし、該パルス形成手段からの出力パルスの
    位相に応じたパルス幅を有するパルス幅変調信号
    を出力するパルス幅変調手段と; を備えて、上記検出手段から上記パルス幅変調手
    段までの検波感度が上記各モードでほぼ一定にな
    るかあるいは各モード間の該検波感度の差が小さ
    くなるように、上記各モードで変調度の異なるパ
    ルス幅変調出力を得るように構成されることを特
    徴とする検波回路。 2 上記パルス幅変調手段は、 上記各モードで、入力される上記入力信号の基
    準値に相応する検波中心周波数においてほぼ1/
    2のデユーテイ比を有するパルス幅変調信号を出
    力する手段; を備えた構成である特許請求の範囲第1項記載の
    検波回路。 3 上記パルス生成手段は、 上記各モードで任意に定められる整数k(k≧
    1)に対して、所定のクロツクを分周して、周波
    数がfo/k(周期がk・To、fo=1/To)であ
    つてデユーテイ比が(k−1)/2kのパルス
    (ただし、k=1が設定された場合には、デユー
    テイ比が十分小さくパルス幅の細いパルス)を生
    成する手段; を備えた構成である特許請求の範囲第1項記載の
    検波回路。 4 上記パルス幅変調手段は、 上記各モードで、上記パルス幅変調信号の周期
    がk・To、変調度が1/kで、パルス幅の最小
    値をTo・(k−1)/2に、パルス幅の最大値を
    To・(k+1)/2に制限して出力する出力手
    段; を備えた構成である特許請求の範囲第3項記載の
    検波回路。 5 上記出力手段は、 上記各モードで、入力される上記入力信号の基
    準値に相応する検波中心周波数(fs)においてパ
    ルス幅がk・To/2で1/2のデユーテイ比を
    有するパルス幅変調信号を出力する手段; を備えた構成である特許請求の範囲第4項記載の
    検波回路。 6 モード毎に周波数の基準値が異なる少なくと
    も2つのモードを有し、該基準値に対する入力信
    号の周波数誤差を検出する装置において、 第1の信号を入力する入力手段と; 入力された上記第1の信号に応答して第1のク
    ロツクを計数する第1の計数手段と; 上記第1の信号に基づきサンプリングパルスを
    形成するサンプリングパルス形成手段と; 上記サンプリングパルスにより上記第1の計数
    手段からの計数出力に相応する計数データをラツ
    チするデータラツチ手段と; 第2のクロツクを計数する第2の計数手段と; 該第2の計数手段からの計数出力に相応する計
    数データと上記データラツチ手段からの出力デー
    タとを比較し、その比較結果に関連したタイミン
    グで位相が変化するパルスを出力するデータ比較
    手段と; 上記第2の計数手段からの上位の計数出力よ
    り、周波数がfo/k(kは1以上の任意の整数)
    であつてデユーテイ比が(k−1)/2kのパル
    スを生成するパルス生成手段と; 該パルス生成手段からの出力パルスに同期して
    “H”(あるいは“L”)を出力し、かつ上記デー
    タ比較手段からの出力パルスに同期して“L”
    (あるいは“H”)を出力して、変調度Wが1(100
    %)以下のパルス幅変調出力を得るパルス幅変調
    手段と; を備えて、上記入力手段から上記パルス幅変調手
    段までの検波感度が上記各モードでほぼ一定にな
    るかあるいは各モード間の該検波感度の差が小さ
    くなるように、上記kの値を定めるように構成さ
    れることを特徴とする検波回路。 7 上記入力手段は、 上記第1の信号を周波数の異なる少なくとも2
    つのモードで検波し、そのモード毎に周波数の基
    準値を有し、第1のモードで検波する該第1の信
    号の周波数の基準値に対し、第2のモードではそ
    の1/n(n>1)の周波数の基準値で検波する
    ように指定する構成を有するモード指定手段と; 所定の基準クロツクを入力するクロツク入力手
    段と; 上記モード指定手段の出力に応答して、上記第
    1のモードでは該基準クロツクに関連する信号を
    上記第1のクロツクとして供給し、上記第2のモ
    ードでは該基準クロツクを1/nに分周した信号
    を上記第1のクロツクとして供給するクロツク供
    給手段と; を備えた構成である特許請求の範囲第6項記載の
    検波回路。 8 上記パルス生成手段は、 上記モード指定手段の出力に応答して、上記第
    1のモードではk=1に設定し周波数がfoであり
    デユーテイ比が十分小さくパルス幅の細いパルス
    を生成し、上記第2のモードではk=nに設定し
    周波数がfo/nであつてデユーテイ比が(n−
    1)/2nのパルスを生成して、その各モードで
    切り換えて出力する手段と; を備えた構成である特許請求の範囲第7項記載の
    検波回路。 9 上記パルス幅変調手段は、 上記各モードで、上記パルス幅変調信号の周期
    がn・To、変調度が1/nで、パルス幅の最小
    値をTo・(n−1)/2に、パルス幅の最大値を
    To・(n+1)/2に制限して出力する制限手
    段; を備え、検波特性が周波数に対し単調な特性を有
    するように構成されたことを特徴とする特許請求
    の範囲第7項または第8項記載の検波回路。 10 モード毎に位相の基準値が異なる少なくと
    も2つのモードを有し、該基準値に対する入力信
    号の位相誤差を検出する装置において、 第1の信号と第2の信号を入力する入力手段
    と; 入力された上記第1の信号に応答して第1のク
    ロツクを計数する第1の計数手段と; 上記第2の信号に基づきサンプリングパルスを
    形成するサンプリングパルス形成手段と; 上記サンプリングパルスにより上記第1の計数
    手段から計数出力に相応する計数データをラツチ
    するデータラツチ手段と; 第2のクロツクを計数する第2の計数手段と; 該第2の計数手段からの計数出力に相応する計
    数データと上記データラツチ手段からの出力デー
    タとを比較し、その比較結果に関連したタイミン
    グで位相が変化するパルスを出力するデータラツ
    チ手段と; 上記第2の計数手段からの上位の計数出力よ
    り、周波数がfo/k(kは1以上の任意の整数)
    であつてデユーテイ比が(k−1)/2kのパル
    スを生成するパルス生成手段と; 該パルス生成手段からの出力パルスに同期して
    “H”(あるいは“L”)を出力し、かつ上記デー
    タ比較手段からの出力パルスに同期して“L”
    (あるいは“H”)を出力して、変調度Wが1(100
    %)以下のパルス幅変調信号として出力するパル
    ス幅変調手段と; を備えて、上記入力手段から上記パルス幅変調手
    段までの検波感度が上記各モードでほぼ一定にな
    るかあるいは各モード間の該検波感度の差が小さ
    くなるように、上記kの値を定めるように構成さ
    れることを特徴とする検波回路。
JP58021443A 1983-02-14 1983-02-14 検波回路 Granted JPS59147532A (ja)

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DE8484101432T DE3461736D1 (en) 1983-02-14 1984-02-13 Detector circuit

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US4599569A (en) 1986-07-08
JPS59147532A (ja) 1984-08-23
DE3461736D1 (en) 1987-01-29
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